JP2009250717A - 信号分析装置 - Google Patents
信号分析装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009250717A JP2009250717A JP2008097262A JP2008097262A JP2009250717A JP 2009250717 A JP2009250717 A JP 2009250717A JP 2008097262 A JP2008097262 A JP 2008097262A JP 2008097262 A JP2008097262 A JP 2008097262A JP 2009250717 A JP2009250717 A JP 2009250717A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- time
- power
- unit
- display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
【解決手段】表示制御部8は、受信部100が測定データを基に、周波数軸、時間軸の2次元座標上に、パワーの変化を示すスペクトログラムを表示し、そのスペクトログラム上に操作手段12で入力された周波数範囲と時間範囲で囲まれたゾーンマーカを生成し、表示部10に認識可能に表示する、かつゾーンマーカ内で特徴あるパワー、例えばピークパワーを示す周波数及び時間の座標位置をサーチし、サーチした座標位置に識別可能なマーカを付す。そして、演算部9は、ゾーンマーカ内の電力を求める。
【選択図】図1
Description
該表示されているスペクトログラム上に前記操作部で設定された第2の周波数範囲と第2の時間範囲とで囲まれたゾーンマーカを生成し、前記表示部に認識可能に表示するゾーンマーカ生成手段(8c)とを備えた。
スケール設定手段8abは、予め表示部10に色表示させるための色情報を保有し、異なる色相間の階調、或いは同一色系統の濃淡階調を生成できる。ここでの例としては、R(赤)―G(緑)―B(青)の各色間の階調を生成できるものとして説明する。
向かってグラフの右端の近くに、下限パワーLs=―96dBm、上限パワーLt=―44dBmとし、その間を縦方向に10等分した直線目盛り上にR(赤)、G(緑)、B(青)の階調表示を行い。操作者に、階調とパワーの大きさとの関係が認識できるように表示している。つまり、グラフとしては、縦軸は5.997500GHz〜6.002500GHzとし、横軸は全観察時間が20msとする座表上に、パワーの値を階調で示している。そして、上限パワーLt=―44dBmを越えたパワーについては、濃い桃色の表示が成されている。なお、図3では(図4も同じ)、グラフが、白黒印刷のため、カラーにならないので、文字で主たる色を説明している。
以下にスケーリングの変形例を説明する。測定やグラフの生成のしかた等は、上記説明の通りである。
1.1A パワー分類スケール
スケール設定手段8abは、ここでは、上記説明のように色相間が連続する階調表示では無く、直線目盛りの等分目盛り、例えば、上記のLs、Ls+ΔL、Ls+2ΔL、・・・・・、Ls+(n−1)ΔL、Ltの1つの目盛り間は同じ色とし、目盛りが変わるたびに異なる色にする。したがって、10等分の目盛りであれば十色で、パワーがどの目盛りに分類されるかを示す。目盛り間隔に入るパワーが値付けされる。そして、これら10等分に属さない、或いは越えるパワーについては、10等分に割り付けた十色以外の色を割り当てる。なお、ここで言う十色とは、同一系統の色でも明度の差が認識できれば、それらを含めても良い(例えば、濃い青と、薄い青はそれらの差が認識できればこれで2色と数えても良い)。
上記のように操作部12からのスケールレベルLを受けてスケールを生成していたが、ここでは、図2(A)に示すようにレベル範囲サーチ手段13が、記憶部7が記憶するパワー値の最小値と最大値をサーチし、それぞれ最小値を下限値Lsとし、最大値を上限値Ltとしてスケール設定手段8abに設定する。この場合、全てのパワーが下限値Ls―上限値Ltの範囲に入ることになり、範囲を超えるパワーは、無い。したがって、下限値Ls―上限値Ltを操作部12で設定したときは、それを越えるパワーを識別する必要があるが、この場合、全て範囲内の色で表示される。ただし、この場合は、任意の範囲を設定できないそれがある。そこで、スケールにだけ、所望のパワー範囲をマーキングすることもできる。
1.1C 統計値に基づくスケール設定
上記の自動スケール設定と類似するが、ここでは、図2(A)の構成を使用するがレベル範囲サーチ手段13の代わりに図2(B)のレベル範囲サーチ手段14を用いる構成を採る。図2(B)において、ヒストグラム算出手段14aは記憶部7が記憶するパワー値のヒストグラム(パワー分布)を算出する。そして、統計値算出手段14bは操作部12から指示された統計値の種類と値、例えば、平均値+3σ、平均値―3σ、或いは+10%、90%等のパワー値を算出する。そして例えば、平均値―3σのパワー値を下限値Ls、平均値+3σのパワー値を上限値Ltとしてスケール設定手段8abへ送る。以降は上記の通りに動作する。
表示制御部8に含まれるゾーンマーカ生成手段8cは、制御部11から操作部12で入力されたゾーン時間Tz(範囲はスタートTs―ストップTt形式、或いはセンター時間±時間幅で設定可能である。)、及びゾーン周波数Fz(範囲はスタートFs―ストップFt形式、或いはセンター周波数±周波数幅で設定可能である。)を受けて、そのゾーン時間Tz及びゾーン周波数Fzを、グラフ生成手段8aが周波数、時間をグラフの座標に割つけた座標情報を基に、該グラフ上にゾーン時間Tzとゾーン周波数Fzで囲われたゾーンマーカを表示部10に表示させる。図3(A)の表示例では、点線のT1―T2間のゾーン時間Tzと、点線のゾーン周波数Fzで囲われた四角枠(実線)がゾーンマーカの領域である。図3(A)の左上に表示されている「MKR」がゾーンマーカの情報の表示欄を示す。時間「8.280ms」がT1の時間、時間「15.480ms」がT2の時間を示し、周波数のゾーンは、センター周波数が6.000000GHz、周波数幅ΔFzが500kHzであることを示している。ゾーンマーカ表示は、観察対象の領域を絞って注視、観察するのに便利である。
図1の演算部9は、制御部11から操作部12で指定されたゾーン時間Tzとゾーン周波数Fzを受けて、それらで囲われたゾーンマーカ領域にあるパワーを記憶部7から読み出して、次の式で示す単位周波数当たりの電力Pf(時間軸方向に積算した電力)、及び/又は単位時間当たりの電力Pt(周波数方向に積算した電力)を算出し、表示制御部8を介して表示部10に表示させる。
TtFt
Pf={ΣΣP/((Ft−Fs)×(Tt−Ts))}×σf×σt
TsFs
TtFt
Pt={ΣΣP/(Tt−Ts)}×σt
TsFs
Ts:ゾーンマーカ領域のスタート時間(単位ms)
Tt:ゾーンマーカ領域のストップ時間(単位ms)
Fs:ゾーンマーカ領域のスタート周波数(単位Hz)
Ft:ゾーンマーカ領域のストップ周波数(単位Hz)
σf:単位周波数(例えば、1Hz当たりの電力を求めるのであればσf=1,1kHz単位の電力を求めるのであればσf=1000)
σt:単位時間(例えば、1ms当たりの電力を求めるのであればσt=1,10ms単位の電力をもとめるのであればσt=10)
このように、所望の観察範囲であるゾーンマーカ領域に注視して、他の領域とは区別して電力を求めることができるので便利である。
操作部12から拡大指示があった場合、グラフ生成手段8aが、それまで観察周波数fv(観察帯域幅ΔF)及び観察時間tvを2次元とした座標にパワーを表示していたのを、ゾーン周波数Fzとゾーン時間Tzとを2次元とする座標の縮尺を変更し、その範囲内のパワーだけを表示する。画像としては拡大される。例えば、図3の右端に「Freq trace point :513」「Time trace point:501」は、それぞれ縦軸の横軸の表示ドット数であり、グラフ生成手段8aが、最初に513ドットに5MHzを割り当てて表示し、ゾーン周波数Fzの周波数幅としてのΔFz500kHzを割りあてて表示すれば、縦軸は10倍に拡大されたことになる。この拡大が実効あるものにするためにはパワーの値をそれだけ細かく表示する必要がある。したがって、予め10倍の細かさの周波数に係るパワーのデータを取得して(A/D変換部2による変換の細かさが必要である。)元データ記憶部3及び記憶部7に記憶させておき、拡大されたときに使用できる構成にする。
5 検波部、 6 ログ変換部、 7 記憶部、 8 表示制御部、
8a グラフ生成手段、 8aa スケーリング手段、 8ab スケール設定手段、
8b ピークマーカ生成手段、 8c ゾーンマーカ生成手段、 9 演算部、
10 表示部、 11 制御部、 12 操作部、
13、14 レベル範囲サーチ手段、14a ヒストグラム算出手段、
14b 統計値算出手段、
100 受信部
Claims (3)
- 操作部(12)と、表示部(10)と、入力信号を受信し、該操作部で設定された第1の周波数範囲に亘る入力信号を該操作部で設定された第1の時間範囲に亘ってパワーを測定し、デジタルの測定データとして出力する受信部(100)と、該測定データを元に周波数軸、時間軸の2次元座標上に、前記パワーの大きさの変化が認識可能にしたスペクトログラムを前記表示部に表示させるグラフ生成手段(8a)と
該表示されているスペクトログラム上に前記操作部で設定された第2の周波数範囲と第2の時間範囲とで囲まれたゾーンマーカを生成し、前記表示部に認識可能に表示するゾーンマーカ生成手段(8c)とを備えたことを特徴とする信号分析装置。 - 前記ゾーンマーカ内で特徴あるパワーを示す周波数及び時間の座標位置をサーチし、サーチした座標位置に該特徴を示す識別可能なピークマーカを付すピークマーカ生成手段(8b)とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の信号分析装置。
- 前記ゾーンマーカ内における単位時間当たりの周波数方向積算電力、単位周波数当たり且つ単位時間当たりの電力又はそれらの双方の電力を求めて、前記表示部に表示させる演算部(9)を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の信号分析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008097262A JP2009250717A (ja) | 2008-04-03 | 2008-04-03 | 信号分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008097262A JP2009250717A (ja) | 2008-04-03 | 2008-04-03 | 信号分析装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009250717A true JP2009250717A (ja) | 2009-10-29 |
Family
ID=41311598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008097262A Pending JP2009250717A (ja) | 2008-04-03 | 2008-04-03 | 信号分析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009250717A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011237340A (ja) * | 2010-05-12 | 2011-11-24 | Anritsu Corp | Apd測定装置 |
US9220079B2 (en) | 2013-09-30 | 2015-12-22 | Anritsu Corporation | Signal analysis device, synchronization system, and synchronization method |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63218869A (ja) * | 1987-03-06 | 1988-09-12 | Anritsu Corp | スペクトラムアナライザ |
JPH0236364A (ja) * | 1988-06-09 | 1990-02-06 | Tektronix Inc | マーカ表示方法及び装置 |
JP2002296310A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-09 | Anritsu Corp | 電力分布表示制御装置および電力分布表示制御方法 |
JP2005331300A (ja) * | 2004-05-18 | 2005-12-02 | Tektronix Japan Ltd | 周波数分析装置の表示方法 |
-
2008
- 2008-04-03 JP JP2008097262A patent/JP2009250717A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63218869A (ja) * | 1987-03-06 | 1988-09-12 | Anritsu Corp | スペクトラムアナライザ |
JPH0236364A (ja) * | 1988-06-09 | 1990-02-06 | Tektronix Inc | マーカ表示方法及び装置 |
JP2002296310A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-09 | Anritsu Corp | 電力分布表示制御装置および電力分布表示制御方法 |
JP2005331300A (ja) * | 2004-05-18 | 2005-12-02 | Tektronix Japan Ltd | 周波数分析装置の表示方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011237340A (ja) * | 2010-05-12 | 2011-11-24 | Anritsu Corp | Apd測定装置 |
US9220079B2 (en) | 2013-09-30 | 2015-12-22 | Anritsu Corporation | Signal analysis device, synchronization system, and synchronization method |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1826577A1 (en) | Attaching measurement data to an area map | |
US20130238264A1 (en) | Measurement device for identifying electromagnetic interference source, method for estimating the same, and computer readable information recording medium enabling operations thereof | |
JP2516536B2 (ja) | 信号特性表示方法 | |
JP5225730B2 (ja) | 信号分析装置 | |
US20130084853A1 (en) | System for testing mobile communication apparatus and test method therefor | |
JP2000216754A (ja) | W―cdma解析装置、w―cdma解析結果表示方法およびw―cdma解析結果表示プログラムを記録した記録媒体 | |
EP0283804A1 (en) | Waveform measuring apparatus with marker zone displaying function | |
JP6061133B2 (ja) | テストチャート及びその使用方法 | |
US10705127B2 (en) | Expanded detail graphical display for spectrum analyzers | |
JP5263884B2 (ja) | 情報を含んだ漏洩電磁波評価システム、方法及びプログラム | |
JP2009250717A (ja) | 信号分析装置 | |
JP4812685B2 (ja) | Apd測定装置及び信号測定装置 | |
JP2011058818A (ja) | 分光蛍光光度計 | |
EP4446717A1 (en) | Gas concentration measuring device, gas concentration measuring method, and program | |
JP5220320B2 (ja) | 信号解析装置及び信号解析方法 | |
CN214375023U (zh) | 一种列车电磁辐射的测量装置 | |
US6489919B1 (en) | Detector of faulty radar transmit tubes | |
JP2009133683A (ja) | Apd測定装置 | |
JP2012112901A (ja) | Apd測定表示装置及びapd測定表示方法 | |
FI109837B (fi) | Menetelmä ja järjestelmä mittausvälineen siirtämiseen testauskohteen yllä | |
JP2012112900A (ja) | Apd測定表示装置及びapd測定表示方法 | |
JP2012112903A (ja) | Apd測定装置及び該装置における設定項目割り当て方法並びに測定情報の表示制御方法 | |
JPH07270278A (ja) | 表示装置の検査方法 | |
US20230139880A1 (en) | System to display gamut excursion | |
JP2008139225A (ja) | スペクトル表示装置およびこれを用いたフーリエ解析装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110203 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120824 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120904 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121030 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121120 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130118 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130219 |