JP2015080925A - 複写帳票 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な操作で異なる複数の目的の申し込みができる申し込み用紙の提供を目的とする。【解決手段】 本発明は、切取り予定線を兼ねる折畳み予定線(X、Y)を介して連接する三つの領域(a、b、c)に区分され、前記三つの領域(a、b、c)のうち、中央の領域bに剥離可能な接着構造20が形成され、前記領域のうち選択された連接する二つの領域((a、b)、(b、c))は折畳み予定線(X、Y)を介して二つ折りされて葉書となる第一用紙30と、前記第一用紙30の前記接着構造20を介して前記第一用紙30と重なり合う第二用紙60と、前記第一用紙30と前記第二用紙60との間の少なくとも前記接着構造20の形成された領域を除く領域に複写構造40が形成されていることを特徴とする複写帳票により上記の課題を解決した。【選択図】 図1

Description

本発明は、複写帳票に関し、さらに詳しくは第一用紙と第二用紙との間の少なくとも接着構造の形成された領域を除く領域に複写構造が形成されている複写帳票に関するものである。
従来より、例えば金融機関の口座振替あるいはクレジットの申し込みを郵送で行う際には、控え用紙と封書作成用紙とが一体化され、複写機能を備えた帳票が提案されている。(例えば、特許文献1参照)
しかしながら郵送料金を考慮すると封書を用いずに葉書を用いたいというニーズがある。上記のような申し込みにおいては、個人情報や暗証番号など関係者以外の者に見られたくない秘密情報が存在する。このような秘密情報を葉書を利用して送付する場合には、前記秘密情報が表示された葉書の表示領域を隠蔽用紙片で覆い隠し、当該紙片を剥がさない限り前記情報を見ることが出来ないようにする策が講じられている。(例えば特許文献2参照)
特許第5223559号公報 特許第5061859号公報
例えば、口座振替の申し込みとクレジットの申し込みを一つの帳票で行うニーズがある。さらに、申し込みは郵便葉書を用いて行いたいというニーズがある。その場合は従来の申し込み用紙より大きい記入紙面が必要となる。また、葉書に表示された秘密情報を簡単に覆い隠すことが可能で、かつ、簡単な操作で当該葉書を投函可能な状態とする必要がある。そこで本発明は簡単な操作で異なる複数の目的の申し込みが選択できる申し込み用紙の提供を目的とする。
本発明に係わる複写帳票は、以下の各発明により上記課題を解決した。なお、以下の各発明に付した括弧内の符号は、図面に付した符号と対応している。
本発明に係わる第1の発明は、切取り予定線を兼ねる折畳み予定線(X、Y)を介して連接する三つの領域(a、b、c)に区分され、前記三つの領域(a、b、c)のうち、中央の領域(b)に剥離可能な接着構造(20)が形成され、前記領域のうち選択された連接する二つの領域((a、b)または(b、c))は折畳み予定線((X)または(Y))を介して二つ折りされて葉書となる第一用紙(30)と、前記第一用紙(30)の前記接着構造(20)を介して前記第一用紙(30)と重なり合う第二用紙(60)と、前記第一用紙(30)と前記第二用紙(60)との間の少なくとも前記接着構造(20)の形成された領域を除く領域に複写構造(40)が形成されていることを特徴とする複写帳票である。
第1の発明によれば、第一用紙(30)は連接する三つの領域(a、b、c)に区分され、中央の領域(b)に剥離可能な接着構造(20)が形成されているので、何れか二つの領域((a、b)または(b、c))を選択して分離し二つ折りすることで、二つ折りされた葉書となる。
さらに前記接着構造(20)は、第一用紙(30)と重なり合って複写帳票をなす第二用紙(60)との接合に寄与する。
切取り予定線が折畳み予定線((X)または(Y))を兼ねているので道具を用いずに二つ折りしやすい。
さらに連接された三つの領域(a、b、c)からなる第一用紙(30)と第二用紙(60)との中央の領域のみを接着させる構造としたことにより複写可能で、かつ、二種類の領域の何れかを選択して二つ折り葉書となる複写帳票を、効率よく、低コストで製造できる。
さらに第二用紙(60)の表出面には記入領域が設けられているため記入後の第二用紙(60)をお客様控え用紙として保存できる。
本発明に係わる第2の発明は、第1の発明において、前記第一用紙(30)の前記接着構造(20)が形成された領域(b)と対向する前記第二用紙(60)の領域に剥離層(70)が形成されていることを特徴とする複写帳票である。
第2の発明によれば、剥離層(70)があることで剥離可能な接着構造(20)が第二用紙(60)から剥がれやすくなる。さらに、第二用紙(60)に形成された発色剤層42の染料マイクロカプセルが破壊された場合に第一用紙(30)に染料が移行したり二つ折りされた葉書に複写されたりするのを剥離層(70)は抑止することができる。
本発明に係わる第3の発明は、第1の発明または第2の発明において、前記第一用紙(30)の前記中央の領域(b)に形成される前記剥離可能な接着構造(20)が、前記中央の領域(b)より狭く設定されていることを特徴とする複写帳票である。
第3の発明によれば、三つの領域(a、b、c)のうち接着構造(20)が形成されていない側の領域(aまたはc)を広くあるいは狭く設定することで葉書として機能する。
本発明に係わる第4の発明は、第1の発明から第3の発明のいずれか一つの発明において、前記三つの領域(a、b、c)のうち、前記接着構造(20)が形成されていない側の領域(aまたはc)を広く設定することで選択された連接する二つの領域((a、b)または(b、c))を二つ折りしたときに、一方の面の一部が表出した葉書となることを特徴とする複写帳票である。
本発明に係わる第5の発明は、第1の発明から第3の発明のいずれか一つの発明において、前記三つの領域(a、b、c)のうち、前記接着構造(20)が形成されていない側の領域(aまたはc)を狭く設定することで選択された連接する二つの領域((a、b)または(b、c))を二つ折りしたときに、一方の面の一部が表出した葉書となることを特徴とする複写帳票である。
本発明に係わる第6の発明は、第1の発明から第5の発明のいずれか一つの発明において、前記第二用紙(60)の表出面には記入領域が設けられていることを特徴とする複写帳票である。
本発明に係わる第7の発明は、第1から第6の発明のいずれか一つの発明において、前記第二用紙(60)の表出面にはプリンター印字領域が設けられていることを特徴とする複写帳票である。
本発明に係わる第8の発明は、第1から第7の発明のいずれか一つの発明において、前記第一用紙(30)の表出面には前記プリンター印字領域が設けられ、前記葉書となる部分の表出面には宛先情報が形成されていることを特徴とする複写帳票である。
第二用紙の選択された所定領域から記入した情報が第一用紙に複写されるとともに、第一用紙においては複写された情報を覆い隠した葉書が簡単な操作で得られる。
本実施形態に係わる複写帳票の斜視図の一例である。 本実施形態に係わる複写帳票の断面図の一例である。 本実施形態に係わる二つ折りの葉書の一例である。 本実施形態に係わる二つ折りの葉書の別の一例である。
次に、本発明の実施形態について、図面を参照して詳述する。
図1は、本実施形態に係わる複写帳票の斜視図の一例である。
図1において、30は第一用紙、20は接着構造、40は複写構造、41は顕色剤層、42は発色剤層、51は葉書、52は葉書、60は第二用紙、70は剥離層、80はスプロケットホール、Xは切取り予定線を兼ねる折畳み予定線、Yは切取り予定線を兼ねる折畳み予定線、aは領域、bは領域、cは領域、sは断裁線を示している。
なお、複写構造40は、第一用紙30と第二用紙60の対向面に設けられ、第一用紙30の前記対向面には発色剤層42が、第二用紙60の前記対向面には顕色剤層41が設けられている。第一用紙30の領域bに形成されている接着構造20は、前記顕色剤層41を覆うように設けられている。第二用紙60に形成されている剥離層70は、前記発色剤層42を覆うように設けられている。
切取り予定線を兼ねる折畳み予定線(X、Y)を介して三つの領域(a、b、c)に区分されており、前記三つの領域(a、b、c)のうち、中央の領域bに剥離可能な接着構造20が形成されている。
接着構造20に用いられる剥離可能な接着剤としては、透明性のあるものが好ましく、材料としては水系アクリルエマルジョン接着剤を用いることができるがこれに限定されるものではない。その他の材料としては、例えば膠(コラーゲン、水溶性コラーゲン)、カゼイン、大豆蛋白、合成蛋白等の蛋白質類;スターチ、酸化澱粉等の澱粉類;天然ゴム系、スチレンーブタジエン共重合体等の合成ゴム系;アクリル酸エステル−メタクリル酸エステルの共重合体等のアクリル樹脂;シアノアクリレート系樹脂;エチレン−酢酸ビニル共重合体等のポリ酢酸ビニル系樹脂;ポリビニルアルコール等の水溶性合成樹脂;オレフィン−無水マレイン酸樹脂等のオレフィン系樹脂;アミノ樹脂;フェノール樹脂;エポキシ樹脂;ポリウレタン系樹脂;メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、フェノール−ホルムアルデヒド樹脂等のアルデヒド系樹脂;ポリオレフィン系等のホットメルト型樹脂;ポリビニルアセタール樹脂;エラストマー系樹脂を適宜選択して使用できる。使用方法としては接着剤を単独又は混合して使用できる。また必要に応じて接着付与剤、可塑剤、軟化剤、硬化剤などを加えることもできる。接着剤の形式としては、水系、溶剤系、ワックス系、ホットメルト系、紫外線硬化型系、圧着系等、その種類を選ばない。この接着剤の形成方法としてはグラビア法、ロールコート法などにより形成される。
第一用紙30と対向する第二用紙60には発色剤が塗工されており、第二用紙60の表出面から圧力(筆記すること)を加えるとマイクロカプセルが破壊されマイクロカプセルから染料が流出し、第一用紙30に形成されている顕色剤と化学反応して発色するタイプのものである。マイクロカプセルは平均粒径が1μm〜20μmが好ましく、特に好ましくは、4μm〜10μmである。1μmより小さい場合は、耐溶剤性が低く、使用時筆圧等でマイクロカプセルが破壊し難くなる。また、20μmより大きい場合は、グラビア印刷におけるグラビアシリンダ、オフセット印刷におけるオフセットロール、あるいはフレキソ印刷におけるアニロックスローラ、更には、シルクスクリーン印刷におけるスクリーン版からのインキの用紙上への移転性が低下する。
本発明に用いられる発色剤としては、例えばクリスタルバイオレットラクトン、マラカイトグリーンラクトン、ミヒラーヒトロール、N−ベンゾイルオーラミン、N−アセチルオーラミン、N−フェニルオーラミン、ローダミンBラクタム2−(フェニルイミノエタンシリレン)3.3−ジメチルインドリン、N−3.3−1−リメチルインドリノベンゾスごロビラン、8′−メトキシ−N−3.3−トリメチルインドリノベンゾスピロビラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロルフルオラン、3−ジエチルアミノ−メトキシフルオラン、3−ジエチルアミン−6−ベンジルオキシ゛フルオラン、1,2−ベンズ−6−ジニチルアミノフルオラン等が例示される。
本発明に用いられる顕色剤としては、例えば、クレイ、カオリン、タルク、水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、活性白土、合成シリカ、酸化亜鉛、酸化マグネシウム等の無機化合物や、フェノール性水酸基を含有する有機化合物であるフェノール性化合物等が例示される。
フェノール性化合物としては、例えば、フェノール、0−クレゾール、p−クレゾール、p−エチレン1ノール、t−ブチルフェノール、2.6−ジーt−ブチル−4−メチルフェノール、ノニルフェノール、ドデシルフェノール、2.2′−メチレン−ビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、α−ナフトール、β−ナフトール、ハイドロキノンモノメチルエーテル、グアヤコール、オイゲノール、p−クロロフェノール、p−ブロモフェノール、0−クロロフェノール、0−ブロモフェノール、0−フェニルフェノール、p−フェニルフェノール、p−(p−クロロフェニル)フェノール、p−オキシ安息香酸エチル、p−オキシ安息香酸プロピル、p−安息香酸オクチル、p−オキシ安息香酸ドデシル、カテコール、ヒドロキノン、レゾルシン、3−メチルカテコール、p−t−ブチルカテコール、ジ−t−ブチルヒドロキノン、4.4′−メチレンジフェノール、ビスフェノールA.1.2−ジオキシナフタレン、2,3−ジオキシナフタレン、クロルカテコールジヒドロキシベンゾフェノン、フェノールフタレイン、0−タレゾールフタレイン、プロトカテキュ酸メチル、プロトカテキュ酸エチル、プロトカテキュ酸オクチル、プロトカテキュ酸ドデシル、ビロガノール、オキシヒドロキノン、2.4.6−ドリオキシメチルベンゼン、2.3.4−トリオキシエチルベンゼン、没食子酸、没食子酸メチル;没食子酸エチル、没食子酸プロピル、没食子酸ブチル、没食子酸ヘキシル、没食子酸オクチル、没食子酸ドデシル、没食子酸セチル、没食子酸ステアリル、2.3.5−t−オキシナフタレン、タンニン酸、フェノール樹脂等が挙げられる。
第一用紙30および第二用紙60は通常、白色の上質紙が用いられるが、コロナ処理やマット処理等により表面を処理しておけば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、塩化ビニル等の合成樹脂フイルム等を使用することもできる。
領域bに形成されている接着構造20の面積は、領域bよりも狭く設定されており、領域bの横幅に対して接着構造20の横幅を3%〜10%短く形成するのが好ましく、4%〜6%がより好ましい。この理由は、二つの領域((a、b)または(b、c))を接着させた場合に、一方の領域aまたはcを広く設定することにより「郵便はがき」あるいは「POST CARD」の文字を広く設定した領域の少なくとも目視可能な領域に印刷することが義務づけられているからである。従って、接着構造20の横幅を3%より短くすると「郵便はがき」あるいは「POST CARD」の印刷が目視困難となり葉書として機能しにくくなる。また、接着構造20の横幅を10%以上にすると、第一用紙30と第二用紙60が剥がれやすくなり接着構造20として機能しなくなる。
図2は、本実施形態に係わる複写帳票の断面図の一例である。
第一用紙30の接着構造20が形成された領域bと対向する第二用紙60の領域に剥離層70が形成されている。剥離層70の機能としては、第二用紙60に形成された発色剤である染料マイクロカプセルが破壊されて染料が対向する第一用紙30に移行しないように目止めするという働きがある。また、第二用紙60に接着剤が貼着しないようにする働きもある。さらに領域bに形成されている接着剤が第二用紙60と剥がれやすいような機能(剥離性)も兼ねている。本発明の場合、剥離層70としてメジウムインキを用いた。厚さは2μm〜5μmである。一般にメジウムインキとは、インキの特性値を変えずに濃度を落とすための透明インキ(希釈剤)のことで、透明樹脂と溶剤からなるインキであるが、必要に応じて、充填剤、可塑剤、分散剤、潤滑剤、帯電防止剤、酸化防止剤、防黴剤、などの添加剤を、適宜加えてもよい。これらの組成物を、分散、混練し、また、必要に応じて、溶剤で固形分量や粘度を調整して、インキ組成物とすればよい。本発明では、電子線または紫外線硬化型のメジウムインキを用いることも可能である。
第二用紙60の表出面には記入領域が設けられており、第二用紙60の表出面側から記入した場合、複写構造40の機能により第一用紙30に複写される。また、第二用紙60の表出面にはプリンター印字領域が設けられており、必要事項が印刷できるようになっている。第一用紙30の表出面にはプリンター印字領域が設けられ、必要事項が印刷できると同時に宛先情報が形成されている。
図3は、本実施形態に係わる二つ折りの葉書の一例である。
第一用紙30の三つの領域(a、b、c)のうち領域aを選択した場合、切取り予定線を兼ねる折畳み予定線Yで領域cを切り離し、切取り予定線を兼ねる折畳み予定線Xで折畳み一方の面が表出するように形成し、領域aと領域bとが葉書51となるようにした。本発明の場合、領域aの面積は、領域bの面積より大きく形成し、葉書51としての機能を有するようにした。
図4は、本実施形態に係わる二つ折りの葉書の別の一例である。
第一用紙30の三つの領域(a、b、c)のうち領域cを選択した場合、切取り予定線を兼ねる折畳み予定線Xで領域aを切り離し、切取り予定線を兼ねる折畳み予定線Yで折畳み一方の面が表出するように形成し、領域bと領域cとが葉書52となるようにした。本発明の場合、領域bの面積は、領域cの面積より大きく形成し、葉書52としての機能を有するようにした。
使用方法としては、三つの領域(a、b、c)を有する複写帳票を折畳んで、簡単な操作で葉書を投函可能な状態にするためにより大きな封筒に入れてユーザーへ郵送する。郵送されたユーザーのもとへ届いた複写帳票は、例えば、口座申し込みと説明書とクレジット申し込みが記載された三つの領域(a、b、c)のうち申し込みのために選択された連接する二つの領域((a、b)または(b、c))を折畳んで接着させ葉書として使用するという方法である。日本郵便株式会社の現時点における内国郵便約款によれば通常葉書として送ることができるサイズは、最大で縦横長さ154mm×107mm、最小で縦横長さ140mm×90mmで、重さは、2g〜6gと定められている。
以下、具体的な実施例について説明する。
(実施例1)
1.第一用紙30の三つの領域a、b、cのサイズは
a領域 152mm×104mm(縦横長さ)
b領域 152mm×101mm(縦横長さ)
c領域 152mm×97mm(縦横長さ)である。
2.接着構造20の縦横長さは
152mm×96mmである。
3.第一用紙30の三つの領域(a、b、c)の合計重さは
約8gである。よって領域a、b又は、領域b、cのそれぞれの重さは、そ の3分の2の約5gとなる。
従って、顕色剤層41、接着構造20の重さを含めても、葉書51、52の重さは 通常葉書としての条件を満たしている。
4.第二用紙60の剥離層の厚さは、
2μm〜5μmである。
(実施例2)
1.第一用紙30の三つの領域a、b、cのサイズは
a領域 150mm×101mm(縦横長さ)
b領域 150mm×98mm(縦横長さ)
c領域 150mm×94mm(縦横長さ)である。
2.接着構造20の縦横長さは
152mm×96mmである。
3.第一用紙30の三つの領域(a、b、c)の合計重さは
約7gである。よって領域a、b又は、領域b、cのそれぞれの重さは、その3分 の2の約4gとなる。
従って、顕色剤層41、接着構造20の重さを含めても、葉書51、52の重さは 通常葉書としての条件を満たしている。
4.第二用紙60の剥離層の厚さは、
2μm〜5μmである。
20 接着構造
30 第一用紙
40 複写構造
41 顕色剤層
42 発色剤層
51 葉書
52 葉書
60 第二用紙
70 剥離層
80 スプロケットホール
X 切取り予定線を兼ねる折畳み予定線
Y 切取り予定線を兼ねる折畳み予定線
a 領域
b 領域
c 領域
s 断裁線

Claims (8)

  1. 切取り予定線を兼ねる折畳み予定線を介して連接する三つの領域に区分され、前記三つの領域のうち、中央の領域に剥離可能な接着構造が形成され、前記領域のうち選択された連接する二つの領域は折畳み予定線を介して二つ折りされて葉書となる第一用紙と、前記第一用紙の前記接着構造を介して前記第一用紙と重なり合う第二用紙と、前記第一用紙と前記第二用紙との間の少なくとも前記接着構造の形成された領域を除く領域に複写構造が形成されていることを特徴とする複写帳票。
  2. 前記第一用紙の前記接着構造が形成された領域と対向する前記第二用紙の領域に剥離層が形成されていることを特徴とする請求項1記載の複写帳票。
  3. 前記第一用紙の前記中央の領域に形成される前記剥離可能な接着構造が、前記中央の領域より狭く設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の複写帳票。
  4. 前記三つの領域のうち、前記接着構造が形成されていない側の領域を広く設定することで選択された連接する二つの領域を二つ折りしたときに、一方の面の一部が表出した葉書となることを特徴とする請求項1〜3何れか一項記載の複写帳票。
  5. 前記三つの領域のうち、前記接着構造が形成されていない側の領域を狭く設定することで選択された連接する二つの領域を二つ折りしたときに、一方の面の一部が表出した葉書となることを特徴とする請求項1〜3何れか一項記載の複写帳票。
  6. 前記第二用紙の表出面には記入領域が設けられていることを特徴とする請求項1〜5何れか一項記載の複写帳票。
  7. 前記第二用紙の表出面にはプリンター印字領域が設けられていることを特徴とする請求項1〜6何れか一項記載の複写帳票。
  8. 前記第一用紙の表出面には前記プリンター印字領域が設けられ、前記葉書となる部分の表出面には宛先情報が形成されていることを特徴とする請求項1〜7何れか一項記載の複写帳票。
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