JP6891542B2 - 人脈情報作成装置、人脈情報作成プログラム及び人脈情報作成方法 - Google Patents

人脈情報作成装置、人脈情報作成プログラム及び人脈情報作成方法 Download PDF

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Description

本発明は、人脈情報作成装置、人脈情報作成プログラム及び人脈情報作成方法に関し、特に、議事録などのデータに基づいて人物間の人脈情報を作成する人脈情報作成装置、人脈情報作成プログラム及び人脈情報作成方法に関する。
従来から、議事録などのデータに基づいて人物間の人脈情報を作成するシステム等が知られている。
例えば、特許文献1には、複数の議事録情報を用いて、目的とする人材までの人脈ルートを検索する人脈検索装置が記載されている。この装置では、人脈関連情報抽出手段が、文書DBに格納された会議の内容が記録された複数の議事録データの電子文書から、会議に出席した参加者どうしに関連性があることを示す人脈関連情報を抽出する。
特開2011−108042号公報
しかしながら、特許文献1に記載の人脈検索装置では、議事録データに参加者の名前の一部分、例えば姓のみが含まれていた場合、当該姓の人物を特定することができない。したがって、この場合、人脈関連情報を抽出することができなかった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、人物を示す情報が一部分の場合でも、当該人物を特定し、人物間の人脈情報を作成できる人脈情報作成装置、人脈情報作成プログラム及び人脈情報作成方法を提供することにある。
本発明の一側面は、人名を含む複数の項目を有する第1情報を複数記憶する第1情報源と、第2情報源に基づいて人物間の人脈情報を作成する人脈情報作成部と、を備える人脈情報作成装置であって、人脈情報作成部は、第2情報源から人名を含む複数の項目を有する第2情報を抽出する抽出部と、第1情報源が記憶している複数の第1情報のそれぞれについて、各項目と、第2情報の各項目と、を比較し、完全一致する項目を第1の値でカウントし、部分一致する項目を第1の値よりも小さい第2の値でカウントし、カウントの合計値が最大の第1情報が示す人物と、第2情報源における人物と、を同定する人物同定部と、を有し、人物同定部が同定した人物に係る人脈情報を作成することを特徴とする。
本発明の一側面は、人名を含む複数の項目を有する第1情報を複数記憶する第1情報源と、第2情報源に基づいて人物間の人脈情報を作成する人脈情報作成部と、を備える人脈情報作成装置で動作する人脈情報作成プログラムであって、人脈情報作成装置に、第2情報源から人名を含む複数の項目を有する第2情報を抽出する抽出処理、第1情報源が記憶している複数の第1情報のそれぞれについて、各項目と、第2情報の各項目と、を比較し、完全一致する項目を第1の値でカウントし、部分一致する項目を第1の値よりも小さい第2の値でカウントし、カウントの合計値が最大の第1情報が示す人物と、第2情報源における人物と、を同定する同定処理、同定した人物に係る人脈情報を作成する人脈情報作成処理、を実行させることを特徴とする。
本発明の一側面は、人名を含む複数の項目を有する第1情報を複数記憶する第1情報源と、第2情報源に基づいて人物間の人脈情報を作成する人脈情報作成部と、を備える人脈情報作成システムにおける人脈情報作成方法であって、第2情報源から人名を含む複数の項目を有する第2情報を抽出し、第1情報源が記憶している複数の第1情報のそれぞれについて、各項目と、第2情報の各項目と、を比較し、完全一致する項目を第1の値でカウントし、部分一致する項目を第1の値よりも小さい第2の値でカウントし、カウントの合計値が最大の第1情報が示す人物と、第2情報源における人物と、を同定し、同定した人物に係る人脈情報を作成することを特徴とする。
本発明の人脈情報作成装置、人脈情報作成プログラム及び人脈情報作成方法では、人物を示す情報が一部分の場合でも、当該人物を特定し、人物間の人脈情報を作成できる。
本発明の実施形態に係る人脈情報作成システムの構成の一例を図である。 本発明の実施形態に係るユーザー端末の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る人脈情報作成サーバーの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る人物情報データベースにおけるデータテーブルの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る人脈情報作成サーバーの制御部の機能の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る人脈情報作成サーバーに送信される議事録のデータの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る人脈情報データベースにおけるデータテーブルの一例を示す図(その1)である。 本発明の実施形態に係る人脈図の一例を示す図(その1)である。 本発明の実施形態に係るキーワードなどが表示された人脈図の一例を示す図(その1)である。 本発明の実施形態に係る人脈情報作成処理を示すフローチャート図である。 本発明の実施形態に係る人脈情報作成サーバーに送信される契約書のデータの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る人脈情報データベースにおけるデータテーブルの一例を示す図(その2)である。 本発明の実施形態に係る人脈情報作成サーバーに送信されるEメールのデータの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る人脈情報作成サーバーに送信される議事録のデータの他の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る人脈情報データベースにおけるデータテーブルの一例を示す図(その3)である。 本発明の実施形態に係る人脈図の一例を示す図(その2)である。 本発明の実施形態に係るキーワードなどが表示された人脈図の一例を示す図(その2)である。 本発明の実施形態に係る人脈情報作成システムの構成の他の例を示す図である。
<1.実施形態>
本発明の実施形態に係る人脈情報作成プログラム及び人脈情報作成装置並びに人脈情報作成方法について、図1乃至図18を参照して説明する。
[人脈情報作成システム]
図1は、人脈情報作成システムの構成の一例を図である。
図1に示すように、人脈情報作成システム1は、通信ネットワークで接続可能なユーザー端末10と、人脈情報作成サーバー(人脈情報作成装置)20が配置される。なお、通信ネットワークの規格としてEthernet(登録商標)などを用いることができる。以下、各装置について説明する。
[ユーザー端末]
図2は、ユーザー端末の構成の一例を示すブロック図である。
ユーザー端末10は、パーソナルコンピューターなどのコンピューター装置であり、人脈情報作成サーバー20に議事録などのデータ(第2情報源)を送信したり、人脈情報作成サーバー20が作成した人脈図をグラフィカルに表示したりする。このユーザー端末10は、制御部11、記憶部15、通信I/F部16、表示部17、操作部18などで構成される。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)12と、ROM(Read Only Memory)13やRAM(Random Access Memory)14などのメモリとで構成され、CPU12は、ROM13や記憶部15に記憶した制御プログラムをRAM14に展開して実行することにより、ユーザー端末10全体の動作を制御する。例えば制御部11(CPU12)により、文書作成アプリケーションが実行される。
記憶部15は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などで構成され、CPU12が各部を制御するためのプログラム、自装置の処理機能に関する情報、文書作成アプリケーションで作成したデータなどを記憶する。
通信I/F部16は、NIC(Network Interface Card)やモデムなどで構成され、ユーザー端末10を通信ネットワークに接続する。これによって、ユーザー端末10から人脈情報作成サーバー20に議事録などのデータを送信したり、人脈情報作成サーバー20から人脈図を受信したりする。
表示部17は、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(electroluminescence)表示装置などで構成され、文書作成アプリケーションの文書作成画面や、人脈情報作成サーバー20から受信した人脈図を表示する。
操作部18は、マウスやキーボードなどで構成され、文書作成アプリケーションを用いた原稿の作成や、人脈情報作成サーバー20に対する各種指示や要求に係る操作を可能にする。
[人脈情報作成サーバー]
図3は、人脈情報作成サーバーの構成の一例を示すブロック図である。
人脈情報作成サーバー20は、ユーザー端末10から送信された議事録などのデータに基づいて、人脈情報を作成し、登録し、また、要求に応じてユーザー端末10に人脈情報又は人脈図を提供するコンピューター装置である。この人脈情報作成サーバー20は、制御部21、記憶部25、通信I/F部26、必要に応じて、表示部及び操作部などで構成される。
制御部21は、CPU22と、ROM23やRAM24などのメモリとで構成され、CPU22は、ROM23や記憶部25に記憶した制御プログラムをRAM24に展開して実行することにより、人脈情報作成サーバー20全体の動作を制御する。
記憶部25は、HDDやSSDなどで構成され、CPU22が各部を制御するためのプログラムを記憶する。また、記憶部25は、複数の人物情報(第1情報)を記憶するための人物情報データベース(第1情報源,人物情報記憶部)25aと、ユーザー端末10から受信したデータを記憶するためのデータベース(図示省略)を備える。また、記憶部25は、制御部21が作成した人脈情報を記憶するための人脈情報データベース(人脈情報記憶部)25bを備える。
図4は、人物情報データベースにおけるデータテーブルの一例を示す図である。
記憶部25の人物情報データベース25aは、複数の人物情報が記憶されるデータテーブルを有する。人物情報は、各人物情報に固有に付されるユニークな番号である「人物ID」と、一般的な名刺に記載されているような項目(情報)、例えば「氏名」(人名)、「所属」、「電話番号」の項目(情報)を含む。例えば、人物ID「1」の人物情報には、「氏名」として「山田 太郎」、「所属」として「A社 IT推進部」、「電話番号」として「090−××××」が含まれている。
通信I/F部26は、NICやモデムなどで構成され、人脈情報作成サーバー20を通信ネットワークに接続し、ユーザー端末10から議事録などのデータを受信したり、ユーザー端末10に人脈情報又は人脈図を送信したりする。
図5は、人脈情報作成サーバーの制御部の機能の一例を示すブロック図である。
制御部21は、データ登録部27、人脈情報作成部28、人脈図作成部29としても機能する。データ登録部27は、ユーザー端末10から受信した議事録などのデータを記憶部25のデータベースに登録する。
図6は、人脈情報作成サーバーに送信される議事録のデータの一例を示す図である。
本実施形態においてユーザー端末10から人脈情報作成サーバー20に送信されるデータには、例えば図6に示すような議事録のデータがある。議事録のデータは、ユーザー端末10の文書作成アプリケーションによって作成されたデータであり、各種項目のテキストデータを含んでいる。各種項目としては、例えば、会議の名称、出席者、開催日時、結論、そして、アクションアイテム(以下、「AI」と称する場合がある)がある。図6に示す議事録のデータには、会議名として「AAAソリューション」、出席者として「A社 山田」、「B社 佐々木」、日時として「2017/1/20」、結論として「C社田中と協議し進め方を確認する」、AIとして「C社田中とコンタクト」という項目のテキストデータが含まれている。なお、ユーザー端末10から人脈情報作成サーバー20に送信されるデータは議事録に係るものに限らず、契約書やEメールに係るものであってもよいし、議事録、契約書又はEメールを内容とする画像データであってもよい。
人脈情報作成部28は、データ登録部27がユーザー端末10から受信したデータをデータベースに登録する際に、当該データに基づいて、人脈情報を作成する。ここで、本実施形態における人脈情報とは、人物間の人脈に関する情報である。より具体的には、人物情報データベース25aのデータテーブルに登録されている人物間の交流に関する情報であり、人物情報データベース25aに登録されている人物IDと、受信したデータから抽出した各種項目を含んで構成される。
図5に示すように、人脈情報作成部28は、受信したデータから人名を含む各種情報を抽出する抽出部28aを有する。また、人脈情報作成部28は、受信したデータから抽出した人名などが示す人物と、人物情報データベース25aにおける人物情報が示す人物や人脈情報データベース25bにおける人脈情報が含む人物IDで特定される人物と、を同定する人物同定部28bを有する。
図7は、人脈情報データベースにおけるデータテーブルの一例を示す図(その1)である。
人脈情報作成部28は、作成した人脈情報を、記憶部25の人脈情報データベース25bの図7に示すようなデータテーブルに登録する。図7に示すように、人脈情報は、各人脈情報に固有に付されるユニークな番号である「人脈ID」と、人物情報データベース25aの人物IDと共通の「人物ID」の項目を有する。また、人脈情報は、受信したデータから抽出した「キーワード」の項目を有する。後述するように人脈情報作成サーバー20が受信したデータからはキーワードとして、会議名や契約書名やEメールの題名が抽出される。また、人脈情報は、日時の情報(日時情報)である「日時」、また、「結論」、「AI」、そして、受信したデータの種別である「種別」の項目を有する。図7に示す「人脈ID」が「1」の人脈情報は、「人物ID」として「1,2」、キーワードとして「AAAソリューション」、「日時」として「2017/1/20」、「結論」として「C社田中と協議し進め方を確認する」、「AI」として「C社田中とコンタクト」、「種別」として「議事録」という項目(情報)が含まれる。人脈情報作成部28が行う人脈情報を作成する処理である人脈情報作成処理の詳細については、後述する。
図8,図9は、人脈図の一例を示す図(その1)である。
人脈図作成部29は、ユーザー端末10からの指示に応じて、人脈情報データベース25bに登録されている人脈情報に基づいて人脈図を作成する。また、人脈図作成部29は、作成した人脈図をユーザー端末10に提供する。本実施形態において、人脈図とは、人脈情報をグラフィカルに表現した図である。図8は、図7に示す人脈情報データベース25bのデータテーブルに登録された人脈IDが「1」の人脈情報に基づいて作成された人脈図を示している。
人脈図の作成にあたって、人脈図作成部29は、まずユーザー端末10に、任意の検索ワードを入力可能な検索ワード入力ボックスAが設けられた人脈情報提供画面Bを提供する。ユーザー端末10から検索ワードが入力されると、人脈図作成部29は、人物情報データベース25a及び人脈情報データベース25bを参照し、入力された検索ワードに対応する人脈情報を特定する。そして、特定した人脈情報に基づいて、人脈図を作成する。
例えば、図4に示す人物情報データベース25aのデータテーブルと、図7に示す人脈情報データベース25bのデータテーブルがあり、検索ワードに「A社」が入力された場合、人脈図作成部29は、まず人物情報データベース25aを参照し、検索ワードを含む人物情報を特定する。したがって、上記の例の場合、所属の項目(情報)として「A社」を含む人物ID「1」の人物情報を特定する。
次に、人脈図作成部29は、人脈情報データベース25bを参照し、特定した人物情報の人物IDを含む人脈情報を特定する。上記例の場合、人物ID「1」を含む人脈情報として、人脈IDが「1」の人脈情報を特定する。そして、人脈図作成部29は、特定した人脈情報に基づいて図8に示すような人脈図を作成する。
人脈図の作成にあたり、人脈図作成部29は、特定された人脈情報に含まれている人物IDのそれぞれに人型のアイコンを割り当て、これらのアイコンを所定の間隔を空けて表示し、これらのアイコンの間を線でつなぐ。また、人脈図作成部29は、人物情報データベース25aを参照し、特定された人脈情報に含まれる人物IDに基づいて人物情報を特定する。これによって、人物の氏名と所属を特定する。上記例の場合、人物の氏名、所属として、人物ID「1」については、人物ID「1」の人物情報における「山田 太郎」、「A社 IT推進部」が特定される。また、人物ID「2」については、人物ID「2」の人物情報における「佐々木 健」、「B社 開発部」が特定される。そして、人脈図作成部29は、特定した人物のアイコンについて、所属する会社ごとに円で囲み、氏名と所属(部署)をアイコンの下方に表示する。
ユーザー端末10の操作部18が操作され、ポインタが人型のアイコンをつなぐ線上に配置されると、図9に示すように、人脈情報に含まれる項目、例えばキーワードや日時をポップアップで表示する。なお、図9では、キーワード及び日時を表示する態様を例示しているが、これらに加えて、人脈情報に含まれる他の項目、例えば結論やAIなどを表示してもよい。すなわち、表示する人脈情報の項目は、適宜選択可能である。
[人脈情報作成処理]
次に、図10を参照し、人脈情報作成サーバー20における制御部21の人脈情報作成部28が実行する人脈情報作成処理について、説明する。
図10は、人脈情報作成処理を示すフローチャート図である。
人脈情報作成部28は、ユーザー端末10からデータを受信すると、人脈情報作成処理を開始する。まず、人脈情報作成部28の抽出部28aは、受信したデータから各種情報(第2情報)を抽出する(S1)。具体的には、抽出部28aは、既存の自然言語処理等の情報抽出手法に基づいて、受信したデータから人物に係る情報として人名や所属を抽出する。また、図7に示す人脈情報の各項目、すなわち「キーワード」、「日時」、「結論」、「アクションアイテム」を抽出する。なお、受信したデータが、画像データの場合、OCR(Optical Character Recognition)処理を施してテキストデータ化した上で、人名や所属、また、人脈情報の各項目を抽出する。
次に、人脈情報作成部28の人物同定部28bは、人物情報データベース25aを参照し、各人物情報について、各項目と、抽出した情報(項目)と、を比較し、一致する項目の数をカウントする。人物同定部28bは、比較の結果、完全一致する場合は当該項目を「1」とカウントし、部分一致する場合は当該項目を「0.5」とカウントする。本実施形態では、人物情報の氏名と、抽出した人名と、を比較し、また、人物情報の所属と、抽出した所属と、を比較する。そして、各人物情報について、カウントの合計値を算出する(S2)。
次に、人脈情報作成部28の人物同定部28bは、ステップS2で算出した合計値が最大になる人物情報で特定される人物を、受信したデータから抽出した情報が示す人物の該当候補として選択する(S3)。次に、人脈情報作成部28は、該当候補として選択した人物に係る人物情報についての合計値が1以上であるか否かを判定する(S4)。
ステップS4において、判断対象の人物情報についての合計値が1以上であると判定する場合(S4がYES判定の場合)、人脈情報作成部28の人物同定部28bは、該当候補として選択した人物を、受信したデータから抽出した情報が示す人物の該当者として判定する(S5)。すなわち、受信したデータにおける人物と、人物情報データベース25aにおける人物情報が示す人物とを同定する。
次に、人脈情報作成部28は、後述するステップS11の処理を実行する。
一方、ステップS4において、判断対象の人物情報についての合計値が1以上でないと判定する場合(S4がNO判定の場合)、人脈情報作成部28の人物同定部28bは、ステップS6の処理を行う。ステップS6の処理において、人物同定部28bは、人脈情報データベース25b及び人物情報データベース25aを参照し、各人脈情報について、各項目と、ステップS1で抽出した項目(情報)と、を比較する。そして、完全一致する場合は当該項目を「1」とカウントし、部分一致する場合は当該項目を「0.5」とカウントする。本実施形態では、人物同定部28bは、人脈情報の人物IDで特定される氏名と、抽出した人名と、を比較し、また、人脈情報のキーワードと、抽出したキーワードと、を比較する。そして、各人脈情報について、合計値を算出する(S2)。
次に、人脈情報作成部28の人物同定部28bは、ステップS6で算出した合計値が最大になる人脈情報に含まれる人物IDで特定される人物を、受信したデータにおける人物の該当候補として選択する(S7)。次に、人物同定部28bは、ステップS7で選択した該当候補に係わる人脈情報についての合計値が1以上であるか否かを判定する(S8)。
ステップS8において、判断対象の人脈情報についての合計値が1以上であると判定した場合(S8がYES判定の場合)、人脈情報作成部28の人物同定部28bは、当該人脈情報に含まれる人物IDで特定される人物を、受信したデータにおける人物の該当者として判定する(S9)。すなわち、受信したデータにおける人物と、人脈情報に含まれる人物IDで特定される人物とを同定する。
その後、人脈情報作成部28は、後述のステップS11の処理を実行する。
一方、ステップS7において、判断対象の人脈情報についての合計値が1以上でないと判定する場合(S8がNO判定の場合)、人脈情報作成部28の人物同定部28bは、ステップS10の処理を行う。ステップS10の処理において、人物同定部28bは、受信したデータから抽出した情報が示す人物について、該当者無し、と判定する(S10)。そして、人脈情報作成部28は、人脈情報作成処理を終了する。
ステップS11において、人脈情報作成部28は、ステップS1で抽出した各種項目(キーワードなど)と、S5又はS9で該当者として判定した人物の人物IDを含めた人脈情報を作成し、人脈情報データベース25bに登録する(S11)。この際に、人脈情報作成部28は、作成した人脈情報に固有のユニークな番号である人脈IDを付与する。また、受信したデータの種別(例えば、議事録、契約書、Eメール)に応じた情報を人脈情報に追加する。なお、受信したデータの種別の判別は、例えば既存の自然言語処理等の情報抽出手法に基づいて、データ内のテキストデータから判断する。そして、人脈情報作成部28は、人脈情報作成処理を終了する。
次に、引き続き図10を参照し、人脈情報作成サーバー20が、図6に示す議事録のデータを受信した際の人脈情報作成処理の具体例について説明する。まず、人脈情報作成部28の抽出部28aは、ステップS1の処理を実行する。具体的には、人脈情報作成部28は、既存の自然言語処理等の情報抽出手法に基づいて、受信したデータから人名や所属の「A社 山田」、「B社 佐々木」を抽出する。また、その他の各種項目、すなわち「キーワード」として「AAAソリューション」、「日時」として「2017/1/20」、「結論」として「C社田中と協議し進め方を確認する」、そして「AI」として「C社田中とコンタクト」を、抽出する。
次に、人脈情報作成部28の人物同定部28bは、ステップS2の処理を行う。具体的には、人物同定部28bは、各人物情報の氏名と、抽出した人名「山田」とを比較し、完全一致する場合は「1」とカウントし、部分一致する場合は「0.5」とカウントする。本例の場合、抽出した人名「山田」と、図4に示すように、人物ID「1」の人物情報の氏名「山田 太郎」とが部分一致する(姓の部分のみ一致する)。このため、人物ID「1」の人物情報の「山田 太郎」について「0.5」とカウントする。また、抽出した人名「山田」と、人物ID「4」の人物情報の氏名「山田 一」とが部分一致する(姓の部分のみ一致する)。このため、人物ID「4」の人物情報の「山田 一」について「0.5」とカウントする。
また、人物同定部28bは、各人物情報の所属と、抽出した所属「A社」とを比較し、項目「所属」について、完全一致する場合は「1」とカウントし、部分一致する場合は「0.5」とカウントする。本例の場合、抽出した所属「A社」と、人物ID「1」の人物情報の所属「A社 IT推進部」と、が部分一致する(会社部分のみ一致する)。このため、人物ID「1」の人物情報の「A社 IT推進部」について「0.5」とカウントする。
そして、各人物情報について、カウントの合計値を算出すると、人物ID「1」の人物情報は「1」、人物ID「4」の人物情報は「0.5」、そして他の人物IDの人物情報は「0」となる。
次に、人脈情報作成部28の人物同定部28bは、ステップS3において、ステップS2で算出した合計値が最大になる人物ID「1」の人物情報が示す人物を、該当候補として選択する。次に、ステップS4において、人物同定部28bは、該当候補として選択した人物に係る人物情報についての合計値が1以上であるか否かを判定する。上記の場合、人物ID「1」の人物情報についての合計値は「1」のため、人物同定部28bは、処理をステップS5に移行する。そして、人物同定部28bは、該当候補として選択した人物ID「1」の人物情報が示す人物「山田 太郎」を該当者として判定する。すなわち、受信したデータから抽出した情報「A社 山田」が示す人物と、人物ID「1」の人物情報が示す人物「山田 太郎」と、を同定する。
また、ステップS1で受信したデータから抽出した「B社 佐々木」についても、ステップS2〜S5の処理を行う。この場合、抽出した人名「佐々木」と、人物ID「2」の人物情報の氏名「佐々木 健」とが、部分一致するため、人物ID「2」の人物情報の「佐々木 健」について「0.5」とカウントする。また、抽出した所属「B社」と、人物ID「2」の人物情報の所属「B社 IT推進部」と、が部分一致する(会社部分のみ一致する)ので、人物ID「2」の人物情報の「B社 IT推進部」について「0.5」とカウントする。その結果、人物ID「2」の人物情報が示す人物「佐々木 健」が該当者と判定される。すなわち、受信したデータから抽出した情報「B社 佐々木」が示す人物と、人物ID「2」の人物情報が示す人物「佐々木 健」と、を同定する。
そして、人脈情報作成部28は、ステップS11において、ステップS1で抽出したキーワード等と、ステップS5で該当者として判定した「山田 太郎」の人物ID「1」、「佐々木 健」の人物ID「2」を含む人脈情報を作成する。その後、人脈情報作成部28は、作成した人脈情報に、固有のユニークな番号である人脈ID、例えば「1」と種別「議事録」の情報を付加した上で、人脈情報データベース25bに登録する(図7参照)。
次に、引き続き図10を参照し、また、図11〜図13を参照し、人脈情報作成サーバー20が、図11に示す契約書のデータを受信した際の人脈情報作成処理について説明する。
図11は、人脈情報作成サーバーに送信される契約書のデータの一例を示す図である。図12は、人脈情報データベースにおけるデータテーブルの一例を示す図(その2)である。
図11に示すように、契約書には、契約の名称として「BBB開発委託契約」と記載されている。また、同契約書には、契約の当事者として、「甲:A社 山田 太郎」及び「乙:B社 宮本 修」と記載され、また、契約日として「2017/1/28」と記載されている。また、同契約書には、種々の契約条項が記載されているが、図11においては、その詳細についての記載を省略している。
人脈情報作成サーバー20が、図11に示す契約書のデータを受信すると、人脈情報作成部28の抽出部28aは、ステップS1の処理を実行する。具体的には、人脈情報作成部28は、既存の自然言語処理等の情報抽出手法に基づいて、受信したデータのテキストデータから人名や所属の「A社 山田 太郎」、「B社 宮本 修」を抽出する。また、各種項目、すなわち「キーワード」として「BBB開発委託契約」、「日時」として「2017/1/28」を抽出する。
以降は、上述した議事録のデータを受信した場合と同様の処理を行い、上記契約書に係る人物を特定する。上記契約書の場合、「A社 山田 太郎」については、抽出した人名「山田 太郎」と、図4に示すように、人物ID「1」の人物情報の氏名「山田 太郎」とが完全一致する。このため、人物ID「1」の人物情報の「山田 太郎」について「1」とカウントする。また、抽出した所属「A社」と、人物ID「1」の人物情報の所属「A社 IT推進部」と、が部分一致する(会社部分のみ一致する)。このため、人物ID「1」の人物情報の「A社 IT推進部」については、「0.5」とカウントする。すなわち、人物ID「1」の人物情報についてカウントの合計値は「1.5」となる。人物ID「1」の人物情報についてのカウントの合計値「1.5」は、人物ID1〜4の人物情報の内で最大である。このため、「A社 山田 太郎」については、人物ID「1」の人物情報が示す人物「山田 太郎」が該当者として判定される。すなわち、受信したデータから抽出した情報「A社 山田 太郎」が示す人物と、人物ID「1」の人物情報が示す人物「山田 太郎」と、を同定する。
また、「B社 宮本 修」については、抽出した人名「宮本 修」と、図4に示すように、人物ID「3」の人物情報の氏名「宮本 修」とが完全一致するため。このため、人物ID「3」の人物情報の「宮本 修」について「1」とカウントする。また、抽出した所属「B社」と、人物ID「3」の人物情報の所属「B社 営業部」と、が部分一致する(会社部分のみ一致する)。このため、人物ID「3」の人物情報の「B社 営業部」について「0.5」とカウントする。すなわち、人物ID「3」の人物情報についてカウントの合計値は「1.5」となる。人物ID「3」の人物情報についてのカウントの合計値「1.5」は、人物ID1〜4の人物情報の内で最大である。このため、「B社 宮本 修」については、人物ID「3」の人物情報が示す人物「宮本 修」が該当者として判定される。すなわち、受信したデータから抽出した情報「B社 宮本 修」が示す人物と、人物ID「3」の人物情報が示す人物「宮本 修」と、を同定する。
「A社 山田 太郎」及び「B社 宮本 修」について、該当者を判定した後、人脈情報作成部28は、ステップS1で抽出した各種項目(キーワード等)と、該当者として判定した「山田 太郎」の人物ID「1」、「宮本 修」の人物ID「3」を含む人脈情報を作成する。その後、人脈情報作成部28は、作成した人脈情報に、固有のユニークな番号である人脈ID、例えば「2」と種別「契約書」の情報を付加した上で、人脈情報データベース25bに登録する(図12参照)。なお、図12に示すように、人脈データベースのデータテーブルにおいて、契約書のデータから抽出できない項目、例えば、「結論」、「AI」については、ブランクとなっている。
次に、引き続き図10を参照し、人脈情報作成サーバー20が、図13に示すEメールのデータを受信した際の人脈情報作成処理の具体例について説明する。
図13は、人脈情報作成サーバーに送信されるEメールのデータの一例を示す図である。
図13に示すように、Eメールには、題名(subject)として「CCC評価」と記載されている。また、同Eメールには、発信者として、「C社 山田 一」、宛名として「B社 佐々木 健」と記載され、また、発信日として「2017/2/5」と記載されている。
人脈情報作成サーバー20が、図13に示すEメールのデータを受信すると、人脈情報作成部28の抽出部28aは、ステップS1の処理を実行する。具体的には、人脈情報作成部28は、既存の自然言語処理等の情報抽出手法に基づいて、受信したデータのテキストデータから人名や所属の「C社 山田 一」、「B社 佐々木 健」を抽出する。また、各種項目、すなわち「キーワード」として「CCC評価」、「日時」として「2017/2/5」を抽出する。
以降は、上述した議事録及び契約書のデータを受信した場合と同様の処理を行い、上記Eメールに係る人物を特定する。上記Eメールの場合、「C社 山田 一」については、抽出した人名「山田 一」と、図4に示すように、人物ID「4」の人物情報の氏名「山田 一」とが完全一致する。このため、人物ID「4」の人物情報の「山田 一」について「1」とカウントする。また、抽出した所属「C社」と、人物ID「4」の人物情報の所属「C社 営業部」と、が部分一致する(会社部分のみ一致する)。このため、人物ID「4」の人物情報の「C社 営業部」について「0.5」とカウントする。すなわち、人物ID「4」の人物情報についてカウントの合計値は「1.5」となる。人物ID「4」の人物情報についてのカウントの合計値「1.5」は、人物ID1〜4の人物情報の内で最大である。このため、「C社 山田 一」については、人物ID「4」の人物情報が示す人物「山田 一」が該当者として判定される。すなわち、受信したデータから抽出した情報「C社 山田 太郎」が示す人物と、人物ID「4」の人物情報が示す人物「山田 一」と、を同定する。
また、「B社 佐々木 健」については、抽出した人名「佐々木 健」と、図4に示すように、人物ID「2」の人物情報の氏名「佐々木 健」とが完全一致する。このため、人物ID「2」の人物情報の「佐々木 健」については「1」とカウントする。また、抽出した所属「B社」と、人物ID「2」の人物情報の所属「B社 開発部」と、が部分一致する(会社部分のみ一致する)。このため、人物ID「2」の人物情報の「B社 開発部」について「0.5」とカウントする。すなわち、人物ID「2」の人物情報についてカウントの合計値は「1.5」となる。人物ID「2」の人物情報についてのカウントの合計値「1.5」は、人物ID1〜4の人物情報の内で最大である。このため、「B社 佐々木 健」については、人物ID「2」の人物情報が示す人物「佐々木 健」が該当者として判定される。すなわち、受信したデータから抽出した情報「B社 佐々木」が示す人物と、人物ID「2」の人物情報が示す人物「佐々木 健」と、を同定する。
「C社 山田 一」及び「B社 佐々木 健」について、該当者を判定した後、人脈情報作成部28は、ステップS1で抽出した各種項目(キーワード等)と、該当者として判定した「山田 一」の人物ID「4」、「佐々木 健」の人物ID「2」を含む人脈情報を作成する。その後、人脈情報作成部28は、作成した人脈情報に、固有のユニークな番号である人脈ID、例えば「3」と種別「Eメール」の情報を付加した上で、人脈情報データベース25bに登録する(図12参照)。なお、図12に示すように、人脈データベースのデータテーブルにおいて、Eメールのデータから抽出できない項目、例えば、「結論」、「AI」については、ブランクとなっている。
次に、引き続き図10を参照し、また、図12,図14及び図15を参照し、人脈情報データベース25bのデータテーブルが図12に示す状態になっている場合に、ユーザー端末10から図14に示す議事録のデータを受信したときの、人脈情報作成サーバー20の人脈情報作成処理の具体例について説明する。
図14は、人脈情報作成サーバーに送信される議事録のデータの他の例を示す図である。図15は、人脈情報データベースにおけるデータテーブルの一例を示す図(その3)である。
図14に示す議事録には、会議名として「AAAソリューション」、出席者として「山田」、「佐々木」、日時として「2017/3/1」、結論として「××」、AIとして「○○」と記載されている。なお、出席者の所属に関する情報が記載されていない点が、図6で示す議事録とは異なっている。
人脈情報作成サーバー20が、図14に示す議事録のデータを受信すると、人脈情報作成部28の抽出部28aは、ステップS1の処理を実行する。具体的には、人脈情報作成部28は、既存の自然言語処理等の情報抽出手法に基づいて、受信したデータから人名「山田」、「佐々木」を抽出する。また、各種項目、すなわち「キーワード」として「AAAソリューション」、「日時」として「2017/3/1」、「結論」として「××」、「AI」として「○○」を抽出する。
次に、人脈情報作成部28の人物同定部28bは、ステップS2の処理を行う。具体的には、人物情報データベース25aの各人物情報の氏名と、抽出した「山田」と、を比較する。ここで、図4に示すように、「山田」は、人物ID「1」の「山田 太郎」及び人物ID「4」の「山田 一」の姓の部分と部分一致するので、人物ID「1」の「山田 太郎」,人物ID「4」の「山田 一」について、それぞれ「0.5」とカウントする。
ここで、上述のように図14に示す議事録には、出席者の所属に関する情報が記載されていないため、図6に示す議事録を受信した場合と異なり、各人物情報について、所属の項目については、カウントされない。したがって、各人物情報について、カウントの合計値を算出すると、人物ID「1」の人物情報は「0.5」、人物ID「4」の人物情報も「0.5」、そして他の人物IDの人物情報は「0」となる。
次に、人脈情報作成部28の人物同定部28bは、ステップS3において、ステップS2で算出した合計値が最大になる人物ID「1」,「4」の人物情報が示す人物を、該当候補として選択する。次に、ステップS4において、人物同定部28bは、該当候補として選択した人物に係る人物情報についての合計値が1以上であるか否かを判定する。上記の場合、人物ID「1」,「4」の人物情報についての合計値は「0.5」のため、人物同定部28bは、処理をステップS6に移行する。
ステップS6の処理において、人脈情報作成部28の人物同定部28bは、人脈データベース及び人物情報データベース25aを参照し、各人脈情報について、キーワードや人物IDで特定される氏名と、ステップS1で抽出したキーワード「AAAソリューション」や人名「山田」,「佐々木」と、を比較する。そして、完全一致する場合は当該項目を「1」とカウントし、部分一致する場合は「0.5」とカウントする。
人脈情報データベース25bのデータテーブルが図12に示す状態のとき、抽出した「山田」,「佐々木」と、人脈ID「1」の人脈情報に含まれる人物ID「1,2」で特定される氏名「山田 太郎」、「佐々木 健」の姓の部分とが、部分一致する。このため、人脈ID「1」の人脈情報の人物ID「1,2」について「0.5」とカウントする。
また、議事録から抽出された「AAAソリューション」と、人脈ID「1」の人脈情報のキーワード「AAAソリューション」と、が完全一致する。このため、人脈ID「1」の人脈情報の「AAAソリューション」について「1」とカウントする。このため、人脈ID「1」の人脈情報についてのカウントの合計値は、「1.5」となる。同様にカウントを行うと、人脈ID「2」の人脈情報のカウントの合計値は「0」となる。また、人脈ID「3」の人脈情報については、抽出した「山田」,「佐々木」と、人脈ID「3」の人脈情報に含まれる人物ID「2,4」で特定される氏名「山田 一」(人物ID4)、「佐々木 健」(人物ID2)の姓の部分とが、部分一致する。このため、人物ID「2,4」について「0.5」とカウントする。このため、人脈ID「3」の人脈情報についてのカウントの合計値は「0.5」となる。
次に、ステップS7において、人脈情報作成部28の人物同定部28bは、ステップS6で算出した合計値が最大になる人脈ID「1」の人脈情報に含まれる人物IDで特定される人物を該当候補として選択する。すなわち人物ID「1」で特定される「山田 太郎」、人物ID「2」で特定される「佐々木 健」を該当候補として選択する。
次に、人脈情報作成部28の人物同定部28bは、ステップS8において、ステップS7で選択した該当候補に係わる人脈情報についての合計値が1以上であるか否かを判定する。上記の場合、人脈ID「1」の人脈情報についての合計値は「1.5」のため、人脈情報作成部28は、処理をステップS9に移行する。
ステップS9において、人脈情報作成部28の人物同定部28bは、受信したデータから抽出した「山田」について、該当候補として選択した物ID「1」の「山田 太郎」を該当者として判定する。すなわち、受信したデータから抽出した「山田」が示す人物と、人物ID「1」の人物情報が示す人物「山田 太郎」と、を同定する。
また、人脈情報作成部28は、受信したデータから抽出した「佐々木」について、該当候補として選択した人物ID「2」の「佐々木 健」を該当者として判定する。すなわち、受信したデータから抽出した「佐々木」が示す人物と、人物ID「2」の人物情報が示す人物「佐々木 健」と、を同定する。
そして、人脈情報作成部28は、ステップS11において、ステップS1で抽出した各種項目(キーワード等)と、ステップS9で該当者として判定した「山田 太郎」の人物ID「1」、「佐々木 健」の人物ID「2」を含む人脈情報を作成する。その後、人脈情報作成部28は、作成した人脈情報に、固有のユニークな番号である人脈ID、例えば「4」と種別「議事録」の情報を付加した上で、人脈情報データベース25bに登録する(図15参照)。
次に、図4,図15〜図17を参照して、図4に示す人物情報データベース25aのデータテーブルと、図15に示す人脈情報データベース25bのデータテーブルがあり、検索ワードに「A社」が入力された場合に、人脈図作成部29が人脈図を作成する処理について説明する。
図16,図17は、人脈図の一例を示す図(その2)である。
まず、人脈図作成部29は、人物情報データベース25aを参照し、検索ワードを含む人物情報を特定する。したがって、上記の例の場合、所属情報として「A社」を含む人物ID「1」の人物情報を特定する。
次に、人脈図作成部29は、人脈情報データベース25bを参照し、特定した人物情報の人物IDを含む人脈情報である人脈IDを特定する。上記例の場合、人物ID「1」を含む人脈情報として、人脈IDが「1」,「2」,「4」の人脈情報を特定する。
そして、人脈図作成部29は、特定した人脈情報に基づいて図16に示すような人脈図を作成する。具体的には、人脈図作成部29は、特定された人脈情報に含まれている人物IDのそれぞれに人型のアイコンを割り当て、これらのアイコンを所定の間隔を空けて表示し、これらのアイコンの間を線でつなぐ。
また、人脈図作成部29は、人物情報データベース25aを参照し、人脈情報に含まれている人物IDで特定される人物の氏名と所属を特定する。上記例の場合、人物ID「1」で特定される人物の氏名、所属として「山田 太郎」、「A社 IT推進部」が特定される。また、人物ID「2」で特定される人物の氏名、所属として、「佐々木 健」、「B社 開発部」が特定される。さらに、人物ID「3」で特定される人物の氏名、所属として、「宮本 修」、「B社 営業部」が特定される。そして、人脈図作成部29は、特定した人物を、所属する会社ごとに円で囲み、特定した氏名と所属(部署)を、割り当てたアイコンの下方に表示する。
ユーザー端末10の操作部18が操作され、ポインタがアイコンをつなぐ線上に配置されると、図17に示すように、人脈情報に含まれるキーワードの情報と日時の情報をポップアップで表示する。ここで、図15に示すデータテーブルでは、人物ID「1」の「山田太郎」と、人物ID「2」の「佐々木 健」に係る人脈情報として人脈ID「1」,「4」の人脈情報が登録されているため、それぞれの人脈情報に含まれるキーワードと日時が、ポップアップで表示される。
なお、人脈図の表示態様は適宜変更可能である。例えば、両者の間をつなぐ線を、人脈情報ごとに設けてもよい。すなわち、上記の場合、「山田太郎」に割り当てられたアイコンと、「佐々木 健」に割り当てられたアイコンの間を、2本の線でつないでもよい。また、両者の間をつなぐ線の太さを、両者の間の人脈情報の数に応じて、太くするように表示してもよい。また、人脈情報が含む種別(議事録、契約書、Eメール)に応じて、線の色や形状(点線、1点鎖線、2点鎖線)を変えて表示してもよい。
<2.作用効果>
上述した一実施形態によれば、人脈情報作成サーバー20が受信したデータに記載された人名がフルネームでない場合であっても、受信したデータから抽出した情報が示す人物と人物情報データベース25aに登録された人物情報が示す人物とを同定することができる。
また、人脈データベース上の人脈情報に基づいて、受信したデータから抽出した人名が示す人物と人脈情報に係る人物とを同定することができる。すなわち、受信したデータ内の人物を示す情報が一部分の場合でも、当該人物を特定できる。
また、受信したデータから抽出した人名等が示す人物を特定することで、受信したデータから抽出した人名等が示す人物間の人脈を示す人脈情報を作成することができる。
また、人脈情報作成サーバー20が、受信したデータに記載されたキーワードや日時などを含む人脈情報を作成し、これらを表示可能な人脈図をユーザー端末10に提供できる。このため、提供された人脈図から「いつ会ったか」、「何を話したか」という情報も把握できる。これによって、新規プロジェクトを推進する際に関連するノウハウを持つ人物にコンタクトを取りたい場合や、他社とコンタクトを取りたい場合に適切な人物を見つけることができる。
<3.その他>
本発明は上述した各実施形態例に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した本
発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、その他種々の応用例、変形例を取り得ることは勿
論である。
また、上述した実施形態例は本発明を分かりやすく説明するために装置及びシステムの構成を詳細且つ具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態例の構成の一部を他の実施形態例の構成に置き換えることは可能である。また、ある実施形態例の構成に他の実施形態例の構成を加えることも可能である。また、各実施形態例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることも可能である。
例えば、本実施形態では、人脈情報作成部28の人物同定部28bが、人物情報データベース25aを参照し、各人物情報における氏名と抽出した人名と、を比較し、完全一致する場合は「1」とカウントし、部分一致する場合は「0.5」とカウントする。また、各人物情報における所属と抽出した所属と、を比較し、完全一致する場合は「1」とカウントし、部分一致する場合は「0.5」とカウントする態様を説明した。しかし、カウントする際の値は適宜設定可能である
また、項目ごとにカウントする値を変えてもよい(重み付けを変えてもよい)。具体的には、項目「氏名」について、完全一致する場合は、「1」とカウントし、部分一致する場合は、「0.5」とカウントする。また、項目「所属」について、完全一致する場合は「0.5」とカウントし、部分一致する場合は「0.25」とカウントするといったように、氏名の重み付けを所属の2倍に設定してもよい。
また、本実施形態では、人脈情報作成部28の人物同定部28bが、人物情報データベース25aを参照し、各人物情報における氏名と所属と、受信データから抽出した人名や所属と、を比較し、一致する項目についてカウントする態様を説明した。しかし、比較の対象となる項目は適宜設定可能である。例えば、人物情報データベース25aに登録されている電話番号を比較の対象とし、受信したデータから抽出した電話番号と比較してもよい。また、人物情報データベース25aにEメールアドレスが登録されている場合は、登録されているEメールアドレスと抽出したEメールアドレスを比較してもよい。また、同様に、受信データから抽出した各項目と、人脈情報の各項目を比較する際の、比較対象の項目の数及び種類も適宜設定可能である。
また、本実施形態では、図10に示すように、該当候補として選択した人物に係る人物情報についてのカウントの合計値が1以上であるか否かを判定し、1以上でない場合に、ステップS6以降の処理、すなわち人脈データベースを参照する処理を行う態様を説明した。しかし、これに加えて、ステップS3で該当者として選択した人物が複数人いる場合に、人脈データベースを参照する処理を行ってもよい。
また、本実施形態では、ユーザー端末10として、パーソナルコンピューターなどのコンピューター装置を用いる態様を説明した。このコンピューター装置として、タブレット端末やスマートフォンを用いてもよい。また、図18に示すように、文書を読み取り画像データとして人脈情報作成サーバー20に送信するスキャナー30を用いてもよいし、スキャナー機能を備えたMFP(Multi-Functional Peripherals)を用いてもよい。
また、本明細書において、時系列的な処理を記述する処理ステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)をも含むものである。
1…人脈情報作成システム、 10…ユーザー端末、 11…制御部、 17…表示部、 18…操作部、 20…人脈情報作成サーバー、 21…制御部、 22…CPU、 23…ROM、 24…RAM、 25…記憶部、 26…通信I/F部、 27…データ登録部、 28…人脈情報作成部、 29…人脈図作成部、 30…スキャナー

Claims (4)

  1. 人名を含む複数の項目を有する第1情報を複数記憶する第1情報源と、
    第2情報源に基づいて人物間の人脈情報を作成する人脈情報作成部と、を備え、
    前記人脈情報作成部は、
    前記第2情報源から人名を含む複数の項目を有する第2情報を抽出する抽出部と、
    前記第1情報源が記憶している複数の前記第1情報のそれぞれについて、各項目と、前記第2情報の各項目と、を比較し、完全一致する項目を第1の値でカウントし、部分一致する項目を前記第1の値よりも小さい第2の値でカウントし、カウントの合計値が最大で、且つ、当該合計値が所定の値以上の場合に、前記第1情報が示す人物と、前記第2情報源における人物と、を同定する人物同定部と、を有し、
    前記人物同定部が同定した人物に係る前記人脈情報を作成するものであり、
    さらに、
    前記人脈情報を記憶する人脈情報記憶部を備え、
    前記人脈情報作成部は、前記第2情報を含む前記人脈情報を作成し、前記人脈情報記憶部に記憶し、
    前記人物同定部は、前記カウントの合計値が最も大きい第1情報について、当該合計値が前記所定の値よりも小さい場合は、前記人脈情報記憶部に記憶されている前記人脈情報のそれぞれについて、各項目と、前記第2情報における各項目と、を比較し、完全一致する項目を前記第1の値でカウントし、部分一致する項目を前記第2の値でカウントし、カウントの合計値が最大の前記人脈情報に係る人物と、前記第2情報源の人物と、を同定する
    ことを特徴とする人脈情報作成装置。
  2. 前記人物同定部は、比較する項目に応じて、前記第1の値及び前記第2の値に所定の重みづけを行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の人脈情報作成装置。
  3. 前記第2情報源は、項目として日時情報や議事内容を含むことを特徴とする
    請求項1又は請求項2のいずれか1項に記載の人脈情報作成装置。
  4. 前記第1情報源は、人名と、当該人名に係わる人物の所属する会社や部署の情報である所属情報を含む前記第1情報を複数記憶する人物情報記憶部であることを特徴とする
    請求項1乃至のいずれか1項に記載の人脈情報作成装置。

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