JP2015079128A - 光学フィルタおよび撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便に作成することが可能な光学フィルタを提供する。【解決手段】本技術に係る光学フィルタは、第1の透明基材および第2の透明基材と、第1の透明基材と第2の透明基材との間に設けられ、透過率特性を変化させる透過率特性変化部材と、とからなり、透過率特性変化部材と接する第1の透明基材の第1の内面と、透過率特性変化部材と接する第2の透明基材の第2の内面との距離が常に均一とならないように形成されている。【選択図】図2

Description

本開示は、撮像光学系における透過光の光束を制御する光学フィルタおよびこれを備えた撮像装置に関する。
撮像光学系では、様々のグラデーションフィルタを入れることで、撮影画像の性能向上を図っている。例えば、撮影画像のボケの見え方も重要とされており、ボケを美しく見せるような手法の一つとして、アポダイゼーションフィルタと呼ばれる光学素子がある。このフィルタを入れることにより、ボケのとしての光束の強度分布が滑らかな変化をとり、ボケが美しく見えるようになる。
このようなグラデーションフィルタの作成方法としては、例えば特許文献1に開示されたパターンマスクを用いた成膜による方法や、特許文献2に開示されたエレクトロウェッティング現象を用いた濃度可変のフィルタの作成方法等がある。また、特許文献3には、ハイブリッドレンズ方式によるフィルタの作成方法が開示されている。
特開2004−61899号公報 特許第4532624号 特開平7−56006号公報
しかしながら、上記特許文献1のパターンマスクを用いた成膜による作成方法では、透過面内での滑らかな濃度変化を作ることが難しいため、撮影画像に回折パターンが発生する場合がある。
また、上記特許文献2のフィルタの作成方法では、エレクトロウェッティング現象を利用するため、2つの液体を封入する必要があることやITO(Indium Tin Oxide)のような透明電極が必要であり、構造や作成プロセスが非常に複雑となる。
さらに、上記特許文献3のハイブリッドレンズ方式によるフィルタの作成方法では、樹脂層の形成時に金型から樹脂層をはく離するため、設備費が高くなり、はく離時に樹脂部分が破損する場合もある。それを防止するために、金型から樹脂層をはく離する際に離型剤を使用することも考えられるが、その場合、後工程で洗浄などが必要となり、コストがかかる。
そこで、本開示では、簡便に作成することが可能な、新規かつ改良された撮像光学系に使用される光学フィルタおよびこれを用いた撮像装置を提案する。
本開示によれば、第1の透明基材および第2の透明基材と、第1の透明基材と第2の透明基材との間に設けられ、透過率特性を変化させる透過率特性変化部材と、とからなり、透過率特性変化部材と接する第1の透明基材の第1の内面と、透過率特性変化部材と接する第2の透明基材の第2の内面との距離が常に均一とならないように形成されている、光学フィルタが提供される。
また、本開示によれば、撮像部と、撮像部に入射する光を通過させる1または複数のレンズと、面内で透過率特性を変化させる光学フィルタとからなるレンズ部と、を備え、光学フィルタは、第1の透明基材および第2の透明基材と、第1の透明基材と第2の透明基材との間に設けられ、透過率特性を変化させる透過率特性変化部材と、とからなり、透過率特性変化部材と接する第1の透明基材の第1の内面と、透過率特性変化部材と接する第2の透明基材の第2の内面との距離が常に均一とならないように形成されている、撮像装置が提供される。
本開示によれば、第1の透明基材の内面と第2の透明基材の内面との距離が面内で変化することで、介在される透過率特性変化部材の量が変化する。これにより、面内で透過率の異なるグラデーションフィルタが形成される。このように、本開示によれば、対向する透明基材の内面の形状によってグラデーションを簡便にコントロールすることができる。
また、本開示の構成によれば、透過率特性変化部材を、第1の透明基材および第2の透明基材で挟み込む構成となるため、透過率特性変化部材の厚さをほぼゼロにすることも可能となる。このため、透過率を低下させたくない箇所について、透過率の低下をほぼゼロに抑えることが可能となる。
以上説明したように本開示によれば、撮像光学系に使用される光学フィルタを簡便に作成することができる。なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本開示の第1の実施形態に係る光学フィルタが設けられる撮像装置の概略構成を示す説明図である。 同実施形態に係る光学フィルタの構成を示す側面断面図、およびその面内における光束の透過率分布を示す説明図である。 本開示の第2の実施形態に係る光学フィルタの構成を示す側面断面図、およびその面内における光束の透過率分布を示す説明図である。 本開示の第3の実施形態に係る光学フィルタの構成を示す側面断面図、およびその面内における光束の透過率分布を示す説明図である。 本開示の第4の実施形態に係る光学フィルタの構成を示す側面断面図、およびその面内における光束の透過率分布を示す説明図である。 本開示の第5の実施形態に係る光学フィルタの構成を示す側面断面図、およびその面内における光束の透過率分布を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.第1の実施形態(平凸レンズ)
1.1.撮像装置の概略構成
1.2.光学フィルタ
2.第2の実施形態(平凹レンズ)
3.第3の実施形態(内面が傾斜面)
4.第4の実施形態(平凸レンズと内面がゲート型)
5.第5の実施形態(両凸レンズとメニスカスレンズ)
<1.第1の実施形態>
[1.1.撮像装置の概略構成]
まず、図1を参照して、本開示の第1の実施形態に係る光学フィルタが設けられる撮像装置の概略構成について説明する。図1は、本実施形態に係る光学フィルタが設けられる撮像装置の概略構成を示す説明図である。
本実施形態に係る光学フィルタは、撮像光学系における透過光の光束を制御する光学素子であって、透過面内において制御量が均一とはならない、いわゆるグラデーションフィルタである。このような光学フィルタは、撮影画像の性能向上のため、撮像装置のレンズ系に設けて使用される。光学フィルタは、例えば図1に示すように、撮像装置100に着脱可能に設けられたレンズ装置110に備えられる。
(レンズ装置)
レンズ装置110は、例えば図1に示すように、光学系として、レンズ群120、絞り130、および光学フィルタ140を備える。レンズ群120、絞り130、および光学フィルタ140は光軸上に配置されている。
レンズ群120は、フォーカスレンズやズームレンズ等、複数のレンズから構成され光軸方向に移動可能に設けられている。絞り121は、絞り値に応じて絞り込まれる機構である。光学フィルタ140は、交換可能に装着されるフィルタであり、本実施形態ではグラデーションフィルタが配置されているものとする。光学フィルタ140としては、グラデーションフィルタ以外に、水晶のローパスフィルタやガラスのND(Neutral Density)フィルタ等が装着される。本実施形態において、光学フィルタ140とは、グラデーションフィルタを指すものとする。
レンズ装置110は、光学系以外に、各光学系を駆動する各種駆動部や、エンコーダや温度センサ等の、各光学系の状態を検出する各種検出部(いずれも図示せず。)等を備えている。また、レンズ装置110の光学系は、後述するレンズ装置制御部103によって動作制御される。あるいは、レンズ装置110に設けられたフォーカスリングや絞りリング等の操作部によってユーザがレンズ群120や絞り130を操作することも可能である。
(撮像装置)
撮像装置100は、操作入力部101と、撮像制御部102と、レンズ装置制御部103と、撮像素子104と、信号処理部105と、出力部106とを有している。
操作入力部101は、ユーザが撮像装置100へ操作入力を行う入力部である。例えばシャッターボタンや、撮影モードを選択するモードダイヤル、露出調整ダイヤル等の操作入力部が設けられている。操作入力部101からの入力情報は、撮像制御部102へ出力される。
撮像制御部102は撮像装置100全体を制御する制御部である。撮像制御部102は、例えば、操作入力部101からの入力情報に基づいて、撮像素子104を駆動制御し、レンズ装置110を制御するレンズ装置制御部103に駆動指示をする。また、撮像制御部102は、例えば、撮像素子104により取得された画像信号に対して信号処理を行う信号処理部105に対して動作指示を行ったり、出力部106に出力情報の出力を指示したりする。
レンズ装置制御部103は、撮像制御部102からの指示に従って、撮像装置100と連動して作動するようにレンズ装置110を制御する制御部である。レンズ装置制御部103は、光学系に対する駆動指示をレンズ装置110へ出力する。なお、レンズ装置制御部103は、レンズ装置110に設けられていてもよい。
撮像素子104は、例えばCCD(Charge
Coupled Devices)型イメージセンサ、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型イメージセンサなどの素子である。撮像素子104は、撮像制御部104により駆動制御される。撮像素子104としてCMOS型イメージセンサを用いた場合、撮像素子104は、撮像面上に形成された光学像を電気信号に変換し、電気信号に対してノイズ除去処理や撮像信号を所望の信号レベルとする利得制御処理を行った後、アナログ信号からデジタル信号に変換して信号処理部105へ出力する。
信号処理部105は、入力された電気信号に対して、撮像素子における欠陥画素の信号を補正する欠陥補正処理、レンズの周辺光量低下を補正するシェーディング補正処理、ホワイトバランス調整や輝度補正等の処理を行う。信号処理部105により処理された電気信号は、画像データとして例えばディスプレイ等の出力部106へ出力される。
[1.2.光学フィルタ]
次に、図2に基づいて、上述したレンズ装置110に設けられる、本実施形態に係る光学フィルタ140について説明する。図2は、本実施形態に係る光学フィルタ140の構成を示す側面断面図、およびその面内における光束の透過率分布を示す説明図である。
(光学フィルタの構成)
本実施形態に係る光学フィルタ140は、グラデーションフィルタであり、図2に示すように、第1の透明基材142と、第2の透明基材144と、透過率特性変化部材146とから構成される。
第1の透明基材142および第2の透明基材144は、高透明性を有する部材であって、例えばガラスや光学用プラスティック等を用いることができる。第1の透明基材142と第2の透明基材144との間には、透過率特性変化部材146が挟み込まれる。
第1の透明基材142は、外面である第1面142aが平坦であり、内面である第2面142bが透過率特性変化部材146側に凸の曲面に形成されている。第1の透明基材142として平凸レンズを用いてもよい。第2の透明基材144は、外面である第1面144aおよび内面である第2面144bがともに平坦に形成されている。第1の透明基材142と第2の透明基材144とは、外面が平行となるように設けられている。すなわち、透過率特性変化部材146を介して対向している第1の透明基材142の内面(第2面142b)と第2の透明基材144の内面(第2面144b)とは平行とならず、光学フィルタ140はその間隔が常に均一とならないように構成されている。
透過率特性変化部材146は、光学フィルタ140の透過率特性を変化させる部材である。透過率特性変化部材146は、例えば、透明樹脂に染料等の減光材料を混ぜた材料からなる。減光材料は、目的に合わせて、吸収特性等が適合したものを任意に選択すればよい。なお、以下においては、可視光域で吸収特性がフラットである減光材料を使用するものとして説明するが、本開示はかかる例に限定されない。透過率特性変化部材146に用いる透明樹脂としては、第1の透明基材142および第2の透明基材144と屈折率が略同一であるものを用いるのが好ましいが、光学系の設計に合わせて、屈折率の違ったものを用いてもよい。
光学フィルタ140は、第1の透明基材142と第2の透明基材144との間に透過率特性変化部材146が挟み込んだ後、透過率特性変化部材146を光または熱等を用いて硬化させて作成される。なお、後述する第2〜第6の実施形態に係る光学フィルタも、本実施形態の光学フィルタ140と同様の手順で作成することができる。
(光学フィルタの透過率分布)
本実施形態に係る光学フィルタ140は第1の透明基材142に平凸レンズを用いている。このため、図2に示すように、光学フィルタ140の中心は第1の透明基材142と第2の透明基材144との間に介在する透過率特性変化部材146が少なく、周辺に向かうにつれて透過率特性変化部材146が増加する。透過率特性変化部材146は、減光材料が混ざった透明樹脂から形成されているため、光学フィルタ140を通過する光は、透過率特性変化部材146の配置部分を多く通過するほど減光する。したがって、本実施形態に係る光学フィルタ140は、透過率特性変化部材146に介在が少ない中心の透過率は高く、周辺に向かうにつれて透過率が低くなる。光学フィルタ140は、いわゆる、アポダイゼーションフィルタとして機能する。
このように、本実施形態に係る光学フィルタ140では、対向する第1の透明基材142の第2面142bと第2の透明基材144の第2面144bとの距離を変化させ、その間に介在する透過率特性変化部材146の量を変化させる。これにより、光学フィルタ140の透過率が面内で変化するグラデーションフィルタを簡便に作成することができる。
また、光学フィルタ140の外側に第1の透明基材142と第2の透明基材144とが配置されるので、光学フィルタ140の外面(すなわち、第1の透明基材142の第1面142aと第2の透明基材144の第1面144a)にARコート等を施すことが可能となる。したがって、光学フィルタ140に対する信頼性向上やプロセスの簡易化が可能となる。
以上、本実施形態に係る撮像装置100およびレンズ装置110の構成と、レンズ装置110に設けられる光学フィルタ140の構成について説明した。本実施形態に係る光学フィルタ140は、内面が凸状の曲面である第1の透明基材142と、内面が平坦面である第2の透明基材144との間に、透過率特性変化部材146を介在させる。第1の透明基材142の第2面142bと第2の透明基材144の第2面144bとの距離が面内で変化し、介在される透過率特性変化部材146の量も変化するので、面内で透過率の異なるグラデーションフィルタが形成される。このように、対向する透明基材の内面の形状によってグラデーションを簡便にコントロールすることができる。
<2.第2の実施形態>
次に、図3に基づいて、本開示の第2の実施形態に係る光学フィルタ240について説明する。図3は、本実施形態に係る光学フィルタ240の構成を示す側面断面図、およびその面内における光束の透過率分布を示す説明図である。本実施形態に係る光学フィルタ240も、第1の実施形態に係る光学フィルタ140と同様に、第1の実施形態にて説明したレンズ装置110等に設けられる。
(光学フィルタの構成)
本実施形態に係る光学フィルタ240は、グラデーションフィルタであり、図3に示すように、第1の透明基材242と、第2の透明基材244と、透過率特性変化部材246とから構成される。第1の透明基材242および第2の透明基材244は、第1の実施形態と同様、高透明性を有する部材であり、これらの間には透過率特性変化部材246が挟み込まれる。本実施形態に係る光学フィルタ240は、第1の実施形態に係る光学フィルタ140と比較して、第1の透明基材242の形状が相違する。
第1の透明基材242は、外面である第1面242aが平坦であり、内面である第2面242bが透過率特性変化部材146側に窪んだ凹状の曲面に形成されている。第1の透明基材242として平凹レンズを用いてもよい。第2の透明基材244は、外面である第1面244aおよび内面である第2面244bがともに平坦に形成されている。第1の透明基材242と第2の透明基材244とは、外面が平行となるように設けられている。すなわち、透過率特性変化部材246を介して対向している第1の透明基材242の内面(第2面242b)と第2の透明基材244の内面(第2面244b)とは平行とならず、光学フィルタ240はその間隔が常に均一とならないように構成されている。
透過率特性変化部材246も第1の実施形態と同様、透明樹脂に染料等の減光材料を混ぜた材料が用いられる。例えば、透過率特性変化部材246は、可視光域で吸収特性がフラットである減光材料からなり、透明樹脂には第1の透明基材242および第2の透明基材244と屈折率が略同一であるものが用いられている。
(光学フィルタの透過率分布)
本実施形態に係る光学フィルタ240は第1の透明基材242に平凹レンズを用いている。このため、図3に示すように、光学フィルタ240の中心は第1の透明基材242と第2の透明基材244との間に介在する透過率特性変化部材246が多く、周辺に向かうにつれて透過率特性変化部材246が減少する。したがって、光学フィルタ240は、透過率特性変化部材246に介在が多い中心の透過率は低く、周辺に向かうにつれて透過率が高くなる。光学フィルタ240は、いわゆる、超解像フィルタとして機能する。
このように、本実施形態に係る光学フィルタ240では、対向する第1の透明基材242の第2面242bと第2の透明基材244の第2面244bとの距離を変化させ、その間に介在する透過率特性変化部材246の量を変化させる。これにより、光学フィルタ240の透過率が面内で変化するグラデーションフィルタを簡便に作成することができる。本実施形態に係る光学フィルタ240においても、光学フィルタ240の外側に第1の透明基材242と第2の透明基材244とが配置されるので、光学フィルタ240の外面にARコート等を施すことが可能となる。したがって、光学フィルタ240に対する信頼性向上やプロセスの簡易化が可能となる。
以上、本実施形態に係る光学フィルタ240の構成について説明した。本実施形態に係る光学フィルタ240は、内面が凹状の曲面である第1の透明基材242と、内面が平坦面である第2の透明基材244との間に、透過率特性変化部材246を介在させる。これにより、面内で透過率の異なるグラデーションフィルタが形成される。
<3.第3の実施形態>
次に、図4に基づいて、本開示の第3の実施形態に係る光学フィルタ340について説明する。図4は、本実施形態に係る光学フィルタ340の構成を示す側面断面図、およびその面内における光束の透過率分布を示す説明図である。本実施形態に係る光学フィルタ340も、第1の実施形態に係る光学フィルタ140と同様に、第1の実施形態にて説明したレンズ装置110等に設けられる。
(光学フィルタの構成)
本実施形態に係る光学フィルタ340は、グラデーションフィルタであり、図4に示すように、第1の透明基材342と、第2の透明基材344と、透過率特性変化部材346とから構成される。第1の透明基材342および第2の透明基材344は、第1の実施形態と同様、高透明性を有する部材であり、これらの間には透過率特性変化部材346が挟み込まれる。本実施形態に係る光学フィルタ340は、第1の実施形態に係る光学フィルタ140と比較して、第1の透明基材342および第2の透明基材344の形状が相違する。
第1の透明基材342は、外面である第1面342aおよび内面である第2面342bがともに平坦に形成されている。第2の透明基材344は、外面である第1面344aが平坦であり、内面である第2面344bが光軸に対して直交する幅方向において一側から他側に向かって傾斜する傾斜面に形成されている。第1の透明基材342と第2の透明基材344とは、外面が平行となるように設けられている。すなわち、透過率特性変化部材346を介して対向している第1の透明基材342の内面(第2面342b)と第2の透明基材344の内面(第2面344b)とは平行とならず、光学フィルタ340はその間隔が常に均一とならないように構成されている。
透過率特性変化部材346も第1の実施形態と同様、透明樹脂に染料等の減光材料を混ぜた材料が用いられる。例えば、透過率特性変化部材346は、可視光域で吸収特性がフラットである減光材料からなり、透明樹脂には第1の透明基材342および第2の透明基材344と屈折率が略同一であるものが用いられている。
(光学フィルタの透過率分布)
本実施形態に係る光学フィルタ340は第2の透明基材344に内面が傾斜する透明基材を用いている。このため、図4に示すように、光学フィルタ340は、第2の透明基材344の厚みの小さい一端側(図4では左側)から厚みの大きい他端側(図4では右側)に向かうにつれて、その間に介在する透過率特性変化部材346は減少する。したがって、光学フィルタ340は、透過率特性変化部材246に介在が多い一端側の透過率は低く、他端側に向かうにつれて透過率が高くなる。
このように、本実施形態に係る光学フィルタ340では、対向する第1の透明基材342の第2面342bと第2の透明基材344の第2面344bとの距離を変化させ、その間に介在する透過率特性変化部材346の量を変化させる。これにより、光学フィルタ340の透過率が面内で変化するグラデーションフィルタを簡便に作成することができる。本実施形態に係る光学フィルタ340においても、光学フィルタ340の外側に第1の透明基材342と第2の透明基材344とが配置されるので、光学フィルタ340の外面にARコート等を施すことが可能となる。したがって、光学フィルタ340に対する信頼性向上やプロセスの簡易化が可能となる。
以上、本実施形態に係る光学フィルタ340の構成について説明した。本実施形態に係る光学フィルタ340は、内面が平坦面である第1の透明基材342と、内面が傾斜面である第2の透明基材344との間に、透過率特性変化部材346を介在させる。これにより、面内で透過率の異なるグラデーションフィルタが形成される。
<4.第4の実施形態>
次に、図5に基づいて、本開示の第4の実施形態に係る光学フィルタ440について説明する。図5は、本実施形態に係る光学フィルタ440の構成を示す側面断面図、およびその面内における光束の透過率分布を示す説明図である。本実施形態に係る光学フィルタ440も、第1の実施形態に係る光学フィルタ140と同様に、第1の実施形態にて説明したレンズ装置110等に設けられる。
(光学フィルタの構成)
本実施形態に係る光学フィルタ440は、グラデーションフィルタであり、図5に示すように、第1の透明基材442と、第2の透明基材444と、透過率特性変化部材446とから構成される。第1の透明基材442および第2の透明基材444は、第1の実施形態と同様、高透明性を有する部材であり、これらの間には透過率特性変化部材446が挟み込まれる。本実施形態に係る光学フィルタ440は、第1の実施形態に係る光学フィルタ140と比較して、第2の透明基材442の形状が相違する。
第1の透明基材442は、外面である第1面442aが平坦であり、内面である第2面442bが透過率特性変化部材446側に窪んだ凹状の曲面に形成されている。第1の透明基材442として平凹レンズを用いてもよい。第2の透明基材444は、外面である第1面244aが平坦であり、内面である第2面444bが傾きの異なる3つの面から形成された幅方向において対称のゲート型形状に形成されている。第1の透明基材442と第2の透明基材444とは、外面が平行となるように設けられている。したがって、透過率特性変化部材446を介して対向している第1の透明基材442の内面(第2面442b)と第2の透明基材444の内面(第2面444b)とは平行とならず、光学フィルタ440はその間隔が常に均一とならないように構成されている。
透過率特性変化部材446も第1の実施形態と同様、透明樹脂に染料等の減光材料を混ぜた材料が用いられる。例えば、透過率特性変化部材446は、可視光域で吸収特性がフラットである減光材料からなり、透明樹脂には第1の透明基材442および第2の透明基材444と屈折率が略同一であるものが用いられている。
(光学フィルタの透過率分布)
本実施形態に係る光学フィルタ440は第1の透明基材442に平凹レンズを用い、第2の透明基材444に内面がゲート型の透明基材を用いている。この光学フィルタ440の透過率分布は図5に示すようになる。まず、第1の透明基材442の厚みが大きくなり、第2の透明基材444の厚みは小さくなる光学フィルタ440の一端側(図4では左側)の位置Pから位置P1までは、中心に向かってその間に介在する透過率特性変化部材446は減少する。したがって、透過率は高くなっていく。
次いで、光学フィルタ440の中央部分である位置P1から位置P2までは、第1の透明基材442の厚みは中心で最大となるように凸状に変化しており、第2の透明基材444の厚みは一定である。したがって、第1の透明基材442と第2の透明基材444との間に介在する透過率特性変化部材446の量は第1の透明基材442の厚みによって変化し、中心で透過率は最大となるように凸状に変化する。
そして、位置P2から光学フィルタ440の他端側(図4では右側)の位置Pまでは、第1の透明基材442の厚みは小さくなり、第2の透明基材444の厚みは大きくなる。このとき、光学フィルタ440の中心から他端側に向かうにつれてその間に介在する透過率特性変化部材446は減少し、透過率は低くなっていく。このように、本実施形態に係る光学フィルタ440では、フィルタの濃度勾配に応じて変曲点P1、P2を設けることで、図5に示すように、上に凸の緩やかな曲線状に透過率を変化させている。
本実施形態においても、対向する第1の透明基材442の第2面442bと第2の透明基材444の第2面444bとの距離を変化させ、その間に介在する透過率特性変化部材446の量を変化させる。これにより、光学フィルタ440の透過率が面内で変化するグラデーションフィルタを簡便に作成することができる。本実施形態に係る光学フィルタ440においても、光学フィルタ440の外側に第1の透明基材442と第2の透明基材444とが配置されるので、光学フィルタ440の外面にARコート等を施すことが可能となる。したがって、光学フィルタ440に対する信頼性向上やプロセスの簡易化が可能となる。
以上、本実施形態に係る光学フィルタ440の構成について説明した。本実施形態に係る光学フィルタ440は、内面が凹状の曲面である第1の透明基材4と、内面がゲート型の面である第2の透明基材444との間に、透過率特性変化部材446を介在させる。これにより、面内で透過率の異なるグラデーションフィルタが形成される。
<5.第5の実施形態>
次に、図6に基づいて、本開示の第5の実施形態に係る光学フィルタ540について説明する。図6は、本実施形態に係る光学フィルタ540の構成を示す側面断面図、およびその面内における光束の透過率分布を示す説明図である。本実施形態に係る光学フィルタ540も、第1の実施形態に係る光学フィルタ140と同様に、第1の実施形態にて説明したレンズ装置110等に設けられるが、光学フィルタ540はレンズとしての機能も有している。
(光学フィルタの構成)
本実施形態に係る光学フィルタ540は、レンズ機能を有するグラデーションフィルタであり、図6に示すように、第1の透明基材542と、第2の透明基材544と、透過率特性変化部材546とから構成される。第1の透明基材542および第2の透明基材544は、第1の実施形態と同様、高透明性を有する部材であり、これらの間には透過率特性変化部材546が挟み込まれる。本実施形態に係る光学フィルタ540は、第1の実施形態に係る光学フィルタ140と比較して、第1の透明基材542および第2の透明基材544の形状が相違する。
第1の透明基材542は、外面である第1面542aが外側に凸状の曲面に形成され、内面である第2面542bが透過率特性変化部材546側に凸状の曲面に形成されている。第1の透明基材542として両凸レンズを用いてもよい。第2の透明基材544は、外面である第1面544aが外側に凸状の曲面に形成され、内面である第2面544bが端部付近は平坦に形成され、中央側は透過率特性変化部材546と反対側に窪んだ凹状の曲面に形成されている。第2の透明基材544としてメニスカスレンズを用いてもよい。
対向する第1の透明基材542の内面(第2面542b)と第2の透明基材544の内面(第2面544b)とは、第2の透明基材544の第2面544bが平坦となっている端部付近にのみ透過率特性変化部材546を介在させている。第2の透明基材544の第2面544bの凹状の曲面の曲率は、第1の透明基材542の第2面542bの凸状の曲面の曲率に対応しており、第1の透明基材542と第2の透明基材544とは接触している。
したがって、光学フィルタ540は、透過率特性変化部材546を介して対向している端部付近にのみ減光作用が生じる。光学フィルタ540の端部付近では、第1の透明基材542の内面(第2面542b)と第2の透明基材544の内面(第2面544b)とは平行とならず、光学フィルタ540はその間隔が常に均一とならないように構成されている。また、第1の透明基材542と第2の透明基材544とは、外面がともに光学フィルタ540の光軸方向外側へ凸となるように形成されている。
透過率特性変化部材546も第1の実施形態と同様、透明樹脂に染料等の減光材料を混ぜた材料が用いられる。例えば、透過率特性変化部材546は、可視光域で吸収特性がフラットである減光材料からなり、透明樹脂には第1の透明基材542および第2の透明基材544と屈折率が略同一であるものが用いられている。
(光学フィルタの透過率分布)
本実施形態に係る光学フィルタ540は第1の透明基材542に両凸レンズを用い、第2の透明基材544にメニスカスレンズを用いている。この光学フィルタ540の透過率分布は図6に示すようになる。すなわち、減光作用を有する光学フィルタ540の端部付近(位置Pから位置P1の間および位置P2から位置Pの間)では、端部(位置P、位置P)から中心側に向かうにつれて第1の透明基材542と第2の透明基材544との間隔が狭くなる。したがって、端部から中心側に向かうにつれてその間に介在する透過率特性変化部材546は減少し、透過率は高くなっていく。
一方、第1の透明基材542と第2の透明基材544とが接触している中央部分(位置P1から位置P2の間)では、透過率特性変化部材546は介在されない。したがって、かかる範囲での透過率は高くなる。このように、本実施形態に係る光学フィルタ540は、図6に示すように、端部付近にのみグラデーションの減光作用を備え、中央部分の透過率は最大透過率を一定に維持した略台形状の透過率分布を有している。
本実施形態においても、端部付近においては、対向する第1の透明基材542の第2面542bと第2の透明基材544の第2面544bとの距離を変化させ、その間に介在する透過率特性変化部材546の量を変化させる。これにより、光学フィルタ540の端部付近において透過率が面内で変化するグラデーションを簡便に作成することができる。また、第1の透明基材542と第2の透明基材544との外面を凸状にすることで、光学フィルタ540にレンズとしての機能を持たせることもできる。
さらに、本実施形態に係る光学フィルタ540においても、光学フィルタ540の外側に第1の透明基材542と第2の透明基材544とが配置されるので、光学フィルタ540の外面にARコート等を施すことが可能となる。したがって、光学フィルタ540に対する信頼性向上やプロセスの簡易化が可能となる。
以上、本実施形態に係る光学フィルタ540の構成について説明した。本実施形態に係る光学フィルタ540は、両凸レンズである第1の透明基材542と、メニスカスレンズである第2の透明基材544との端部付近において、透過率特性変化部材446を介在させる。これにより、光学フィルタ540の端部付近において透過率の異なるグラデーションが形成される。また、光学フィルタ540は、第1の透明基材542と第2の透明基材544との外面が凸状に形成されており、レンズとしての機能も有するようになる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)第1の透明基材および第2の透明基材と、
前記第1の透明基材と前記第2の透明基材との間に設けられ、透過率特性を変化させる透過率特性変化部材と、
とからなり、
前記透過率特性変化部材と接する前記第1の透明基材の第1の内面と、前記透過率特性変化部材と接する前記第2の透明基材の第2の内面との距離が常に均一とならないように形成されている、光学フィルタ。
(2)前記第1の内面および前記第2の内面のうち少なくとも一方は、前記透過率特性変化部材側に凸の凸曲面に形成される、前記(1)に記載の光学フィルタ。
(3)前記第1の内面および前記第2の内面のうち前記凸曲面に形成されていない面は、平坦面である、前記(2)に記載の光学フィルタ。
(4)前記第1の内面および前記第2の内面のうち少なくとも一方は、前記透過率特性変化部材とは反対側に窪んだ凹曲面に形成される、前記(1)に記載の光学フィルタ。
(5)前記第1の内面および前記第2の内面のうち少なくとも一方は、傾斜面に形成される、前記(1)に記載の光学フィルタ。
(6)前記第1の内面および前記第2の内面のうち少なくとも一方は、端部が傾斜面であり中央部が平坦面であるゲート型に形成される、前記(1)に記載の光学フィルタ。
(7)第1の透明基材および第2の透明基材の外面は、それぞれ曲率を有するように形成される、前記(1)に記載の光学フィルタ。
(8)前記光学フィルタの端部付近は、前記第1の透明基材の第1の内面と前記第2の透明基材の第2の内面との間に前記透過率特性変化部材が介在され、
前記光学フィルタの中央部は、前記第1の透明基材の第1の内面と前記第2の透明基材の第2の内面とが接するように形成される、前記(7)に記載の光学フィルタ。
(9)撮像部と、
前記撮像部に入射する光を通過させる1または複数のレンズと、面内で透過率特性を変化させる光学フィルタとからなるレンズ部と、
を備え、
前記光学フィルタは、
第1の透明基材および第2の透明基材と、
前記第1の透明基材と前記第2の透明基材との間に設けられ、透過率特性を変化させる透過率特性変化部材と、
とからなり、
前記透過率特性変化部材と接する前記第1の透明基材の第1の内面と、前記透過率特性変化部材と接する前記第2の透明基材の第2の内面との距離が常に均一とならないように形成されている、撮像装置。
100 撮像装置
101 操作入力部
102 撮像制御部
103 レンズ装置制御部
104 撮像素子
105 信号処理部
106 出力部
110 レンズ装置
120 レンズ群
130 絞り
140、240、340、440、540、640 光学フィルタ
142、242、342、442、542、642 第1の透明基材
144、244、344、444、544、644 第2の透明基材
146、246、346、436、546、646 透過率特性変化部材

Claims (9)

  1. 第1の透明基材および第2の透明基材と、
    前記第1の透明基材と前記第2の透明基材との間に設けられ、透過率特性を変化させる透過率特性変化部材と、
    とからなり、
    前記透過率特性変化部材と接する前記第1の透明基材の第1の内面と、前記透過率特性変化部材と接する前記第2の透明基材の第2の内面との距離が常に均一とならないように形成されている、光学フィルタ。
  2. 前記第1の内面および前記第2の内面のうち少なくとも一方は、前記透過率特性変化部材側に凸の凸曲面に形成される、請求項1に記載の光学フィルタ。
  3. 前記第1の内面および前記第2の内面のうち前記凸曲面に形成されていない面は、平坦面である、請求項2に記載の光学フィルタ。
  4. 前記第1の内面および前記第2の内面のうち少なくとも一方は、前記透過率特性変化部材とは反対側に窪んだ凹曲面に形成される、請求項1に記載の光学フィルタ。
  5. 前記第1の内面および前記第2の内面のうち少なくとも一方は、傾斜面に形成される、請求項1に記載の光学フィルタ。
  6. 前記第1の内面および前記第2の内面のうち少なくとも一方は、端部が傾斜面であり中央部が平坦面であるゲート型に形成される、請求項1に記載の光学フィルタ。
  7. 第1の透明基材および第2の透明基材の外面は、それぞれ曲率を有するように形成される、請求項1に記載の光学フィルタ。
  8. 前記光学フィルタの端部付近は、前記第1の透明基材の第1の内面と前記第2の透明基材の第2の内面との間に前記透過率特性変化部材が介在され、
    前記光学フィルタの中央部は、前記第1の透明基材の第1の内面と前記第2の透明基材の第2の内面とが接するように形成される、請求項7に記載の光学フィルタ。
  9. 撮像部と、
    前記撮像部に入射する光を通過させる1または複数のレンズと、面内で透過率特性を変化させる光学フィルタとからなるレンズ部と、
    を備え、
    前記光学フィルタは、
    第1の透明基材および第2の透明基材と、
    前記第1の透明基材と前記第2の透明基材との間に設けられ、透過率特性を変化させる透過率特性変化部材と、
    とからなり、
    前記透過率特性変化部材と接する前記第1の透明基材の第1の内面と、前記透過率特性変化部材と接する前記第2の透明基材の第2の内面との距離が常に均一とならないように形成されている、撮像装置。
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