JP2015067132A - ハイブリッド車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】排気熱回収器を備えたハイブリッド車両において、寒冷時での早期暖機を促進しつつ、車両が路面状態の悪い道路等を走行した場合であっても、排気熱回収器が路面と干渉するのを防止する。【解決手段】サスペンションフレーム5は、前側部で車両後方側へ窪む凹部43を備える。ギヤボックス24は、凹部43内で且つ車両前後方向Xへ延びる車両中心線C1に対してエンジン15側へ偏った位置に配置される。排気熱回収器35は、ギヤボックス24よりも車両幅方向中心側で且つサスペンションフレーム5の前方側に配置される。【選択図】図1

Description

この発明は、ハイブリッド車両に係り、特に排気熱回収器を備えたハイブリッド車両に関する。
ハイブリッド車両においては、エンジンに接続した排気管の途中に排気熱回収器を配置しているものがある。
この排気熱回収器は、エンジンから排出される排気ガスとエンジン内を流れる冷却水との間で、熱交換を行うものである。
このような排気熱回収器を備えた車両としては、例えば、以下の先行技術文献がある。
特開2008−169710号公報
特許文献1に係る車両用排気系構造は、車両フロアの下方で車両前後方向に延びる排気管を配置し、この排気管の途中に排気ガスの熱を回収する排気系熱交換器(排気熱回収器)を配置した構造である。
ところで、上記の特許文献1では、排気系熱交換器(排気熱回収器)が車両後部に配置される燃料タンクの前方側で且つ車両前後方向に延びるように配置され、そして、車体の下部で且つ車両前後方向中央部位に排気系熱交換器(排気熱回収器)を配置している。
このため、排気系熱交換器(排気熱回収器)が前輪と後輪との間の車両中央下部に配置されてしまい、これによって、車両が路面状態の悪い道路を走行した場合に、前輪と後輪との間の車両フロアと路面との隙間寸法が路面の凹凸によって変動し易くなり、排気系熱交換器(排気熱回収器)と路面とが接触するおそれがあった。
また、排気系熱交換器(排気熱回収器)を車両後部に配置される燃料タンク近傍で且つ前方側に配置しているため、エンジンと排気系熱交換器(排気熱回収器)との間の冷却水通路の全長寸法が大きくなり、エンジンの早期暖機性が低下するおそれがあった。
そこで、この発明は、排気熱回収器を備えたハイブリッド車両において、寒冷時での早期暖機を促進しつつ、車両が路面状態の悪い道路等を走行した場合であっても、排気熱回収器が路面と干渉するのを防止できるハイブリッド車両を提供することを目的とする。
この発明は、車両に搭載されるエンジンと、前記エンジンの車両幅方向端部に連結される発電機と、前記発電機の車両後方側に配置される駆動モータと、前記駆動モータに連結されるとともに前記駆動モータよりも下方に突出するギヤボックスと、前記ギヤボックスの後方に配置され且つ車両幅方向両端部に左右のアームを介して左右の前輪が連結されるサスペンションフレームと、前記ギヤボックスの下部と前記左右の前輪との間を連結するドライブシャフトと、前記エンジンから前記車両の車体の下部を通って車両後方へ延びる排気管と、前記排気管の途中に配置され且つ前記エンジンから排出される排気ガスと前記エンジン内を流れる冷却水との間で熱交換を行う排気熱回収器とを備えるハイブリッド車両において、前記サスペンションフレームは前側部で車両後方側へ窪む凹部を備え、前記ギヤボックスを前記凹部内で且つ車両前後方向へ延びる車両中心線に対して前記エンジン側へ偏った位置に配置し、前記排気熱回収器を前記ギヤボックスよりも車両幅方向中心側で且つ前記サスペンションフレームの前方側に配置したことを特徴とする。
この発明は、排気熱回収器を備えたハイブリッド車両において、寒冷時での早期暖機を促進しつつ、車両が路面状態の悪い道路等を走行した場合であっても、排気熱回収器が路面と干渉するのを防止できる。
図1は車両前部の底面図である。(実施例) 図2は図1の車両前部の排気熱回収器周辺の拡大底面図である。(実施例) 図3はラジエータを除いた車両前部の正面図である。(実施例) 図4は図1のIV−IV線による車両前部の断面図である。(実施例) 図5は冷却水経路の概略構成図である。(実施例)
この発明は、排気熱回収器を備えたハイブリッド車両において、寒冷時での早期暖機を促進しつつ、車両が路面状態の悪い道路等を走行した場合であっても、排気熱回収器が路面と干渉するのを防止する目的を、排気熱回収器をギヤボックスよりも車両幅方向中心側で且つサスペンションフレームの前方側に配置して実現するものである。
図1〜図5は、この発明の実施例を示すものである。
図1、図2に示すように、ハイブリッド車両(以下「車両」という)1は、車体2として、車両前後方向Xに延びて且つ車両幅方向Yで一定の間隔の左側サイドフレーム3と右側サイドフレーム4とを備える。
左側サイドフレーム3と右側サイドフレーム4とは、車両前部で、車両幅方向Yに延びるサスペンションフレーム5で連結される。
このサスペンションフレーム5の車両幅方向両端部には、左右のアームとしての左側アーム6と右側アーム7とを介して、左右の前輪としての左側前輪8と右側前輪9とが連結される。サスペンションフレーム5は、車両幅方向Yに延びて左側前輪8と右側前輪9とを支持している。
車両1は、車両前部で、エンジンルーム10を形成している。このエンジンルーム10は、図4に示すように、前側のグリル部11が連結した車両フード12と、ダッシュパネル13とで囲まれて形成されている。
エンジンルーム10には、発電装置14が横置きに配置される。この発電装置14は、エンジン15と発電機16とを備える。
エンジン15は、図4に示すように、シリンダブロック17とシリンダヘッド18とシリンダヘッドカバー19とが一体になって構成されている。シリンダブロック17には、クランク軸20が軸支されている。
発電機16は、図4に示すように、エンジン15の車両幅方向端部(左端部)に連結されている。この発電機16は、シリンダブロック17の左端面に連結したハウジング21内に配置され、エンジン15のクランク軸20に接続している。
発電装置14には、駆動装置22が連結する。この駆動装置22は、駆動モータ23とギヤボックス24とを備える。
駆動モータ23は、発電機16の車両後方側に配置される。
ギヤボックス24は、駆動モータ23に連結されるとともに、駆動モータ23よりも下方に突出して配置される。従って、サスペンションフレーム5は、図1、図2に示すように、ギヤボックス24の後方に配置される。
ギヤボックス24の下部と左側前輪8・右側前輪9との間は、ドライブシャフト25によって連結される。
図2に示すように、ドライブシャフト25は、中間ドライブシャフト部26と、中間ドライブシャフト部26の左端に連結した左側ドライブシャフト部27と、中間ドライブシャフト部26の右端に連結した右側ドライブシャフト部28とを有する。中間ドライブシャフト部26は、左端部位がサポートブラケット29によって駆動モータ23の下部に支持され、車両上下方向で動きが規制されている。
このドライブシャフト25は、車体2の下方で且つエンジンルーム10の後部にギヤボックス24と左側前輪8・右側前輪9とを連結し、駆動装置22の駆動力を左側前輪8・右側前輪9に伝達する。
エンジン15のシリンダヘッド18の前部には、排気装置30が配置される。
この排気装置30は、図4に示すように、シリンダヘッド18の前部に取り付けた排気マニホルド31と、この排気マニホルド31に連結して車両下方に延び且つ触媒32を内蔵した触媒コンバータ33と、この触媒コンバータ33に連結された排気管34とを備える。
この排気管34は、図4に示すように、エンジン15から車体2の下方を通って、ドライブシャフト25及びサスペンションフレーム5よりも車両後方に延びて配置される。
排気管34の途中には、図4に示すように、排気コンバータ33の下流側で且つ発電装置14の下方に、排気熱回収器35が配置される。この排気熱回収器35は、エンジン15から排出される排気ガスとエンジン15内を流れる冷却水との間で、熱交換を行うものである。
エンジンルーム10の前部には、図1、図5に示すように、発電装置14の前方で、車両幅方向Yに延びるラジエータ36が配置される。このラジエータ36は、エンジン15の冷却水を冷却するものであって、ラジエータインレットパイプ37及びラジエータアウトレットパイプ38によってエンジン15と連結している。
ラジエータインレットパイプ37は、エンジン15からの高温の冷却水をラジエータ36へ導くものであって、一端がエンジン15のシリンダヘッド18に取り付けられたサーモスタット39に接続しているとともに、他端がラジエータ36の上部タンク40に接続している。サーモスタット39は、車両幅方向Yで、発電機16側に配置されている。
ラジエータアウトレットパイプ38は、ラジエータ36で冷却された冷却水をエンジン15へ導くものであって、一端がラジエータ36の下部タンク41に接続しているとともに、他端がエンジン15のシリンダブロック17の前部に取り付けたウォータポンプ42に接続している。このウォータポンプ42は、エンジン15によって駆動され、ラジエータ36側からの冷却水をエンジン15内のウォータジャケットに送給するものである。
図1に示すように、サスペンションフレーム5は、前側部に車両後方側へ窪んだ第1空間S1を形成するように湾曲形状の凹部43を備える。また、ギヤボックス24は、凹部43内で且つ車両前後方向Xへ延びる車両中心線C1に対してエンジン15側へ距離Lだけ偏った位置に配置されている。更に、排気熱回収器35は、ギヤボックス24よりも車両幅方向中心側で且つサスペンションフレーム5の前方側に配置されている。
具体的に説明すると、図2に示すように、凹部43の第1空間S1とギヤボックス24に対して車両幅方向端部側に形成された第2空間S2とによって、ギヤボックス24の車両幅方向Yの側方であって、且つサスペンションフレーム5の前方側に大きく開放した第3空間(凹部43の第1空間S1に跨る空間)S3を形成することが可能であり、ここに、排気熱回収器35を配置する。
このような構造において、駆動モータ23よりも下方に突出するギヤボックス24を、サスベンションフレーム5の前側部に形成される凹部43内で且つ車両前後方向Xへ延びる車両中心線C1に対してエンジン15側ヘ偏った位置に配置したため、ギヤボックス24に対して車両中心線C1側で且つサスペンションフレーム5の前方側に排気熱回収器35を配置する第3空間S3を創出できる。
そして、排気熱回収器35をギヤボックス24よりも車両幅方向中心側で且つサスペンションフレーム5の前方側に配置したため、排気熱回収器35を、ギヤボックス24との干渉を避けつつ、エンジン15に近づけて配置することができる。
このため、排気熱回収器35に流入する排気ガスの温度を高くし、エンジン15の冷却水を早期に昇温させることができる。
また、図4に示すように、車両1が悪路を走行する場合に、車両前後方向Xで前輪8・9と後輪との間の部分よりも路面Gとのクリアランスを確保し易い前輪8・9の近くであり、且つ前輪8・9から飛散する石や異物と衝突し難い車両幅方向中心側に排気熱回収器35を配置することができる。
これにより、エンジン15の冷却水を早期に昇温させ、且つ車両1が悪路を走行する場合に、排気熱回収器35が路面Gと干渉することを防止できる。
また、図2に示すように、排気熱回収器35は、その中心軸線C2が車両中心線C1に対して角度θだけ傾斜した状態で、車両中心線C1上に配置されている。
このような構造によって、排気熱回収器35を、排気熱の回収に必要な長さを維持しつつ、サスペンションフレーム5の前方側に配置することができる。また、図1に示すように、排気熱回収器35の前端部F1を前輪8・9の前端部P1よりも距離Dだけ車両後方側に配置できる。なお、図1において、符号P2は、前輪8・9の後端部である。
これによって、排気熱回収器35が前輪8・9の前端部P1よりも大きく突出するのを防止でき、排気熱回収器35の前端部F1が路面Gの段差と衝突することを防止できる。つまり、排気熱回収器35は、ドライブシャフト25から近い位置に配置されていることから、路面Gの段差を超えるときに、路面Gに接触しにくくなる。
図4に示すように、路面Gから排気熱回収器35の下端部B1までの高さ寸法Hを、前輪8・9の下端部B2から排気熱回収器35までの高さ寸法とすることができる。
さらに、図2、図3に示すように、排気熱回収器35の前端部F1は、エンジン15の冷却水が導入される冷却水導入部44と、排気熱回収器35を通過してエンジン15ヘ冷却水を戻す冷却水排出部45とを備える。
冷却水導入部44には、上流側冷却水通路46を形成する上流側冷却水パイプ47が接続する。この上流側冷却水パイプ47は、上流側の一端がサーモスタット39に接続するとともに、下流側の他端が冷却水導入部44に接続している。
冷却水排出部45には、下流側冷却水通路48を形成する下流側冷却水パイプ49が接続する。この下流側冷却水パイプ49は、上流側の一端が冷却水排出部45に接続するとともに、下流側の他端がラジエータアウトレットパイプ38の途中に接続している。
排気熱回収器35は、図2に示すように、前端部F1が車両幅方向Yでエンジン15側に位置するとともに、後端部F2が車両幅方向Yで発電機16側に位置するように、排気熱回収器35の中心軸線C2が車両中心線C1に対して所定の角度θで傾斜して配置される。
排気熱回収器35には、図2に示すように、上流側冷却水パイプ47と冷却水導入部44との間に配置された制御バルブ50が取り付けられる。この制御バルブ50は、エンジン15を早期に暖機するために、排気熱回収器35内に排気ガスが流入して冷却水の温度が第1の所定値以下(第1の所定値と同じ状態、又は第1の所定値よりも低い状態)で開動作して冷却水を排気熱回収器35へ流入させ、冷却水に排気ガスの熱を受熱させる一方、エンジン15が必要以上に加熱されるのを防止するために、エンジン15の暖機が完了して冷却水の温度が前記第1の所定値よりも高い第2の所定値以上(第2の所定値と同じ状態、又は第2の所定値よりも高い状態)になると、閉動作して冷却水が排気熱回収器35へ流入するのを停止する。
このような構造により、この実施例では、冷却水導入部44と冷却水排出部45とが排気熱回収器35の後部に設けられた構造に比べて、排気熱回収器35の冷却水排出部45からラジエータアウトレットパイプ38又はウォータポンプ42までの下流側冷却水通路48の全長寸法を短縮することができる。
これにより、下流側冷却水通路48中の冷却水量を減少させるとともに、排気熱回収器35で受熱した冷却水を瞬時にウォータポンプ42を介してエンジン15へと供給させて、寒冷時等にエンジン15から排気熱回収器35に流れる冷却水を早期に暖機でき、排気熱回収器35によって加温された冷却水をエンジン15ヘと戻すことでき、エンジン15の早期暖機を確実に促進することができる。また、下流側冷却水通路48の全長寸法を短縮することで、排気熱回収器35から排出された冷却水が下流側冷却水パイプ49内を通過する時間を短縮でき、下流側冷却水パイプ49で冷却水の熱が奪われるのを抑制することができる。
さらに、排気熱回収器35の後部を第3空間S3内へ配置することができ、排気熱回収器35を左側前輪8と右側前輪9との間に収めて配置することができる。
さらにまた、図2、図4に示すように、ドライブシャフト25は、ギヤボックス24から車両幅方向端部側へ延びる中間ドライブシャフト部26を有する。この中間ドライブシャフト部26は、サポートブラケット29によって駆動モータ23に支持されている。排気熱回収器35は、中間ドライブシャフト部26の下方に配置されている。または、排気熱回収器35を、中間ドライブシャフト部26の下方で、且つギヤボックス24とサポートブラケット29との間に配置している。
このような構造により、ドライブシャフト25のうちサポートブラケット29で保持されて車両上下方向へ変動しない中間ドライブシャフ卜部26の下方に、排気熱回収器35又は排気熱回収器35の一部を配置しているため、排気熱回収器35をドライブシャフト25の変動を考慮して、排気熱回収器35とドライブシャフト25の中間ドライブシャフト部26との間の隙間を過剰に設定する必要がなくなる。これにより、排気熱回収器35と路面Gとの距離寸法が過剰に小さくなるのを防止して、排気熱回収器35と路面Gとの距離を十分に確保し、排気熱回収器35と路面Gとが接触するのを防止できる。
図5には、この実施例に係る冷却水経路の構造を具体的に説明する。
図5に示すように、サーモスタット39には、ラジエータインレットパイプ37の一端が接続している。このラジエータインレットパイプ37の他端は、ラジエータ36に接続している。また、ラジエータ36には、ラジエータアウトレットパイプ38の一端が接続している。このラジエータアウトレットパイプ38の他端は、ウォータポンプ42に接続している。
また、サーモスタット39には、上流側冷却水パイプ47の一端が接続している。この上流側冷却水パイプ47の他端は、排気熱回収器35に接続している。上流側冷却水パイプ47と排気熱回収器35との間には、制御バルブ50が配置されている。排気熱回収器35には、下流側冷却水パイプ49の一端が接続している。この下流側冷却水パイプ49の他端は、ラジエータアウトレットパイプ38の途中に接続している。
さらに、サーモスタット39には、第1連絡冷却水パイプ51の一端が接続している。この第1連絡冷却水パイプ51の他端は、下流側冷却水パイプ49よりも上流側のラジエータアウトレットパイプ38の途中に接続している。第1連絡冷却水パイプ51の途中には、暖房装置のヒータコア52が配置されている。
さらにまた、サーモスタット39には、第2連絡冷却水パイプ53の一端が接続している。この第2連絡冷却水パイプ53の他端は、ヒータコア52よりも下流側の第1連絡冷却水パイプ51の途中に接続している。第2連絡冷却水パイプ53の途中には、流量制御弁54が配置されている。
このような冷却水経路の構造において、エンジン15のウォータジャケット55からの高温の冷却水は、サーモスタット39が開動作することで、ラジエータインレットパイプ37からラジエータ36に導かれて冷却される。そして、ラジエータ36で冷却された低温の冷却水は、ラジエータアウトレットパイプ38からウォータポンプ42に至り、その後、エンジン15のウォータジャケット55に流入する。
また、エンジン15のウォータジャケット55からの高温の冷却水は、上流側冷却水パイプ47に流入すると、制御バルブ50に至る。この制御バルブ50は、上述したように、温度状態に応じて開閉動作し、上流側冷却水パイプ47から排気熱回収器35への冷却水の供給・停止を行う。排気熱回収器35は、上述したように、エンジン15から排出されて触媒コンバータ33を経た排気ガスと制御バルブ50側からの冷却水との間で、熱交換を行う。この排気熱回収器35を通過した冷却水は、ウォータポンプ42に至り、その後、エンジン15のウォータジャケット55に流入する。
さらに、エンジン15のウォータジャケットからの高温の冷却水は、第1連絡冷却水パイプ51に流入すると、ヒータコア52に至る。このヒータコア52は、車室の空気を暖める。このヒータコア52で空気と熱交換されて低温になった冷却水は、ウォータポンプ42に至り、その後、エンジン15のウォータジャケット55に流入する。
また、エンジン15のウォータジャケットからの高温の冷却水は、第2連絡冷却水パイプ53に流入すると、流量制御弁54に至る。この流量制御弁54は、エンジン15が冷機状態でサーモスタット39が閉動作しているときに、第1連絡冷却水パイプ51及び第2連絡冷却水パイプ53によってサーモスタット39から第1連絡冷却水パイプ51に流れる冷却水の流量を調整し、ヒータコア52に流れる冷却水の流量を調整する。これにより、エンジン15の冷機時に、冷却水がヒータコア52で過冷却されることを防止できる。流量制御弁54を通過した冷却水は、ウォータポンプ42に至り、その後、エンジン15のウォータジャケット55に流入する。
この発明に係るハイブリッド車両の構造を、各種器機に適用可能である。
1 車両(ハイブリッド車両)
2 車体
3 左側サイドフレーム
4 右側サイドフレーム
5 サスペンションフレーム
6 左側アーム
7 右側アーム
8 左側前輪
9 右側前輪
10 エンジンルーム
14 発電装置
15 エンジン
16 発電機
20 クランク軸
22 駆動装置
23 駆動モータ
24 ギヤボックス
25 ドライブシャフト
26 中間ドライブシャフト部
27 左側ドライブシャフト部
28 右側ドライブシャフト部
30 排気装置
31 排気マニホルド
32 触媒
33 触媒コンバータ
34 排気管
35 排気熱回収器
36 ラジエータ
37 ラジエータインレットパイプ
38 ラジエータアウトレットパイプ
39 サーモスタット
43 凹部
44 冷却水導入部
45 冷却水排出部
46 上流側冷却水通路
47 上流側冷却水パイプ
48 下流側冷却水通路
49 下流側冷却水パイプ
50 制御バルブ

Claims (4)

  1. 車両に搭載されるエンジンと、前記エンジンの車両幅方向端部に連結される発電機と、前記発電機の車両後方側に配置される駆動モータと、前記駆動モータに連結されるとともに前記駆動モータよりも下方に突出するギヤボックスと、前記ギヤボックスの後方に配置され且つ車両幅方向両端部に左右のアームを介して左右の前輪が連結されるサスペンションフレームと、前記ギヤボックスの下部と前記左右の前輪との間を連結するドライブシャフトと、前記エンジンから前記車両の車体の下部を通って車両後方へ延びる排気管と、前記排気管の途中に配置され且つ前記エンジンから排出される排気ガスと前記エンジン内を流れる冷却水との間で熱交換を行う排気熱回収器とを備えるハイブリッド車両において、前記サスペンションフレームは前側部で車両後方側へ窪む凹部を備え、前記ギヤボックスを前記凹部内で且つ車両前後方向へ延びる車両中心線に対して前記エンジン側へ偏った位置に配置し、前記排気熱回収器を前記ギヤボックスよりも車両幅方向中心側で且つ前記サスペンションフレームの前方側に配置したことを特徴とするハイブリッド車両。
  2. 前記排気熱回収器は、その中心軸線が前記車両中心線に対して傾斜した状態で、前記車両中心線上に配置されたことを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両。
  3. 前記排気熱回収器の前端部は、前記エンジンの冷却水が導入される冷却水導入部と、前記排気熱回収器を通過して前記エンジンヘ冷却水を戻す冷却水排出部とを備え、前記排気熱回収器は、前端部が車両幅方向で前記エンジン側に位置するとともに、後端部が車両幅方向で前記発電機側に位置するように、傾斜して配置されたことを特徴とする請求項2に記載のハイブリッド車両。
  4. 前記ドライブシャフトは前記ギヤボックスから車両幅方向端部側へ延びる中間ドライブシャフト部を有し、前記中間ドライブシャフト部をサポートブラケットによって前記駆動モータに支持させ、前記排気熱回収器を前記中間ドライブシャフト部の下方に配置したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のハイブリッド車両。
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