JP2015079143A - 効果付与装置、効果付与方法およびプログラム - Google Patents

効果付与装置、効果付与方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ステレオ感を損なわずに処理負荷の軽減を図る効果付与装置を実現する。【解決手段】効果付与装置17は、ドライ出力(遅延器DL20、遅延器DR21の遅延出力)の割合とウエット出力(FIR24の出力)の割合が同等になるように、Lch,Rch間で偏りの無い(相関の強い)音色の入力データについては、ウェット出力(FIR24の出力)の割合を下げ、Lch,Rch間で偏りの有る(相関の弱い)音色の入力データについては、ウェット出力(FIR24の出力)の割合を上げることによって、Lch/Rch個別にFIRフィルタリングする構成に比べ、ステレオ感を損なうことなく処理負荷の軽減を図ることが可能になる。【選択図】図2

Description

本発明は、ステレオ感を損なうことなく処理負荷の軽減を図る効果付与装置、効果付与方法およびプログラムに関する。
従来より入力信号に対してリバーブやディレイなどの各種エフェクトを付与したり、入力されるステレオ信号に基づいて音場の広がり感を制御したりする効果付与装置が知られている。この種の装置として、例えば特許文献1には、ステレオ信号が入力される左チャンネル(以下、Lchと記す)および右チャンネル(以下、Rchと記す)に、それぞれ有限インパルス応答フィルタ(以下、FIRフィルタと称す)を設け、RchのFIRフィルタにおいて聴取者の右側および右後方に音像が定位するよう畳み込み演算を行い、LchのFIRフィルタにおいて聴取者の左側および左後方に音像が定位するよう畳み込み演算を行うことによって広がりのある音場を発生する技術が開示されている。
特開平9−114479号公報
ところで、上述した特許文献1に開示の技術では、RchおよびLchにおいて個別にFIRフィルタリングを施す為にタップ数が多いと係数の切り替えや畳み込み演算に要する処理負荷が過大になる弊害がある。そこで、処理負荷の軽減を図るべくRchおよびLchの入力信号を混合した後にFIRフィルタリングを施す方式も考えられるが、そのようにすると、入力信号のステレオ情報が失われてしまい、再度広がり感を付与する為にパン設定や遅延、位相差などを後処理で加えることになり、結果的に処理負荷の軽減に至らない。換言すると、ステレオ感を損なうことなく処理負荷の軽減を図ることが出来ない、という問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ステレオ感を損なうことなく処理負荷の軽減を図ることが出来る効果付与装置、効果付与方法およびプログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の効果付与装置は、
入力データから左右チャンネル間の相関を取得する相関取得手段と、
左右チャンネルの入力データをそれぞれ遅延して出力する遅延出力手段と、
両チャンネルの入力データを加算して得た加算入力データを、前記相関取得手段により取得された相関に応じてレベル制御するレベル制御手段と、
前記レベル制御手段によりレベル制御された加算入力データを、予め設定される特性に従ってフィルタリングして出力するフィルタ手段と、
前記遅延出力手段により遅延出力された左右チャンネルの入力データに、前記フィルタ手段の出力をそれぞれ加算して左右チャンネルの出力データを発生する加算手段と
を具備することを特徴とする。
また、本発明の効果付与方法は、
入力データから左右チャンネル間の相関を取得し、
左右チャンネルの入力データをそれぞれ遅延して出力し、
両チャンネルの入力データを加算して得た加算入力データを、前記取得された相関に応じてレベル制御し、レベル制御された加算入力データを、予め設定される特性に従ってフィルタリング出力し、
遅延出力された左右チャンネルの入力データに、前記フィルタリング出力をそれぞれ加算して左右チャンネルの出力データを発生させる、
ことを特徴とする。
更に、本発明のプログラムでは、コンピュータに、
入力データから左右チャンネル間の相関を取得する相関取得ステップと、
左右チャンネルの入力データをそれぞれ遅延して出力する遅延出力ステップと、
両チャンネルの入力データを加算して得た加算入力データを、前記相関取得ステップで取得された相関に応じてレベル制御するレベル制御ステップと、
前記レベル制御ステップでレベル制御された加算入力データを、予め設定される特性に従ってフィルタリングして出力するフィルタステップと、
前記遅延出力ステップで遅延出力された左右チャンネルの入力データに、前記フィルタステップでの出力をそれぞれ加算して左右チャンネルの出力データを発生する加算ステップと
を実行させることを特徴とする。
本発明では、ステレオ感を損なうことなく処理負荷の軽減を図ることが出来る。
本発明の第1実施形態による効果付与部17を備えた電子楽器100の全体構成を示すブロック図である。 第1実施形態による効果付与部17の構成を示すブロック図である。 第1実施形態の効果付与部17に対してCPU13が実行する乗算係数発生処理の動作を示すフローチャートである。 相関係数テーブルTBL1および乗算係数テーブルTBL2の一例を示す図である。 第2実施形態による効果付与部17の構成を示すブロック図である。 第2実施形態の効果付与部17に対してCPU13が実行する乗算係数発生処理の動作を示すフローチャートである。 第1変形例による相関係数重み付け処理の動作を示すフローチャートおよびADSR型音量エンベロープの一例を示す図である。 第2変形例による相関係数重み付け処理の動作を示すフローチャートである。 第3変形例の構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
A.電子楽器100の構成
図1は、本発明の第1実施形態による効果付与部17を備えた電子楽器100の全体構成を示すブロック図である。この図において、鍵盤10は、押離鍵操作に応じたキーオン/キーオフ信号、鍵番号およびベロシティ等からなる鍵盤情報を発生する。鍵盤10が発生する鍵盤情報は、CPU13を介して音源部16に供給される。
操作部11は、装置電源をパワーオン/パワーオフする電源スイッチの他、例えば発生する楽音の音色を選択する音色選択スイッチや、リバーブやコーラスなど効果付与するエフェクト種を選択する効果選択スイッチなどの各種スイッチを備え、これらスイッチ操作に応じた種類のスイッチイベントを発生する。表示部12は、CPU13から供給される表示制御信号に基づき、装置各部のパラメータ設定状態や動作状態などを画面表示する。
CPU13は、操作部11から供給される各種スイッチイベントに基づき装置各部の動作状態を設定する他、鍵盤10から供給される鍵盤情報に基づき音源部16に楽音波形データWの発生を指示する。また、CPU13は、後述する乗算係数発生処理を実行して効果付与部17に乗算係数VFを与える。ROM14は、CPU13にロードされる各種制御プログラムを記憶する。各種制御プログラムとは、後述する乗算係数発生処理を含む。
RAM15は、ワークエリアWAおよびデータエリアDAを備える。RAM15のワークエリアWAには、CPU13の処理に用いられる各種レジスタ・フラグデータが一時記憶される。RAM15のデータエリアDAには、後述する乗算係数発生処理によって参照される相関係数テーブルTBL1および乗算係数テーブルTBL2が記憶される。これらテーブルTBL1、TBL2の内容については追って述べる。
音源部16は、周知の波形メモリ読み出し方式にて構成される複数の発音チャンネル(波形発生部)を備え、CPU13から供給される鍵盤情報および楽音パラメータで指定される音色、音高および音量の楽音波形データWを各発音チャンネル毎に発生してステレオ信号形式で出力する。
効果付与部17は、音源部16からステレオ信号形式で出力されるLch,Rchの楽音波形データWに対し、効果選択スイッチ操作で選択された種類のエフェクトを付与する。効果付与部17の構成については追って述べる。サウンドシステム18は、効果付与部17から出力される楽音波形データWをアナログ形式の楽音信号に変換し、当該楽音信号から不要ノイズを除去する等のフィルタリングを施した後、これを増幅してスピーカから発音させる。
B.効果付与部17の構成
次に、図2を参照して効果付与部17の構成について説明する。図2において、遅延器DL20は、Lch(左チャンネル)の入力データ(楽音波形データW)を所定サンプル分遅延して出力する。遅延器DR21は、Rch(右チャンネル)の入力データ(楽音波形データW)を所定サンプル分遅延して出力する。加算器22は、Lchの入力データとRchの入力データとを加算して次段の乗算器23に供給する。乗算器23は、CPU13から供給される乗算係数VFを加算器22の出力に乗算して出力する。
FIR24は、例えばタップ数「512」を備える有限インパルス応答フィルタであり、CPU13から与えられるフィルタ係数に従った畳み込み演算を行い、これにより乗算器23の出力を所定の周波数特性でフィルタリングして出力する。なお、所定の周波数特性とは、ユーザが効果選択スイッチを操作して選択した種類の効果(エフェクト)を実現する特性を指す。加算器25は、遅延器DL20の遅延出力と、FIR24のフィルタ出力とを加算してLchの出力データを発生する。加算器26は、遅延器DR21の遅延出力と、FIR24のフィルタ出力とを加算してRchの出力データを発生する。
C.効果付与部17に乗算係数VFを与えるCPU13の動作
上記構成による効果付与部17において、乗算器23に与えられる乗算係数VFは、CPU13が実行する乗算係数発生処理により設定される。乗算係数発生処理は、ユーザのスイッチ操作により発生楽音の音色および付与するエフェクト種が設定された時点で実行される。本処理が実行されると、CPU13は、図3に図示するステップSA1に進み、Lch,Rch間の相関係数を取得する。具体的には、入力データ(効果付与部17に入力される楽音波形データW)の音色に対応した相関係数ccを、図4(a)に図示する相関係数テーブルTBL1から読み出す。
図4(a)に図示する一例の相関係数テーブルTBL1は、RAM15のデータエリアDAに記憶される。相関係数テーブルTBL1には、入力データの音色に応じたLch,Rch間の相関係数ccが格納される。相関係数ccは、入力データの音色がLch,Rch間で偏りが無い場合、つまり相関が強い場合に「1」となる。例えば「オルガン」の音色ならば、Lch,Rch間で偏りが無く相関係数ccは「1」となる。
これに対し、例えばアコースティックピアノの音色の場合、ピアノの構造上、響板によって打弦音が拡散するものの、打弦時点の発音源が鍵盤の低音域ならば左側に、高音域ならば右側にそれぞれ偏る。言い換えれば、Lch,Rch間で若干の偏りが存在する為、相関係数ccは「0.7」となる。
さて、入力データの音色に応じたLch,Rch間の相関係数ccを相関係数テーブルTBL1から取得すると、ステップSA2に進み、取得した相関係数ccに応じた乗算係数VFを設定する。具体的には、RAM15のデータエリアDAに記憶される乗算係数テーブルTBL2から相関係数ccに応じた乗算係数VFを読み出す。
図4(b)に乗算係数テーブルTBL2の一例を図示する。この乗算係数テーブルTBL2の内容が意図するところは、Lch,Rch間の相関が弱ければ乗算器23に与える乗算係数VFを大きくしてFIR24に供給する入力データ(Lch+Rch)のレベルを増加させ、これにより加算器25、26で各々ドライ出力(遅延器DL20、遅延器DR21の遅延出力)に加算するウェット出力(FIR24の出力)の割合がドライ出力と同等になるよう調整される。
これに対し、Lch,Rch間の相関が強ければ乗算器23に与える乗算係数VFを小さくしてFIR24に供給する入力データ(Lch+Rch)のレベルを減少させ、これにより加算器25、26で各々ドライ出力(遅延器DL20、遅延器DR21の遅延出力)に加算するウェット出力(FIR24の出力)の割合がドライ出力と同等になるよう調整される。
具体的には、上記ステップSA1において取得した相関係数ccが「0.7(ピアノ音色)」であると、図4(b)に図示する一例の乗算係数テーブルTBL2から相関係数ccが強い範疇「0.7〜1.0」にアサインされた乗算係数VFとして「0.5」を読み出して乗算器23に設定する。これにより、効果付与部17は、ドライ出力(入力データLch)+ウェット出力(入力データ(Lch+Rch)/2)をLchから出力し、ドライ出力(入力データRch)+ウェット出力(入力データ(Lch+Rch)/2)をRchから出力する。
このように、第1実施形態によれば、Lch,Rch間で偏りの無い(相関の強い)音色の入力データについては、ドライ出力に対するウェット出力(FIR24の出力)の割合を下げ、Lch,Rch間で偏りの有る(相関の弱い)音色の入力データについては、ドライ出力に対するウェット出力(FIR24の出力)の割合を上げることによって、Lch/Rch個別にFIRフィルタリングする構成に比べ、ステレオ感を損なうことなく処理負荷の軽減を図ることが可能になる。
なお、上述した第1実施形態では、音源部16が備える1つの発音チャンネルに対応した効果付与部17について言及したが、実際には複数の発音チャンネルに対してそれぞれ各種音色の楽音波形がアサインされる。したがって、上述した第1実施形態では、効果付与部17は、各発音チャンネルに割り当てられたタイムスロットに同期して時分割動作するようになっている。
また、本実施形態では、相関係数テーブルTBL1および乗算係数テーブルTBL2をRAM15のデータエリアDAに記憶する態様としたが、これに限らず、音色を指定するデータに相関係数ccや乗算係数VFを包含させておく態様としても構わない。
加えて、第1実施形態では、Lch,Rch間の相関係数ccを入力データ(楽音波形データW)の音色に基づいて取得する態様としたが、これに限らず、例えば一定周期毎に所定サンプル数分のLchの入力データとRchの入力データとを抽出し、抽出した所定サンプル数分のLchの入力データとRchの入力データとに基づきLch,Rch間の相関係数ccを算出して取得することも可能である。これは、複数のLch,Rchの入力データをそれぞれ加算して得られる信号を入力データとした場合に有効である。
[第2実施形態]
次に、図5を参照して第2実施形態による効果付与部17の構成について説明する。図5に図示する効果付与部17の構成において、上述した第1実施形態と共通する構成要素には同一の番号を付与し、その説明については省略する。図5に図示する効果付与部17が、上述の第1実施形態と相違する点は、第1実施形態における乗算器23を省いたのに替えて、Lch入力データに係数VILを乗算して加算器22に供給する乗算器27と、Rch入力データに係数VIRを乗算して加算器22に供給する乗算器28とを設け、さらに、FIR24の出力に係数VOLを乗算して加算器25に供給する乗算器29と、FIR24の出力に係数VORを乗算して加算器26に供給する乗算器30とを設けたことにある。
上記構成による第2実施形態の効果付与部17では、前述した第1実施形態と同様、CPU13が実行する乗算係数発生処理によって上記乗算係数VIL,VIR,VOL,VORを設定する。ここで、図6を参照して第2実施形態による乗算係数発生処理の動作を説明する。本処理は、第1実施形態と同様、ユーザのスイッチ操作により発生楽音の音色および付与するエフェクト種が設定された時点で実行される。
本処理が実行されると、CPU13は、図6に図示するステップSB1に進み、Lch,Rch間の相関係数を取得する。Lch,Rch間の相関係数は、第1実施形態と同様、入力データ(効果付与部17に入力される楽音波形データW)の音色に対応した相関係数ccを、図4(a)に図示する相関係数テーブルTBL1から読み出す。続いて、ステップSB2では、取得した相関係数ccが「0」より大きいか否かを判断する。取得した相関係数ccが「0」より大きければ、判断結果は「YES」になり、後述のステップSB4に処理を進める。
一方、取得した相関係数ccが「0」より小さいと、判断結果は「NO」になり、ステップSB3に進み、Rchの乗算係数VIR,VORの符号を反転させる。次いで、ステップSB4では、取得した相関係数ccに応じた乗算係数VIL、VIRを設定する。具体的には、第1実施形態と同様に乗算係数テーブルTBL2から相関係数ccに応じた乗算係数VIL、VIRを読み出す。乗算係数VIL、VIRは、Lch,Rch間の相関が弱い場合にFIR24に供給する入力データ(Lch+Rch)のレベルを増加させ、Lch,Rch間の相関が強い場合にFIR24に供給する入力データ(Lch+Rch)のレベルを減少させる。そして、ステップSB5では、音像位置を指定するパン設定比率(Lch/Rchの音量差分)に応じて、乗算係数VOL,VORを設定して本処理を終える。
このように、第2実施形態では、Lch,Rch間で偏りの無い(相関の強い)音色の入力データについては、入力データのレベルを減少させてドライ出力に対するウェット出力(FIR24の出力)の割合がドライ出力と同等になるよう調整しつつ、音像位置を指定するパン設定比率(Lch/Rchの音量差分)に応じてウェット出力(FIR24の出力)の左右配分率を設定し、一方、Lch,Rch間で偏りの有る(相関の弱い)音色の入力データについては、入力データのレベルを増加させてドライ出力に対するウェット出力(FIR24の出力)の割合がドライ出力と同等になるよう調整しつつ、音像位置を指定するパン設定比率(Lch/Rchの音量差分)に応じてウェット出力(FIR24の出力)の左右配分率を設定する為、Lch/Rch個別にFIRフィルタリングする構成に比べ、ステレオ感を損なうことなく処理負荷の軽減を図ることが可能になる。
[第1変形例]
次に、図7を参照して第1変形例について説明する。上述した第1および第2実施形態では、入力データのLch,Rch間の相関の強弱に応じて、ドライ出力に対するウェット出力(FIR24の出力)の割合を制御したが、Lch,Rch間の相関は発生楽音の音色だけで一意的に決まるものではなく、発音フェーズに応じて変化する。例えばアコースティックピアノのように打弦時に多くの倍音成分が発生し、それがピアノ音色らしさを醸し出すように、発音フェーズに応じた音色変化に伴ってLch,Rch間の相関係数ccも変化する。
そこで、第1変形例では、図7(b)に図示するADSR型の音量エンベロープに基づき各波形領域(発音フェーズ)毎の重み付け値wを予め定義しておき、Lch,Rch間の相関係数ccをこれら各波形領域(発音フェーズ)毎に重み付けし、重み付けされた相関係数の平均値を、入力データのLch,Rch間の相関係数ccに用いる。こうした処理は、図7(a)に図示する第1変形例の相関係数重み付け処理で実現する。以下、図7(a)を参照して第1変形例の動作について説明する。
CPU13は、鍵盤10の鍵が押鍵された場合に、本処理を実行してステップSC1に進み、発音鍵(押鍵された鍵)に割り当てられた音色に基づき相関係数ccを取得する。相関係数ccを取得する手法は、前述の第1実施形態と同様である。次いで、ステップSC2では、図7(b)に図示するように、予め音量エンベロープの各波形領域(アタック、ディケイ、サステインおよびリリースの各発音フェーズ)毎に設定された重み付け値wを取得し、続くステップSC3では、取得した各波形領域毎の重み付け値wによって重み付けされた相関係数の平均値Σ(cc×w)/nを算出し、これを入力データのLch,Rch間の相関係数ccとして用いる。
第1変形例によれば、発生楽音の各波形領域(アタック、ディケイ、サステインおよびリリースの各発音フェーズ)毎の音色変化を考慮した入力データのLch,Rch間の相関係数ccが得られる為、発生楽音に即した形でドライ出力に対するウェット出力(FIR24の出力)の割合を制御してステレオ感を損なうことなく処理負荷の軽減を図ることが可能になる。
なお、第1変形例では、各波形領域毎の重み付け値wによって重み付けされた相関係数の平均値Σ(cc×w)/nを入力データのLch,Rch間の相関係数ccとしたが、これに限らず、各波形領域で重み付けされた相関係数(cc×w)を入力データのLch,Rch間の相関係数ccとして用いる態様としてもよい。この場合、楽音発生から経時変化する相関係数ccに応じて、ドライ出力に対するウェット出力(FIR24の出力)の割合を制御することが可能になる。
[第2変形例]
次に、第2実施形態に係わる第2変形例について説明する。第2変形例では、鍵盤10の鍵域を「低音域」、「中音域」および「高音域」に区分し、その中で最も活発に演奏操作が為された鍵域に対応付けた乗算係数VIL,VIR,VOL,VORの関係に従ってドライ出力に対するウェット出力(FIR24の出力)の割合を制御すると共に、ウェット出力(FIR24の出力)の左右配分率を制御する。こうした処理は、図8に図示する第2変形例の乗算係数重み付け処理で実現する。以下、図8を参照して第2変形例の動作について説明する。
本処理が実行されると、CPU13は図8に図示するステップSD1に進み、最活性鍵域を抽出する。すなわち鍵盤10の鍵域を「低音域」、「中音域」および「高音域」に区分しておき、その中で最も活発に演奏操作が為された鍵域を抽出する。具体的には、過去一定期間において為された押鍵数およびベロシティの和を鍵域別に累算しておき、その内で最も押鍵数およびベロシティの和が大きい鍵域を最活性鍵域として抽出する。
次いで、ステップSD2、SD4では、抽出鍵域が「低音域」、「中音域」および「高音域」の何れであるかを判別する。抽出鍵域が「低音域」であると、上記ステップSD2の判断結果が「YES」になり、ステップSD3に進み、VIL>VIR、VOL>VORに設定する。つまり、「低音域」が最活性鍵域であることからLchの入力データに重み付けを行う。
抽出鍵域が「中音域」であると、上記ステップSD4の判断結果が「YES」になり、ステップSD5に進み、VIL=VIR、VOL=VORに設定する。つまり、「中音域」が最活性鍵域であることからLch、Rchの入力データを均等にする。
抽出鍵域が「高音域」であると、上記ステップSD2、SD4のの各判断結果が何れも「NO」になり、ステップSD6に進み、VIL<VIR、VOL<VORに設定する。つまり、「高音域」が最活性鍵域であることからRchの入力データに重み付けを行う。
このように、第2変形例では、低音域の演奏で生じた入力データについては、ウェット出力(FIR24の出力)中のLch入力データを優勢にし、かつパン設定比率をLch優勢にする。中音域の演奏で生じた入力データについては、ウェット出力(FIR24の出力)中のLch,Rchの入力データの割合を均等にし、かつパン設定比率をLch,Rch均等にする。高音域の演奏で生じた入力データについては、ウェット出力(FIR24の出力)中のRch入力データを優勢にし、かつパン設定比率をRch優勢にする。この結果、Lch/Rch個別にFIRフィルタリングする構成に比べ、演奏する鍵域に対応してステレオ感を強調しながらも処理負荷の軽減を図ることが可能になる。
[第3変形例]
次に、第2実施形態に係わる第3変形例について説明する。第3変形例では、音源部16の一部構成を効果付与部17と共用させることで効果付与部17の構成を簡易化を図る。すなわち、図9に図示するように、音源部16は、複数の発音チャンネルに相当する波形発生部OSC1〜OSCnと、これら波形発生部OSC1〜OSCnから各々出力されるLch,Rchの楽音波形データWを混合して出力するミクサ段を複数有する混合部Mixとを備える。
なお、ミクサ段は波形発生部OSC1〜OSCnから各々出力されるLch,Rchの楽音波形データWの数に対応した個数分の乗算器およびこれら乗算器の出力を加算する加算器から構成される。なお、図9は、図面の簡略化を図る為、OSC1〜OSC2に対応する4つの乗算器と、これら4つの乗算器の出力を加算する1つの加算器とから構成されるミクサ段を図示している。
そして、混合部Mixにおける2つ目のミクサ段、すなわち乗算器M1〜M4および加算器から構成されるミクサ段の出力をFIR24に供給する構成にすれば、図5に図示した効果付与部17の加算器22、乗算器27および乗算器28を省くことが出来、この結果、効果付与部17の構成の簡易化を図ることができる。なお、この場合、ミクサ段の乗算器M1,M3が乗算器27に相当し、乗算器M2,M4が乗算器28に相当する。
なお、上記のように音源部16の一部構成を効果付与部17と共用させる場合、ミクサ段の乗算器M1,M3(乗算係数VILの乗算器27に相当)とミクサ段の乗算器M2,M4(乗算係数VIRの乗算器28に相当)、乗算係数VOLの乗算器29と乗算係数VORの乗算器30が同じ比率で変化するように音源部16の低周波発振器LFOで変調できる。そうした場合、効果付与装置17の左右チャンネルの出力がダイレクト成分(ドライ出力)と所望のフィルタ特性にされた出力(ウェット出力)とに交互に切り替わる結果、左右の振幅変調であるオートパンよりも複雑な効果を左右チャンネルに与えることが可能になる。
以上、本発明の実施の一形態について説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。以下では、本願出願当初の特許請求の範囲に記載された各発明について付記する。
(付記)
[請求項1]
入力データから左右チャンネル間の相関を取得する相関取得手段と、
左右チャンネルの入力データをそれぞれ遅延して出力する遅延出力手段と、
両チャンネルの入力データを加算して得た加算入力データを、前記相関取得手段により取得された相関に応じてレベル制御するレベル制御手段と、
前記レベル制御手段によりレベル制御された加算入力データを、予め設定される特性に従ってフィルタリングして出力するフィルタ手段と、
前記遅延出力手段により遅延出力された左右チャンネルの入力データに、前記フィルタ手段の出力をそれぞれ加算して左右チャンネルの出力データを発生する加算手段と
を具備することを特徴とする効果付与装置。
[請求項2]
前記レベル制御手段は、左右チャンネル間の相関が強い場合には前記加算入力データのレベルを下げ、左右チャンネル間の相関が弱い場合には前記加算入力データのレベルを上げることを特徴とする請求項1記載の効果付与装置。
[請求項3]
入力データから左右チャンネル間の相関を取得する相関取得手段と、
左右チャンネルの入力データをそれぞれ遅延して出力する遅延出力手段と、
前記相関取得手段により取得された相関に応じた比率で左右チャンネルの入力データを混合して出力する混合手段と、
前記混合手段の出力を、予め設定される特性に従ってフィルタリングして出力するフィルタ手段と、
前記フィルタ出段の出力をパン設定比率に応じて左右チャンネルにそれぞれ配分する配分手段と、
前記遅延出力手段により遅延出力された左右チャンネルの入力データに、前記配分手段によって左右チャンネルにそれぞれ配分された前記フィルタ出段の出力を加算して左右チャンネルの出力データを発生する加算手段と
を具備することを特徴とする効果付与装置。
[請求項4]
前記相関取得手段は、入力データの音色から左右チャンネル間の相関を表す相関係数を取得することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の効果付与装置。
[請求項5]
前記相関取得手段は、左右チャンネルからそれぞれ抽出した所定サンプル数分の左チャンネルの入力データと右チャンネルの入力データとに基づき左右チャンネル間の相関係数を算出することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の効果付与装置。
[請求項6]
前記相関取得手段は、入力データの発音フェーズ毎に重み付けされた相関係数の平均値を、左右チャンネル間の相関を表す相関係数に用いることを特徴とする請求項4又は5の何れかに記載の効果付与装置。
[請求項7]
鍵盤を音域別の複数の鍵域に区切り、区切られた各鍵域の中で最も活発に演奏操作が為された鍵域を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された鍵域に対応付けられた混合具合およびパン設定具合を取得する取得手段と、
左右チャンネルの入力データをそれぞれ遅延して出力する遅延出力手段と、
前記取得手段により取得された混合具合に従って左右チャンネルの入力データを混合して出力する混合手段と、
前記混合手段の出力を、予め設定される特性に従ってフィルタリングして出力するフィルタ手段と、
前記取得手段により取得されたパン設定具合に従って前記フィルタ出段の出力を左右チャンネルにそれぞれ配分する配分手段と、
前記遅延出力手段により遅延出力された左右チャンネルの入力データに、前記配分手段によって左右チャンネルにそれぞれ配分された前記フィルタ出段の出力を加算して左右チャンネルの出力データを発生する加算手段と
を具備することを特徴とする効果付与装置。
[請求項8]
前記混合手段は、音源のミキサ部を共用することを特徴とする請求項3又は7の何れかに記載の効果付与装置。
[請求項9]
効果付与装置において実行される方法であって、前記効果付与装置は、
入力データから左右チャンネル間の相関を取得し、
左右チャンネルの入力データをそれぞれ遅延して出力し、
両チャンネルの入力データを加算して得た加算入力データを、前記取得された相関に応じてレベル制御し、レベル制御された加算入力データを、予め設定される特性に従ってフィルタリング出力し、
遅延出力された左右チャンネルの入力データに、前記フィルタリング出力をそれぞれ加算して左右チャンネルの出力データを発生させる、
ことを特徴とする効果付与方法。
[請求項10]
コンピュータに、
入力データから左右チャンネル間の相関を取得する相関取得ステップと、
左右チャンネルの入力データをそれぞれ遅延して出力する遅延出力ステップと、
両チャンネルの入力データを加算して得た加算入力データを、前記相関取得ステップで取得された相関に応じてレベル制御するレベル制御ステップと、
前記レベル制御ステップでレベル制御された加算入力データを、予め設定される特性に従ってフィルタリングして出力するフィルタステップと、
前記遅延出力ステップで遅延出力された左右チャンネルの入力データに、前記フィルタステップでの出力をそれぞれ加算して左右チャンネルの出力データを発生する加算ステップと
を実行させることを特徴とするプログラム。
10 鍵盤
11 操作部
12 表示部
13 CPU
14 ROM
15 RAM
16 音源部
17 効果付与部
18 サウンドシステム
20 遅延器DL
21 遅延器DR
22 加算器
23 乗算器
24 FIRフィルタ
25 加算器
26 加算器
100 電子楽器

Claims (10)

  1. 入力データから左右チャンネル間の相関を取得する相関取得手段と、
    左右チャンネルの入力データをそれぞれ遅延して出力する遅延出力手段と、
    両チャンネルの入力データを加算して得た加算入力データを、前記相関取得手段により取得された相関に応じてレベル制御するレベル制御手段と、
    前記レベル制御手段によりレベル制御された加算入力データを、予め設定される特性に従ってフィルタリングして出力するフィルタ手段と、
    前記遅延出力手段により遅延出力された左右チャンネルの入力データに、前記フィルタ手段の出力をそれぞれ加算して左右チャンネルの出力データを発生する加算手段と
    を具備することを特徴とする効果付与装置。
  2. 前記レベル制御手段は、左右チャンネル間の相関が強い場合には前記加算入力データのレベルを下げ、左右チャンネル間の相関が弱い場合には前記加算入力データのレベルを上げることを特徴とする請求項1記載の効果付与装置。
  3. 入力データから左右チャンネル間の相関を取得する相関取得手段と、
    左右チャンネルの入力データをそれぞれ遅延して出力する遅延出力手段と、
    前記相関取得手段により取得された相関に応じた比率で左右チャンネルの入力データを混合して出力する混合手段と、
    前記混合手段の出力を、予め設定される特性に従ってフィルタリングして出力するフィルタ手段と、
    前記フィルタ出段の出力をパン設定比率に応じて左右チャンネルにそれぞれ配分する配分手段と、
    前記遅延出力手段により遅延出力された左右チャンネルの入力データに、前記配分手段によって左右チャンネルにそれぞれ配分された前記フィルタ出段の出力を加算して左右チャンネルの出力データを発生する加算手段と
    を具備することを特徴とする効果付与装置。
  4. 前記相関取得手段は、入力データの音色から左右チャンネル間の相関を表す相関係数を取得することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の効果付与装置。
  5. 前記相関取得手段は、左右チャンネルからそれぞれ抽出した所定サンプル数分の左チャンネルの入力データと右チャンネルの入力データとに基づき左右チャンネル間の相関係数を算出することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の効果付与装置。
  6. 前記相関取得手段は、入力データの発音フェーズ毎に重み付けされた相関係数の平均値を、左右チャンネル間の相関を表す相関係数に用いることを特徴とする請求項4又は5の何れかに記載の効果付与装置。
  7. 鍵盤を音域別の複数の鍵域に区切り、区切られた各鍵域の中で最も活発に演奏操作が為された鍵域を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された鍵域に対応付けられた混合具合およびパン設定具合を取得する取得手段と、
    左右チャンネルの入力データをそれぞれ遅延して出力する遅延出力手段と、
    前記取得手段により取得された混合具合に従って左右チャンネルの入力データを混合して出力する混合手段と、
    前記混合手段の出力を、予め設定される特性に従ってフィルタリングして出力するフィルタ手段と、
    前記取得手段により取得されたパン設定具合に従って前記フィルタ出段の出力を左右チャンネルにそれぞれ配分する配分手段と、
    前記遅延出力手段により遅延出力された左右チャンネルの入力データに、前記配分手段によって左右チャンネルにそれぞれ配分された前記フィルタ出段の出力を加算して左右チャンネルの出力データを発生する加算手段と
    を具備することを特徴とする効果付与装置。
  8. 前記混合手段は、音源のミキサ部を共用することを特徴とする請求項3又は7の何れかに記載の効果付与装置。
  9. 効果付与装置において実行される方法であって、前記効果付与装置は、
    入力データから左右チャンネル間の相関を取得し、
    左右チャンネルの入力データをそれぞれ遅延して出力し、
    両チャンネルの入力データを加算して得た加算入力データを、前記取得された相関に応じてレベル制御し、レベル制御された加算入力データを、予め設定される特性に従ってフィルタリング出力し、
    遅延出力された左右チャンネルの入力データに、前記フィルタリング出力をそれぞれ加算して左右チャンネルの出力データを発生させる、
    ことを特徴とする効果付与方法。
  10. コンピュータに、
    入力データから左右チャンネル間の相関を取得する相関取得ステップと、
    左右チャンネルの入力データをそれぞれ遅延して出力する遅延出力ステップと、
    両チャンネルの入力データを加算して得た加算入力データを、前記相関取得ステップで取得された相関に応じてレベル制御するレベル制御ステップと、
    前記レベル制御ステップでレベル制御された加算入力データを、予め設定される特性に従ってフィルタリングして出力するフィルタステップと、
    前記遅延出力ステップで遅延出力された左右チャンネルの入力データに、前記フィルタステップでの出力をそれぞれ加算して左右チャンネルの出力データを発生する加算ステップと
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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