JP2015076682A - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】認証の取得等のために要求されるデータを適切に出力することができる情報処理装置およびプログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置は、1以上のファイルにそれぞれ対応する1以上のファイル情報を記憶するファイル情報記憶部と、ユーザの指定に応じて認証モードを設定する設定部と、認証モードが特定値である場合に、ファイル情報のうち表示するファイル情報を判定する判定部と、表示すると判定されたファイル情報を表示するように制御する出力制御部と、を備えることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置およびプログラムに関する。
静止画データ、動画データおよび音楽データなどのコンテンツデータを他の機器と相互に再生可能とするための技術としてDLNA(Digital Living Network Alliance)認証が知られている。DLNA認証では、認証機関により、機器がDLNAで求められている機能を満たすかチェックされ、満たす場合にDLNA認証を取得した機器として公表することができる。
DLNA認証には複数の取得方法が存在する。例えば、機器がプロジェクタの場合は、静止画投影、動画投影、および、音声出力の3パターンのうち1以上のパターンでDLNA認証を取得できる。上記のように、あるパターンでDLNA認証を取得する場合は、そのパターンで求められる機能を満たす必要がある。
しかしながら、従来の技術では、意図しないコンテンツデータが出力(再生)されることにより認証取得のために求められる機能の要件を満たさず、所望の認証を取得できない場合があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、認証の取得等のために要求されるデータを適切に出力することができる情報処理装置およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、1以上のファイルにそれぞれ対応する1以上のファイル情報を記憶するファイル情報記憶部と、ユーザの指定に応じて認証モードを設定する設定部と、前記認証モードが特定値である場合に、前記ファイル情報のうち表示するファイル情報を判定する判定部と、表示すると判定されたファイル情報を表示するように制御する出力制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、認証の取得等のために要求されるデータを適切に出力することができるという効果を奏する。
図1は、本実施形態にかかる情報処理装置を含むシステムのハードウェア構成例を示す図である。 図2は、プロジェクタの機能構成例を示すブロック図である。 図3は、ファイル情報のデータ構造の一例を示す図である。 図4は、データ通信処理の概要の一例を示すシーケンス図である。 図5は、詳細化したデータ通信処理の一例を示すシーケンス図である。 図6は、認証モードを設定する設定処理の一例を示すシーケンス図である。 図7は、本実施形態の判定処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、判定方法の例を説明するための図である。 図9は、変形例によるデータ通信処理の一例を示すシーケンス図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報処理装置およびプログラムの一実施形態を詳細に説明する。以下では、プロジェクタ(画像投影装置)を情報処理装置に適用した場合を例に説明する。適用可能な装置はプロジェクタに限られるものではない。
上記のように、従来の技術では、意図しないコンテンツデータが再生されることにより認証取得のために求められる機能を満たさないと判定され、所望の認証を取得できない場合があった。例えば、静止画投影のみでDLNA認証を取得することを望む場合であっても、機器が有する動画データの再生機能によっては、認証を取得できない場合があった。例えばDLNAに準拠していることを示す情報が付加された動画データは、どのようなフォーマットであっても再生できなければ、静止画投影のみでDLNA認証を取得することができない。しかし、サポートしている動画フォーマットであれば再生する機能を機器が有している場合、この条件を満たさないため、静止画投影のみでDLNA認証を取得することができない。一部の動画フォーマットを再生するために十分な性能を備えないために、静止画投影のみでDLNA認証を取得することを望む場合に、このような状況が発生しうる。
本実施形態の情報処理装置は、認証モードを設け、認証モードが有効に設定されている場合には、取得を望む認証で要求されるデータのみを出力(再生)できるようにする。これにより、認証の取得等のために要求されるデータを適切に出力することが可能となる。また、認証モードが無効に設定されている場合には、任意のデータを出力できるようにする。これにより、情報処理装置の性能に応じて出力可能なデータをさらに出力することが可能となる。
図1は、本実施形態にかかる情報処理装置を含むシステムのハードウェア構成例を示す図である。図1に示すように、本実施形態のシステムは、情報処理装置としてのプロジェクタ100と、サーバ200とがネットワーク300を介して接続された構成となっている。
ネットワーク300は、任意のネットワーク形態を適用できる。例えば、ネットワーク300は、無線LAN(ローカルエリアネットワーク)、携帯電話網(3G、LTEなど)などにより実現できる。
プロジェクタ100は、画像を投影する装置である。サーバ200は、プロジェクタ100で投影する画像を送信する装置である。サーバ200は、所定の認証規格(例えばDLNA)に準拠した装置であれば、PC(Personal Computer)、および、NAS(Network Attached Storage)などの任意の装置を適用できる。
プロジェクタ100は、主なハードウェア構成として、通信部110と、操作部120と、表示部130と、投影部140と、記憶部150と、制御部160とを、備える。
通信部110は、ネットワーク300を介してサーバ200などの外部機器と通信する。通信部110は、例えば、無線LANの親機などの無線通信装置により実現できる。
操作部120は、各種操作の入力を行うものであり、キースイッチやタッチパネルなどの入力装置により実現できる。
表示部130は、各種画面を表示するものであり、液晶ディスプレイやタッチパネル式ディスプレイなどの表示装置により実現できる。
投影部140は、図示しないスクリーンなどの投影媒体に画像を投影する。投影部140は、投射レンズ等の投影光学系などにより実現できる。投影部140により投影する画像は任意である。例えば、投影部140は、コンテンツデータを投影してもよいし、表示部130に表示する情報と同様の情報(ファイル情報の一覧など)を投影してもよい。
記憶部150は、プロジェクタ100で実行される各種プログラムやプロジェクタ100で行われる各種処理に使用されるデータなどを記憶する。記憶部150は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、光ディスク、及びRAM(Random Access Memory)などの磁気的、光学的、または電気的に記憶可能な記憶装置により実現できる。
制御部160は、プロジェクタ100の各部を制御する。制御部160は、例えばCPU(Central Processing Unit)などの制御装置により実現できる。
バス170は、通信部110、操作部120、表示部130、投影部140、記憶部150、および、制御部160などの各部を接続する。
サーバ200は、主なハードウェア構成として、通信部210と、操作部220と、表示部230と、記憶部240と、制御部250とを、備える。
通信部210は、ネットワーク300を介してプロジェクタ100などの外部機器と通信する。通信部210は、例えば、無線LANの子機などの無線通信装置により実現できる。
操作部220は、各種操作の入力を行うものであり、マウスやタッチパネルなどの入力装置により実現できる。
表示部230は、各種画面を表示するものであり、液晶ディスプレイやタッチパネル式ディスプレイなどの表示装置により実現できる。
記憶部240は、サーバ200で実行される各種プログラムやサーバ200で行われる各種処理に使用されるデータなどを記憶する。記憶部240は、HDD、SSD、メモリカード、光ディスク、及びRAMなどの磁気的、光学的、または電気的に記憶可能な記憶装置により実現できる。
制御部250は、サーバ200の各部を制御する。制御部250は、例えば、CPUなどの制御装置により実現できる。制御部250は、プロジェクタ100に接続要求を送信したり、プロジェクタ100との間でネットワーク接続を確立したり、ネットワーク接続を切断したりする。また制御部250は、プロジェクタ100にデータを送信し、当該データに基づく画像をプロジェクタ100に投影させる。
バス260は、通信部210、操作部220、表示部230、記憶部240、および、制御部250などの各部を接続する。
図2は、プロジェクタ100の機能構成例を示すブロック図である。図2に示すように、プロジェクタ100は、管理部401と、設定部402と、通信制御部403と、判定部404と、出力制御部405と、通知部406と、モード記憶部421と、ファイル情報記憶部422と、を備えている。
モード記憶部421は、認証モードを記憶する。認証モードは、取得した認証(例えばDLNA認証)を適用するか否かを示す情報である。認証モードは、例えば認証を適用することを示す値(特定値)である「有効」、および、認証を適用しないことを示す値である「無効」が設定される。
ファイル情報記憶部422は、1以上のファイルにそれぞれ対応する1以上のファイル情報を記憶する。ファイルは、静止画データ、動画データおよび音楽データなどのコンテンツデータを管理する単位の一例である。ファイル情報は、各ファイルを特定する情報(ファイル名等)、および、ファイルの属性などを含む。ファイルの属性とは、例えば、DLNAタグが付加されているか否かを示す情報である。なお、これらは一例であり、他の情報をファイル情報に含んでもよい。図3は、ファイル情報のデータ構造の一例を示す図である。図3の例では、ファイル情報は、ファイル名と、DLNAタグの有無と、を含む。
図2に戻り、管理部401は、サーバ200からのファイル情報の一覧の取得、および、表示するファイル情報の判断などの処理を制御する。
設定部402は、ユーザの指定に応じて認証モードを設定する。例えば、設定部402は、ユーザが操作部120を用いて指定した認証モード(有効または無効)を受付け、受付けた認証モードをモード記憶部421に保存することにより、認証モードを設定する。
通信制御部403は、外部装置(サーバ200など)との通信を制御する。通信制御部403は、例えば、通信部110を介して、サーバ200からファイル情報を受信する処理を制御する。
判定部404は、設定された認証モードが特定値(例えば「有効」)である場合に、ファイル情報記憶部422に記憶されているファイル情報のうち、表示するファイル情報を判定する。表示するファイル情報とは、例えばユーザが投影を指示する対象として選択可能に表示部130に表示するファイル情報である。判定部404は、例えば、ファイル情報に対応するファイルがプロジェクタ100で出力可能か否かを判定し、出力可能な場合に、当該ファイルに対応するファイル情報を表示すると判定する。
出力制御部405は、表示部130などに対する各種情報の出力を制御する。出力制御部405は、例えば、表示すると判定されたファイル情報を表示部130に表示するように制御する。
通知部406は、出力(投影部140による投影など)が要求されたファイルが出力可能でないことを通知する。通知部406は、例えばファイルが出力可能でないことを示す情報を表示部130に対して表示する。この場合、通知部406の機能を出力制御部405が備えるように構成してもよい。通知部406による通知方法はこれに限られるものではなく、図示しない音声出力部(スピーカ等)から音を出力することにより通知してもよい。
なお、モード記憶部421およびファイル情報記憶部422は、例えば図1の記憶部150により実現できる。管理部401、設定部402、通信制御部403、出力制御部405、および、判定部404の各部は、例えば制御部160(CPU)が記憶部150に記憶されているプログラムを起動(実行)することによりソフトウェアとして実現してもよい。これらの各部の一部または全部をハードウェア回路により実現してもよい。
本実施形態の情報処理装置で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
本実施形態の情報処理装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録してコンピュータ・プログラム・プロダクトとして提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態の情報処理装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の情報処理装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施形態の情報処理装置で実行されるプログラムは、上述した各部を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMからプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、上記各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
次に、プロジェクタ100とサーバ200との間のデータ通信について説明する。図4は、本実施形態のデータ通信処理の概要の一例を示すシーケンス図である。
ユーザが操作部120等を用いてファイル情報の一覧表示を指示すると、プロジェクタ100は、この指示を受け付ける(ステップS101)。プロジェクタ100は、指示に応じて、ファイル情報の一覧取得をサーバ200に要求する(ステップS102)。サーバ200は、要求に応じてファイル情報の一覧をプロジェクタ100に送信する(ステップS103)。プロジェクタ100は、受信したファイル情報の少なくとも一部を表示する(ステップS104)。表示するファイル情報を判定する処理の詳細は後述する。この後、ユーザは、表示されたファイル情報の中から、所望のファイル情報を選択し、プロジェクタ100に対して画像の投影を要求することができる(ステップS105)。なお、ファイル情報にコンテンツデータが含まれない場合は、プロジェクタ100はファイル情報に対応するコンテンツデータをサーバ200から取得し、取得したコンテンツデータの画像を投影する。
図5は、詳細化したデータ通信処理の一例を示すシーケンス図である。ユーザがファイル情報の一覧表示を指示すると、プロジェクタ100の出力制御部405 は、この指示(一覧取得要求)を受け付ける(ステップS201)。出力制御部405は、管理部401に対してファイル一覧の取得を要求する(ステップS202)。管理部401は、通信制御部403を介して、サーバ200に対してファイル情報(ファイル一覧)の取得を要求する(ステップS203、ステップS204)。
要求を受けたサーバ200は、例えば自装置内に記憶している静止画データおよび動画データなどのファイルに対応するファイル情報をプロジェクタ100に送信する(ステップS205)。サーバ200は、例えば、DLNAに準拠して送信可能なファイルに対応するファイル情報をプロジェクタ100に送信する。
プロジェクタ100の通信制御部403は、サーバ200からファイル情報を受信すると、ファイル情報を管理部401に送信する(ステップS206)。管理部401は、受信したファイル情報をファイル情報記憶部422に保存する(ステップS207)。管理部401は、モード記憶部421から認証モードを読み出す(ステップS208、ステップS209)。管理部401は、読み出した認証モードを判定部404に送信し、判定部404に対して表示するファイル情報の判定を要求する(ステップS210)。判定部404は、判定処理(詳細は後述)の結果を管理部401に送信する(ステップS211)。
管理部401は、判定処理により表示すると判定されたファイル情報(ファイル情報の一覧)を出力制御部405に送信する(ステップS212)。出力制御部405は、送信されたファイル情報を表示部130に表示する(ステップS213)。
この後、ユーザは、表示されたファイル情報の中から、所望のファイル情報を選択し、プロジェクタ100に対して画像の投影を要求することができる(ステップS214)。
認証モードは、任意のタイミングでモード記憶部421に保存されてよい。例えば、設定部402は、データ通信処理の前に、指定された認証モードをモード記憶部421に保存してもよい。設定部402が、画像データの投影が開始された後に、指定に応じて認証モードを変更してもよい。図6は、認証モードを設定する設定処理の一例を示すシーケンス図である。
ユーザが、例えば表示部130に表示された設定用の画面等から認証モードの設定を指示すると、設定部402は、この指示を受け付ける(ステップS301)。設定部402は、受け付けた指示に応じて、指定された認証モードをモード記憶部421に設定(保存)する(ステップS302)。
次に、図5のステップS210の判定処理の詳細について説明する。図7は、本実施形態の判定処理の一例を示すフローチャートである。
判定部404は、認証モードが「有効」に設定されているか否かを判定する(ステップS401)。認証モードが「有効」の場合(ステップS401:Yes)、判定部404は、ファイルのタグ情報を確認し(ステップS402)、表示対象とするファイルであるか否かを判定する(ステップS403)。ファイルのタグ情報は、例えばサーバ200から受信したファイル情報から得られる。図3の例では、DLNAタグがタグ情報に相当する。
なお、表示対象とするファイルであるか、すなわち、再生可能なファイルであるかを判定する判定方法は、タグ情報を用いる方法に限られるものではなく、任意の方法を適用できる。タグ情報(DLNAタグ)を用いる場合、判定部404は、例えば、DLNAタグが付加されているファイル(DLNAタグ=ありのファイル)を、表示対象とするファイルであると判定する。
図8は、判定方法の例を説明するための図である。図8では、ファイル名ごとに、タグ情報(DLNAタグ)による判定方法、ファイルの拡張子を用いる判定方法、ファイルを解析することによる判定方法、および、画像の種別(静止画であるか動画であるか)による判定方法、のそれぞれを用いた場合の判定結果の例が示されている。
例えば、DLNAタグを用いる判定方法では、判定部404は、動画データでDLNAタグ=「あり」のファイルの場合に再生不可能と判定し、それ以外の場合に再生可能と判定する。これにより、仮にサーバ200からDLNAタグが付与された動画データのファイル情報を受信した場合であっても、この動画データが再生されることを回避できる。サポートしている動画フォーマットを再生する機能を機器が有している場合であっても、静止画投影のみでDLNA認証を取得することが可能となる。
拡張子を用いる判定方法では、判定部404は、拡張子が「jpg」または「mpg」の場合に再生可能と判定し、拡張子が「mp4」の場合に再生不可能と判定する。拡張子を用いる判定方法では、例えば次に述べる構造解析による判定方法などと比較して、判定のための処理負荷を低減できる。
構造解析による判定方法では、判定部404は、例えば、ファイルのヘッダ等を解析することにより、画像を再生するときのビットレート、解像度、および、フレームレートなどの画質を定める情報を求める。判定部404は、プロジェクタの性能等を参照し、画質を満たすようにファイルの画像データを再生できるか否かを判定する。図8では、ファイルA.jpgとファイルB.mpgは再生可能であるが、他のファイルは再生不可能であると判定された例が示されている。構造解析による判定方法では、解析によって得られる詳細な情報を用いるため、より正確に判定を実行できる。なお、ファイルを解析することによる判定方法の場合、解析対象とするファイルはサーバ200から取得される。取得するタイミングは任意である。例えば、プロジェクタ100は、図7のような判定処理の中で判定に必要となったときにサーバ200にアクセスしファイルを取得してもよい。プロジェクタ100が、ファイル情報とともに(ファイル情報に含めて)ファイルを取得してファイル情報記憶部422等に記憶しておき、判定処理で利用するように構成してもよい。
画像の種別による判定方法では、判定部404は、静止画である場合に再生可能と判定し、動画である場合に再生不可能と判定する。
判定部404が、複数の判定方法のうち、ユーザ等により指定された判定方法によって判定するように構成してもよい。これにより、ユーザの利便性の向上を図ることができる。判定方法は、例えば、取得を望む認証(DLNA認証等)で要求されるデータ(ファイル)を再生可能と判定できる方法を採用すればよい。これにより、認証の取得等のために要求されるデータを適切に出力することが可能となる。
図7に戻り、判定処理の結果、表示対象とするファイルであると判定された場合(ステップS403:Yes)、判定部404は、該当ファイルを表示対象とする(ステップS404)。表示対象とするファイルでないと判定された場合(ステップS403:No)、判定部404は、該当ファイルを表示対象とせずにステップS405を実行する。
ステップS405では、判定部404は、すべてのファイルを処理したか否かを判定する(ステップS405)。判定部404は、例えば、サーバ200から受信したファイル情報に対応するファイルのすべてを処理対象とし、処理対象のファイルをすべて処理したかを判定する。
すべてのファイルを処理していない場合(ステップS405:No)、判定部404は、ステップS402に戻り、次のファイルに対して処理を繰り返す。すべてのファイルを処理した場合(ステップS405:Yes)、判定部404は、表示対象とされたファイルを判定結果として出力する(ステップS406)。ステップS401で認証モードが「有効」でない、すなわち、「無効」であると判定された場合(ステップS401:No)、判定部404は、すべてのファイルが表示対象であることを表す判定結果を出力する(ステップS407)。
なお、図7の判定処理の実行タイミングは、図5のステップS210のようなタイミングに限られない。例えば、画像を投影後(例えば図5のステップS214の後)に、認証モードの設定が変更されたときに判定処理からファイル一覧表示までの処理(ステップS210〜ステップS213)を実行してもよい。これにより、変更前の認証モードに従い表示対象がフィルタリングされたファイル一覧を、認証モードの変更に応じて新たに表示対象がフィルタリングされたファイル一覧に更新可能となる。
以上のような処理により、本実施形態の情報処理装置(プロジェクタ100)は、認証モードが有効に設定されている場合には、取得を望む認証で要求されるデータのみを出力(再生)できる。これにより、認証の取得等のために要求されるデータを適切に出力することが可能となる。一方、本実施形態の情報処理装置は、認証モードが無効に設定されている場合には、任意のデータを出力できる。これにより、例えば取得した認証では制限されるデータであっても、ユーザの指定に応じて出力できるようになる。
(変形例)
上記実施形態では、サーバ200から取得した複数のファイル情報を対象として、表示するファイル情報を判定した。サーバ200から取得した複数のファイル情報を表示し、表示したファイル情報の中から、いずれかのファイル情報に対応するファイルの再生(投影など)が指定されたときに、指定されたファイルが再生可能か判定してもよい。
変形例では、判定部404は、認証モードが特定値である場合に、1以上のファイル情報のうち、指定されたファイル情報に対応するファイルが出力可能か否かを判定する。また、出力制御部405は、出力可能であると判定されたファイルを出力(再生)するように制御する。
図9は、このように構成される変形例のプロジェクタ100によるデータ通信処理の一例を示すシーケンス図である。ステップS501〜ステップS507は、図5のステップS201〜ステップS207と同様であるため説明を省略する。
変形例では、管理部401は、受信したファイル情報を出力制御部405に送信する(ステップS508)。例えば管理部401は、サーバ200から受信したすべてのファイル情報を送信する。出力制御部405は、送信されたファイル情報を表示部130に表示する(ステップS509)。
この後、ユーザは、表示されたファイル情報の中から、所望のファイル情報を選択し、プロジェクタ100に対して画像の投影を要求することができる。出力制御部405は、ユーザの要求を受付けると(ステップS510)、モード記憶部421から認証モードを読み出す(ステップS511、ステップS512)。出力制御部405は、読み出した認証モードを判定部404に送信し、判定部404に対してファイルの表示可否(再生可否)の判定を要求する(ステップS513)。判定部404は、判定処理の結果を管理部401に送信する(ステップS514)。
判定処理は図7と同様であるが、判定の対象とするファイルは、ステップS510でユーザ等により指定されたファイルとなる。複数のファイルが指定された場合は、各ファイルに対して判定処理を実行してもよい。
出力制御部405は、再生可能と判定された場合は、指定されたファイルに対応する画像データを投影部140により投影するように制御する。再生不可と判定された場合は、出力制御部405は、再生不可(投影不可)であることの通知を通知部406に依頼してもよい(ステップS515)。
上記実施形態(図5等)では、再生可能と判定されたファイルのファイル情報のみが一覧表示される。このため、例えばユーザが投影を希望しているファイルが再生不可と判定され、一覧表示されず、表示されない理由も不明になるという状況が生じうる。一方、変形例では、例えばタグ情報(DLNAタグ)の有無に関わらず、すべてのファイル情報の一覧をユーザに対して表示することができる。そして、仮に指定したファイルが再生不可と判定された場合であっても、その旨をユーザに通知することが可能となる。
100 プロジェクタ
110 通信部
120 操作部
130 表示部
140 投影部
150 記憶部
160 制御部
200 サーバ
210 通信部
220 操作部
230 表示部
240 記憶部
250 制御部
300 ネットワーク
401 管理部
402 設定部
403 通信制御部
404 判定部
405 出力制御部
406 通知部
421 モード記憶部
422 ファイル情報記憶部
特開2013−117949号公報

Claims (12)

  1. 1以上のファイルにそれぞれ対応する1以上のファイル情報を記憶するファイル情報記憶部と、
    ユーザの指定に応じて認証モードを設定する設定部と、
    前記認証モードが特定値である場合に、前記ファイル情報のうち表示するファイル情報を判定する判定部と、
    表示すると判定されたファイル情報を表示するように制御する出力制御部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記判定部は、前記ファイル情報に対応するファイルが前記情報処理装置で出力可能か否かを判定し、出力可能なファイルに対応する前記ファイル情報を表示すると判定すること、
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記判定部は、ファイルの拡張子を用いて、前記ファイル情報に対応するファイルが前記情報処理装置で出力可能か否かを判定すること、
    を特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記判定部は、ファイルを解析することにより、前記ファイル情報に対応するファイルが前記情報処理装置で出力可能か否かを判定すること、
    を特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記判定部は、前記ファイル情報に対応するファイルが、前記情報処理装置に対して認証された出力方法で出力可能か否かを判定すること、
    を特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記判定部は、ファイルの拡張子を用いる判定方法、ファイルを解析する判定方法、および、認証された出力方法で出力可能か判定する判定方法を少なくとも含む複数の判定方法のうち、指定された判定方法により、前記ファイル情報に対応するファイルが前記情報処理装置で出力可能か否かを判定すること、
    を特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  7. 前記判定部は、前記認証モードが特定値でない場合に、前記ファイル情報記憶部に記憶されている前記ファイル情報を表示すると判定すること、
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記設定部は、ユーザの指定に応じて認証モードの設定を変更し、
    前記判定部は、変更された前記認証モードに応じて、表示すると判定するファイル情報を変更し、
    前記出力制御部は、変更されたファイル情報を表示するように制御すること、
    を特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 1以上のファイルにそれぞれ対応する1以上のファイル情報を記憶するファイル情報記憶部と、
    ユーザの指定に応じて認証モードを設定する設定部と、
    前記認証モードが特定値である場合に、前記ファイル情報のうち指定されたファイル情報に対応するファイルが出力可能か否かを判定する判定部と、
    出力可能であると判定されたファイルを出力するように制御する出力制御部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  10. 前記判定部により前記ファイル情報に対応するファイルが前記情報処理装置で出力可能でないと判定された場合に、出力可能でないことを通知する通知部をさらに備えること、
    を特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. コンピュータを、
    1以上のファイルにそれぞれ対応する1以上のファイル情報を記憶するファイル情報記憶部と、
    ユーザの指定に応じて認証モードを設定する設定部と、
    前記認証モードが特定値である場合に、前記ファイル情報のうち表示するファイル情報を判定する判定部と、
    表示すると判定されたファイル情報を表示するように制御する出力制御部、
    として機能させるためのプログラム。
  12. コンピュータを、
    1以上のファイルにそれぞれ対応する1以上のファイル情報を記憶するファイル情報記憶部と、
    ユーザの指定に応じて認証モードを設定する設定部と、
    前記認証モードが特定値である場合に、前記ファイル情報のうち指定されたファイル情報に対応するファイルが出力可能か否かを判定する判定部と、
    出力可能であると判定されたファイルを出力するように制御する出力制御部、
    として機能させるためのプログラム。
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