JP2015078005A5 - シート貼合方法及びシート貼合装置 - Google Patents

Description

本発明における被貼合物は包装体であることが好ましい。

Claims (12)

1. 被貼合物と機能性シートとを重ね合わせて前記被貼合物の周縁部を封止することにより前記機能性シートを前記被貼合物に貼り合わせるシート貼合方法において、
   前記重ね合わされる被貼合物と機能性シートとのうち上側に配置される前記被貼合物又は前記機能性シートについて、互いに重ね合わさらない面積拡大部分を前記封止する部分の外側に予め形成しておく準備工程と、
   前記被貼合物と前記機能性シートとを面積拡大部分が重ならないように位置決めしながら重ね合わせる重ね合わせ工程と、
   前記重ね合わせ工程の後に、面積拡大部分に下方からガスを吹き付けて被貼合物と機能性シートとの間に形成される封止空間の空気を所望のガスで置換するガス置換工程と、ガス置換工程を行いながら封止する封止工程と、を備えたシート貼合方法。
2. 前記被貼合物は包装体である請求項１に記載のシート貼合方法。
3. 前記被貼合物又は機能性シートに切欠き部を形成することにより面積拡大部分を形成する請求項１又は２に記載のシート貼合方法。
4. 前記被貼合物に貫通穴を形成することにより面積拡大部分を形成する請求項１又は２に記載のシート貼合方法。
5. 前記ガス置換工程では、面積拡大部分にガスを吹き付けるとともに封止空間の横方向からもガスを吹き付ける請求項１から４の何れか１項に記載のシート貼合方法。
6. 前記重ね合わせ工程では、封止工程を行う押圧型に設けられた複数の支持ピンに、被貼合物と機能性シートの封止部分若しくは封止部分の外側部分を貫通させることにより被貼合物と機能性シートとを位置決めする請求項１から５の何れか１項に記載のシート貼合方法。
7. 前記被貼合物及び前記機能性シートの前記支持ピンが貫通する位置には予め貫通穴が形成されている請求項６に記載のシート貼合方法。
8. 前記複数の支持ピンは、封止工程を行うときには、押圧型の内部に没入する請求項６又は７に記載のシート貼合方法。
9. 被貼合物と機能性シートとを重ね合わせて前記被貼合物の周縁部を封止することにより前記機能性シートを前記被貼合物に貼り合わせるシート貼合装置において、
   上型と下型とで構成され、前記上型の押圧面と前記下型の押圧面とで前記被貼合物の封止部分と前記機能性シートの封止部分とを挟み込んで加熱することにより封止を行う押圧型と、
   押圧型に設けられ、前記被貼合物と前記機能性シートとの封止部分若しくは封止部分の外側部分を貫通させることにより、重ね合わされる前記被貼合物と前記機能性シートとのうち上側に配置される前記被貼合物又は前記機能性シートの封止外側部分に予め形成されている面積拡大部分が重ね合わさらないように被貼合物と機能性シートとを位置決めする複数の支持ピンと、
   前記面積拡大部分に下方からガスを吹き付けるガス吹付手段と、を備えたシート貼合装置。
10. 前記ガス吹付手段には、面積拡大部分に吹き付けられたガスが面積拡大部分の外側に拡散しないための拡散防止板が備えられている請求項９に記載のシート貼合装置。
11. 前記ガス吹付手段には、
    前記面積拡大部分にガスを吹き付ける第１の吹付け手段と、
    前記被貼合物の機能性シートとの間に形成される封止空間に向けてガスを吹き付ける第２の吹付け手段と、を備える請求項９に記載のシート貼合装置。
12. 前記ガス吹付手段は、下型が収納されるケーシングを備え、該ケーシングの側壁と下型の側壁との間にガスの吹き出し流路であるガス流路を少なくとも対向させて一対設けてなる請求項９に記載のシート貼合装置。