JP2015070115A - 電子デバイス用構造体、プラズマcvd装置、および成膜方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】膜中に界面を有さず、かつ膜質特性が単一でない薄膜を基板上に形成する技術を提供することを目的とする。
【解決手段】ガス供給部6Aが吐出口615より処理空間Vの搬送方向上流側へ第1の材料ガスを供給するとともに、ガス供給部6Bが吐出口625より処理空間Vの搬送方向下流側へ第2の材料ガスを供給する。これにより、処理空間Vの内部では、その上流側から下流側にかけて、第1の材料ガスで満たされた空間から第2の材料ガスで満たされた空間へと連続的に変化した雰囲気が形成される。基板9がこの処理空間Vに対向する位置を搬送されつつプラズマCVD処理が実行される。このため、基板9の主面に形成されるCVD膜110の組成は、主面から遠ざかる法線方向において、第1の材料組成から第2の材料組成へと連続的に変化する組成となる。
【選択図】図1
【解決手段】ガス供給部6Aが吐出口615より処理空間Vの搬送方向上流側へ第1の材料ガスを供給するとともに、ガス供給部6Bが吐出口625より処理空間Vの搬送方向下流側へ第2の材料ガスを供給する。これにより、処理空間Vの内部では、その上流側から下流側にかけて、第1の材料ガスで満たされた空間から第2の材料ガスで満たされた空間へと連続的に変化した雰囲気が形成される。基板9がこの処理空間Vに対向する位置を搬送されつつプラズマCVD処理が実行される。このため、基板9の主面に形成されるCVD膜110の組成は、主面から遠ざかる法線方向において、第1の材料組成から第2の材料組成へと連続的に変化する組成となる。
【選択図】図1
Description
本発明は、プラズマCVD装置、プラズマCVD処理による成膜方法、およびプラズマCVD処理を行うことによって得られる電子デバイス用構造体に関する。
プラズマプロセスは、シリコン系の太陽電池の製造プロセスなど、種々の電子デバイスの製造プロセスにおいて、大きな役割を果たしている。例えば特許文献1には、プラズマCVD(plasma-enhanced chemical vapor deposition)によって基板に薄膜を形成する装置が記載されている。
より具体的には、特許文献1では、基板の搬送方向に沿って複数のプラズマ源が配設され、ロールツーロール方式で搬送される基板に対して、上記複数のプラズマ源で順番にプラズマCVD処理が行われる装置が記載されている。この結果、基板上には上記複数のプラズマ源に対応した複層の薄膜が形成される。
しかしながら、複層の薄膜が基板上に形成された場合、各層間に界面が形成されるため、界面の存在に起因する種々の不具合が生じる。例えば、太陽電池においては、外部から照射される光を反射せずより多くデバイス内に取り込むことが望ましいが、基板上の薄膜の各層間に界面が存在すると、該界面で光が反射されることによりデバイス内に取り込める光量が減少してしまう。
薄膜に界面を生じさせない構成としては単層の薄膜を基板上に形成することが考えられるが、これでは、薄膜中の膜質が単一であること(例えば、屈折率が均一であること)に起因する種々の不具合が生じる。例えば、太陽電池においては、基板上の薄膜中に屈折率の高低差が存在することで、膜中での各内部反射光に位相差が生じ全体として内部反射が低減され、デバイス内に取り込める光量が増加することが知られているが、単層の薄膜ではこの効果が得られない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、膜中に界面を有さず、かつ、膜質特性が単一でない薄膜を基板上に形成する技術を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、基板と、プラズマCVD法によって前記基板の主面上に形成されたCVD膜と、を有し、前記主面から遠ざかる法線方向において、前記CVD膜の組成が、第1の材料組成から第2の材料組成へと連続的に変化していることを特徴とする電子デバイス用構造体である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子デバイス用構造体であって、前記第1の材料組成と前記第2の材料組成とは、それぞれが含有する複数の組成要素の種類は互いに共通である一方で、当該複数の組成要素の含有比が互いに異なることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の電子デバイス用構造体であって、前記第1の材料組成に含まれる組成要素と、前記第2の材料組成に含まれる組成要素とは、互いに異なることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の電子デバイス用構造体であって、前記基板は、太陽電池用の半導体基板であり、前記CVD膜は、前記太陽電池の保護膜であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の電子デバイス用構造体であって、前記CVD膜は、シリコン窒化膜を含むことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、チャンバーと、前記チャンバー内において、処理対象となる基板を保持し搬送経路に沿って相対的に搬送する搬送保持部と、前記搬送経路に対向して前記チャンバー内に規定された処理空間内に配列され、それぞれの巻き数が一周未満の複数の誘導結合型アンテナと、前記処理空間のうち前記搬送経路に沿って上流部分に第1の材料ガスを供給する第1ガス供給部と、前記処理空間のうち前記搬送経路に沿って下流部分に前記第1の材料ガスとは組成が異なる第2の材料ガスを供給する第2ガス供給部と、を備え、前記第1ガス供給部から前記第1の材料ガスを供給し前記第2ガス供給部から前記第2の材料ガスを供給するとともに、前記複数の誘導結合型アンテナに高周波電力を供給してプラズマを発生させた状態で、前記搬送保持部によって前記基板を前記搬送経路に沿って搬送し、それによって、前記基板の前記主面上に、前記主面から遠ざかる法線方向に関して、前記第1の材料ガスに対応する第1の材料組成から、前記第2の材料ガスに対応する第2の材料組成へと連続的に組成が変化したCVD膜が形成されることを特徴とするプラズマCVD装置である。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のプラズマCVD装置であって、前記搬送経路に垂直な板状体で前記複数の誘導結合型アンテナよりも前記搬送経路に沿って上流側に配される第1の仕切部材と、前記搬送経路に垂直な板状体で前記複数の誘導結合型アンテナよりも前記搬送経路に沿って下流側に配される第2の仕切部材と、を有し、前記第1および第2の仕切部材によって前記処理空間の搬送方向における幅が規定されることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項6または請求項7に記載のプラズマCVD装置であって、前記第1の材料ガスと前記第2の材料ガスとは、それぞれが含有する複数の組成要素の種類は互いに共通である一方で、当該複数の組成要素の含有比が互いに異なるガスであることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項6または請求項7に記載のプラズマCVD装置であって、前記第1の材料ガスに含まれる組成要素と前記第2の材料ガスに含まれる組成要素とは、互いに異なることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項6ないし請求項9のいずれかに記載のプラズマCVD装置であって、前記基板は、太陽電池用の半導体基板であり、前記CVD膜は、前記太陽電池の保護膜であることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項6ないし請求項10のいずれかに記載のプラズマCVD装置であって、前記第1の材料ガスと前記第2の材料ガスとのうち少なくとも一方はシランおよびアンモニアを含有し、前記CVD膜は、シリコン窒化膜を含むことを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、それぞれの巻き数が一周未満の複数の誘導結合型アンテナが配される処理空間内でプラズマ処理を行い、搬送経路に沿って搬送される基板の主面上にCVD膜を形成する成膜方法であって、前記処理空間のうち前記搬送経路に沿って上流部分に第1の材料ガスを供給する第1ガス供給工程と、前記処理空間のうち前記搬送経路に沿って下流部分に前記第1の材料ガスとは組成が異なる第2の材料ガスを供給する第2ガス供給工程と、前記複数の誘導結合型アンテナに高周波電力を供給してプラズマを発生させ、前記第1と第2の材料ガスのプラズマ分解による化学的気相成長を前記基板上において実行するプラズマ処理工程と、前記基板を前記搬送経路に沿って搬送する搬送工程と、を備え、前記基板の前記主面上に、前記主面から遠ざかる法線方向に関して、前記第1の材料ガスに対応する第1の材料組成から、前記第2の材料ガスに対応する第2の材料組成へと連続的に組成が変化したCVD膜が形成されることを特徴とする成膜方法である。
請求項1〜請求項5に記載の構造体では、基板の主面に、該主面から遠ざかる法線方向において第1の材料組成から第2の材料組成へと連続的に変化するCVD膜が形成されている。CVD膜中の材料組成の変化は連続的であるので、界面の存在に起因する種々の不具合(例えば、界面で反射が生じることにより、太陽電池においてデバイスに取り込める光量が減少する等)が生じない。また、CVD膜中の材料組成は連続的に変化しているため、膜質が単一であることに起因する種々の不具合(例えば、薄膜中に屈折率の高低差が存在しないことにより、太陽電池においてデバイス内に取り込める光量が減少する等)が生じない。
請求項6〜請求項11に記載のプラズマCVD装置は、請求項1〜請求項5に記載の電子デバイス用構造体を得るのに特に好適な装置である。
請求項12に記載の成膜方法は、請求項1〜請求項5に記載の電子デバイス用構造体を得るのに特に好適な成膜方法である。
以下、図面を参照しながら、実施の形態について説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であり、本発明の技術的範囲を限定する事例ではない。また、図面においては、理解容易のため、各部の寸法や数が誇張または簡略化して図示されている場合がある。
<1 プラズマCVD装置100の全体構成>
図1は、プラズマCVD装置100の概略構成を模式的に示すYZ側面図である。図2は、図1のA−A断面から見た端面図であり、プラズマCVD装置100の概略構成を模式的に示すXZ側面図である。なお、図面には、方向関係を明確にする目的で、Z軸を鉛直方向の軸としXY平面を水平面とするXYZ直交座標軸が適宜付されている。また、図示が煩雑になるのを防ぐ目的で、図1では後述するガス供給部6Cを省略して描いている。
図1は、プラズマCVD装置100の概略構成を模式的に示すYZ側面図である。図2は、図1のA−A断面から見た端面図であり、プラズマCVD装置100の概略構成を模式的に示すXZ側面図である。なお、図面には、方向関係を明確にする目的で、Z軸を鉛直方向の軸としXY平面を水平面とするXYZ直交座標軸が適宜付されている。また、図示が煩雑になるのを防ぐ目的で、図1では後述するガス供給部6Cを省略して描いている。
プラズマCVD装置100は、プラズマCVD(plasma-enhanced chemical vapor deposition)によって、膜付けの対象物である基板9(例えば、太陽電池用の半導体基板)にCVD膜(例えば、保護膜)を形成する装置である。
プラズマCVD装置100は、内部に処理空間Vを形成する処理チャンバー1と、基板9(具体的には、キャリア90に配設された基板9)を保持して搬送方向(図示+Y方向)に沿って搬送する保持搬送部2と、搬送される基板9を加熱する加熱部3と、処理空間Vにプラズマを発生させるプラズマ発生部4と、処理空間Vの搬送方向の幅を規定する2つの仕切り部材5A,5Bとを備える。
また、プラズマCVD装置100は、処理空間Vにガスを供給するガス供給部6A〜6Cと、処理チャンバー1内からガスを排気する排気部7とを備える。また、プラズマCVD装置100は、上記の各構成要素を制御する制御部8を備える。
<処理チャンバー1>
処理チャンバー1は内部に処理空間Vを有する中空部材である。ここで、処理空間Vとは後述する誘導結合型アンテナ41によってプラズマCVD処理が実行される空間であり、本実施形態では仕切り部材5A,5Bの区間に1つの処理空間Vが形成されている。
処理チャンバー1は内部に処理空間Vを有する中空部材である。ここで、処理空間Vとは後述する誘導結合型アンテナ41によってプラズマCVD処理が実行される空間であり、本実施形態では仕切り部材5A,5Bの区間に1つの処理空間Vが形成されている。
処理チャンバー1の天板11は、その下面111が水平姿勢となるように配置されており、当該下面111から処理空間Vに向けて、誘導結合型アンテナ41および仕切り部材5A,5B(いずれも後述する)が突設されている。処理チャンバー1の底板付近には、加熱部3が配置されている。加熱部3の上側には、保持搬送部2による基板9の搬送経路(図示Y方向に沿う経路)が規定されている。また、処理チャンバー1の±Y側の側壁には、例えばゲートバルブによって開閉される搬出入口(図示省略)が設けられている。
<保持搬送部2>
保持搬送部2は、キャリア90を水平姿勢で保持して、処理チャンバー1に形成された搬出入口を介して搬送経路に沿って搬送する。キャリア90の上面には、膜付けの対象物である複数の基板9(本実施形態では、X方向とY方向とで3×3の合計9個の基板9)が配設されている。また、搬送経路の上方でかつ搬送経路を搬送される複数の基板9と対向する位置にはプラズマCVD処理が行われる処理空間Vが形成されている。
保持搬送部2は、キャリア90を水平姿勢で保持して、処理チャンバー1に形成された搬出入口を介して搬送経路に沿って搬送する。キャリア90の上面には、膜付けの対象物である複数の基板9(本実施形態では、X方向とY方向とで3×3の合計9個の基板9)が配設されている。また、搬送経路の上方でかつ搬送経路を搬送される複数の基板9と対向する位置にはプラズマCVD処理が行われる処理空間Vが形成されている。
保持搬送部2は、具体的には、搬送経路を挟んで対向配置された一対の搬送ローラ21と、これらを同期させて回転駆動する駆動部(図示省略)とを含んで構成される。一対の搬送ローラ21は、搬送経路の延在方向(図示Y方向)に沿って例えば複数組設けられる。この構成において、各搬送ローラ21がキャリア90の下面に当接しつつ回転することによって、キャリア90が搬送経路に沿って搬送される。その結果、キャリア90に保持されている基板9が、誘導結合型アンテナ41を有する処理空間Vに対して相対移動される。
<加熱部3>
加熱部3は、保持搬送部2によって保持搬送される基板9を加熱する部材であり、保持搬送部2の下方(すなわち、基板9の搬送経路の下方)に配置される。加熱部3は、例えば、セラミックヒータにより構成することができる。なお、プラズマCVD装置100には、保持搬送部2にて保持されている基板9等を冷却する機構がさらに設けられてもよい。
加熱部3は、保持搬送部2によって保持搬送される基板9を加熱する部材であり、保持搬送部2の下方(すなわち、基板9の搬送経路の下方)に配置される。加熱部3は、例えば、セラミックヒータにより構成することができる。なお、プラズマCVD装置100には、保持搬送部2にて保持されている基板9等を冷却する機構がさらに設けられてもよい。
<プラズマ発生部4>
プラズマ発生部4は、処理空間Vにプラズマを発生させる。プラズマ発生部4は、誘導結合タイプの高周波アンテナである誘導結合型アンテナ41を複数(本実施形態では4個)備える。各誘導結合型アンテナ41は、具体的には、金属製のパイプ状導体をU字形状に曲げたものを、石英などの誘電体で覆ったものである。
プラズマ発生部4は、処理空間Vにプラズマを発生させる。プラズマ発生部4は、誘導結合タイプの高周波アンテナである誘導結合型アンテナ41を複数(本実施形態では4個)備える。各誘導結合型アンテナ41は、具体的には、金属製のパイプ状導体をU字形状に曲げたものを、石英などの誘電体で覆ったものである。
複数の誘導結合型アンテナ41は、定められた方向に沿って、間隔をあけて(好ましくは等間隔で)配列されて、天板11に対して固定される。図3は、本実施形態における複数の誘導結合型アンテナ41の配列を示す部分拡大図である。図3に示されるように、複数の誘導結合型アンテナ41は、各々の両端部を結ぶ線分Lの中心点Cが定められた仮想軸K上に配置されることによって、当該仮想軸Kに沿って一列に配列されている。ただし、この仮想軸Kは、基板9の搬送方向(Y方向)と交差する方向(特に好ましくは、図示されるように、基板9の搬送方向と直交する方向(X方向))に延在する軸であることが好ましく、処理チャンバー1の±Y側の側壁と平行に延在する軸であることが好ましい。
なお、図示の例では、誘導結合アンテナ41の両端部を結ぶ線分Lと仮想軸Kとが平行になっている(すなわち、複数の誘導結合アンテナ41の各々が、その配列方向と平行な姿勢で配置されている)場合が例示されているが、線分Lと仮想軸Kとは必ずしも平行でなくともよい。すなわち、線分Lと仮想軸Kとがなす角度は、ゼロ以上であってもよい。例えば、線分Lと仮想軸Kとは、直交していてもよい。この場合、各誘導結合アンテナ41が、その配列方向と直交する姿勢で配置されることになる。
また、図示の例では、仮想軸Kに沿って誘導結合型アンテナ41が4個設けられているが、仮想軸Kに沿って配列される誘導結合型アンテナ41の個数は必ずしも4個である必要はなく、処理チャンバー1の寸法等に応じて、適宜その個数を選択することができる。また、誘導結合型アンテナ41は、マトリクス状、あるいは、千鳥状に配列されてもよい。すなわち、Y方向に沿って間隔をあけて配列された複数の仮想軸Kを規定し、当該複数の仮想軸Kの各々に沿って、複数の誘導結合型アンテナ41が配列されてもよい。
各誘導結合型アンテナ41の一端は、給電器42およびマッチングボックス43を介して、高周波電源44に接続されている。また、各誘導結合型アンテナ41の他端は接地されている。この構成において、高周波電源44から各誘導結合型アンテナ41に高周波電流(具体的には、例えば、13.56MHzの高周波電流)が流されると、誘導結合型アンテナ41の周囲の電界(高周波誘導電界)により電子が加速されて、プラズマ(誘導結合プラズマ(Inductively Coupled Plasma:ICP))が発生する。
上述したとおり、誘導結合型アンテナ41は、U字形状を呈している。このようなU字形状の誘導結合型アンテナ41は、巻数が1回未満の誘導結合アンテナに相当し、巻数が1回以上の誘導結合アンテナよりもインダクタンスが低いため、誘導結合型アンテナ41の両端に発生する高周波電圧が低減され、生成するプラズマへの静電結合に伴うプラズマ電位の高周波揺動が抑制される。このため、対地電位へのプラズマ電位揺動に伴う過剰な電子損失が低減され、プラズマ電位が特に低く抑えられる。なお、このような誘導結合タイプの高周波アンテナは、特許第3836636号公報、特許第3836866号公報、特許第4451392号公報、特許第4852140号公報に開示されている。
<仕切り部材5A,5B>
仕切り部材5Aは、搬送経路に垂直な板状体で、4個の誘導結合型アンテナ41よりも搬送方向に沿って上流側の位置で天板11に対して下方に固設される。仕切り部材5Bは、搬送経路に垂直な板状体で、4個の誘導結合型アンテナ41よりも搬送方向に沿って下流側の位置で天板11に対して下方に固設される。
仕切り部材5Aは、搬送経路に垂直な板状体で、4個の誘導結合型アンテナ41よりも搬送方向に沿って上流側の位置で天板11に対して下方に固設される。仕切り部材5Bは、搬送経路に垂直な板状体で、4個の誘導結合型アンテナ41よりも搬送方向に沿って下流側の位置で天板11に対して下方に固設される。
また、仕切り部材5A,5BのX方向幅は4個の誘導結合型アンテナ41が配されるX方向幅よりも長く、仕切り部材5A,5BのZ方向幅は4個の誘導結合型アンテナ41が配されるZ方向幅よりも長い。このようにXZ平面視において4個の誘導結合型アンテナ41より占有面積の広い2つの仕切り部材5A,5Bによって4個の誘導結合型アンテナ41が挟まれた構成となっているので、プラズマCVD処理が行われる処理空間Vの搬送方向(Y方向)の幅は仕切り部材5Aと仕切り部材5Bとの区間となる。
<ガス供給部6A〜6C>
ガス供給部6Aは、第1の材料ガスの供給源611と、一端が供給源611と接続され他端が処理空間Vのうち搬送方向上流側に開放した複数の吐出口615と接続された配管612と、を備える。また、配管612の経路途中には、バルブ613が介挿されている(図1)。バルブ613は、配管612を流れるガスの流量を自動調整できるバルブであることが好ましく、具体的には、例えば、マスフローコントローラ等を含んで構成することが好ましい。
ガス供給部6Aは、第1の材料ガスの供給源611と、一端が供給源611と接続され他端が処理空間Vのうち搬送方向上流側に開放した複数の吐出口615と接続された配管612と、を備える。また、配管612の経路途中には、バルブ613が介挿されている(図1)。バルブ613は、配管612を流れるガスの流量を自動調整できるバルブであることが好ましく、具体的には、例えば、マスフローコントローラ等を含んで構成することが好ましい。
この構成において、バルブ613が開状態とされると、供給源611から供給される第1の材料ガスが、複数の吐出口615より処理空間Vのうち搬送方向上流側に吐出される。第1の材料ガスとしては、例えば、シラン(SiH4)ガスとアンモニア(NH3)ガスとを第1の材料組成で混ぜ合わせた混合ガスを利用することができる。
ガス供給部6Bは、第2の材料ガスの供給源621と、一端が供給源621と接続され他端が処理空間Vのうち搬送方向下流側に開放した複数の吐出口625と接続された配管622と、を備える。また、配管622の経路途中には、バルブ623が介挿されている(図1)。バルブ623は、配管622を流れるガスの流量を自動調整できるバルブであることが好ましく、具体的には、例えば、マスフローコントローラ等を含んで構成することが好ましい。
この構成において、バルブ623が開状態とされると、供給源621から供給される第2の材料ガスが、複数の吐出口625より処理空間Vのうち搬送方向下流側に吐出される。第2の材料ガスとしては、例えば、シランガスとアンモニアガスとを第1の材料組成とは含有比の異なる第2の材料組成で混ぜ合わせた混合ガスを利用することができる。以下では、第1の材料組成の方が第2の材料組成よりもシランガスの含有率が高くアンモニアガスの含有率が低い場合について説明する。
また、図3に示すように、ガス供給部6Aにおける複数の吐出口615(本実施形態では4個)とガス供給部6Bにおける複数の吐出口625(本実施形態では4個)とは、Y方向に沿って複数の誘導結合型アンテナ41(本実施形態では4個)を挟むよう対向配置されている。
ガス供給部6Cは、不活性ガス(本実施形態では窒素ガス)の供給源631と、一端が供給源631と接続され他端が処理空間Vのうち複数の誘導結合型アンテナ41の上方に位置する複数の吐出部材635と接続された配管632と、を備える。また、配管632の経路途中には、バルブ633が介挿されている(図2)。バルブ633は、配管632を流れるガスの流量を自動調整できるバルブであることが好ましく、具体的には、例えば、マスフローコントローラ等を含んで構成することが好ましい。
複数の吐出部材635は、間隔をあけて一列に配列されて、処理チャンバー1の天板11の下面111に固定される。具体的には、例えば、複数の吐出部材635は、誘導結合型アンテナ41と対応する位置(例えば、仮想軸K上であって、U字形状の誘導結合型アンテナ41の両端部の真ん中の位置(すなわち、中心点C))に各々配置されて、天板11に対して気密に取り付けられる。ただし、各吐出部材635の、下面111からの突出寸法は、誘導結合型アンテナ41の、下面111からの突出寸法に比べて十分に小さいものとされる。
この構成において、バルブ633が開状態とされると、供給源631から供給される窒素ガスが、各吐出部材635より各誘導結合型アンテナ41に向けて吐出される。この結果、各誘導結合型アンテナ41周辺の雰囲気が窒素ガスによって満たされるため、処理空間Vにて後述するプラズマCVD処理を行ったとしても各誘導結合型アンテナ41にCVD膜が成膜されることを防止できる。
既述の通り、本実施形態では、ガス供給部6Aおよびガス供給部6Bからシランガスとアンモニアガスとの混合ガスを供給し、ガス供給部6Cから窒素ガスを供給する態様について説明したが、ガス供給部6A〜6Cの各々から、どのような種類のガスを、どれくらいの流量で吐出させるかは、基板9に形成するべき薄膜の種類、処理条件(処理空間Vの温度、圧力等)等に応じて適宜選択することができる。バルブ613,623,633の各々は制御部8と電気的に接続されており、制御部8が、オペレータから指定された値等に基づいてこれら各部を制御して、オペレータが所望する種類のガスを、オペレータが所望する吐出口615、吐出口625、および吐出部材635から、オペレータが所望する流量で、処理空間Vに導入させる。
<排気部7>
排気部7は、高真空排気系であり、具体的には、例えば、真空ポンプ71と、排気配管72と、排気バルブ73と備える。排気配管72は、一端が真空ポンプ71に接続され、他端が処理空間Vに連通接続される。また、排気バルブ73は、排気配管72の経路途中に設けられる。排気バルブ73は、具体的には、例えば、マスフローコントローラ等を含んで構成され、排気配管72を流れるガスの流量を自動調整できるバルブである。この構成において、真空ポンプ71が作動された状態で、排気バルブ73が開放されると、処理空間Vが排気される。
排気部7は、高真空排気系であり、具体的には、例えば、真空ポンプ71と、排気配管72と、排気バルブ73と備える。排気配管72は、一端が真空ポンプ71に接続され、他端が処理空間Vに連通接続される。また、排気バルブ73は、排気配管72の経路途中に設けられる。排気バルブ73は、具体的には、例えば、マスフローコントローラ等を含んで構成され、排気配管72を流れるガスの流量を自動調整できるバルブである。この構成において、真空ポンプ71が作動された状態で、排気バルブ73が開放されると、処理空間Vが排気される。
<制御部8>
制御部8は、プラズマCVD装置100が備える各構成要素と電気的に接続され(図1では簡略的に図示)、これら各要素を制御する。制御部8は、具体的には、例えば、各種演算処理を行うCPU、プログラム等を記憶するROM、演算処理の作業領域となるRAM、プログラムや各種のデータファイルなどを記憶するハードディスク、LAN等を介したデータ通信機能を有するデータ通信部等がバスラインなどにより互いに接続された、一般的なコンピュータにより構成される。また、制御部8は、各種表示を行うディスプレイ、キーボードおよびマウスなどで構成される入力部等と接続されている。プラズマCVD装置100においては、制御部8の制御下で、基板9に対して定められた処理が実行される。
制御部8は、プラズマCVD装置100が備える各構成要素と電気的に接続され(図1では簡略的に図示)、これら各要素を制御する。制御部8は、具体的には、例えば、各種演算処理を行うCPU、プログラム等を記憶するROM、演算処理の作業領域となるRAM、プログラムや各種のデータファイルなどを記憶するハードディスク、LAN等を介したデータ通信機能を有するデータ通信部等がバスラインなどにより互いに接続された、一般的なコンピュータにより構成される。また、制御部8は、各種表示を行うディスプレイ、キーボードおよびマウスなどで構成される入力部等と接続されている。プラズマCVD装置100においては、制御部8の制御下で、基板9に対して定められた処理が実行される。
<2 処理の流れ>
続いて、プラズマCVD装置100において実行される処理の流れについて、図1を参照しながら説明する。以下に説明する処理は、制御部8の制御下で実行される。
続いて、プラズマCVD装置100において実行される処理の流れについて、図1を参照しながら説明する。以下に説明する処理は、制御部8の制御下で実行される。
処理チャンバー1の搬出入口を介して、基板9が配設されたキャリア90が処理チャンバー1の内部に搬入されると、保持搬送部2が当該キャリア90を保持する。また、排気部7が処理チャンバー1内の気体を排気して、処理チャンバー1を真空状態とする。また、定められたタイミングで、保持搬送部2がキャリア90の搬送を開始し(搬送工程)、加熱部3がキャリア90に配設される基板9の加熱を開始する。
処理チャンバー1の内部が真空状態となると、ガス供給部6Aが吐出口615より処理空間Vの搬送方向上流側(−Y側)へ第1の材料ガスの供給を開始する(第1ガス供給工程)とともに、ガス供給部6Bが吐出口625より処理空間Vの搬送方向下流側(+Y側)へ第2の材料ガスの供給を開始する(第2ガス供給工程)。これにより、処理空間Vの内部では、その上流側から下流側にかけて、第1の材料ガスで満たされた空間から第2の材料ガスで満たされた空間へと連続的に変化した雰囲気が形成される。
また、ガス供給部6Cが吐出部材635より各誘導結合型アンテナ41に向けて不活性ガスを供給する。これにより、処理空間Vのうち各誘導結合型アンテナ41の周辺雰囲気は該不活性ガスで満たされる。
また、これらのガス供給が開始されるのと同時に、高周波電源44から各誘導結合型アンテナ41に、高周波電流(具体的には、例えば、13.56MHzの高周波電流)が流される。すると、誘導結合型アンテナ41の周囲の高周波誘導電界により電子が加速されて、誘導結合プラズマが発生する。プラズマが発生すると、処理空間V内の第1材料ガスおよび第2材料ガス(本実施形態では、いずれもシランガスとアンモニアガスとの混合ガス)がプラズマ分解されて、搬送される基板9上で化学気相成長が行われる(プラズマ処理工程)。
こうして主面にCVD膜(本実施形態では、シリコン窒化膜)が形成された基板9は、電子デバイス用の構造体10(図4)として太陽電池など種々の電子デバイスに用いることができる。また、本実施形態では、各誘導結合型アンテナ41の周辺雰囲気はガス供給部6Cから供給される不活性ガスで満たされるため各誘導結合型アンテナ41の表面にCVD膜が形成されることはなく、各誘導結合型アンテナ41の表面にCVD膜が形成されることに起因したアンテナ性能の低下を防止することができる。
<3 構造体10>
図4(a)は、本実施形態のプラズマCVD装置100によって生成される構造体10を示す側面図である。図4(b)は、構造体10のCVD膜110について、法線方向(Z方向)における主面S1からの距離と屈折率との関係を示す図である。
図4(a)は、本実施形態のプラズマCVD装置100によって生成される構造体10を示す側面図である。図4(b)は、構造体10のCVD膜110について、法線方向(Z方向)における主面S1からの距離と屈折率との関係を示す図である。
既述の通り、処理空間Vの内部ではその上流側から下流側にかけて第1の材料ガスで満たされた空間から第2の材料ガスで満たされた空間へと連続的に変化した雰囲気が形成され、基板9がこの処理空間Vに対向する位置を搬送されつつプラズマCVD処理が実行される。
このため、基板9の主面に形成されるCVD膜110の組成は、主面から遠ざかる法線方向において、第1の材料組成から第2の材料組成へと連続的に変化する組成となる。
また、本実施形態では、第1の材料組成の方が第2の材料組成よりもシランガスの含有率が高くアンモニアガスの含有率が低い。シリコン窒化膜の特性として一般にシリコン含有率が高いほど屈折率が高くなることから、CVD膜110においても、法線方向について基板9の主面S1側の方が、法線方向について基板9の主面S1とは反対側よりも屈折率が高くなる(図4(b))。より具体的には、本実施形態で得られるCVD膜110は、基板9の主面S1から遠ざかる法線方向において、点P1(屈折率2.5)を有し相対的に屈折率の高い第1区間D1と、点P2(屈折率1.8)を有し相対的に屈折率の低い第2区間D2と、点P3(屈折率2.3)を有し第1区間D1と第2区間D2との中間に相当する屈折率を有する第3区間D3とを有する。
このように、本実施形態で基板9の主面S1に形成されるCVD膜110は、主面から遠ざかる法線方向において材料組成が連続的に変化する構成であるので、単一の材料組成で構成されるCVD膜や、ある材料組成と他の材料組成との界面が存在する(材料組成の変化が連続的でない)CVD膜とは異なる膜質特性を有する。
以下では、外部から光を照射した場合の構造体10の反射率を例に挙げ、本実施形態の構造体10の効果の一例について説明する。
図5は、本実施形態の構造体10、単層のCVD膜が表面に形成された基板(以下、構造体10Yと呼ぶ)、および、互いに屈折率の異なる2層のCVD膜が表面に形成された基板(以下、構造体10Zと呼ぶ)において、各構造体の外部よりCVD膜に光が照射された場合の分光反射率を示す図である。なお、図5に示す分光反射率の算出にあたっては、構造体10、10Y,10Zにおいて、それぞれの主面に形成されるCVD膜が同一厚さのシリコン窒化膜であり、それぞれの主面に形成されるCVD膜の屈折率の厚さ方向の積分値が同一であることが前提とされている。
図5に示すように、250nm(ナノメートル、以下同様)〜1050nmの波長域において、本実施形態の構造体10は2層のCVD膜を有する構造体10Zよりも反射率が低い。これは、CVD膜110の組成が第1の材料組成から第2の材料組成へと連続的に変化する組成であって、CVD膜110中に異なる材料組成同士の界面が存在しないことに起因する。すなわち、構造体の外部より250nm〜1050nmの波長域の光を照射した場合に、構造体10Zにおいては互いに屈折率の異なる2層のCVD膜の界面で光の一部が反射されるが、構造体10においては界面の存在に起因する光の反射がなくその分だけ光の反射率が低下する。
このように、本実施形態の構造体10は、基板9上に2層のCVD膜が形成された構造体10Z(より一般に、複層のCVD膜が形成された構造体)に比べて外部からの光に対する反射率が低く、太陽電池のように反射率が低いことが利点となる電子デバイスに特に好適である。
また、図5に示すように、300nm〜700nmの波長域において、本実施形態の構造体10は単層のCVD膜を有する構造体10Yよりも反射率が低い。これは、CVD膜110中に屈折率の高低差が存在することに起因するものと考えられる。この種の薄膜では、薄膜の表面や膜と膜との界面での反射の他に膜中で内部反射が生じることが一般的であるが、膜中に屈折率の高低差が存在することで膜中での各内部反射光に位相差が生じ全体として内部反射が低減されることが知られている。すなわち、構造体の外部より300nm〜700nmの波長域の光を照射した場合に、構造体10Yにおいては光の内部反射を低減する作用が働かないが、構造体10においては膜中に屈折率の高低差が存在することで光の内部反射が低減されるのでこの分だけ光の反射率が低下するものと考えられる。なお、250nm〜300nmおよび700nm〜1050nmの波長域においては、本実施形態の構造体10よりも単層のCVD膜を有する構造体10Yの方が反射率が低い。この点については、明確な理由は解明されていない。
このように、本実施形態の構造体10は、単層の構造体10Yに比べて300nm〜700nmの波長域の光に対する反射率が低く、該波長域においては太陽電池のように反射率が低いことが利点となる電子デバイスに特に好適である。
また、本実施形態のプラズマCVD装置100は、処理空間Vの内部に搬送上流側から搬送下流側にかけて連続的に変化する雰囲気を形成することで、1つの処理空間V(一列の誘導結合型アンテナ41)によって基板9上にCVD膜110を成膜することができる。したがって、本実施形態のプラズマCVD装置100では、基板9上に複数層のCVD膜を成膜する場合のように基板9の搬送方向に沿って複数の処理空間Vを形成する必要がなく、省スペース化および省エネルギー化を実現できる。
<4 変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、この発明はその趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、この発明はその趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。
上記実施形態では、処理空間Vが処理チャンバー1の内部に1つだけ形成される態様について説明したが、これに限られるものではなく、処理チャンバー1内に複数の処理空間Vが形成される態様でもよい。この場合においても、当該複数の処理空間Vのうち少なくとも1つの処理空間Vの内部において上流側と下流側とで材料組成の異なるガスが供給されれば、上記実施形態と同様、基板9の主面S1上に法線方向に沿って材料組成が連続的に変化したCVD膜110を形成することができる。
また、上記実施形態においては、第1の材料ガスと第2の材料ガスとが含有する複数の組成要素の種類(シランとアンモニア)は互いに共通である一方で当該複数の組成要素の含有比が互いに異なる場合について説明したが、これに限られるものではない。
例えば、第1の材料ガスが含有する組成要素がシランと一酸化窒素であり、第2の材料ガスが含有する組成要素がシランとアンモニアである場合のように、第1の材料ガスに含まれる組成要素と第2の材料ガスに含まれる組成要素とが互いに異なる態様であっても構わない。この場合、基板9の主面S1に形成されるCVD膜の材料組成は、主面S1から遠ざかる法線方向において、シリコン酸化膜からシリコン窒化膜へと連続的に変化することになる。
また、上記実施形態では、吐出部材635から不活性ガス(窒素ガス)を吐出し、誘導結合型アンテナ41の周辺雰囲気を不活性ガスで満たすことで誘導結合型アンテナ41にCVD膜が形成されることを防止する態様について説明したが、これに限られるものではない。吐出部材635から吐出されるガスは、プラズマCVD処理における材料ガスであってもよいし、添加ガスであってもよい。また、吐出部材635からはガスを吐出させない態様であっても構わない。
また、上記実施形態では、図4(b)に示すように、基板9の主面S1から遠ざかる法線方向において相対的に屈折率の高い第1区間D1と、相対的に屈折率の低い第2区間D1と、第1区間D1と第2区間D2との中間に相当する屈折率を有する第3区間D3とを有する、CVD膜110について説明したが、これに限られるものではない。
上記実施形態と同様、第1の材料ガスで成膜される材料組成の方が第2の材料ガスで成膜される材料組成よりも屈折率が高い状態でプラズマCVD処理を行った場合であっても、処理空間Vの温度、圧力、処理空間Vの広さ(仕切り部材5A,5Bの間隔)、誘導結合型アンテナ41での出力、材料ガスの供給量など種々の条件を調整することで、図6に示すように、上記第2区間D2に相当する区間を有さないCVD膜を形成することもできる。
以上、実施形態およびその変形例に係るプラズマCVD装置について説明したが、これらは本発明に好ましい実施形態の例であって、本発明の実施の範囲を限定するものではない。本発明は、その発明の範囲内において、各実施形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 処理チャンバー
2 保持搬送部
3 加熱部
4 プラズマ発生部
5A,5B 仕切り部材
6A〜6C ガス供給部
7 排気部
8 制御部
9 基板
41 誘導結合型アンテナ
44 高周波電源
90 キャリア
100 プラズマ処理装置
2 保持搬送部
3 加熱部
4 プラズマ発生部
5A,5B 仕切り部材
6A〜6C ガス供給部
7 排気部
8 制御部
9 基板
41 誘導結合型アンテナ
44 高周波電源
90 キャリア
100 プラズマ処理装置
Claims (12)
- 基板と、
プラズマCVD法によって前記基板の主面上に形成されたCVD膜と、
を有し、
前記主面から遠ざかる法線方向において、前記CVD膜の組成が、第1の材料組成から第2の材料組成へと連続的に変化していることを特徴とする電子デバイス用構造体。 - 請求項1に記載の電子デバイス用構造体であって、
前記第1の材料組成と前記第2の材料組成とは、それぞれが含有する複数の組成要素の種類は互いに共通である一方で、当該複数の組成要素の含有比が互いに異なることを特徴とする電子デバイス用構造体。 - 請求項1に記載の電子デバイス用構造体であって、
前記第1の材料組成に含まれる組成要素と、前記第2の材料組成に含まれる組成要素とは、互いに異なることを特徴とする電子デバイス用構造体。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の電子デバイス用構造体であって、
前記基板は、太陽電池用の半導体基板であり、
前記CVD膜は、前記太陽電池の保護膜であることを特徴とする電子デバイス用構造体。 - 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の電子デバイス用構造体であって、
前記CVD膜は、シリコン窒化膜を含むことを特徴とする電子デバイス用構造体。 - チャンバーと、
前記チャンバー内において、処理対象となる基板を保持し搬送経路に沿って相対的に搬送する搬送保持部と、
前記搬送経路に対向して前記チャンバー内に規定された処理空間内に配列され、それぞれの巻き数が一周未満の複数の誘導結合型アンテナと、
前記処理空間のうち前記搬送経路に沿って上流部分に第1の材料ガスを供給する第1ガス供給部と、
前記処理空間のうち前記搬送経路に沿って下流部分に前記第1の材料ガスとは組成が異なる第2の材料ガスを供給する第2ガス供給部と、
を備え、
前記第1ガス供給部から前記第1の材料ガスを供給し前記第2ガス供給部から前記第2の材料ガスを供給するとともに、前記複数の誘導結合型アンテナに高周波電力を供給してプラズマを発生させた状態で、前記搬送保持部によって前記基板を前記搬送経路に沿って搬送し、
それによって、前記基板の前記主面上に、前記主面から遠ざかる法線方向に関して、前記第1の材料ガスに対応する第1の材料組成から、前記第2の材料ガスに対応する第2の材料組成へと連続的に組成が変化したCVD膜が形成されることを特徴とするプラズマCVD装置。 - 請求項6に記載のプラズマCVD装置であって、
前記搬送経路に垂直な板状体で前記複数の誘導結合型アンテナよりも前記搬送経路に沿って上流側に配される第1の仕切部材と、
前記搬送経路に垂直な板状体で前記複数の誘導結合型アンテナよりも前記搬送経路に沿って下流側に配される第2の仕切部材と、
を有し、
前記第1および第2の仕切部材によって前記処理空間の搬送方向における幅が規定されることを特徴とするプラズマCVD装置。 - 請求項6または請求項7に記載のプラズマCVD装置であって、
前記第1の材料ガスと前記第2の材料ガスとは、それぞれが含有する複数の組成要素の種類は互いに共通である一方で、当該複数の組成要素の含有比が互いに異なるガスであることを特徴とするプラズマCVD装置。 - 請求項6または請求項7に記載のプラズマCVD装置であって、
前記第1の材料ガスに含まれる組成要素と前記第2の材料ガスに含まれる組成要素とは、互いに異なることを特徴とするプラズマCVD装置。 - 請求項6ないし請求項9のいずれかに記載のプラズマCVD装置であって、
前記基板は、太陽電池用の半導体基板であり、
前記CVD膜は、前記太陽電池の保護膜であることを特徴とするプラズマCVD装置。 - 請求項6ないし請求項10のいずれかに記載のプラズマCVD装置であって、
前記第1の材料ガスと前記第2の材料ガスとのうち少なくとも一方はシランおよびアンモニアを含有し、
前記CVD膜は、シリコン窒化膜を含むことを特徴とするプラズマCVD装置。 - それぞれの巻き数が一周未満の複数の誘導結合型アンテナが配される処理空間内でプラズマ処理を行い、搬送経路に沿って搬送される基板の主面上にCVD膜を形成する成膜方法であって、
前記処理空間のうち前記搬送経路に沿って上流部分に第1の材料ガスを供給する第1ガス供給工程と、
前記処理空間のうち前記搬送経路に沿って下流部分に前記第1の材料ガスとは組成が異なる第2の材料ガスを供給する第2ガス供給工程と、
前記複数の誘導結合型アンテナに高周波電力を供給してプラズマを発生させ、前記第1と第2の材料ガスのプラズマ分解による化学的気相成長を前記基板上において実行するプラズマ処理工程と、
前記基板を前記搬送経路に沿って搬送する搬送工程と、
を備え、
前記基板の前記主面上に、前記主面から遠ざかる法線方向に関して、前記第1の材料ガスに対応する第1の材料組成から、前記第2の材料ガスに対応する第2の材料組成へと連続的に組成が変化したCVD膜が形成されることを特徴とする成膜方法。
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