JP2015064414A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿用紙のサイズを入力するためのサイズ入力手段11aと、該サイズ入力手段11aにより入力された原稿用紙のサイズが不定形サイズである場合に、該原稿用紙のサイズよりも大きい最小の定形サイズを特定する特定手段21と、該特定手段21により特定された定形サイズの記録用紙に原稿画像を印刷する印刷手段16と、を備えた画像形成装置にておいて、原稿画像に占める余白部分の割合を低減するためのユーザーの作業負担を軽減する。
【解決手段】上記特定手段21により特定された定形サイズと上記サイズ入力手段11aにより入力された原稿用紙のサイズとのずれ量を算出する算出手段21と、上記特定手段21により特定された定形サイズ及び上記算出手段21により算出されたずれ量を表示する表示手段11aと、を更に備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来より、複写機や複合機等の画像形成装置として、A4,B4,A3サイズといった定形サイズの用紙を収容する複数の給紙カセットを備えた装置が知られている。このような画像形成装置において、原稿用紙のサイズが定形サイズに一致しない不定形サイズである場合もしばしば起こり得る。そこで、例えば特許文献1に示すものでは、原稿用紙のサイズが不定形サイズである場合には、原稿用紙のサイズよりも大きい最小の定形サイズを特定して、該特定した定形サイズの用紙に原稿画像を印刷するようにしている。原稿用紙のサイズが不定形サイズであるか否かは、例えば、ユーザーが手動で入力した原稿画像の縦横長さ(サイズ)と定形サイズとを比較することにより判定される。
特開2008−299122号公報
上述したように、上記特許文献1に示す従来の画像形成装置では、原稿用紙のサイズが不定形サイズである場合、画像が印刷される記録用紙のサイズは原稿用紙のサイズよりも大きくなる。一方、記録用紙に印刷される印刷画像のサイズは、ユーザーが印字倍率を指定する等しない限り、原稿画像と同じサイズに維持される。この結果、記録用紙に占める余白部分(画像部分を除く部分)の割合が大きくなるという問題がある。
このような問題を生じさせないためには、ユーザーが指定する印字倍率を、原稿用紙に対する記録用紙のサイズ比率に一致させることが好ましい。しかし、従来の画像形成装置では、このサイズ比率を求めるために、ユーザーが原稿用紙のサイズと記録用紙のサイズとを実際に定規等で測定する必要があり、ユーザーの作業負担が大きいという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、原稿用紙が不定形サイズである場合に、該原稿用紙よりも大きい定形サイズの記録用紙に原稿画像を印刷するように構成された画像形成装置において、原稿画像に占める余白部分の割合を低減するためのユーザーの作業負担を軽減することにある。
本発明に係る画像形成装置は、原稿用紙のサイズを入力するためのサイズ入力手段と、該サイズ入力手段により入力された原稿用紙のサイズが不定形サイズである場合に、該原稿用紙のサイズよりも大きい最小の定形サイズを特定する特定手段と、該特定手段により特定された定形サイズの記録用紙に原稿画像を印刷する印刷手段と、を備えている。
そして、上記特定手段により特定された定形サイズと上記サイズ入力手段により入力された原稿用紙のサイズとのずれ量を算出する算出手段と、上記特定手段により特定された定形サイズ及び上記算出手段により算出されたずれ量を表示する表示手段と、を備えている。
この構成によれば、原稿用紙のサイズが不定形サイズである場合には、ユーザーは、表示手段に表示された情報を見て、原稿用紙よりも大きい最小の定形サイズを知ることができるとともに、この定形サイズと原稿用紙のサイズとのずれ量を知ることができる。したがって、ユーザーはこのずれ量に応じて、例えば印字倍率等を設定し直すことにより、記録用紙の余白部分を低減することができる。延いては、不定形サイズの原稿用紙の画像を、定形サイズの記録用紙に無駄なくスムーズに転写することができる。また、次回使用する画像形成装置が、上記構成のように不定形サイズの原稿用紙を定形サイズの記録用紙に自動で対応させる機能を有していない場合であっても、ユーザーは、今回の印刷時に知り得た定形サイズ及び上記ずれ量を基に、記録用紙のサイズや印字倍率等を適切に設定することができる。
上記ずれ量には、上記特定手段により特定された定形サイズと上記サイズ入力手段により入力された原稿用紙のサイズとの差分値及び比率のうち少なくとも一方が含まれることが好ましい。
この構成によれば、原稿用紙のサイズと特定手段により特定された定形サイズとのずれ量をユーザーが定量的に把握することができる。
上記画像形成装置は、印字倍率を入力するための倍率入力手段をさらに備え、上記特定手段は、上記倍率入力手段により入力された印字倍率が等倍率でない場合には、上記サイズ入力手段により入力された原稿用紙のサイズを該印字倍率で変倍した変倍サイズを算出して、該算出した変倍サイズが不定形サイズである場合に、当該不定形サイズよりも大きい最小の定形サイズを特定するように構成され、上記算出手段は、上記倍率入力手段により入力された印字倍率が等倍率でない場合には、上記特定手段により特定された定形サイズと上記変倍サイズとのずれ量を算出するように構成され、上記表示手段は、上記特定手段により特定された定形サイズ及び上記算出手段により算出されたずれ量を表示するように構成されていることが好ましい。
この構成によれば、不定形サイズの原稿用紙の画像を、ユーザーが指定した印字倍率に応じた定形サイズの記録用紙に、無駄なくスムーズに転写することができる。
上記ずれ量には、上記特定手段により特定された定形サイズと上記変倍サイズとの差分値及び比率のうち少なくとも一方が含まれることが好ましい。
この構成によれば、上記変倍サイズと上記特定手段により特定された定形サイズとのずれ量を、ユーザーが定量的に把握することができる。
本発明によれば、原稿用紙が不定形サイズである場合に、該原稿用紙サイズ(不定形サイズ)よりも大きい最小の定形サイズの記録用紙に原稿画像を印刷するように構成された画像形成装置において、原稿画像に占める余白部分の割合を低減するためのユーザーの操作負担を軽減することができる。
図1は、実施形態における画像形成装置としての複写機を示すブロック図である。 図2は、不定形サイズの原稿用紙を定形サイズの記録用紙に対応させるための対応表である。 図3は、タッチパネルに表示される表示画面の一例を示す図である。 図4は、コントローラーにおける印刷制御を示すフローチャートである。 図5は、実施形態2における図4相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
《実施形態1》
図1は、実施形態1における画像形成装置としての複写機10を示すブロック図である。この複写機10は、用紙手動選択モードと用紙自動選択モードとの2つのモードを有している。用紙手動選択モードでは、ユーザーが記録用紙のサイズを手動で選択するのに対し、用紙自動選択モードでは、複写機10が記録用紙のサイズを自動で選択するようになっている。各モードの詳細についは後述する。
複写機10は、操作表示部11、画像読取部12、画像データ記憶部13、画像処理部14、給紙カセット部15、画像形成部16、定形サイズ記憶部17、及びコントローラー21を備えている。
操作表示部11は、液晶式のタッチパネル11aを有している。操作表示部11は、タッチパネル11a上に選択操作可能な操作ボタンを表示させる。操作表示部11は、タッチパネル11aに表示された操作ボタンの操作情報をコントローラー21に出力する。また、操作表示部11は、コントローラー21からの指令を受けてタッチパネル11a上に種々の画面を表示する。この画面には、例えば、原稿サイズ入力画面、印字倍率入力画面、及びモード設定画面等が含まれる。
原稿サイズ入力画面では、ユーザーがタッチパネル11aに表示された数値入力ボタンを操作することで、原稿用紙の縦長及び横長をmm単位で入力可能になっている。印字倍率入力画面では、ユーザーがタッチパネル11aに表示された数値入力ボタンを操作することで、印字倍率を百分率(%)で入力可能になっている。モード設定画面では、ユーザーがタッチパネル11aに表示されたボタンを選択することで、用紙手動選択モードと用紙自動選択モードとのいずれかを選択可能になっている。
画像読取部12は、コントローラー21からの指令を受けて、プラテンガラス上に載置された原稿用紙の画像をラインセンサにより読取って画像データに変換する。画像読取部12は、該変換後の画像データを画像データ記憶部13に出力する。
画像データ記憶部13は、例えば半導体メモリー又はハードディスクなどにより構成されている。画像データ記憶部13には、画像読取部12にてスキャンした原稿画像データが記憶される。画像データ記憶部13は、コントローラー21からの指令を受けて画像データを記憶したり、該記憶した画像データを読み出して画像処理部14に出力したりする。
画像処理部14は、コントローラー21からの指令を受けて、画像データ記憶部13から入力される画像データに対して各種の画像処理を施すとともに、上記タッチパネル11aより入力された印字倍率に応じて、画像データのサイズを調整(拡大、縮小又は等倍)する。具体的には、画像処理部14は、上記印字倍率が100%を超える場合には、画像データのサイズを拡大し、印字倍率が100%未満である場合には、画像データのサイズを縮小し、印字倍率が100%である場合には、画像データのサイズを維持(等倍)する。画像処理部14は、サイズ調整後の画像データを画像形成部16に出力する。
給紙カセット部15は、定形サイズの記録用紙が収容される第1〜第3カセット15a〜15cを有している。第1カセット15aには、A4サイズの記録用紙が収容され、第2カセット15bには、B4サイズの記録用紙が収容され、第3カセット15cにはA3サイズの記録用紙が収容されている。A4サイズとは、横長が297mm、縦長が210mmのサイズであり、B4サイズとは横長が364mm、縦長が257mmのサイズであり、A3サイズとは横長が594mm、縦長が420mmのサイズである。
画像形成部16は、記録用紙を所定の搬送経路に沿って搬送するための搬送機構と、該搬送経路に設けられたプリントエンジン(感光ドラム、帯電器、現像装置、及び定着ローラーなど)とを有している。画像形成部16は、コントローラー21からの指令を受けて、給紙ローラーによって給紙カセット部15から搬送経路へと用紙を供給する。そして、画像形成部16は画像処理部14から入力された画像データに基づく画像を、上記プリントエンジンによって用紙に転写して定着させ、その後、当該用紙を排出ローラーにより排出トレイへと排出する。
定形サイズ記憶部17には、給紙カセット部15に収容されている記録用紙の種類(本実施形態では、A4、B4、及びA3)が記憶されている。また、定形サイズ記憶部176には、不定形サイズの原稿用紙を定形サイズの記録用紙に対応させるための対応表(図2参照)が記憶されている。
コントローラー21は、CPU、ROM及びRAM等を有するマイクロコンピューターからなる。コントローラー21は、上記ROMに記憶された制御プログラムを実行することにより、複写機10の動作を制御する。
コントローラー21は、タッチパネル11aからの操作情報を基に、用紙手動選択モードが設定されていると判定した場合には、ユーザーがタッチパネル11aを介して選択した定形サイズの記録用紙に原稿画像を印刷する。
コントローラー21は、タッチパネル11aからの操作情報を基に、用紙自動選択モードが設定されていると判定した場合には、タッチパネル11aに原稿用紙のサイズを入力するための入力画面を表示させる。
そして、コントローラー21は、該入力画面より入力された原稿サイズが、定形サイズ記憶部17に記憶された定形サイズに一致するか否かを判定して、一致すると判定した場合には、この定形サイズの記録用紙に原稿画像を印刷するべく画像形成部16の動作を制御する。
一方、コントローラー21は、入力画面より入力された原稿サイズが定形サイズに一致しないと判定した場合、つまり原稿サイズが不定形サイズであると判定した場合には、定形サイズ記憶部17に記憶された対応表(図2参照)を基に、上記3種類の定形サイズ(A4、B4及びA3)の中から、原稿サイズよりも大きい最小の定形サイズを特定する。具体的には、コントローラー21は、原稿用紙の横長が297mm未満且つ縦長が210mm未満である場合には、A4サイズを特定し、原稿用紙の横長が297mm以上364mm未満又は縦長が210mm以上257mm未満である場合には、B4サイズを特定し、原稿用紙の横長が364mm以上594mm未満又は縦長が257mm以上420mm未満である場合には、A3サイズを特定する。
さらに、コントローラー21は、上記特定した定形サイズと原稿用紙のサイズとのずれ量を算出する。本実施形態では、コントローラー21は、このずれ量として、上記特定した定形サイズと原稿用紙のサイズとの差分値及びサイズ比率を算出する。
ここで差分値とは、定形サイズの縦長をTt、横長をTyとし、原稿用紙の縦長をGt、横長をGyとしたときの縦長の差分値(=Tt−Gt)、及び、横長の差分値(=Ty−Gy)を意味する。また、サイズ比率とは、縦長の比率(=Tt/Gt)、及び、横長の比率(=Ty/Gy)を意味する。
コントローラー21は、図3に示すように、上記特定した定形サイズ及び上記算出したすれ量を、タッチパネル11aに表示させる。図の例は、原稿サイズの縦長Gtが247.5mm、横長Gyが175mmである場合を示している。この場合、コントローラー21は、上記対応表に基づいてA4サイズ(Tt=210mm,Ty=297mm)を特定して、タッチパネル11aの上段部に「最も近い定形サイズはA4サイズです」と表示する。また、コントローラー21は、縦長の差分値(=297mm−247.5mm=49.5mm)、及び、横長の差分値(=210−175=35mm)を算出して、タッチパネル11aの下段部に表示する。さらにコントローラー21は、縦長の比率(=297/247.5=1.2)、及び、横長の比率(=210/175=1.2)を算出して、タッチパネル11aの下段部に表示する。
コントローラー21は、該表示後に印刷開始要求を検出した場合には、上記特定した定形サイズの記録用紙に原稿画像を印刷させるべく画像形成部16の動作を制御する。
図4を参照して、用紙自動選択モードが設定されている場合に、コントローラー21により実行される印刷制御の詳細について説明する。
ステップSA1では、タッチパネル11aに対して印字倍率入力画面を表示させるとともに、該入力画面を介してユーザーが入力した印字倍率を読み込む。
ステップSA2では、タッチパネル11aに対して原稿サイズ入力画面を表示させるとともに、該入力画面を介してユーザーが入力した原稿サイズ(縦長及び横長)を読み込む。
ステップSA3では、ステップSA2で読み込んだ原稿サイズが定形サイズに不一致であるか否かを判定し、この判定がNOである場合(原稿サイズが定形サイズである場合)にはステップSA8に進む一方、YESである場合(原稿サイズが不定形サイズである場合)にはステップSA4に進む。
ステップSA4では、定形サイズ記憶部17に記憶された対応表を基に、原稿サイズよりも大きい最小の定形サイズを特定する。
ステップSA5では、原稿サイズとステップSA4で特定した定形サイズとのずれ量を算出する。
ステップSA6では、ステップSA4で特定した定形サイズ、及び、ステップSA5で算出したずれ量をタッチパネル11aに表示させる。
ステップSA7では、操作表示部11からの操作信号を基に、印刷開始要求が有ったか否かを判定し、この判定がNOである場合には本制御を終了する一方、YESである場合にはステップSA8に進む。
ステップSA8では、ステップSA4で特定した定形サイズの記録用紙に、ステップSA1で読み込んだ印字倍率で原稿画像を印刷させるべく画像形成部16に命令し、しかる後にリターンする。
以上説明したように、上記実施形態1では、コントローラー21は、タッチパネル11aに表示させた原稿サイズ入力画面から入力された原稿用紙のサイズが不定形サイズである場合には(ステップSA3でYES)、該原稿用紙のサイズよりも大きい最小の定形サイズを特定する(ステップSA4)。そして、コントローラー21は、原稿サイズ入力画面から入力された原稿用紙のサイズと上記特定した定形サイズとのずれ量を算出して(ステップSA5)、タッチパネル11aにこのずれ量と上記特定した定形サイズとを表示するように構成されている。
したがって、原稿用紙のサイズが不定形サイズである場合には、ユーザーはタッチパネル11aの表示を見て、この原稿用紙よりも大きい最小の定形サイズを知ることができるとともに、この定形サイズと原稿用紙サイズとのずれ量を知ることができる。したがって、ユーザーは、このずれ量に応じて印字倍率を設定し直すことにより、記録用紙の余白部分を低減することができる。延いては、不定形サイズの原稿用紙の画像を、定形サイズの記録用紙に無駄なくスムーズに転写することができる。また、次回使用する複写機10が、上記実施形態の如く不定形サイズの原稿用紙を定形サイズの記録用紙に自動で対応させる機能を有していない場合であっても、ユーザーは、今回の印刷時に知り得た定形サイズ及び上記ずれ量を基に、記録用紙のサイズ及び印字倍率を適切に設定することができる。
《実施形態2》
図5は、実施形態2を示している。本実施形態2は、コントローラー2における印刷制御の内容が上記実施形態1とは異なる。尚、ハードウェアの構成は上記実施形態1と同様であるため、その詳細な説明を省略する。
図5のフローチャートを参照して、本実施形態2におけるコントローラー21により実行される印刷制御について説明する。
ステップSB1及びSB2はそれぞれ、実施形態1におけるステップSA1及びSA2と同様の処理であるため、その説明を省略する。
ステップSB3では、印字倍率が等倍率(100%)でないか否かを判定し、この判定がNOである場合(印字倍率が等倍率である場合)には、ステップSB11に進む一方、YESである場合(印字倍率が等倍率でない、つまり変倍である場合)にはステップSB4に進む。
ステップSB4では、原稿サイズに印字倍率を掛け合わせた変倍サイズを算出する。
ステップSB5では、ステップSB4で算出した変倍サイズが定形サイズに不一致か否かを判定し、この判定がNOである場合(変倍サイズが定形サイズである場合)にはステップSB10に進む一方、YESである場合(変倍サイズが不定形サイズである場合)にはステップSB6に進む。
ステップSB6では、変倍サイズよりも大きい最小の定形サイズを特定する。この定形サイズの特定には、定形サイズ記憶部17に記憶された対応表(図2参照)を利用すればよい。
ステップSB7では、ステップSB4で算出した変倍サイズと、ステップSB6で特定した定形サイズとのずれ量を算出する。具体的には、本実施形態では、このずれ量として、上記算出した変倍サイズと上記特定した定形サイズとの差分値及び比率を算出する。この差分値及び比率の算出方法は上記実施形態と同様である。
ステップSB8では、定形サイズ及びずれ量をタッチパネル11aに表示させる。
ステップSB9では、操作表示部11からの操作信号を基に、印刷開始要求が有ったか否かを判定し、この判定がNOである場合には本制御を終了する一方、YESである場合にはステップSB10に進む。
ステップSB10では、ステップSB6で特定した定形サイズの記録用紙に、ステップSA1で読み込んだ印字倍率で原稿画像を印刷させるべく、画像形成部16に命令する。そして、該命令後にリターンする。
ステップSB11〜ステップSB13はそれぞれ、実施形態1におけるステップSA3〜SA5と同様の処理であるため、その説明を省略する。
以上説明したように、上記実施形態では、コントローラー21は、タッチパネル11aに表示させた印字倍率入力画面から入力された印字倍率が等倍率(100%)でない場合には(ステップSB3でYES)、タッチパネル11aに表示させた原稿サイズ入力画面から入力された原稿用紙のサイズを該印字倍率で変倍した変倍サイズを算出して(ステップSB4)、該算出した変倍サイズが不定形サイズである場合には(ステップSB5でYES)、当該不定形サイズ(変倍サイズ)よりも大きい最小の定形サイズを特定する(ステップSB6)。そして、コントローラー21は、上記特定した定形サイズと上記変倍サイズとのずれ量を算出して(ステップSB7)、上記タッチパネル11aに上記特定した変倍サイズと、上記算出したずれ量とを表示させる(ステップSB7)。
この構成によれば、原稿用紙が不定形サイズである場合には、コントローラー21によって、ユーザーが指定した印字倍率に応じた定形サイズの記録用紙が特定される。したがって、不定形サイズの原稿用紙の画像を、ユーザーが指定した印字倍率に応じた定形サイズの記録用紙に無駄なくスムーズに転写することができる。
《他の実施形態》
上記各実施形態では、コントローラー21は、ずれ量として差分値及びサイズ比率を算出するように構成されているが、これに限ったものではなく、例えば差分値のみを算出するようにしてもよいし、サイズ比率のみを算出するようにしてもよい。
上記各実施形態では、画像形成装置は、電子写真方式の画像形成装置とされているが、これに限ったものではなく、例えばインクジェット方式の画像形成装置であってもよい。
上記各実施形態では、画像形成装置の一例として、複写機10について説明したが、画像形成装置は、これに限らず、例えば複合機等の他の画像形成装置としてもよい。
以上説明したように、本発明は、画像形成装置について有用であり、特に、定形サイズの記録用紙が収容される給紙カセットを備えた画像形成装置に適用する場合に有用である。
10 複写機(画像形成装置)
11a タッチパネル(表示手段、サイズ入力手段、倍率入力手段)
16 画像形成部(印刷手段)
21 コントローラー(特定手段、算出手段、印刷手段)

Claims (4)

  1. 原稿用紙のサイズを入力するためのサイズ入力手段と、該サイズ入力手段により入力された原稿用紙のサイズが不定形サイズである場合に、該原稿用紙のサイズよりも大きい最小の定形サイズを特定する特定手段と、該特定手段により特定された定形サイズの記録用紙に原稿画像を印刷する印刷手段と、を備えた画像形成装置であって、
    上記特定手段により特定された定形サイズと上記サイズ入力手段により入力された原稿用紙のサイズとのずれ量を算出する算出手段と、
    上記特定手段により特定された定形サイズ及び上記算出手段により算出されたずれ量を表示する表示手段と、
    を備えた画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    上記ずれ量には、上記特定手段により特定された定形サイズと上記サイズ入力手段により入力された原稿用紙のサイズとの差分値及び比率のうち少なくとも一方が含まれる、画像形成装置。
  3. 請求項1記載の画像形成装置において、
    印字倍率を入力するための倍率入力手段をさらに備え、
    上記特定手段は、上記倍率入力手段により入力された印字倍率が等倍率でない場合には、上記サイズ入力手段により入力された原稿用紙のサイズを該印字倍率で変倍した変倍サイズを算出して、該算出した変倍サイズが不定形サイズである場合に、当該不定形サイズよりも大きい最小の定形サイズを特定するように構成され、
    上記算出手段は、上記倍率入力手段により入力された印字倍率が等倍率でない場合には、上記特定手段により特定された定形サイズと上記変倍サイズとのずれ量を算出するように構成され、
    上記表示手段は、上記特定手段により特定された定形サイズ及び上記算出手段により算出されたずれ量を表示するように構成されている、画像形成装置。
  4. 請求項3記載の画像形成装置において、
    上記ずれ量には、上記特定手段により特定された定形サイズと上記変倍サイズとの差分値及び比率のうち少なくとも一方が含まれる、画像形成装置。
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