JP2015079011A - X線測定装置 - Google Patents
X線測定装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015079011A JP2015079011A JP2015012229A JP2015012229A JP2015079011A JP 2015079011 A JP2015079011 A JP 2015079011A JP 2015012229 A JP2015012229 A JP 2015012229A JP 2015012229 A JP2015012229 A JP 2015012229A JP 2015079011 A JP2015079011 A JP 2015079011A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ray
- measurement
- vibration
- sensor
- detection means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
Abstract
Description
(ア)X線検出手段によって求められた測定値を適宜のアプリケーションソフトウエアによってソフト的に補正することや、
(イ)X線測定装置の入射側の光学系を構成するX線源及び/又はX線光学要素の位置を調整して試料に照射されるX線を調整することや、
(ウ)X線測定装置の受光側の光学系を構成するX線検出手段及び/又はX線光学要素の位置を調整してX線検出手段のX線取込部に対するX線の状態を調整すること、
等が考えられる。
(ア)当該振動量検知センサと前記測定対象物との間の距離の変動量、
(イ)当該振動量検知センサと前記測定対象物とを結ぶ線に対して直交する面内での変動量、及び
(ウ)当該振動量検知センサの前記測定対象物に対する傾きの変動量
の少なくとも1つとすることができる。
距離センサは、例えば、レーザ光の発光から受光までの時間に基づいて距離を計測するセンサを用いることができる。角速度センサは、例えばジャイロセンサを用いることができる。
図1は、本発明に係るX線測定装置の一実施形態を示している。このX線測定装置1は、本実施形態では、測定対象物2に欠陥があるか否かをX線を用いて非破壊で検査するものである。また、本実施形態のX線測定装置は、いわゆるハンドヘルドタイプのX線測定装置である。なお、本発明がハンドヘルドタイプ以外の可搬型のX線測定装置に適用できることは明らかである。
(1)X線管7を位置調整のためにX線照射点Bを中心として矢印Cで示すように回転揺動させることができる。これにより、これにより、X線管7から出射するX線の向きを変えることができる。
(2)X線管7をハウジング3に対して横方向(Xs)、前後方向(Ys)及び高さ方向(Zs)のそれぞれの方向へ位置調整のために平行移動させることができる。
(1)X線検出器8を位置調整のためにX線照射点Bを中心として矢印Dで示すように回転揺動させることができる。
(2)X線検出器8を位置調整のためにX線照射点Bに近づき又は遠ざかる方向(矢印E方向)へ平行移動させることができる。
(3)X線検出器8を位置調整のために、測定対象物2から出るX線R2の中心線に対して直角方向(図のG方向及びそれに直角の方向)へ平行移動させることができる。
上記の第1の実施形態では、振動量検知センサ12を、距離センサと、速度センサと、加速度センサと、ジャイロセンサとの各センサによって構成した。また、X線管7を位置調整のために、回転揺動可能(図1のC方向)及び平行移動可能(Xs,Ys,Zs)に設けた。さらに、2次元X線検出器8を位置調整のために、回転揺動可能(図1のD方向)、測定対象物2に対して平行移動可能(図1のE方向)、及びX線R2の中心線に対して直角方向(図1のG方向及びそれに直角の方向)へ平行移動可能に設けた。
上記第2の実施形態では、X線管7をハウジング3に固定し、2次元X線検出器8をハウジング3に固定した上で、2次元X線検出器8によって得られた測定データをアプリケーションソフトによって実現される機能に従って演算によって数値的に補償するようにした。このような構成とは別に、X線管7をアクチュエータ10Aによって位置調整できるようにし、2次元X線検出器8をアクチュエータ10Bによって位置調整できるようにした上で、2次元X線検出器8によって得られた測定データをアプリケーションソフトによって実現される機能に従って演算によって数値的に補償するように構成することもできる。
以上、好ましい実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はその実施形態に限定されるものでなく、請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々に改変できる。
Claims (7)
- 測定対象物に入射するX線を発生するX線源と、
前記測定対象物から出たX線を検出するX線検出手段と、
前記X線源及び前記X線検出手段を収容したハウジングと、
を有するX線測定装置において、
前記ハウジングの振動量を検知する振動量検知センサと、
前記X線源、前記X線検出手段及び前記振動量検知センサを制御する制御手段と、を有しており、
前記制御手段は、
サンプリング時間ごとに前記X線検出手段によってX線強度を求め、
求められたX線強度を積算し、
サンプリング時間ごとに前記振動量検知センサによって振動量を検知し、
その振動量に基づいて前記ハウジングの前記測定対象物に対する位置の変動量(δ(t))を求め、
その変動量に基づいてその変動量を補償するための測定条件値を求め、
前記X線検出手段を用いて得られる測定値を補正するための処理を前記測定条件値に基づいて行い、
前記測定条件値のいずれか1つが補償できない程に大きく変動したときには、対応するX線強度を前記の積算に含めない、
ことを特徴とするX線測定装置。
- 前記振動量検知センサが検知した振動量に基づいて求められる変動量は、
(1)当該振動量検知センサと前記測定対象物との間の距離の変動量、
(2)当該振動量検知センサと前記測定対象物とを結ぶ線に対して直交する面内での変動量、及び
(3)当該振動量検知センサの前記測定対象物に対する傾きの変動量
の少なくとも1つであることを特徴とする請求項1記載のX線測定装置。
- 前記振動量検知センサは、
距離の変動を検知する距離センサ、
速度の変動を検知する速度センサ、
加速度の変動を検知する加速度センサ、及び
角速度の変動を検知する角速度センサ
のいずれか1つ又はそれらの2つ以上の組合せであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のX線測定装置。
- 前記振動量検知センサは、前記ハウジングに固定されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載のX線測定装置。
- 前記X線検出手段を用いて得られる測定値を補正するための処理は、
前記X線源の位置を制御することか、
前記X線検出手段の位置を制御することか、
前記X線検出手段によって得られたデータをプログラムソフトによる演算によって加工することか、
であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1つに記載のX線測定装置。
- 前記X線検出手段は、
1次元X線検出器、2次元X線検出器、ピクセル検出器のいずれかである
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1つに記載のX線測定装置。
- 前記ハウジングは人が手で持ち運ぶことができ、人がハウジングを手で持ってハウジングのX線出射用開口を測定対象物に対面させた状態で測定が行われることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1つに記載のX線測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015012229A JP5963331B2 (ja) | 2015-01-26 | 2015-01-26 | X線測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015012229A JP5963331B2 (ja) | 2015-01-26 | 2015-01-26 | X線測定装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012072559A Division JP5695595B2 (ja) | 2012-03-27 | 2012-03-27 | X線測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015079011A true JP2015079011A (ja) | 2015-04-23 |
JP5963331B2 JP5963331B2 (ja) | 2016-08-03 |
Family
ID=53010496
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015012229A Expired - Fee Related JP5963331B2 (ja) | 2015-01-26 | 2015-01-26 | X線測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5963331B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020174577A1 (ja) | 2019-02-26 | 2020-09-03 | 国立大学法人静岡大学 | X線撮像装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5977308A (ja) * | 1982-10-25 | 1984-05-02 | Seiko Instr & Electronics Ltd | 螢光x線膜厚測定装置 |
JP2000294185A (ja) * | 1999-04-05 | 2000-10-20 | Canon Inc | 分析装置および透過電子顕微鏡 |
JP2001201468A (ja) * | 2000-01-21 | 2001-07-27 | Shimazu Scientific Research Inc | 試料解析装置 |
US6459767B1 (en) * | 2000-12-12 | 2002-10-01 | Oxford Instruments, Inc. | Portable x-ray fluorescence spectrometer |
JP2007163262A (ja) * | 2005-12-13 | 2007-06-28 | Riken Keiki Co Ltd | エックス線分析装置 |
-
2015
- 2015-01-26 JP JP2015012229A patent/JP5963331B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5977308A (ja) * | 1982-10-25 | 1984-05-02 | Seiko Instr & Electronics Ltd | 螢光x線膜厚測定装置 |
JP2000294185A (ja) * | 1999-04-05 | 2000-10-20 | Canon Inc | 分析装置および透過電子顕微鏡 |
JP2001201468A (ja) * | 2000-01-21 | 2001-07-27 | Shimazu Scientific Research Inc | 試料解析装置 |
US6459767B1 (en) * | 2000-12-12 | 2002-10-01 | Oxford Instruments, Inc. | Portable x-ray fluorescence spectrometer |
JP2007163262A (ja) * | 2005-12-13 | 2007-06-28 | Riken Keiki Co Ltd | エックス線分析装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020174577A1 (ja) | 2019-02-26 | 2020-09-03 | 国立大学法人静岡大学 | X線撮像装置 |
KR20210121185A (ko) | 2019-02-26 | 2021-10-07 | 고쿠리츠 다이가꾸 호우진 시즈오까 다이가꾸 | X선 촬상 장치 |
US11921057B2 (en) | 2019-02-26 | 2024-03-05 | National University Corporation Shizuoka University | X-ray imaging device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5963331B2 (ja) | 2016-08-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5695595B2 (ja) | X線測定装置 | |
WO2014076974A1 (ja) | 回折環形成装置及び回折環形成システム | |
JP6055970B2 (ja) | X線回折装置を用いた表面硬さ評価方法およびx線回折測定装置 | |
JP6264591B1 (ja) | 熱膨張係数測定方法及びx線回折測定装置 | |
JP6242185B2 (ja) | 補正情報生成方法および補正情報生成装置 | |
JP5740401B2 (ja) | X線回折方法及びその装置 | |
JP6060474B1 (ja) | X線回折測定装置 | |
JP5963331B2 (ja) | X線測定装置 | |
JP2007093495A (ja) | 撮像素子、及び光学機器測定装置 | |
JP6037237B2 (ja) | X線回折測定装置およびx線回折測定装置による測定方法 | |
JP6155538B2 (ja) | X線回折測定装置及びx線回折測定方法 | |
JP5949704B2 (ja) | 回折環形成方法 | |
JP4197340B2 (ja) | 三次元形状測定装置 | |
JP2017015468A (ja) | X線回折装置 | |
JP6115597B2 (ja) | X線回折測定装置 | |
JP5962737B2 (ja) | X線回折測定装置およびx線回折測定方法 | |
JP2015145862A (ja) | X線回折測定装置およびx線回折測定装置におけるx線入射角検出方法 | |
JP7404336B2 (ja) | 材料特性評価のための光学技術 | |
van Riessen et al. | A soft X-ray beamline for quantitative nanotomography using ptychography | |
US20190242746A1 (en) | Apparatus for spectrum and intensity profile characterization of a beam, use thereof and method thereof | |
JP7472431B2 (ja) | X線回折測定装置 | |
JP2020030160A (ja) | 回折環撮像装置 | |
JP2006322710A (ja) | 分光測定装置 | |
JP6600929B1 (ja) | X線回折測定装置システム及びx線回折測定装置 | |
JP6673135B2 (ja) | X線検出システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150126 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151111 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151209 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160127 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160622 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160624 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5963331 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |