JP2015075919A - ファイル管理装置及びシステム並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】緊急度や優先度が異なる大量の文書ファイルの中から状況に応じた適切な文書ファイルを迅速かつ確実に見つける。【解決手段】トレイ200,202,204を介して文書ファイルを送受するシステムにおいて、クライアントの出力部124には文書ファイルを一覧表示する際に、文書ファイル52が経由したトレイのアイコンを関連付けて表示する。トレイのアイコンは、クライアントにおけるそのトレイの形状や名称、色に合致するように表示される。文書ファイルは、経由したトレイの優先度や重要度に応じてソートされて表示される。【選択図】図6

Description

本発明は、ファイル管理装置及びシステム並びにプログラムに関する。
従来から、各種情報を検索するシステムが提案されている。
特許文献1には、精度が高く検索しやすいサービス情報の提供とともに、修理用の部品の迅速な提供を可能とすることを目的として、過去の事例をサーバで集中管理し、その中から推定される回答を抽出する技術が開示されている。
特許文献2には、利用者の挙動履歴情報に基づいて利用者に有益であり興味があると考えられる興味情報を提示し、または利用者同士を引き合わせるための情報を提示する情報提示方法及び装置を提供することを目的として、利用履歴をIDと位置情報で管理し、アイテムの関連情報が似ている利用者同士を同好の士と判断して、その中で興味があると考えられるものを表示する技術が開示されている。
特開2001−282944号公報 特開2002−63378号公報
ところで、一般的なワークフローにおいて、例えば企画書ファイルや決裁書ファイル等、文書ファイルに適宜、変更が加えられつつ、人から人へ受け渡されていく業務が少なくない。このような業務では、ワークフローチェーン内の各人は、緊急度や優先度が異なる大量の文書ファイルの中から状況に応じた適切な文書ファイルを迅速かつ確実に見つけることが必要である。
特許文献1では、専用のサーバで過去の事例を集中管理しなければならず、利用者にとって重要な情報か否かの判断が困難である。
特許文献2では、利用者によって検索したい内容が異なる場合、再利用することが困難であり、結果として状況に応じた適切な情報を見つけることが困難である。また、専用のサーバが必要であり、汎用性あるファイルサーバで実現することも困難である。
本発明の目的は、緊急度や優先度が異なる大量の文書ファイルの中から状況に応じた適切な文書ファイルを迅速かつ確実に見つけることができるファイル管理装置及びシステム並びにプログラムを提供することにある。
請求項1記載の発明は、文書ファイルを共有領域に格納する毎に、該共有領域に一意に設定された識別子を前記文書ファイルに順次付加する付加手段と、共有領域内の文書ファイルを一覧表示する場合に、前記文書ファイルに含まれる前記識別子を前記文書ファイルに関連付けて表示する表示手段とを備えることを特徴とするファイル管理装置である。
請求項2記載の発明は、前記表示手段は、前記識別子を前記文書ファイルに関連付けて表示する際に、前記共有領域に設定された属性に応じた形態で表示することを特徴とする請求項1に記載のファイル管理装置である。
請求項3記載の発明は、前記識別子に応じて前記文書ファイルの重要度を決定する決定手段を備え、前記表示手段は、前記重要度に従って前記文書ファイルを表示することを特徴とする請求項1,2のいずれかに記載のファイル管理装置である。
請求項4記載の発明は、前記識別子を入力する手段を備え、前記表示手段は、前記文書ファイルのうち入力された前記識別子を含む文書ファイルのみを選択的に表示することを特徴とする請求項1,2のいずれかに記載のファイル管理装置である。
請求項5記載の発明は、前記共有領域は、前記文書ファイルの格納場所を示すトレイであり、前記識別子は前記トレイを特定する識別子であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のファイル管理装置である。
請求項6記載の発明は、前記表示手段は、前記トレイ内の文書ファイルを一覧表示する際に、過去に通ったトレイを特定する識別子を表象画像として重ね合わせて表示することを特徴とする請求項5に記載のファイル管理装置である。
請求項7記載の発明は、前記表示手段は、前記トレイ内の文書ファイルを一覧表示する際に、選択的に、過去に通ったトレイを特定する識別子を表象画像として時系列表示するか、あるいは最後に通ったトレイだけを表示することを特徴とする請求項5に記載のファイル管理装置である。
請求項8記載の発明は、前記表示手段は、前記トレイ内の文書ファイルを一覧表示している状態で、他のトレイが選択された場合に、当該他のトレイを通った文書ファイルを抽出して表示することを特徴とする請求項6に記載のファイル管理装置である。
請求項9記載の発明は、前記表示手段は、前記トレイ毎に設定された重要度に応じ、重要度の高い文書ファイルを優先的に表示することを特徴とする請求項5に記載のファイル管理装置である。
請求項10記載の発明は、前記トレイ内にユーザが指定した自己のトレイが存在し、前記表示手段は、前記自己のトレイ内に前記ユーザが送信した文書ファイルが存在する場合に、前記文書ファイルを優先的に表示することを特徴とする請求項5に記載のファイル管理装置である。
請求項11記載の発明は、前記トレイは表示状態と非表示状態のいずれかに設定され、前記表示手段は、表示状態に設定されているトレイを通った文書ファイルを優先的に表示することを特徴とする請求項5に記載のファイル管理装置である。
請求項12記載の発明は、前記表示手段は、前記表示状態と前記非表示状態の切り替え回数が多いトレイを通った文書ファイルを優先的に表示することを特徴とする請求項11に記載のファイル管理装置である。
請求項13記載の発明は、前記トレイは自動更新状態と非自動更新状態のいずれかに設定され、前記表示手段は、自動更新状態に設定されているトレイを通った文書ファイルを優先的に表示することを特徴とする請求項5に記載のファイル管理装置である。
請求項14記載の発明は、前記表示手段は、前記自動更新状態に設定されているトレイを通った文書ファイルを自動更新間隔が短いものほど優先的に表示することを特徴とする請求項13に記載のファイル管理装置である。
請求項15記載の発明は、前記表示手段は、使用頻度が高く、あるいは使用期間が長い前記トレイを通った文書ファイルを優先的に表示することを特徴とする請求項5に記載のファイル管理装置である。
請求項16記載の発明は、前記表示手段は、前記トレイ内の文書ファイルを一覧表示する際に、前記トレイ内の滞留時間の長い文書ファイルを優先的に表示することを特徴とする請求項5に記載のファイル管理装置である。
請求項17記載の発明は、ファイルサーバと、前記ファイルサーバにネットワークを介して接続されるクライアントコンピュータとを備え、前記クライアントコンピュータは、文書ファイルを前記ファイルサーバの共有領域に格納する毎に、該共有領域に一意に設定された識別子を前記文書ファイルに順次付加する付加手段と、共有領域内の文書ファイルを一覧表示する場合に、前記文書ファイルに含まれる前記識別子を前記文書ファイルに関連付けて表示する表示手段とを備えることを特徴とするファイル管理システムである。
請求項18記載の発明は、コンピュータのプロセッサに、文書ファイルを共有領域に格納する毎に、該共有領域に一意に設定された識別子を前記文書ファイルに順次付加する付加ステップと、共有領域内の文書ファイルを出力装置に一覧表示する場合に、前記文書ファイルに含まれる前記識別子を前記文書ファイルに関連付けて表示する表示ステップとを実行させることを特徴とするプログラムである。
請求項1,17,18に記載の発明によれば、前記識別子が存在しない場合に比べて所望の文書ファイルを迅速かつ容易に見つけることができる。
請求項2に記載の発明によれば、さらに、所望の文書ファイルを一層容易に見つけることができる。
請求項3に記載の発明によれば、さらに、所望の重要な文書ファイルを一層容易に見つけることができる。
請求項4に記載の発明によれば、さらに、所望の文書ファイルのみを一層容易に見つけることができる。
請求項5に記載の発明によれば、さらに、所望のトレイを経由した所望の文書ファイルを容易に見つけることができる。
請求項6乃至請求項16に記載の発明によれば、さらに、重要度に応じて優先的に文書ファイルを表示し、重要度の高い文書ファイルを容易に見つけることができる。
実施形態のシステム構成図である。 実施形態のクライアントの構成ブロック図である。 実施形態の処理フローチャート(その1)である。 実施形態の処理フローチャート(その2)である。 実施形態の画面例(その1)である。 実施形態の画面例(その2)である。 図6の一部拡大図である。 実施形態の画面例(その3)である。 実施形態のフロー説明図である。 実施形態の文書ファイルのメタデータ構造図である。 実施形態のトレイの利用履歴データ構造図である。
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態におけるファイル管理システムの全体構成を示す。ファイル管理システムは、ファイルサーバ10と、複数のクライアント12,14,16から構成され、ファイルサーバ10とクライアントコンピュータ(以下、「クライアント」と略記する)12,14,16はネットワーク100で接続される。クライアント12,14,16は、それぞれファイル管理用プログラムがインストールされており、このファイル管理用プログラムを実行することで、クライアント12,14,16はそれぞれファイル管理装置として機能する。ネットワーク100は、インターネットやLAN等であり、有線、無線を問わない。
クライアント12,14,16は、文書ファイルを適宜、ファイルサーバ10に送信してファイルサーバ10に格納する。また、ファイルサーバ10に格納された文書ファイルを受信してモニタ等の表示部に表示する。
本実施形態において、ファイルサーバ10及びクライアント12,14,16は、ファイルサーバ10に存在し、クライアント12,14,16で共有できる領域である共有フォルダとして機能する「トレイ」を介して文書ファイルを送受信する。例えば、クライアント12の表示部には複数のトレイが表示され、クライアント12のユーザ(以下、これを「クライアントX」と称する)は、複数のトレイの中から自己のトレイとして指定したトレイを介して自分宛の文書ファイルを受信する。また、複数のトレイの中から特定のユーザとして指定したトレイを介して文書ファイルを送信する。自己のトレイに複数の文書ファイルが存在する場合であって、これらの文書ファイルの緊急度や優先度が互いに異なる場合、たとえ複数の文書ファイルを一覧表示したとしても、クライアントXはこの中から所望の文書ファイルを見つけることは困難である。
そこで、本実施形態では、文書ファイルに、どのトレイを介して受け渡されたかの情報を埋め込み、この情報を表示することで、所望の文書ファイルの検索を容易化する。
なお、図ではクライアントとしてクライアント12,14,16を示しているが、これは例示であり、クライアントの数は任意でよい。
図2に、クライアント12の構成ブロック図を示す。他のクライアント14,16の構成も同様である。
クライアント12は、CPU121、通信インタフェース(I/F)122、入力部123、出力部124、ROM125、RAM126及びメモリ127を備える。
CPU121は、ROM125に記憶されたファイル管理用プログラムを読み出して順次実行する。CPU121は、通信I/F122を介してファイルサーバ10にアクセスし、文書ファイルをファイルサーバ10に送信して格納する。CPU121は、文書ファイルをファイルサーバ10から取り出す。CPU121は、所定周期でファイルサーバ10にアクセスし、新たな文書ファイルがあるか否かを検出する(ポーリング)。CPU121は、新たな文書を出力部124に出力して表示する。すなわち、CPU121は、文書ファイルを格納する機能、文書ファイルを取り出す機能、ポーリング機能、文書ファイル表示機能を有する。CPU121は、文書ファイルをファイルサーバ10に格納する際には、その文書ファイルにメタデータとしてトレイの識別子(ID)を付加して格納する。また、CPU121は、トレイ内にある文書ファイルを出力部124に出力して一覧表示する際に、文書ファイルのメタデータとして付加されたトレイのIDを文書ファイルに関連付けて表示する。
通信I/F122は、ネットワーク100を介してファイルサーバ10に接続し、ファイルサーバ10との間でデータを送受信する。
入力部123は、キーボードやマウス等で構成され、クライアントXが操作して各種指示を入力する。
出力部124は、液晶ディスプレイ等で構成され、共有フォルダとしてのトレイや、トレイ内の文書ファイルを表示する。
ROM125は、ファイル管理用プログラムを格納する。RAM126は、ワーキングメモリとして機能し、ファイル管理に必要な各種データを記憶する。メモリ127は、ハードディスクや半導体メモリ等であり、文書ファイルや送受信履歴を記憶する。
図3に、本実施形態において、文書ファイル(以下では、「文書」と略記する)をクライアント12のトレイに入れる場合のクライアント12での処理フローチャートを示す。なお、クライアント12の出力部124には、CPU121により複数のトレイが表示されており、その中に特定のトレイAが存在するものとする。また、複数のトレイにはそれぞれGUID(一意に設定されたID)が予め設定されているものとする。共有フォルダに対して一意にIDを設定する技術は公知である。
まず、クライアント12のユーザであるクライアントXが、入力部123を操作して特定の文書1をトレイAに格納する(S101)。例えば、公知のドラッグアンドドロップ操作により文書1の表象画像(アイコン)をトレイAの表象画像(アイコン)に重ねることで文書1をトレイAに格納する。
次に、CPU121は、文書1のトレイAへの格納操作に応じて、トレイAのGUIDを抽出し、抽出したGUIDと格納日時を文書1に保存する(S102)。すなわち、トレイAのGUIDと格納日時のデータを、文書1のメタデータとして文書1に付加する。
次に、CPU121は、メタデータが付加された文書1を、トレイAの保存場所に対応したファイルサーバ10に送信して格納する(S103)。すなわち、CPU121は、通信I/F122を介してファイルサーバ10にアクセスし、文書1をファイルサーバ10に送信してファイルサーバ10の記憶領域の所定アドレス(トレイAのアドレス)に格納する。
次に、CPU121は、トレイAの利用履歴に、文書1と格納日時を新たに追加してメモリ127に記憶する(S104)。
以上のようにして、トレイAのGUID及び格納日時がメタデータとして付加された文書1がファイルサーバ10に格納され、かつ、クライアント12のメモリ127には文書1及び格納日時が利用履歴として記憶される。
文書1がトレイAに格納された後、別のトレイBに格納された場合には、同様にトレイBのGUID及び格納日時がメタデータとして文書1に付加される。従って、文書1には、メタデータとして、過去に格納された全てのトレイのGUID及び格納日時が含まれることになる。
図4に、トレイ内の文書を一覧表示する場合のクライアント12での処理フローチャートを示す。
まず、CPU121は、トレイA内の文書の一覧を取得する(S201)。すなわち、CPU121は、所定周期で通信I/F122を介してファイルサーバ10にアクセスしてトレイA内に格納されている全ての文書を受信する(ポーリング)。
次に、CPU121は、取得した文書の中で、未だ確認していない文書があるか否かを判定する(S202)。この判定は、取得した文書とメモリ127に記憶されている文書の利用履歴とを照合することで行われる。例えば、ファイルサーバ10から取得した文書が文書1,2,3であり、メモリ127に記憶されている利用履歴が文書1のみである場合、文書2,3は未だ確認していない文書と判定される。
S202でYES、すなわち未だ確認されていない文書がある場合、CPU121は、文書内に保存されているトレイのGUID一覧を取得する(S203)。ここで、トレイのGUID一覧とは、その文書にメタデータとして付加されている全てのトレイのGUIDを意味する。例えば、未だ確認されていない文書2に、メタデータとしてトレイAのGUID、トレイBのGUID、トレイCのGUIDが含まれている場合、CPU121は、これらのGUIDを全て取得する。
GUID一覧を取得した後、CPU121は、クライアント12内にそのGUIDのトレイが存在するか否かを判定する(S204)。例えば、クライアント12にトレイA及びトレイBが存在して出力部124に表示されている場合、CPU121は、GUID一覧のうち、トレイAのGUID及びトレイBのGUIDは存在するものと判定する。
クライアント12内に対応するGUIDが存在する場合、CPU121は、存在するトレイの利用頻度と表示状態を参照して、表示されている中で頻度の高いものから文書の重要度を決定する(S205)。
具体的に説明すると以下のようである。クライアント12にトレイA及びトレイBが存在するものとし、トレイAの一覧を表示したときに、ファイルサーバ10から未確認の文書として文書2及び文書3を取得したものとする。文書2はトレイBのGUID及びトレイCのGUIDをメタデータとして含み、文書3はトレイA及びトレイBをメタデータとして含むものとする。文書2に着目すると、クライアント12に存在するトレイBのGUIDを有しているから、トレイBの利用頻度とトレイBの表示状態を参照して重要度を決定する。クライアント12においてトレイB自体は存在するものの、クライアント12のユーザであるクライアントXが入力部123を操作してトレイBを非表示状態とした場合、トレイBの重要度は低下する。また、トレイBの利用頻度が高い程、トレイBの重要度は高くなる。同様に文書3についても評価する。トレイが表示状態で1ポイント、非表示状態で0ポイント、利用回数1回で1ポイント等と数値化して重要度を数値化する。トレイの利用頻度は、CPU121がトレイ毎に計測してメモリ127に記憶しておく。
未確認の全ての文書について重要度を評価すると、S202に戻り、S202でNOと判定されて、決定された重要度で文書をソートして出力部124に一覧表示する(S206)。
他方、クライアント12内に対応するGUIDが存在しない場合(S204でNO)、その文書はクライアント12のユーザであるクライアントXにとって重要ではないとみなせるから、重要度は最も低い値に設定して一覧表示する。
以上の処理によれば、トレイA内に存在する文書のメタデータとして付加されたトレイのGUIDを用いて、文書の重要度を決定して、重要度の高い順にソートして一覧表示することができるので、クライアントXは、重要度の高い文書を容易に選択し得る。本実施形態の処理において、クライアント12内に取得した文書のGUIDに対応するトレイが存在するか否か、及び、存在したとしてもそのトレイが表示状態にあるか否かにより、その文書の重要度が決定されてソートされる点に留意すべきである。クライアント12において、複数ある共有フォルダのどの共有フォルダを選択するか、及び選択した共有フォルダを表示するか否かは、クライアント12のユーザであるクライアントXがそのときの状況に応じて決定してカスタマイズしており、従って、本実施形態によれば、クライアントXのカスタマイズ状況に応じて文書の重要度をフレキシブルに決定するといえる。クライアントXが特定のトレイについて特に重要と決定した場合には、そのトレイを経由した文書の重要度を上げることも可能である。例えば、特定のトレイを緊急として決定した場合等である。
なお、図4の例では、文書の重要度を決定した後に、重要度に応じて文書をソートして一覧表示しているが(S206)、文書の重要度を決定した後に、重要度に応じてソートすることなく、当初の位置のまま文書を一覧表示してもよい。いずれの表示とするかを、ユーザが入力部123から選択してもよい。重要度に応じてソートしなくても、後述するように、クライアント12内に取得したGUIDに対応するトレイが存在する場合には、当該トレイを示すアイコンをその文書に関連付けて表示することで、その文書の重要度をクライアントXが容易に認識できるように表示し得る。
以下、出力部124の表示例を用いて実施形態の処理をより具体的に説明する。
図5に、クライアント12の出力部124に表示される画面例を示す。トレイとして、トレイ200,202,204が表示されている。トレイ200には「申請受付」という名称が付され、トレイ202には「部長」という名称が付され、トレイ204には「緊急対応」という名称が付されている。それぞれの名称は、クライアントXが決定したものである。トレイ200,202,204には、それぞれの名称とは別に、一意のGUIDが予め設定されている。
CPU121は、所定周期でファイルサーバ10をポーリングして各トレイに文書が存在するか否かを確認する。図では、トレイ200に合計100枚の文書が存在する場合を示している。トレイ200には複数の文書が存在することを示す文書アイコンが表示され、クライアントXがトレイ200を選択すると、トレイ200の文書一覧を示すウィンドウ50が表示される。ウィンドウ50内には、トレイ200に存在する未確認の全ての文書がサムネイル表示される。トレイ200内に少数の文書のみが存在する場合、所望の文書を見つけるのは比較的容易であるが、このように大量の文書が存在する場合、サムネイル表示されていても所望の文書を見つけるのは極めて困難である。
図6に、トレイ200内の文書それぞれに付加されたメタデータに含まれるGUIDに基づき、そのGUIDに対応するクライアント12のトレイのアイコンを文書のサムネイルに付加して表示した画面例を示す。クライアント12には、トレイ202「部長」及びトレイ204「緊急対応」が存在するので、これらに対応するGUIDが存在すればその文書内にトレイ202「部長」あるいはトレイ204「緊急対応」のアイコンを表示する。
図7に、複数の文書のうちの1つの文書のサムネイル52の拡大図を示す。サムネイル52の所定位置に、トレイ204「緊急対応」のアイコン204iが表示されるとともに、トレイ202「部長」のアイコン202iが表示される。アイコン204iとアイコン202iの色は互いに異なる色とするのが好適であり、表示されたトレイ202,204のアイコンの色をそのまま反映させてもよい。
図7において、文書のサムネイルに表示されるトレイのアイコンの名称は、クライアント12に存在するトレイの名称と一致していることに留意されたい。すなわち、トレイのGUIDは一意であるが、クライアントXはクライアント12において各トレイに任意の名称を付すことができる。そこで、文書のサムネイルにトレイのアイコンを表示する際には、クライアント12におけるトレイの名称と一致するように名称を付する。例えば、あるトレイに対し、クライアント12では「部長」、クライアント14では「XX部長」と名称を付しているものとすると、クライアント12では文書のサムネイルにそのトレイのアイコン「部長」を表示し、クライアント14では同一文書のサムネイルにそのトレイのアイコン「XX部長」を表示する。
クライアントXは、文書のサムネイルに表示されているトレイのアイコンを確認することで、その文書がどのようなトレイを経由したものであるかを容易に把握することができる。そして、一覧表示の中から、例えばトレイ204「緊急対応」を経由した文書のみを容易に見つけることができる。
なお、図6では、文書のサムネイルにトレイのアイコンを表示しているが、図4のS206で説明したように、重要度に応じて文書をソートして表示すると、アイコン204i、202i等が表示された文書のサムネイルが上位に表示される。
また、クライアントXによる入力部123の操作に応じ、特定のトレイを経由した文書のサムネイルのみを選択的に表示することもできる。
図8に、クライアントXがトレイ202「部長」を選択した場合の画面例を示す。CPU121は、クライアントXのトレイ202「部長」の選択操作に応じ、アイコン202iが表示されている文書のサムネイルのみを表示し、それ以外の文書のサムネイルを非表示とする。クライアントXは、この画面を視認することで、トレイ202「部長」を経由した文書、つまり部長を経由した文書を容易に見つけることができる。クライアントXがトレイ204「緊急対応」を選択した場合についても同様である。クライアントXは、緊急に対応が必要な文書のみを容易に見つけることができる。図5の画面例と、図8の画面例を比較することで、本実施形態の優位性は明らかである。
図8では、クライアントXがトレイ202「部長」を選択した場合について説明したが、トレイ202「部長」及びトレイ204「緊急対応」の2つを選択した場合には、CPU121は、アイコン202i及びアイコン204iが表示されている文書のサムネイルのみを表示し、それ以外のサムネイルを非表示とする。このとき、トレイの選択順に文書の表示順を変更してもよく、予め指定しておいたトレイの重要度に応じて文書をソートして表示してもよい。例えば、クライアントXがトレイ204「緊急対応」の重要度をトレイ202「部長」よりも高く設定している場合、アイコン204iが表示されている文書を優先的にソートして表示する等である。
図6では、文書が経由したトレイの全てをアイコンで時系列に表示しているが、最後に経由したトレイのみをアイコンで表示してもよく、いずれの態様で表示するかをユーザが選択できる構成としてもよい。
また、業務のワークフローの中では、自分が提出した文書が差し戻されてくる場合もあり得る。このときには、その文書は自分にとって重要かつ緊急で対応しなければならない場合が多い。本実施形態において、自分のトレイを特別なものとすることで、差し戻しなのか否かを確認することもできる。すなわち、自分が文書を初めてトレイに入れるときには、CPU121は、「自分のトレイ」のGUIDを予めその文書のメタデータとして付加しておく。そして、複数のトレイを経由して自分のトレイに文書が差し戻されたときには、その文書に自分のトレイのGUIDが含まれているか否かを判定し、含まれていればその文書のサムネイルに自分のトレイのアイコンを表示し、かつ、その重要度を高めて優先的に表示する等である。
さらに、本実施形態では、文書のメタデータに経由したトレイのGUIDを順次付加しているため、その文書がどのようなトレイを時系列に経由したものであるか、すなわちその文書のトレイフローを特定することができる。そこで、特定のトレイフローを有する文書の重要度を高める、あるいは逆に特定のトレイフローを有する文書の重要度を下げる等も可能である。
図9に、複数のトレイを経由した業務フローの一例を示す。クライアント12で文書Hが作成され、文書Hをトレイ206(以下、これをトレイAとする)に入れる。クライアント12のCPU121は、文書Hをファイルサーバ10に送信して格納する。このとき、CPU121は、文書Hのメタデータとして、トレイAのGUID(ID−Aと称する)及び格納日時を付加する。
クライアント14は、トレイAに文書Hが格納されたことをポーリングにより検出し、クライアント14の出力部に表示する。クライアント14は、文書HをトレイAから取り出し、修正を加えて文書H’を作成する。
クライアント14は、文書H’を作成後、文書H’をトレイ208(以下、これをトレイCとする)に入れる。クライアント14のCPUは、文書H’をファイルサーバ10に送信して格納する。このとき、CPUは、文書H’のメタデータとして、トレイCのGUID(ID−Cと称する)及び格納日時を付加する。文書H’には、既にメタデータとしてトレイAのGUIDであるID−Aが付加されているので、これにID−Cが新たに追加され、メタデータとして
ID−A
ID−C
が付加される。
クライアント16は、トレイCに文書H’が格納されたことをポーリングにより検出し、クライアント16の出力部に表示する。クライアント16のCPUは、文書H’をトレイCから取り出し、修正を加えて文書H”を作成する。
クライアント16が、作成した文書H”をトレイAに戻すと、1つの業務フローが完結する。このとき、クライアント16のCPUは、文書H”のメタデータとして、トレイAのGUID及び格納日時を付加する。従って、文書H”には、結局メタデータとして、
ID−A
ID−C
ID−A
が付加される。
クライアント12は、トレイAに格納されている文書一覧を表示する際に、
トレイA−トレイC−トレイA
というフローを有する文書の重要度を高くして優先的に表示することで、特定のフローを有する文書のみを容易に見つけることができる。
もちろん、特定のフローのうちの一部のフローのみに着目し、その部分フローを有する文書の重要度を高くすることもできる。例えば、ある文書のフローが、
ID−A
ID−B
ID−C
ID−A
であり、別の文書のフローが
ID−E
ID−A
ID−B
ID−F
ID−A
であるときに、少なくとも
ID−A
ID−B
というフローを有する文書の重要度を高くすることで、全体のフローは互いに異なっていても上記の2つの文書は互いに等しい重要度を有するものとして表示することができる。
本実施形態では、文書にメタデータとしてトレイのGUID及び格納日時を付加しているが、格納日時に加え、トレイから取り出した日時を付加してもよい。
図10に、文書にメタデータとして付加されるデータ構造の一例を示す。トレイのGUID、操作日時、及び操作種別がデータとして付加される。トレイのGUIDは一意であるが、既述したように、クライアント12,14,16毎に同じトレイであってもその名称はカスタマイズされて変わり得る。例えば、GUID=25AD4A7F−24EF−4580−848B−487E4A3E5173のトレイであっても、
クライアント12:部長
クライアント14:XX部長
クライアント16:YY部長
等である。クライアント12,14,16の各CPUは、トレイのGUIDとその名称との対応関係をRAMその他のメモリに記憶しているので、文書内に含まれるGUIDからそれぞれにカスタマイズされたトレイを一意に特定することができる。クライアント12,14,16の各CPUは、それぞれのクライアントにおいて同一トレイに対して設定された名称等の属性に応じ、その属性に一致させることでトレイを特定するといえる。属性には名称の他、そのトレイの色や大きさ、形状が含まれる。
図11に、クライアント12のメモリ127に記憶される、あるトレイにおける文書の利用履歴の一例を示す。文書毎に、操作日時及び操作種別がデータとして記憶される。このような利用履歴が、クライアント12に存在する複数のトレイ毎に記憶される。他のクライアントについても同様である。従って、クライアント12,14,16の各CPUは、それぞれのトレイの利用履歴を読み出し、利用頻度に応じて重要度を決定することができる。
以上のように、本実施形態では、文書毎にその文書が経由したトレイのGUIDを付加するとともに、一覧表示する際にトレイのGUIDを利用してクライアントのトレイを特定してその文書にアイコンとして表示するので、クライアントのユーザは、経由したトレイのアイコンを視認することでその文書の重要性を容易に把握でき、重要な文書を素早く見つけることができる。また、トレイ毎に任意に重要度を設定しておくことで、重要なトレイのアイコンを含む文書のみを検索することができる。
本実施形態では、共有フォルダとしてトレイを示したが、これは文書の格納場所を示す一例にすぎず、複数のクライアント間で共有できる文書の任意の集合体に適用できる。共有フォルダは、共有ディレクトリとして把握することもできる。
また、本実施形態では、トレイのIDとしてGUIDを示したが、これも一例にすぎず、共有フォルダを一意に特定できる任意の情報をIDとして用いることができる。
また、本実施形態では、文書に含まれるGUIDに対応するクライアントのトレイのアイコンを文書のサムネイル内に表示しているが、必ずしも文書のサムネイル内に表示する必要はなく、文書のサムネイルに関連付けて表示すればよい。また、表示する際も、トレイのアイコンではなく、トレイの名称のみを表示する、あるいはトレイの色で文書のサムネイルを表示する等でもよい。図6に即して説明すると、トレイ202「部長」が緑色でトレイ204「緊急対応」が赤色である場合、トレイ202のGUIDを有する文書のサムネイルを緑色で表示し、トレイ204のGUIDを有する文書のサムネイルを赤色で表示する等である。トレイ202及びトレイ204のGUIDをともに有する文書のサムネイルは緑色と赤色の2色で表示すればよい。
また、本実施形態では、文書に含まれるGUIDに対応するクライアントのトレイのアイコンを文書のサムネイルに関連付けて表示しているが、例えば、クライアントXがクライアント12のトレイのアイコンの名称や色、アイコンの形状をあるタイミングで変更した場合、それ以降において文書のサムネイルに関連付けて表示されるトレイのアイコンも変更後のアイコンの名称や色、形状に即したアイコンとなる。本発明の特徴の一つは、文書が経由した共有フォルダをその文書に関連付けて表示する際に、クライアントにおける共通フォルダの属性に連動して表示形態が変化する点にあり、この技術思想の範囲内において任意の表示形態を採用し得る。
また、本実施形態において、トレイ毎に表示状態と非表示状態を切り替える構成としてもよく、この場合に、表示状態のトレイの重要度を相対的に高く、非表示状態のトレイの重要度を相対的に低く設定する。従って、重要度に応じて文書を優先的に表示すると、表示状態にあるトレイを通った文書が優先的に表示されることになる。この際、表示状態と非表示状態を切り替える回数が多いトレイほどさらに重要度を相対的に高くしてもよい。表示状態を切り替える回数が多いほど、いざというときに使うトレイと推定できるからである。
また、本実施形態において、トレイ毎に自動更新とそうでないものとを切り替える構成としてもよく、この場合に、自動更新のトレイの重要度を相対的に高く、そうでないトレイの重要度を相対的に低く設定する。従って、重要度に応じて文書を優先的に表示すると、自動更新のトレイを通った文書が優先的に表示されることになる。この際、自動更新間隔が短いトレイほどさらに重要度を相対的に高くしてもよい。自動更新間隔が短いほど、ユーザはそのトレイを重要と考えていると推定できるからである。
また、本実施形態において、トレイ毎にトレイの使用頻度を計数し、使用頻度が高いトレイの重要度を相対的に高く、使用頻度が低いトレイの重要度を相対的に低く設定してもよい。使用頻度は、文書の格納回数やトレイの参照回数等である、使用頻度が高いほど、そのトレイは重要と推定できるからである。使用頻度に代えて、トレイの使用期間を用いてもよく、使用期間が長いトレイの重要度を相対的に高く設定する。長く使っているトレイほど重要と推定できるからである。トレイの使用期間は、トレイをクライアント12に導入してからの期間として検出する。
また、本実施形態において、文書がトレイに滞留している時間(そのトレイ内における経過時間)を検出し、滞留時間が長い文書ほど重要度を相対的に高く、滞留時間が短い文書ほど重要度を相対的に低く設定してもよい。滞留時間が長いほど緊急度が高く、重要と推定できるからである。なお、トレイ内の滞留時間には、最後に通ったトレイ内の滞留時間と、最初にトレイに格納されてからの滞留時間があるが、いずれの滞留時間も含まれ得る。
さらに、これらの態様を適宜組み合わせて用いることも可能である。例えば、文書の滞留時間が長く、かつ、クライアント内に表示されているトレイを通った文書の重要度を相対的に高くして優先的に表示する、あるいは、最初にトレイに格納されてからの時間が長く、かつ、クライアント内に表示されているトレイを通った文書の重要度を相対的に高くして優先的に表示する等である。重要度を決定するための要素を例示列挙すると、以下の通りである。
(1)属性(名称や色、形状など)
(2)表示状態(表示されているか否か)
(3)更新状態(自動更新か否か)
(4)更新間隔
(5)使用状況(使用頻度や使用期間)
(6)状態の切り替え回数
(7)滞留時間
これら以外にも、データやファイル、フォルダの重要度を相対的に決定するための任意の方法、アルゴリズムが用いられ得る。
10 ファイルサーバ、12,14,16 クライアント、100 ネットワーク、121 CPU、122 通信インタフェース(I/F)、123 入力部、124 出力部、125 ROM、126 RAM、127 メモリ。

Claims (18)

  1. 文書ファイルを共有領域に格納する毎に、該共有領域に一意に設定された識別子を前記文書ファイルに順次付加する付加手段と、
    共有領域内の文書ファイルを一覧表示する場合に、前記文書ファイルに含まれる前記識別子を前記文書ファイルに関連付けて表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とするファイル管理装置。
  2. 前記表示手段は、前記識別子を前記文書ファイルに関連付けて表示する際に、前記共有領域に設定された属性に応じた形態で表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載のファイル管理装置。
  3. 前記識別子に応じて前記文書ファイルの重要度を決定する決定手段
    を備え、
    前記表示手段は、前記重要度に従って前記文書ファイルを表示する
    ことを特徴とする請求項1,2のいずれかに記載のファイル管理装置。
  4. 前記識別子を入力する手段
    を備え、
    前記表示手段は、前記文書ファイルのうち入力された前記識別子を含む文書ファイルのみを選択的に表示する
    ことを特徴とする請求項1,2のいずれかに記載のファイル管理装置。
  5. 前記共有領域は、前記文書ファイルの格納場所を示すトレイであり、
    前記識別子は前記トレイを特定する識別子である
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のファイル管理装置。
  6. 前記表示手段は、前記トレイ内の文書ファイルを一覧表示する際に、過去に通ったトレイを特定する識別子を表象画像として重ね合わせて表示する
    ことを特徴とする請求項5に記載のファイル管理装置。
  7. 前記表示手段は、前記トレイ内の文書ファイルを一覧表示する際に、選択的に、過去に通ったトレイを特定する識別子を表象画像として時系列表示するか、あるいは最後に通ったトレイだけを表示する
    ことを特徴とする請求項5に記載のファイル管理装置。
  8. 前記表示手段は、前記トレイ内の文書ファイルを一覧表示している状態で、他のトレイが選択された場合に、当該他のトレイを通った文書ファイルを抽出して表示する
    ことを特徴とする請求項6に記載のファイル管理装置。
  9. 前記表示手段は、前記トレイ毎に設定された重要度に応じ、重要度の高い文書ファイルを優先的に表示する
    ことを特徴とする請求項5に記載のファイル管理装置。
  10. 前記トレイ内にユーザが指定した自己のトレイが存在し、
    前記表示手段は、前記自己のトレイ内に前記ユーザが送信した文書ファイルが存在する場合に、前記文書ファイルを優先的に表示する
    ことを特徴とする請求項5に記載のファイル管理装置。
  11. 前記トレイは表示状態と非表示状態のいずれかに設定され、
    前記表示手段は、表示状態に設定されているトレイを通った文書ファイルを優先的に表示する
    ことを特徴とする請求項5に記載のファイル管理装置。
  12. 前記表示手段は、前記表示状態と前記非表示状態の切り替え回数が多いトレイを通った文書ファイルを優先的に表示する
    ことを特徴とする請求項11に記載のファイル管理装置。
  13. 前記トレイは自動更新状態と非自動更新状態のいずれかに設定され、
    前記表示手段は、自動更新状態に設定されているトレイを通った文書ファイルを優先的に表示する
    ことを特徴とする請求項5に記載のファイル管理装置。
  14. 前記表示手段は、前記自動更新状態に設定されているトレイを通った文書ファイルを自動更新間隔が短いものほど優先的に表示する
    ことを特徴とする請求項13に記載のファイル管理装置。
  15. 前記表示手段は、使用頻度が高く、あるいは使用期間が長い前記トレイを通った文書ファイルを優先的に表示する
    ことを特徴とする請求項5に記載のファイル管理装置。
  16. 前記表示手段は、前記トレイ内の文書ファイルを一覧表示する際に、前記トレイ内の滞留時間の長い文書ファイルを優先的に表示する
    ことを特徴とする請求項5に記載のファイル管理装置。
  17. ファイルサーバと、
    前記ファイルサーバにネットワークを介して接続されるクライアントコンピュータと、
    を備え、
    前記クライアントコンピュータは、
    文書ファイルを前記ファイルサーバの共有領域に格納する毎に、該共有領域に一意に設定された識別子を前記文書ファイルに順次付加する付加手段と、
    共有領域内の文書ファイルを一覧表示する場合に、前記文書ファイルに含まれる前記識別子を前記文書ファイルに関連付けて表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とするファイル管理システム。
  18. コンピュータのプロセッサに、
    文書ファイルを共有領域に格納する毎に、該共有領域に一意に設定された識別子を前記文書ファイルに順次付加する付加ステップと、
    共有領域内の文書ファイルを出力装置に一覧表示する場合に、前記文書ファイルに含まれる前記識別子を前記文書ファイルに関連付けて表示する表示ステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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