JP2015072148A - 二次電池の検査方法及び検査装置 - Google Patents

二次電池の検査方法及び検査装置 Download PDF

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Abstract

【課題】良否判定の精度を向上させることができる二次電池の検査方法及び検査装置を提供すること。
【解決手段】本発明にかかる二次電池の検査方法は、エージング工程における二次電池の電圧降下量に基づいて二次電池の良否判定を行う二次電池の検査方法である。まず、エージング時間と、良品の二次電池の自己放電による電池電圧の時間変化と、に基づいて、電圧降下量の閾値を設定する。エージング工程における電圧降下量と、閾値と、の比較結果に基づいて、二次電池の良否判定を行う。
【選択図】図4

Description

本発明は二次電池の検査方法及び検査装置に関する。
二次電池の内部に導電性の異物が混入すると、正極と負極との短絡が発生する場合がある。正極と負極との短絡が発生すると、二次電池の起電力を短絡部の内部抵抗で除した値の電流が、二次電池内に流れる。このような、短絡による電流が流れると、二次電池の電圧が低下する。
短絡に起因する二次電池の電圧低下を出荷前に検査する方法として、特許文献1には、二次電池にエージングを行い、端子電圧のエージング前後の電圧降下量を閾値と比較することにより、短絡の有無を判定する二次電池の検査方法が開示されている。
特開2009−4389号公報
このとき、特許文献1に開示された検査方法においては、予め設定された固定値を閾値として用いていた。当該閾値は予め設定されたエージング期間で降下する電圧に基づいて設定される。
しかしながら、実際の検査工程においては、休日や生産調整等の様々な要因により、全ての電池を同一のタイミング(同一のエージング期間)で電圧測定することは難しく、測定タイミングが変動してしまう。測定タイミングが変動すると、電池の電圧降下量も変動するため、良品の電池であっても電圧降下量が閾値から外れてしまう。したがって、正確な良否判定ができず、良品であっても不良品として判定されてしまうという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、良否判定の精度を向上させることができる二次電池の検査方法及び検査装置を提供することを目的としている。
本発明の一態様にかかる二次電池の検査方法は、エージング工程における二次電池の電圧降下量に基づいて前記二次電池の良否判定を行う二次電池の検査方法であって、エージング時間と、良品の前記二次電池の自己放電による電池電圧の時間変化と、に基づいて、前記電圧降下量の閾値を設定し、前記エージング工程における前記電圧降下量と、前記閾値と、の比較結果に基づいて、前記二次電池の良否判定を行うものである。これにより、エージング時間の変動に伴って閾値も変化する。その結果、測定タイミングの変動に伴う電圧降下量の変化によって不良品と判定されてしまう電池を減らすことができる。したがって、良否判定の精度を向上させることができる。
また、前記エージング時間は、エージング前における電池電圧の測定タイミングである第1のタイミングから、エージング後における前記電池電圧の測定タイミングである第2のタイミングまでの時間であり、前記第1のタイミングに測定された電池電圧と前記第2のタイミングに測定された電池電圧との差分を、前記エージング工程における前記電圧降下量として算出してもよい。
また、前記良品の前記二次電池の自己放電による電池電圧の時間変化を示す関数を設定し、前記関数を用いて、前記第1のタイミングから前記第2のタイミングまでの前記良品の前記二次電池の電圧降下量を算出し、当該電圧降下量を前記閾値として設定してもよい。
また、前記関数を用いて、前記第1のタイミングにおける前記良品の前記二次電池の電池電圧と、前記第2のタイミングにおける前記良品の前記二次電池の電池電圧と、を算出し、前記第1のタイミングにおける前記良品の前記二次電池の電池電圧と、前記第2のタイミングにおける前記良品の前記二次電池の電池電圧と、の差を前記閾値として設定してもよい。
本発明の一態様にかかる二次電池の検査装置は、エージング工程における二次電池の電圧降下量に基づいて前記二次電池の良否判定を行う二次電池の検査装置であって、エージング時間と、良品の前記二次電池の自己放電による電池電圧の時間変化と、に基づいて、前記電圧降下量の閾値を設定する閾値設定手段と、前記エージング工程における前記電圧降下量と、前記閾値と、の比較結果に基づいて、前記二次電池の良否判定を行う良否判定手段と、を備えるものである。これにより、エージング時間の変動に伴って閾値も変化する。その結果、測定タイミングの変動に伴う電圧降下量の変化によって不良品と判定されてしまう電池を減らすことができる。したがって、良否判定の精度を向上させることができる。
本発明により、良否判定の精度を向上させることができる二次電池の検査方法及び検査装置を提供することができる。
実施の形態にかかる電池の製造工程を示すフローチャートである。 実施の形態にかかる検査装置のブロック図である。 実施の形態にかかる閾値設定方法を説明するためのグラフである。 実施の形態にかかる検査方法を示すフローチャートである。 比較例にかかる閾値設定方法を説明するためのグラフである。 比較例にかかる良否判定方法を説明するためのグラフである。 比較例にかかる良否判定方法の判定結果を示すグラフである。 比較例にかかる良否判定方法の判定結果を示すグラフである。 実施の形態にかかる良否判定方法の判定結果を示すグラフである。
実施の形態
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。始めに、非水電解質二次電池(例えば、リチウムイオン二次電池)の製造方法の概略について図1に示すフローチャートを参照して説明する。なお、本発明は、エージング工程後の二次電池の良否判定に特徴を有するため、電池の組立工程より前の製造工程の説明は省略する。また、以下の説明では、二次電池を単に電池と称す場合もある。
<製造工程の概要>
まず、電池を組み立てる工程が行われる(ステップS101)。正極及び負極の積層体を捲回した捲回体が電池ケースに組み付けられる。そして、非水電解質が電池ケースに注入される。捲回体が非水電解質を吸収することにより、正極及び負極は非水電解質と接触する。これにより、電池が充電可能となる。
次に、電池の充電工程が行われる(ステップS102)。この充電工程において、電池が初めて充電される(初回充電)。充電工程においては、電池が所定の容量まで充電される。充電は、例えば定電流定電圧充電を用いて行うことができる。
次に、第1のエージング工程が行われる(ステップS103)。エージング工程として所定の時間、正極及び負極を開放した状態(開回路)で電池を放置することが好ましい。第1のエージングは、所定の環境温度(40〜80℃)で電池を一定期間保存することにより実施される。
次に、冷却工程が行われる(ステップS104)。電池の冷却工程では、電池を所定の温度域内で保持する。自己放電を安定して行うために、所定の温度域は電解液の凝固点より高いことが好ましい。冷却工程を設けることで、以下の工程で電池は一定の規定温度に保たれる。
次に、第2のエージング工程が行われる(ステップS105)。第2のエージングは、自己放電工程であり、所定の環境温度(0〜30℃)において開回路で電池を一定期間保存することにより、電池を自己放電させる。第2のエージング工程の開始前に、冷却工程で規定温度に達した電池の電圧を測定し、エージング前の電池電圧(正極と負極の電位差)の値を得る。電圧測定後、正極及び負極端子を開放し、所定の期間保存(エージング)する。所定の期間としては数日から数週間が好ましい。かかる期間とすることで、異物の混入による自己放電が顕在化し、電圧低下として検出可能になる。そして、所定の期間、自己放電させた電池の電圧を測定し、エージング後の電池電圧の値を得る。
最後に、良否判定工程が行われる(ステップS106)。良否判定工程では、第2のエージング工程における電圧降下量を算出する。電圧降下量は、エージング前の電池電圧とエージング後の電池電圧との差分を計算することにより求めることができる。そして、算出した電圧降下量と閾値とを比較する。そして、比較結果に基づいて、電池が良品であるか、不良品であるかが判定される。なお、閾値の設定方法については後述する。
<良否判定の詳細>
続いて、良否判定の詳細について説明する。電池の良否判定を行う検査装置1のブロック図を図2に示す。検査装置1は、電圧取得部11と、計時部12と、閾値設定部13と、良否判定部14と、記憶部15と、を備える。
電圧取得部11は、第2のエージングの開始時における電池電圧(エージング前の電池電圧)と終了時の電池電圧(エージング後の電池電圧)を取得する。また、電圧取得部11は、電池電圧の測定時刻を取得する。なお、電圧取得部11が、電池電圧を測定することにより電池電圧及び測定時刻を取得してもよいし、ユーザが測定した電池電圧の入力を受け付けることにより電池電圧及び測定時刻を取得してもよい。計時部12は、第2のエージング工程開始からの経過時間を計時する。
なお、以下の説明においては、第2のエージング前の電池電圧の測定タイミングを第1のタイミングと称す場合もある。同様に、第2のエージング後の電池電圧の測定タイミングを第2のタイミングと称す場合もある。
閾値設定部13は、第1のタイミング及び第2のタイミングに基づいて、良否判定に用いる閾値を設定する。具体的には、閾値設定部13は、第1のタイミング及び第2のタイミングを用いて、良品の電池のエージング工程における電池電圧の時間変化を示す関数(以下、単に関数と称す)から閾値を算出する。
ここで、関数を示すグラフを図3に示す。図3に示すグラフの縦軸は電池電圧を示し、横軸は冷却工程終了時からの経過時間を示す。つまり、t0が冷却工程終了時を意味する。図3に示す関数f(t)のグラフは、良品の電池(規格電池)のエージング工程における電池電圧の時間変化を予め測定することにより算出された実験値である。つまり、図3に示す関数f(t)のグラフは、良品の電池の経過時間と電池電圧との相関を示すグラフである。なお、図3では、複数の曲線が重なっているが、これは複数の良品の電池の測定結果である。複数の曲線は、良品の電池電圧の時間変化の下限を示す曲線である。つまり、複数の曲線は、所定の製造条件において製造された良品の電池の中で、電圧降下量が最も多い電池の電池電圧の時間変化を示すグラフである。関数f(t)としては、これらの複数の曲線の中央値を使用する。
なお、図3において、冷却工程終了時刻t0から時刻t3までの期間(Δts)は、エージング前の電池電圧の測定タイミング(第1のタイミング)が変動する可能性のある期間である。時刻t3から時刻t4までの期間は、良否判定に十分なエージングが実施できる期間である。時刻t4から時刻t5までの期間(Δte)は、エージング後の電池電圧の測定タイミング(第2のタイミング)が変動する可能性のある期間である。このとき、測定タイミングが変動する要因としては、例えば、休日、夜間、単位作業の間の直間、及び、休憩時間等である。
閾値設定部13は、第1のタイミング(時刻t1)において電圧取得部11が電池電圧V1を測定すると、図3に示す関数f(t)に第1のタイミングt1を代入して第1のタイミングにおける良品の電池電圧Vi1(良品電池電圧)を算出する。また、閾値設定部13は、第2のタイミング(時刻t2)において電圧取得部11が電池電圧V2を測定すると、図3に示す関数f(t)に第2のタイミングt2を代入して第2のタイミングにおける良品の電池電圧Vi2(良品電池電圧)を算出する。そして、閾値設定部13は、良品電池電圧Vi1と良品電池電圧Vi2との差分を求める。この差分の電圧が、良品の電池の第1のタイミングt1から第2のタイミングt2までの電圧降下量(下限)となる。したがって、閾値設定部13は、(良品電池電圧Vi1)−(良品電池電圧Vi2)=ΔViを電圧降下量の閾値として設定する。このため、閾値ΔViは、エージング時間によって変動する。なお、エージング時間とは、エージングが実施された時間(期間)であり、例えば、エージング前の電圧測定時(第1のタイミング)からエージング後の電圧測定時(第2のタイミング)までの時間を意味する。
良否判定部14は、第1のタイミングt1において測定された電池電圧V1(図3の×印)と、第2のタイミングt2において測定された電池電圧V2(図3の×印)と、の電圧差ΔVを算出する。つまり、良否判定部14は、検査対象となる電池の実際の電圧降下量を算出する。そして、良否判定部14は、算出したΔV(エージング工程の電圧降下量)と、閾値ΔViと、を比較し、比較結果に基づいて、電池の良否を判定する。具体的には、ΔV≦ΔViの場合、良否判定部14は、検査対象となる電池を良品と判定する。一方ΔV>ΔViの場合、良否判定部14は、検査対象となる電池を不良品と判定する。
記憶部15は、例えばROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等のメモリである。記憶部15は、電圧取得部11が測定した電池電圧V1、V2、測定したタイミングt1、t2、閾値設定部13が設定した閾値ΔVi、及び、良否判定部14が算出したΔV等を記憶する。
続いて、本実施の形態にかかる検査方法について説明する。図4は、本実施の形態にかかる良否判定方法を示すフローチャートである。はじめに、冷却工程終了時(エージング開始時)に、計時部12が時間の計時を開始する(ステップS201)。
次に、電圧取得部11が、第1のタイミングにおいて電池電圧V1を測定する(ステップS202)。電圧取得部11は、測定結果を記憶部15に格納する。また、電圧取得部11は、第1のタイミングの時刻(図3のt1)を計時部12から取得し、記憶部15に格納する。
次に、電池の自己放電が行われる(ステップS203)。上述したように、所定の期間(数日から数週間)、40℃〜80℃の環境温度において電池の自己放電が実施される。
次に、所定の期間が経過すると、電圧取得部11は、第2のタイミングにおいて電池電圧V2を測定する(ステップS204)。電圧取得部11は、測定結果を記憶部15に格納する。また、電圧取得部11は、第2のタイミングの時刻(図3のt2)を計時部12から取得し、記憶部15に格納する。
次に、閾値設定部13は、閾値を設定する(ステップS205)。具体的には、閾値設定部13は、記憶部15に予め格納されている関数f(t)に、第1のタイミングt1、第2のタイミングt2を代入する。これにより、閾値設定部13は、第1のタイミングt1における良品電池電圧Vi1と、第2のタイミングt2における良品電池電圧Vi2と、を算出する。そして、閾値設定部13は、良品電池電圧Vi1と良品電池電圧Vi2との差分を算出し、当該差分を閾値ΔViとして設定する。つまり、閾値設定部13は、電池電圧の測定前から予め閾値を設定するのではなく、第2のタイミングにおいて電池電圧が測定された後、第1のタイミング及び第2のタイミングに基づいて、関数f(t)を用いて閾値を設定する。閾値設定部13は、設定した閾値ΔViを記憶部15に格納する。
次に、良否判定部14は、電池の電圧降下量を算出する(ステップS206)。具体的には、良否判定部14は、記憶部15に格納された電池電圧V1とV2との差分ΔVを算出することにより、エージング工程の電圧降下量を算出する。
そして、良否判定部14は、設定された閾値ΔViと電圧降下量ΔVとを比較し、電池の良否を判定する(ステップS207)。具体的には、電圧降下量が閾値以下(ΔV≦ΔVi)の場合(ステップS207:Yes)、電池内に導電性異物が無いものと考えられる。このため、良否判定部14は、電池は良品であると判定する(ステップS208)。一方、電圧降下量が閾値を超える(ΔV>ΔVi)場合(ステップS207:No)、電池内に導電性異物があるものと考えられる。このため、良否判定部14は、電池は不良品であると判定する(ステップS209)。
以上のように、本実施の形態にかかる二次電池の検査方法の構成によれば、エージング前の測定タイミング(第1のタイミング)からエージング後の測定タイミング(第2のタイミング)までの時間(エージング時間)に応じて、閾値を設定する。そして、エージング工程における電池の電圧降下量と、設定した閾値と、の比較結果に基づいて、良否判定を行う。このような検査方法により、エージング前後の電圧測定タイミングに応じて閾値が変化する。つまり、電圧測定タイミングに応じた適切な閾値が設定される。その結果、測定タイミングの変動に伴う電圧降下量の変化によって不良品と判定されてしまう電池を減らすことができる。したがって、良否判定の精度を向上させ、歩留まりを向上させることができる。
(比較例)
ここで、比較例にかかる良否判定方法について図5を用いて説明する。図5に示すように、比較例にかかる閾値は、予め設定された所定期間Δtc(固定期間)において降下すると想定される電圧ΔVc(固定値)である。具体的には、閾値電圧ΔVcは、第1のタイミングの変動可能性のある期間の終了時(時刻t3)から、第2のエージングの終了時(時刻t4)までの時間(Δtc)に降下すると想定される電圧である。つまり、電圧ΔVcは、エージング開始時においては最も遅いタイミングで電池電圧を測定し、エージング終了時においては最も早いタイミングで電池電圧を測定した場合の、電圧降下量である。このように、想定される最も厳しい条件を閾値として設定しているのは、不良品流出を防止するためである。このように、比較例においては、エージングすべき所定期間Δtcを固定期間として予め決められており、その期間に降下する電圧降下量ΔVcも固定値として予め決められている。
しかしながら、エージング期間(自己放電期間)の長さに応じて、電池の降下電圧量は変動する。このため、電池電圧の測定タイミングがずれてしまい、エージング期間が時刻t3から時刻t4までの期間よりも長くなってしまうと、良品の電池であっても、閾値ΔVcよりも電圧降下量が大きくなってしまう。その結果、不良品として判定されてしまう。
例えば、図6に示すように、第1のタイミングが時刻t3よりも早い時刻t6であり、第2のタイミングが時刻t4である場合、電圧降下量はΔV6となる。このとき、時刻t6及び時刻t4のいずれにおいても、測定された電池電圧(×印)は、関数f(t)上に存在している。このため、検査対象となった電池は、実際には良品の電池である。しかし、電圧降下量ΔV6>閾値ΔVcという関係であるため、比較例にかかる検査方法においては、この検査対象の電池は不良品と判定されてしまう。同様に、第1のタイミングが時刻t3であり、第2のタイミングが時刻t4よりも遅い時刻t7の場合も、実際には良品であるが、電圧降下量ΔV7>閾値ΔVcという関係になるため、不良品と判定されてしまう。
次に、図7及び図8のグラフを参照して、比較例にかかる良否判定の結果について説明する。図8は、図7の太線で囲った領域の拡大図である。図7及び図8におけるプロットは、電池の電池電圧の測定結果を示す。なお、図7及び図8においては、エージング開始時の測定タイミング(第1のタイミング)は、ずれておらず、全ての電池が時刻t0において電池電圧が測定されているものとする。そして、全ての電池のエージング開始時における電池電圧は、いずれも電圧Vsであるとする。このため、電圧Vsから各プロットの電池電圧を引いた値が電圧降下量となる。
また、関数f(t)は、良品電池の電池電圧の時間変化を示す線である。つまり、各時刻において、測定された電池電圧(プロット)が関数f(t)よりも上側(プラス側)に位置していれば、検査対象の電池の電圧降下量は、理想的な電圧降下量よりも少ないことを意味する。つまり、関数f(t)よりも上側に位置するプロットの電圧降下量は、良品の範囲内である。図7のグラフに示したプロットは全て関数f(t)よりも上側に位置しているため、実際には検査対象の電池全てが良品である。
上記の通り、比較例にかかる良否判定方法においては、固定の閾値が設定される。図7及び図8においては、時刻t0から時刻tm(標準的なエージング期間の日数)までが予め設定されたエージングすべき所定期間Δtcであるとする。また、所定期間Δtcの間に降下すると想定される電圧降下量がΔVcである。このため、測定された電圧降下量がΔVcより大きい場合(エージング後に測定された電池電圧がVm未満である場合)、不良品と判定される。具体的には、図7の一点鎖線の楕円で囲まれた複数のプロットは、エージング後の電池電圧が全てVm未満であるため、これらのプロットに対応する電池は不良品として判定されてしまう。
さらに、図8の一点鎖線の円で囲まれたプロットは、閾値Vm以上の電池電圧であるため、今回の良否判定においては良品と判定される電池である。しかし、電池電圧がVm近傍に存在しているため、同じ条件で製造したとしても、製造工程における様々な誤差の影響で電池の品質がばらつき、第2のタイミングにおける電池電圧が閾値以下となる可能性もある。つまり、当該プロットと同じ条件で数千〜数万という電池を製造すると、それらの電池の中には、例えば30%程度不良品も出現する。このため、図8の一点鎖線で囲まれたプロットの条件で製造された電池の歩留まりは70%以下となってしまう。
これに対して、本実施の形態にかかる良否判定の結果を図9に示す。本実施の形態にかかる良否判定方法は、上述の通り、電池電圧の計測タイミングに応じて、閾値が変化する。図9に示すように、時刻t11の測定タイミングで測定された電池電圧に対する閾値は、関数f(t)に時刻t11を代入して算出される電圧V11と電圧Vsとの差分となる。つまり、時刻t11において測定された電池電圧が電圧V11以上であれば、当該電池は良品として判定される。
それ以降も同様に、時刻t12〜t15の測定タイミングにおいて測定された電池電圧に対する閾値は、関数f(t)に時刻t12〜t15を代入して算出される電圧V12〜15と電圧Vsとの差分である。つまり、図9においては、関数f(t)よりも上側(プラス側)に位置しているプロットは、そのプロットの測定タイミングにおいて、電圧降下量が閾値以下であることを意味している。したがって、図9においては、関数f(t)よりも上側(プラス側)に位置しているプロットは、良品であると判定される。図9においては、全てのプロットが関数f(t)よりも上側に位置しているため、全ての電池が良品であると判定される。
また、全てのプロットが、関数f(t)から上方に十分離れて位置している。このため、同じ条件で製造すれば、製造工程の誤差で品質にばらつきがあったとしても、不良品が出現する可能性も比較例に比べて少なく、歩留まりを向上させることができる。
このように、本実施の形態にかかる検査方法によれば、測定タイミングの変動に応じて閾値も変動するため、測定タイミングがずれてしまった場合であっても、正確に良否判定を行うことができる。言い換えると、測定タイミング(エージング時間)を厳密に制限する必要がなくなる。その結果、エージング工程が設備停止や連休等の電池電圧を測定できない期間を跨ぐ場合であっても、検査工程を中断することなく、エージング工程を実施することができる。その結果、電池工場の稼働率を向上させることができ、設備停止に起因する歩留まり低下を防止することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更及び組み合わせをすることが可能である。例えば、上述の実施の形態においては、良品電池を実際に測定した実験結果に基づいて、関数f(t)を導出したが、これに限られるものではない。例えば、電池の構成や検査環境等から理論値を計算することにより、関数f(t)を導出してもよい。
また、図3に示したように、第1のタイミング及び第2のタイミングの双方が変動する可能性がある場合には、関数f(t)を用いて、第1及び第2のタイミングにおける理想電池電圧を算出してもよい。一方、図9に示したように、第1のタイミングは固定して、第2のタイミングにおける良品電池電圧を関数f(t)から算出し、閾値を設定してもよい。特に、第2のタイミングは、第1のタイミングよりも変動する要素が多いため、第2のタイミングにおける良品電池電圧の算出にのみ関数f(t)を用いても、良否判定の精度を向上させるという本発明の効果を発揮することができる。
さらに、第1のタイミングの時刻に拘わらず、第1のタイミングから第2のタイミングまでの日数や時間に応じて、閾値が決定されてもよい。つまり、関数f(t)を曲線ではなく、直線としてもよい。加えて、関数を用いずに、エージング日数(エージング時間)に良品の電池の電池電圧が対応付けられているテーブルを予め用意しておき、第1のタイミングから第2のタイミングまでの日数(時間)が特定された後に、当該テーブルを参照して閾値を設定してもよい。このような構成においても、エージング時間に応じて適切な閾値を設定することができるため、良否判定の精度を向上させるという本発明の効果を発揮することができる。
1 検査装置
11 電圧取得部
12 計時部
13 閾値設定部
14 良否判定部
15 記憶部

Claims (5)

  1. エージング工程における二次電池の電圧降下量に基づいて前記二次電池の良否判定を行う二次電池の検査方法であって、
    エージング時間と、良品の前記二次電池の自己放電による電池電圧の時間変化と、に基づいて、前記電圧降下量の閾値を設定し、
    前記エージング工程における前記電圧降下量と、前記閾値と、の比較結果に基づいて、前記二次電池の良否判定を行う二次電池の検査方法。
  2. 前記エージング時間は、エージング前における電池電圧の測定タイミングである第1のタイミングから、エージング後における前記電池電圧の測定タイミングである第2のタイミングまでの時間であり、
    前記第1のタイミングに測定された電池電圧と前記第2のタイミングに測定された電池電圧との差分を、前記エージング工程における前記電圧降下量として算出する請求項1に記載の二次電池の検査方法。
  3. 前記良品の前記二次電池の自己放電による電池電圧の時間変化を示す関数を設定し、
    前記関数を用いて、前記第1のタイミングから前記第2のタイミングまでの前記良品の前記二次電池の電圧降下量を算出し、当該電圧降下量を前記閾値として設定する請求項2に記載の二次電池の検査方法。
  4. 前記関数を用いて、前記第1のタイミングにおける前記良品の前記二次電池の電池電圧と、前記第2のタイミングにおける前記良品の前記二次電池の電池電圧と、を算出し、
    前記第1のタイミングにおける前記良品の前記二次電池の電池電圧と、前記第2のタイミングにおける前記良品の前記二次電池の電池電圧と、の差を前記閾値として設定する請求項3に記載の二次電池の検査方法。
  5. エージング工程における二次電池の電圧降下量に基づいて前記二次電池の良否判定を行う二次電池の検査装置であって、
    エージング時間と、良品の前記二次電池の自己放電による電池電圧の時間変化と、に基づいて、前記電圧降下量の閾値を設定する閾値設定手段と、
    前記エージング工程における前記電圧降下量と、前記閾値と、の比較結果に基づいて、前記二次電池の良否判定を行う良否判定手段と、
    を備える二次電池の検査装置。
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