JP2015075304A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】空気調和機から不在情報が端末装置に供給される場合において、不在情報が何度も繰り返して端末装置に供給される場合がある。
【解決手段】空気調和機は、空調空間にいる人を検知する人検知センサを備え、人検知センサによって空調空間にいる人が検知されない状態で、かつ、空気調和機の運転が所定の不在時間継続された場合に、空調空間に人がいないことを示す不在情報を端末装置に供給する不在お知らせモードを有している。この空気調和機では、不在お知らせモードにおいて不在情報を端末装置に供給した後、所定の供給禁止解除条件を満たすまでは、不在情報を端末装置に供給しない。
【選択図】図3

Description

本発明は、冷房運転等を行う空気調和機に関する。
空気調和機には、空調空間にいる人を検知する人検知手段を備えるものがある。この空気調和機では、運転状態で人がいない状態が所定時間継続された場合に、空気調和機の運転が自動的に停止される。
特開2008−101880号公報
しかし、ユーザが外出しており、空調空間に人がいない状態が長時間継続される場合であっても、人がいない空調空間において、ユーザが意図的に空気調和機の運転を行うことが考えられる。したがって、運転状態で人がいない状態が所定時間継続された場合に、空気調和機の運転が自動的に停止される場合には、ユーザの意図に反して空気調和機の運転を停止されるという問題がある。
この問題を解消するためには、運転状態で人がいない状態が所定時間継続された場合に、空気調和機の運転を自動的に停止するのでなく、人がいない空調空間において空気調和機の運転が行われていることを示す不在情報を、ユーザの端末装置に供給して、ユーザに知らせることが考えられる。この場合には、ユーザは、必要に応じて、空気調和機の運転を継続したり停止したりすることができるので、ユーザの意図に反して空気調和機の運転を停止されるのを防止できる。しかし、この場合において、運転状態で人がいない状態が長時間継続される場合に、不在情報が何度も繰り返してユーザの端末装置に供給されると、ユーザが不快に感じることがある。
そこで、本発明は、空気調和機から不在情報がユーザの端末装置に供給される場合に、不在情報が何度も繰り返してユーザの端末装置に供給されるのを防止できる空気調和機を提供することを目的とする。
第1の発明に係る空気調和機は、空気調和機のある空調空間にいる人を検知する人検知手段を備え、前記人検知手段によって空調空間にいる人が検知されない状態で、かつ、空気調和機の運転が第1所定時間継続された場合に、空調空間に人がいないことを示す不在情報を端末装置に供給する不在お知らせモードを有しており、不在お知らせモードにおいて不在情報を端末装置に供給した後、所定の供給禁止解除条件を満たすまでは、不在情報を端末装置に供給しないことを特徴とする。
この空気調和機では、不在お知らせモードにおいて、空調空間にいる人が検知されない状態で、かつ、空気調和機の運転が第1所定時間継続された場合に、不在情報が端末装置に供給されるが、不在情報を端末装置に供給した後、所定の供給禁止解除条件を満たすまでは不在情報が端末装置に供給されないので、不在情報が何度も繰り返して端末装置に供給されるのを防止できる。
第2の発明に係る空気調和機は、第1の発明に係る空気調和機であって、所定の供給禁止解除条件は、空気調和機の運転が停止されることであることを特徴とする。
この空気調和機では、不在お知らせモードにおいて、不在情報を端末装置に供給した後、空気調和機の運転が停止されるまでは不在情報が端末装置に供給されないので、不在情報が何度も繰り返して端末装置に供給されるのを防止できる。
第3の発明に係る空気調和機は、第1の発明に係る空気調和機であって、所定の供給禁止解除条件は、不在情報を端末装置に供給した後で第2所定時間が経過することであることを特徴とする。
この空気調和機では、不在お知らせモードにおいて、不在情報を端末装置に供給した後、不在情報を端末装置に供給した後で第2所定時間が経過するまでは不在情報が端末装置に供給されないので、不在情報が何度も繰り返して端末装置に供給されるのを防止できる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1の発明では、不在お知らせモードにおいて、空調空間にいる人が検知されない状態で、かつ、空気調和機の運転が第1所定時間継続された場合に、不在情報が端末装置に供給されるが、不在情報を端末装置に供給した後、所定の供給禁止解除条件を満たすまでは不在情報が端末装置に供給されないので、不在情報が何度も繰り返して端末装置に供給されるのを防止できる。
第2の発明では、不在お知らせモードにおいて、不在情報を端末装置に供給した後、空気調和機の運転が停止されるまでは不在情報が端末装置に供給されないので、不在情報が何度も繰り返して端末装置に供給されるのを防止できる。
第3の発明では、不在お知らせモードにおいて、不在情報を端末装置に供給した後、不在情報を端末装置に供給した後で第2所定時間が経過するまでは不在情報が端末装置に供給されないので、不在情報が何度も繰り返して端末装置に供給されるのを防止できる。
本発明の第1実施形態に係る空気調和機の冷媒回路を示す回路図である。 本発明の第1実施形態に係る空気調和機の制御部を説明する図である。 不在お知らせモードで運転される場合の制御を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る空気調和機の制御部を説明する図である。 不在お知らせモードで運転される場合の制御を説明する図である。
以下、本発明の実施形態に係る空気調和機1について説明する。
(第1実施形態)
<空気調和機1の全体構成>
図1に示すように、本実施形態の空気調和機1は、室内に設置される室内機2と、室外に設置される室外機3とを備えている。そして、空気調和機1は、圧縮機10と、四方弁11、室外熱交換器12と、膨張弁(減圧機構)13と、室内熱交換器14とを接続した冷媒回路を備えている。冷媒回路において、圧縮機10の吐出口に四方弁11を介して室外熱交換器12が接続され、その室外熱交換器12に膨張弁13が接続される。そして、膨張弁13に室内熱交換器14の一端が接続され、その室内熱交換器14の他端に四方弁11を介して圧縮機10の吸込口が接続される。
空気調和機1は、自動運転、冷房運転、暖房運転、除湿運転及び送風運転のいずれかの運転が可能であって、空気調和機1に付属されたコントローラや、ユーザの端末装置によって、いずれかの運転を選択して運転開始操作を行ったり、運転切換操作や運転停止操作を行ったりすることができる。また、コントローラやユーザの端末装置では、室内温度の設定温度を設定することができる。ユーザの端末装置は、例えばスマートフォンなどの液晶端末であって、ネットワークを介して、空気調和機1に対して運転変更命令(運転開始操作、運転停止操作、室内温度の設定温度等)を供給することができる。
冷房運転および除湿運転では、図示実線矢印で示すように、圧縮機10から吐出された冷媒が四方弁11から室外熱交換器12、膨張弁13、室内熱交換器14へと順に流れ、室内熱交換器14を経た冷媒が四方弁11を通って圧縮機10に戻る冷房サイクルまたは除湿サイクルが形成される。すなわち、室外熱交換器12が凝縮器、室内熱交換器14が蒸発器として機能する。
一方、暖房運転では、四方弁11が切換わることにより、図示破線矢印で示すように、圧縮機10から吐出される冷媒が四方弁11から室内熱交換器14、膨張弁13、室外熱交換器12へと順に流れ、室外熱交換器12を経た冷媒が四方弁11を通って圧縮機10に戻る暖房サイクルが形成される。すなわち、室内熱交換器14が凝縮器、室外熱交換器12が蒸発器として機能する。
室内機2内には、室内熱交換器14に対向した室内ファン16が配置される。室内機2の吹出口には、上下方向について吹き出し方向を変更する上下フラップ17が配置される。そして、図1に示すように、室内機2に、室内温度を検出する室内温度センサ(室内温度検出手段)21と、室内湿度を検出する室内湿度センサ(室内湿度検出手段)22が取付けられる。また、室内機2は、室内(空調空間)にいる人を検知する人検知センサ(人検知手段)25を有している。
空気調和機1の制御部50には、空気調和機1に係る各種動作の制御プログラムやデータなどが格納されたROM、空気調和機1の各部の動作を制御する信号を生成するために各種演算を実行するCPU、各種設定やCPUでの演算結果などのデータを一時保管するRAMなどの部材が含まれている。これら各種部材およびソフトウェアによって、図2に示すように、タイマー51と、不在判断部52と、解除判断部53とが形成されている。
タイマー51は、人検知センサ25によって空調空間にいる人が検知されない状態において、空気調和機1の運転の継続時間を計測する。
不在判断部52は、人検知センサ25によって空調空間にいる人が検知されない状態で、かつ、空気調和機1の運転が所定の不在時間(第1所定時間)継続された場合に、空調空間に人がいないと判断する。したがって、不在判断部52は、タイマー51での計測時間が所定の不在時間に到達した場合に、不在情報を端末装置30に供給すると判断する
解除判断部53は、後述する不在お知らせモードにおいて不在情報を端末装置30に供給した後、所定の供給禁止解除条件を満たした否かを判断する。本実施形態では、所定の供給禁止解除条件は、空気調和機1の運転が停止されることであって、解除判断部53は、空気調和機1の運転が停止された場合に、所定の供給禁止解除条件を満たしたと判断する。
また、空気調和機1の制御部50には、圧縮機10と、四方弁11、膨張弁13と、室内ファン16を駆動するモータ16aと、上下フラップ17を駆動するモータ17aと、室内温度センサ21と、室内湿度センサ22と、人検知センサ25と、空気調和機1に付属されたコントローラ28とが接続される。また、空気調和機1の制御部50は、ユーザの端末装置30から供給された運転変更命令に基づいて空気調和機1の運転を変更する。ユーザの端末装置30は、例えばスマートフォンなどの液晶端末であって、ネットワークを介して、空気調和機1に対して運転変更命令(運転開始操作、運転停止操作、室内温度の設定温度等)を供給することができる。したがって、制御部50は、コントローラ28やユーザの端末装置30からの指令(運転開始操作、運転停止操作、室内温度の設定温度等)や、室内温度センサ21で検知される室内温度や、室内湿度センサ22で検知される室内湿度に基づいて、空気調和機1の運転を制御する。このように、本実施形態の空気調和機1は、コントローラ28からの指令(運転開始操作、運転停止操作、室内温度の設定温度等)に基づいて運転状態が変更されるだけでなく、ユーザの端末装置30から供給される運転変更命令(運転開始操作、運転停止操作、室内温度の設定温度等)に基づいて運転状態が変更されるものである。
ここで、コントローラ28には、表示部と、温度調整部と、運転開始ボタンと、停止ボタンとが設けられている。また、コントローラ28には、運転選択部と、風量選択部と、風向選択部とが設けられている。
表示部には、運転表示部と、設定温度表示部と、運転モード表示部とが表示されている。運転表示部には、運転選択部で選択された運転(自動、冷房、暖房、除湿及び送風のいずれかの運転)が表示される。また、設定温度表示部には、温度調整部を操作することで変更された温度が表示される。
温度調整部は設定温度を変更するものであり、温度調整部を操作して設定温度を上げたり、温度調整部を操作して設定温度を下げることができる。運転開始ボタンを押すことにより運転選択部により選択した運転が開始され、運転中に停止ボタンを押すことにより運転が停止される。
コントローラ28の運転選択部により、自動、冷房、暖房、除湿及び送風のいずれかに切り換えて選択できる。風量選択部により、風量を自動、微(微量)、弱(少量)及び強(多量)のいずれかに切り換えて選択できる。風向選択部により、風向を自動、上(上方向)、中(水平方向)及び下(下方向)のいずれかに切り換えて選択できる。
そして、コントローラ28には、モード切換部が設けられている。モード切換部により、空気調和機1の高温防止モードを、強制運転モード、お知らせモード及び切のいずれかに切り換えることができる。本実施形態の空気調和機1では、高温防止モードが切に切り換えられた場合、不在お知らせモードが設定される。
したがって、本実施形態の空気調和機1では、モード切換部によって、強制運転モード、お知らせモード及び不在お知らせモード(高温防止モードの切)のいずれかが設定される。よって、空気調和機1において、強制運転モードでの運転と、お知らせモードでの運転と、不在お知らせモードでの運転とは同時に行われることはない。
強制運転モードでは、室内が高温状態や高湿状態である場合に、室内温度及び室内湿度に基づいて、強制運転が自動的に開始される。したがって、強制運転モードに切り換えた場合、室内が高温状態や高湿状態になったときに、ユーザがコントローラ28や端末装置30によって運転開始操作を行わなかった場合でも、強制運転が自動的に開始されて、室内温度及び室内湿度が低下する。
お知らせモードでは、室内が高温状態や高湿状態である場合に、室内温度及び室内湿度に基づいて、運転開始を促す報知が自動的に行われる。運転開始を促す報知としては、例えば、「室内が高温になっています。冷房運転を開始してください。」という内容が、室内機2から音声で報知されたり、室内機2の表示部に表示される。
不在お知らせモードでは、人検知センサ25によって室内にいる人が検知されない状態で、かつ、空気調和機1の運転が所定の不在時間だけ継続された場合に、室内に人がいないことを示す不在情報をユーザの端末装置30に供給する。本実施形態の空気調和機1では、不在お知らせモードにおいて不在情報がユーザの端末装置30に供給された場合、不在情報として、例えば、「室内に人がいない状態で空気調和機が運転されています。」という内容が、ユーザの端末装置30に供給され、端末装置30の表示画面に表示される。このとき、空気調和機1から供給された不在情報は、ユーザの端末装置30に記憶されるので、空気調和機1から不在情報が一度供給された後において、ユーザは、端末装置30に記憶された不在情報を見ることができる。したがって、本発明の空気調和機1では、不在情報を端末装置30に一度供給すると、その後、ユーザは端末装置30に記憶された不在情報を見ることができるので、不在情報を何度も繰り返して端末装置30に供給しない。
次に、空気調和機1の不在お知らせモードにおける制御について、図3を参照しつつ説明する。
まず、空気調和機1の運転停止時において、コントローラ30のモード切換部によって、不在お知らせモード(高温防止モードの切)に切り換えられる(ステップS1)。
不在お知らせモードにおいて、人検知センサ25によって室内にいる人が検知されない状態であるかを繰り返し判断する(ステップS2)。人検知センサ25によって室内にいる人が検知されない状態であると判断した場合には(ステップS2:YES)、人検知センサ25によって室内にいる人が検知されない状態において、空気調和機1の運転が所定の不在時間だけ継続されたかを判断する(ステップS3)。空気調和機1の運転が所定の不在時間だけ継続されたと判断した場合には(ステップS3:YES)、室内に人がいないことを示す不在情報をユーザの端末装置30に供給する。一方、空気調和機1の運転が所定の不在時間だけ継続されてないと判断した場合には(ステップS4:NO)、ステップS2に移行する。
不在情報をユーザの端末装置30に供給した後、空気調和機1の運転が停止されたかを繰り返し判断する(ステップS5)。空気調和機1の運転が停止されたと判断した場合には(ステップS5:YES)、不在情報の供給禁止状態を解除する(ステップS6)。その後、ステップS2に移行する。
<本実施形態の空気調和機の特徴>
本実施形態の空気調和機1では、不在お知らせモードにおいて、空調空間にいる人が検知されない状態で、かつ、空気調和機の運転が所定の不在時間継続された場合に、不在情報が端末装置30に供給されるが、不在情報を端末装置30に供給した後、所定の供給禁止解除条件を満たすまでは不在情報が端末装置30に供給されないので、不在情報が何度も繰り返して端末装置30に供給されるのを防止できる。
また、本実施形態の空気調和機1では、所定の供給禁止解除条件が、空気調和機の運転が停止されることであって、不在お知らせモードにおいて、不在情報を端末装置30に供給した後、空気調和機1の運転が停止されるまでは不在情報が端末装置30に供給されないので、不在情報が何度も繰り返して端末装置30に供給されるのを防止できる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態に係る空気調和機では、第1実施形態において、所定の供給禁止解除条件は、空気調和機の運転が停止されることであるのに対し、本実施形態では、所定の供給禁止解除条件が、不在情報を端末装置に供給した後で所定の解除時間(第2所定時間)が経過することである点で異なるが、その他の構成は同一であるので、詳細な説明は詳細な説明は省略する。
図4に示すように、空気調和機の制御部150には、空気調和機に係る各種動作の制御プログラムやデータなどが格納されたROM、空気調和機の各部の動作を制御する信号を生成するために各種演算を実行するCPU、各種設定やCPUでの演算結果などのデータを一時保管するRAMなどの部材が含まれている。これら各種部材およびソフトウェアによって、図1に示すように、タイマー151と、不在判断部52と、解除判断部153とが形成されている。
タイマー151は、人検知センサ25によって空調空間にいる人が検知されない状態において、空気調和機の運転の継続時間を計測する。また、タイマー151は、不在情報を端末装置30に供給した後での経過した時間を計測する。
不在判断部52は、人検知センサ25によって空調空間にいる人が検知されない状態で、かつ、空気調和機1の運転が所定の不在時間(第1所定時間)継続された場合に、空調空間に人がいないと判断する。したがって、不在判断部52は、タイマー51での計測時間が所定の不在時間に到達した場合に、不在情報を端末装置30に供給すると判断する
解除判断部153は、不在お知らせモードにおいて不在情報を端末装置30に供給した後、所定の供給禁止解除条件を満たした否かを判断する。本実施形態では、所定の供給禁止解除条件は、不在情報を端末装置30に供給した後で所定の解除時間(第2所定時間)が経過することであって、解除判断部53は、不在情報を端末装置30に供給した後で所定の解除時間が経過した場合に、所定の供給禁止解除条件を満たしたと判断する。
不在お知らせモードでは、人検知センサ25によって室内にいる人が検知されない状態で、かつ、空気調和機の運転が所定の不在時間だけ継続された場合に、室内に人がいないことを示す不在情報をユーザの端末装置30に供給する。本実施形態の空気調和機では、不在お知らせモードにおいて不在情報がユーザの端末装置30に供給された場合、不在情報として、例えば、「室内に人がいない状態で空気調和機が運転されています。」という内容が、ユーザの端末装置30に供給され、端末装置30の表示画面に表示される。
次に、空気調和機の不在お知らせモードにおける制御について、図5を参照しつつ説明する。
まず、空気調和機の運転停止時において、コントローラ30のモード切換部によって、不在お知らせモード(高温防止モードの切)に切り換えられる(ステップS1)。
不在お知らせモードにおいて、人検知センサ25によって室内にいる人が検知されない状態であるかを繰り返し判断する(ステップS2)。人検知センサ25によって室内にいる人が検知されない状態であると判断した場合には(ステップS2:YES)、人検知センサ25によって室内にいる人が検知されない状態において、空気調和機の運転が所定の不在時間だけ継続されたかを判断する(ステップS3)。空気調和機の運転が所定の不在時間だけ継続されたと判断した場合には(ステップS3:YES)、室内に人がいないことを示す不在情報をユーザの端末装置30に供給する。一方、空気調和機の運転が所定の不在時間だけ継続されてないと判断した場合には(ステップS4:NO)、ステップS2に移行する。
不在情報をユーザの端末装置30に供給した後、所定の解除時間が経過したかを繰り返し判断する(ステップS105)。所定の解除時間が経過したと判断した場合には(ステップS5:YES)、不在情報の供給禁止状態を解除する(ステップS6)。その後、ステップS2に移行する。
<本実施形態の空気調和機の特徴>
本実施形態の空気調和機では、所定の供給禁止解除条件が、不在情報を端末装置30に供給した後で所定の解除時間(第2所定時間)が経過することであって、不在お知らせモードにおいて、不在情報を端末装置30に供給した後、不在情報を端末装置30に供給した後で解除時間が経過するまでは不在情報が端末装置30に供給されないので、不在情報が何度も繰り返して端末装置30に供給されるのを防止できる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上述の実施形態では、強制運転が自動的に開始される強制運転モードと、運転開始を促す報知が自動的に行われるお知らせモードと、不在であることを知らせる不在お知らせモードとを有している場合について説明したが、不在お知らせモードを有する空気調和機において本発明の効果が得られる。
また、上述の実施形態では、不在お知らせモードにおいて、所定の供給禁止解除条件が、空気調和機の運転が停止されることである場合と、不在情報を端末装置に供給した後で第2所定時間が経過することである場合について説明したが、所定の供給禁止解除条件は変更してもよい。
本発明を利用すれば、空気調和機から不在情報が端末装置に供給される場合において、不在情報が何度も繰り返して端末装置に供給されるのを防止できる。
1 空気調和機
2 室内機
3 室外機
25 人検知センサ
30 端末装置
本発明は、冷房運転等を行う空気調和機に関する。
空気調和機には、空調空間にいる人を検知する人検知手段を備えるものがある。この空気調和機では、運転状態で人がいない状態が所定時間継続された場合に、空気調和機の運転が自動的に停止される。
特開2008−101880号公報
しかし、ユーザが外出しており、空調空間に人がいない状態が長時間継続される場合であっても、人がいない空調空間において、ユーザが意図的に空気調和機の運転を行うことが考えられる。したがって、運転状態で人がいない状態が所定時間継続された場合に、空気調和機の運転が自動的に停止される場合には、ユーザの意図に反して空気調和機の運転を停止されるという問題がある。
この問題を解消するためには、運転状態で人がいない状態が所定時間継続された場合に、空気調和機の運転を自動的に停止するのでなく、人がいない空調空間において空気調和機の運転が行われていることを示す不在情報を、ユーザの端末装置に供給して、ユーザに知らせることが考えられる。この場合には、ユーザは、必要に応じて、空気調和機の運転を継続したり停止したりすることができるので、ユーザの意図に反して空気調和機の運転を停止されるのを防止できる。しかし、この場合において、運転状態で人がいない状態が長時間継続される場合に、不在情報が何度も繰り返してユーザの端末装置から報知されると、ユーザが不快に感じることがある。
そこで、本発明は、不在情報がユーザの端末装置から報知される場合に、不在情報が何度も繰り返してユーザの端末装置から報知されるのを防止できる空気調和機を提供することを目的とする。
第1の発明に係る空気調和機は、空気調和機のある空調空間にいる人を検知する人検知手段を備え、前記人検知手段によって空調空間にいる人が検知されない状態で、かつ、空気調和機の運転が第1所定時間継続された場合に、空調空間に人がいないことを示す不在情報を端末装置に供給する不在お知らせモードを有しており、不在お知らせモードにおいて不在情報が端末装置から報知された後、不在情報が端末装置から継続して報知されないことを特徴とする。
この空気調和機では、不在お知らせモードにおいて、空調空間にいる人が検知されない状態で、かつ、空気調和機の運転が第1所定時間継続された場合に、不在情報が端末装置に供給されるが、不在情報が端末装置から報知された後、不在情報が端末装置から継続して報知されないので、不在情報が何度も繰り返して端末装置から報知されるのを防止できる。
第2の発明に係る空気調和機は、第1の発明に係る空気調和機であって、 空気調和機の運転中は、不在情報が端末装置から継続して報知されないことを特徴とする。
この空気調和機では、不在お知らせモードにおいて、不在情報を端末装置に供給した後、空気調和機の運転が停止されるまでは不在情報が端末装置から報知されないので、不在情報が何度も繰り返して端末装置から報知されるのを防止できる。
第3の発明に係る空気調和機は、第1の発明に係る空気調和機であって、不在情報が端末装置から報知された後で第2所定時間が経過するまでは、不在情報が端末装置から継続して報知されないことを特徴とする。
この空気調和機では、不在お知らせモードにおいて、不在情報が端末装置から報知された後で第2所定時間が経過するまでは、不在情報が端末装置から継続して報知されないので、不在情報が何度も繰り返して端末装置から報知されるのを防止できる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1の発明では、不在お知らせモードにおいて、空調空間にいる人が検知されない状態で、かつ、空気調和機の運転が第1所定時間継続された場合に、不在情報が端末装置に供給されるが、不在情報が端末装置から報知された後、不在情報が端末装置から継続して報知されないので、不在情報が何度も繰り返して端末装置から報知されるのを防止できる。
第2の発明では、不在お知らせモードにおいて、不在情報を端末装置に供給した後、空気調和機の運転が停止されるまでは不在情報が端末装置から報知されないので、不在情報が何度も繰り返して端末装置から報知されるのを防止できる。
第3の発明では、不在お知らせモードにおいて、不在情報が端末装置から報知された後で第2所定時間が経過するまでは、不在情報が端末装置から継続して報知されないので、不在情報が何度も繰り返して端末装置から報知されるのを防止できる。
本発明の第1実施形態に係る空気調和機の冷媒回路を示す回路図である。 本発明の第1実施形態に係る空気調和機の制御部を説明する図である。 不在お知らせモードで運転される場合の制御を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る空気調和機の制御部を説明する図である。 不在お知らせモードで運転される場合の制御を説明する図である。
以下、本発明の実施形態に係る空気調和機1について説明する。
(第1実施形態)
<空気調和機1の全体構成>
図1に示すように、本実施形態の空気調和機1は、室内に設置される室内機2と、室外に設置される室外機3とを備えている。そして、空気調和機1は、圧縮機10と、四方弁11、室外熱交換器12と、膨張弁(減圧機構)13と、室内熱交換器14とを接続した冷媒回路を備えている。冷媒回路において、圧縮機10の吐出口に四方弁11を介して室外熱交換器12が接続され、その室外熱交換器12に膨張弁13が接続される。そして、膨張弁13に室内熱交換器14の一端が接続され、その室内熱交換器14の他端に四方弁11を介して圧縮機10の吸込口が接続される。
空気調和機1は、自動運転、冷房運転、暖房運転、除湿運転及び送風運転のいずれかの運転が可能であって、空気調和機1に付属されたコントローラや、ユーザの端末装置によって、いずれかの運転を選択して運転開始操作を行ったり、運転切換操作や運転停止操作を行ったりすることができる。また、コントローラやユーザの端末装置では、室内温度の設定温度を設定することができる。ユーザの端末装置は、例えばスマートフォンなどの液晶端末であって、ネットワークを介して、空気調和機1に対して運転変更命令(運転開始操作、運転停止操作、室内温度の設定温度等)を供給することができる。
冷房運転および除湿運転では、図示実線矢印で示すように、圧縮機10から吐出された冷媒が四方弁11から室外熱交換器12、膨張弁13、室内熱交換器14へと順に流れ、室内熱交換器14を経た冷媒が四方弁11を通って圧縮機10に戻る冷房サイクルまたは除湿サイクルが形成される。すなわち、室外熱交換器12が凝縮器、室内熱交換器14が蒸発器として機能する。
一方、暖房運転では、四方弁11が切換わることにより、図示破線矢印で示すように、圧縮機10から吐出される冷媒が四方弁11から室内熱交換器14、膨張弁13、室外熱交換器12へと順に流れ、室外熱交換器12を経た冷媒が四方弁11を通って圧縮機10に戻る暖房サイクルが形成される。すなわち、室内熱交換器14が凝縮器、室外熱交換器12が蒸発器として機能する。
室内機2内には、室内熱交換器14に対向した室内ファン16が配置される。室内機2の吹出口には、上下方向について吹き出し方向を変更する上下フラップ17が配置される。そして、図1に示すように、室内機2に、室内温度を検出する室内温度センサ(室内温度検出手段)21と、室内湿度を検出する室内湿度センサ(室内湿度検出手段)22が取付けられる。また、室内機2は、室内(空調空間)にいる人を検知する人検知センサ(人検知手段)25を有している。
空気調和機1の制御部50には、空気調和機1に係る各種動作の制御プログラムやデータなどが格納されたROM、空気調和機1の各部の動作を制御する信号を生成するために各種演算を実行するCPU、各種設定やCPUでの演算結果などのデータを一時保管するRAMなどの部材が含まれている。これら各種部材およびソフトウェアによって、図2に示すように、タイマー51と、不在判断部52と、解除判断部53とが形成されている。
タイマー51は、人検知センサ25によって空調空間にいる人が検知されない状態において、空気調和機1の運転の継続時間を計測する。
不在判断部52は、人検知センサ25によって空調空間にいる人が検知されない状態で、かつ、空気調和機1の運転が所定の不在時間(第1所定時間)継続された場合に、空調空間に人がいないと判断する。したがって、不在判断部52は、タイマー51での計測時間が所定の不在時間に到達した場合に、不在情報を端末装置30に供給すると判断する
解除判断部53は、後述する不在お知らせモードにおいて不在情報を端末装置30に供給した後、所定の供給禁止解除条件を満たした否かを判断する。本実施形態では、所定の供給禁止解除条件は、空気調和機1の運転が停止されることであって、解除判断部53は、空気調和機1の運転が停止された場合に、所定の供給禁止解除条件を満たしたと判断する。
また、空気調和機1の制御部50には、圧縮機10と、四方弁11、膨張弁13と、室内ファン16を駆動するモータ16aと、上下フラップ17を駆動するモータ17aと、室内温度センサ21と、室内湿度センサ22と、人検知センサ25と、空気調和機1に付属されたコントローラ28とが接続される。また、空気調和機1の制御部50は、ユーザの端末装置30から供給された運転変更命令に基づいて空気調和機1の運転を変更する。ユーザの端末装置30は、例えばスマートフォンなどの液晶端末であって、ネットワークを介して、空気調和機1に対して運転変更命令(運転開始操作、運転停止操作、室内温度の設定温度等)を供給することができる。したがって、制御部50は、コントローラ28やユーザの端末装置30からの指令(運転開始操作、運転停止操作、室内温度の設定温度等)や、室内温度センサ21で検知される室内温度や、室内湿度センサ22で検知される室内湿度に基づいて、空気調和機1の運転を制御する。このように、本実施形態の空気調和機1は、コントローラ28からの指令(運転開始操作、運転停止操作、室内温度の設定温度等)に基づいて運転状態が変更されるだけでなく、ユーザの端末装置30から供給される運転変更命令(運転開始操作、運転停止操作、室内温度の設定温度等)に基づいて運転状態が変更されるものである。
ここで、コントローラ28には、表示部と、温度調整部と、運転開始ボタンと、停止ボタンとが設けられている。また、コントローラ28には、運転選択部と、風量選択部と、風向選択部とが設けられている。
表示部には、運転表示部と、設定温度表示部と、運転モード表示部とが表示されている。運転表示部には、運転選択部で選択された運転(自動、冷房、暖房、除湿及び送風のいずれかの運転)が表示される。また、設定温度表示部には、温度調整部を操作することで変更された温度が表示される。
温度調整部は設定温度を変更するものであり、温度調整部を操作して設定温度を上げたり、温度調整部を操作して設定温度を下げることができる。運転開始ボタンを押すことにより運転選択部により選択した運転が開始され、運転中に停止ボタンを押すことにより運転が停止される。
コントローラ28の運転選択部により、自動、冷房、暖房、除湿及び送風のいずれかに切り換えて選択できる。風量選択部により、風量を自動、微(微量)、弱(少量)及び強(多量)のいずれかに切り換えて選択できる。風向選択部により、風向を自動、上(上方向)、中(水平方向)及び下(下方向)のいずれかに切り換えて選択できる。
そして、コントローラ28には、モード切換部が設けられている。モード切換部により、空気調和機1の高温防止モードを、強制運転モード、お知らせモード及び切のいずれかに切り換えることができる。本実施形態の空気調和機1では、高温防止モードが切に切り換えられた場合、不在お知らせモードが設定される。
したがって、本実施形態の空気調和機1では、モード切換部によって、強制運転モード、お知らせモード及び不在お知らせモード(高温防止モードの切)のいずれかが設定される。よって、空気調和機1において、強制運転モードでの運転と、お知らせモードでの運転と、不在お知らせモードでの運転とは同時に行われることはない。
強制運転モードでは、室内が高温状態や高湿状態である場合に、室内温度及び室内湿度に基づいて、強制運転が自動的に開始される。したがって、強制運転モードに切り換えた場合、室内が高温状態や高湿状態になったときに、ユーザがコントローラ28や端末装置30によって運転開始操作を行わなかった場合でも、強制運転が自動的に開始されて、室内温度及び室内湿度が低下する。
お知らせモードでは、室内が高温状態や高湿状態である場合に、室内温度及び室内湿度に基づいて、運転開始を促す報知が自動的に行われる。運転開始を促す報知としては、例えば、「室内が高温になっています。冷房運転を開始してください。」という内容が、室内機2から音声で報知されたり、室内機2の表示部に表示される。
不在お知らせモードでは、人検知センサ25によって室内にいる人が検知されない状態で、かつ、空気調和機1の運転が所定の不在時間だけ継続された場合に、室内に人がいないことを示す不在情報をユーザの端末装置30に供給する。本実施形態の空気調和機1では、不在お知らせモードにおいて不在情報がユーザの端末装置30に供給された場合、不在情報として、例えば、「室内に人がいない状態で空気調和機が運転されています。」という内容が、ユーザの端末装置30に供給され、端末装置30の表示画面に表示される。このとき、空気調和機1から供給された不在情報は、ユーザの端末装置30に記憶されるので、空気調和機1から不在情報が一度供給された後において、ユーザは、端末装置30に記憶された不在情報を見ることができる。したがって、本発明の空気調和機1では、不在情報を端末装置30に一度供給すると、その後、ユーザは端末装置30に記憶された不在情報を見ることができるので、不在情報を何度も繰り返して端末装置30に供給しない。
次に、空気調和機1の不在お知らせモードにおける制御について、図3を参照しつつ説明する。
まず、空気調和機1の運転停止時において、コントローラ30のモード切換部によって、不在お知らせモード(高温防止モードの切)に切り換えられる(ステップS1)。
不在お知らせモードにおいて、人検知センサ25によって室内にいる人が検知されない状態であるかを繰り返し判断する(ステップS2)。人検知センサ25によって室内にいる人が検知されない状態であると判断した場合には(ステップS2:YES)、人検知センサ25によって室内にいる人が検知されない状態において、空気調和機1の運転が所定の不在時間だけ継続されたかを判断する(ステップS3)。空気調和機1の運転が所定の不在時間だけ継続されたと判断した場合には(ステップS3:YES)、室内に人がいないことを示す不在情報をユーザの端末装置30に供給する。一方、空気調和機1の運転が所定の不在時間だけ継続されてないと判断した場合には(ステップS4:NO)、ステップS2に移行する。
不在情報をユーザの端末装置30に供給した後、空気調和機1の運転が停止されたかを繰り返し判断する(ステップS5)。空気調和機1の運転が停止されたと判断した場合には(ステップS5:YES)、不在情報の供給禁止状態を解除する(ステップS6)。その後、ステップS2に移行する。
<本実施形態の空気調和機の特徴>
本実施形態の空気調和機1では、不在お知らせモードにおいて、空調空間にいる人が検知されない状態で、かつ、空気調和機の運転が所定の不在時間継続された場合に、不在情報が端末装置30に供給されるが、不在情報が端末装置30から報知された後、空気調和機1の運転中は、不在情報が端末装置30から報知されないので、不在情報が何度も繰り返して端末装置30から報知されるのを防止できる。
また、本実施形態の空気調和機1では、所定の供給禁止解除条件が、空気調和機の運転が停止されることであって、不在お知らせモードにおいて、不在情報が端末装置30から報知された後、空気調和機1の運転が停止されるまでは不在情報が端末装置30から報知されないので、不在情報が何度も繰り返して端末装置30から報知されるのを防止できる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態に係る空気調和機では、第1実施形態において、所定の供給禁止解除条件は、空気調和機の運転が停止されることであるのに対し、本実施形態では、所定の供給禁止解除条件が、不在情報を端末装置に供給した後で所定の解除時間(第2所定時間)が経過することである点で異なるが、その他の構成は同一であるので、詳細な説明は詳細な説明は省略する。
図4に示すように、空気調和機の制御部150には、空気調和機に係る各種動作の制御プログラムやデータなどが格納されたROM、空気調和機の各部の動作を制御する信号を生成するために各種演算を実行するCPU、各種設定やCPUでの演算結果などのデータを一時保管するRAMなどの部材が含まれている。これら各種部材およびソフトウェアによって、図1に示すように、タイマー151と、不在判断部52と、解除判断部153とが形成されている。
タイマー151は、人検知センサ25によって空調空間にいる人が検知されない状態において、空気調和機の運転の継続時間を計測する。また、タイマー151は、不在情報を端末装置30に供給した後での経過した時間を計測する。
不在判断部52は、人検知センサ25によって空調空間にいる人が検知されない状態で、かつ、空気調和機1の運転が所定の不在時間(第1所定時間)継続された場合に、空調空間に人がいないと判断する。したがって、不在判断部52は、タイマー51での計測時間が所定の不在時間に到達した場合に、不在情報を端末装置30に供給すると判断する
解除判断部153は、不在お知らせモードにおいて不在情報を端末装置30に供給した後、所定の供給禁止解除条件を満たした否かを判断する。本実施形態では、所定の供給禁止解除条件は、不在情報を端末装置30に供給した後で所定の解除時間(第2所定時間)が経過することであって、解除判断部53は、不在情報を端末装置30に供給した後で所定の解除時間が経過した場合に、所定の供給禁止解除条件を満たしたと判断する。
不在お知らせモードでは、人検知センサ25によって室内にいる人が検知されない状態で、かつ、空気調和機の運転が所定の不在時間だけ継続された場合に、室内に人がいないことを示す不在情報をユーザの端末装置30に供給する。本実施形態の空気調和機では、不在お知らせモードにおいて不在情報がユーザの端末装置30に供給された場合、不在情報として、例えば、「室内に人がいない状態で空気調和機が運転されています。」という内容が、ユーザの端末装置30に供給され、端末装置30の表示画面に表示される。
次に、空気調和機の不在お知らせモードにおける制御について、図5を参照しつつ説明する。
まず、空気調和機の運転停止時において、コントローラ30のモード切換部によって、不在お知らせモード(高温防止モードの切)に切り換えられる(ステップS1)。
不在お知らせモードにおいて、人検知センサ25によって室内にいる人が検知されない状態であるかを繰り返し判断する(ステップS2)。人検知センサ25によって室内にいる人が検知されない状態であると判断した場合には(ステップS2:YES)、人検知センサ25によって室内にいる人が検知されない状態において、空気調和機の運転が所定の不在時間だけ継続されたかを判断する(ステップS3)。空気調和機の運転が所定の不在時間だけ継続されたと判断した場合には(ステップS3:YES)、室内に人がいないことを示す不在情報をユーザの端末装置30に供給する。一方、空気調和機の運転が所定の不在時間だけ継続されてないと判断した場合には(ステップS4:NO)、ステップS2に移行する。
不在情報をユーザの端末装置30に供給した後、所定の解除時間が経過したかを繰り返し判断する(ステップS105)。所定の解除時間が経過したと判断した場合には(ステップS5:YES)、不在情報の供給禁止状態を解除する(ステップS6)。その後、ステップS2に移行する。
<本実施形態の空気調和機の特徴>
本実施形態の空気調和機では、所定の供給禁止解除条件が、不在情報を端末装置30に供給した後で所定の解除時間(第2所定時間)が経過することであって、不在お知らせモードにおいて、不在情報が端末装置30から報知された後、不在情報が端末装置30から報知された後で解除時間が経過するまでは不在情報が端末装置30から報知されないので、不在情報が何度も繰り返して端末装置30から報知されるのを防止できる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上述の実施形態では、強制運転が自動的に開始される強制運転モードと、運転開始を促す報知が自動的に行われるお知らせモードと、不在であることを知らせる不在お知らせモードとを有している場合について説明したが、不在お知らせモードを有する空気調和機において本発明の効果が得られる。
また、上述の実施形態では、不在お知らせモードにおいて、所定の供給禁止解除条件が、空気調和機の運転が停止されることである場合と、不在情報を端末装置に供給した後で第2所定時間が経過することである場合について説明したが、所定の供給禁止解除条件は変更してもよい。
本発明を利用すれば、不在情報が端末装置から報知される場合において、不在情報が何度も繰り返して端末装置から報知されるのを防止できる。
1 空気調和機
2 室内機
3 室外機
25 人検知センサ
30 端末装置

Claims (3)

  1. 空気調和機のある空調空間にいる人を検知する人検知手段を備え、
    前記人検知手段によって空調空間にいる人が検知されない状態で、かつ、空気調和機の運転が第1所定時間継続された場合に、空調空間に人がいないことを示す不在情報を端末装置に供給する不在お知らせモードを有しており、
    不在お知らせモードにおいて不在情報を端末装置に供給した後、所定の供給禁止解除条件を満たすまでは、不在情報を端末装置に供給しないことを特徴とする空気調和機。
  2. 所定の供給禁止解除条件は、空気調和機の運転が停止されることであることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 所定の供給禁止解除条件は、不在情報を端末装置に供給した後で第2所定時間が経過することであることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
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