JP2015076520A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ゲート電極と第1のコンタクトホールとの距離を短くして単位面積あたりの駆動能力を向上させた半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】P型シリコン基板11と、P型ボディー拡散層14と、ゲート絶縁膜12と、ゲート電極17a,17bと、N+型ソース拡散層18と、N+型ドレイン拡散層19と、層間絶縁膜24と、前記層間絶縁膜に形成され、N+型ソース拡散層18上に位置する第1のコンタクトホール25を具備する半導体装置を形成し、前記層間絶縁膜をマスクとしてP+型不純物イオン21を前記第1のコンタクトホールを通してN+型ソース拡散層18に注入することで、前記P型ボディー拡散層に接続されたP+型ボディーコンタクト領域を形成する半導体装置の製造方法である。
【選択図】図1
【解決手段】P型シリコン基板11と、P型ボディー拡散層14と、ゲート絶縁膜12と、ゲート電極17a,17bと、N+型ソース拡散層18と、N+型ドレイン拡散層19と、層間絶縁膜24と、前記層間絶縁膜に形成され、N+型ソース拡散層18上に位置する第1のコンタクトホール25を具備する半導体装置を形成し、前記層間絶縁膜をマスクとしてP+型不純物イオン21を前記第1のコンタクトホールを通してN+型ソース拡散層18に注入することで、前記P型ボディー拡散層に接続されたP+型ボディーコンタクト領域を形成する半導体装置の製造方法である。
【選択図】図1
Description
本発明は、半導体装置及びその製造方法に関する。
従来のNチャネルLDMOS(Lateral Diffused MOS)について説明する。
NチャネルLDMOSは、シリコン基板のウェル上に形成されたゲート電極と、ゲート電極の一方側のウェルにゲート電極と重なるように形成されたP型ボディー拡散層と、P型ボディー拡散層内に形成され且つゲート電極下に位置するチャネル領域と、P型ボディー拡散層に形成されたN+型ソース拡散層及び複数のP+型ボディーコンタクト領域と、ゲート電極の他方側のシリコン基板に形成されたN+型ドレイン拡散層を有している(例えば特許文献1参照)。
NチャネルLDMOSは、シリコン基板のウェル上に形成されたゲート電極と、ゲート電極の一方側のウェルにゲート電極と重なるように形成されたP型ボディー拡散層と、P型ボディー拡散層内に形成され且つゲート電極下に位置するチャネル領域と、P型ボディー拡散層に形成されたN+型ソース拡散層及び複数のP+型ボディーコンタクト領域と、ゲート電極の他方側のシリコン基板に形成されたN+型ドレイン拡散層を有している(例えば特許文献1参照)。
ウェル、P型ボディー拡散層及びゲート電極上には層間絶縁膜が形成されている。この層間絶縁膜には、N+型ソース拡散層とコンタクトをとるソースコンタクトホール、N+型ドレイン拡散層とコンタクトをとるドレインコンタクトホール、及びP+型ボディーコンタクト領域とコンタクトをとるボディーコンタクトホールが形成されている。
上記NチャネルLDMOSでは、N+型ソース拡散層とN+型ドレイン拡散層の間の抵抗を下げて大きな電流を流しやすくすることが求められている。そのためにはゲート電極とソースコンタクトホールとの距離を短くするとよい。
本発明の幾つかの態様は、ゲート電極とソースコンタクトホールまたはドレインコンタクトホールとの距離を短くして単位面積あたりの駆動能力を向上させた半導体装置及びその製造方法に関連している。
本発明の一態様は、半導体層に形成された第1導電型の第1拡散層と、前記第1拡散層及び前記半導体層上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記ゲート電極のチャネル長方向の一方側に形成され、前記第1拡散層内に形成された第2導電型の第2拡散層と、前記ゲート電極のチャネル長方向の他方側に形成され、前記半導体層に形成された第2導電型の第3拡散層と、前記半導体層、前記第1拡散層及び前記ゲート電極上に形成された絶縁膜と、前記絶縁膜に形成され、前記第2拡散層上に位置する第1のコンタクトホールと、を具備する半導体装置を形成し、前記絶縁膜をマスクとして第1導電型の不純物イオンを前記第1のコンタクトホールを通して前記第2拡散層に注入することで、前記第1拡散層に接続された第1導電型の第4拡散層を形成する製造方法であり、前記第2拡散層はソース領域であり、前記第3拡散層はドレイン領域であることを特徴とする半導体装置の製造方法である。
上記本発明の一態様によれば、絶縁膜をマスクとして第1導電型の不純物イオンを第1のコンタクトホールを通して第2拡散層に注入することで第4拡散層を形成するため、半導体装置のチャネル長方向に対する距離を短くできる。その結果、ゲート電極と第1のコンタクトホールとの距離を短くでき、半導体装置の単位面積あたりの駆動能力を向上させることができる。
なお、上記の半導体層とは、半導体基板、エピタキシャル層、ウェルを含み、半導体基板または半導体層に形成された不純物拡散層も含む意味である。
本発明の一態様は、半導体層に形成された第1導電型の第1拡散層と、前記第1拡散層及び前記半導体層上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記ゲート電極のチャネル長方向の一方側に形成され、前記第1拡散層内に形成された第2導電型の第2拡散層と、前記ゲート電極のチャネル長方向の他方側に形成され、前記半導体層に形成された第2導電型の第3拡散層と、前記半導体層、前記第1拡散層及び前記ゲート電極上に形成された絶縁膜と、を具備する半導体装置を形成し、前記絶縁膜上にレジスト膜を形成し、前記レジスト膜をマスクとして前記絶縁膜を加工することで、前記第2拡散層上に位置する第1のコンタクトホールを前記絶縁膜に形成し、前記レジスト膜をマスクとして第1導電型の不純物イオンを前記第1のコンタクトホールを通して前記第2拡散層に注入することで、前記第1拡散層に接続された第1導電型の第4拡散層を形成する製造方法であり、前記第2拡散層はソース領域であり、前記第3拡散層はドレイン領域であることを特徴とする半導体装置の製造方法である。
上記本発明の一態様によれば、レジスト膜をマスクとして第1導電型の不純物イオンを第1のコンタクトホールを通して第2拡散層に注入することで第4拡散層を形成するため、半導体装置のチャネル長方向に対する距離を短くできる。その結果、ゲート電極と第1のコンタクトホールとの距離を短くでき、半導体装置の単位面積あたりの駆動能力を向上させることができる。
本発明の一態様は、半導体層に形成された第1導電型の第1拡散層と、前記第1拡散層及び前記半導体層上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記ゲート電極のチャネル長方向の一方側に形成され、前記第1拡散層内に形成され、前記第1拡散層の第1領域を囲む第2導電型の第2拡散層と、前記ゲート電極のチャネル長方向の他方側に形成され、前記半導体層に形成された第2導電型の第3拡散層と、前記半導体層、前記第1拡散層及び前記ゲート電極上に形成された絶縁膜と、前記絶縁膜に形成され、前記第1拡散層の前記第1領域上に位置する第1のコンタクトホールと、を具備する半導体装置を形成し、前記絶縁膜をマスクとして第1導電型の不純物イオンを前記第1のコンタクトホールを通して前記第1拡散層に注入することで、前記第1拡散層に第1導電型の第4拡散層を形成する製造方法であり、前記第2拡散層はソース領域であり、前記第3拡散層はドレイン領域であることを特徴とする半導体装置の製造方法である。
上記本発明の一態様によれば、絶縁膜をマスクとして第1導電型の不純物イオンを第1のコンタクトホールを通して第1拡散層に注入することで第4拡散層を形成するため、半導体装置のチャネル長方向に対する距離を短くできる。その結果、ゲート電極と第1のコンタクトホールとの距離を短くでき、半導体装置の単位面積あたりの駆動能力を向上させることができる。
本発明の一態様は、半導体層に形成された第1導電型の第1拡散層と、前記第1拡散層及び前記半導体層上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記ゲート電極のチャネル長方向の一方側に形成され、前記第1拡散層内に形成された前記第1拡散層の第1領域を囲む第2導電型の第2拡散層と、前記ゲート電極のチャネル長方向の他方側に形成され、前記半導体層に形成された第2導電型の第3拡散層と、前記半導体層、前記第1拡散層及び前記ゲート電極上に形成された絶縁膜と、を具備する半導体装置を形成し、前記絶縁膜上にレジスト膜を形成し、前記レジスト膜をマスクとして前記絶縁膜を加工することで、前記第1拡散層の前記第1領域上に位置する第1のコンタクトホールを前記絶縁膜に形成し、前記レジスト膜をマスクとして第1導電型の不純物イオンを前記第1のコンタクトホールを通して前記第1拡散層に注入することで、前記第1拡散層に第1導電型の第4拡散層を形成する製造方法であり、前記第2拡散層はソース領域であり、前記第3拡散層はドレイン領域であることを特徴とする半導体装置の製造方法である。
上記本発明の一態様によれば、レジスト膜をマスクとして第1導電型の不純物イオンを第1のコンタクトホールを通して第1拡散層に注入することで第4拡散層を形成するため、半導体装置のチャネル長方向に対する距離を短くできる。その結果、ゲート電極と第1のコンタクトホールとの距離を短くでき、半導体装置の単位面積あたりの駆動能力を向上させることができる。
また、上記の本発明の一態様のいずれかにおいて、前記半導体装置は、前記ゲート電極の上面、前記第2拡散層及び前記第3拡散層上に金属シリサイド膜が形成されているとよい。
また、上記の本発明の一態様のいずれかにおいて、前記第4拡散層を形成した後に、前記絶縁膜に、前記第2拡散層上に位置する第2のコンタクトホール及び前記第3拡散層上に位置する第3のコンタクトホールを形成し、前記第1のコンタクトホールと前記第2のコンタクトホールは前記ゲート電極に沿って一列に形成されるとよい。
本発明の一態様は、半導体層に形成された第1導電型の第1拡散層と、前記第1拡散層及び前記半導体層上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記ゲート電極のチャネル長方向の一方側に形成され、前記第1拡散層内に形成された第2導電型の第2拡散層と、前記ゲート電極のチャネル長方向の他方側に形成され、前記半導体層に形成された第2導電型の第3拡散層と、前記第2拡散層内に形成され、前記第1拡散層に接続された第1導電型の第4拡散層と、前記半導体層、前記第1拡散層及び前記ゲート電極上に形成された絶縁膜と、前記絶縁膜に形成され、前記第2拡散層上に位置する第1のコンタクトホールと、を具備し、前記第4拡散層は、前記絶縁膜をマスクとして第1導電型の不純物イオンを前記第1のコンタクトホールを通して前記第2拡散層に注入することで自己整合的に形成されており、前記第2拡散層はソース領域であり、前記第3拡散層はドレイン領域であることを特徴とする半導体装置である。
上記本発明の一態様によれば、第4拡散層が、絶縁膜をマスクとして第1導電型の不純物イオンを第1のコンタクトホールを通して第2拡散層に注入することで自己整合的に形成されているため、半導体装置のチャネル長方向に対する距離を短くできる。その結果、ゲート電極と第1のコンタクトホールとの距離を短くでき、半導体装置の単位面積あたりの駆動能力を向上させることができる。
本発明の一態様は、半導体層に形成された第1導電型の第1拡散層と、前記第1拡散層及び前記半導体層上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記ゲート電極のチャネル長方向の一方側に形成され、前記第1拡散層内に形成され、前記第1拡散層の第1領域を囲む第2導電型の第2拡散層と、前記ゲート電極のチャネル長方向の他方側に形成され、前記半導体層に形成された第2導電型の第3拡散層と、前記第2拡散層内に形成され、前記第1拡散層に接続された第1導電型の第4拡散層と、前記半導体層、前記第1拡散層及び前記ゲート電極上に形成された絶縁膜と、前記絶縁膜に形成され、前記第1拡散層の前記第1領域上に位置する第1のコンタクトホールと、を具備し、前記第4拡散層は、前記絶縁膜をマスクとして第1導電型の不純物イオンを前記第1のコンタクトホールを通して前記第1拡散層に注入することで自己整合的に形成されており、前記第2拡散層はソース領域であり、前記第3拡散層はドレイン領域であることを特徴とする半導体装置の製造方法である。
上記本発明の一態様によれば、第4拡散層が、絶縁膜をマスクとして第1導電型の不純物イオンを第1のコンタクトホールを通して第1拡散層に注入することで自己整合的に形成されているため、半導体装置のチャネル長方向に対する距離を短くできる。その結果、ゲート電極と第1のコンタクトホールとの距離を短くでき、半導体装置の単位面積あたりの駆動能力を向上させることができる。
また、上記の本発明の一態様のいずれかにおいて、前記ゲート電極の上面、前記第2拡散層、前記第3拡散層及び前記第4拡散層上に金属シリサイド膜が形成されているとよい。
また、上記の本発明の一態様のいずれかにおいて、前記絶縁膜には前記第1導電型の不純物イオンが存在するとよい。
また、本発明の一態様のいずれかにおいて、前記絶縁膜に形成された前記第2拡散層上に位置する第2のコンタクトホールと、前記絶縁膜に形成された前記第3拡散層上に位置する第3のコンタクトホールと、を具備し、前記第1のコンタクトホールと前記第2のコンタクトホールは前記ゲート電極に沿って一列に形成されているとよい。
以下では、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。ただし、本発明は以下の説明に限定されず、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは、当業者であれば容易に理解される。従って、本発明は以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
[実施の形態1]
図1(A)〜(C)は、本発明の一態様に係る半導体装置の製造方法を説明するための断面図であり、図1(C)は、図2に示すA−B線に沿った断面図である。この半導体装置はNチャネルLDMOSである。
図1(A)〜(C)は、本発明の一態様に係る半導体装置の製造方法を説明するための断面図であり、図1(C)は、図2に示すA−B線に沿った断面図である。この半導体装置はNチャネルLDMOSである。
図1(A)に示すように、P型シリコン基板11にN−型ウェル13を形成し、N−型ウェル13の表面にLOCOS酸化膜16を形成する。なお、LOCOS酸化膜16が形成されていない領域はソース及びドレインが形成されるアクティブ領域となる。
次いで、N型ウェル13にP型不純物イオンを注入し、熱処理を施すことにより、N型ウェル13にP型ボディー拡散層14を形成する。次いで、LOCOS酸化膜16が形成されていないN型ウェル13の表面に熱酸化法によりゲート絶縁膜12を形成する。次いで、LOCOS酸化膜16及びゲート絶縁膜12上にゲート電極17a,17bを形成する。ゲート電極17a,17bは、ポリシリコン膜を形成し、このポリシリコン膜を加工することで形成される。
次いで、ゲート電極17a,17b及びLOCOS酸化膜16をマスクとしてN+型不純物イオンを注入し、熱処理を施すことにより、P型ボディー拡散層14にN+型ソース拡散層18を形成すると共にN型ウェル13にN+型ドレイン拡散層19を形成する。なお、この半導体装置の動作時には、N+型ソース拡散層18とP型ボディー拡散層14が同電位になってもよい。
次に、図1(B)に示すように、N−型ウェル13、P型ボディー拡散層14、ゲート電極17a,17b及びLOCOS酸化膜16を含む全面上に層間絶縁膜24を形成する。次いで、この層間絶縁膜24上にフォトレジスト膜(図示せず)を形成し、このフォトレジスト膜を露光及び現像することにより開口パターンを有するレジスト膜を形成する。次いで、このレジスト膜をマスクとしてエッチング加工することで層間絶縁膜24にボディーコンタクトホール(第1のコンタクトホールともいう。)25を形成する。このボディーコンタクトホール25は、後の工程で形成するP+型ボディーコンタクト領域32とコンタクトをとるためのホールである。
次いで、上記のレジスト膜を除去し、層間絶縁膜24をマスクとしてP+型不純物イオン21をボディーコンタクトホール25を通してN+型ソース拡散層18に自己整合的に注入し、熱処理を施す。これにより、P型ボディー拡散層14に接続されたP+型ボディーコンタクト領域32をN+型ソース拡散層18内に部分的に形成する。この際のイオン注入条件は、P+型ボディーコンタクト領域32の不純物濃度がN+型ソース拡散層18の不純物濃度より高く、且つP+型ボディーコンタクト領域32の深さがN+型ソース拡散層18の深さより深くなるような条件とする。
このようにP+型ボディーコンタクト領域32の不純物濃度をN+型ソース拡散層18の不純物濃度より高くすることで、N+型ソース拡散層18のN+型をP+型ボディーコンタクト領域32のP+型にすることができる。また、P+型ボディーコンタクト領域32の深さをN+型ソース拡散層18の深さより深くすることで、P+型ボディーコンタクト領域32がN+型ソース拡散層18を突き抜けてP+型ボディーコンタクト領域32をP型ボディー拡散層14に確実に接続させることができる。
なお、層間絶縁膜24をマスクとしてP+型不純物イオン21をN+型ソース拡散層18に注入するため、層間絶縁膜24にP+型不純物イオンが残される。即ち、層間絶縁膜24にはP+型不純物イオンが存在することになる。
また、P+型ボディーコンタクト領域32は、層間絶縁膜24をマスクとしてP+型不純物イオン21をボディーコンタクトホール25を通してN+型ソース拡散層18に注入することで自己整合的に形成されているが、P+型ボディーコンタクト領域32の端とボディーコンタクトホール25の側面が一致する場合に限られず、イオン注入の干渉やその後の活性化のための熱処理などによってP+型ボディーコンタクト領域32の端がボディーコンタクトホール25の側面より若干広くなる場合も自己整合的に形成された場合に含まれる。また、P+型ボディーコンタクト領域32は、ボディーコンタクトホール25の少なくとも一方の側面に対して自己整合的に形成されているとよい。
また、本実施の形態では、レジスト膜を除去した後に、層間絶縁膜24をマスクとしてP+型不純物イオンを注入しているが、レジスト膜を除去する前にレジスト膜をマスクとしてP+型不純物イオンをボディーコンタクトホール25を通してN+型ソース拡散層18に注入し、その後にレジスト膜を除去してもよい。
上記のP+型ボディーコンタクト領域32を形成した後に、図1(C)及び図2に示すように、層間絶縁膜24をエッチング加工することで、層間絶縁膜24に複数のソースコンタクトホール(第2のコンタクトホールともいう。)27a及び複数のドレインコンタクトホール(第3のコンタクトホールともいう。)27bを形成する。
次いで、複数のボディーコンタクトホール25、複数のソースコンタクトホール27a及び複数のドレインコンタクトホール27bそれぞれに導電膜26を埋め込む。次いで、導電膜26上に配線(図示せず)を形成する。
図2に示すように、ゲート電極17a,17bのチャネル長方向の一方側には複数のP+型ボディーコンタクト領域32が形成されている。複数のP+型ボディーコンタクト領域32はゲート電極17a,17bに沿って一列に形成されており、P+型ボディーコンタクト領域32はP型ボディー拡散層14に接続されている。複数のP+型ボディーコンタクト領域32の周囲にはN+型ソース拡散層18が形成されており、複数のP+型ボディーコンタクト領域32の相互間にはN+型ソース拡散層18が形成されている。
複数のソースコンタクトホール27aはN+型ソース拡散層18上に形成され、ソースコンタクトホール27aとボディーコンタクトホール25は一列に交互に配置され、複数のドレインコンタクトホール27bは一列にN+型ドレイン拡散層19上に形成される。
なお、本実施の形態では、層間絶縁膜24にボディーコンタクトホール25を形成し、ボディーコンタクトホール25を通してN+型ソース拡散層18に自己整合的にイオン注入してP+型ボディーコンタクト領域32を形成し、層間絶縁膜24にソースコンタクトホール27a及びドレインコンタクトホール27bを形成するが、層間絶縁膜24にボディーコンタクトホール25、ソースコンタクトホール27a及びドレインコンタクトホール27bを一括で形成した後に、ソースコンタクトホール27a及びドレインコンタクトホール27bをレジスト膜で覆い、そのレジスト膜及び層間絶縁膜24をマスクとしてボディーコンタクトホール25を通して自己整合的にイオン注入してP+型ボディーコンタクト領域32を形成してもよい。
<比較例>
図3(A)は、NチャネルLDMOSの比較例を示す平面図であり、図3(B)は図3(A)に示すA−B線に沿った断面図である。図3(A),(B)において図1と同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
図3(A)は、NチャネルLDMOSの比較例を示す平面図であり、図3(B)は図3(A)に示すA−B線に沿った断面図である。図3(A),(B)において図1と同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
図3(B)に示すように、N+型ソース拡散層18及びN+型ドレイン拡散層19を形成した後に、N+型ソース拡散層18にP+型不純物イオンを注入し、熱処理を施すことにより、P型ボディー拡散層14に接続されたP+型ボディーコンタクト領域32aをN+型ソース拡散層18内に部分的に形成する。次いで、N−型ウェル13、P型ボディー拡散層14、ゲート電極17a,17b及びLOCOS酸化膜16を含む全面上に層間絶縁膜24を形成する。次いで、この層間絶縁膜24にP+型ボディーコンタクト領域32a上に位置するボディーコンタクトホール25a、N+型ソース拡散層18上に位置するソースコンタクトホール27a及びN+型ドレイン拡散層19上に位置するドレインコンタクトホール27bを形成する。
図3(A)に示すように、ゲート電極17a,17bのチャネル長方向の一方側には複数のP+型ボディーコンタクト領域32aが形成されている。複数のP+型ボディーコンタクト領域32aはゲート電極17a,17bに沿って一列に形成されており、P+型ボディーコンタクト領域32aはP型ボディー拡散層14に接続されている。複数のP+型ボディーコンタクト領域32aの周囲にはN+型ソース拡散層18が形成されており、複数のP+型ボディーコンタクト領域32aの相互間にはN+型ソース拡散層18が形成されている。
本比較例では、図3(A)に示すようにP+型ボディーコンタクト領域32aにコンタクトをとるボディーコンタクトホール25aは、予め形成されたP+型ボディーコンタクト領域32aから外れないようにレイアウトを行って形成されている。そのため、ボディーコンタクトホール25aのまわりにエンクローズ余裕aを確保することになる。また、P+型ボディーコンタクト領域32aとゲート電極17a,17bが重ならないようにするため、P+型ボディーコンタクト領域32aとゲート電極17a,17bとの間に余裕bを確保することになる。そして、ボディーコンタクトホール25aのチャネル長方向の長さをcとすると、ゲート電極17aとゲート電極17bとの間の寸法は2×a+2×b+cとなる。その結果、半導体装置のチャネル長方向に対する距離を長くとる必要がある。このため、単位チャネル幅あたりの駆動能力が同じであっても、単位面積あたりの駆動能力が落ちてしまい、全体として同じ能力の半導体装置を作製しようとすると大きな面積が必要となってしまう。別言すれば、線形領域の面積あたりの抵抗(所謂RonA)が高くなってしまう。このような半導体装置を用いた駆動ICにとってRonAが高くなることは、ICチップ面積が増大することを意味し、より高コストなチップとなってしまう。
これに対し、本実施の形態1では、層間絶縁膜24をマスクとしてP+型不純物イオン21をボディーコンタクトホール25を通してN+型ソース拡散層18に自己整合的に注入することでP+型ボディーコンタクト領域32を形成するため、比較例のようなボディーコンタクトホールのまわりにエンクローズ余裕aを確保する必要がない。その結果、図2に示すようにP+型ボディーコンタクト領域32とゲート電極17a,17bが重ならないようにするための余裕bだけを確保すればよいので、ゲート電極17aとゲート電極17bとの間の寸法は2×b+cとなる。そのため、半導体装置のチャネル長方向に対する距離を短くできる。従って、単位チャネル幅あたりの駆動能力が同じであっても、単位面積あたりの駆動能力を向上させることができ、全体として同じ能力の半導体装置を比較例に比べて小さな面積で作製できる。別言すれば、RonAを比較例より低くできるため、ICチップ面積を縮小することができ、より低コストなチップを作製することができる。
なお、N+型ソース拡散層18とP+型ボディーコンタクト領域32が同電位であるため、N+型ソース拡散層18及びP+型ボディーコンタクト領域32それぞれと層間絶縁膜24との間にシリサイド膜を形成する構成を加えた以下の変形例1を実施することも可能である。
<変形例1>
図4(A)〜(C)は、図1(A)〜(C)の変形例1に係る半導体装置の製造方法を説明するための断面図であり、図1と同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
図4(A)〜(C)は、図1(A)〜(C)の変形例1に係る半導体装置の製造方法を説明するための断面図であり、図1と同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
図4(A)に示すように、LOCOS酸化膜16及びゲート絶縁膜12上にポリシリコン膜からなるゲート電極17a,17bを形成した後に、ゲート電極17a,17b及びLOCOS酸化膜16をマスクとしてN型不純物イオンを注入することにより、P型ボディー拡散層14に低濃度N型拡散層22を形成する。
次いで、ゲート電極17a,17bを含む全面上に例えば窒化シリコン膜を形成し、この窒化シリコン膜を全面エッチバックすることによりゲート電極17a,17bの側壁にサイドウォール28を形成する。次いで、ゲート電極17a,17b、サイドウォール28及びLOCOS酸化膜16をマスクとしてN+型不純物イオンを注入し、熱処理を施すことにより、P型ボディー拡散層14にN+型ソース拡散層18を形成すると共にN型ウェル13にN+型ドレイン拡散層19を形成する。
次いで、ゲート電極17a,17bを含む全面上にTi膜またはCo膜などの金属膜を形成し、熱処理を施すことにより、ゲート電極17a,17bの上面、N+型ソース拡散層18及びN+型ドレイン拡散層19上に金属シリサイド膜(TiSi2膜、CoSi2膜等)23を形成する。
次に、図4(B)に示すように、金属シリサイド膜23、ゲート電極17a,17b及びLOCOS酸化膜16を含む全面上に層間絶縁膜24を形成する。次いで、この層間絶縁膜24上にフォトレジスト膜(図示せず)を形成し、このフォトレジスト膜を露光及び現像することにより開口パターンを有するレジスト膜を形成する。次いで、このレジスト膜をマスクとしてエッチング加工することで層間絶縁膜24にボディーコンタクトホール(第1のコンタクトホールともいう。)25を形成する。このボディーコンタクトホール25は、後の工程で形成するP+型ボディーコンタクト領域32とコンタクトをとるためのホールである。
次いで、上記のレジスト膜を除去し、層間絶縁膜24をマスクとしてP+型不純物イオン21をボディーコンタクトホール25を通してN+型ソース拡散層18に自己整合的に注入し、熱処理を施す。これにより、P型ボディー拡散層14に接続されたP+型ボディーコンタクト領域32をN+型ソース拡散層18内に部分的に形成する。
本変形例においても実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
[実施の形態2]
図5(A)〜(C)は、本発明の一態様に係る半導体装置の製造方法を説明するための断面図であり、図1(A)〜(C)と同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
図5(A)〜(C)は、本発明の一態様に係る半導体装置の製造方法を説明するための断面図であり、図1(A)〜(C)と同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
図5(A)に示すように、ゲート電極17a,17bを形成した後に、後の工程でP+型ボディーコンタクト領域32bが形成される部分(第1領域ともいう。)にレジスト膜(図示せず)を形成する。次いで、このレジスト膜、ゲート電極17a,17b及びLOCOS酸化膜16をマスクとしてN+型不純物イオンを注入し、熱処理を施すことにより、P型ボディー拡散層14にN+型ソース拡散層18aを形成すると共にN型ウェル13にN+型ドレイン拡散層19を形成する。N+型ソース拡散層18aは、第1領域を囲んでいる。
次に、図5(B)に示すように、N−型ウェル13、P型ボディー拡散層14、ゲート電極17a,17b及びLOCOS酸化膜16を含む全面上に層間絶縁膜24を形成する。次いで、この層間絶縁膜24上にフォトレジスト膜(図示せず)を形成し、このフォトレジスト膜を露光及び現像することにより開口パターンを有するレジスト膜を形成する。次いで、このレジスト膜をマスクとしてエッチング加工することで第1領域上の層間絶縁膜24にボディーコンタクトホール(第1のコンタクトホールともいう。)25を形成する。
次いで、上記のレジスト膜を除去し、層間絶縁膜24をマスクとしてP+型不純物イオン21aをボディーコンタクトホール25を通してP型ボディー拡散層14に自己整合的に注入し、熱処理を施す。これにより、P型ボディー拡散層14にP+型ボディーコンタクト領域32bを形成する。この際のイオン注入条件は、実施の形態1と異なり、P+型ボディーコンタクト領域32bの不純物濃度がN+型ソース拡散層18aの不純物濃度より高くなく、且つP+型ボディーコンタクト領域32bの深さがN+型ソース拡散層18aの深さより深くない条件としてもよい。
この後、図5(C)に示すように、層間絶縁膜24をエッチング加工することで、層間絶縁膜24に複数のソースコンタクトホール(第2のコンタクトホールともいう。)27a及び複数のドレインコンタクトホール(第3のコンタクトホールともいう。)27bを形成する。
ゲート電極17a,17bのチャネル長方向の一方側には複数のP+型ボディーコンタクト領域32bが形成されている。複数のP+型ボディーコンタクト領域32bはゲート電極17a,17bに沿って一列に形成されており、P+型ボディーコンタクト領域32bはP型ボディー拡散層14に接続されている。複数のP+型ボディーコンタクト領域32bの周囲にはN+型ソース拡散層18aが形成されており、複数のP+型ボディーコンタクト領域32bの相互間にはN+型ソース拡散層18aが形成されている。ただし、P+型ボディーコンタクト領域32bの周囲に形成されたN+型ソース拡散層18aは、当該P+型ボディーコンタクト領域32bと接していない部分があってもよく、P+型ボディーコンタクト領域32bの相互間に形成されたN+型ソース拡散層18aは、当該当該P+型ボディーコンタクト領域32bと接していない部分があってもよい。
複数のソースコンタクトホール(図2に示す27a)はN+型ソース拡散層18a上に形成され、ソースコンタクトホール27aとボディーコンタクトホール25は一列に交互に配置され、複数のドレインコンタクトホール27bは一列にN+型ドレイン拡散層19上に形成される。
本実施の形態においても実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、P+型ボディーコンタクト領域32bが形成される部分にN+型ソース拡散層18aを形成しないため、P+型ボディーコンタクト領域32bを形成する際のイオン注入条件として実施の形態1のような条件を用いなくてもよいというメリットがある。
また、本実施の形態では、P+型ボディーコンタクト領域32bが形成される部分にN+型ソース拡散層18aを形成しないため、P+型ボディーコンタクト領域32bを形成する際のイオン注入条件として実施の形態1のような条件を用いなくてもよいというメリットがある。
なお、N+型ソース拡散層18aとP+型ボディーコンタクト領域32bが同電位であるため、N+型ソース拡散層18a及びP+型ボディーコンタクト領域32bそれぞれと層間絶縁膜24との間にシリサイド膜を形成する構成を加えた以下の変形例2を実施することも可能である。
<変形例2>
図6(A)〜(C)は、図5(A)〜(C)の変形例2に係る半導体装置の製造方法を説明するための断面図であり、図5と同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
図6(A)〜(C)は、図5(A)〜(C)の変形例2に係る半導体装置の製造方法を説明するための断面図であり、図5と同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
図6(A)に示すように、LOCOS酸化膜16及びゲート絶縁膜12上にポリシリコン膜からなるゲート電極17a,17bを形成した後に、ゲート電極17a,17b及びLOCOS酸化膜16をマスクとしてN型不純物イオンを注入することにより、P型ボディー拡散層14に低濃度N型拡散層22を形成する。
次いで、ゲート電極17a,17bを含む全面上に例えば窒化シリコン膜を形成し、この窒化シリコン膜を全面エッチバックすることによりゲート電極17a,17bの側壁にサイドウォール28を形成する。次いで、後の工程でP+型ボディーコンタクト領域32bが形成される部分(第1領域ともいう。)にレジスト膜(図示せず)を形成する。次いで、このレジスト膜、ゲート電極17a,17b、サイドウォール28及びLOCOS酸化膜16をマスクとしてN+型不純物イオンを注入し、熱処理を施すことにより、P型ボディー拡散層14にN+型ソース拡散層18bを形成すると共にN型ウェル13にN+型ドレイン拡散層19を形成する。N+型ソース拡散層18bは、第1領域を囲んでいる。
次いで、ゲート電極17a,17bを含む全面上にTi膜またはCo膜などの金属膜を形成し、熱処理を施すことにより、ゲート電極17a,17bの上面、N+型ソース拡散層18b及びN+型ドレイン拡散層19上に金属シリサイド膜(TiSi2膜、CoSi2膜等)23を形成する。
次に、図5(B)に示すように、金属シリサイド膜23、ゲート電極17a,17b及びLOCOS酸化膜16を含む全面上に層間絶縁膜24を形成する。次いで、この層間絶縁膜24上にフォトレジスト膜(図示せず)を形成し、このフォトレジスト膜を露光及び現像することにより開口パターンを有するレジスト膜を形成する。次いで、このレジスト膜をマスクとしてエッチング加工することで第1領域上の層間絶縁膜24にボディーコンタクトホール(第1のコンタクトホールともいう。)25を形成する。このボディーコンタクトホール25は、後の工程で形成するP+型ボディーコンタクト領域32bとコンタクトをとるためのホールである。
次いで、上記のレジスト膜を除去し、層間絶縁膜24をマスクとしてP+型不純物イオン21aをボディーコンタクトホール25を通してP型ボディー拡散層14に自己整合的に注入し、熱処理を施す。これにより、P型ボディー拡散層14にP+型ボディーコンタクト領域32bを形成する。
本変形例においても実施の形態2と同様の効果を得ることができる。
なお、実施の形態1、2及び変形例1、2において、N型ウェル13を半導体層と読み替え、P型ボディー拡散層14を第1拡散層と読み替え、N+型ソース拡散層18を第2拡散層と読み替え、N+型ドレイン拡散層19を第3拡散層と読み替え、P+型ボディーコンタクト領域32を第4拡散層と読み替え、ボディーコンタクトホール25を第1のコンタクトホールと読み替え、ソースコンタクトホール27aを第2のコンタクトホールと読み替え、ドレインコンタクトホール27bを第3のコンタクトホールと読み替えてもよい。
また、上記の実施の形態1、2及び変形例1、2を互いに適宜組合せて実施してもよい。
また、本発明において、特定のA(以下「A」という)の上(または下)に特定のB(以下「B」という)を形成する(Bが形成される)というとき、Aの上(または下)に直接Bを形成する(Bが形成される)場合に限定されない。Aの上(または下)に本発明の作用効果を阻害しない範囲で、他のものを介してBを形成する(Bが形成される)場合も含む。
11…P型シリコン基板、12…ゲート絶縁膜、13…N−型ウェル、14…P型ボディー拡散層、16…LOCOS酸化膜、17a,17b…ゲート電極、18,18a…N+型ソース拡散層、19…N+型ドレイン拡散層、21,21a…P+型不純物イオン、22…低濃度N型拡散層、23、金属シリサイド膜、24…層間絶縁膜、25,25a…ボディーコンタクトホール、26…導電膜、27a…ソースコンタクトホール、27b…ドレインコンタクトホール、28…サイドウォール、32,32a,32b…P+型ボディーコンタクト領域。
Claims (11)
- 半導体層に形成された第1導電型の第1拡散層と、
前記第1拡散層及び前記半導体層上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、
前記ゲート電極のチャネル長方向の一方側に形成され、前記第1拡散層内に形成された第2導電型の第2拡散層と、
前記ゲート電極のチャネル長方向の他方側に形成され、前記半導体層に形成された第2導電型の第3拡散層と、
前記半導体層、前記第1拡散層及び前記ゲート電極上に形成された絶縁膜と、
前記絶縁膜に形成され、前記第2拡散層上に位置する第1のコンタクトホールと、を具備する半導体装置を形成し、
前記絶縁膜をマスクとして第1導電型の不純物イオンを前記第1のコンタクトホールを通して前記第2拡散層に注入することで、前記第1拡散層に接続された第1導電型の第4拡散層を形成する製造方法であり、
前記第2拡散層はソース領域であり、前記第3拡散層はドレイン領域である
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 半導体層に形成された第1導電型の第1拡散層と、
前記第1拡散層及び前記半導体層上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、
前記ゲート電極のチャネル長方向の一方側に形成され、前記第1拡散層内に形成された第2導電型の第2拡散層と、
前記ゲート電極のチャネル長方向の他方側に形成され、前記半導体層に形成された第2導電型の第3拡散層と、
前記半導体層、前記第1拡散層及び前記ゲート電極上に形成された絶縁膜と、を具備する半導体装置を形成し、
前記絶縁膜上にレジスト膜を形成し、前記レジスト膜をマスクとして前記絶縁膜を加工することで、前記第2拡散層上に位置する第1のコンタクトホールを前記絶縁膜に形成し、
前記レジスト膜をマスクとして第1導電型の不純物イオンを前記第1のコンタクトホールを通して前記第2拡散層に注入することで、前記第1拡散層に接続された第1導電型の第4拡散層を形成する製造方法であり、
前記第2拡散層はソース領域であり、前記第3拡散層はドレイン領域である
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 半導体層に形成された第1導電型の第1拡散層と、
前記第1拡散層及び前記半導体層上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、
前記ゲート電極のチャネル長方向の一方側に形成され、前記第1拡散層内に形成され、前記第1拡散層の第1領域を囲む第2導電型の第2拡散層と、
前記ゲート電極のチャネル長方向の他方側に形成され、前記半導体層に形成された第2導電型の第3拡散層と、
前記半導体層、前記第1拡散層及び前記ゲート電極上に形成された絶縁膜と、
前記絶縁膜に形成され、前記第1拡散層の前記第1領域上に位置する第1のコンタクトホールと、を具備する半導体装置を形成し、
前記絶縁膜をマスクとして第1導電型の不純物イオンを前記第1のコンタクトホールを通して前記第1拡散層に注入することで、前記第1拡散層に第1導電型の第4拡散層を形成する製造方法であり、
前記第2拡散層はソース領域であり、前記第3拡散層はドレイン領域である
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 半導体層に形成された第1導電型の第1拡散層と、
前記第1拡散層及び前記半導体層上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、
前記ゲート電極のチャネル長方向の一方側に形成され、前記第1拡散層内に形成された前記第1拡散層の第1領域を囲む第2導電型の第2拡散層と、
前記ゲート電極のチャネル長方向の他方側に形成され、前記半導体層に形成された第2導電型の第3拡散層と、
前記半導体層、前記第1拡散層及び前記ゲート電極上に形成された絶縁膜と、を具備する半導体装置を形成し、
前記絶縁膜上にレジスト膜を形成し、前記レジスト膜をマスクとして前記絶縁膜を加工することで、前記第1拡散層の前記第1領域上に位置する第1のコンタクトホールを前記絶縁膜に形成し、
前記レジスト膜をマスクとして第1導電型の不純物イオンを前記第1のコンタクトホールを通して前記第1拡散層に注入することで、前記第1拡散層に第1導電型の第4拡散層を形成する製造方法であり、
前記第2拡散層はソース領域であり、前記第3拡散層はドレイン領域である
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 請求項1乃至4のいずれか一項において、
前記半導体装置は、前記ゲート電極の上面、前記第2拡散層及び前記第3拡散層上に金属シリサイド膜が形成されていることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 請求項1乃至5のいずれか一項において、
前記第4拡散層を形成した後に、前記絶縁膜に、前記第2拡散層上に位置する第2のコンタクトホール及び前記第3拡散層上に位置する第3のコンタクトホールを形成し、
前記第1のコンタクトホールと前記第2のコンタクトホールは前記ゲート電極に沿って一列に形成されることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 半導体層に形成された第1導電型の第1拡散層と、
前記第1拡散層及び前記半導体層上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、
前記ゲート電極のチャネル長方向の一方側に形成され、前記第1拡散層内に形成された第2導電型の第2拡散層と、
前記ゲート電極のチャネル長方向の他方側に形成され、前記半導体層に形成された第2導電型の第3拡散層と、
前記第2拡散層内に形成され、前記第1拡散層に接続された第1導電型の第4拡散層と、
前記半導体層、前記第1拡散層及び前記ゲート電極上に形成された絶縁膜と、
前記絶縁膜に形成され、前記第2拡散層上に位置する第1のコンタクトホールと、
を具備し、
前記第4拡散層は、前記絶縁膜をマスクとして第1導電型の不純物イオンを前記第1のコンタクトホールを通して前記第2拡散層に注入することで自己整合的に形成されており、
前記第2拡散層はソース領域であり、前記第3拡散層はドレイン領域である
ことを特徴とする半導体装置。 - 半導体層に形成された第1導電型の第1拡散層と、
前記第1拡散層及び前記半導体層上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、
前記ゲート電極のチャネル長方向の一方側に形成され、前記第1拡散層内に形成され、前記第1拡散層の第1領域を囲む第2導電型の第2拡散層と、
前記ゲート電極のチャネル長方向の他方側に形成され、前記半導体層に形成された第2導電型の第3拡散層と、
前記第2拡散層内に形成され、前記第1拡散層に接続された第1導電型の第4拡散層と、
前記半導体層、前記第1拡散層及び前記ゲート電極上に形成された絶縁膜と、
前記絶縁膜に形成され、前記第1拡散層の前記第1領域上に位置する第1のコンタクトホールと、
を具備し、
前記第4拡散層は、前記絶縁膜をマスクとして第1導電型の不純物イオンを前記第1のコンタクトホールを通して前記第1拡散層に注入することで自己整合的に形成されており、
前記第2拡散層はソース領域であり、前記第3拡散層はドレイン領域である
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 請求項7または8において、
前記ゲート電極の上面、前記第2拡散層、前記第3拡散層及び前記第4拡散層上に金属シリサイド膜が形成されていることを特徴とする半導体装置。 - 請求項7乃至9のいずれか一項において、
前記絶縁膜には前記第1導電型の不純物イオンが存在することを特徴とする半導体装置。 - 請求項7乃至10のいずれか一項において、
前記絶縁膜に形成された前記第2拡散層上に位置する第2のコンタクトホールと、
前記絶縁膜に形成された前記第3拡散層上に位置する第3のコンタクトホールと、を具備し、
前記第1のコンタクトホールと前記第2のコンタクトホールは前記ゲート電極に沿って一列に形成されていることを特徴とする半導体装置。
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