JP2005244899A - 複写装置および集約複写方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の原稿を1枚の出力用紙に集約して複写するに当たり、原稿に異なる系列、サイズの原稿が混在していても各画像データが適正な大きさで出力用紙に集約されて複写することができる複写装置を提供する。
【解決手段】 原稿のサイズと向きを検出する検出部112、113を有するスキャナ11と、出力用紙のサイズと原稿枚数に基づいて出力用紙上のレイアウトを決定するレイアウト処理部17と、演算回路121と向きデータ算出回路122を有する画像データ処理部12とを備え、スキャナで読取った画像データ毎に独立に、レイアウト処理部で決定したレイアウトと原稿サイズ、原稿の向きに基づいて、該画像データの変換倍率を演算回路で計算して処理し、変換倍率で処理された画像データを向きデータ算出部が算出した回転角度・回転方向に従って回転させて出力用紙に集約複写する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複数枚の原稿の画像を画像データとして読取り、1枚の所望サイズの出力用紙に集約して複写する集約複写機能を有する複写装置および集約複写方法に関し、特に、系列やサイズの異なる原稿が混在しても、複写する原稿の枚数に応じて出力用紙上のレイアウトを決定し、このレイアウトに基づいて個々の原稿サイズから個別の拡大または縮小の変換倍率を算出し、画像の回転が必要な場合には回転方向と回転角度を算出して複写するようにした集約複写機能を有する複写装置および集約複写方法に関するものである。
従来から、複数枚の原稿を1枚の出力用紙に集約して複写する集約複写機能を有する複写装置が提供されている。このような複写装置は、例えば、下記の特許文献1に開示されている。この複写装置は、原稿を原稿台へ給送する原稿給送手段と、前記原稿給送手段により給送された原稿の画像を読取る読取手段と、前記読取手段からの画像を縮小する縮小手段と、前記縮小手段からの複数の画像を所定領域に記憶する記憶手段と、原稿の画像の向きの情報を入力する入力手段と、前記入力手段からの向きの情報に応じて前記記憶手段に画像を記憶させる領域を変える制御手段と、前記記憶手段に記憶された複数の画像を1つのシートに記録する記録手段とを具備したものである。
この複写装置における集約複写は、次のように行われる。一例として、サイズA4の原稿が2枚と、サイズA3の用紙1枚にサイズA4の原稿2枚がまとめられた合計で3枚の原稿からなる場合、サイズA3の原稿を分割して4IN1として1枚のA4の出力用紙に複写する場合がある。まず、ユーザは操作部で出力用紙サイズA4をセットする。原稿給紙装置はセットされた原稿の枚数3枚をカウントし、リーダは原稿給紙装置に給紙された原稿のエッジを読取り、原稿の大きさがコントロールユニット内のCPUによって検出される。1枚目から3枚目の原稿サイズがそれぞれA4、A4、A3であると検出され、その原稿サイズは、それぞれの原稿の順番に対応づけてRAMに記憶される。この原稿サイズの検出はセットされた全ての原稿に対して行なう。また、それらの原稿は再び原稿セット位置に戻される。また、原稿サイズの情報は読取り領域として出力される。
続いて、CPUによってRAMに記憶された原稿枚数及び原稿サイズにより1枚の用紙上に記録する複数の原稿画像のレイアウトが決定される。決定されたレイアウトはRAMに記憶される。A3原稿はユーザにより2分割するレイアウトの選択がなされる。次に、原稿給紙装置にセットされた原稿を給紙し、1枚目の原稿をプラテン上にセットする。次に、画像メモリ上に1枚目の原稿を格納するための座標アドレスセットする。次に、縮小倍率50%をセットし、回転方向0°をセットし、原稿をスキャンして画像メモリに1枚目の原稿を格納する。続いて、2枚目の原稿をプラテン上にセットする。
次に、画像メモリ上に2枚目の原稿を格納するためのアドレスセットする。次に、縮小倍率50%をセットし、回転方向0°をセットし、原稿をスキャンして画像メモリに2枚目の原稿を格納する。続いて、原稿給紙装置により3枚目の原稿をプラテン上にセットする。次に、画像メモリ上に3枚目の原稿を格納するための座標アドレスセットする。次に、縮小倍率50%をセットし、回転方向0°をセットし、原稿をスキャンして画像メモリに3枚目の原稿を格納する。最後に、画像メモリに格納された3枚の原稿画像をプリンタによってA4サイズの出力用紙にプリントアウトし、複写を終了する。
また、複数枚の原稿を1枚の出力用紙に集約して複写する他の複写装置としては、特許文献2に開示された複写装置もある。特許文献2に開示された複写装置は、転写紙と原稿の方向が異なる場合の「サイズ/方向確認表示」で「画像回転」キーを選択すると、転写紙A4横、原稿A4縦の場合、原稿読込時に原稿画像をA4横に90度回転してメモリ上に展開することで転写紙、原稿の方向を自動的に合わせる。また、転写紙と原稿とフォーマット画像のサイズ及び方向が異なる場合に「自動 変倍+回転」キーを選択すると、例えば、転写紙A4横、原稿A5縦、フォーマット画像A3の場合、原稿読込時にA4縦に拡大し、A4横に90度回転する。同時に、合成画像作成時フォーマット画像を合成メモリ上でA4縦に縮小し、A4横に90度回転することによって転写紙、原稿、フォーマット画像のサイズ及び方向を自動的に合わせるようにしたものである。
すなわち、この複写装置は、画像メモリ機能を利用して、複数毎の原稿画像を画像メモリの転写紙一枚分の4等分されたエリアに順次書込む事によって、4枚の原稿画像が一枚の転写紙イメージに合成され集約されてコピー出力を得ることが可能になるものである。また、転写紙と原稿のサイズが異なっている場合、転写紙、原稿のサイズ及び方向を自動的に合わせる。例えば、転写紙がA4横、原稿がA3縦だった場合、原稿の読込み時にA3縦からA4縦に縮小する倍率にし、さらにA4縦からA4横に90度回転することによって転写紙、原稿のサイズ及び方向を自動的に合わせるように構成されている。
特開平6−319036号公報(段落〔0114〕〜段落〔0133〕、図23、図24) 特許平9−284545号公報(段落〔0018〕、段落〔0040〕)
しかしながら、前述の特許文献に開示された従来の複写装置は、すべての原稿が共通の系列である場合に適用されるものである。すなわち、原稿が同一系列のものであって、変換する倍率が等しかった。ところが、原稿が異なる系列のものを集約して複写することがあるが、この場合、すべての原稿が等しい変換倍率であると画像の一部が欠けたり、反対に余白部分が大きくなり過ぎたりして適正な複写がなされないという問題点があった。
そこで、本発明は、従来の問題点を排除し、異なる系列、異なるサイズの原稿が混在している場合であっても、個々の原稿ごとに適正な大きさに拡縮し、複数枚の原稿を集約して複写することができる複写装置および集約複写方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本願の請求項1に係る発明は、出力用紙の系列およびサイズを設定するとともに、当該出力用紙に複写する原稿枚数を指定して複数枚の原稿の画像データを集約して前記出力用紙に複写する集約複写機能を有する複写装置であって、
前記複写装置は、複写部と、
前記出力用紙の系列およびサイズと、該出力用紙に複写する原稿枚数に基づいて出力用紙上のレイアウトを決定するレイアウト処理部と、
原稿読取り部と、原稿のサイズを検出する原稿サイズ検出部と、原稿の向きを検出する原稿向き検出部を有するスキャナと、
前記スキャナで読取った画像データを処理する画像データ処理部とから構成され、
前記画像データ処理部は、前記レイアウト処理部で決定したレイアウトと、原稿サイズ検出部で検出した原稿サイズに基づいて、前記スキャナで読取った画像データを原稿毎に変換倍率を決定して変換処理する画像データ処理手段と、前記レイアウト処理部で決定したレイアウトと、前記原稿向き検出部で検出した原稿の向きに基づいて、画像データ変換処理手段で変換された画像データの回転方向と回転角度を算出する向きデータ算出手段とを備え、
前記画像データ処理手段によって大きさが変換された画像データを前記向きデータ算出手段により算定された算出結果に基づき向きを変えて前記出力用紙の所定領域に対応する記憶領域に記憶し、該記憶された画像データを読出して前記複写部で複写するようになしたことを特徴とする。
また、本願の請求項2に係る発明は、出力用紙の系列およびサイズを設定するとともに、当該出力用紙に複写する原稿枚数を指定して複数枚の原稿の画像データを集約して前記出力用紙に複写する集約複写方法であって、
設定された出力用紙の系列およびサイズと、該出力用紙に複写する原稿の枚数に基づいて、出力用紙上のレイアウトを決定する段階と、
スキャナで読取った原稿のサイズと向きを検出する段階と、
前記出力用紙上のレイアウトと原稿のサイズに基づいて変換倍率を算出し、スキャナで読取って得た画像データ該変換倍率で変換処理する段階と、
前記出力用紙上のレイアウトと原稿の向きに基づいて前記夫々の画像データの回転方向と回転角度を算出する段階と、
前記変換倍率で大きさが変換された画像データを前記回転方向と回転角度に従って回転させて記憶部の記憶領域に記憶する段階と、
前記各記憶領域に記憶された画像データを読出して複写する段階とからなることを特徴とする。
本願発明は上記の構成を備えることにより以下のような優れた効果を奏する。すなわち、本願の請求項1に係る複写装置においては、所望の系列から選択された1枚の出力用紙に集約して複写する原稿は、夫々独立に画像データが画像データ処理手段によりレイアウトにおいて適正な大きさとなる倍率で変換され、向きデータ算出設定手段により所定の向きに設定され、記憶手段において出力用紙のレイアウトに対応する領域に記憶される。そのため、系列を異にしてサイズが異なる原稿が混在していても、原稿毎に適正な変換倍率で複写することができるので、余白の少ない適正な状態で出力用紙に複写できる複写装置を提供できる。
また、本願の請求項2に係る集約複写方法においては、所望の系列から選択された1枚の出力用紙に集約して複写する原稿は、夫々独立に画像データがレイアウトにおいて適正な大きさとなる倍率で変換され、所定の向きに設定される。そして、記憶部の出力用紙のレイアウトに対応する領域に記憶される。この記憶によってレイアウト通りの画像データが完成され、その後に、記憶部より読出されて複写部において出力用紙に複写される。そのため、系列を異にしてサイズが異なる原稿が混在していても、原稿毎に適正な変換倍率で複写することができるので、余白の少ない適正な状態で出力用紙に複写できる集約複写方法を提供できる。
本発明を実施するための最良の実施形態を、以下の実施例に基づいて図面を参照して説明する。図1は本発明の実施例における複写装置のブロック図、図2は図1における集約複写装置の要部の詳細を示すブロック図、図3は本発明の実施例における出力用紙上のレイアウトと原稿の関係を示す模式図、図4は本発明の実施例における動作手順を示すフローチャートである。
図1において、複写装置10が示されているが、この複写装置10は、原稿から光学的に画像を読取って画像データを得るスキャナ11と、スキャナ11で得られた画像データを縮小し且つ原稿の向きを検知して所定の向きに処理する画像データ処理部12と、画像データ処理部12で処理された画像データを記憶する記憶部13と、記憶部13で記憶された画像データを読み出して出力用紙に複写する複写部14と、操作部15と、レイアウト処理部17とから構成される。これらスキャナ11、画像データ処理部12、記憶部13、操作部15、レイアウト処理部17は、シリアルI/O16により接続されている。
操作部15は、集約複写のために2IN1、4IN1等の集約複写すべき原稿枚数を選択的に設定するものであり、2IN1は2枚の原稿を1枚の出力用紙に集約複写する設定、4IN1は1枚の出力用紙に4枚の原稿を集約複写する設定である。また出力用紙の系列(A系列、B系列等の用紙系列)およびサイズもこの操作部15に表示されるタッチボタン等を操作することによって設定される。スタート/ストップ等の操作を行なうための操作ボタンも同様に操作部15に表示される。操作部15の設定により、出力用紙の系列、サイズと該出力用紙に複写する原稿の枚数が設定されると、レイアウト処理部17により出力用紙上のレイアウトが決定される。
図3は4IN1が設定された場合にレイアウト処理部17によって決定される出力用紙上のレイアウトを示す模式図である。2枚のA4サイズの原稿31、32と2枚のB5サイズの原稿33、34を1枚のA3サイズの出力用紙20に集約複写する場合、出力用紙20上のレイアウトは、出力用紙20を4つに分割した領域となり、それぞれの領域21〜24に原稿31〜34の画像データが縮小されて複写される。
図3に示すようにして決定されたレイアウトに基づいてスキャナ11で読取られた複写原稿31〜34の画像データの処理は、画像データ処理部12により行われる。図2は図1における集約複写装置10の要部の詳細を示すブロック図である。スキャナ11は原稿読取り部111と原稿サイズ検出部112と原稿向き検出部113とを備えており、画像データ処理部12は演算回路121と向きデータ算出回路122とを備えている。複写対象の原稿はスキャナ11の原稿読取り部111で読取られ画像データ処理装置12に送られるが、原稿の読取り時に、原稿サイズ検出部112で原稿のサイズが検出され、原稿向き検出部113で原稿の向きが検出される。そしてこれらの検出部で検出された原稿サイズと原稿の向きのデータも画像データ処理部12に送られる。
画像データ処理部12は、スキャナ11から送られた読取り画像データ、原稿サイズ、原稿の向きのデータを受取ると、演算回路121は、レイアウト処理部17で決定されたレイアウトと原稿サイズに基づいて、画像データの拡縮倍率を算出して画像データを拡大または縮小する。向きデータ算出回路122は、レイアウト処理部17で決定されたレイアウトと原稿の向きのデータに基づいて、画像データを回転する必要があるか否かを判断して回転が必要な場合は、画像データの回転の向きと回転角度を算出する。
すなわち、演算回路121は、例えば、図3に示すように出力用紙20のサイズをA3とし4IN1を選択したときには、サイズA4の原稿31、32から読み取った画像データはA4からA5への縮小倍率を算出し、サイズB5の原稿33、34から読み取った画像データはB5からA5への縮小倍率を算出し、これらの縮小倍率で夫々の画像データを取得して記憶部13に送出するようになっている。
このようにして拡縮された、画像データは向きデータ算出回路122において算出された算出結果に基づいて90度回転されて記憶部13に送出される。記憶部13においては、画像データ処理部12によって処理された原稿31の画像データが、4等分されたレイアウトの領域21に対応するメモリ上に記憶される。また、画像データ処理部12によって処理された原稿32の画像データはレイアウトの領域22に対応する記憶部13のメモリ上に記憶される。
また、画像データ処理部12によって処理された原稿33の画像データはレイアウトの領域23に対応する記憶部13のメモリ上に記憶される。また、画像データ処理部12によって処理された原稿34の画像データはレイアウトの領域24に対応する記憶部13のメモリ上に記憶されるようになっている。
次に、上述した構成による複写装置10による集約複写の動作手順を図4に示すフローチャートによって説明する。集約複写の実行にあたっては、先ず、ユーザがステップS1において操作部15を操作して2IN1、4IN1……等のレイアウト選択ボタンから、例えば4IN1を選択し設定する。次に、ステップS2において、ユーザは同じく操作部15の操作により、例えばサイズA3の出力用紙20を選択する。
これらの選択設定されたデータはレイアウト処理部17に送られ、ステップS3でレイアウト処理部17は出力用紙サイズと該出力用紙に複写する原稿枚数に従ってレイアウトを決定する。例えば、4IN1が選択され、出力用紙サイズがA3であると、図3で説明したように、出力用紙を4分割して各原稿の画像データを複写する領域を決定する。
この後、スキャナ11で原稿の読取りを開始する。原稿はオートフィードでも手差しでもよく、オートフィードの場合は出力用紙1枚に複写される原稿枚数の単位で複写処理が行われる。以下は、手差しによる原稿読取りを例にした説明である。ステップS4で原稿(n枚目)をスキャナ11にセットして原稿読取り部111で原稿を読取り画像データを得る。この時、同時に原稿サイズ検出部112で原稿のサイズが検出され、原稿向き検出部113で原稿の向きが検出される。そしてこれらのデータは画像データ処理部12に送られる。
例えば、図3で説明した4IN1の場合、ステップS4において1枚目のサイズA4の原稿31をスキャナ11で読取るためにセットすると、原稿31のサイズA4が検出されて画像データ処理部12に送出される。そして、ステップS5で示すように、レイアウト処理部17で決定したレイアウトと原稿31のサイズに基づいて、演算回路121が適正な倍率を算出し、スキャナ11で読取られた画像データがその倍率で処理される。そして、ステップS6において、レイアウト処理部17で決定したレイアウトと原稿向き検出部113で検出した原稿の向きに基づいて、向きデータ算出回路122が画像データの回転方向と回転角度を算出する。図3の原稿31の場合、左方向に90°回転することで出力用紙の領域21に複写されることとなり、この回転の向きと回転角度に基づいて画像データの回転が行われる。
このようにして、画像データ処理部12で処理された画像データは、次のステップS7において記憶部13に記憶される。その記憶状態は、図3で示すように1枚目の原稿31の画像データが、A4→A5に縮小され、且つ90度回転されて出力用紙20の領域21に相当するメモリ領域に記憶される。
次いで、ステップS8で複写装置10は原稿の終了かを判断する。ステップS1で設定した複写枚数分の原稿の読取りが終了していなければ、ステップS4に戻り、n枚目の原稿がセットされ、ステップS4〜ステップS8までの処理を繰り返す。例えば、ステップS4で2枚目のサイズA4の原稿32をスキャナ11にセットする。この後のステップS5〜ステップS7の手順は先に説明した1枚目の原稿31の場合と同様である。
ステップS8において原稿が終了していなければ、同様にステップS4に戻り、3枚目のサイズB5の原稿33をスキャナ11で読取るためにセットすると、原稿33のサイズB5が検出されて画像データ処理部12に送出される。そして、ステップS5で示すように、レイアウト処理部17で決定したレイアウトと原稿33のサイズに基づいて、演算回路121が適正な倍率を算出し、スキャナ11で読取られた画像データがその倍率で処理される。そして、ステップS6において、レイアウト処理部17で決定したレイアウトと原稿向き検出部113で検出した原稿の向きに基づいて、向きデータ算出回路122が画像データの回転方向と回転角度を算出する。図3の原稿33の場合、左方向に90°回転することで出力用紙の領域23に複写されることとなり、この回転の向きと回転角度に基づいて画像データの回転が行われる。
このようにして、画像データ処理部12で処理された画像データは、次のステップS7において記憶部13に記憶される。その記憶状態は、図3で示すように3枚目の原稿33の画像データが、B5→A5に縮小され、且つ90度回転されて出力用紙20の領域23に相当するメモリ領域に記憶される。
同様にして4枚目の原稿の読取りと画像データ処理が行われ、1枚の出力用紙に複写する4枚の原稿の画像データが記憶部13に記憶され、図3で示すように4枚の原稿31〜34の画像データが出力用紙20の領域21〜24に相当するメモリ領域に記憶される。ステップS8で原稿の終了(1枚の出力用紙に複写する原稿枚数分の読取りが終了)すると、複写装置10はステップS9で示すように記憶部13に記憶されている画像データを読出され、この画像データが複写部14に送られて指定されたサイズの出力用紙20に複写される。すなわち、4枚の原稿31〜34が1枚の出力用紙20に集約して複写される。
従って、本発明の実施例の複写装置10において、所望の系列から選択された出力用紙20に集約して複写する原稿31〜34から読取られた画像データは、夫々独立に画像データ処理部12の演算回路121により算出された縮小倍率で出力用紙20上のレイアウトに基づいて用紙に収まる適正な大きさに変換され、向きデータ算出回路122により所定の向きに設定される。そして、この画像データ処理部12で処理された画像データは記憶部13において出力用紙20上の領域(レイアウト領域)に対応するメモリ領域21〜24に記憶される。
そのため、系列を異にしてサイズを異にする原稿であっても原稿31〜34毎に適正な変換倍率で複写することができる。例えば、出力用紙20がA系列のものであって、原稿31〜34にB系列が混在している場合であってもB系列からA系列への縮小変換が行われ、画像データが同一の大きさに揃って複写される。
なお、上述した本発明の実施例にあっては、原稿を縮小して集約する場合について説明したが、本発明は、サイズの小さな原稿を拡大して大きなサイズの出力用紙に集約して複写する場合にも適用できることは勿論である。
本発明の実施例における複写装置のブロック図である。 図1における複写装置の要部の詳細を示すブロック図である。 本発明の実施例における出力用紙上のレイアウトと原稿の関係を示す模式図である。 本発明の実施例における動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 複写装置
11 スキャナ
12 画像データ処理部
13 記憶部
14 複写部
15 操作部
16 シリアルI/O
20 出力用紙
21〜24 領域(レイアウト領域)
31〜34 原稿
111 原稿読取り部
112 原稿サイズ検出部
113 原稿向き検出部
121 演算回路
122 向きデータ算出回路

Claims (2)

  1. 出力用紙の系列およびサイズを設定するとともに、当該出力用紙に複写する原稿枚数を指定して複数枚の原稿の画像データを集約して前記出力用紙に複写する集約複写機能を有する複写装置であって、
    前記複写装置は、複写部と、
    前記出力用紙の系列およびサイズと、該出力用紙に複写する原稿枚数に基づいて出力用紙上のレイアウトを決定するレイアウト処理部と、
    原稿読取り部と、原稿のサイズを検出する原稿サイズ検出部と、原稿の向きを検出する原稿向き検出部を有するスキャナと、
    前記スキャナで読取った画像データを処理する画像データ処理部とから構成され、
    前記画像データ処理部は、前記レイアウト処理部で決定したレイアウトと、原稿サイズ検出部で検出した原稿サイズに基づいて、前記スキャナで読取った画像データを原稿毎に変換倍率を決定して変換処理する画像データ処理手段と、前記レイアウト処理部で決定したレイアウトと、前記原稿向き検出部で検出した原稿の向きに基づいて、画像データ変換処理手段で変換された画像データの回転方向と回転角度を算出する向きデータ算出手段とを備え、
    前記画像データ処理手段によって大きさが変換された画像データを前記向きデータ算出手段により算定された算出結果に基づき向きを変えて前記出力用紙の所定領域に対応する記憶領域に記憶し、該記憶された画像データを読出して前記複写部で複写するようになしたことを特徴とする複写装置。
  2. 所望の系列から選択された1枚の出力用紙に複数枚の原稿の画像データを集約して複写部により複写する集約複写方法において、
    設定された出力用紙の系列およびサイズと、該出力用紙に複写する原稿の枚数に基づいて、出力用紙上のレイアウトを決定する段階と、
    スキャナで読取った原稿のサイズと向きを検出する段階と、
    前記出力用紙上のレイアウトと原稿のサイズに基づいて変換倍率を算出し、スキャナで読取って得た画像データ該変換倍率で変換処理する段階と、
    前記出力用紙上のレイアウトと原稿の向きに基づいて前記夫々の画像データの回転方向と回転角度を算出する段階と、
    前記変換倍率で大きさが変換された画像データを前記回転方向と回転角度に従って回転させて記憶部の記憶領域に記憶する段階と、
    前記各記憶領域に記憶された画像データを読出して複写する段階とからなることを特徴とする集約複写方法。
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