JP2015070497A - 信号分析装置、同期システム、及び同期方法 - Google Patents

信号分析装置、同期システム、及び同期方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の信号分析装置の位相、タイミングを同期し、高い精度で複数の信号分析装置間の同期を取ることが可能な信号分析装置、同期システム、及び同期方法を提供する。【解決手段】A/D変換された位相変調信号を外部から入力されたトリガ信号のタイミングを基準とした時刻に対応付けた同期用データとして出力する同期用データ生成部19aと、前記同期用データと外部から入力された同期用データに基づいて、当該2つの同期用データの振幅比、位相差、及び時間差を同期補正値として算出することが可能な同期補正値算出部19cと、前記同期補正値、または、外部から入力された同期補正値に基づいて、被測定対象から出力されたRF信号の振幅、位相、及び時間の補正を行う補正部19dとを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、信号分析装置、同期システム、及び同期方法に関する。
近年、大容量コンテンツサービスなどの普及により、伝送速度(スループット)の大幅な向上が求められている。例えば、3GPP(Third Generation Partnership Project)によるLTE−A(LTE-Advanced)においては、このような要求に応える技術としてMIMO(Multi Input Multi Output)方式などが採用されている。
MIMO方式とは、送信側の複数(M個)のアンテナと受信側の複数(N個)のアンテナ間に形成されるM×Nの経路を用いて高速なデータ通信を行う方式である。
このように、複数の異なる信号を同時に送受信する通信システムに対して、送信側の信号の品質を評価する際には信号分析装置が用いられる。
信号分析装置としては、分析対象とする周波数(受信した周波数でもある)を一方の座標軸、分析した時間(受信した時間でもある)を他方の座標軸とする座標上に、分析して得られた各周波数の成分の大きさをパラメータとして3次元的表示を行うものが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2009−250719号公報 特開2009−250717号公報
複数の信号分析装置をトリガ信号により同期させて測定を行う際に、複数の信号分析装置をケーブル接続する方式としては、スター接続とデイジーチェーン接続が挙げられる。
デイジーチェーン接続は、複数の信号分析装置を数珠繋ぎする方式であり、信号分析装置の台数が多い場合においても装置間のケーブル配線が容易に行えるという利点がある。一方で、ケーブルの長さを同一にできないため、それぞれの信号分析装置に同時にトリガを掛けることが困難となる。
これに対して、スター接続の場合は、分岐回路(ハブ)を中心に、複数の信号分析装置がケーブルで接続される。このとき、ケーブルの長さを厳密に一致させることにより、各信号分析装置に同時にトリガを掛けることが可能となる。
しかしながら、特許文献1,2に開示されたような従来の信号分析装置においては、下記の要因によって、複数の信号分析装置間で位相・振幅・タイミングのずれが生じていた。
・複数の被測定対象と複数の信号分析装置とを接続する複数のRFケーブルの長さの差
・複数の信号分析装置同士を接続する複数のトリガケーブルの長さの差
・複数の信号分析装置の信号入力端子からA/D変換部までの経路差
・複数の信号分析装置のA/D変換部におけるADCクロックの立ち上がりの時間差
・複数の信号分析装置のローカル信号の位相差
従来、2台の信号分析装置の処理のタイミング差を求める場合には、下記のような相互相関関数による評価を行うことがある。
1台目の信号分析装置側のA/D変換後の被測定信号のデータ列をs(n)、2台目の信号分析装置側のA/D変換後の被測定信号のデータ列をs(n)とすると、相互相関関数φ1,2(m)は数1のように与えられる。ここで、Nはデータ列の平均範囲を示している。
Figure 2015070497
数1のピークの位置を見つけ出すことにより、ADCクロックの確度で、データ列s(n),s(n)間のタイミング差を推定することができる。しかしながら、ADCクロックは通常100MHz程度であるため、10nsのタイミング差までしか推定できないことになる。
以上のように、従来は複数の信号分析装置の位相・タイミングを同期することが考慮されていないため、高い精度で複数の信号分析装置間の同期を取ることができないという問題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであって、複数の信号分析装置の位相、タイミングを同期し、高い精度で複数の信号分析装置間の同期を取ることが可能な信号分析装置、同期システム、及び同期方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1の信号分析装置は、被測定対象から出力されたRF信号に対して信号分析を行う信号分析装置であって、ローカル信号を発生するローカル信号発生部と、前記RF信号、または、外部からの位相変調信号が前記ローカル信号とともに入力され、当該RF信号または当該位相変調信号を所定の中間周波数帯の中間周波数信号に変換して出力するミキサ部と、前記中間周波数信号をサンプリングしてデジタルの信号列に変換するA/D変換部と、前記ミキサ部に前記位相変調信号が入力された場合に、前記中間周波数信号を外部から入力されたトリガ信号のタイミングを基準とした時刻に対応付けた同期用データとして出力する同期用データ生成部と、前記同期用データ生成部から出力された前記同期用データと外部から入力された同期用データに基づいて、当該2つの同期用データの振幅比、位相差、及び時間差を同期補正値として算出することが可能な同期補正値算出部と、前記ミキサ部に前記RF信号が入力された場合に、前記同期補正値算出部によって算出された前記同期補正値、または、外部から入力された同期補正値に基づいて、前記RF信号の振幅、位相、及び時間の補正を行う補正部とを備える構成を有している。
この構成により、複数の信号分析装置を用いて同時並列に信号処理を行う場合に、高い精度で複数の信号分析装置間の同期を取ることが可能な信号分析装置を実現できる。
また、本発明の請求項2の同期システムは、複数台の上記の信号分析装置間の同期処理を行う同期システムであって、前記複数台の信号分析装置のうちの2台の前記ミキサ部に同一の位相変調信号を同時に入力するとともに、前記2台の信号分析装置の前記同期用データ生成部に同一のトリガ信号を同時に入力する信号発生器を備える構成を有している。
この構成により、複数の信号分析装置を用いて同時並列に信号処理を行う場合に、高い精度で複数の信号分析装置間の同期を取ることが可能な同期システムを実現できる。
また、本発明の請求項3の同期システムにおいては、前記2台の信号分析装置のうちの一方の前記同期用データ生成部から出力された前記同期データが、前記2台の信号分析装置のうちの他方の前記同期補正値算出部に入力される構成を有していても良い。
また、本発明の請求項4の同期システムにおいては、前記2台の信号分析装置のうちの一方の前記同期補正値算出部から出力された前記同期補正値が、前記2台の信号分析装置のうちの他方の前記補正部に入力される構成を有していても良い。
また、本発明の請求項5の同期方法は、複数台の上記の信号分析装置間の同期処理を行う同期方法であって、前記複数台の信号分析装置のうちの2台の前記ミキサ部に同一の位相変調信号を同時に入力するとともに、前記2台の信号分析装置の前記同期用データ生成部に同一のトリガ信号を同時に入力する位相変調信号入力段階と、前記2台の信号分析装置のうちの一方の前記同期用データ生成部によって、前記ミキサ部から出力された前記位相変調信号の中間周波数信号に前記トリガ信号のタイミングを基準とした時刻を対応付けた同期用データを生成する同期用データ生成段階と、前記同期用データ生成段階で生成された前記同期用データと前記2台の信号分析装置のうちの他方の前記同期用データ生成部によって生成された同期用データに基づいて、当該2つの同期用データの振幅比、位相差、及び時間差を同期補正値として算出する同期補正値算出段階と、前記2台の信号分析装置のいずれかの前記ミキサ部に被測定対象から出力されたRF信号を入力するとともに、前記2台の信号分析装置の前記同期用データ生成部に同一のトリガ信号を同時に入力するRF信号入力段階と、前記RF信号が入力された信号分析装置の前記同期用データ生成部によって、前記ミキサ部から出力された前記RF信号の中間周波数信号に前記トリガ信号のタイミングを基準とした時刻を対応付けたRFデータを生成するRFデータ生成段階と、前記同期補正値算出段階によって算出された前記同期補正値に基づいて、前記RFデータの振幅、位相、及び時間の補正を行う補正段階とを含む。
本発明は、複数の信号分析装置の位相、タイミングを同期し、高い精度で複数の信号分析装置間の同期を取ることが可能な信号分析装置、同期システム、及び同期方法を提供する。
本発明の実施形態としての同期システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態としての同期システムが備える信号分析装置の詳細な構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態としての同期システムが備える信号分析装置の補正部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態としての同期システムを用いた同期方法を説明するためのグラフである。
以下、本発明に係る信号分析装置、同期システム、及び同期方法の実施形態について、図面を用いて説明する。
図1に示すように、本発明の実施形態としての同期システム1は、被測定対象から出力されたRF信号に対して信号分析を行う複数台の信号分析装置SA1,SA2,・・・と、複数台の信号分析装置SA1,SA2,・・・のうちの2台に向けて同一の位相変調信号、及び、同一のトリガ信号をそれぞれ同時に出力する信号発生器100とを備える。
複数台の信号分析装置SA1,SA2,・・・は、複数のRFケーブルにより、信号発生器100、あるいは、複数の被測定対象のそれぞれと接続可能となっている。また、複数台の信号分析装置SA1,SA2,・・・同士は、トリガケーブルによりスター接続可能あるいはデイジーチェーン接続可能となっている。
この時、複数のRFケーブルの長さは全て等しい必要がある。一方、トリガケーブルの長さも全て等しいことが望ましいが、長さにずれがある場合には、このずれによる伝搬遅延時間が予め評価されている必要がある。
図2に信号分析装置SA1の詳細な構成の一例を示す。なお、他の信号分析装置SA2,SA3,・・・の構成も信号分析装置SA1の構成と同様である。信号分析装置SA1は、RF部13、A/D変換部14、信号解析部15、表示部16、操作部17、制御部18、及び同期処理部19を筐体20内に備える。
筐体20は、トリガ入力端子11、データ入出力端子12、信号入力端子21、及び基準周波数入力端子22を有する。
RF部13は、掃引部13a、ローカル信号発生部13b、及びミキサ部13cを有する。
ローカル信号発生部13bは、例えばPLL回路(不図示)により構成されており、制御部18から掃引部13aを介して測定周波数の中心周波数fcの指示を受けて、ローカル周波数(fc+fIF)のローカル信号を発振してミキサ部13cへ送るようになっている。
本実施形態においては、全ての信号分析装置SA1,SA2,・・・が、同一の周波数基準を用いることが重要である。
このため、ローカル信号発生部13bは、信号発生器100あるいは外部の信号発生器から出力された基準周波数信号を基準周波数入力端子22を介して受信し、当該受信した基準周波数信号をローカル信号発生部13b内のPLL回路の発振器(不図示)で発振される基準周波数信号に代えて用いることができるように構成されている。
あるいは、ローカル信号発生部13bは、他の信号分析装置SA2,SA3,・・・のローカル信号発生部13bあるいは外部の信号発生器から出力された発振周波数(fc+fIF)のローカル信号を基準周波数入力端子22を介して受信し、当該受信したローカル信号を自身が発振したローカル周波数(fc+fIF)のローカル信号の代わりにミキサ部13cに送ることができるように構成されていても良い。
ミキサ部13cは、信号入力端子21から入力されたRF信号、または、信号発生器100から出力された位相変調信号とローカル周波数(fc+fIF)のローカル信号とをミキシングして中間周波数(fIF±ΔFMax/2)の信号に変換して、当該中間周波数信号をA/D変換部14へ送るようになっている。
A/D変換部14は、RF部13から出力される中間周波数信号(周波数:fIF±ΔFMax/2)を制御部18からの所定のクロックでサンプリングして、デジタルデータに変換するようになっている。
同期処理部19は、同期用データ生成部19a、切替部19b、同期補正値算出部19c、及び補正部19dを有する。ここで、同期処理部19は、例えばFPGA(Field Programmable Gate Array)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の論理回路によって構成される。
同期用データ生成部19aは、A/D変換部14から出力されるデジタルデータ(振幅値)を、測定周波数、トリガ信号のパルスのタイミングを基準としたクロックの経過時間をアドレスとして、メモリ領域に記憶するようになっている。記憶されたデジタルデータは、いわば時間領域のデータである。
以降は、上記の時間領域のデータが被測定対象から出力されたRF信号に由来するものである場合には、これを「RFデータ」と言う。一方、上記の時間領域のデータが位相変調信号に由来する場合には、これを「同期用データ」と言う。
また、切替部19bは、「同期補正値算出モード」において、同期用データ生成部19aの出力側を、同期補正値算出部19cの入力側、及び、データ入出力端子12に接続し、同期用データ生成部19aから出力された同期用データを同期補正値算出部19cに入力するとともに、データ入出力端子12を介して外部に出力するようになっている。
一方、切替部19bは、「RF信号測定モード」において、同期用データ生成部19aの出力側を、補正部19dの入力側に接続し、同期用データ生成部19aから出力されたRFデータを補正部19dに入力するようになっている。
なお、RF信号測定モードと同期補正値算出モードの選択は、操作者が操作部17を介して行うことができるようになっている。
同期補正値算出部19cは、同期用データ生成部19aで生成された同期用データと他の信号分析装置SA2,SA3,・・・のいずれかの同期用データ生成部19aによって生成された同期用データに基づいて、当該2つの同期用データの振幅比、位相差、及びタイミング差(時間差)を同期補正値として算出することができるようになっている。
なお、同期補正値算出部19cは、必ずしも信号分析装置SA1,SA2,・・・内に備えられていなくても良く、外部制御装置(不図示)内に備えられていても良い。この場合には、例えば、データ入出力端子12を介して、各信号分析装置SA1,SA2,・・・の同期用データ生成部19a及び補正部19dと、外部制御装置内の同期補正値算出部19cとの間で、同期用データ及び同期補正値のやり取りが行われることとなる。
補正部19dは、図3に示すように、振幅比が設定される振幅補正部19d−1、位相差が設定される位相補正部19d−2、及びタイミング差が設定されるタイミング補正部19d−3を有する。
振幅補正部19d−1は、ミキサ部13cに被測定対象からのRF信号が入力されるRF信号測定モードにおいて、同期補正値算出部19cによって算出された振幅比、または、他の信号分析装置SA2,SA3,・・・のいずれかの同期補正値算出部19cによって算出された振幅比に基づいて、RFデータの振幅の補正を行うことができるようになっている。
同様に、位相補正部19d−2は、信号分析装置SA1,SA2,・・・のいずれかの同期補正値算出部19cによって算出された位相差に基づいて、RFデータの位相の補正を行うことができるようになっている。
また、タイミング補正部19d−3は、信号分析装置SA1,SA2,・・・のいずれかの同期補正値算出部19cによって算出されたタイミング差に基づいて、RFデータのタイミングの補正を行うことができるようになっている。
さらに、補正部19dは、同期補正値に基づいて補正されたRFデータを、補正後の時間をアドレスとしてメモリ領域に記憶するようになっている。
制御部18は、例えばマイクロコンピュータによって構成されており、装置全体の制御を行うようになっている。あるいは、制御部18は、同期処理部19と一体化されてFPGAやASICによって構成されていても良い。
信号解析部15は、例えば、FFT処理部15a、検波部15b、ログ変換部15c、及び記憶部15dを有し、RF信号測定モード時にRF信号に対して信号解析処理を行うものである。
図2に示した構成では、信号解析部15がFFT処理を行うとしているが、これはあくまで一例であり、信号解析部15の処理方法がFFT処理に限定されるものではない。例えば、信号解析部15は、変調解析を行うものでも良く、Power vs Time、Frequency vs Time、Phase vs Time等の処理を行うものであっても良い。つまり、これらの解析処理方法も本発明に適用可能である。なお、これらの解析処理方法は、信号分析装置の当業者であれば理解できる方法なので、それらの詳細は割愛する。
FFT処理部15aは、操作部17から受けた、観察周波数fv、観察時間tvを受けて、同期用データ生成部19aから該当する測定周波数、及びクロックの経過時間の時間領域データ(RFデータ)を読み出すようになっている。
そして、FFT処理部15aは、受けた時間領域データを所定時間間隔でFFT処理して周波数領域データに変換して、操作部17から指定された観察帯域幅ΔFの範囲で所望の分解能帯域幅(RBW)で各周波数成分とその大きさを算出するようになっている。
このとき、FFT処理部15aは、FFT処理する処理のタイミングの時間間隔をΔtとすると、観察周波数の時間領域データから各処理タイミングで時間窓ΔT(ΔT≧Δt)だけの時間領域データを補正部19dから読み出してFFT処理するようになっている。
そして、FFT処理部15aは、処理タイミングを1間隔Δtだけ時間窓Tごとずらしながら、観察時間のtvになるまで繰り返しFFT処理を行うようになっている。つまり、FFT処理部15aは、m×Δt(例えば、mは、1〜tv/Δt)のタイミングで時間位置(アドレス)m×Δtを中心とした±ΔT/2間の時間領域データを読み出してFFT演算し、これをm=tv/Δtになるまで繰り返すようになっている。
時間窓ΔTは、時間領域データを周波数領域データに変換するのに十分な時間である。極端な例では、1周期にも満たない時間領域データを周波数領域データに変換してもその周波数が分解能良く特定できない恐れがある。なお、タイミングの時間間隔Δtは、A/D変換部14のクロックと同じ周期であっても良い。
検波部15bは、各周波数成分の大きさ(パワー)を実効値、平均値、もしくはピーク値に変換して出力(以下、これを「パワー」と言う。)するようになっている。ログ変換部15cは、検波部15bからの出力を対数に圧縮して記憶部15dへ送るようになっている。
記憶部15dは、例えば、一方のアドレスを観察周波数fv、他方のアドレスを観察時間tvの経過とするメモリ領域に、該当する周波数成分のパワーを記憶するようになっている。
表示部16は、記憶部15dに記憶された観察周波数各成分のパワーを、例えば観察周波数を縦軸、観察時間を横軸とする座標に色パラメータとして表示するようになっている。
以下、図1,2を参照しながら、本実施形態の同期システム1における複数台の信号分析装置間の同期方法について説明する。簡単のため、2台の信号分析装置SA1,SA2に着目して説明する。
まず、操作者が信号分析装置SA1の操作部17を操作することにより、信号分析装置SA1に同期補正値算出モードが指定される。これにより、信号分析装置SA1の切替部19bは、同期用データ生成部19aの出力側を、同期補正値算出部19cの入力側、及び、データ入出力端子12に接続する。
次に、信号発生器100が、信号入力端子21を介して同一の位相変調信号を、2台の信号分析装置SA1,SA2のRF部13のミキサ部13cに同時に入力する。位相変調信号は、例えば正弦波の信号であるとする。さらに、信号発生器100は、トリガ入力端子11を介して同一のトリガ信号を、2台の信号分析装置SA1,SA2の同期処理部19の同期用データ生成部19aに同時に入力する(位相変調信号入力段階)。
次に、ミキサ部13cは、信号発生器100から出力された位相変調信号と、ローカル信号発生部13bから出力されたローカル信号とをミキシングすることにより、位相変調信号を所定の中間周波数帯の中間周波数信号に変換して出力する。
次に、A/D変換部14は、ミキサ部13cから出力された中間周波数信号を制御部18からの所定のクロックでサンプリングして、デジタルデータに変換する。
次に、信号分析装置SA1,SA2の同期用データ生成部19aは、A/D変換部14から出力されたデジタルデータを、信号発生器100から入力されたトリガ信号のタイミングを基準とした時刻に対応付けた同期用データとして出力する(同期用データ生成段階)。
次に、同期補正値算出部19cが行う同期補正値算出段階の処理について説明する。ここでは、信号分析装置SA1の同期補正値算出部19cが、信号分析装置SA1の同期用データ生成部19aで生成された同期用データと、信号分析装置SA2の同期用データ生成部19aで生成された同期用データに基づいて、同期補正値を算出する場合を例に挙げる。
信号分析装置SA1側の同期用データのデータ列s(t)の振幅をA、信号分析装置SA2側の同期用データのデータ列s(t)の振幅をA、データ列s(t)のローカル信号発生部13bに起因する初期位相をφ[rad]、データ列s(t)のローカル信号発生部13bに起因する初期位相をφ[rad]、最大位相偏移量をk[rad]とすると、データ列s(t),s(t)はそれぞれ数2、数3のように表される。
Figure 2015070497
Figure 2015070497
(t)とs(t)のタイミング差がτ[s]であるとした場合、データ列s(t),s(t)の比R=s/sは数4のように与えられる。
Figure 2015070497
和積の公式を用いて数4を変形すると、数5のようになる。
Figure 2015070497
(t)とs(t)の振幅比Aは、数5のA/Aから求めることができる。また、s(t)とs(t)の位相差φ[rad]は、数5のexp{i(φ−φ)}から求めることができる。また、タイミング差τ[s]は、数5のexp{i2ksin(bτ/2)sin(bt)}から求めることができる。
数5をグラフで表記すると図4に示すようになる。図4(a)は数5の振幅比Aを表している。また、図4(b)は数5の位相成分を表している。
数5は連続関数であるが、実際には同期補正値算出部19cは、A/D変換後の離散値を扱うこととなる。即ち、実際に同期補正値算出部19cで算出されるデータ列s(n),s(n)の比R=s/sは離散値データであり、これをR(n)と表す。
同期補正値算出部19cは、数6に示すようにR(n)の平均振幅を求めることにより、振幅比Aを算出する。
Figure 2015070497
ここで、データ列の平均範囲を示すNは、位相変調信号の変調周期の整数倍の時間に対応する値にするのが望ましい。なぜならば、位相成分は位相変調信号の変調周期の正弦波として表されるため、数6で誤差なく平均値を出すためには、Nを変調周期の整数倍にする必要があるためである。
次に、同期補正値算出部19cは、位相差φとタイミング差τを算出するためにR(n)の位相成分θ(n)を数7より求める。
Figure 2015070497
同期補正値算出部19cは、最小二乗法を用いて、数7で表される離散値の集合と数8のsin関数とのフィッティングを行うことにより、パラメータ(p,q,r)を最適化する。数8において、pは数9に示す位相変調の振幅に対応している。また、bは位相変調の速度の情報を含む既知の値である。また、qはタイミング差τの情報を含んでいる。また、rは初期位相の位相差φ=φ−φに対応している。
Figure 2015070497
Figure 2015070497
データ(x,y)の観測誤差をεと表すと、数8は数10のように表現できる。
Figure 2015070497
観測誤差εの二乗平均誤差Eは、数11のように表される。
Figure 2015070497
観測誤差εは、三角関数の加法定理により数12に示すように変形される。
Figure 2015070497
ただし、数12におけるp'とq'は数13のように与えられる。
Figure 2015070497
ここで、最小の二乗平均誤差Eをもたらす値(p',q',r)の組み合わせを決定するためには、数14に示すように、二乗平均誤差Eが値(p',q',r)において極値を持つことが必要条件になる。
Figure 2015070497
数14の各式を計算すると、数15〜17に示すようになる。
Figure 2015070497
Figure 2015070497
Figure 2015070497
上記の数15〜17として示した3つの方程式は、パラメータ(p',q',r)にのみ注目すれば3変数の連立一次方程式として扱うことができる。したがって、数15〜17は数18に示すような行列で表すことができる。
Figure 2015070497
簡単のため、数18を数19のように書き直す。
Figure 2015070497
数19の両辺に逆行列C−1を掛けると数20に示すようになり、最適化された(p',q',r)を求めることができる。
Figure 2015070497
また、数13の関係より数21が得られ、パラメータp,qの値を求めることができる。ただし、atan2(a,b)はy方向a,x方向bの時の偏角を計算する関数である。
Figure 2015070497
以上から、位相差φ[rad]の推定値は数22のように与えられる。また、タイミング差τ[s]の推定値は、既に述べた数9の関係から数23のように与えられる。
Figure 2015070497
Figure 2015070497
ここで、一意にτを求めるためには、(bτ/2)が、例えば[−π/2,π/2)のように幅π未満の範囲内の値でなければならない。したがって、タイミング差τの絶対値の最大値をτ[s]とすると、例えば数24が成り立つようにbの値を制限する必要がある。
Figure 2015070497
つまり、信号発生器100から出力される位相変調信号の位相変調の速度は、数24によって規定される。
以上のようにして、同期補正値算出部19cは、数6より振幅比A、数22より位相差φ、数23よりタイミング差τを同期補正値として算出することができる。
次に、操作者が例えば信号分析装置SA2の操作部17を操作することにより、信号分析装置SA2にRF信号測定モードが指定される。これにより、信号分析装置SA2の切替部19bは、同期用データ生成部19aの出力側を、補正部19dの入力側に接続する。
次に、信号分析装置SA2のRF部13のミキサ部13cに、被測定対象から出力されたRF信号が入力される。さらに、信号発生器100は、トリガ入力端子11を介して同一のトリガ信号を、2台の信号分析装置SA1,SA2の同期処理部19の同期用データ生成部19aに同時に入力する(RF信号入力段階)。
次に、RF信号が入力された信号分析装置SA2のミキサ部13cは、RF信号と、ローカル信号発生部13bから出力されたローカル信号とをミキシングすることにより、RF信号を所定の中間周波数帯の中間周波数信号に変換して出力する。
次に、信号分析装置SA2のA/D変換部14は、ミキサ部13cから出力された中間周波数信号を制御部18からの所定のクロックでサンプリングして、デジタルデータに変換する。
次に、信号分析装置SA2の同期用データ生成部19aは、A/D変換部14から出力されたデジタルデータを、信号発生器100から入力されたトリガ信号のタイミングを基準とした時刻に対応付けたRFデータとして出力する(RFデータ生成段階)。
次に、信号分析装置SA2の補正部19dが、信号分析装置SA1の同期補正値算出部19cで算出された同期補正値により、信号分析装置SA2に入力されるRF信号に由来するRFデータの振幅、位相、及びタイミングの補正を行う(補正段階)。
このようにして、本実施形態の同期システム1は、信号分析装置SA1を基準として、信号分析装置SA2の装置内部の経路に起因する伝搬遅延を補正することができる。同様に、信号分析装置SA1を基準として、残りの信号分析装置SA3,SA4,・・・に対しても、本実施形態の同期方法を順次実施することにより、全ての信号分析装置SA1,SA2,・・・間で同期を取ることが可能となる。
なお、上記の同期補正値算出モードにおける同期補正値の算出及び設定は、信号分析装置または同期システムの出荷前に行われても良いし、RF信号測定モードの処理の前に毎回行われても良く、あるいは、操作者により任意のタイミングで行われても良い。
以上説明したように、本実施形態によれば、2つの信号分析装置を順次選択し、当該2つの信号分析装置で生成された同期用データの比を求め、その比に対して平均処理、最小二乗法によるフィッティングを行うことにより、ADCクロック以上の確度で信号分析装置間のタイミングを補正することができる。
これにより、複数の信号分析装置を用いて被測定信号の測定を行う場合に、それぞれの信号分析装置同士の同期を完全に取ることができるため、極めて精度の良い測定を行うことが可能となる。
本発明の信号分析装置、同期システム、及び同期方法は、例えばMIMOなどの技術を用いた、複数の異なる信号を同時に送受信する通信システムに適用することができる。
1 同期システム
SA1,SA2,・・・ 信号分析装置
11 トリガ入力端子
12 データ入出力端子
13 RF部
13a 掃引部
13b ローカル信号発生部
13c ミキサ部
14 A/D変換部
15 信号解析部
15a FFT処理部
15b 検波部
15c ログ変換部
15d 記憶部
16 表示部
17 操作部
18 制御部
19 同期処理部
19a 同期用データ生成部
19b 切替部
19c 同期補正値算出部
19d 補正部
19d−1 振幅補正部
19d−2 位相補正部
19d−3 タイミング補正部
20 筐体
21 信号入力端子
22 基準周波数入力端子
100 信号発生器

Claims (5)

  1. 被測定対象から出力されたRF信号に対して信号分析を行う信号分析装置(SA1,SA2,・・・)であって、
    ローカル信号を発生するローカル信号発生部(13b)と、
    前記RF信号、または、外部からの位相変調信号が前記ローカル信号とともに入力され、当該RF信号または当該位相変調信号を所定の中間周波数帯の中間周波数信号に変換して出力するミキサ部(13c)と、
    前記中間周波数信号をサンプリングしてデジタルの信号列に変換するA/D変換部(14)と、
    前記ミキサ部に前記位相変調信号が入力された場合に、前記中間周波数信号を外部から入力されたトリガ信号のタイミングを基準とした時刻に対応付けた同期用データとして出力する同期用データ生成部(19a)と、
    前記同期用データ生成部から出力された前記同期用データと外部から入力された同期用データに基づいて、当該2つの同期用データの振幅比、位相差、及び時間差を同期補正値として算出することが可能な同期補正値算出部(19c)と、
    前記ミキサ部に前記RF信号が入力された場合に、前記同期補正値算出部によって算出された前記同期補正値、または、外部から入力された同期補正値に基づいて、前記RF信号の振幅、位相、及び時間の補正を行う補正部(19d)とを備えることを特徴とする信号分析装置。
  2. 複数台の請求項1に記載の信号分析装置間の同期処理を行う同期システム(1)であって、
    前記複数台の信号分析装置のうちの2台の前記ミキサ部に同一の位相変調信号を同時に入力するとともに、前記2台の信号分析装置の前記同期用データ生成部に同一のトリガ信号を同時に入力する信号発生器(100)を備えることを特徴とする同期システム。
  3. 前記2台の信号分析装置のうちの一方の前記同期用データ生成部から出力された前記同期データが、前記2台の信号分析装置のうちの他方の前記同期補正値算出部に入力されることを特徴とする請求項2に記載の同期システム。
  4. 前記2台の信号分析装置のうちの一方の前記同期補正値算出部から出力された前記同期補正値が、前記2台の信号分析装置のうちの他方の前記補正部に入力されることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の同期システム。
  5. 複数台の請求項1に記載の信号分析装置間の同期処理を行う同期方法であって、
    前記複数台の信号分析装置のうちの2台の前記ミキサ部に同一の位相変調信号を同時に入力するとともに、前記2台の信号分析装置の前記同期用データ生成部に同一のトリガ信号を同時に入力する位相変調信号入力段階と、
    前記2台の信号分析装置のうちの一方の前記同期用データ生成部によって、前記ミキサ部から出力された前記位相変調信号の中間周波数信号に前記トリガ信号のタイミングを基準とした時刻を対応付けた同期用データを生成する同期用データ生成段階と、
    前記同期用データ生成段階で生成された前記同期用データと前記2台の信号分析装置のうちの他方の前記同期用データ生成部によって生成された同期用データに基づいて、当該2つの同期用データの振幅比、位相差、及び時間差を同期補正値として算出する同期補正値算出段階と、
    前記2台の信号分析装置のいずれかの前記ミキサ部に被測定対象から出力されたRF信号を入力するとともに、前記2台の信号分析装置の前記同期用データ生成部に同一のトリガ信号を同時に入力するRF信号入力段階と、
    前記RF信号が入力された信号分析装置の前記同期用データ生成部によって、前記ミキサ部から出力された前記RF信号の中間周波数信号に前記トリガ信号のタイミングを基準とした時刻を対応付けたRFデータを生成するRFデータ生成段階と、
    前記同期補正値算出段階によって算出された前記同期補正値に基づいて、前記RFデータの振幅、位相、及び時間の補正を行う補正段階とを含むことを特徴とする同期方法。
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