JP2008114519A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】既に格納されている集約画像を画像形成装置において集約条件を設定して再集約することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】
1枚の転写紙に複数の原稿画像を集約するための集約設定情報の入力を受け付ける集約入力受付手段と、上記集約設定情報に基づいて集約する集約手段とを設け、さらに、上記集約手段によって集約された集約画像の画像データを記憶する記憶手段と、上記集約設定情報に基づいて、上記集約画像の画像データを上記原稿画像の画像データに分割する分割手段と、上記集約設定情報と異なる設定情報であって、上記集約画像を再集約するための再集約設定情報の入力を受け付ける再集約入力受付手段と、上記再集約設定情報に基づいて、上記分割手段が分割した画像データを用いて再集約する再集約手段とを設ける。
【選択図】図4
【解決手段】
1枚の転写紙に複数の原稿画像を集約するための集約設定情報の入力を受け付ける集約入力受付手段と、上記集約設定情報に基づいて集約する集約手段とを設け、さらに、上記集約手段によって集約された集約画像の画像データを記憶する記憶手段と、上記集約設定情報に基づいて、上記集約画像の画像データを上記原稿画像の画像データに分割する分割手段と、上記集約設定情報と異なる設定情報であって、上記集約画像を再集約するための再集約設定情報の入力を受け付ける再集約入力受付手段と、上記再集約設定情報に基づいて、上記分割手段が分割した画像データを用いて再集約する再集約手段とを設ける。
【選択図】図4
Description
本発明は、画像形成装置に関し、詳しくは、1枚の転写紙に複数の原稿画像を集約する画像形成装置に関する。
近年、例えばパーソナルコンピューター(以下、PC)上で画像データの編集を行い、その編集した画像をデジタル複写機からプリント出力する、いわゆるDTP(desk top publishing)が普及し始めている。このDTPによれば、たとえば複数の異なる原稿の画像を1枚の印刷用紙にプリントする2in1、4in1等の集約編集を行うことができる。
ユーザは、集約編集を行うときは、上述のようにPC上で集約条件を設定することができ、その集約条件にしたがって集約画像が生成される。ところが、例えばPC上で設定した集約条件に基づいて集約画像を出力した後、さらにその集約画像に変更を加えて再集約したい場合がある。例えば、2枚の2in1の集約画像を出力した後、それら2枚を組み合わせて1枚の4in1の画像に再集約したい場合がこれに該当する。このような場合には、ユーザは、PC上で集約条件を4in1に初めから設定し直し、再集約設定した画像データを再度デジタル複写機に送信するという手順をとっていた。
また、PCから集約条件を誤って設定したことに複写機から出力された原稿を見てはじめて気付くことがある。この場合にも、上記同様PC上で正しい集約条件に変更し、変更した画像データを再度デジタル複写機に送信するという手順がとられていた。
さらに、あるPCから集約条件を設定し集約画像を出力した後、別のPCからその集約画像に一部修正を加えた画像を出力したい場合がある。この場合には、別のPCから所望の集約画像となるように設定し、その集約画像を複写機に送信するという手順がとられていた。
なお、特許文献1には、複数の原稿画像を集約させた集約画像を出力した後、前記複数の原稿画像の配置を変更した集約画像を生成する画像形成装置が記載されている。
特開2001−53952号公報
ところで、画像データは一度複写機に送信されているにもかかわらず、集約条件を変更するたびにPC上で一から設定し直さなければならないのはユーザにとって利便性に欠けていた。
また、あるPCから集約画像を複写機に送信した場合、その集約画像を用いて別のPCから再集約設定することができれば便利である。
本発明は、上記従来の問題を解決するために提案するものであって、PCで設定した集約条件を変更する場合であっても、PC上で再度一から集約条件を設定し直すのではなく、デジタル複写機に保存されている画像データを利用して集約条件を変更することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、1枚の転写紙に複数の原稿画像を集約するための集約設定情報の入力を受け付ける集約入力受付手段と、上記集約設定情報に基づいて集約する集約手段とを備えることを前提としている。集約手段は、画像形成装置上で設定した集約設定情報に基づいて集約することもできるし、PC上で設定した集約設定情報に基づいて集約することもできる。集約設定情報は、原稿画像から集約画像にどのように集約されたかを示す情報である。集約設定情報には、例えば原稿画像のサイズ、集約画像のサイズ、集約数等が含まれる。
本発明の画像形成装置は、上記集約手段によって集約された集約画像の画像データを記憶する記憶手段と、上記集約設定情報に基づいて、上記集約画像の画像データを上記原稿画像の画像データに分割する分割手段とを備えている。すなわち、分割手段は、一度集約された集約画像を元の原稿画像に分割する機能を有している。
また、本発明の画像形成装置は、上記集約設定情報と異なる設定情報であって、上記集約画像を再集約するための再集約設定情報の入力を受け付ける再集約入力受付手段と、
上記再集約設定情報に基づいて、上記分割手段が分割した画像データを用いて再集約する再集約手段とを備える。
上記再集約設定情報に基づいて、上記分割手段が分割した画像データを用いて再集約する再集約手段とを備える。
この再集約入力受付手段は、画像形成装置上で再集約設定情報の入力を受け付けることもできるし、PC上で再集約設定情報の入力を受け付けることもできる。再集約設定情報には、例えば集約画像のサイズ、集約画像の集約数、再集約画像のサイズ、再集約画像の集約数等が含まれる。
また、上記分割手段に分割された原稿画像のサイズと、上記再集約手段に再集約される画像のサイズとの比を算出する算出手段と、この算出手段の算出に基づいて、上記分割手段に分割された原稿画像の画像データを縮小又は拡大する変倍手段も設けても良い。
さらに、上記分割手段に分割された原稿画像の画像データを回転させる回転手段を備え、上記再集約手段が、上記回転手段に回転された画像データを再集約するようにしてもよい。
そして、上記分割手段が分割した画像データ、又は上記変倍手段が縮小又は拡大した画像データ、又は上記回転手段が回転した画像データを用いて再集約させるための再集約設定を受け付ける再集約設定受付手段を備え、上記再集約手段が上記再集約設定受付手段が受け付けた再集約設定に基づいて再集約するようにしてもよい。
以上の構成によれば、ユーザがPCから送信した集約画像を画像形成装置において再集約することができるため、わざわざPCから再集約条件を設定し直さなくても良い。すなわち、既に画像形成装置に送信された集約画像を利用することができるため、ユーザは再集約を設定する手間と時間を削減することができる。
以上より、本発明では、一度PCから集約条件を設定した画像データを画像形成装置に送信した後であっても、その画像形成装置において集約条件を変更して再集約することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。この実施の形態では、コピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能等を有するいわゆるデジタル複合機として本発明を具体化している。
図1は、本実施の形態における複合機100の全体構成を示す概念図である。
ユーザが複合機100を利用して原稿のコピーを行う場合、原稿を例えば原稿台103に載置し、操作部(例えば後述する操作パネル201)に対して印刷の指示を行う。当該指示があると、以下に示す各部(駆動部)が動作することで、印刷が行われる。
画像読取部101において、光源104から照射された光は、原稿台103に置かれた原稿に反射し、ミラー105によって撮像素子108に導かれる。撮像素子108は受光した光を光電変換することで、原稿の画像データを生成する。
画像形成部102は、給紙カセット122から給紙される用紙に対して画像形成を行う。この画像形成部102には、感光体ドラム109と、その周囲に配置された帯電器110、露光器111、現像器112及び転写器113等と、その下流側に配置された定着装置118とを有している。感光体ドラム109表面を帯電器110によって帯電し、引き続いて露光器111により画像データに応じて光を照射する。こうすることで、感光体ドラム109上に静電潜像を形成する。そして、現像器112が静電潜像にトナーを付着することで、感光体ドラム109上にトナー像が形成される。その後トナー像は転写器113によって用紙に転写される。
また画像形成部102は、印刷を行うときは何れか1つの給紙カセット122から用紙1枚をピックアップローラ115を用いて給紙する。給紙カセット122から引き出された用紙は、搬送ローラ116により用紙搬送路125へ引き出される。その後、用紙はレジストローラ117で感光体ドラム109と転写器113の間に送り込まれる。
定着装置118において、加熱ローラ119と加圧ローラ120の間を用紙が通過すると、熱と用紙への押圧力によって可視像が用紙に定着する。画像形成部102は、定着装置118を通過した用紙を排紙トレイ121へ排紙する。
図2は、操作パネルの操作画面を示す図である。
ユーザは、操作パネル201を用いて、複写機に複写開始やその他の指示を与えたり、複写機の状態や設定を確認したりすることができる。本実施形態の操作パネル201は、表示機能と操作機能を一体に備えたタッチ式の液晶パネルで構成されており、例えばメッセージ欄203及び操作キー202を有する操作画面を表示する。メッセージ欄203は、コピーが可能かどうかや用紙の補給が必要かどうかなどの複写機の状態や、複写部数、複写倍率、選択された用紙のサイズなどの設定をユーザに知らせるメッセージを表示する。ユーザは、操作キー202によって用紙のサイズや向き、倍率、濃度などの種々の設定を行うことができる。また、この操作キー202には、後述する集約キー202aや再集約キー202bが含まれる。
図3は複合機における制御系ハードウェアの概略構成図である。
複合機100本体の制御回路301は、上述のような設定や指示を受け付けて複合機を動作させたりする。その制御回路301には、操作パネル201の回路302や給紙装置等のそれぞれの回路が接続される。
制御回路301は、CPU(Central Processing Unit)303、ROM(Read Only Memory)304、RAM(Random Access Memory)305、画像メモリ306が内部バス307を介して接続されている。
ROM304には、制御プログラムおよび標準の設定やその他のデータが格納されている。CPU303は、ROM304の制御プログラムを読み出して実行し、その制御プログラムが、同じくROM304に記憶されている、各駆動部に対応するドライバとデータや命令を授受することにより各駆動部の動作を制御する。
RAM305は、CPU303が作業領域として用いたり一時的なデータを格納したりするのに用いられる。例えば、1枚の用紙に複数の画像を配置させる集約機能を利用した場合は、その集約条件等の集約設定情報が後述する集約情報テーブルとしてRAM上に記述される。
画像メモリ306は、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)で構成されており、画像データを一時的に記憶する記憶手段としての機能を有する。この画像メモリ306には、上記画像読取部101で読み取った画像データや、例えばネットワーク321を介してPCから送信されてきた画像データ等が格納される。また、複数の画像データが集約された場合には、その集約された画像データが格納される。
制御回路301の内部バス307には、通信インターフェイス309、内部インターフェイス310が接続されている。通信インターフェイス309は、コンピュータ320からネットワーク321を介して送られてきた画像データを受信する。
内部インターフェイス310は、操作パネルの回路302やその他の回路を制御回路301と接続する。CPU303は、内部インターフェイス310を通じて、操作パネル等の回路からの信号を受信したり、操作パネル等の回路へ信号を送信したりする。
操作パネルの回路302では、バス311に、CPU312やディスプレイ313、操作キー202、内部インターフェイス314を備える。操作キー202をユーザが操作すると、CPU312は、内部インターフェイス314を通じて、その操作に基づく信号を制御回路301に送信する。例えば濃度や複写倍率を操作キー202で設定すると、その設定データが制御回路301に送られる。制御回路301は、その設定データにしたがって画像形成部302を制御する。
またCPU312は、内部インターフェイス314を通じて、制御回路301から命令を受信すると、その命令にしたがってディスプレイ313にメッセージを表示する。例えば給紙カセットや大容量給紙装置の用紙がなくなると、ディスプレイ313は、補給を促すメッセージを表示する。
次に、本実施形態における複合機による再集約の動作処理について説明する。
図4は、本実施形態における複合機の機能ブロック図である。図5は、集約画像が再集約されるまでの流れを示す図である。図6は、集約情報テーブル及び再集約情報テーブルのデータ構成図である。
まず、ユーザが、本実施形態の複合機を用いて複数の原稿画像を集約する場合について説明する。ここで、集約とは、1枚の用紙に複数の原稿画像を配置させることをいい、後述する集約手段401によって実行される。
ユーザは、集約入力受付手段407に集約手段401の集約設定情報(すなわち、どのように集約するかの集約条件)を入力する。入力方法としては、図4に示すようにネットワークを介してPC320から入力することも可能であるし、操作パネル201上で入力することも可能である。なお、操作パネル201上で設定する場合は、集約キー202aを押下することで集約設定画面(図示しない)を表示させ、集約設定を行うことができる。集約設定情報には、集約前の原稿画像に関する情報と、集約後の集約画像に関する情報とが含まれる。原稿画像に関する情報とは、原稿枚数、原稿画像の縦横の方向、原稿画像のサイズ等が該当する。集約画像に関する情報とは、集約数、集約画像の縦横の方向、集約画像のサイズ等が該当する。
集約入力受付手段に入力した集約設定情報にしたがって、集約手段401は集約を実行する。具体的には、PC320から送信され一時的に上記画像メモリ306内に保存された原稿画像を、画像メモリ306から順次読み出し、読み出した原稿画像をユーザが設定した位置に配置させることで集約画像を生成する。例えば図5では、A4サイズの原稿画像A1、B1(図5A)が集約された2in1集約画像1(図5B)、及びA4サイズの原稿画像C1、D1(図5A)が集約された2in1集約画像2(図5B)を示している。
集約手段401によって集約された集約画像1、2の画像データは、画像メモリ306に格納される。また、集約手段401の集約設定情報は、例えば図6Aに示す集約情報テーブル308としてRAM上に記述される。集約情報テーブル308には、集約前の原稿画像に関する情報と、集約後の集約画像に関する情報が記述されている。具体的には、原稿枚数、集約数、原稿画像の縦横の方向、原稿画像のサイズ、集約画像の縦横の方向、集約画像のサイズ等が含まれる。
次に、ユーザが画像メモリ306内の集約画像1、2を用いて再集約する場合について説明する。ここで、再集約とは、すでに集約されている集約画像を用いて上記集約設定情報(集約条件)と異なる条件で再び集約することをいう。再集約する場合の例としては、例えば図5に示すように複数の集約画像を組み合わせる場合、一度集約した原稿画像の配置を変更する場合、複数の集約原稿から必要な画像を抜き出して集約する場合等が挙げられる。
ユーザは、再集約入力受付手段402に画像メモリ306内の前記集約画像1、2をどのように再集約するかの再集約設定情報を入力する。この再集約設定情報は、操作パネル201上で設定することも可能であるし、ネットワークを介してPC320から設定することも可能である。ここでは、操作パネル201を用いて再集約設定情報を入力する場合について説明する。ユーザは、まず前記再集約キー202bを押下することで再集約設定画面を表示させる。
図7は、再集約設定情報を入力するための再集約設定画面701の一例を示す図である。再集約設定情報には、再集約前の集約画像に関する情報と、再集約後の再集約画像に関する情報とが含まれる。
ユーザは集約設定項目に、既に画像メモリ306内に格納されている集約画像に関する情報を入力する。具体的には、「原稿枚数」、「集約数」、「集約画像の方向」、「集約画像のサイズ」を入力する。
「原稿枚数」は、集約画像の原稿が何枚あるかを入力する。例えば、図5Bでは、原稿枚数は、集約画像1の原稿と集約画像2の原稿の2枚からなるため、「2」を入力する。「集約数」欄には、集約画像の集約数を入力する。図5Bでは、集約画像1、2はともに2in1画像なので、「2」を入力する。「集約画像の方向」欄には、集約画像が縦向きに配置されているのか横向きに配置されているのかを選択する。図5Bでは、集約画像1、2はともに縦向きに配置されるので「縦」を選択する。「集約画像のサイズ」欄には、すでに複写機に送信された集約画像のサイズを入力する。図5Bでは、集約画像1、2はA4サイズなので「A4」を入力する。
なお、この集約画像に関する情報は、集約情報テーブルに記述されている。したがって、集約情報テーブルを操作パネルに表示させることで、ユーザがこの集約情報テーブルを参照しながら集約画像情報を入力することができるようにしてもよい。
次に、ユーザは再集約設定項目に、再集約画像の再集約設定情報を入力する。具体的には、「集約数」、「再集約画像の方向」、「再集約画像のサイズ」が含まれる。
「集約数」欄には、再集約画像の集約数を入力する。例えば図5Eでは、ユーザは再集約画像を4in1画像に編集しようとしているため「4」を入力する。「再集約画像の方向」欄には、ユーザは再集約画像を縦向きに配置させるのか横向きに配置させるのかを選択する。例えば、図5Eでは、再集約画像は縦向きに配置されるので「縦」を選択し、図5Gでは、横向きに配置されるので「横」を選択する。「再集約画像のサイズ」欄には、ユーザが出力しようとする再集約画像のサイズを入力する。図5Eでは、再集約画像はA3サイズなので「A3」を入力する。
入力受付手段402に入力された再集約設定情報は、例えば図6Bに示す再集約情報テーブル601としてRAM上に記述される。再集約設定情報の例としては、集約原稿の枚数、集約数、集約画像の縦横の方向、集約画像のサイズ、再集約画像の縦横の方向、再集約画像のサイズ等が含まれる。この再集約設定情報の入力に基づいて、以下の分割手段403、変倍手段404、回転手段405等がそれぞれの処理を実行する。
分割手段403は、画像メモリ306に記憶されている集約画像の画像データを元の原稿画像の画像データに分割する。分割手段403は、まず、再集約情報テーブル601を参照することで集約画像の「集約数」を求め、その集約数に基づいて分割する。集約画像の集約数が2である場合(すなわち2in1集約画像である場合)には2つに分割し、集約数が4である場合(すなわち4in1集約画像である場合)には4つに分割する。例えば図5Cでは、集約画像1が分割された分割画像A3、B3、及び集約画像2が分割された分割画像C3、D3を示している。分割画像A3、B3、C3、D3(図5C)は、それぞれ集約前の原稿画像A1、B1、C1、D1(図5A)と同一の画像である。
変倍手段404は、分割画像のサイズ(原稿画像のサイズと同一)を縮小又は拡大する。この変倍手段404により、前記分割画像を再集約する再集約画像を、ユーザーが指示したサイズに調整させることができる。本実施形態の変倍手段404は縮小率又は拡大率を算出する算出手段としての機能も兼ね備えている。変倍手段による算出方法は以下の通りである。まず、再集約情報テーブル601の再集約設定情報に記述された「集約画像の集約数」「集約画像のサイズ」とから分割画像のサイズ、すなわち原稿画像のサイズを求める。具体的には、分割画像のサイズ(原稿画像のサイズ)は、「集約画像のサイズ」を「集約数」で除したサイズである。例えば、図6においては、集約画像1、2のサイズは「A3サイズ」で、集約数は「2」であるため、原稿画像A1、B1、C1、D1のサイズはA3サイズの1/2である「A4サイズ」であることが分かる。
次に、再集約画像を構成する再集約前の再集約原稿画像A5、B5、C5、D5のサイズを算出する。再集約原稿画像のサイズも、上記同様に再集約情報テーブル601に記述されている「再集約画像のサイズ」と「再集約数」とから算出することができる。例えば、図6Eでは、再集約画像のサイズは「A3サイズ」で、再集約数は「4」であるため、再集約原稿画像A5、B5、C5、D5のサイズはA3サイズの1/4である「A5サイズ」であることが分かる。最後に分割画像のサイズ「A4」から再集約原稿画像のサイズ「A5」に縮小する縮小率を、予め用意されている縮小拡大率表(図示しない)から求めることができる。以上のようにして算出した縮小率又は拡大率に基づいて、変倍手段404は、分割画像を縮小又は拡大する。
回転手段405は、原稿画像の縦横の方向を90度回転させた回転画像を生成する。ただし、回転手段は原稿画像を常に回転させるわけではなく、原稿画像の縦横の方向、すなわち分割画像や変倍画像の縦横の方向(分割画像と変倍画像の縦横の方向は、原稿画像の縦横の方向と同一)と、ユーザが指示した前記再集約原稿画像の縦横の方向とが合致していない場合に、分割画像又は変倍画像を90°回転させる。
分割画像、変倍画像と再集約原稿画像の縦横の方向が合致しているか否かは以下のようにして判断する。まず、再集約情報テーブル601の再集約設定情報に記述された「集約画像の集約数」「集約画像の方向」とから分割画像の方向(変倍画像の縦横の方向)を求める。例えば、図6に示す再集約情報テーブル601を参照すると、集約画像の集約数は「2」で、集約画像の方向は「横」であるため、原稿画像の方向は「縦」であることが分かる(図5B参照)。
次に、再集約原稿画像の縦横の方向を求める。再集約原稿画像の方向も、上記同様に再集約情報テーブル601に記述されている「再集約画像の方向」と「再集約数」とから算出することができる。例えば、図6に示す再集約情報テーブル601を参照すると、再集約画像の方向は「縦」で、再集約数は「4」であるため、再集約原稿画像A5〜D5の方向は「縦」であることが分かる。この場合は、変倍画像A4〜D4の方向(縦方向)と再集約原稿画像A5〜D5の方向(縦方向)とは一致するため、回転手段405は変倍画像A4〜D4を90度回転させない(図5E参照)。
これに対して、図5Gでは、再集約画像の方向は「横」で、再集約数は「4」であるため、再集約原稿画像の方向は「横」であることが分かる。この場合は、変倍画像の方向(縦方向)と再集約原稿画像の方向(横方向)とは一致しないため、回転手段405は変倍画像を回転させる。以上のようにして、回転手段405は、ユーザが指示する再集約画像の方向に応じて、変倍画像若しくは分割画像を90度回転させる場合と、回転させない場合がある。なお、変倍手段404による変倍と回転手段405による回転のうちどちらを先にするかは特に限定しない。
再集約手段406は、上記入力受付手段402に入力された再集約設定情報に基づいて再集約する。再集約手段406が再集約する画像は、分割画像A3〜D3である場合と、変倍画像A4〜D4である場合と、回転画像A6〜D6である場合がある。すなわち、分割画像A3〜D3が変倍手段404によって変倍された場合(図5E)には変倍画像A4〜D4が再集約され、分割画像A3〜D3が回転手段405によって回転された場合(図5G)には回転画像A6〜D6が再集約される。
以上より、PC320から複合機100に送信された集約画像1、2を再集約しようとする場合、複合機100側で集約設定情報を入力することができる。すなわち、PC320から出力した際の集約設定情報(集約条件)を変更する場合であっても、従来のようにPC320上で再び設定しなおす必要はなく、既に送信されている集約画像1、2を利用することができる。
尚、上述した実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
図8は、別の実施形態における複合機のハードウェア構成図を示している。上述の実施形態と共通する点は説明を省略し、異なる点を中心に説明する。本実施形態の複合機も上述と同様、集約手段401、分割手段403、変倍手段404、回転手段405、再集約手段406を備えている。
ここで、本実施形態では上述と同様、PC801から集約設定情報を入力している。そして、集約手段401は、集約設定情報に基づいて集約画像を出力するとともに、この集約画像は画像メモリ306に格納される。
次に、画像メモリ306内の集約画像を再集約する点についてであるが、上述の実施形態では、再集約設定情報の入力は画像形成装置上で行っている。これに対して、本実施形態では、再集約設定情報の入力は集約設定情報を入力したPC801と異なるPC802から行う。すなわち、PC801から設定した集約画像は複合機の画像メモリ306内に格納されているため、その集約画像を利用して別のPC802から再集約設定を行うのである。
なお、入力する再集約設定情報は、上述と同様、集約画像に関する情報と、再集約画像に関する情報である。集約画像に関する情報には、「原稿枚数」、「集約数」、「集約画像の方向」、「集約画像のサイズ」が含まれる。再集約画像に関する情報には、「再集約数」、「再集約画像の方向」、「再集約画像のサイズ」が含まれる。この再集約設定情報に基づいて、分割手段403、変倍手段404、回転手段405、再集約手段406が動作する。
以上の構成により、例えば、あるPC801上で集約条件を設定した集約画像を出力した後、別のユーザーが他のPC802上でその集約画像の集約条件を変更して、上記集約画像を再集約することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態のように2枚の2in1画像を1枚の4in1画像に再集約する場合に限らず、他の様々な再集約画像を出力したい場合にも適用することができる。例えば図9Aに示すように、2枚の4in1集約画像の原稿を1枚の8in1原稿に再集約することも可能である。また、図9Bに示すように、2枚の4in1集約画像から一部の任意の原稿画像を抜き出して1枚の4in1集約画像を生成することも可能である。
本発明にかかる画像形成装置は、集約機能を有する複写機やプリンタ、複合機など様々な機器に有用である。
100 複合機
101 画像読取部
102 画像形成部
201 操作パネル
306 画像メモリ
308 集約情報テーブル
320 パーソナルコンピュータ(PC)
401 集約手段
402 入力受付手段
403 分割手段
404 変倍手段
405 回転手段
406 再集約手段
601 再集約情報テーブル
101 画像読取部
102 画像形成部
201 操作パネル
306 画像メモリ
308 集約情報テーブル
320 パーソナルコンピュータ(PC)
401 集約手段
402 入力受付手段
403 分割手段
404 変倍手段
405 回転手段
406 再集約手段
601 再集約情報テーブル
Claims (3)
- 1枚の転写紙に複数の原稿画像を集約するための集約設定情報の入力を受け付ける集約入力受付手段と、上記集約設定情報に基づいて集約する集約手段とを備える画像形成装置であって、
上記集約手段によって集約された集約画像の画像データを記憶する記憶手段と、
上記集約設定情報に基づいて、上記集約画像の画像データを上記原稿画像の画像データに分割する分割手段と、
上記集約設定情報と異なる設定情報であって、上記集約画像を再集約するための再集約設定情報の入力を受け付ける再集約入力受付手段と、
上記再集約設定情報に基づいて、上記分割手段が分割した画像データを用いて再集約する再集約手段と、
を備える画像形成装置。 - 上記分割手段に分割された原稿画像のサイズと、上記再集約手段に再集約される画像のサイズとの比を算出する算出手段と、
上記算出手段の算出に基づいて、上記分割手段に分割された原稿画像の画像データを縮小又は拡大する変倍手段とを備え、
上記再集約手段が、上記変倍手段に縮小又は拡大された画像データを再集約する
請求項1記載の画像形成装置。 - 上記分割手段に分割された原稿画像の画像データを回転させる回転手段を備え、
上記再集約手段が、上記回転手段に回転された画像データを再集約する
請求項1又は2記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006301123A JP2008114519A (ja) | 2006-11-07 | 2006-11-07 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006301123A JP2008114519A (ja) | 2006-11-07 | 2006-11-07 | 画像形成装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2008114519A true JP2008114519A (ja) | 2008-05-22 |
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ID=39500877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006301123A Pending JP2008114519A (ja) | 2006-11-07 | 2006-11-07 | 画像形成装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2008114519A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001279053A (ja) * | 2000-03-29 | 2001-10-10 | Polyplastics Co | 外観性の優れたポリアセタール樹脂組成物 |
JP2011030087A (ja) * | 2009-07-28 | 2011-02-10 | Toshiba Tec Corp | 画像形成装置 |
JP2013046099A (ja) * | 2011-08-22 | 2013-03-04 | Canon Marketing Japan Inc | 画像形成装置、画像形成方法およびプログラム |
JP2017120963A (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-06 | 株式会社リコー | 画像処理装置、方法及びプログラム |
-
2006
- 2006-11-07 JP JP2006301123A patent/JP2008114519A/ja active Pending
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