JP2015076785A - アンテナ装置及び通信端末 - Google Patents

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崇弘 吉田
Takahiro Yoshida
崇弘 吉田
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Abstract

【課題】MIMO通信においてアイソレーションを確保すると共に、高いアンテナ特性を確保すること。
【解決手段】アンテナ装置は、第1基板と、第2基板と、第1基板と第2基板とを電気的に接続する少なくとも1つのフレキシブル基板と、第1基板においてフレキシブル基板の反対側寄りに配された第1給電点と、第1給電点に電気的に接続された第1アンテナ素子と、第2基板においてフレキシブル基板寄りに配された第2給電点と、第2給電点に電気的に接続された第2アンテナ素子と、第1基板に形成され、第1給電点と電気的に接続された第1グランド配線と、第2基板に形成され、第2給電点と電気的に接続された第2グランド配線と、第1基板と第2基板を重ね合わせたときに第1グランド配線と第2グランド配線とを電気的に接続するのに使用される第1接続素子と、を備える。
【選択図】図9

Description

本発明は、複数のアンテナ素子を有するアンテナ装置に関する。例えば、本発明は、携帯通信端末のアンテナ装置に関する。また、本発明は、当該アンテナ装置を備える通信端末に関する。
携帯電話機等の携帯通信端末においては、MIMO(Multi-Input Multi-Output)技術が用いられている。2つの筐体を回動可能に連結する折畳式(開閉式)通信端末において、MIMO技術を採用する場合、アンテナ素子は各筐体に配置されることがある(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
特許文献1に記載の携帯無線装置は、第1の筐体と、第1の筐体に対して開閉可能に連結された第2の筐体と、第1の筐体に内蔵され、第1の給電点が設けられた第1の基板と、第2の筐体に内蔵され、第2の給電点が設けられた第2の基板と、第1の筐体に内蔵されると共に第1の給電点に接続され、かつ、第1の基板の第1の面の側に設けられた不平衡型の第1のアンテナ素子と、第2の筐体に内蔵されると共に第2の給電点に接続され、かつ、第2の筐体が第1の筐体に対して開かれたとき第1の面と逆を向く第2の基板の面の側に設けられた不平衡型の第2のアンテナ素子と、第1の基板の第2の筐体に近い方の第1の端辺と、第2の基板の第1の筐体に近い方の第2の端辺の間を接続する接続部材と、を備え、第1の給電点は、第1の基板の第2の筐体に近い方の角部の近傍に設けられ、第2の給電点は、第2の基板の第1の筐体に近く第1の給電点に遠い方の角部の近傍に設けられている。
特開2008−85869号公報(例えば、図2、図7等) 特許第3112464号公報(例えば、図3、図7、図9等)
以下の分析は、本発明の観点から与えられる。
折畳式通信端末は、通常、操作時は2つの筐体を見開き状態(以下「開状態」という。)で利用される。一方、非操作時や携帯時は、折畳式通信端末は、2つの筐体を重ね合わせた状態(以下「閉状態」という。)で利用される。図17に、背景技術に係る折畳式通信端末におけるアンテナ装置の側面図を示す。図17は、折畳式通信端末が閉状態にあるときのアンテナ装置を示している。図17に示すアンテナ装置は、第1基板811と、第2基板812と、第1基板811と第2基板812とを電気的に接続するフレキシブル基板813と、第1基板811上に形成された第1グランド配線819と、第2基板812上に形成された第2グランド配線820と、第1基板811上に形成された第1給電点915と、第2基板812上に形成された第2給電点916と、第1給電点915に接続された第1アンテナ素子917と、第2給電点916に接続された第2アンテナ素子918と、を有する。図17に示す形態においては、第1給電点915及び第2給電点916は、図面上手前側に配されている。また、第1給電点915は、フレキシブル基板813とは反対側に配され、第2給電点916は、フレキシブル基板813側に配されている。図17において、第1給電点915から流れる電流の方向を矢印921で示す。
特許文献1及び特許文献2に記載のような折畳式通信端末において、例えば携帯型ゲーム機のように、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示画面が各筐体に設けられることがある。しかも、この表示画面は、視認性や操作性を高めるために拡大化する傾向にある。一方、通信端末自体は、縮小化や薄型化の傾向にある。したがって、表示画面を収容する筐体において、表示画面が占める割合は大きくなっている。この場合、各筐体において、アンテナ素子の配置の自由度は著しく制約される。
また、折畳式通信端末は、操作時の開状態においてのみ情報の送受信を行うのではなく、非操作時や携帯時の閉状態においても情報の送受信を行う。しかしながら、閉状態においては、筐体を重ね合わせているので、各筐体に収容したアンテナ素子が接近し、結合しやすくなる。特に、各筐体に表示画面を有する通信端末においては、アンテナ素子の配置の自由度が低いため、各アンテナ素子のアイソレーションを確保することが困難となる。
さらに、図17に示すような給電点の配置を有するアンテナ装置においては、第1給電点815から第1グランド配線819を流れる電流は、図面上、右から左方向に流れる。一方、第2グランド配線820においては、第1給電点915からの電流は、フレキシブル基板813を経由して第2グランド配線820へ流れ、第2グランド配線820を図面上左から右方向に流れることになる。すなわち、第1給電点915からの電流は、第1グランド配線819と第2グランド配線820とでは流れる方向が逆になる。これにより、第1グランド配線819の電流と第2グランド配線820の電流とが打ち消し合ってしまう。したがって、アンテナ特性が低下してしまうことになる。特に、表示画面の拡大化等のため第1基板811及び第2基板812の幅が広くなっている場合には、フレキシブル基板813の数や幅も大きくなる。この場合には、第1給電点915から第2グランド配線820を流れる電流も増加することになるため、打ち消し合う量も大きくなってしまう。
本発明の第1視点によれば、第1基板と、第2基板と、第1基板と第2基板とを電気的に接続する少なくとも1つのフレキシブル基板と、第1基板においてフレキシブル基板の反対側寄りに配された第1給電点と、第1給電点に電気的に接続された第1アンテナ素子と、第2基板においてフレキシブル基板寄りに配された第2給電点と、第2給電点に電気的に接続された第2アンテナ素子と、第1基板に形成され、第1給電点と電気的に接続された第1グランド配線と、第2基板に形成され、第2給電点と電気的に接続された第2グランド配線と、第1基板と第2基板を重ね合わせたときに第1グランド配線と第2グランド配線とを電気的に接続するのに使用される第1接続素子と、を備えるアンテナ装置が提供される。
本発明の第2視点によれば、第1筐体と、第2筐体と、第1筐体と第2筐体とを回動可能に連結するヒンジ部と、第1視点のアンテナ装置と、を備える通信端末が提供される。第1基板、第1給電点及び第1アンテナ素子は、第1筐体に収容されている。第2基板、第2給電点及び第2アンテナ素子は、第2筐体に収容されている。フレキシブル基板は、ヒンジ部を通っている。
閉状態においても第1アンテナ素子と第2アンテナ素子との間隔を保つことにより、閉状態におけるMIMO通信においてアイソレーションを確保することができる。
一方の給電点がフレキシブル基板側にあり、他方の給電点がフレキシブル基板とは反対側にある場合において、閉状態におけるアンテナ特性の劣化を防止することができる。アイソレーションの確保との相乗効果により、高いアンテナ特性を維持することができる。
第1実施形態に係る通信端末の概略斜視図。 第1実施形態に係る通信端末の概略斜視図。 第1実施形態に係るアンテナ装置の概略図。 第1実施形態に係るアンテナ装置の概略図。 第1実施形態に係るアンテナ装置の概略図。 第1実施形態に係るアンテナ装置の概略側面図。 アンテナ装置の概略ブロック図。 第2実施形態に係る通信端末の概略斜視図。 第2実施形態に係るアンテナ装置の概略図。 第2実施形態に係るアンテナ装置の概略図。 第2実施形態に係るアンテナ装置の概略側面図。 第2実施形態における通信端末における第1接続素子部分の概略断面図。 第2実施形態における通信端末における第1接続素子部分の概略断面図。 第2実施形態における通信端末における第1接続素子部分の概略断面図。 第2実施形態における通信端末における第1接続素子部分の概略断面図。 第2実施形態における通信端末における第1接続素子部分の概略断面図。 背景技術の問題点を説明するためのアンテナ装置の概略側面図。
上記各視点の好ましい形態を以下に記載する。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1給電点と第2給電点は、第1基板と第2基板とが対向している方向に対して同じ側に配されている。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1接続素子は、第1グランド配線及び第2グランド配線のうちの少なくとも一方の上に配されている。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1接続素子は、フレキシブル基板の反対側寄りに配されている。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1接続素子は、複数箇所に配置されている。
上記第1視点の好ましい形態によれば、アンテナ装置は、フレキシブル基板を複数有する。
上記第2視点の好ましい形態によれば、第1接続素子を備える通信端末において、第1筐体及び第2筐体のうち少なくとも一方は、第1接続素子と電気的に接続される第2接続素子を有する。第1筐体と第2筐体とを重ね合わせたとき、第1グランド配線と第2グランド配線とは、第1接続素子及び第2接続素子のうち少なくとも一方を介して電気的に接続されることを特徴とする。
上記第2視点の好ましい形態によれば、第1筐体及び第2筐体のうち少なくとも一方は貫通孔を有する。第1筐体と第2筐体とを重ね合わせたとき、第1接続素子及び第2接続素子のうち少なくとも一方が貫通孔に挿入され、第1グランド配線と第2グランド配線とを電気的に接続する。
上記第2視点の好ましい形態によれば、第1接続素子は、他方の筐体に収容されているグランド配線と直接的に接触する。
以下の説明において、図面参照符号は発明の理解のために付記しているものであり、図示の態様に限定することを意図するものではない。以下の説明における序数は、特許請求の範囲に記載の序数と必ずしも対応するものではない。
第1実施形態に係る通信端末について説明する。図1及び図2に、通信端末の概略斜視図を示す。図1及び図2は、折畳式携帯型通信端末の一例を示す。図1は、閉状態の通信端末である。図2は、開状態の通信端末である。
通信端末100は、第1筐体101と、第2筐体102と、第1筐体101と第2筐体102とを回動可能に連結するヒンジ部103と、アンテナ装置と、を備える。閉状態において、第1筐体101と第2筐体102とは重ね合わされている。開状態において、第1筐体101と第2筐体102とは見開き状態にある。
通信端末100は、第1筐体101に収容された第1表示画面104、第2筐体102に収容された第2表示画面105と、情報を入力する操作部106と、をさらに備える。図2に示す形態においては、第1表示画面104及び第2表示画面105は、開状態のときに、操作者に視認可能となっている。閉状態においては、第1表示画面104及び第2表示画面105は、向かい合わせとなっている。第1表示画面104及び第2表示画面105は、例えば、液晶画面(LCD;Liquid Crystal Display)であり、タッチパネル式画面であってもよい。例えば、筐体101,102の厚さが5mmであり、表示画面104,105の厚さが2mmとすることができる。後述のアンテナ装置は、筐体101,102の幅(他方の筐体と対向する辺の長さ)は、例えば、5cm以上であっても好適に適用可能である。
次に、各筐体101,102及びヒンジ部103に収容されるアンテナ装置について説明する。図3〜図5に、第1実施形態に係るアンテナ装置の概略図を示す。図3及び図4は開状態のアンテナ装置の概略平面図を示す。図5は閉状態のアンテナ装置の概略平面図を示す。図6に、第1実施形態に係るアンテナ装置の概略側面図を示す。図7に、アンテナ装置の概略ブロック図を示す。図5に示す形態においては、第1基板111と第2基板112とは同じ形状及び同じ大きさを有しており、閉状態において重なり合いが一致している。
アンテナ装置110は、図3に示すように、第1筐体101に収容される第1基板111と、第2筐体102に収容される第2基板112と、第1基板111と第2基板112とを電気的に接続すると共に、ヒンジ部に配されるフレキシブル基板113と、第1基板111に配される第1給電点115と、第2基板112に配される第2給電点116と、第1給電点115に電気的に接続されている第1アンテナ素子117と、第2給電点116に電気的に接続されている第2アンテナ素子118と、を備える。アンテナ装置110は、図4に示すように、第1基板111に形成され、第1給電点115に電気的に接続された第1グランド(GND)配線119と、第2基板112に形成され、第2給電点116に電気的に接続された第2グランド(GND)配線120と、をさらに備えてもよい。図3及び図4において、第1基板111、第2基板112、第1アンテナ素子117、第2アンテナ素子118、第1給電点115及び第2給電点116の位置関係は同じである。
また、アンテナ装置110は、第1アンテナ素子117と電気的に接続された第1送受信回路121と、第2アンテナ素子118と電気的に接続された第2送受信回路122と、アンテナ装置110を制御する制御回路123と、をさらに備えてもよい。第1アンテナ素子117及び第2アンテナ素子118としては、例えば、逆Lアンテナ素子を使用することができる。
フレキシブル基板113は、図3に示すように1つでもよいし、図4に示すように複数あってもよい。例えば、図4及び図5に示す形態においては、アンテナ装置110は、2つのフレキシブル基板113を有する。2つのフレキブル基板113は、第1基板111と第2基板112の間に、第1基板111と第2基板112の両端部を接続するように形成されている。
第1基板111と第2基板112とは、閉状態において重なり合うと好ましい。第1基板111と第2基板とは同じ形状及び大きさであると好ましく、この場合、閉状態における平面投影において、第1基板111と第2基板112とは一致するように重なると好ましい。
第1給電点115及び第2給電点116は、第1基板111及び第2基板112の端部寄りに配されている。第1給電点115と第2給電点116は、第1基板111と第2基板112が対向する方向に対して異なる側(図面上、左右)に配されている。第1給電点115と第2給電点116は、好ましくは、対向する側に形成されている。例えば、図3〜図5に示す形態においては、第1基板111及び第2基板112は四角形状を有する。第1基板111は、第1辺111a、第2辺111b、第3辺111c、及び第4辺111dを有する。第2基板112は、第1辺112a、第2辺112b、第3辺112c、及び第4辺112dを有する。第1基板111の第3辺111cと第2基板112の第1辺112aは対向するように配され、閉状態のとき重ね合わせられる。第1基板111の第3辺111cと第2基板112の第1辺112aは、フレキシブル基板113で接続されている。第1基板111の第2辺111bと第2基板112の第2辺112bは、同じ側に配され、閉状態のとき重ね合わせられる。第1基板111の第4辺111dと第2基板112の第4辺112dが同じ側に配され、閉状態のとき重ね合わせられる。第1基板111の第1辺111aと第2基板112の第3辺112cは、開状態において第1基板111と第2基板112を1つの基板とみたときに対向する側に配され、閉状態において重ね合わせられる。この形態において、第1給電点115は、第1基板111の第2辺111bから0mm〜10mmの範囲に形成すると好ましく、第2辺111b上(端部から0mm)に形成するとより好ましい。第2給電点116は、第2基板112の第4辺112dから0mm〜10mmの範囲に形成すると好ましく、第4辺112d上(端部から0mm)に形成するとより好ましい。第1給電点115と第2給電点116は、好ましくは、開状態において第1基板111と第2基板112との間の中心点に対して点対称の位置関係にあると好ましい。
第1アンテナ素子117及び第2アンテナ素子118は、第1基板111及び第2基板112と重ならないように配されている。
また、第1アンテナ素子117及び第2アンテナ素子118は、閉状態において重なり合わないように配されている。好ましくは、第1アンテナ素子117及び第2アンテナ素子118は、閉状態において、すなわち第1基板111と第2基板112とが重ね合わさった状態において、第1基板111及び第2基板112の面方向から垂直に見たときに第1アンテナ素子117と第2アンテナ素子118との間隔が通信波長の0.25波長以上、好ましくは0.5波長以上、より好ましくは0.8波長以上となるように配される。
上記形態によれば、開状態のみならず閉状態においても、通信端末100のMIMO通信時に第1アンテナ素子117及び第2アンテナ素子118のアイソレーションを確保することができる。
第1給電点115及び第2給電点116は、フレキシブル基板113及びヒンジ部103側寄りに設けられている。すなわち、第1給電点115は、第1基板111の第1辺111aよりも第3辺111c寄りに形成されている。第2給電点116は、第2基板112の第3辺112cよりも第1辺112a寄りに形成されている。第1給電点115は、第1基板111の第3辺111cから0mm〜10mmの範囲に形成すると好ましく、第3辺111c上(端部から0mm)に形成するとより好ましい。また、第2給電点116は、第2基板112の第1辺112aから0mm〜10mmの範囲に形成すると好ましく、第1辺112a上(端部から0mm)に形成するとより好ましい。第1給電点115と第1基板111の第3辺111cとの距離と、第2給電点116と第2基板112の第1辺112aとの距離とは同じであると好ましい。
第1実施形態において、閉状態としたとき、2つの給電点115,116はフレキシブル基板113側に配置されることになる。図6に、第2給電点116から流れる電流の方向を矢印130で示す。第2グランド配線120においては、第2給電点116からの電流は、図面上、左から右方向に流れる。一方、第1グランド配線119においては、第2給電点116からの電流は、フレキシブル基板113を経由して、図面上、左から右方向に流れる。すなわち、閉状態において、第1グランド配線119と第2グランド配線120には、フレキシブル基板113側から反対側へと、同方向の電流が流れることになる。第1給電点115からの電流についても同様である。これにより、リターンロス、電圧定在波比(VSWR;Voltage Standing Wave Ratio)、放射効率等のアンテナ特性が低下することを防止することができる。
通信端末100が電話機能を有する場合、第1アンテナ素子117及び第2アンテナ素子118のうち、電話(通話)時に耳に近くなる方(イヤホン側)のアンテナ素子は受信アンテナであると好ましい。また、電話時に耳から遠くなる方(マイクロホン側)のアンテナ素子は送受信(送信及び受信に使用する)アンテナであると好ましい。比吸収率SAR(Specific Absorption Rate)の規格を満たすためである。
次に、第2実施形態に係る通信端末について説明する。図8に、通信端末の概略斜視図を示す。図8は、折畳式携帯型通信端末の一例を示す。図8は、開状態の通信端末である。開状態の通信端末の概略斜視図は図1と同様である。図8において、第1実施形態と同じ要素には同じ符号を付してある。
通信端末200は、第1実施形態に係る通信端末と同様の要素の他に、後述の第1接続素子並びに第1グランド配線及び第2グランド配線のうち少なくとも一方と電気的に接続される第2接続素子203,204、又は第1接続素子及び第2接続素子203,204のうち少なくとも一方が挿入される貫通孔205,206を有する。通信端末200は、第2接続素子203,204及び貫通孔205,206の両方を有してもよい。第2接続素子203及び貫通孔205は、後述の第1接続素子に対応する位置に形成する。図8に示す形態においては、図面上左右両側に第2接続素子203,204及び貫通孔205,206を形成しているが、いずれか一方のみであってもよい。例えば、第2接続素子203又は貫通孔205のみであってもよい。第2接続素子203,204及び貫通孔205,206の形態及び作用については後述する。
図9及び図10に、第2実施形態に係るアンテナ装置の概略図を示す。図9は開状態のアンテナ装置の概略平面図を示す。図10は閉状態のアンテナ装置の概略平面図を示す。図11に、第2実施形態に係るアンテナ装置の概略側面図を示す。図9〜図11において、第1実施形態と同じ要素には同じ符号を付してある。第2実施形態に係るアンテナ装置201においては、給電点215,216及びアンテナ素子217,218の位置関係が第1実施形態と異なっている。また、第2実施形態に係る通信端末は、閉状態において第1グランド配線119と第2グランド配線120とを電気的に接続する少なくとも1つの第1接続素子210をさらに備える。
第2実施形態において、第1給電点215は、第1基板111の第4辺111d上に配されている。第2給電点216は、第2基板112の第4辺112d上に配されている。すなわち、第1給電点215と第2給電点216とは第1基板111と第2基板112が対向する方向に対して同じ側に配されている。また、第1アンテナ素子217及び第2アンテナ素子218も同じ側に配されることになる。
図9及び図10に示す形態においては、第1給電点215及び第1アンテナ素子217は、フレキシブル基板113から離れた側である第1基板111の第1辺111a寄りに配されている。一方、第2給電点216及び第2アンテナ素子218は、フレキシブル基板113側である第2基板の第1辺112a寄りに配されている。この場合、図9に示す開状態において、第1基板111、第1給電点215及び第1アンテナ素子217と、第2基板112、第2給電点216及び第2アンテナ素子218とは、平行移動させたような位置関係にある。
第1給電点215及び第2給電点216は、第1基板111及び第2基板112の端部寄りに配されている。第1給電点215と第2給電点216は、異なる側(図面上、右側)に配されている。図9及び図10に示す形態においては、第1給電点215は、第1基板111の第4辺111dから0mm〜10mmの範囲に形成すると好ましく、第4辺111d上(端部から0mm)に形成するとより好ましい。第2給電点216は、第2基板112の第4辺112dから0mm〜10mmの範囲に形成すると好ましく、第4辺112d上(端部から0mm)に形成するとより好ましい。
第1給電点215及び第2給電点216は、フレキシブル基板113及びヒンジ部103側寄りに設けられている。すなわち、第1給電点215は、第1基板111の第3辺111cよりも第1辺111a寄りに形成されている。第2給電点216は、第2基板112の第3辺112cよりも第1辺112a寄りに形成されている。第1給電点215は、第1基板111の第1辺111aから0mm〜10mmの範囲に形成すると好ましく、第1辺111a上(端部から0mm)に形成するとより好ましい。また、第2給電点216は、第2基板112の第1辺112aから0mm〜10mmの範囲に形成すると好ましく、第1辺112a上(端部から0mm)に形成するとより好ましい。第1給電点215と第1基板111の第1辺111aとの距離と、第2給電点216と第2基板112の第1辺112aとの距離とは同じであると好ましい。
図10に示す閉状態において、第1アンテナ素子217と第2アンテナ素子218とは、平面投影において重なり合わないような位置に配されている。好ましくは、第1アンテナ素子217及び第2アンテナ素子218は、閉状態において、すなわち第1基板111と第2基板112とが重ね合わった状態において、第1基板111及び第2基板112の面方向から垂直に見たときに第1アンテナ素子217と第2アンテナ素子218との間隔が通信波長の0.25波長以上、好ましくは0.5波長以上、より好ましくは0.8波長以上となるように配される。
上記形態によれば、第1アンテナ素子217及び第2アンテナ素子218のアイソレーションを確保することができる。
例えば、通信端末が電話機能を有する場合、第1アンテナ素子217及び第2アンテナ素子218のうち、電話(通話)時に耳に近くなる方(イヤホン側)のアンテナ素子は受信アンテナであると好ましい。また、電話時に耳から遠くなる方(マイクロホン側)のアンテナ素子は送受信(送信及び受信に使用する)アンテナであると好ましい。比吸収率SAR(Specific Absorption Rate)の規格を満たすためである。
第1接続素子210は、フレキシブル基板113とは反対側寄り(フレキシブル基板113から離れた縁部側寄り)に配されると好ましい。第1接続素子210は、フレキシブル基板113とは反対側のグランド配線の縁部から0mm〜10mmの範囲に形成すると好ましい。第1接続素子210は、給電点215,216が存在する側寄りに配されると好ましい。グランド配線119,120が矩形である場合、第1接続素子210は、グランド配線119,120の角部付近において第1グランド配線119と第2グランド配線120とを電気的に接続すると好ましい。また、第1接続素子210は複数箇所設けてもよい。この場合、例えば、図9に示すように、2つの第1接続素子210,211は、フレキシブル基板113から離れた両角部に設けると好ましい。
1つの第1接続素子210は、第1グランド配線119及び第2グランド配線120の少なくとも一方の上に設けられた1つの部品とすることができる。例えば、第1接続素子210を第1グランド配線119上に設けた場合、閉状態としたときに、第1接続素子210は第2グランド配線120と電気的に接続することになる。また、1つの第1接続素子210は、複数の部品で構成してもよい(図9及び図11)。例えば、1つの第1接続素子210を第1部品210aと第2部品210bに分割し、第1部品210aを第1グランド配線119上に設け、第2部品210bを第2グランド配線120上に設けてもよい。この場合、閉状態としたときに、第1部品210aと第2部品210bとが接触して、第1グランド配線119と第2グランド配線120とが電気的に接続される。
第1接続素子210,211を設けることにより、閉状態において、第1グランド配線119における第1給電点215からの電流方向と、第2グランド配線120における第1給電点215からの電流方向とを同方向にすることができる。図11に、第1給電点215から流れる電流の方向を矢印220で示す。第1グランド配線119において、第1給電点215からの電流は、図面上、右から左方向に流れる。一方、第2グランド配線120においては、第1給電点215からの電流は、第1接続素子210を経由して第2グランド配線120へ流れ、第2グランド配線120を図面上右から左方向に流れることになる。第1グランド配線119においても第2グランド配線120においても、第1給電点215からの電流は、図面上、右から左方向に流れることになる。第2給電点216からの電流についても、図6と同様にして、第1グランド配線119においても第2グランド配線120においても、図面上、左から右方向に流れることになる。これにより、第1グランド配線119を流れる電流と第2グランド配線120を流れる電流とが相殺されることを防止することができる。特に、複数のフレキシブル基板113が存在している場合に有用である。なお、後述する第2接続素子を用いる場合であっても電流方向は同様である。
したがって、第2実施形態によれば、閉状態において、1つの給電点からの電流が、第1グランド配線と第2グランド配線で逆向きに流れることを抑制し、アンテナ特性の低下を抑制することができる。また、アイソレーションの確保と合わせて、アンテナ特性の向上をさらに図ることができる。
次に、第1グランド配線119と第2グランド配線120を電気的に接続する形態について説明する。図12〜図16に、閉状態における第1接続素子210部分の拡大概略断面図を示す。図12〜図16においては、説明に必要な要素のみ示してある。以下においては、第1接続素子210,211のうち、第1接続素子210を例にして説明する。
図12に示す通信端末おいては、第1接続素子は、第1部品210aと、第2部品210bと、を有する。第1接続素子の第1部品210aは、第1グランド配線119に形成され、第1グランド配線119と電気的に接続されている。第1接続素子の第2部品210bは、第2グランド配線120に形成され、第2グランド配線120と電気的に接続されている。第2接続素子は、第1部品203aと、第2部品203bと、を有する。第2接続素子の第1部品203aは、第1筐体101を少なくとも部分的に貫通して形成され、一方の端部は第1筐体101から露出し、他方の端部は第1接続素子の第1部品210aと電気的に接続されている。第2接続素子の第2部品203bは、第2筐体102を少なくとも部分的に貫通して形成され、一方の端部は第2筐体102から露出し、他方の端部は第1接続素子の第2部品203bと電気的に接続されている。第1接続素子の第1部品210aと第2接続素子の第1部品203aとの電気的接続及び第1接続素子の第2部品210bと第2接続素子の第2部品203bとの電気的接続は、開状態のときは形成されないが、閉状態において形成されるように構成してもよい。閉状態にしたとき、第2接続素子の第1部品203aと第2部品203bとが電気的に接続される。これにより、第1グランド配線119と第2グランド配線120は電気的に接続される。
図13に示す通信端末おいては、第2筐体102に貫通孔205が形成されている。第1接続素子210は、第1グランド配線119に形成され、第1グランド配線119と電気的に接続されている。閉状態にしたとき、第1接続素子210は、第2筐体102の貫通孔205に挿入され、第2グランド配線120と直接的に接触し、電気的に接続される。
図14に示す通信端末おいては、第1接続素子は、第1部品210aと、第2部品210bと、を有する。第1接続素子の第1部品210aは、第1グランド配線119に形成され、第1グランド配線119と電気的に接続されている。また、第1接続素子の第1部品210aは、第1筐体101を貫通し、第1筐体101から露出している。第1接続素子の第2部品210bは、第2グランド配線120に形成され、第2グランド配線119と電気的に接続されている。また、第1接続素子の第2部品210bは、第2筐体102を貫通し、第2筐体102から露出している。閉状態にしたとき、第1接続素子の第1部品210aと第2部品210bとが電気的に接続される。これにより、第1グランド配線119と第2グランド配線120は電気的に接続される。
図15に示す通信端末おいては、第2筐体102に貫通孔205が形成されている。第1接続素子は、第1部品210aと、第2部品210bと、を有する。第1接続素子の第1部品210aは、第1グランド配線119に形成され、第1グランド配線119と電気的に接続されている。第1接続素子の第2部品210bは、第2グランド配線120に形成され、第2グランド配線119と電気的に接続されている。第2接続素子203は、第1筐体101を少なくとも部分的に貫通して形成され、一方の端部は第1筐体101から露出し、他方の端部は第1接続素子の第1部品210aと電気的に接続されている。第1接続素子の第1部品210aと第2接続素子203との電気的接続は、開状態のときは形成されないが、閉状態において形成されるように構成してもよい。閉状態にしたとき、第2接続素子203は、第2筐体102の貫通孔205に挿入され、第1接続素子の第2部品210bと電気的に接続される。これにより、第1グランド配線119と第2グランド配線120は電気的に接続される。
図16に示す通信端末おいては、第2筐体102に貫通孔205が形成されている。第1接続素子210は、第1グランド配線119に形成され、第1グランド配線119と電気的に接続されている。第2接続素子203は、第1筐体101を少なくとも部分的に貫通して形成され、一方の端部は第1筐体101から露出し、他方の端部は第1接続素子210と電気的に接続されている。閉状態にしたとき、第2接続素子203は、第2筐体102の貫通孔205に挿入され、第2グランド配線120と電気的に接続される。これにより、第1グランド配線119と第2グランド配線120は電気的に接続される。
図12〜図16に示す形態においては、第1接続素子と第2接続素子の形成形態は、第1グランド配線と第2グランド配線とで逆であってもよい。また、第1接続素子と第2接続素子の他に、さらに接続素子を有する形態であってもよい。
第1接続素子及び第2接続素子のうち少なくとも一方は、伸縮可能であってもよい。例えば、入れ子式のロッドアンテナのような伸縮形態を有してもよい。また、第1接続素子及び第2接続素子のうち少なくとも一方は、向きや延在方向を変更可能であってもよい。例えば、バネの付勢によってグランド配線に対して立ち上がったり(垂直方向)、寝たり(平行方向)するものであってもよい。
通信端末において、第1筐体101及び第2筐体102から第1接続素子210及び第2接続素子203が露出している場合、第1接続素子210及び第2接続素子203を覆うカバー(不図示)を有してもよい。カバーは、閉状態にするときに手動で取り外してもよいし、自動的に開くようにしてもよい。
第2実施形態における上記以外の形態については第1実施形態と同様である。
2つの筐体を有する通信端末を例に示したが、3以上の筐体を有する通信端末であってもよい。2つのアンテナ素子を有する通信端末を例に示したが、3以上のアンテナ素子を有する通信端末であってもよい。
本発明のアンテナ装置及び通信端末は、上記実施形態に基づいて説明されているが、上記実施形態に限定されることなく、本発明の範囲内において、かつ本発明の基本的技術思想に基づいて、種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)に対し種々の変形、変更及び改良を含むことができることはいうまでもない。また、本発明の請求の範囲の枠内において、種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ・置換ないし選択が可能である。
本発明のさらなる課題、目的及び展開形態は、請求の範囲を含む本発明の全開示事項からも明らかにされる。
本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下の記載には限定されない。
[付記1]
第1基板と、
前記第1基板に配された第1給電点と、
前記第1給電点に電気的に接続された第1アンテナ素子と、
第2基板と、
前記第2基板に配された第2給電点と、
前記第2給電点に電気的に接続された第2アンテナ素子と、
前記第1基板と前記第2基板とを電気的に接続する少なくとも1つのフレキシブル基板と、を備え、
前記第1給電点と前記第2給電点は、前記第1基板と前記第2基板とが対向している方向に対して異なる側に配され、
前記第1給電点は、前記第1基板において前記フレキシブル基板寄りに配され、
前記第2給電点は、前記第2基板において前記フレキシブル基板寄りに配されていることを特徴とするアンテナ装置。
本発明は、各筐体に画面を有する折畳式通信端末であれば適用することができる。例えば、通信端末としては、携帯電話機、スマートフォン、ノート型パソコン、タブレット型パソコン、携帯ゲーム機、携帯オーディオ、デジタルカメラ、電子辞書等を挙げることができる。
100 通信端末
101 第1筐体
102 第2筐体
103 ヒンジ部
104 第1表示画面
105 第2表示画面
106 操作部
110 アンテナ装置
111 第1基板
111a〜111d 第1辺〜第4辺
112 第2基板
112a〜112d 第1辺〜第4辺
113 フレキシブル基板
115 第1給電点
116 第2給電点
117 第1アンテナ素子
118 第2アンテナ素子
119 第1グランド配線
120 第2グランド配線
121 第1送受信回路
122 第2送受信回路
123 制御回路
130 電流の方向
200 通信端末
201 アンテナ装置
203 第2接続素子
203a,203b 第1部品、第2部品
204 第2接続素子
205 貫通孔
206 貫通孔
210 第1接続素子
210a,210b 第1部品、第2部品
211 第1接続素子
211a,211b 第1部品、第2部品
215 第1給電点
216 第2給電点
217 第1アンテナ素子
218 第2アンテナ素子
220 電流の方向
811 第1基板
812 第2基板
813 フレキシブル基板
819 第1グランド配線
820 第2グランド配線
915 第1給電点
916 第2給電点
917 第1アンテナ素子
918 第2アンテナ素子
921 電流の方向

Claims (10)

  1. 第1基板と、
    第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板とを電気的に接続する少なくとも1つのフレキシブル基板と、
    前記第1基板において前記フレキシブル基板の反対側寄りに配された第1給電点と、
    前記第1給電点に電気的に接続された第1アンテナ素子と、
    前記第2基板において前記フレキシブル基板寄りに配された第2給電点と、
    前記第2給電点に電気的に接続された第2アンテナ素子と、
    前記第1基板に形成され、前記第1給電点と電気的に接続された第1グランド配線と、
    前記第2基板に形成され、前記第2給電点と電気的に接続された第2グランド配線と、
    前記第1基板と前記第2基板を重ね合わせたときに前記第1グランド配線と前記第2グランド配線とを電気的に接続するのに使用される第1接続素子と、
    を備えることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記第1給電点と前記第2給電点は、前記第1基板と前記第2基板とが対向している方向に対して同じ側に配されていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記第1接続素子は、前記第1グランド配線及び前記第2グランド配線のうちの少なくとも一方の上に配されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記第1接続素子は、前記フレキシブル基板の反対側寄りに配されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  5. 前記第1接続素子は、複数箇所に配置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  6. 前記フレキシブル基板を複数有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  7. 第1筐体と、
    第2筐体と、
    前記第1筐体と前記第2筐体とを回動可能に連結するヒンジ部と、
    請求項1〜6のいずれか一項に記載のアンテナ装置と、を備え、
    前記第1基板、前記第1給電点及び前記第1アンテナ素子は、前記第1筐体に収容され、
    前記第2基板、前記第2給電点及び前記第2アンテナ素子は、前記第2筐体に収容され、
    前記フレキシブル基板は、前記ヒンジ部を通っていることを特徴とする通信端末。
  8. 前記第1接続素子を備える通信端末において、
    前記第1筐体及び前記第2筐体のうち少なくとも一方は、前記第1接続素子と電気的に接続される第2接続素子を有し、
    前記第1筐体と前記第2筐体とを重ね合わせたとき、前記第1グランド配線と前記第2グランド配線とは、前記第1接続素子及び前記第2接続素子うち少なくとも一方を介して電気的に接続されることを特徴とする請求項7に記載の通信端末。
  9. 前記第1筐体及び前記第2筐体のうち少なくとも一方は貫通孔を有し、
    前記第1筐体と前記第2筐体とを重ね合わせたとき、前記第1接続素子及び前記第2接続素子のうち少なくとも一方が前記貫通孔に挿入され、前記第1グランド配線と前記第2グランド配線とを電気的に接続することを特徴とする請求項7又は8に記載の通信端末。
  10. 前記第1接続素子は、他方の筐体に収容されているグランド配線と直接的に接触することを特徴とする請求項7〜9のいずれか一項に記載の通信端末。
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