JP2015073788A - 送風装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、隣接する遊技機間に高性能のエアーカーテンを形成できるようにすることを目的とする。【解決手段】本発明は、遊技機間にエアーカーテンを形成する送風装置であって、前面に上下方向に延びるスリット状の空気吹出し口48,225,255を備え、側面に空気の吸引口229を備える箱型のケース20と、略軸状に形成されて、軸心回りに回転可能な構成の羽根32を備え、その羽根32の軸心方向を上下方向に一致させた状態でケース20内に設置されているファン30と、ファン30の運転により圧送された空気をスリット状の空気吹出し口48,225,255まで導く空気ダクト40とを有しており、空気ダクト40は、ファン30の位置から空気吹出し口48,225,255までの間で空気流路を徐々に絞れるように構成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、パチンコ店、ゲームセンタ等の遊技場において、隣接する遊技機間に設置されており、前方に向かって空気を吹出すことで、それらの遊技機間にエアーカーテンを形成する送風装置に関する。
パチンコ店等の遊技場には多くの遊技機が並設されている。このため、例えば、ある遊技機で遊技している遊技者のタバコの煙が隣りの遊技者側に流れ、隣の遊技者に不愉快な思いをさせることがある。これを防止するため、隣接する遊技機間でエアーカーテンを形成してタバコの煙等を遮る送風装置が考案されている。
特許文献1の送風装置100は、並設されている遊技機間の隙間に収納できるように、図10(A)に示すように、ケース102が幅狭の箱型に形成されており、そのケース102の前面にスリット状の空気吹出し口104が上下方向に延びるように形成されている。前記ケース102の上部側面には、図10(B)に示すように、空気吸引口102hが形成されており、その空気吸引口102hの内側に扇風機状のファン106が設けられている。ファン106が運転されると、空気吸引口102hからケース102内に空気が流入して内圧が上昇し、ケース102内の空気がスリット状の空気吹出し口104から前方に吹出される。これにより、遊技機間にエアーカーテンが形成されるようになる。
実用新案登録第3130675号公報
しかし、上記送風装置100では、ケース102の上部側面に扇風機状のファン106が形成されているため、ケース102の上側で内圧が比較的高く、ケース102の下側では内圧が比較的低くなる。このため、ケース102の空気吹出し口104から吹出される空気も上側で比較的強く、下側で弱くなる。しかし、遊技機に備え付けられた灰皿は遊技面に対して低い位置にあるため、ケース102の空気吹出し口104から吹出される空気が低い位置で弱くなると、タバコの煙を効率的に遮断できなくなる。
さらに、ファン106による空気の吸入方向と、空気吹出し口104からの空気の吹出し方向とが直角になるため、圧損が大きく、空気吹出し口104から吹出される空気の流速(勢い)が低下する。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、隣接する遊技機間に高性能のエアーカーテンを形成できるようにすることである。
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。
請求項1の発明は、隣接する遊技機間に設置されており、前方に向かって空気を吹出すことで、それらの遊技機間にエアーカーテンを形成する送風装置であって、前面に上下方向に延びるスリット状の空気吹出し口を備え、側面に空気の吸引口を備える箱型のケースと、略軸状に形成されて、軸心回りに回転可能な構成の羽根を備え、その羽根の軸心方向を上下方向に一致させた状態で前記ケース内に設置されているファンと、前記ファンの運転により圧送された空気をスリット状の空気吹出し口まで導く空気ダクトとを有しており、前記空気ダクトは、前記ファンの位置から前記空気吹出し口までの間で空気流路を徐々に絞れるように構成されていることを特徴とする。
本発明によると、ファンの羽根は、略軸状に形成されて、軸心回りに回転可能な構成であり、軸心方向を上下方向に一致させた状態でケース内に設置されている。このため、ファンの運転時にケース内の上下方向で空気圧の強弱が生じ難くなる。
さらに、ファンにより圧送された空気を空気吹出し口まで導く空気ダクトは、ファンの位置から空気吹出し口までの間で空気流路を徐々に絞れるように構成されている。このため、空気吹出し口から前方に向かって吹出される空気の流速が大きくなる。
即ち、空気吹出し口から空気を大きな流速で、かつ上下方向に均一に吹出せるようになり、高性能のエアーカーテンを形成できる。
請求項2の発明によると、空気ダクトは、ファンの位置から空気吹出し口までの間で上下方向に拡開するように構成されていることを特徴とする。
このため、上下方向に広い範囲で空気を吹出せるようになる。
請求項3の発明によると、空気ダクトの内部には、その空気ダクトを通る空気を水平前方に導く水平ガイド壁と、前記空気を斜め下前方に導く下向ガイド壁と、前記空気を斜め上前方に導く上向ガイド壁とが設けられていることを特徴とする。
即ち、各々のガイド壁により、空気ダクトを通る空気を確実に水平前方、下前方、及び上前方に導くことができる。
請求項4の発明によると、水平ガイド壁と下向ガイド壁間の間隔と、水平ガイド壁と上向ガイド壁間の間隔とが等しい値に設定されていることを特徴とする。
このため、上下方向にほぼ等しい量の空気を吹出せるようになる。
請求項5の発明によると、空気ダクトには、ファンを駆動させるモータの近傍に空気放出部が形成されていることを特徴とする。
これにより、前記モータの近傍で空気が放出されるようになり、そのモータを冷却できるようになる。
本発明によると、隣接する遊技機間に高性能のエアーカーテンを形成できるようになる。
本発明の実施形態1に係る送風装置を右前方から見た斜視図(A図)、左前方から見た斜視図(B図)である。 前記送風装置の正面図である。 前記送風装置の分解斜視図である。 前記送風装置の縦断面図(図2のIV-IV矢視断面図)である。 図4のV-V矢視平断面図である。 前記送風装置のファンを構成する羽根の模式平断面図である。 前記送風装置の空気ダクト、及び縦長ファンの上部拡大斜視図である。 前記送風装置の電気回路の模式図である。 本実施形態に係る送風装置が設置されるパチンコ店の島設備を表す正面図である。 従来の送風装置を表す正面図(A図)、側面図(B図)である。
[実施形態1]
以下、図1から図9に基づいて本発明の実施形態1に係る送風装置10について説明する。
本実施形態に係る送風装置10は、図9に示すように、パチンコ店の島設備2において、隣接するパチンコ機5間に設置されており、前方に向かって空気を吹出すことで、それらのパチンコ機5間にエアーカーテンを形成する装置である。
ここで、図中に示す前後左右、及び上下は、遊技者側から見た送風装置10の前後左右、及び上下に対応している。
<送風装置10の概要について>
本実施形態に係る送風装置10は、図1に示すように、幅狭で縦長の箱型に形成されたケース20と、図3に示すように、ケース20に収納された縦長ファン30と、空気ダクト40と、縦長ファン30のモータ36を駆動させる電気回路50とから構成されている。
<ケース20について>
ケース20は、図3に示すように、そのケース20の前面板22f、右側面板22s、及び背面板22bを構成する右側ケース片22と、前記ケース20の上面板24u、左側面板24s、及び下面板24dを構成する左側ケース片24とから構成されている。右側ケース片22と左側ケース片24とは、共に鋼板を断面コ字形に折り曲げることにより成形されている。そして、右側ケース片22の前面板22f、背面板22bの幅寸法は、左側ケース片24の上面板24u、下面板24dの幅寸法と等しい値に設定されている。また、右側ケース片22の右側面板22s、背面板22bの高さ寸法は、左側ケース片24の左側面板24sの高さ寸法と等しく設定されている。そして、右側ケース片22の前面板22fの高さ寸法が右側面板22s、背面板22b等の高さ寸法よりも所定寸法だけ大きく設定されている。
このため、右側ケース片22と左側ケース片24とが互いに組み合わされてネジ止めされることで、ケース20は、図1に示すように、幅狭で縦長の箱型に形成される。さらに、右側ケース片22の前面板22fは、ケース20(左側ケース片24)の上面板24u、下面板24dに対して一定寸法だけ上下方向に張り出すようになる。
ケース20(右側ケース片22)の前面板22fには、図3に示すように、上から順番にスイッチ用開口221、芳香剤用開口223、空気吹出し口225、及びコンセント用開口227が形成されている。スイッチ用開口221は送風装置10の起動/停止用のスイッチ11(図1、図2参照)を取付けるための開口であり、芳香剤用開口223はケース20内に芳香剤Hを収納するための開口である。空気吹出し口225は、空気を吹出すための開口であり、ケース20(右側ケース片22)の前面板22fの中央上部位置から下部位置まで上下方向に延びるスリット状に形成されている。また、コンセント用開口227は、コンセント13a(図1、図2参照)を取付けるための開口である。
さらに、ケース20(右側ケース片22)の右側面板22sには、図1、図3に示すように、中央位置から下部位置にかけて複数の空気吸引口229が形成されている。
また、ケース20(右側ケース片22)の背面板22bには、背面側コンセント13b(図8参照、他の図では省略)を取付けるための開口が形成されている。
ケース20(右側ケース片22)の前面板22fには、図3に示すように、その前面板22fと等しい形状の装飾板25が重ねられた状態で固定される。装飾板25には、図2、図3に示すように、ケース20の前面板22fのスイッチ用開口221、芳香剤用開口223、空気吹出し口225、及びコンセント用開口227に対応する位置に、スイッチ用開口251、芳香剤用開口253、空気吹出し口255、及びコンセント用開口257が形成されている。
そして、装飾板25の芳香剤用開口253には、角蓋部25fがその芳香剤用開口253を開閉可能な構成で設けられており、その角蓋部25fの裏側に芳香剤Hを収納する収納部(図示省略)が設けられている。
また、装飾板25の空気吹出し口255には、その空気吹出し口255から一定寸法だけ前方に突出するスリット状ノズル48が装飾板25の裏側から嵌め込まれている。
即ち、スリット状ノズル48が本発明の空気吹出し口として機能するようになる。
<縦長ファン30について>
縦長ファン30は、図3〜図6に示すように、略軸状に形成されて、軸心回りに回転可能な構成の羽根32と、その羽根32を回転可能な状態で収納するファンケース34と、ファンケース34の上端位置に設置されて前記羽根32を回転させるモータ36とから構成されている。
羽根32は、図5、図6に示すように、その羽根32の中心軸方向に延びる回転中心軸32jを備えており、その回転中心軸32jの両端部(上下端部)がファンケース34の上下端に設けられた軸受部34uによって回転自在に支持されている。そして、羽根32の外周面に、図6に示すように、軸方向に延びる板状の羽根片32tが円周方向に等間隔で多数本設けられている。
ファンケース34は、羽根32を収納する角筒状のケースであり、図5に示すように、右面側と前面側とが開放されている。そして、ファンケース34が送風装置10のケース20に収納された状態で、ファンケース34の右側面がそのケース20の空気吸引口229の位置に配置されるようになる。さらに、ファンケース34の前面側には空気ダクト40が連結される。
上記構成により、縦長ファン30のモータ36が起動されて羽根32が、図6に示すように、左回転すると、ケース20の空気吸引口229、ファンケース34の右面側開放部分からファンケース34内に空気が吸引される。そして、ファンケース34内に吸引された空気が羽根32の回転により加圧され、ファンケース34の前面側開放部分から上下方向においてほぼ均一に吹出される(図5の矢印参照)。
<空気ダクト40について>
空気ダクト40は、縦長ファン30のファンケース34の前側開放部分から吹出された空気を送風装置10のケース20の空気吹出し口225、スリット状ノズル48まで案内するダクトである。空気ダクト40は、基端部側に設けられた縦長角筒部43と、その縦長角筒部43よりも先端側に設けられた台形状の拡開角筒部45とから構成されている。空気ダクト40の縦長角筒部43の縦寸法は、図4、図7等に示すように、縦長ファン30のファンケース34の縦寸法よりも一定寸法だけ小さく設定されており、縦長角筒部43の幅寸法がファンケース34の前面側開放部分の幅寸法にほぼ等しく設定されている。そして、空気ダクト40の縦長角筒部43には、図7に示すように、ファンケース34側の端部に上方、及び下方に突出する角形のフランジ部43fが形成されている。そして、縦長角筒部43のフランジ部43fが縦長ファン30のファンケース34の前面側にネジ止めされることで、空気ダクト40は縦長ファン30に連結される。また、縦長角筒部43の上側のフランジ部43fには、複数のスリット43sが形成されており、これらのスリット43sを介して縦長ファン30内の空気を放出できるように構成されている。これにより、縦長ファン30のモータ36の冷却を行えるようになる。
即ち、前記スリット43sが本発明の空気放出部に相当する。
空気ダクト40の拡開角筒部45は、図3、図7等に示すように、縦長角筒部43に対して上下方向に拡開している。また、拡開角筒部45は、図5に示すように、基端部側の幅寸法が縦長角筒部43の幅寸法と等しい値に設定されており、先端に近づくにつれて幅寸法が徐々に小さくなるように構成されている。即ち、拡開角筒部45の位置で空気ダクト40の空気流路が絞られている。
そして、空気ダクト40の拡開角筒部45の先端における上下寸法、及び幅寸法がケース20の前面板22fに形成された空気吹出し口225の上下寸法、及び幅寸法にほぼ等しく設定されて、その拡開角筒部45の先端が前面板22fの空気吹出し口225に嵌合可能なように構成されている。
空気ダクト40は、図3に示すように、右ダクト片40rと左ダクト片40fとの二分割構造であり、右ダクト片40rと左ダクト片40fとが合わされて周縁がネジ止めされることで、中空筒状に形成される。
空気ダクト40の左ダクト片40fには、図4等に示すように、高さ方向中央位置に、水平ガイド壁47hが縦長角筒部43から拡開角筒部45の先端まで水平に延びるように形成されている。また、左ダクト片40fには、水平ガイド壁47hの下側流路をほぼ二分する位置に、下向ガイド壁47dが縦長角筒部43から拡開角筒部45の先端まで斜め下向きに延びるように形成されている。さらに、左ダクト片40fには、水平ガイド壁47hの上側流路をほぼ二分する位置に、上向ガイド壁47uが縦長角筒部43から拡開角筒部45の先端まで斜め上向きに延びるように形成されている。
<電気回路50について>
縦長ファン30のモータ36を駆動させる電気回路50は、図8に示すように、島設備2に設けられた交流電源のコンセント(図示省略)に接続されるプラグ付コード51を備えている。そして、プラグ付きコード51の端部が送風装置10のケース20内に設けられた電源端子T1,T2に接続されている。電源端子T1,T2には、ヒューズ54を介して送風装置10の起動/停止用のスイッチ11と縦長ファン30のモータ36とが直列に接続されている。さらに、起動/停止用のスイッチ11、及びモータ36に対して並列に二個のコンセント13a,13bが接続されている。
上記構成により、島設備2のコンセントにプラグ付コード51のプラグ51pを接続して、ケース20前面の起動/停止用のスイッチ11をオンすることで、縦長ファン30を起動させることができる。
<送風装置10の動作について>
次に、上記した送風装置10の動作について説明する。
送風装置10を動作させるには、上記したように、ケース20の前面上部の起動/停止用のスイッチ11をオン操作する。これにより、縦長ファン30が起動して外気がケース20の複数の空気吸引口229からファンケース34の内側に吸引される。ファンケース34の内側に吸引された空気は羽根32により加圧された後、そのファンケース34の前面側開放部分から高さ方向においてほぼ均一に放出される。そして、ファンケース34の前面側開放部分から放出された空気が空気ダクト40の縦長角筒部43、拡開角筒部45を通過し、ケース20の前面に設けられたスリット状ノズル48から前方に向かって吹出されるようになる。
ここで、空気ダクト40の拡開角筒部45は、図5に示すように、基端部側の幅寸法が縦長角筒部43の幅寸法と等しい値に設定されており、先端に近づくにつれて幅寸法が徐々に小さくなるように構成されている。即ち、拡開角筒部45の位置で空気ダクト40の空気流路が絞られている。このため、空気が拡開角筒部45を通過する過程で空気の流速は徐々に増加し、スリット状ノズル48から前方に向かって吹出す空気の流速が大きくなる。
さらに、空気ダクト40の拡開角筒部45は、図3、図7等に示すように、縦長角筒部43に対して上下方向に拡開するとともに、空気ダクト40の内部には水平ガイド壁47h、下向ガイド壁47d、及び上向ガイド壁47uが設けられている。このため、空気ダクト40を通過する空気を確実に水平前方、下前方、及び上前方に導くことができ、高さ方向に広い範囲で均一に空気を吹出せるようになる。
したがって、高性能のエアーカーテンを形成できる。
また、空気ダクト40の縦長角筒部43の上側に設けられたフランジ部43fにはスリット43sが形成されているため、それらのスリット43sから縦長ファン30により加圧された空気の一部が放出される。これにより、縦長ファン30のモータ36が冷却されてモータ36の過熱を抑えることができる。
<本実施形態に係る送風装置10の長所について>
本実施形態に係る送風装置10によると、縦長ファン30の羽根32は、略軸状に形成されて、軸心回りに回転可能な構成であり、軸心方向を上下方向に一致させた状態でケース20内に設置されている。このため、縦長ファン30の運転時にケース20内の上下方向で空気圧の強弱が生じ難くなる。
さらに、縦長ファン30により圧送された空気を空気吹出し口225、スリット状ノズル48まで導く空気ダクト40は、縦長ファン30の位置から空気吹出し口225までの間で空気流路を徐々に絞れるように構成されている。このため、空気吹出し口225、スリット状ノズル48から前方に向かって吹出される空気の流速が大きくなる。
即ち、空気吹出し口225、スリット状ノズル48から空気を大きな流速で、かつ上下方向に均一に吹出せるようになり、高性能のエアーカーテンを形成できる。
また、空気ダクト40は、縦長ファン30の位置から空気吹出し口225、スリット状ノズル48までの間で上下方向に拡開するように構成されているため、高さ方向に広い範囲で空気を吹出せるようになる。
さらに、空気ダクト40の内部には、水平ガイド壁47h、下向ガイド壁47d、及び上向ガイド壁47uとが設けられているため、空気ダクト40を通る空気を確実に水平前方、下前方、及び上前方に導くことができる。
また、空気ダクト40には、縦長ファン30を駆動させるモータ36の近傍にスリット43s(空気放出部)が形成されているため、モータ36の近傍で空気が放出されるようになり、そのモータ36を冷却できるようになる。
<変更例>
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、空気ダクト40の拡開角筒部45を、図4に示すように、上下方向に対称に拡開させる例を示した。しかし、空気ダクト40の拡開角筒部45を上側で小さく、下側で大きく拡開させることも可能である。逆に、空気ダクト40の拡開角筒部45を上側で大きく、下側で小さく拡開させることも可能である。
また、本実施形態では、縦長ファン30の上側にモータ36を設け、空気ダクト40の上側のフランジ部43fに空気を放出するスリット43sを形成する例を示した。しかし、縦長ファン30の下側にモータ36を設け、空気ダクト40の下側のフランジ部43fに空気を放出するスリット43sを形成することも可能である。
また、本実施形態では、空気ダクト40内に水平ガイド壁47h、下向ガイド壁47d、及び上向ガイド壁47uを形成する例を示した。しかし、ガイド壁47h,47d,47uを増やすことも可能であるし、部分的にガイド壁47h,47d,47uを集中させることも可能である。
また、本実施形態では、パチンコ機5間に設置される送風装置10について説明したが、スロットマシンや他の遊技機間に設置される送風装置に本発明を適用することも可能である。
10・・・・送風装置
11・・・・スイッチ
20・・・・ケース
30・・・・縦長ファン(ファン)
32・・・・羽根
36・・・・モータ
40・・・・空気ダクト
43s・・・スリット(空気放出部)
47u・・・上向ガイド壁
47d・・・下向ガイド壁
47h・・・水平ガイド壁
48・・・・スリット状ノズル(空気吹出し口)
225・・・空気吹出し口
255・・・空気吹出し口

Claims (5)

  1. 隣接する遊技機間に設置されており、前方に向かって空気を吹出すことで、それらの遊技機間にエアーカーテンを形成する送風装置であって、
    前面に上下方向に延びるスリット状の空気吹出し口を備え、側面に空気の吸引口を備える箱型のケースと、
    略軸状に形成されて、軸心回りに回転可能な構成の羽根を備え、その羽根の軸心方向を上下方向に一致させた状態で前記ケース内に設置されているファンと、
    前記ファンの運転により圧送される空気をスリット状の空気吹出し口まで導く空気ダクトとを有しており、
    前記空気ダクトは、前記ファンの位置から前記空気吹出し口までの間で空気流路を徐々に絞れるように構成されていることを特徴とする送風装置。
  2. 請求項1に記載された送風装置であって、
    前記空気ダクトは、前記ファンの位置から前記空気吹出し口までの間で上下方向に拡開するように構成されていることを特徴とする送風装置。
  3. 請求項1又は請求項2のいずれかに記載された送風装置であって、
    前記空気ダクトの内部には、その空気ダクトを通る空気を水平前方に導く水平ガイド壁と、前記空気を斜め下前方に導く下向ガイド壁と、前記空気を斜め上前方に導く上向ガイド壁とが設けられていることを特徴とする送風装置。
  4. 請求項3に記載された送風装置であって、
    前記水平ガイド壁と下向ガイド壁間の間隔と、前記水平ガイド壁と上向ガイド壁間の間隔とが等しい値に設定されていることを特徴とする送風装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載された送風装置であって、
    前記空気ダクトには、前記ファンを駆動させるモータの近傍に空気放出部が形成されていることを特徴とする送風装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102056072B1 (ko) * 2019-02-28 2019-12-17 주식회사 팬직 에어 커튼 장치

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