JP2015065208A - 補強用基板を用いたモジュール構造体 - Google Patents
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Abstract
【課題】リードピン型のモジュール構造体を表面実装型のモジュール構造体に変換してプリント回路基板にモジュール構造体を客先で実装する際、リードピン型のモジュール構造体をプリント回路基板に容易に実装できるようにし、併せて、リードピン型のモジュール構造体の側面方向から付与される力に対する強度を高めるとともに、半田付作業及び半田付後の目視による半田部の外観検査を容易にすることにある。
【解決手段】本発明は、モジュール構造体1と、該モジュール構造体1の金属ベース2の外底面から延出した複数のリードピン4と、前記モジュール構造体1を該リードピン4を介して実装するプリント回路基板5とからなり、該プリント回路基板5の上面部に補強用基板6を配設して、該補強用基板6の外側面に設けた端面電極6aを前記リードピン4に半田付して、前記モジュール構造体1を前記プリント回路基板5に実装することを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、モジュール構造体1と、該モジュール構造体1の金属ベース2の外底面から延出した複数のリードピン4と、前記モジュール構造体1を該リードピン4を介して実装するプリント回路基板5とからなり、該プリント回路基板5の上面部に補強用基板6を配設して、該補強用基板6の外側面に設けた端面電極6aを前記リードピン4に半田付して、前記モジュール構造体1を前記プリント回路基板5に実装することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、リードピン型のモジュール構造体を表面実装型のモジュール構造体に変換してプリント回路基板に実装する際に補強用基板を用いるモジュール構造体に関する。
水晶発振器には、例えば、プリント回路基板との電気的接続にリードピンを用いたリードピン型の水晶発振器と、プリント基板に直接表面実装した表面実装型の水晶発振器とがある。
そして、リードピン型の水晶発振器をプリント回路基板に実装する際には、別途プリント回路基板にリードピンを挿入する孔を設け、この孔にリードピンを挿入し、リードピンをプリント回路基板に半田付けして、固定し、これにより、水晶発振器がプリント回路基板に実装されるようになっている。
例えば、図5及び図6に示すような従来のリードピン型のモジュール構造体10は、金属ベース12と、恒温槽付水晶発振器(OCXO),温度補償水晶発振器(TCXO)等の水晶発振器を格納した金属ケース13と、金属ベース12の外底面の鉛直方向に植設した、例えば6本のリードピン14と、からなる。
これらのリードピン14をガラスエポキシ樹脂からなるプリント回路基板(セット基板)15に穿設した貫通孔(スルーホール)に挿入し、金属ベース12の外底面とプリント回路基板15の上面との間の間隙を用いて、リフローあるいは手半田によりリードピン14をプリント回路基板15の端面電極15aに固着していた。
そして、図7に示すように、リードピン14を接続電極(図示なし)プリント回路基板15に固着後、プリント基板回路15の外底面を”ざぐり“、リードピン14の先端を短くしてから、この”ざぐり“部に熱硬化性樹脂を充填して塞いで、貫通孔から該外底面への半田の漏出を防止していた。
しかしながら、このような従来のモジュール構造体10のプリント回路基板16への実装では、客先でのモジュール構造体10の実装の際に、リ−ドピン14の先端がプリント回路基板16の外底面へのはみ出すことが許容されないため、モジュール構造体10の側面方向から付与される力に対する強度が弱い、金属ベース12の外底面との間に僅かな隙間しかないので半田作業が難かしい、半田後の半田部の目視による外観検査ができない、等の問題点があった。
本発明が解決しようとする課題は、リードピン型のモジュール構造体を表面実装型のモジュール構造体に変換して客先で実装する際、リードピンをプリント回路基板に容易に実装できるようにし、併せて、モジュール構造体の側面方向から付与される力に対する強度を高めるとともに、半田付作業及び半田後の目視による半田部の外観検査を容易にすることにある。
上記した課題を解決するため、本発明の補強用基板を用いたモジュール構造体では、プリント回路基板の上面部に補強用基板を載置する。
そのため、本発明では、モジュール構造体と、該モジュール構造体の金属ベースの外底面から延出した複数のリードピンと、前記モジュール構造体を該リードピンを介して実装するプリント回路基板とからなり、該プリント回路基板の上面部に補強用基板を配設して、該補強用基板の外側面に設けた端面電極を前記リードピンに半田付して、前記モジュール構造体を前記プリント回路基板に実装する。
そのため、本発明では、モジュール構造体と、該モジュール構造体の金属ベースの外底面から延出した複数のリードピンと、前記モジュール構造体を該リードピンを介して実装するプリント回路基板とからなり、該プリント回路基板の上面部に補強用基板を配設して、該補強用基板の外側面に設けた端面電極を前記リードピンに半田付して、前記モジュール構造体を前記プリント回路基板に実装する。
また、前記補強用基板の外形寸法が、前記プリント回路基板の外形寸法より小さい寸法を有する平面視矩形状からなることを特徴とする。
さらに、前記補強用基板を前記プリント配線基板の前記上面部に、載置、接着、貼り合せ、または接合したことを特徴とする。
さらに、前記補強用基板を前記プリント配線基板の前記上面部に、載置、接着、貼り合せ、または接合したことを特徴とする。
またさらに、前記プリント回路基板の前記外底面の前記リードピン半田付部を前記リードピンの外径よりも大きく“ざぐり”、該ざぐり部に熱硬化性樹脂を充填して塞いだことを特徴とする。
前記モジュール構造体が、リードピン型水晶発振器から構成されることを特徴とする。
前記リードピンが、前記プリント回路基板の外底面から突出しないように構成したことを特徴とする。
前記リードピンが、前記プリント回路基板の外底面から突出しないように構成したことを特徴とする。
本発明によればリードピン型のモジュール構造体の表面実装型のモジュール構造体への変換が容易になるとともに、モジュール構造体の横方向からの力に対する強度が高まり、加えてリードピンの半田付作業が容易になり、かつ、半田部の目視による検査が容易にできるようになる。
以下、本発明の補強用基板を用いたモジュール構造体の実施例を添付した図面に基いて説明する。
図1及び図2に示すように、本発明の補強用基板を用いたモジュール構造体1は、金属ベース2と、恒温槽付水晶発振器(OCXO),温度補償水晶発振器(TCXO)等の水晶発振器を格納し金属ベース2の上面部に溶接した金属ケース3と、金属ベース2の外底面からその鉛直方向に植設した、例えば6本の、リードピン(リード線)4と、からなるリードピン型のモジュール構造体と、図1に図示したリードピン型のモジュール構造体を含む、すべての構成要素からなる表面実装型のモジュール構造体と、からなる。
そして、これらのリードピン4をガラスエポキシ樹脂からなるプリント回路基板(セット基板)5に、例えば、ガラスエポキシ樹脂からなる平面視矩形状の補強用基板6を介して、その長さ方向の外側面に端子電極5aを有する平面視矩形状のプリント回路基板5に穿設した貫通孔(スルーホール)に設けた接続電極(図示なし)に挿入し、金属ベース2の外底面とプリント回路基板(セット基板)5の上面との間の間隙を用いて、リフローあるいは手半田により、リードピン4を補強用基板6に形成した平面視半円形状の端面電極6aに固着する。
すなわち、本願発明のモジュール構造体1では、図1と図2に示すように、平面視矩形状のプリント回路基板(セット基板)5の上面部に、プリント回路基板5と同じ材料のガラスエポキシ樹脂からなり、かつ、外形寸法がプリント回路基板5より小さい寸法の平面視矩形状の補強用基板(リードピン型から表面実装型への変換基板、“座布団基板”ともいう)6が、載置、接着、貼り合せ、または接合されて配設されている。そして、この補強用基板6の長辺方向の外側面には、補強用基板6の厚さ方向全体に亘って、例えば、6個のリードピン4に半田付けされる、端面電極6aが合計6個設けられている。
本発明の補強用基板6を用いたモジュール構造体1では、補強用基板6をプリント回路基板5の上面部に位置合わせした後、補強用基板6に長辺方向の外側面に設けた端面電極6aにリードピン4をリフローあるいは手半田により半田付して固定する。ここで、補強用基板6の外形寸法が、プリント回路基板5の外形寸法よりも小さい寸法に形成されているので、端面電極6aに付けた半田が、プリント回路基板5からはみ出して漏出することがないので(図3参照)、他の部材との電気的短絡が回避される。
また、モジュール構造体1を、例えば、6個のリードピン4の長さ寸法を揃えるか、あいはモジュール構造体1の外底面に、例えば4個のスタンドオフ(突起部)を設けて、プリント回路基板5に水平になるように配設する(図1参照)。
半田付した後に、図4に示すように、プリント基板回路5の外底面のリードピン4の突出部分を“ざぐり“、リードピン4の先端を短く切断して該外底面からのリードピン4の突出を回避し、次いで、これらの”ざぐり“部に熱硬化性樹脂をプリント回路基板5の外底面の下面から充填して塞いで、リードピン4を挿通した貫通孔からプリント回路基板5の外底面への溶融した半田の漏出を防止する。
このように、本願発明の補強用基板を用いた表面実装型(SMD)のモジュール構造体によれば、当該モジュール構造体の小型化、低背化を図りつつ、リードピンの十分な機械的強度を担保できるとともに、リードピンと補強用基板の端面電極との半田付作業が容易にでき、かつ、溶接後の半田部の目視による外観検査が極めて容易にできるようになる。
本発明の補強用基板を用いたモジュール構造体は、リードピン型水晶発振器の表面実装型発振器への変換だけではなく、広く電子部品または圧電部品のこの種の変換に利用することができる。
1 モジュール構造体
2 金属ベース
3 金属カバー
4 リードピン
5 プリント回路基板
5a 端面電極(プリント基板用)
6 補強用基板
6a 端面電極(補強用基板用)
2 金属ベース
3 金属カバー
4 リードピン
5 プリント回路基板
5a 端面電極(プリント基板用)
6 補強用基板
6a 端面電極(補強用基板用)
Claims (6)
- モジュール構造体と、該モジュール構造体の金属ベースの外底面から鉛直方向に延出した複数のリードピンと、前記モジュール構造体を該リードピンを介して実装するプリント回路基板とからなり、該プリント回路基板の上面部に補強用基板を配設して、該補強用基板の外側面に設けた端面電極を前記リードピンに半田付して、前記モジュール構造体を前記プリント回路基板に実装することを特徴とする補強用基板を用いたモジュール構造体。
- 前記補強用基板の外形寸法が、前記プリント回路基板の外形寸法より小さい寸法を有する平面視矩形状からなることを特徴とする請求項1に記載のモジュール構造体。
- 前記補強用基板を前記プリント配線基板の前記上面部に、載置、接着、貼り合せ、または、接合して配設したことを特徴とする請求項1に記載のモジュール構造体。
- 前記プリント回路基板の前記外底面に形成した前記半田付部を前記リードピンの外径よりも大きな寸法にざぐり、該ざぐり部に熱硬化性樹脂を充填して塞いだことを特徴とする請求項1に記載のモジュール構造体。
- 前記モジュール構造体が、リードピン型水晶発振器から構成されることを特徴とする請求項1に記載のモジュール構造体。
- 前記リードピンが、前記プリント回路基板の外底面から突出しないように構成することを特徴とする請求項1に記載のモジュール構造体。
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JP2013196775A JP2015065208A (ja) | 2013-09-24 | 2013-09-24 | 補強用基板を用いたモジュール構造体 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108120471A (zh) * | 2016-11-28 | 2018-06-05 | 大陆汽车投资(上海)有限公司 | 检测装置以及车辆变速系统 |
JP2020202347A (ja) * | 2019-06-13 | 2020-12-17 | 日本電波工業株式会社 | 電子機器 |
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2013
- 2013-09-24 JP JP2013196775A patent/JP2015065208A/ja active Pending
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