JP2015076994A - 相判定プログラム、相判定方法および相判定装置 - Google Patents

相判定プログラム、相判定方法および相判定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】変圧器の接続相を特定できる相判定プログラム、相判定方法および相判定装置を提供する。【解決手段】特定部41は、三相3線方式を用いた高圧配電線における各相の消費電力、電圧または電流の時間変化パターンのうち、消費先における消費電力、電圧または電流の時間変化パターンと最も相関が高い時間変化パターンを特定する。判定部42は、特定した時間変化パターンに対応する相を、消費先に対する送電経路の分岐の際の相として判定する。【選択図】図1

Description

本発明は、配電設備における高圧配電線の相、例えば、三相3線方式と柱上変圧器の接続における接続相判定プログラム、接続相判定方法および接続相判定装置に関する。
配電系統の高圧配電線は、例えば、三相3線方式が採用される。一般家庭に代表される低圧需要家は、高圧配電線から変圧器を介して電圧を下げて供給される。この際、変圧器は、高圧配電線の3線のうち任意の2線に接続される。この接続する部分を接続相という。
このため、高圧配電線では、変圧器の接続状況や負荷状況に応じて、三相の各相の電圧に不平衡が発生して電圧変動幅が大きくなる場合があり、利用率の偏りも発生する場合がある。これを三相不平衡という。この三相不平衡の原因を調査するためには、それぞれの変圧器において、高圧配電線の3本のうちどの2本に接続されているか、の接続相を把握する必要がある。
たとえば特許文献1では、所定期間における、開閉器に設けた電圧測定器で測定した、2つの開閉器の電圧不平衡率差分と、その2つの開閉器の間にある各需要家の消費電力量とによって、三相配電線のいずれにおいて、電力不均衡の要因が発生しているか、を把握することができ、またどの需要家負荷が電力不均衡の原因となっているか、を判断することができることが記載されている。
また特許文献2では、複数の配電用変圧器における高圧配電線と低圧線の接続相の組合せを求め、組合せごとに、区分開閉器計測値データから求められる区間内負荷の消費電力量と、スマートメータ計測値データから求められる区間内負荷の消費電力量とが最も近くなるように、組み合わせを繰り返して計算することによって、スマートメータ計測値から求めた消費電力と区間開閉器計測値から求めた各相の区間内消費電力量との乖離度が最小となる接続相を、求める接続相とすることが記載されている。
特開2011−101565号公報 特開2012−198033号公報
しかし、特許文献1では、変圧器において高圧配電線3本のうち、どの2本が変圧器と接続しているか、特定できない。
また特許文献2では、変圧器における高圧配電線との接続相の組合せをすべて計算する必要がある。
1つの側面では、本発明は、変圧器の接続相を特定できる相判定プログラム、相判定方法および相判定装置を提供することを目的とする。
一態様の相判定プログラムは、三相3線方式を用いた送電経路から分岐した送電経路により消費先に電気を送電する送電方法において、次の処理を実行する。すなわち、相判定プログラムは、三相3線方式を用いた高圧配電線における各相の消費電力、電圧または電流の時間変化パターンのうち、消費先における消費電力、電圧または電流の時間変化パターンと最も相関が高い時間変化パターンを特定する処理を実行する。また、相判定プログラムは、特定した前記時間変化パターンに対応する相を、前記消費先に対する送電経路の分岐の際の相として判定する処理を実行する。
変圧器の接続相を特定できる。これにより、現行の設備管理の帳簿上記載されている接続相が正しいかどうかの判定ができる。
図1は、相判定装置の機能的構成を示すブロック図である。 図2は、配電系統を構成する設備の一例を示す図である。 図3は、配電系統情報により示される配電系統の接続関係の一例を模式的に示した図である。 図4は、配電系統情報により示される配電系統の接続関係の一例を模式的に示した図である。 図5Aは、配電系統の接続関係をグラフ構造で示した図である。 図5Bは、配電系統の接続関係をグラフ構造で示した図である。 図6は、最も相関が高い時間変化パターンを特定する流れの一例を示す図である。 図7は、最も相関が高い時間変化パターンを特定する流れの他の一例を示す図である。 図8は、接続相情報のデータ構成の一例を示す図である。 図9は、相判定処理の手順を示すフローチャートである。 図10は、相判定プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
以下に添付図面を参照して本願に係る相判定プログラム、相判定方法および相判定装置について説明する。なお、この実施例は開示の技術を限定するものではない。そして、各実施例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
[相判定装置の構成]
図1は、相判定装置の機能的構成を示すブロック図である。図1に示す相判定装置10は、変電所などの高圧電力が配電される三相3線方式の高圧系統に接続された変圧器の接続相を判定する相判定処理を実行するものである。
かかる相判定装置10の一態様としては、上記の相判定処理を実行するWebサーバとして実装することとしてもよいし、また、上記の相判定処理に関するサービスをアウトソーシングにより提供するクラウドとして実装することもできる。他の一態様としては、パッケージソフトウェアやオンラインソフトウェアとして提供される相判定処理プログラムを所望のコンピュータにプリインストール又はインストールさせることによっても実装できる。
図1に示すように、相判定装置10は、所定のネットワークを介して、クライアント端末11、スマートメータ12、送電元13に設けられた装置などの他の装置との間で通信可能に接続される。かかるネットワークには、有線または無線を問わず、インターネット(Internet)、LAN(Local Area Network)やVPN(Virtual Private Network)などの任意の種類の通信網を採用できる。なお、上記のクライアント端末11及びスマートメータ12は、それぞれ任意の台数接続することができる。
このうち、クライアント端末11は、外部から相判定装置10を操作するための端末装置である。かかるクライアント端末11の一例としては、パーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)を始めとする固定端末の他、携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)やPDA(Personal Digital Assistant)などの移動体端末も採用できる。なお、クライアント端末11は、電気事業者の所属員、例えば配電部門の担当者や管理者等によって利用される。
スマートメータ12は、通信機能付きの電力の計量器である。かかるスマートメータ12は、需要家の分電盤等に接続される。一態様としては、スマートメータ12は、一定期間、例えば、30分間ごとに需要家の負荷設備が使用する電力を計量する。このとき、スマートメータ12は、負荷設備によって使用された電力を累積して計量する。以下では、累積して計量された負荷設備の電力使用値のことを「電力使用量」と記載する場合がある。その上で、スマートメータ12は、電力使用量および計測日時を相判定装置10へ送信する。この計測日時は、例えば、電力使用量を計測した期間が終了した日時とする。なお、ここでは、スマートメータが電力使用量を一定期間ごとにアップロードする例を説明したが、電力使用量を間欠的にアップロードすることもできる。また、スマートメータ12は、電力使用量を能動的にアップロードするのではなく、相判定装置10からのリクエストに応答して電力使用量をアップロードすることもできる。
送電元13は、配電系統に電力を配電する電力施設である。送電元13としては、例えば、発電所、変電所、高圧配電線の任意の場所などが挙げられる。本実施例では、後述する配電用変電所から引き出されている高圧配電線が送電元13に該当する。送電元13に設けられた装置は、配電系統に配電する電圧および電圧の計測日時を周期的に相判定装置10へ送信する。例えば、送電元13に設けられた装置は、三相3線方式の配電系統の3線にそれぞれ配電する電圧値を計測日時と共に周期的に相判定装置10へ送信する。なお、送電元13に設けられた装置は、所定期間毎に、所定期間内の複数の時刻での配電系統に配電する電圧の情報を送信してもよい。また、例えば、送電元13に設けられた装置は、一定期間、例えば、スマートメータ12が電力使用量をアップロードする30分間ごとに配電系統に配電する電圧および電圧の計測日時を相判定装置10へ送信してもよい。
相判定装置10は、通信I/F(interface)部20と、表示部21と、入力部22と、記憶部23と、制御部24とを有する。なお、相判定装置10は、図1に示した機能部以外にも既知のコンピュータが有する各種の機能部を有することとしてもかまわない。
通信I/F部20は、他の装置、例えばクライアント端末11やスマートメータ12、送電元13に設けられた装置との間で通信制御を行うインタフェースである。かかる通信I/F部20の一態様としては、LANカードなどのネットワークインタフェースカードを採用できる。例えば、通信I/F部20は、クライアント端末11から各種情報、例えば各種の指示情報を受信したり、あるいは相判定装置10から各種画面の画像データをクライアント端末11へ通知したりする。
表示部21は、各種情報を表示する表示デバイスである。表示部21としては、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)などの表示デバイスが挙げられる。表示部21は、各種情報を表示する。例えば、表示部21は、後述する調査対象指定画面や劣化箇所画面を含む各種画面を表示する。
入力部22は、各種の情報を入力する入力デバイスである。例えば、入力部22としては、マウスやキーボードなどの入力デバイスが挙げられる。入力部22は、システムを管理する管理者などからの操作入力を受付け、受付けた操作内容を示す操作情報を制御部24に入力する。
記憶部23は、制御部24で実行されるOS(Operating System)や後述の相判定処理を行うプログラムなどの各種プログラムを記憶する記憶デバイスである。記憶部23の一態様としては、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置が挙げられる。なお、記憶部23は、上記の種類の記憶装置に限定されるものではなく、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)であってもよい。
記憶部23は、制御部24で実行されるプログラムに用いられるデータの一例として、配電系統情報30と、配電電圧情報31と、使用電力情報32と、接続相情報33とを記憶する。なお、上記に例示した情報以外にも、他の電子データを併せて記憶することもできる。
ここで、配電系統を構成する設備には、1つの位置に紐付く設備「ユニット(unit)」と、2つの位置に紐付く設備「スパン(span)」とがある。図2は、配電系統を構成する設備の一例を示す図である。ユニットの一例としては、電柱P、開閉器SW、柱上変圧器TRなどが挙げられる。この他、図示されていない配電用変電所、SVR(Step Voltage Regulator)や各種の計器、例えばスマートメータ12、さらには、地中の設備であるマンホールやハンドホールなどもユニットの範疇に含まれる。
スパンの一例としては、配電用変電所および柱上変圧器TRの間で高圧電力が配電される高圧系統に敷設される電線WH、いわゆる「高圧線」が挙げられる。スパンの他の一例としては、柱上変圧器TRおよび需要家の負荷設備の間で低圧電力が配電される低圧系統のうち柱上変圧器TR及び引込線の区間に敷設される電線WL、いわゆる「低圧線」が挙げられる。また、スパンの他の一例としては、引込線および負荷設備の区間に敷設される電線、いわゆる「引込線」などが挙げられる。スパンの更なる一例としては、地中に埋め込まれたケーブルが挙げられる。なお、高圧線WH及び低圧線WLなどの電線Wについては、電柱Pに架設される単位の本数、例えば3本や2本を1つにまとめてスパンとして扱うことができる。
図1に戻り、配電系統情報30は、配電系統を構成するユニットやスパンなどの各設備に関する情報を記憶したデータである。例えば、配電系統情報30には、配電系統を構成する各設備の接続関係や、位置、種類、仕様、属性に関する情報が記憶されている。なお、配電系統情報30は、複数のテーブルによって構成されてもよい。例えば、配電系統情報30は、設備の接続関係を記憶したテーブルと、設備の位置を記憶したテーブルと、設備の種類、仕様、属性を記憶したテーブルに分かれて構成されてもよい。
配電系統情報30に記憶する属性としては、例えば、スパンの場合、スパンの型番、太さ、材質、径間、単位(m)当たりの抵抗値や単位(m)当たりのリアクタンス値などが挙げられる。また、属性としては、ユニットの場合、ユニットの型番や性能、例えばユニットが変圧器である場合には変圧器の容量や電圧比などの電気的特性が挙げられる。かかる属性の情報は、例えば、配電系統の電圧の計算に用いられる。
また、例えば、配電系統情報30には、配電系統を構成する各設備に関連付けて位置情報が記憶される。例えば、配電系統情報30には、ユニットの場合、1つの位置情報、スパンの場合、2つの位置情報が関連付けて記憶されている。
本実施例では、配電系統を構成する設備の接続関係を、互いの設備が電気的に接続される接続点「ノード(node)」と、複数の接続点によって定まる設備「ブランチ(branch)」とによって管理している。
ノードの一例としては、図2中の拡大図D1に示す高圧線WHと開閉器SWとの接続点、高圧線WHと柱上変圧器TRとの接続点、柱上変圧器TRと低圧線WLとの接続点が挙げられる。この他、図2中の拡大図D2に示す高圧線WH21aと高圧線WH21bとが接続される点もノードの範疇に含まれる。具体的には、高圧線WH21a及び高圧線WH21bが通り装柱の電柱Pに架設されている場合にも、高圧線WH21a及び高圧線WH21b間が電気的に接続されているものとみなし、高圧線WH同士が接続される点を仮想的なノードとして扱われる。
ブランチの一例としては、図2に示す電柱P、高圧線WH、開閉器SW、柱上変圧器TR、低圧線WLなどの各種の設備が挙げられる。この他、図示されていない配電用変電所、引込線、スマートメータ12や負荷設備などもブランチの範疇に含まれる。これら配電用変電所や負荷設備などの端点に位置する設備は、1つしかノードを持たない場合がある。
図1に戻り、配電系統情報30には、配電系統を構成する各設備に関連付けて、当該設備のノード、ブランチの識別情報が記憶されている。このノード、ブランチの識別情報を辿ることにより、配電系統を構成する各設備の接続関係を求めることができる。
図3および図4は、配電系統情報により示される配電系統の接続関係の一例を模式的に示した図である。図3の例には、配電用変電所SSと、高圧線WHと、6本の低圧線WL1〜WL6の接続関係の一例が模式的に示されている。高圧線WHは、配電用変電所SSに接続され、3本の電線により三相3線方式で高圧電力が配電される。高圧線WHは、電柱Pに架設されており、柱上変圧器TR1〜TR6を介して低圧線WL1〜WL6と接続されている。以下では、柱上変圧器TR1〜TR6をバンク#1〜#6とも表記する。柱上変圧器TR1〜TR6は、高圧線WHの3本の電線のうち2本の電線に接続され、高圧電力を所定の電圧を下げた低圧電力を低圧線WLに配電する。低圧線WLも、電柱Pに架設されており、電柱Pにおいて引込線が接続され、引込線を介して需要家に電力が供給される。図3の例では、低圧線WL6に引込線ALが接続され、引込線ALを介して需要家に電力が供給される。
図4の例には、低圧線と需要家の接続関係の一例が模式的に示されている。低圧線WL1〜WL6には、不図示の引込線ALを介してそれぞれ需要家が接続されている。例えば、図4の例では、低圧線WL1の電柱P1において契約アンペアが60Aの需要家が6戸接続され、低圧線WL1の電柱P2において契約アンペアが60Aの需要家が5戸接続されている。また、低圧線WL1の電柱P3において契約アンペアが60Aの需要家が6戸接続され、低圧線WL1の電柱P4において契約アンペアが60Aの需要家が5戸接続され、低圧線WL1の電柱P5において契約アンペアが60Aの需要家が6戸接続されている。図4には、変圧器(バンク)単位での接続された需要家数が示されている。
図5A、図5Bは、配電系統の接続関係をグラフ構造で示した図である。図5A、図5Bの例には、図3、図4に示される配電系統の接続関係がグラフ構造で示されている。図5A、図5Bの例には、各設備と、それぞれの接続点であるノードやブランチが示されている。また、図5A、図5Bの例では、ノード、ブランチに対応付けてそれぞれに付与された識別情報であるIDが示されている。ここで、図5A、図5Bの例では、配電用変電所を表す「SS」、電柱を表す「PO」や需要家を表す「LL」などの設備の種別を識別可能な文字列を頭に付加してノードのIDを示している。例えば、高圧線WHは、ID「SS001N01」のノードで配電用変電所と接続されている。また、高圧線WHは、ID「PO0001B11」、「PO0002B21」、「PO0003B31」、「PO0004B41」、「PO0005B51」、「PO0006B61」のノードでそれぞれ柱上変圧器TR1〜TR6と接続されている。柱上変圧器TR1〜TR6は、それぞれ低圧線WLを介して需要家と接続されている。例えば、柱上変圧器TR1は、ID「PO0001B12」のノードで低圧線WLに接続されている。低圧線WLは、図5A中の拡大図D3に示すように、ID「PO0007B13」のノードで引込線AL1〜AL6に接続されている。引込線AL1〜AL6は、ID「LL0702B01」、「LL0801B01」、「LL0802B01」、「LL0901B01」、「LL0902B01」、「LL1001B01」のノードでそれぞれ需要家と接続されている。
図1に戻り、配電電圧情報31は、配電系統に配電される電力に関する各種情報を記憶したデータである。例えば、配電電圧情報31は、送電元13として配電用変電所SS、あるいは、高圧配電線に設けられた装置から周期的にアップロードされる配電系統への配電の電圧および計測日時に関する情報が記憶される。
使用電力情報32は、需要家に設置されたスマートメータ12から受信した電力に関する各種情報を記憶したデータである。例えば、使用電力情報32は、スマートメータ12から周期的に通知される需要家の使用電力の情報および計測日時に関する情報が記憶される。
なお、記憶部23に記憶される情報のうち上記の配電系統情報30、配電電圧情報31および使用電力情報32以外の接続相情報33については、これらの情報を生成、取得、あるいは使用する機能部の説明に合わせて後述する。
制御部24は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。制御部24は、図1に示すように、取得部40と、特定部41と、判定部42とを有する。
取得部40は、各種情報を取得する処理部である。例えば、取得部40は、配電系統の電圧の情報として、配電用変電所SSから引き出された高圧配電線の電圧を取得する。一態様としては、取得部40は、配電用変電所SSから引き出された高圧配電線に設けられた装置からアップデートされた配電系統の3線の配電の電圧および電圧の計測日時を取得する。なお、計測日時は、データがアップロードされた日時としてもよい。取得部40は、取得した配電の電圧および電圧の計測日時を配電電圧情報31に追加登録する。
また、例えば、取得部40は、電力消費設備の負荷情報として、スマートメータ12の電力使用量および計測日時を取得する。一態様としては、取得部40は、各需要家の負荷設備に接続されたスマートメータ12からアップデートされた電力使用量および計測日時を取得する。なお、計測日時は、データがアップロードされた日時としてもよい。取得部40は、スマートメータ12が接続されている負荷設備の設備ID、電力使用量および計測日時を使用電力情報32に追加登録する。例えば、各スマートメータ12が一定期間、例えば、30分間ごとに電力使用量をアップデートする場合を想定する。使用電力情報32には、所定期間毎に取得された電力消費設備の負荷情報が記憶される。例えば、使用電力情報32には、1つのスマートメータ12につき、スマートメータ12に電力使用量の検針結果を通知させる検針間隔と、使用電力情報32及び相判定装置10間の伝送遅延時間との和に相当する時間の周期でデータが登録される。
ここで、柱上変圧器TRなどの変圧器は、三相3線方式の高圧線WHの3線のうち2線に接続され、接続された2線の電力を所定の電圧を変圧した低圧電力を低圧線WLに配電する。需要家には、変圧器により変圧された低圧電力が低圧線WLを介して配電される。よって、特定の需要家で多く電力が消費された場合や、変圧器が、高圧線WHの3線のうち、特定の2線に接続されている場合、高圧線WHの三相の電圧に三相不平衡が発生する。また、需要家に設けられたスマートメータ12からのアップロードされる使用電力情報32から求まる電力使用量は、高圧線WHの3線のうち、需要家へ低圧電力を配電する低圧線WLが接続された2線の相の電力使用量と同様のパターンで変化する。
特定部41は、各種の特定を行う処理部である。例えば、特定部41は、配電電圧情報31から、高圧線WHの3線に配電される三相についての電圧の時間変化パターンを特定する。また、特定部41は、使用電力情報32から、需要家における低圧線WLの電力使用量の時間変化を特定する。
例えば、最初に、特定部41は、各ノードにおける電力使用量を算出する。一態様としては、特定部41は、スマートメータ12からアップロードされた電力使用量に関する履歴が使用電力情報32に更新された場合に、配電系統別に需要家のノードから変電所が持つノードへ向けて各ノードにおける電力使用量を合算する処理を起動する。
また、特定部41は、配電電圧情報31に基づき、配電用変電所SSから引き出された高圧線WHの三相の時間変化パターンを特定する。
そして、特定部41は、同一期間について、特定した高圧線WHの三相の時間変化パターンと需要家における低圧線WLの電力使用量の時間変化パターンとの相関を求める。例えば、特定部41は、一日についての高圧線WHの三相の時間変化パターンと需要家における低圧線WLの電力使用量の時間変化パターンとの相関を求める。なお、相関を求める時間変化パターンの期間は、一日に限定されず、例えば、1週間や1月であってもよく、長いほど好ましい。これは、他の相の時間変化パターンが一時的に類似したパターンになる場合でも、他の相も接続された需要家の負荷状況に応じて時間変化パターンが変化するため、長期的に類似したパターンとなるケースは稀であるためである。
そして、特定部41は、特定した高圧線WHの三相の時間変化パターンのうち、需要家における低圧線WLの電力使用量の時間変化パターンと最も相関が高い時間変化パターンを特定する。
図6は、最も相関が高い時間変化パターンを特定する流れの一例を示す図である。例えば、特定部41は、高圧線WHの3線の電線1〜3のうち、電線1と電線2間の電圧をA相、電線2と電線3間の電圧をB相、電線3と電線1間の電圧をC相として、使用電力情報32からA相、B相、C相の電圧の時間変化パターンを特定する。図6の例には、A相、B相、C相の電圧の時間変化パターンの一例が示されている。
また、特定部41は、使用電力情報32から、需要家における低圧線WLの電力使用量の時間変化パターンを特定する。ここで、同一の低圧線WLに接続された複数の需要家からスマートメータ12の情報が得られる場合、使用電力情報32から同一の低圧線WLに接続された各需要家における低圧線WLの電力使用量を求める。そして、特定部41は、それぞれの需要家における低圧線WLの電力使用量を合算し、合算された値の時間変化パターンを計測する。この低圧線WLの電力使用量の時間変化パターンは、低圧線WLが接続された変圧器(バンク)における電力使用量の時間変化パターンと対応する、図6の例には、バンク#1〜#6における時間変化パターンの一例が示されている。
特定部41は、同一期間について、特定した高圧線WHのA相、B相、C相の時間変化パターンのうち、需要家における低圧線WLの電力使用量の時間変化パターンと最も相関が高い時間変化パターンを特定する。
判定部42は、各種の判定を行う処理部である。例えば、判定部42は、最も相関が高い時間変化パターンに対応する相を、高圧線WHに変圧器が接続されて低圧線WLへ分岐させる際の接続相と判定する。図6の例には、バンク#1〜#6の接続相を判定した結果の一例が示されている。例えば、バンク#1は、接続相がC相と判定されている。判定部42は、相関値が接続相とみなす所定の許容値よりも低い場合、接続相を判定不能としてもよい。この場合、別な期間の時間変化パターンで判定を行ってもよい。図6の例では、バンク#5は、一旦、判定不能と判定されているが、別な期間の時間変化パターンで接続相がC相と判定されている。このように、相判定装置10は、変圧器の接続相を特定できる。
なお、本実施例では、電力使用量の時間変化パターンから接続相を判定する場合について説明したが、電圧または電流の時間変化パターンから接続相を判定してもよい。例えば、特定部41は、使用電力情報32に記憶された各需要家の使用電力を、それぞれの需要家の引込線の規格の電圧と使用電力の計測期間とでそれぞれ除算することにより計測期間に流れた平均の電流値を算出できる。この場合も、同一の分岐した送電経路に接続される複数の需要家から消費電力または電流が得られる場合、消費電力または電流を合算し、合算された値から時間変化パターンを計測してもよい。また、例えば、バンク#1〜#6の電圧の時間変化パターンと、高圧線WHのA相、B相、C相の電流の時間変化パターンとの相関から接続相を判定してもよい。この場合、電流と電圧は、逆の変化をするため、一方の時間変化パターンの上下を反転させて使用する。また、時間変化パターンは、配電系統の配電用変電所に近い上流側で計測されたものに限定されず、何れの位置で計測されたものであってもよい。例えば、図5Bに示すように、センサ開閉器などの高圧線測定装置STにより電力使用量や、電圧、電流の時間変化パターンを計測してもよい。図7は、最も相関が高い時間変化パターンを特定する流れの他の一例を示す図である。図7の例では、高圧線WHのA相、B相、C相の電流の時間変化パターンのうち、バンク#1〜#6の電力使用量の時間変化パターンと最も相関が高い時間変化パターンの相を接続相と判定している。
判定部42は、判定結果を接続相情報33に格納する。図8は、接続相情報のデータ構成の一例を示す図である。図8には、バンク#1〜#6にそれぞれ対応付けて接続相が記憶されている。この変圧器の接続相の情報は、様々用いることができる。例えば、クライアント端末11からの要求に応じて変圧器の接続相を表示することにより、配電部門の担当者は、変圧器の接続相を把握できる。また、例えば、変圧器の接続相を特定できることにより、配電系統の各ノードの電圧や電流をより精度よく求めることができる。
なお、制御部24には、各種の集積回路や電子回路を採用できる。また、制御部24が有する機能部の一部を別の集積回路や電子回路とすることもできる。例えば、集積回路としては、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)が挙げられる。また、電子回路としては、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などが挙げられる。
[処理の流れ]
続いて、本実施例に係る相判定装置10が接続相を判定する相判定処理の流れについて説明する。図9は、相判定処理の手順を示すフローチャートである。この相判定処理は、所定のタイミング、例えば、クライアント端末11から相判定が指示されたタイミングや、月に1回など一定期間毎のタイミングで処理が開始される。
図9に示すように、特定部41は、配電電圧情報31から、送電元における電圧の時間変化パターンとして、高圧線WHの3線に配電される三相についての電圧の時間変化パターンを特定する(ステップS10)。また、特定部41は、使用電力情報32から、消費先における電力使用量の時間変化パターンとして、需要家における低圧線WLの電力使用量の時間変化を特定する(ステップS11)。
そして、特定部41は、同一期間について、特定した高圧線WHの三相の時間変化パターンと需要家における低圧線WLの電力使用量の時間変化パターンとの相関を求め、最も相関が高い時間変化パターンを特定する(ステップS12)。判定部42は、最も相関が高い時間変化パターンに対応する相を接続相と判定する(ステップS13)。判定部42は、判定された接続相を接続相情報33に格納し(ステップS14)、処理を終了する。
[実施例1の効果]
上述してきたように、相判定装置10は、三相3線方式を用いた送電元における各相の消費電力、電圧または電流の時間変化パターンのうち、消費先における消費電力、電圧または電流の時間変化パターンと最も相関が高い時間変化パターンを特定する。そして、相判定装置10は、特定した時間変化パターンに対応する相を、消費先に対する送電経路の分岐の際の相として判定する。これにより、相判定装置10は、変圧器の接続相を特定できる。
また、相判定装置10は、同一の分岐した送電経路に接続される複数の消費先から得られる消費電力、電圧または電流を合算し、複数の消費先の消費電力、電圧または電流の合算された分岐における時間変化パターンを計測する。そして、相判定装置10は、送電元における各相の時間変化パターンのうち、分岐における時間変化パターンと最も相関が高い時間変化パターンを特定する。これにより、本実施例に係る相判定装置10は、より精度よく変圧器の接続相を特定できる。
さて、これまで開示の装置に関する実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、本発明に含まれる他の実施例を説明する。
[分散および統合]
また、図示した各装置の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、取得部40、特定部41および判定部42を相判定装置10の外部装置としてネットワーク経由で接続するようにしてもよい。また、取得部40、特定部41および判定部42を別の装置がそれぞれ有し、ネットワーク接続されて協働することで、上記の相判定装置10の機能を実現するようにしてもよい。
[相判定プログラム]
また、上記の実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図10を用いて、上記の実施例と同様の機能を有する相判定プログラムを実行するコンピュータの一例について説明する。図10は、相判定プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
図10に示すように、コンピュータ300は、CPU(Central Processing Unit)310、ROM(Read Only Memory)320、HDD(Hard Disk Drive)330、RAM(Random Access Memory)340を有する。これら310〜340の各部は、バス400を介して接続される。
ROM320には上記実施例の各処理部と同様の機能を発揮する相判定プログラム320aが予め記憶される。例えば、上記実施例の取得部40、特定部41および判定部42と同様の機能を発揮する相判定プログラム320aを記憶させる。なお、相判定プログラム320aについては、適宜分離しても良い。
そして、CPU310が、相判定プログラム320aをROM320から読み出して実行することで、上記実施例と同様の動作を実行する。すなわち、相判定プログラム320aは、取得部40、特定部41および判定部42と同様の動作を実行する。
なお、上記した相判定プログラム320aについては、必ずしも最初からROM320に記憶させることを要しない。相判定プログラム320aはHDD330に記憶させてもよい。
例えば、コンピュータ300に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」にプログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ300がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ300に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などにプログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ300がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
10 相判定装置
12 スマートメータ
13 送電元
23 記憶部
24 制御部
30 配電系統情報
31 配電電圧情報
32 使用電力情報
33 接続相情報
40 取得部
41 特定部
42 判定部

Claims (4)

  1. 三相3線方式を用いた送電経路から分岐した送電経路により消費先に電気を送電する送電方法において、
    前記三相3線方式を用いた高圧配電線における各相の消費電力、電圧または電流の時間変化パターンのうち、前記消費先における消費電力、電圧または電流の時間変化パターンと最も相関が高い時間変化パターンを特定し、
    特定した前記時間変化パターンに対応する相を、前記消費先に対する送電経路の分岐の際の相として判定する、
    処理を実行する相判定プログラム。
  2. 同一の分岐した送電経路に接続される複数の消費先から得られる消費電力、電圧または電流を合算し、前記複数の消費先の消費電力、電圧または電流の合算された分岐における時間変化パターンを計測する処理をさらにコンピュータに実行させ、
    前記特定する処理は、前記高圧配電線における各相の前記時間変化パターンのうち、前記分岐における時間変化パターンと最も相関が高い時間変化パターンを特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の相判定プログラム。
  3. 三相3線方式を用いた送電経路から分岐した送電経路により消費先に電気を送電する送電方法において、
    前記三相3線方式を用いた高圧配電線における各相の消費電力、電圧または電流の時間変化パターンのうち、前記消費先における消費電力、電圧または電流の時間変化パターンと最も相関が高い時間変化パターンを特定し、
    特定した前記時間変化パターンに対応する相を、前記消費先に対する送電経路の分岐の際の相として判定する、
    処理を実行する相判定方法。
  4. 三相3線方式を用いた送電経路から分岐した送電経路の消費先から消費電力、電圧または電流を取得する取得部と、
    前記三相3線方式を用いた高圧配電線における各相の消費電力、電圧または電流の時間変化パターンのうち、前記取得部により取得された前記消費先における消費電力、電圧または電流の時間変化パターンと最も相関が高い時間変化パターンを特定する特定部と、
    前記特定部により特定した前記時間変化パターンに対応する相を、前記消費先に対する送電経路の分岐の際の相として判定する判定部と、
    を有することを特徴とする相判定装置。
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