JP6660974B2 - 情報提供装置、情報提供方法、およびプログラム - Google Patents
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Description
上述した(3)の構成によれば、会議の結論に至ったワード導く過程で用いられたワードを新たなワードとして第2ワード群に記憶させることで、次回の会議で記憶させた新たなワードを第2ワードに用いることができる。これにより、利用者のひらめきの創出を活性化することができる。
上述した(4)の構成によれば、利用者において、より一層新たなワードを想起しやすくなるという効果を奏する。
上述した(5)の構成によれば、使用頻度の低い第2のワードを提示することで、利用者の思いもよらない発想を得ることができる。
図1は、本実施形態に係る情報提供装置1の構成例を示す図である。図1に示すように、情報提供装置1は、第1記憶部101、第1ワード抽出部102、第2記憶部103、第2ワード抽出部104(ワード抽出部)、通信部105、画像生成部106、取得部107、音声認識辞書DB108、音声認識部109、テキスト変換部110、係り受け解析部111、議事録作成部112、および議事録記憶部113を備える。
また、情報提供装置1には、表示部21、収音部22、および操作部23が接続されている。
また、第2ワード抽出部104は、第1ワード抽出部102が出力する第1のワードを取得する。第2ワード抽出部104は、取得した第1のワードに対応した複数のワードを、通信部105を介して例えばインターネット上から検索して取得し、取得した複数のワードを第2記憶部103に記憶させる。例えば、第2ワード抽出部104は、インターネットの検索エンジンで第1のワードを検索してワードを取得する。または、第2ワード抽出部104は、係り受け解析部111が出力する複数のテキスト情報を取得し、取得した複数のテキスト情報を複数のワードとして第2記憶部103に記憶させる。なお、音声認識によって取得する複数のワードは、第1ワード群に記憶されているワードに対応した複数のワードである。このように、第2ワード抽出部104は、第1ワード群に記憶されているワードに対応した複数のワードを第2ワード群として予め第2記憶部103に記憶させておく。
さらに、第2ワード抽出部104は、第1のワードと第2のワードを提示して行われた会議の議事録を議事録記憶部113から読み出す。第2ワード抽出部104その会議の結論を第2のワードとして抽出し、抽出した第2のワードを第2ワード群の1つとして第2記憶部103に記憶させる。
また、係り受け解析部111は、係り受け解析した結果に基づいて間投詞等を除去してワードを抽出する。第1ワード群を第1記憶部101に記憶させるとき、係り受け解析部111は、抽出したワードを第1ワード抽出部102に出力する。第2ワード群を第2記憶部103に記憶させるとき、係り受け解析部111は、抽出したワードを第2ワード抽出部104に出力する。
議事録を作成し、作成した議事録情報を議事録記憶部113に記憶させる。議事録作成部112は、作成した議事録情報に関連する音声信号を議事録記憶部113に記憶させるようにしてもよい。なお、議事録作成部112は、「あー」、「えーと」、「えー」、「まあ」等の間投詞を削除して議事録を作成するようにしてもよい。
図2は、本実施形態に係る第1ワード群のワードと第2ワード群の例を示す図である。符号g11は、第1ワード群のワードの例である。符号g12は、第2ワード群の例である。
(i)手順1;情報提供装置1は、利用者が操作部23を操作した結果に基づいて、少なくとも1つの第1のワードを第1記憶部101に記憶させる。
(ii)手順2;情報提供装置1は、利用者の発話を音声認識して、少なくとも1つの第2ワード群を第2記憶部103に記憶させる。
(iii)手順3;情報提供装置1は、第1記憶部101が記憶する第1ワード群から1つのワード(第1のワード)を抽出する。情報提供装置1は、第2記憶部103が記憶する第2ワード群から第1のワードに対応する1つのワード(第2のワード)を抽出する。情報提供装置1は、第1のワードと第2のワードを、表示部21上に表示させる。
(iv)手順4;利用者は、情報提供装置1が提示した第1のワードと第2のワードを見て、思いつく単語等を発話する。なお、利用者は1人であっても複数であってもよい。情報提供装置1は、利用者の発話に対して音声認識処理等を行って議事録を作成する。
(v)手順5;情報提供装置1は、議事録から結論として導かれたワードを抽出する。情報提供装置1は、抽出したワードを第2のワードとして第2記憶部103に記憶させる。
図3に示す例において、情報提供装置1は、第1のワードとして「スキー」を抽出または設定し、第1のワードに対応する第2のワードとして「温泉」を抽出して提示した例である。
なお、図3に示した第1のワードと第2のワードの提示例は一例であり、これに限らない。情報提供装置1は、第1のワードと第2のワードを上下に並べて提示してもよく、特願2017−157611号に記載のように各ワードに対応する色とともに提示してもよく、特願2017−157611号に記載のように各ワードをアニメーションで提示させるようにしてもよい。
図4は、本実施形態に係る第1記憶部101が記憶する第1ワード群の例を示す図である。図4に示すように、第1記憶部101は、複数のワードを第1ワード群として記憶する。図4に示す例では、第1記憶部101が記憶するワードが、「スキー」、「テニス」、「カーリング」、・・・である。また、第1ワード群が「スキー、テニス、カーリング、・・・」である。
図5は、本実施形態に係る第2記憶部103が記憶する第2ワード群の例を示す図である。図5に示すように、第2記憶部103は、複数のワードを第2ワード群として記憶する。また、第2記憶部103は、第1記憶部101が記憶するワードに対応付けて第2ワード群を記憶する。図5に示す例では、第1記憶部101が記憶するワード「スキー」に対応付けられている第2記憶部103が記憶するワードが、「温泉」、「登山」、「ドライブ」、・・・である。また、第2ワード群が「温泉、登山、ドライブ、・・・」である。また、第1記憶部101が記憶するワード「カーリング」に対応付けられている第2記憶部103が記憶するワードが、「ストーン」、「ブラシ」、「スウィーピング」、・・・である。また、第2ワード群が「ストーン、ブラシ、スウィーピング、・・・」である。
図6は、本実施形態に係る第2記憶部103に第2ワード群を登録する処理手順例を示すフローチャートである。
(ステップS4)第2ワード抽出部104は、取得したワードを第2ワード群に入れて第2記憶部103に記憶させる。
図7は、本実施形態に係る第1のワードと第2のワードを提示した際に作成された議事録から導き出されたワードを抽出する手順例を示すフローチャートである。
(ステップS12)第2ワード抽出部104は、第2記憶部103が記憶する第2ワード群の中から、第1のワードに対応する1つのワードを第1のワードとして抽出する。
(ステップS14)利用者は、提示された第1のワードと第2のワードを見て、思いつくワードを発話する。情報提供装置1は、発話された音声に対して音声認識、テキスト変換および係り受け解析を行って、議事録を作成して議事録記憶部113に記憶させる。なお、情報提供装置1は、取得部107が取得した音声信号に対して上記処理をオンラインで行ってもよく、オフラインで行ってもよい。
また、会議の結論として導かれたワードを新たなワードとして第2ワード群に記憶させることで、次回の会議で記憶させた新たなワードを第2のワードに用いることができる。これにより、利用者のひらめきの創出を活性化することができる。
上述した例では、第2記憶部103が、複数のワードを第2ワード群として記憶する例を説明したが、これに限らない。複数のワードにレベルを付与して記憶するようにしてもよい。
この場合、第2ワード抽出部104は、第2ワード群(AAA,BBB,CCC,DDD,EEE,FFF,GGG,HHH,III,JJJ,KKK,LLL)の中から1つをランダムに抽出することになる。
第1変形例では、第2ワード抽出部104は、例えばレベル4のワードのグループ(JJJ,KKK,LLL)の中から1つをランダムに抽出することになる。
第2変形例では、会議やディスカッションの議事録からワードを取得する際に、データマイニングによってワードを選定する。
第2ワード抽出部104は、議事録記憶部113が記憶する議事録情報を読み出し、読み出した議事録情報に対してデータマイニングの手法によって発話されたワードの相関、ルール等を解析することで、発話されたワードのパターンを解析する。用いる手法は、例えば、知識発見(探索)的データマイニング、または仮説検証(目的志向)的データマイニングである。このようにして解析されたパターンが図9のパターンである。図9においては、例えば「第6のワード」が結論のワードであるとする。なお、第2ワード抽出部104は、データマイニングの解析に用いるモデルを記憶している。
この場合も、第2ワード抽出部104は、推定したワードを、第2ワード群に加えて第2記憶部103に記憶させることができる。なお、情報提供装置1は、第1変形例のように、推定したワードをレベル分けして記憶させてもよい。また、第2ワード抽出部104が推定する結論のワードは1つに限らず、2つ以上であってもよい。例えば、図9において、「第6のワード」と「第5のワード」の相関が強く、「第6のワード」が「第5のワード」の派生として検出された場合、第2ワード抽出部104は、「第6のワード」と「第5のワード」の両方を、第2ワード群に加えて第2記憶部103に記憶させるようにしてもよい。
このように、第2ワード抽出部104は、導く過程で用いられたワードを第2ワード群に追加するようにしてもよい。このように、導く過程で用いたれたワードも第2ワード群に追加することで、次回の会議でこの新たなワードを用いることで、より一層新たなワードを想起しやすくできる。
Claims (7)
- 第1ワード群から抽出した第1のワードと、第2ワード群から抽出した第2のワードとを提示する情報提供装置であって、
前記第1ワード群を記憶する第1記憶部と、
前記第2ワード群を記憶する第2記憶部と、
前記第2ワード群からワードを前記第2のワードとして抽出するワード抽出部と、
音声信号を収音する収音部と、
収音された音声信号に対して音声認識する音声認識部と、を備え、
前記第1記憶部は、前記第1ワード群にディスカッションテーマのワード群を記憶しておき、
前記第2記憶部は、前記第2ワード群に前記第1のワードに対応したワード群を記憶しておき、
前記ワード抽出部は、前記第1のワードと前記第2のワードが提示された会議で話者が話した内容を音声認識した結果に基づいて新たなワードを前記第2ワード群に記憶させる、情報提供装置。 - 前記ワード抽出部は、前記第1のワードと前記第2のワードが提示されたことにより導き出されたワードを前記第2ワード群に記憶させる、請求項1に記載の情報提供装置。
- 前記ワード抽出部は、前記導き出されたワードが導き出される過程で用いられたワードを前記第2ワード群に記憶させる、請求項2に記載の情報提供装置。
- 前記ワード抽出部は、前記第1のワードと前記第2のワードが提示された会議の議事録からデータマイニングを用いて会議の結論に至ったワードを抽出し、抽出した前記ワードを第2ワード群に記憶させる、請求項1に記載の情報提供装置。
- 前記第2記憶部は、前記第2ワード群において、ワード毎にレベル分して記憶しておき、
前記ワード抽出部は、レベルの低いワードを第2のワードとして提供する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の情報提供装置。 - 少なくとも1つの第1のワードからなる第1ワード群を記憶する第1記憶部と、第2ワード群を記憶する第2記憶部と、収音部と、収音された音声信号を認識する音声認識部と、を有し、
前記第1記憶部が、前記第1ワード群にディスカッションテーマのワード群を記憶しておき、前記第2記憶部が、前記第2ワード群に前記第1のワードに対応したワード群を記憶しておき、前記第1ワード群から抽出した前記第1のワードと、前記第2ワード群から抽出した第2のワードとを提示する情報提供装置における情報提供方法であって、
第1ワード抽出部が、前記第1ワード群からワードを前記第1のワードとして抽出する第1ワード抽出ステップと、
第2ワード抽出部が、前記第2ワード群から、前記抽出された前記第1のワードに対応するワードを前記第2のワードとして抽出する第2ワード抽出ステップと、
前記第2ワード抽出部が、前記第1のワードと前記第2のワードが提示された会議で話者が話した内容が音声認識された結果に基づいて新たなワードを前記第2ワード群に記憶させるステップと、
を含む情報提供方法。 - 少なくとも1つの第1のワードからなる第1ワード群を記憶する第1記憶部と、第2ワード群を記憶する第2記憶部と、収音部と、収音された音声信号を認識する音声認識部と、を有し、
前記第1記憶部が、前記第1ワード群にディスカッションテーマのワード群を記憶しておき、前記第2記憶部が、前記第2ワード群に前記第1のワードに対応したワード群を記憶しておき、前記第1ワード群から抽出した前記第1のワードと、前記第2ワード群から抽出した第2のワードとを提示する情報提供装置のコンピュータに、
前記第1ワード群からワードを前記第1のワードとして抽出する第1ワード抽出ステップと、
前記第2ワード群から、前記抽出された前記第1のワードに対応するワードを前記第2のワードとして抽出する第2ワード抽出ステップと、
前記第1のワードと前記第2のワードが提示された会議で話者が話した内容が音声認識された結果に基づいて新たなワードを前記第2ワード群に記憶させるステップと、
を実行させるプログラム。
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