JP2015078114A - ランタノイド含有酸化物微粒子の製造方法 - Google Patents
ランタノイド含有酸化物微粒子の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015078114A JP2015078114A JP2014185560A JP2014185560A JP2015078114A JP 2015078114 A JP2015078114 A JP 2015078114A JP 2014185560 A JP2014185560 A JP 2014185560A JP 2014185560 A JP2014185560 A JP 2014185560A JP 2015078114 A JP2015078114 A JP 2015078114A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lanthanoid
- fine particles
- oxide fine
- hydroxide
- firing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
Description
アップコンバージョン機能を有する無機微粒子のホスト材料にはランタノイド元素の光吸収、エネルギー移動、光放出過程を阻害しないよう、酸素欠損部位が少なく、低フォノンエネルギーで且つ化学的安定性の高い材料が求められており、それらを満たす材料として酸化物材料が知られている。特にイットリウムと組み合わせた酸化イットリウムが注目されている。
しかしながら、無機微粒子同士で合着が生じている場合は、解粒処理を行った場合でも、一次粒子径までの分散化が難しく、また、解粒時における物理的衝撃により、結晶性が低下、結晶粒界や歪みが発生することからエネルギー移動に障害が起こりうるという問題点があった。
以下に本発明を詳述する。
なかでも、10000cm−1付近に強い吸収を有するイッテルビウムと、イッテルビウムからのエネルギー移動を受けて発光し、その得られる波長が可視光域であるエルビウム、ホルミウム、ツリウムのそれぞれの組み合わせが好ましい。
上記ランタノイド以外の希土類元素としては、例えば、イットリウム(Y)、スカンジウム(Sc)等が挙げられる。なかでも、得られるランタノイド含有酸化物微粒子においてランタノイド間のエネルギー移動に関して高い効率が期待できることから、上記ランタノイドを含有する金属塩溶液には、イットリウム(Y)及びイットリウムの塩を含むことが好ましい。上記ランタノイド以外の金属塩としては、例えば、上記ランタノイド以外の金属の硝酸塩、硫酸塩、燐酸塩、硼酸塩、ケイ酸塩、バナジン酸塩等の酸素酸塩や、上記ランタノイド以外の金属のカルボン酸塩、スルホン酸塩、フェノール塩、スルフィン酸塩、1,3−ジケトン形化合物の塩、チオフェノール塩、オキシム塩、芳香族スルホンアミドの塩、第一級及び第二級ニトロ化合物の塩等の有機酸塩、上記ランタノイド以外の金属の塩化物等が挙げられる。なかでも、溶媒への溶解性、反応速度の観点から硝酸塩が好ましい。
また、上記アルカリ溶液の添加量は、上記アルカリ溶液のpHや上記ランタノイドを含有する金属塩溶液の種類、濃度によって適宜選択することができる。
この炭化物は、微粒子間に介在することで、焼成工程後に得られる微粒子の合着を防止することができる。
上記難熱分解性有機高分子としては、大気中において700℃で一時間加熱した際に、加熱前後の重量減少率が99.5%未満である難熱分解性有機高分子であることが好ましい。上記加熱前後の重量減少率は、例えば、示差熱・熱重量測定装置(TG/DTA6300、エスアイアイナノテクノロジー社製等)を用いて測定することが出来る。
上記櫛形ポリカルボン酸及び櫛形ポリカルボン酸無水物としては、ランタノイド含有水酸化物微粒子の表面により一層吸着しやすくなるため、ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテル単位と、無水マレイン酸単位と、スチレン単位とを有する無水マレイン酸共重合体であることが好ましい。上記無水マレイン酸共重合体としては、ランタノイド含有水酸化物微粒子の表面に更により一層吸着しやすくなるため、マリアリムAKM−1511、マリアリムAKM−0531、マリアリムAFB−1521(何れも日油社製)が好ましい。
また、上記焼成工程を行う前に乾燥工程を行ってもよい。
好ましくは700〜1000℃である。
更にこのバリア効果は耐水、耐湿、耐候といった外部環境からの影響を防ぐ効果も期待出来る。
(ランタノイド含有酸化物微粒子の作製)
櫛形ポリカルボン酸(無水マレイン酸共重合体、マリアリムAFB−1521、重量平均分子量50000)を0.1重量%添加した水溶液に硝酸イットリウム2.98g(0.0519モル%)、硝酸イッテルビウム0.83g(0.0154モル%)、硝酸エレビウム0.09g(0.0017モル%)を溶解させて金属イオン溶液150gを作製した。
同様に櫛形ポリカルボン酸を0.1重量%添加した水溶液50gに水酸化カリウム2.81gを溶解させてアルカリ溶液を作製した。攪拌しながら金属イオン溶液にアルカリ溶液を徐々に添加することで水酸化物微粒子を析出させた(アルカリ溶液添加後の櫛形ポリカルボン酸の濃度は0.1重量%)。
その後、遠心分離装置(日立工機社製、CR21N)及び純水を添加して超音波分散による洗浄を数回繰り返した後、1重量%となるように純水を添加し、分散することで水酸化物微粒子分散液を得た。
得られた水酸化物微粒子分散液を遠心分離装置を用いて回収し、80℃、24時間の条件において乾燥させた。その後、焼成炉(アドバンテック社製、KM−420)を用いて1000℃、1時間の条件において大気雰囲気下で焼成処理を行い、ランタノイド含有酸化物微粒子の粉体を得た。なお、実施例1で得られたランタノイド含有酸化物微粒子を撮影した走査型電子顕微鏡写真を図1に示す。
得られたランタノイド含有酸化物微粒子1gとエタノール(和光純薬工業社製、試薬特級)99g、ジルコニアビーズ(ニッカトー社製、直径50μm)400gを混合し、ビーズミル(アイメックス社製、RMBバッチ式ビーズミル)を用いて2000rpm、2時間の条件において解砕処理を行った。処理後、メッシュフィルターを用いてジルコニアビーズを分離し、1重量%のランタノイド含有酸化物微粒子分散液を得た。
得られた酸化物微粒子/樹脂混合液を石英ガラス基板(厚み1mm)上にスピンコーター(ミカサ社製、MS−A100)を用いて塗布後、100℃、1時間の条件において乾燥を行い、エタノールを除去することにより酸化物微粒子/樹脂混合塗工膜を得た。なお、塗布回数を調整することで膜厚を1μmとした。
表1に示す種類、添加量の分散剤を用いた以外は実施例1と同様にしてランタノイド含有酸化物微粒子を作製した。比較例3及び比較例4は、水酸化物微粒子が析出しなかったため、以降の評価を行なわなかった。実施例2〜7及び比較例2で得られたランタノイド含有酸化物微粒子を用いて、実施例1と同様にして、酸化物微粒子/樹脂混合塗工膜を得た。
なお、ポリビニルアルコールとしては、重合度が2000、ケン化度87%のものを用い、ポリビニルピロリドンとしては、ピッツコールK−30(重量平均分子量45000)を用いた。
分散剤として櫛形ポリカルボン酸(無水マレイン酸共重合体、マリアリムAFB−1521)を添加しなかった以外は実施例1と同様にしてランタノイド含有酸化物微粒子及び酸化物微粒子/樹脂混合塗工膜を得た。なお、比較例1で得られたランタノイド含有酸化物微粒子を撮影した走査型電子顕微鏡写真を図2に示す。
表1に示す焼成温度でランタノイド含有酸化物微粒子の粉体を得た以外は実施例1と同様にしてランタノイド含有酸化物微粒子及び酸化物微粒子/樹脂混合塗工膜を得た。なお、比較例6においては焼成炉(アドバンテック社製、FUH612PA)を用いて焼成を行った。
(1)平均粒子径の測定
得られた水酸化物微粒子分散液、及び、ランタノイド含有酸化物微粒子分散液について動的光散乱解析装置(PSS−NICOMP社製、380DLS)を用いて平均体積粒子径を測定した。
得られたランタノイド含有酸化物微粒子について、X線光電子分法装置(アルバックファイ社製、PHI5000)を用いて、直径100μmの範囲内の粒子中に含まれる炭素ピークをArスパッタリングを繰り返しつつ測定した。得られた炭素ピークの中でも、表面汚染物等有機化合物に由来するピーク(292eV)ではなく、炭化物に由来するピーク(288eV)について、そのピークトップの検出強度の比較を行った。なお、実施例1と比較例1の炭素ピークを比較したグラフを図3に示す(太線:実施例1、細線:比較例1)。
得られたランタノイド含有酸化物微粒子について、外部光源として赤外線発生装置(THORLABS社製、L980P300J)を用いて波長980nm、出力300mWの条件における蛍光発光を、蛍光分光光度計(日立ハイテク社製、U−2700)を用いて測定した。得られたスペクトルの中でも、蛍光波長662nmにおける検出強度の比較を行った。なお、実施例1と比較例1の980nm入射光に対する蛍光発光ピークを比較したグラフを図4に示す(太線:実施例1、細線:比較例1)。
「(3)アップコンバージョン機能の確認」において、赤外線発生をカットした後、蛍光が消えるまでの遅延時間を測定することにより、失活速度、即ちランタノイド含有酸化物微粒子表面の炭化物によるバリア効果の影響度合いを確認した。
得られたランタノイド含有酸化物微粒子について、85℃に加熱した水中に分散させ、更に高圧水銀ランプ(セン特殊光源社製、HLR100T−2)を用いて紫外線を250時間照射した後、その前後における発光強度を比較し、蛍光スペクトルの最大強度における強度保持率を算出することで簡易的にアップコンバージョン機能の耐環境性を確認した。
得られた酸化物微粒子/樹脂混合塗工膜について、分光光度計(日立ハイテク社製、U−3900)を用いて可視光平均透過率(400〜750nm)を測定した。
Claims (3)
- アップコンバージョン機能を有するランタノイド含有酸化物微粒子の製造方法であって、ランタノイドを含有する金属塩溶液にアルカリ溶液を添加して、ランタノイド含有水酸化物微粒子を析出させる析出工程、前記ランタノイド含有水酸化物微粒子を焼成する焼成工程、及び、解粒工程を有し、
前記析出工程において、難熱分解性有機高分子を0.025〜0.25重量%添加して、ランタノイド含有水酸化物微粒子の表面に前記難熱分解性有機高分子を吸着させ、
前記焼成工程において、焼成温度を700〜1200℃とする
ことを特徴とするランタノイド含有酸化物微粒子の製造方法。 - 難熱分解性有機高分子は、カルボキシル基、カルボニル基及びヒドロキシル基からなる群より選択される少なくとも1種の官能基を有することを特徴とする請求項1記載のランタノイド含有酸化物微粒子の製造方法。
- ランタノイドがイッテルビウムを含むことを特徴とする請求項1又は2記載のランタノイド含有酸化物微粒子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014185560A JP6397282B2 (ja) | 2013-09-11 | 2014-09-11 | ランタノイド含有酸化物微粒子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013188712 | 2013-09-11 | ||
JP2013188712 | 2013-09-11 | ||
JP2014185560A JP6397282B2 (ja) | 2013-09-11 | 2014-09-11 | ランタノイド含有酸化物微粒子の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015078114A true JP2015078114A (ja) | 2015-04-23 |
JP6397282B2 JP6397282B2 (ja) | 2018-09-26 |
Family
ID=53009911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014185560A Active JP6397282B2 (ja) | 2013-09-11 | 2014-09-11 | ランタノイド含有酸化物微粒子の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6397282B2 (ja) |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05116938A (ja) * | 1991-10-24 | 1993-05-14 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 希土類元素酸化物の製造方法 |
JPH11181419A (ja) * | 1997-12-25 | 1999-07-06 | Kasei Optonix Co Ltd | 金属酸化物系蛍光体の製造方法 |
JP2003105333A (ja) * | 2001-10-01 | 2003-04-09 | Ez Bright Corp | 湿式法による超微粒子の蓄光性蛍光体の製造方法 |
JP2003277747A (ja) * | 2002-03-25 | 2003-10-02 | Konica Corp | 蛍光体の製造方法及び蛍光体 |
JP2004107612A (ja) * | 2002-03-05 | 2004-04-08 | Dainippon Printing Co Ltd | 希土類元素含有微粒子およびそれを用いた蛍光プローブ |
JP2004292804A (ja) * | 2003-03-11 | 2004-10-21 | Konica Minolta Holdings Inc | 蛍光体の製造方法 |
JP2005353888A (ja) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | Stanley Electric Co Ltd | 発光素子 |
JP2012067167A (ja) * | 2010-09-22 | 2012-04-05 | Canon Inc | 蛍光体、フェイスプレート及び画像表示装置の製造方法 |
-
2014
- 2014-09-11 JP JP2014185560A patent/JP6397282B2/ja active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05116938A (ja) * | 1991-10-24 | 1993-05-14 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 希土類元素酸化物の製造方法 |
JPH11181419A (ja) * | 1997-12-25 | 1999-07-06 | Kasei Optonix Co Ltd | 金属酸化物系蛍光体の製造方法 |
JP2003105333A (ja) * | 2001-10-01 | 2003-04-09 | Ez Bright Corp | 湿式法による超微粒子の蓄光性蛍光体の製造方法 |
JP2004107612A (ja) * | 2002-03-05 | 2004-04-08 | Dainippon Printing Co Ltd | 希土類元素含有微粒子およびそれを用いた蛍光プローブ |
JP2003277747A (ja) * | 2002-03-25 | 2003-10-02 | Konica Corp | 蛍光体の製造方法及び蛍光体 |
JP2004292804A (ja) * | 2003-03-11 | 2004-10-21 | Konica Minolta Holdings Inc | 蛍光体の製造方法 |
JP2005353888A (ja) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | Stanley Electric Co Ltd | 発光素子 |
JP2012067167A (ja) * | 2010-09-22 | 2012-04-05 | Canon Inc | 蛍光体、フェイスプレート及び画像表示装置の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6397282B2 (ja) | 2018-09-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Nelson et al. | Nanocrystalline Y2O3: Eu phosphors prepared by alkalide reduction | |
US8778227B2 (en) | Organic/inorganic composite | |
Lin et al. | Monodisperse and core− shell-structured SiO2@ YBO3: Eu3+ spherical particles: synthesis and characterization | |
TWI471408B (zh) | 鋁氧化物螢光體及其製造方法 | |
JP5646855B2 (ja) | シリコーン樹脂組成物 | |
TWI704190B (zh) | 防偽油墨用組成物、防偽油墨及防偽用印刷物,暨防偽油墨用組成物之製造方法 | |
Ghubish et al. | Novel red photoluminescence sensor based on Europium ion doped calcium hydroxy stannate CaSn (OH) 6: Eu+ 3 for latent fingerprint detection | |
JP6888955B2 (ja) | ポリマーおよび蛍光体を含む発光複合材料ならびに光起電力セルにおけるこの複合材料の使用 | |
JP2011021161A (ja) | 蛍光体 | |
JP6828514B2 (ja) | 熱線遮蔽微粒子、熱線遮蔽微粒子分散液、熱線遮蔽膜用塗布液、およびこれらを用いた熱線遮蔽膜、熱線遮蔽樹脂フィルム、熱線遮蔽微粒子分散体 | |
JP5356497B2 (ja) | サブミクロンアルミン酸バリウムおよびマグネシウム、この製造方法、ならびに蛍光体としての使用 | |
JP3899492B2 (ja) | 透光性多結晶質セラミック閃光体の製造方法 | |
JP2013535538A (ja) | ケイ酸塩蛍光体とその調合方法 | |
JP6397282B2 (ja) | ランタノイド含有酸化物微粒子の製造方法 | |
CN108485656B (zh) | 一种x射线成像材料 | |
JP2015178602A (ja) | アップコンバージョン被覆粒子 | |
Upadhyay et al. | Gd2O3: Er3+ embedded PMMA/PC nanocomposites: A luminescent nanocomposite | |
KR20210102253A (ko) | 유기 무기 하이브리드 적외선 흡수 입자 제조 방법, 유기 무기 하이브리드 적외선 흡수 입자 | |
TWI703090B (zh) | 硼化物粒子、硼化物粒子分散液、紅外線遮蔽透明基材、紅外線遮蔽光學構件、紅外線遮蔽粒子分散體、紅外線遮蔽夾層透明基材、紅外線遮蔽粒子分散粉末、以及母料 | |
JP2009138081A (ja) | 微粒子分散溶液、当該微粒子分散溶液の製造方法、及びLnOX−LnX3複合体粒子の製造方法 | |
JP4755730B1 (ja) | 赤外蛍光粒子およびそれを含んだインク組成物 | |
US8809437B2 (en) | Method of manufacturing nanoparticle dispersion liquid | |
JP6949304B2 (ja) | 熱線吸収成分含有マスターバッチおよびその製造方法、熱線吸収透明樹脂成形体、並びに熱線吸収透明積層体 | |
CN110964526A (zh) | 一种核-壳结构的上转换纳米粒子、其制备方法和应用 | |
Yang et al. | An auto-combustion synthesis and luminescence properties of polyhedral YVO4: Ln3+ (Ln= Eu, Sm, Yb/Er, Yb/Tm) microcrystals |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170801 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180725 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180807 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180831 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6397282 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |