JP2015068001A - 鉄骨梁の仕口構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】連続梁に構成された小梁の重量を低減して建築物のコストを縮減することができる鉄骨梁の仕口構造を提供することである。
【解決手段】大梁3を挟んで2本の小梁4を突き合わせ状態で接合する鉄骨梁の仕口構造1において、大梁3のウェブ3aの両側にそれぞれ仕口部材5が固定され、2本の小梁4のウェブ4aがそれぞれ仕口部材5にボルト7で接合されるとともに小梁4の下フランジ4cがそれぞれ仕口部材5にボルト10またはメタルタッチで接合され、大梁3の上フランジ3bと小梁4の上フランジ4bとに亘って載置されるスラブ12が、これらの上フランジ3b,4bにシアコネクタ11により接合され、スラブ12には、大梁3を跨ぐとともに2本の小梁4に沿って延びる補強部材14が配置され、小梁4の上フランジ4bが大梁3の上フランジ3bに接合されることなく、2本の小梁4が連続梁に構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、大梁を挟んで2本の小梁を突き合わせ状態で接合するスラブ付鉄骨梁の仕口構造に関し、特に、2本の小梁を連続梁に構成するものに関する。
鉄骨造りの建築物では、複数の柱間に大梁が掛け渡されるとともに大梁の間に小梁が掛け渡されて梁が格子状に骨組みされ、この格子状となった梁の上に床スラブや天井スラブが載置されて床部分や天井部分が構築される。このような鉄骨造りの建築物においては、大梁に高力ボルトで接合される小梁は、単純梁として設計されるのが一般的である。
建築物のコストを縮減するには、梁として使用される鉄骨の重量を低減することが効果的である。小梁は建築物に使用される全鉄骨量の30%程度を占めるので、小梁の重量低減もコスト縮減の重要な要素である。
しかしながら、上記のように小梁を単純梁とした構造では、小梁の長手方向に向けた断面形状が一様であるのに対して、小梁に生じる応力は支間中央部分で最大、両端部分で最小となるので、小梁を最大応力に対応した断面にすると、その両端部分が必要以上の断面積を有することになり、小梁の重量を十分に低減させることができない。
そこで、大梁を挟んだ2本の小梁を、支間中央部分と両端部分とで応力の絶対値の差が小さい連続梁に構成することにより、単純梁に構成した場合に比べて小梁の断面積をより小さくすることが行われている(例えば特許文献1)。
従来の連続梁の仕口構造としては、例えば図10に示すように、大梁103のウェブにそのフランジよりも幅方向に大きく張り出す仕口部材105を溶接により固定し、この仕口部材105に小梁104のウェブと上下フランジとを高力ボルトで接合することにより、大梁103を挟んで突き合わせ状態で接合される2本の小梁104を連続梁に構成するようにした仕口構造が知られている。
特開2005−282019号公報
しかしながら、従来の仕口構造では、大梁103のウェブの両側に仕口部材105としてそのフランジよりも幅方向に大きく張り出す大型のものを固定する必要があるので、溶接作業等の仕口を加工するための工数が増加するとともに大梁の運搬効率が低下するという問題があった。
また、従来の仕口構造では、大梁103の上フランジと小梁104の上フランジとが同一高さで突き合わせた状態で接合されることにより、大梁103には2軸応力が発生することになるので、大梁103の断面積を増加させる必要があった。
さらに、接合後の連続梁の状態において、仕口ボルト接合部が大梁に近い場合、小梁に、その自重に加えてスラブ荷重、設備荷重および積載荷重等の荷重が加わると、接合部付近に大きな負曲げモーメントが生じ、この負曲げモーメントにより小梁の上フランジには引張応力が発生するが、従来の仕口構造では、小梁104の上フランジを大梁103の上フランジに高力ボルトで接合するようにしているので、小梁104の上フランジに高力ボルトを通すための貫通孔を設ける必要があり、上記引張応力に対し、この貫通孔による断面欠損の分、上フランジの断面積を増加させる必要が生じて、全体として小梁104の重量を十分に低減させることができないという問題があった。
本発明は、このような点を解決することを課題とするものであり、その目的は、連続梁に構成された小梁の重量を低減して建築物のコストを縮減することができる鉄骨梁の仕口構造を提供することにある。
本発明の鉄骨梁の仕口構造は、大梁を挟んで2本の小梁を突き合わせ状態で接合する鉄骨梁の仕口構造であって、前記大梁のウェブの両側にそれぞれ仕口部材が固定され、2本の前記小梁のウェブがそれぞれ前記仕口部材にボルトで接合されるとともに該小梁の下フランジがそれぞれ前記仕口部材にボルトまたはメタルタッチで接合され、前記大梁の上フランジと前記小梁の上フランジとに亘って載置されるスラブが、これらの上フランジにシアコネクタにより接合され、前記スラブには、前記大梁を跨ぐとともに2本の前記小梁に沿って延びる補強部材が配置され、前記小梁の上フランジが前記大梁の上フランジに接合されることなく、2本の前記小梁が連続梁に構成されていることを特徴とする。
上記構成において、前記補強部材は、前記スラブの内部に設けられたスラブ筋とは別に設けた補強用鉄筋であるのが好ましい。
上記構成において、複数の前記補強用鉄筋が、その長手方向に直交する方向に所定の間隔を空けて並べて配置されるのが好ましい。
上記構成において、前記補強部材は、前記スラブの内部に設けられたスラブ筋であって、他のスラブ筋よりも大径のものとすることもできる。
本発明によれば、大梁を挟んだ2本の小梁はスラブを介して互いに連結され、また、このスラブは補強部材が配置されることにより小梁の負曲げモーメントに抵抗することができるように補強されているので、大梁を挟んだ2本の小梁の間に生じる力の伝達をスラブを介して行うようにして、小梁の上フランジを大梁の上フランジに接合することなく、2本の小梁を連結梁に構成することができる。したがって、小梁の支間中央部分と両端部分とにおける応力の絶対値の差を小さくするとともに上フランジにボルト締結用の貫通孔を設けることを不要として、小梁の断面積を低減することができる。これにより、連続梁に構成した小梁の重量を低減して、この鉄骨梁の仕口構造が用いられる建築物のコストを縮減することができる。
また、本発明によれば、大梁に2軸応力が発生することがないので、大梁の断面積を大きくすることなく、この鉄骨梁の仕口構造が用いられる建築物のコストをさらに縮減することができる。
さらに、本発明によれば、大梁のウェブの両側に固定される仕口部材を、小梁のウェブが接合される程度の小型のものとすることができるので、仕口部材の溶接作業を減らすとともに大梁の運搬効率を高めて、この鉄骨梁の仕口構造が用いられる建築物のコストをさらに縮減することができる。
本発明の一実施形態である鉄骨梁の仕口構造を備えた建築物の床部分の一部を概略で示す断面図である。 図1に示す仕口構造の拡大断面図である。 図2に示す仕口構造の変形例を示す断面図である。 図2に示す仕口構造の変形例を示す断面図である。 (a)は床スラブ内における補強用鉄筋の配置を示す説明図であり、(b)は同図(a)におけるA−A線に沿う断面図である。 図5(b)に示す床スラブ内における補強用鉄筋の配置の変形例を示す説明図である。 図5(b)に示す床スラブ内における補強用鉄筋の配置の変形例を示す説明図である。 本発明の仕口構造における小梁の曲げモーメントの特性を示す線図である。 (a)は床スラブ内に配置される補強用鉄筋の変形例を示す説明図であり、(b)は同図(a)におけるB−B線に沿う断面図である。 従来の連続梁の仕口構造の断面図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に例示説明する。
本発明の鉄骨梁の仕口構造は、鉄骨造りの建築物の床部分や天井部分等において、大梁を挟んで2本の小梁を突き合わせ状態で接合する際に適用することができる。図1には、本発明の一実施の形態である鉄骨梁の仕口構造1を、多層階倉庫の床部分(床組構造)2における仕口部に適用した場合を示す。
図1に示すように、多層階倉庫の床部分2は柱(不図示)の間に掛け渡される複数の大梁3を有して構成されている。これらの大梁3は互いに平行に配置され、その間には小梁4が掛け渡されている。なお、図1においては、多層階倉庫の床部分2を構成する多数の大梁3と小梁4のうちの一部のみを示す。小梁4は大梁3を挟んで一直線状に並べて配置されており、大梁3を挟んだ2本の小梁4は、本発明の鉄骨梁の仕口構造1(以下、仕口構造1とする)により、大梁3の長手方向の中間部分に大梁3に対して直交する方向から突き合わせ状態で接合されている。
図2に示すように、大梁3はH形鋼により形成され、小梁4は大梁3よりも梁成が小さく且つフランジ幅が狭いH形鋼により形成されている。大梁3と小梁4は、それぞれそのウェブ3a,4aが垂直となる姿勢とされて床部分2の鉄骨構造を構成している。また、大梁3の上フランジ3bと小梁4の上フランジ4bは同一高さに配置され、これらの上フランジ3b、4bは同一面を形成している。なお、大梁3や小梁4を構成するH形鋼としては、図示する一体物に限らず、3枚の鋼板を溶接によりH形に接合した組立てタイプとすることもできる。また、小梁4は、大梁3と同一の梁成を有するものとすることもできる。
大梁3のウェブ3aの両側には、それぞれ鋼板により形成された仕口部材5が固定されている。これらの仕口部材5は、大梁3のウェブ3aを挟んで互いに同一面状となるようにウェブ3aに垂直な姿勢で配置され、それぞれウェブ3aと上フランジ3bの下面とに溶接等の固定手段によって固定されている。また、仕口部材5の下端には、それぞれ連結フランジ6が一体に設けられている。これらの連結フランジ6は上フランジ3bや下フランジ3cと平行に設けられ、小梁4の下フランジ4cと同一高さに配置されている。なお、連結フランジ6は、仕口部材5とは別体に設けられたものを溶接等によって仕口部材5に固定された構造のものとすることもできる。
大梁3を挟んだ一方側の小梁のウェブ4aは、その先端部分が大梁3の仕口部材5に板厚方向から重ねられ、当該重複部分には上下方向に並べて複数のボルト7が挿通されている。そして、これらのボルト7にナット(不図示)が締結されることで、小梁4のウェブ4aは大梁3の仕口部材5に接合されている。同様に、大梁3を挟んだ他方側の小梁4のウェブ4aも、その先端部分が大梁3の仕口部材5に板厚方向から重ねられ、当該重複部分には上下方向に並べて複数のボルト7が挿通されている。そして、これらのボルト7にナット(不図示)が締結されることで、小梁4のウェブ4aは大梁3の仕口部材5に接合されている。なお、これらのボルト7としては、例えば、高力ボルトを用いることができる。
小梁4のウェブ4aを仕口部材5に接合する構成は、上記に限らず、例えば図3に示すように、小梁4のウェブ4aの長手方向を向く先端面を仕口部材5に突き合わせ、その突き合わせ部分を2枚の鋼板製のスプライスプレート(継ぎ手板)8で挟み、これらのスプライスプレート8を小梁4のウェブ4aと仕口部材5とに対してボルト7で締結する構成とするなど、ボルト7を用いて小梁4のウェブ4aと仕口部材5とを接合する構成であれば、種々の構成とすることもできる。
大梁3を挟んだ一方側の小梁4の下フランジ4cは仕口部材5の連結フランジ6に突き合わされ、この突き合わせ部分は2枚の鋼板製のスプライスプレート(継ぎ手板)9により挟まれている。スプライスプレート9の小梁4側の部分は下フランジ4cにその長手方向に沿って並ぶ複数のボルト10で締結され、仕口部材5側の部分は連結フランジ6にその長手方向に沿って並ぶ複数のボルト10で締結されている。同様に、大梁3を挟んだ他方側の小梁4の下フランジ4cは仕口部材5の連結フランジ6に突き合わされ、この突き合わせ部分は2枚の鋼板製のスプライスプレート(継ぎ手板)9により上下から挟まれている。スプライスプレート9の小梁4側の部分は下フランジ4cにその長手方向に沿って並ぶ複数のボルト10で締結され、仕口部材5側の部分は連結フランジ6にその長手方向に沿って並ぶ複数のボルト10で締結されている。これにより、それぞれの小梁4の下フランジ4cは仕口部材5の連結フランジ6に接合されている。つまり、2本の小梁4の下フランジ4cは仕口部材5を介して互いに接合されている。なお、これらのボルト10としても高力ボルトを用いることができる。
小梁4の下フランジ4cを仕口部材5に接合する構成は、スプライスプレート9を用いた上記構成に限らず、例えば図3に示すように、下フランジ4cを仕口部材5の連結フランジ6に板厚方向から重ねて直接ボルト10で接合する構成など、ボルト10を用いて接合される構成であれば、種々の構成とすることもできる。なお、図3においては、仕口部材5を大梁3のウェブ3aに複数のボルト7で固定した場合を示す。また、小梁4の下フランジ4cを仕口部材5へ接合する構成は、ボルト10を用いた構成に限らず、例えば図4に示すように、小梁4の下フランジ4cの長手方向を向く先端面を仕口部材5の連結フランジ6の先端面に弾性部材Mを介して当接させることで、仕口部材5の連結フランジ6にメタルタッチで接合させる構成とすることもできる。この場合、小梁4に加わる荷重により下フランジ4cは連結フランジ6に向けて押し付けられるので、ボルト接合することなく、2本の小梁4の下フランジ4cを仕口部材5の連結フランジ6に接合させた状態に維持することができる。なお、弾性部材Mを設けることなく、小梁4の下フランジ4cを連結フランジ6に直接当接させてもよい。
大梁3を挟んだ2本の小梁4の上フランジ4bは、何れも、大梁3の上フランジ3bに接合されておらず、大梁3の上フランジ3bに対して間隔を空けて対向している。このように、大梁3を挟んだ2本の小梁4の上フランジ4bは、大梁3を介して互いに連結される構成とはなっていない。なお、小梁4の上フランジ4bは、大梁3の上フランジ3bに対して間隔を空けることなく当該上フランジ3bに当接していてもよい。
大梁3の上フランジ3bの上面には多数の頭付スタッド(スタッドジベル)11が溶接等の手段により固定されている。これらの頭付スタッド11は長手方向に所定の間隔を空けるとともに2列に並べて配置され、上フランジ3bの上面から上方に向けて突出している。同様に、小梁4の上フランジ4bの上面には、それぞれ多数の頭付スタッド(スタッドジベル)11が溶接等の手段により固定されている。これらの頭付スタッド11は長手方向に所定の間隔を空けて1列に並べて配置され、上フランジ4bの上面から上方に向けて突出している。なお、大梁3と小梁4に設けられる頭付スタッド11の上フランジ3b,4bの上面における配置は、上記した2列、1列の配置に限らず、必要に応じて設計により任意の配置で任意の個数設けることができる。
大梁3の上フランジ3bと小梁4の上フランジ4bの上には、これらに亘って床スラブ12が載置されている。床スラブ12は、大梁3の上フランジ3bと小梁4の上フランジ4bの上に配置された型枠専用デッキプレート(不図示)にコンクリートを打設して形成されたコンクリートスラブとなっている。この床スラブ12の内部には、図2、図5に二点鎖線で示すように、格子状に配列された多数本のスラブ筋13が上下2層に分けて配筋されている。詳細は図示しないが、スラブ筋13としては、棒状の鋼材の表面に長手方向に間隔を空けて並ぶ複数の節状の突起を備えた異形鉄筋を用いることができる。なお、図5においては、便宜上、床スラブ12のコンクリート部分の一部を切り欠いて示す。
大梁3の上フランジ3bに固定された頭付スタッド11と小梁4の上フランジ4bに固定された頭付スタッド11は床スラブ12の内部に埋設されている。これにより、床スラブ12は頭付スタッド11を介して大梁3の上フランジ3bと小梁4の上フランジ4bとに接合されている。つまり、大梁3の上フランジ3bに固定された頭付スタッド11と小梁4の上フランジ4bに固定された頭付スタッド11は、床スラブ12を大梁3の上フランジ3bと小梁4の上フランジ4bとに接合するシアコネクタとなっている。大梁3の上フランジ3bに固定された頭付スタッド11と小梁4の上フランジ4bに固定された頭付スタッド11は、床スラブ12を形成する型枠の内部に突出した状態でコンクリートが打設されることにより、床スラブ12の内部に埋設された構成とされる。
大梁3の上フランジ3bと小梁4の上フランジ4bとが頭付スタッド11を介して床スラブ12に接合されることにより、大梁3を挟んで突き合わされる2本の小梁4の上フランジ4bは床スラブ12を介して互いに接合されることになる。つまり、2本の小梁4は、その上フランジ4bが大梁3の上フランジ3bに接合されるのではなく、上フランジ4bに接合された床スラブ12を介して互いに接合された構成となっている。したがって、大梁3を挟んで突き合わされる2本の小梁4は、その上フランジ4b同士が床スラブ12を介して接合されることで連続合成梁として構成されている。
なお、床スラブ12を大梁3の上フランジ3bと小梁4の上フランジ4bとに接合するシアコネクタとしては、上記頭付スタッド11に限らず、他の形状のものを用いることもできる。
床スラブ12の内部には、スラブ筋13とは別に、負曲げ応力を伝達させるための部材である補強部材としての補強用鉄筋14が配置されている。補強用鉄筋14は、スラブ筋13と同様、棒状の鋼材の表面に長手方向に間隔を空けて並ぶ複数の節状の突起を備えた異形鉄筋となっているが、その長さはスラブ筋13の長さよりも短くされている。図2に示すように、補強用鉄筋14は、その長手方向中央位置を大梁3の軸心上に一致させ、大梁3を跨ぐとともに小梁4の長手方向に沿って延びるように、その軸方向が小梁4の長手方向に平行とされて配置されている。また、図5(b)に示すように、補強用鉄筋14は床スラブ12の内部において、上下2層のスラブ筋13の間に位置する高さにおいて上下2層のスラブ筋13の間に配置されているが、図6に示すように、上下2層のスラブ筋13の間に位置する高さにおいて水平方向に並ぶ2本のスラブ筋13の間に配置することもできる。
図5に示すように、本実施の形態においては、1つの仕口構造1について床スラブ12の内部に6本の補強用鉄筋14が設けられている。これら6本の補強用鉄筋14はその長手方向に直交する方向に所定の間隔を空け、互いに平行に並べて配置されている。また、これら6本の補強用鉄筋14は、小梁4の上フランジ4bに固定された頭付スタッド11を中心とし、その両側に3本ずつに分けて配置されており、内側の2本の補強用鉄筋14は小梁4の上フランジ4bの上方に配置されるが、残りの4本の補強用鉄筋14は小梁4の上フランジ4bの範囲外に配置されている。
これらの補強用鉄筋14は、床スラブ12を形成する型枠の内部にスラブ筋13とともに配置しておくことで、床スラブ12の内部に埋設された構成とされる。
補強用鉄筋14は異形鉄筋とされ、床スラブ12に対して長手方向に固定された状態となっているので、床スラブ12の小梁4に沿う方向の曲げ強度は補強用鉄筋14により補強されて高められている。つまり、床スラブ12の内部に補強用鉄筋14が配置されることにより、床スラブ12の大梁3を挟んだ2本の小梁4の接合部分に対応する部分が補強され、これにより床スラブ12の小梁4に沿う方向の曲げ強度が高められている。このように、床スラブ12の内部に補強用鉄筋14が配置され、これらの補強用鉄筋14により床スラブ12が補強されることにより、床スラブ12が2本の小梁4の大梁3を中心とした負曲げモーメントに抵抗することができるとともに、補強用鉄筋14により大梁3を挟んだ一対の小梁4の間で応力が伝達されるように構成されている。
なお、床スラブ12に配置される補強用鉄筋14の長さ、太さ、本数および補強用鉄筋14が配置される範囲やピッチ等は、床スラブ12が小梁4の負曲げモーメントに抵抗できるように、種々の条件等に応じて任意に設定することができる。例えば、小梁4の上フランジ4bの上方に配置される補強用鉄筋14は2本に限らず、上フランジ4bの幅寸法に応じた数の補強用鉄筋14を配置することもできる。特に、図7に示すように、上フランジ4bに頭付スタッド11が2列に並べて設けられる場合には、2列の頭付スタッド11の間に1本の補強用鉄筋14を配置し、または、2列の頭付スタッド11の間とその両脇に合計3本の補強用鉄筋14を配置することもできる。
上記のように、本発明の仕口構造1では、大梁3を挟んで突き合わされる2本の小梁4の上フランジ4bを床スラブ12を介して互いに接続するとともに、床スラブ12の内部に補強用鉄筋14を配置して床スラブ12を小梁4の負曲げモーメントに抵抗できる構成としたことにより、大梁3を挟んで突き合わせ状態で接合される2本の小梁4の上フランジ4bを大梁3の上フランジ3bに接合することなく、2本の小梁4を連続梁に構成することができる。
したがって、連続梁に構成された小梁4の支間中央部分と両端部分とにおける応力の絶対値の差を小さくして、2本の小梁4を単純梁に構成する場合に比べて、小梁4の断面積をより小さくすることができる。また、小梁4の上フランジ4bは大梁3の上フランジ3bに接合されない構成であるので、小梁4の上フランジ4bにボルト締結用の貫通孔を設ける必要がなく、よって、小梁4の上フランジ4bを大梁3の上フランジ3bに接合する場合に比べて、小梁4の断面積をより小さくすることができる。このように、小梁4の上フランジ4bを大梁3の上フランジ3bに接合することなく2本の小梁4を連続梁に構成することにより、小梁4の重量を低減することを可能として、この仕口構造1が用いられる建築物(多層階倉庫)のコストを縮減することができる。
また、本発明の仕口構造1では、大梁3の上フランジ3bに小梁4の上フランジ4bが接合されないので、大梁3に2軸応力が発生することがない。したがって、小梁4の上フランジ4bを大梁3の上フランジ3bに接合して2本の小梁4を連続梁に構成する場合に比べて、大梁3としてより断面積が小さなものを用いることができる。これにより、この仕口構造1が用いられる建築物のコストをさらに縮減することができる。
さらに、本発明の仕口構造1では、大梁3の上フランジ3bに小梁4の上フランジ4bが接合されないので、大梁3のウェブ3aの両側に固定される仕口部材5を、小梁4のウェブ4aが接合される程度の小型のものとすることができる。したがって、大梁3に対する仕口部材5の溶接作業を減らすとともに、仕口部材5が大梁3から側方に大きく突出することを無くして、多数の大梁3を省スペースで配置することを可能として、その運搬効率を高めることができる。これにより、本発明の仕口構造1が用いられる建築物のコストをさらに縮減することができる。
このように、本発明の仕口構造1を採用することにより、製作や施工の観点から、この仕口構造1が適用される建築物の経済性を高めることができる。
図8は小梁の曲げモーメントの特性を示す線図である。
上記仕口構造1では、施工時において、床スラブ12を構成するコンクリートが硬化して小梁4の上フランジ4bに固定された頭付スタッド11が床スラブ12に接合されるまでは、小梁4は大梁3に対してそのウェブ4aにおいて単純梁として接合された状態となる。したがって、床スラブ12を構成するコンクリートが硬化する前においては、小梁4に加わる応力は単純梁つまり両端ピンモデルとして計算される。このとき、小梁4に加わる荷重は小梁4の自重とスラブ荷重であり、図8の上段に示すように、当該荷重により小梁4には正曲げモーメントのみが生じる。この正曲げモーメントに対する必要抵抗断面は、小梁4の断面に依存することになる。
一方、床スラブ12を形成するコンクリートが硬化して小梁4の上フランジ4bに固定された頭付スタッド11が床スラブ12に接合されると、小梁4は連続梁として構成されることになる。したがって、床スラブ12のコンクリートが硬化して床部分2が完成した後、当該床部分に照明等の設備が設置された後においては、小梁4の応力は設備荷重や積載荷重に対して連続梁モデルで計算され、図8の中段に示すように、小梁4には負曲げモーメントが生じることになる。この負曲げモーメントに対する必要抵抗断面は、床スラブ12の内部に配置された補強用鉄筋14に依存することになる。
そして、図8の上段に示す正曲げモーメントと図8の中段に示す負の曲げモーメントを合計することにより小梁4の曲げモーメントを算出することができる。図8の下段に示すように、当該合計された小梁4の曲げモーメントは、単純梁として小梁4が受ける正曲げモーメントの絶対値と、連続梁として小梁4が受ける負曲げモーメントの絶対値とが同程度(例えば図示する場合では、モーメント比率が29:27)となる良好なバランスとされる。
図9は床スラブ内に配置される補強用鉄筋の変形例を示す説明図である。
図1〜図7に示す場合では、補強部材を、床スラブ12の内部にスラブ筋13とは別に設けた補強用鉄筋14としているが、図9に示す変形例においては、床スラブ12の内部に設けられて大梁3を跨ぐとともに2本の小梁4に沿って配置されるスラブ筋13のうち、小梁4の軸心を中心とした所定幅内にあるものを、他のスラブ筋13よりも外径が大きい大径のものとし、これを補強用鉄筋14としている。図示する場合では、小梁4に沿って配置される6本のスラブ筋を補強用鉄筋14に構成するようにしている。このように、小梁4の軸心を中心とした所定幅内において小梁4に沿って配置されるスラブ筋として他のスラブ筋13よりも径が太いものを用い、これを補強用鉄筋14として機能させることにより、スラブ筋13の他に補強用鉄筋14を設けることなく床スラブ12を補強することができる。そして、このような構成においても、図1〜図7に示す構成の場合と同様の効果を得ることができる。
なお、図9においては、便宜上、小梁4に沿う方向のスラブ筋13のみを実線で示し、小梁4に直交するスラブ筋13は二点鎖線で示してある。
また、図9に示す変形例においては、補強用鉄筋14とされたスラブ筋の全体を他のスラブ筋13に対して大径化するようにしているが、補強用鉄筋14とされたスラブ筋の大梁3を跨いだ所定の長さ範囲のみを他のスラブ筋13よりも大径化し、それ以外の範囲を他のスラブ筋13と同一の外径とすることもできる。このように、補強用鉄筋14を、必要な部位だけが大径化されるように長手方向で外径が変化する段付き形状のスラブ筋とすることにより、長手方向の全体が大径化された場合に比べて、補強用鉄筋14を軽量化することができる。
本変形例においても、補強用鉄筋14とされるスラブ筋の太さ、本数等は、床スラブ12が小梁4の負曲げモーメントに抵抗できるように、種々の条件等に応じて設計により任意に設定することができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、前記実施の形態においては、本発明の仕口構造1を多層階倉庫の床部分2に適用する場合を示しているが、これに限らず、例えば事務所ビルや集合住宅、工場等の種々の建築物の床部分や天井部分に本発明の仕口構造1を適用することもできる。
また、前記実施の形態においては、床スラブ12は型枠専用デッキプレートにコンクリートを打設して形成されるコンクリートスラブとされているが、これに限らず、合成スラブ用デッキプレートを用いた床スラブなど、大梁3を挟んだ2本の小梁4の上フランジ4bを接合することができる構造のものであれば、他の構成のスラブとすることもできる。また、スラブ筋13は床スラブ12を構成するコンクリート内に埋設される構成に限らず、型枠やデッキ等に溶接等により予め固定された構成とすることもできる。
さらに、前記実施の形態においては、補強部材として異形鉄筋を用いているが、大梁3を跨ぐとともに2本の小梁4に沿って配置され、床スラブ12に埋設されて床スラブ12を負曲げモーメントに抵抗できるように補強するものであれば、他の形状のものとすることもできる。
さらに、前記実施の形態においては、床スラブ12が小梁4に対してその上フランジ4bの幅方向の両側に延びる両側スラブとされているが、これに限らず、床スラブ12は小梁4の上フランジ4bの幅方向の片側にのみ延びる片側スラブとすることもできる。
1 鉄骨梁の仕口構造
2 床部分
3 大梁
3a ウェブ
3b 上フランジ
3c 下フランジ
4 小梁
4a ウェブ
4b 上フランジ
4c 下フランジ
5 仕口部材
6 連結フランジ
7 ボルト
8 スプライスプレート
9 スプライスプレート
10 ボルト
11 頭付スタッド(シアコネクタ)
12 床スラブ
13 スラブ筋
14 補強用鉄筋(補強部材)
M 弾性部材

Claims (4)

  1. 大梁を挟んで2本の小梁を突き合わせ状態で接合する鉄骨梁の仕口構造であって、
    前記大梁のウェブの両側にそれぞれ仕口部材が固定され、
    2本の前記小梁のウェブがそれぞれ前記仕口部材にボルトで接合されるとともに該小梁の下フランジがそれぞれ前記仕口部材にボルトまたはメタルタッチで接合され、
    前記大梁の上フランジと前記小梁の上フランジとに亘って載置されるスラブが、これらの上フランジにシアコネクタにより接合され、
    前記スラブには、前記大梁を跨ぐとともに2本の前記小梁に沿って延びる補強部材が配置され、
    前記小梁の上フランジが前記大梁の上フランジに接合されることなく、2本の前記小梁が連続梁に構成されていることを特徴とする鉄骨梁の仕口構造。
  2. 前記補強部材は、前記スラブの内部に設けられたスラブ筋とは別に設けた補強用鉄筋である請求項1に記載の鉄骨梁の仕口構造。
  3. 複数の前記補強用鉄筋が、その長手方向に直交する方向に所定の間隔を空けて並べて配置される請求項2に記載の鉄骨梁の仕口構造。
  4. 前記補強部材は、前記スラブの内部に設けられたスラブ筋であって、他のスラブ筋よりも大径のものである請求項1に記載の鉄骨梁の仕口構造。
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