JPH07270278A - 表示装置の検査方法 - Google Patents

表示装置の検査方法

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JPH07270278A
JPH07270278A JP6189294A JP6189294A JPH07270278A JP H07270278 A JPH07270278 A JP H07270278A JP 6189294 A JP6189294 A JP 6189294A JP 6189294 A JP6189294 A JP 6189294A JP H07270278 A JPH07270278 A JP H07270278A
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JP
Japan
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display device
display
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intensity
determined
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Pending
Application number
JP6189294A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Ichinose
彰 一瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP6189294A priority Critical patent/JPH07270278A/ja
Publication of JPH07270278A publication Critical patent/JPH07270278A/ja
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  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Led Devices (AREA)
  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 位置決め精度や集積規模に依存することな
く、高解像度且つ高精度に表示装置の検査を行う。 【構成】 各表示素子を固有の周波数で同時に点滅させ
て得られる合成された明るさの信号を周波数解析して、
各素子に対応する信号強度を求めることによって、各素
子の点滅機能や点灯時の輝度を検査する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示装置の検査方法に
係り、特に、液晶ディスプレイの各表示素子の点滅機能
や点灯時の輝度を検査する際に用いるのに好適な検査方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】計算機を始めとする様々な装置が、人間
に対して情報を伝達する手段として、文字や記号あるい
は画像を表示する装置を備えている。これらの表示装置
の中には、液晶ディスプレイに代表されるように、表示
要素毎に、その点灯を制御できる素子を配列して作られ
るものがある。
【0003】このような表示装置における表示の検査
は、各素子の点灯と消灯や、その輝度について行われ
る。従来の検査方法は、標準パターンを表示して、目視
あるいは画像処理装置で一致を確認することにより、良
否を判定するものであった。この画像処理装置で行われ
る判定では、比較する全ての標準パターンを内部に持た
なければらないため、検査パターンの数が限定される。
【0004】これを回避するために、特開昭62−28
8892のように、間接的な特徴量によって判定するな
どの工夫がなされている。又、画像上での処理範囲の限
定や障害部位の位置を求めるために、特開昭64−98
9のような位置決めの工夫もなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、人の目
視によって検査する方法では、多大な労力を必要とする
だけでなく、作業のばらつきや処理速度による限界があ
った。
【0006】又、従来の画像処理装置による自動判定で
は、標準パターンとの一致を評価したり、評価結果とし
て障害位置を報告するために、厳密な位置決め手段を備
える必要があった。更に、表示装置の集積規模に見合っ
たカメラの解像度が必要であり、1台のカメラで不足す
る場合は複数台のカメラを用いたり、カメラあるいは被
検査物を高い精度で移動させた上で、複数回の取込みを
行わなければならなかった。又、各素子の輝度の検査に
おいて、高い精度の測定を要求される場合には、カメラ
からの入力に対して、ノイズの混入や外光の揺らぎ、あ
るいは光電変換部の感度変化などの影響が無視できない
という問題もあった。
【0007】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、表示装置の検査を、位置決め精度や
表示装置の集積規模に依存することなく、高解像度且つ
高精度で実現することが可能な検査方法を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、文字や画像の
表示装置の表示を構成する素子を検査する方法におい
て、表示を構成する素子あるいは素子群を、それぞれ固
有の周波数又は位相で点滅させ、合成された明るさの信
号を周波数解析又は位相解析して、周波数スペクトラム
又は位相スペクトラムから素子あるいは素子群を特定
し、その周波数信号強度又は位相信号強度の大きさによ
って、各素子あるいは素子群の点滅機能や点灯時の輝度
を検査することにより、前記目的を達成したものであ
る。
【0009】
【作用】本発明では、各素子あるいは素子群を、それぞ
れ固有の周波数又は位相で点滅させる。すると、周波数
又は位相で素子が特定されると共に、輝度変化量が周波
数信号強度又は位相信号強度の大きさによって与えら
れ、且つ、ある時間内で信号が総和されて精度が上が
る。そこで、素子あるいは素子群を同時に点滅させて得
られる合成された明るさの信号を周波数解析又は位相解
析し、その信号強度を求めることによって、各素子ある
いは素子群の点滅機能や点灯時の輝度を検査するように
している。従って、集積度の高い表示位置の検査と、精
度の高い輝度の測定が同時に可能となり、位置決め精度
や表示装置の集積規模に依存することなく、精度の高い
検査ができるようになる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0011】本発明の第1実施例では、図1に示すよう
な構成において、表示パターン発生手段30で、各表示
素子が異なる周波数で点滅するようなパターンを発生し
て、被検査物である表示装置10に入力し、該表示装置
10の対面に設置された光電変換手段20で、表示装置
10により投射される光の強度をアナログ電気信号に変
換して信号処理装置40に入力する。
【0012】図2に示すような構成の前記信号処理装置
40内部では、入力したアナログ電気信号を、AD変換
手段41によってデジタル信号に変換して、この変換値
をデータ蓄積手段42に保持する。表示装置10の表示
パターンが変化する度に蓄積を繰返すことにより、デー
タ蓄積手段42には、時間的に変化する光の強度を表す
デジタル値が蓄積される。
【0013】蓄積されたデータは、フーリエ解析手段4
3によって時間軸でフーリエ解析され、パワースペクト
ラムが求められる。対応付け手段44は、このパワース
ペクトラムから、各素子固有の点滅周波数に対応する強
度値を求め、輝度値変換手段45で輝度値に変換して、
図1の判定手段50に伝える。
【0014】判定手段50では、輝度値について予め与
えられた判定基準に従って、表示装置10の良否を判定
する。
【0015】第1実施例における処理の流れを図3に示
す。
【0016】図3に示される表示パターン発生ステップ
100は、表示装置10及び表示パターン発生手段30
で実行され、光電変換ステップ110は、光電変換手段
20で実行され、AD変換ステップ120は、信号処理
装置40内のAD変換手段41で処理され、データ蓄積
ステップ130は、同じくデータ蓄積手段42で処理さ
れ、フーリエ変換ステップ140は、同じくフーリエ変
換手段43で処理され、素子との対応付けステップ15
0は、同じく対応付け手段44で処理され、輝度値変換
ステップ160は、同じく輝度値変換手段45で処理さ
れ、判定ステップ170は、判定手段50で処理され
る。
【0017】この第1実施例では、光電変換手段20が
1点での観測を行うものとされているが、CCDセンサ
のように、1次元あるいは2次元に配列された複数の観
測点を持つものを用いてもよい。又、表示素子の点滅周
波数以外に位相を利用してもよい。
【0018】次に本発明の第2実施例として、ビデオカ
メラを用いて、より短時間に検査する方法を示す。
【0019】第1実施例との違いは、図1における光電
変換手段20として、2次元のセンサ、即ち、ビデオカ
メラを用いて、信号処理装置40にて、2次元の測定値
の蓄積を繰返して、時間軸のフーリエ変換を2次元の要
素それぞれについて行う点である。
【0020】この第2実施例における処理の流れを、図
4に示す。
【0021】図4に示される表示パターン発生ステップ
100は、表示装置10及び表示パターン発生手段30
で実行され、光電変換ステップ110は、光電変換手段
20で実行され、AD変換ステップ120は、信号処理
装置40内のAD変換手段41で処理され、データ蓄積
ステップ130は、同じくデータ蓄積手段42で処理さ
れ、フーリエ変換ステップ140は、同じくフーリエ変
換手段43で処理され、近傍同一周波数統合ステップ1
45及び素子との対応付けステップ150は、同じく対
応付け手段44で処理され、輝度値変換ステップ160
は、同じく輝度値変換手段45で処理され、判定ステッ
プ170は、判定手段50で処理される。
【0022】前記第1実施例では、表示装置10の全て
の素子について異なる周波数を割当てて点滅させなれば
ならないが、第2実施例では、信号処理装置40で2次
元の各要素内に含まれる範囲で固有になるようにすれば
よい。実際には、隣合う要素に渡って検出されることが
考えられるので、2要素分以上の間隔をおくように表示
パターン発生手段30で各素子の点滅周波数を割当て
る。
【0023】なお、フーリエ変換の結果で、隣の要素に
同一周波数要素が現われた場合は、ステップ145で、
1つの表示素子の光が複数の要素に分割して観測された
ものとみなして統合する。
【0024】図5に、表示要素を4×4、光電変換の素
子数及びフーリエ変換要素も4×4とした場合の発生パ
ターンの例を示す。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、点滅周波数又は位相に
よって素子を特定するので、検査する表示装置の正確な
位置決めが不要であり、表示素子の集積規模に依存する
ことなく、同じ入力装置で様々な素子数の表示装置を検
査することができる。
【0026】又、ある時間内で信号が総和された周波数
信号強度又は位相信号強度の大きさによって輝度変化量
を求めるので、ノイズの混入や外乱による揺らぎなどの
影響を抑えて高い精度を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における表示検査方法を示
す線図
【図2】第1実施例における信号処理装置を示すブロッ
ク線図
【図3】第1実施例の処理の流れを説明する流れ図
【図4】本発明の第2実施例における処理の流れを説明
する流れ図
【図5】第2実施例における表示パターンの例を示す図
【符号の説明】
10…表示装置 20…光電変換手段 30…表示パターン発生手段 40…信号処理装置 41…AD変換手段 42…データ蓄積手段 43…フーリエ変換手段 44…対応付け手段 45…輝度値変換手段 50…判定手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字や画像の表示装置の表示を構成する素
    子を検査する方法において、 表示を構成する素子あるいは素子群を、それぞれ固有の
    周波数又は位相で点滅させ、 合成された明るさの信号を周波数解析又は位相解析し
    て、周波数スペクトラム又は位相スペクトラムから素子
    あるいは素子群を特定し、 その周波数信号強度又は位相信号強度の大きさによっ
    て、各素子あるいは素子群の点滅機能や点灯時の輝度を
    検査することを特徴とする表示装置の検査方法。
JP6189294A 1994-03-31 1994-03-31 表示装置の検査方法 Pending JPH07270278A (ja)

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JP6189294A JPH07270278A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 表示装置の検査方法

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100823291B1 (ko) * 2007-03-29 2008-04-21 삼성전자주식회사 계측시스템
JP2010016110A (ja) * 2008-07-02 2010-01-21 Fujitsu Component Ltd アレイ型発光素子の検査装置及び検査方法
CN103439087A (zh) * 2013-08-31 2013-12-11 浙江大学 基于dsp的16通道闪光信号测量装置及闪光同步测量方法和闪光脉冲捕捉方法
JP2014032142A (ja) * 2012-08-06 2014-02-20 Fujitsu Ltd 検査方法及び検査システム
CN106989905A (zh) * 2017-05-05 2017-07-28 安徽谱泉光谱科技有限公司 一种发光面板多功能检测方法及设备

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