JP2015073834A - 厨房装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】調理台上で調理作業を行う利用者にとって計量装置が邪魔になり難く、調理作業を効率よく行うことができる厨房装置を提供する。【解決手段】調理台2と、計量装置6とを備える。計量装置6は計量部64と表示部62を有して、計量部64に載せられた被計量物7の重量を計量して計量結果を表示部62に表示するものである。調理台2の上面に上方に開口する凹所212が形成される。計量部64が凹所212の底部上に載せられて凹所212内に設けられる。載せ台61の上面が調理台2の上面側に露出する。【選択図】図1
Description
本発明は厨房装置に関する。
特許文献1には、調理台を備えた厨房装置が開示されている。
ところで、厨房装置の調理台上において調理作業を行う際には、計量器を用いて食材等の重量を計量することがある。しかし、計量器を調理台上に載せると、調理作業を行う利用者にとって計量器が邪魔になって調理作業を効率よく行うことが難しくなる。また、計量器を用いないときには、計量器を調理台の上面以外の箇所に移すことで、調理作業を容易に行うことができる。しかし、計量器を用いるときにその都度計量器を移動することが必要となり、この場合も調理作業を効率よく行うことが難しくなる。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであって、調理台上で調理作業を行う利用者にとって計量装置が邪魔になり難く、調理作業を効率よく行うことができる厨房装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明の厨房装置は、調理台と、計量装置とを備え、前記計量装置は計量部と表示部を有して、前記計量部に載せられた被計量物の重量を計量して前記表示部に計量結果を表示するものであり、前記調理台の上面に上方に開口する凹所が形成され、前記計量部が前記凹所の底部上に載せられて前記凹所内に設けられ、前記計量部の上面が前記調理台の上面側に露出したことを特徴とする。
また、前記計量部の上面と前記調理台の上面とが面一であることが好ましい。
本発明の厨房装置にあっては、調理台上で調理作業を行う利用者は、凹所に設けられた計量部の上面に被計量物を載せることで、被計量物の重量を容易に測定することができる。また、計量装置の計量部は、調理台の上面に形成された凹所に設けられるため、調理台上に大きく突出しないようにすることができる。このため、調理台を利用する利用者にとって計量部が邪魔になり難くなり、これにより利用者は調理台上のスペースを有効に利用して効率よく調理作業を行うことができる。また、計量装置を利用しないときに別の箇所に移す必要がなく、この点でも調理作業を効率よく行うことが可能になる。
以下、添付図面に基づき本発明の実施形態について説明する。なお、以下では、厨房装置1の設置状態における方向を基準にし、厨房装置1が備える調理台2から見て利用者が位置する側を前側、利用者から見て調理台2側を後側として、厨房装置1について説明する。
図1には第一実施形態の厨房装置1が示されている。厨房装置1は、調理台2、加熱調理器3、シンク4、水栓5、及び計量装置6を備えている。加熱調理器3、シンク4、水栓5、及び計量装置6は、調理台2に設けられている。
調理台2は、台所等の床の上に設置されるキャビネット20と、キャビネット20上に設けられたカウンター21とを有している。キャビネット20は左右方向に長い箱状に形成されている。キャビネット20には、物品を収納するための収納部200が複数設けられている。各収納部200は、前方に向かって開口している。各収納部200の前端開口部は、キャビネット20の前面に設けられた扉、又は収納部200に引出可能に収納される引出し22の前板220によって開放可能に閉塞される。
カウンター21は調理台2の上面部を構成している。カウンター21は板状であって、平面視で左右に長い矩形状に形成されている。カウンター21は、キャビネット20の左右方向の全長に亘って設けられている。
加熱調理器3は調理台2の左右方向における一端側の部分に設けられている。加熱調理器3は、調理台2に組み込まれたビルトイン式の電磁調理器(IH調理器)である。加熱調理器3の上端部は、カウンター21に形成された上下に貫通する孔210に嵌め込まれている。加熱調理器3の上面は、カウンター21の上面と面一になっている、又はカウンター21の上面よりも僅かに上方に位置している。加熱調理器3の上端部には、加熱調理器3の上面に載せられた被加熱物を誘導加熱するための加熱部30が複数設けられている。加熱部30は、加熱調理器3の上端部における前部両側と後部中央に夫々設けられている。
カウンター21の左右方向における加熱調理器3側と反対側の部分には、シンク4と、シンク4に水を供給するための水栓5が設けられている。水栓5はシンク4の後方に位置している。
加熱調理器3とシンク4は、左右方向に離間して設けられている。カウンター21の左右方向における中央部(加熱調理器3とシンク4の間の部分)の上面は、カウンター21上で調理作業をする際に利用される作業面部211となっている。作業面部211を含めたカウンター21の上面の全体(後述する凹所212を除く)は、連続した略水平な面になっている。作業面部211の上には、作業者が食材や食器等の物品を置くことができるようになっている。
カウンター21の作業面部211には、計量装置6を配置するための有底の凹所212が形成されている。凹所212は、作業面部211において加熱調理器3側に偏った位置に形成されている。
凹所212は、カウンター21を上下に貫通する孔の内周面と、当該孔の内周面の下部から内方に突出した鍔部(不図示)とで構成されている。鍔部は凹所212の底部を構成している。凹所212は平面視略矩形状に形成されており、作業面部211から上方に開口している。
計量装置6は電子秤である。計量装置6は凹所212に合致した略矩形板状に形成されており、その厚みはカウンター21の厚みよりも小さくなっている。
計量装置6の外殻は、底面部を構成するベース60と、上面部を構成する載せ台61とで構成されている。ベース60上には、ロードセル65(図2参照)、制御部66(図2参照)、及び表示部62が設けられている。ロードセル65、制御部66、及び表示部62は、計量装置6の外殻の内側に設けられている。
ベース60上に配置された載せ台61は、ベース60上のロードセル65によって支持されている。載せ台61上に被計量物7が載せられた場合、この被計量物7の荷重はロードセル65に伝わるようになっている。これら載せ台61、ベース60、及びロードセル65によって、被計量物7の計量を行う計量部64が構成されている。
図2には、計量装置6のブロック図が示されている。制御部66は、例えばCPU等の演算器が設けられた電気回路(回路基板)で構成される。制御部66には、ロードセル65が電気接続されている。制御部66は、ロードセル65の出力に基づいて被計量物7の重量を演算し、この演算結果を計量結果として表示部62で表示する。
図1に示されるように、載せ台61の前端部には窓部610が設けられている。窓部610は、透光性を有している。表示部62は窓部610に対応する箇所に配置されている。表示部62は例えば液晶ディスプレイで構成される。表示部62に表示された計量結果は、利用者によって載せ台61の上方から窓部610を通して視認されるようになっている。
載せ台61の前端部には、計量装置6を操作するための操作部611が設けられている。ベース60上には、操作部611と連動するスイッチ67(図2参照)が設けられている。計量装置6の各部の動作は、操作部611の操作によって変化するスイッチ67の検出状態に応じて制御部66で制御される。
計量装置6の外殻をなす計量部64は、ベース60が凹所212の鍔部上に載せられて支持され、カウンター21の凹所212に略隙間無く収納されている。また、計量装置6の上面を構成する計量部64の上面(載せ台61の上面)は、カウンター21の上面側に露出している。
載せ台61上に何ら物体を載せていない状態において、載せ台61の上面は、作業面部211の上面と面一となっている。なお、ここで言う面一とは、載せ台61の上面が作業面部211と略同レベルに位置して、載せ台61の上面が作業面部211と同様に支障なく利用できる程度に段差が殆ど無い状態にあることを意味する。すなわち、載せ台61の上面と作業面部211とが全く段差の無い態様だけでなく、僅かに段差がある態様も含まれる。
カウンター21上で調理作業を行う利用者は、計量装置6を用いて被計量物7の重量を測定することができる。例えば図1に示されるように計量部64(載せ台61)の上に被計量物7が載せられると、この計量結果が表示部62に表示される。このため、利用者は表示部62に表示された計量結果に基づいて調理作業を行うことができる。
以上説明した本実施形態の厨房装置1は、調理台2と、計量装置6とを備えている。計量装置6は計量部64と表示部62を有して、計量部64に載せられた被計量物7の重量を計量するものである。調理台2の上面には、上方に開口する凹所212が形成され、計量部64が凹所212の底部(鍔部)上に載せられて凹所212内に設けられ、計量部64の上面が調理台2の上面側に露出している。
このような厨房装置1にあっては、計量部64の上面が調理台2上に露出し、調理台2上で調理作業を行う利用者の近傍に位置する。このため、利用者は計量装置6を用いて被計量物7の重量を容易に測定することができる。また、計量装置6の計量部64が調理台2の上面に形成された凹所212内に設けられることで、計量部64が調理台2の上方に大きく突出しないようにすることができる。このため、調理台2を利用する利用者にとって計量部64が邪魔になり難くなり、これにより利用者は調理台2上のスペースを有効に利用して効率よく調理作業を行うことが可能になる。また、計量装置6を利用しないときに邪魔になり難い場所に移す必要がなく、この点でも調理作業を効率よく行うことが可能になる。また、計量部64を凹所212の底部に載せて安定して支持することができる。
また、計量部64の上面と調理台2の上面は、本実施形態のように面一であることが好ましい。このようにすると、計量部64の上面と調理台2の上面との間に段差が殆ど無い状態になり、調理作業を行う利用者にとって計量部64を一層邪魔になり難いものにすることができる。また、布巾を用いて調理台2の上面の掃除をする際等にも、計量部64が邪魔になり難く、容易に掃除を行うことが可能になる。
なお、本実施形態の計量装置6はその全部が凹所212内に設けられているが、計量装置6は少なくとも計量部64が凹所212内に設けてあればよい。次に、計量装置6の計量部64以外の部分を凹所212から離れた箇所に設けた第二実施形態について説明する。
なお、以下の第二実施形態の説明では第一実施形態と同一の構成については同一の番号を付与し、重複する説明は極力省略する。
第二実施形態の厨房装置1にあっては、図3に示されるように、計量装置6のうち、計量部64が凹所212に設けられ、制御部66、操作部611、及び表示部62が凹所212以外の箇所に設けられている。
計量装置6の計量部64は、第一実施形態と同様に凹所212に設けられている。本実施形態の計量装置6は、制御部66を有する制御ブロック63を備えている。制御ブロック63は、凹所212から離れた調理台2の内部に設けられており、ロードセル65に電気接続されている。
表示部62及び操作部611は、調理台2の前面部(詳しくはキャビネット20の前面部)に設けられ、これらが制御ブロック63に電気接続されている。なお、図3においては、表示部62及び操作部611が載せ台61と左右方向において一致した箇所に設けられているが、表示部62及び操作部611は、加熱調理器3に対応する箇所や、シンク4に対応する箇所等、その他の箇所に設けられても構わない。また、表示部62及び操作部611は、カウンター21の上面において凹所212以外の箇所に設けられてもよい。
本実施形態の厨房装置1も、第一実施形態と同様、計量部64に被計量物7を載せることで、被計量物7の重量を測定することができる。また、制御部66、表示部62、及び操作部611を、計量部64が設けられた凹所212から離れた位置に配置することができる。このため、カウンター21の厚みが小さい、あるいは平面積の大きな凹所212を形成し難いといった理由により大きな凹所212を形成できない場合や、計量部64の平面積を大きくする場合等にも、計量部64を凹所212内に収めることが可能になる。
なお、前記各実施形態の計量装置6は、計量部64の上面を調理台2の上面と面一になるように設けられているが、計量部64はその上面が調理台2の上面よりも上方に位置するように凹所212に設けられてもよい。また、前記各実施形態の凹所212は、カウンター21を上下に貫通する孔の内周面から突出した鍔部を底部としたものであるが、前記孔の下端部をカウンター21の一部で閉塞し、この部分を底部としてもよい。
また、前記各実施形態における計量装置6の計量部64はベース60を省略したものであってもよい。また、計量装置6は、ロードセル式に限られず、電磁式であってもよく、また、その他のセンサーを用いて載せ台61に載せられた被計量物7の重量を測定するものであってもよい。
また、前記各実施形態の加熱調理器3は電磁調理器であるが、ガスこん炉や電気こん炉であってもよい。また、厨房装置1は、加熱調理器3を備えないものであってもよい。また、厨房装置1は、シンク4を備えないものであってもよい。
また、この他、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で適宜設計変更可能である。
1 厨房装置
2 調理台
212 凹所
6 計量装置
61 載せ台
64 計量部
7 被計量物
2 調理台
212 凹所
6 計量装置
61 載せ台
64 計量部
7 被計量物
Claims (2)
- 調理台と、計量装置とを備え、前記計量装置は計量部と表示部を有して、前記計量部に載せられた被計量物の重量を計量して前記表示部に計量結果を表示するものであり、前記調理台の上面に上方に開口する凹所が形成され、前記計量部が前記凹所の底部上に載せられて前記凹所内に設けられ、前記計量部の上面が前記調理台の上面側に露出したことを特徴とする厨房装置。
- 前記計量部の上面と前記調理台の上面とが面一であることを特徴とする請求項1に記載の厨房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013213722A JP2015073834A (ja) | 2013-10-11 | 2013-10-11 | 厨房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013213722A JP2015073834A (ja) | 2013-10-11 | 2013-10-11 | 厨房装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015073834A true JP2015073834A (ja) | 2015-04-20 |
Family
ID=52999142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013213722A Pending JP2015073834A (ja) | 2013-10-11 | 2013-10-11 | 厨房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015073834A (ja) |
-
2013
- 2013-10-11 JP JP2013213722A patent/JP2015073834A/ja active Pending
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