JP2015065921A - 調味料の製造方法 - Google Patents
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(salty taste)、酸味(sour taste)、苦味(bitter taste)、うま味(umami)で表される5基本味(five basic taste)を有する物質やこれらを増強する物質が調味料として広く利用されている。
持続性(continuity)、まとまり(harmony)等の基本味の周辺の味(marginal tastes)や風味(marginal flavor)をも増強した味覚をいう。
[1]
小麦タンパク質原料を、プロテアーゼおよびN−アセチルグルコサミニダーゼで処理することを含む、調味料の製造方法。
[2]
小麦タンパク質原料の加水分解物を、N−アセチルグルコサミニダーゼで処理することを含む、調味料の製造方法。
[3]
前記加水分解物が、小麦タンパク質原料をプロテアーゼで処理して得られる産物である、[2]に記載の方法。
[4]
前記N−アセチルグルコサミニダーゼが、リゾチームおよび/またはキチナーゼである、[1]〜[3]のいずれかに記載の方法。
[5]
[1]〜[4]のいずれかに記載の方法により得られた調味料を飲食品またはその原料に添加することを含む、「コク味」の付与された飲食品の製造方法。
本発明の方法は、小麦由来のタンパク質の糖鎖をN−アセチルグルコサミニダーゼで分解することを特徴とする、調味料の製造方法である。
本発明の方法の第1の態様は、小麦タンパク質原料を、プロテアーゼ(protease)およびN−アセチルグルコサミニダーゼ(N-acetylglucosaminidase)で処理することを含む
、調味料の製造方法である。プロテアーゼによる処理を「プロテアーゼ処理」、N−アセチルグルコサミニダーゼによる処理を「N−アセチルグルコサミニダーゼ処理」ともいう。また、プロテアーゼ処理およびN−アセチルグルコサミニダーゼ処理を総称して、「酵素処理」ともいう。
「小麦タンパク質原料」とは、小麦由来のタンパク質を含有する原料をいう。小麦タンパク質原料は、小麦由来のタンパク質(小麦タンパク質)を含有する限り、特に制限されない。小麦タンパク質原料は、小麦タンパク質以外の成分を含んでいてもよく、含んでいなくてもよい。小麦タンパク質原料としては、未加工の小麦、小麦の加工品、それらから分離した小麦タンパク質が挙げられる。小麦の加工品としては、小麦粉が挙げられる。小麦タンパク質としては、グルテン、グルテニン、グリアジンが挙げられる。中でも、グルテンが好ましい。小麦タンパク質は、所望の程度に精製されていてよい。小麦タンパク質原料は、1種の小麦タンパク質を含有していてもよく、2種またはそれ以上の小麦タンパク質を含有していてもよい。小麦タンパク質原料としては、1種の小麦タンパク質原料を用いてもよく、2種またはそれ以上の小麦タンパク質原料を用いてもよい。
「プロテアーゼ」とは、タンパク質のペプチド結合を加水分解する酵素をいう。プロテアーゼは、小麦由来のタンパク質のペプチド結合を加水分解できる限り、特に制限されない。プロテアーゼは、エンドペプチダーゼであってもよく、エキソペプチダーゼであってもよい。また、プロテアーゼには、プロテイナーゼ(proteinase)やペプチダーゼ(peptidase)と呼ばれるものも含む。プロテアーゼとして、具体的には、例えば、スブチリシ
ン(subtilisin)、キモトリプシン(chymotrypsin)、トリプシン(trypsin)等のセリ
ンプロテアーゼ(serine protease);パパイン(papain)、ブロメライン(bromelain)、カスパーゼ(caspase)、カルパイン(calpain)等のシステインプロテアーゼ(cysteine protease);ペプシン(pepsin)、カテプシン(cathepsin)等の酸性プロテアーゼ(acid protease);サーモリシン(thermolysin)等のメタロプロテアーゼ(metalloprotease)が挙げられる。プロテアーゼとしては、1種のプロテアーゼを用いてもよく、2種
またはそれ以上のプロテアーゼを用いてもよい。
チルス(Bacillus)属細菌が挙げられる。アスペルギルス属真菌として、具体的には、アスペルギルス・オリゼー(Aspergillus oryzae)、アスペルギルス・ソーヤ(Aspergillus sojae)、アスペルギルス・アワモリ(Aspergillus awamori)、アスペルギルス・グラウカス(Aspergillus glaucus)が挙げられる。プロテアーゼを産生する微生物は、本来
的にプロテアーゼを産生するものであってもよく、プロテアーゼを産生するように改変されたものであってもよい。プロテアーゼを産生する微生物は、例えば、プロテアーゼをコードする遺伝子を微生物に発現可能に導入することにより取得できる。遺伝子の導入は、例えば、同遺伝子を搭載したベクターを微生物に導入することや、遺伝子を微生物の染色体上に導入することにより達成できる。上記微生物のプロテアーゼおよびその他各種プロテアーゼのアミノ酸配列やそれらをコードする遺伝子の塩基配列は、例えば、NCBI(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/)等の公用データベースから取得できる。
撹拌や振とうしながら行ってもよい。
料としては、例えば、大豆、大豆の加工品、塩化ナトリウムが挙げられる。
ン中のN−アセチルグルコサミンとN−アセチルムラミン酸との間のβ−1,4−グリコシド結合、および、キトデキストリン中のN−アセチルグルコサミン間のβ−1,4−グリコシド結合を加水分解する酵素をいう(EC 3.2.1.17)。「キチナーゼ」とは、キチン
中のN−アセチルグルコサミン間のβ−1,4−グリコシド結合を加水分解する反応を触媒する酵素をいう(EC 3.2.1.14)。N−アセチルグルコサミニダーゼとしては、1種の
N−アセチルグルコサミニダーゼを用いてもよく、2種またはそれ以上のN−アセチルグルコサミニダーゼを用いてもよい。
る限り、特に制限されない。微生物は、例えば、細菌や真菌等の微生物を培養する通常の条件で培養することができる。
処理物から、そのような特定の分子量範囲の成分を回収して、N−アセチルグルコサミニダーゼ処理に供してもよい。
本発明の方法の第2の態様は、小麦タンパク質原料の加水分解物を、N−アセチルグルコサミニダーゼで処理することを含む、調味料の製造方法である。
ついては、本発明の方法の第1の態様におけるプロテアーゼ処理に関する記載を準用できる。
上述したような本発明の方法により、調味料が得られる。本発明の方法により得られる調味料を、「本発明の調味料」ともいう。本発明の調味料は、そのまま調味料として利用してもよく、適宜処理を行ってから調味料として利用してもよい。処理としては、例えば、加熱、分画、希釈、濃縮、脱色、脱臭が挙げられる。分画としては、例えば、固形分の除去や分子量に基づく分離が挙げられる。処理は、本発明の調味料の性状等の諸条件に応じて、適宜選択できる。これらの処理は、単独で行ってもよく、適宜組み合わせて行ってもよい。このような処理がなされたものも、本発明の調味料に包含される。
、クエン酸、安息香酸、マレイン酸、フマル酸、酒石酸、コハク酸、タンニン酸、酪酸、ヒベンズ酸、パモ酸、エナント酸、デカン酸、テオクル酸、サリチル酸、乳酸、シュウ酸、マンデル酸、リンゴ酸、メチルマロン酸等の有機カルボン酸との塩、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸等の有機スルホン酸との塩が挙げられる。なお、塩としては、1種の塩を用いてもよく、2種またはそれ以上の塩を組み合わせて用いてもよい。
本発明の調味料を利用して、「コク味」の付与された飲食品を製造できる。すなわち、本発明は、本発明の調味料を飲食品またはその原料に添加することを含む、「コク味」の付与された飲食品の製造方法を提供する。同方法により製造される飲食品を、「本発明の飲食品」ともいう。
本実施例では、小麦グルテンの酵素分解物をN−アセチルグルコサミニダーゼで処理し、糖鎖加水分解が「コク味」の力価および「コク味」の呈味質に与える影響について評価した。
<1−1>小麦グルテンの酵素分解物の調製
小麦グルテン酵素分解調味料Aは、WO2004/096836の実施例1の段落1に記載の方法に
準じ、小麦グルテン「SWP−5A」(アミラム社製)をアスペルギルス・オリゼー培養液で加水分解することにより、調製した。小麦グルテン酵素分解調味料Bは、WO2006/104022の実施例1の段落1に記載の方法に準じ、小麦グルテン「SWP−5A」(アミラム
社製)をアスペルギルス・オリゼー培養液で加水分解することにより、調製した。
上記で得られた小麦グルテン酵素分解調味料A、Bを、以下の手順でN−アセチルグルコサミニダーゼ処理し、試験例1〜9の糖鎖加水分解処理溶液を調製した。N−アセチルグルコサミニダーゼとしては、ニワトリ卵白由来リゾチーム(シグマ)およびストレプトマイセス属細菌由来キチナーゼ製剤「デナチームCBB-P1」(ナガセケムテックス)を採用した。また、別途、参考例1〜2の糖鎖加水分解処理溶液を調製した。
小麦グルテン酵素分解調味料A(1 g)をクエン酸−リン酸緩衝液(pH 5、20 mL)に溶解後、リゾチーム(10 mg)を加え、50 ℃ にて24時間撹拌後、90 ℃ にてさらに30分間
撹拌した。遠心により、不溶物を除去することにより、糖鎖加水分解処理溶液を得た。
小麦グルテン酵素分解調味料A(1 g)をクエン酸−リン酸緩衝液(pH 5、5 mL)に溶
解後、リゾチーム(10 mg)を加え、50 ℃ にて24時間撹拌後、90 ℃ にてさらに30分間
撹拌した。遠心により、不溶物を除去することにより、糖鎖加水分解処理溶液を得た。
小麦グルテン酵素分解調味料A(2 g)をクエン酸−リン酸緩衝液(pH 5、40 mL)に溶解後、リゾチーム(400 mg)を加え、50 ℃ にて24時間撹拌した。うち、20 mL分を90 ℃
にてさらに30分間撹拌した。遠心により、不溶物を除去することにより、糖鎖加水分解
処理溶液を得た。
小麦グルテン酵素分解調味料A(1 g)をクエン酸−リン酸緩衝液(pH 5、20 mL)に溶解後、リゾチーム(10 mg)を加え、60 ℃ にて24時間撹拌した。うち、10 mL分を90 ℃ にてさらに30分間撹拌した。遠心により、不溶物を除去することにより、糖鎖加水分解処理溶液を得た。
小麦グルテン酵素分解調味料A(0.5 g)をクエン酸−リン酸緩衝液(pH 5、10 mL)に溶解後、リゾチーム(2.5 mg)を加え、60 ℃ にて24時間撹拌後、90 ℃ にてさらに30分間撹拌した。遠心により、不溶物を除去することにより、糖鎖加水分解処理溶液を得た。
小麦グルテン酵素分解調味料B(1 g)をクエン酸−リン酸緩衝液(pH 5、20 mL)に溶
解後、リゾチーム(10 mg)を加え、60 ℃ にて24時間撹拌後、90 ℃ にてさらに30分間
撹拌した。遠心により、不溶物を除去することにより、糖鎖加水分解処理溶液を得た。
小麦グルテン酵素分解調味料B(1 g)をクエン酸−リン酸緩衝液(pH 5、20 mL)に溶解後、リゾチーム(250 mg)を加え、60 ℃ にて32時間撹拌後、90 ℃ にてさらに30分間撹拌した。遠心により、不溶物を除去することにより、糖鎖加水分解処理溶液を得た。
小麦グルテン酵素分解調味料A(1 g)をクエン酸−リン酸緩衝液(pH 5、20 mL)に溶解後、キチナーゼ(200 mg)を加え、40℃ にて16時間撹拌した。うち、10 mL分を90 ℃ にてさらに30分間撹拌した。遠心により、不溶物を除去することにより、糖鎖加水分解処理溶液を得た。
小麦グルテン酵素分解調味料「粉末発酵うま味調味料PN」(キッコーマン社製;New Food Industry, 2000, Vol.42, No.11, pp.33-39)(1 g)をクエン酸−リン酸緩衝液(pH 5、20 mL)に溶解後、リゾチーム(10 mg)を加え、50 ℃ にて24時間撹拌後、90 ℃
にてさらに30分間撹拌した。遠心により、不溶物を除去することにより、糖鎖加水分解処理溶液を得た。
小麦グルテン酵素分解調味料A(1 g)をクエン酸−リン酸緩衝液(pH 4、20 mL)に溶解後、ペクチナーゼ(東京化成)(250 mg)を加え、37 ℃ にて24時間撹拌後、90 ℃ にてさらに30分間撹拌した。遠心により、不溶物を除去することにより、糖鎖加水分解処理溶液を得た。
大豆酵素分解調味料「コウジ・ベース」(味の素社製)(7 mL)をクエン酸−リン酸緩衝液(pH 5、28 mL)に溶解後、リゾチーム(50 mg)を加え、50 ℃ にて24時間撹拌後、90 ℃ にてさらに30分間撹拌した。遠心により、不溶物を除去することにより、糖鎖加水分解処理溶液を得た。
評価ベースとして、NaCl 0.5% + MSG 0.2%の水溶液を用いた。評価ベースに、上記で
調製した各糖鎖加水分解処理溶液を添加し、評価サンプルとした。また、評価ベースに、糖鎖加水分解処理を行っていない各調味料を添加し、対照サンプルとした。各サンプルを100ppm(固形分換算、反応時5%→500倍希釈→100ppm)に調整し、「コク味」力価を0〜5
点で点数評価した。評価基準は、評価ベース単独での「コク味」力価を0.0点、各対照サ
ンプルの「コク味」力価を2.0点とした。
結果を表1に示す。小麦グルテンの酵素分解物をN−アセチルグルコサミニダーゼで処理することにより、「コク味」力価が向上することが明らかとなった。
本実施例では、小麦グルテンの酵素分解物とそのN−アセチルグルコサミニダーゼ処理物をそれぞれ飲食品に添加し、糖鎖加水分解が「コク味」の力価および「コク味」の呈味質に与える影響について評価した。
評価ベースとして、以下の3種の飲食品を用いた。
(1)単純塩味・うま味水溶液(食塩 0.5%、MSG 0.2%)
(2)「麺の達人 炊き出し鶏ガラ醤油(袋)」(日清)のスープ;液体スープおよび粉末スープ(合計35.1g)を熱水 440g(通常は熱水 390g)で希釈して調製した。
(3)「マ・マー ミートソース」(日清フーズ)
評価ベースと比較して、評価サンプル1および評価サンプル2の「コク味」を評価した。
結果を表2に示す。いずれの評価ベースを用いた場合も、評価サンプル1(小麦グルテン酵素分解調味料A;添加量0.026%)および評価サンプル2(糖鎖加水分解処理溶液;添加量0.013%)の「コク味」力価は同等であった。よって、小麦グルテンの酵素分解物をN−アセチルグルコサミニダーゼで処理することにより、「コク味」力価が向上することが再度確認された。また、小麦グルテンの酵素分解物をN−アセチルグルコサミニダーゼで処理することにより、「コク味」が付与される時間や、飲食品の風味が変化することが明らかとなった。
Claims (5)
- 小麦タンパク質原料を、プロテアーゼおよびN−アセチルグルコサミニダーゼで処理することを含む、調味料の製造方法。
- 小麦タンパク質原料の加水分解物を、N−アセチルグルコサミニダーゼで処理することを含む、調味料の製造方法。
- 前記加水分解物が、小麦タンパク質原料をプロテアーゼで処理して得られる産物である、請求項2に記載の方法。
- 前記N−アセチルグルコサミニダーゼが、リゾチームおよび/またはキチナーゼである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法により得られた調味料を飲食品またはその原料に添加することを含む、コク味の付与された飲食品の製造方法。
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