JP2015061019A - 不揮発性記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】整流機能を有するFTJを備えた不揮発性記憶装置を提供する。
【解決手段】実施形態の不揮発性記憶装置は、第1の導電層と、第2の導電層と、第1の導電層と第2の導電層との間に設けられる強誘電体膜と、第1の導電層または第2の導電層のいずれか一方と強誘電体膜の間に設けられ、強誘電体膜よりも誘電率が高く、膜厚が1.5nm以上10nm以下の常誘電体膜と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、不揮発性記憶装置に関する。
フローティング型フラッシュメモリは、大容量データの不揮発性記憶装置として広く普及している。現在、メモリセルを微細化することによってビットあたりのコスト削減や大容量化が進められている。そして、今後も一層の微細化を進展させることが要求されている。
しかしながら、フラッシュメモリをさらに微細化するためには、短チャネル効果、セル間干渉、各セルの特性ばらつきの抑制など、解決すべき多くの課題がある。そのため、従来のフローティング型フラッシュメモリに代わる新たな不揮発性記憶装置の実用化が期待されている。
近年、従来のフローティング型フラッシュメモリに代わる新たな不揮発性記憶装置として、二端子の抵抗変化素子を用いたメモリの開発がおこなわれている。抵抗変化素子は、低電圧動作、高速スイッチング、微細化可能性の観点から、次世代の大容量不揮発性記憶装置として有力な候補である。抵抗変化素子の中でも、強誘電体薄膜を利用したFTJ(Ferroelectric Tunnel Junction)は、低電流、低電圧駆動、高速スイッチングが実現可能であり注目を集めている。
二端子の抵抗変化素子で大容量不揮発性記憶装置を実現する場合、上下の電極配線が交差する領域にメモリセルを設けるメモリセル構造、いわゆるクロスポイント構造が採用される。クロスポイント構造では、メモリセルを介して流れる迷走電流を抑制するために、各メモリセルが整流機能を備えることが望まれる。
本発明が解決しようとする課題は、整流機能を有するFTJを備えた不揮発性記憶装置を提供することにある。
実施形態の不揮発性記憶装置は、第1の導電層と、第2の導電層と、前記第1の導電層と前記第2の導電層との間に設けられる強誘電体膜と、前記第1の導電層または前記第2の導電層のいずれか一方と前記強誘電体膜の間に設けられ、前記強誘電体膜よりも誘電率が高く、膜厚が1.5nm以上10nm以下の常誘電体膜と、を備える。
第1の実施形態の不揮発性記憶装置のメモリセルの模式断面図である。 第1の実施形態の不揮発性記憶装置のメモリセルアレイの概念図である。 第1の実施形態の不揮発性半導体装置の抵抗変化機能の説明図である。 第1の実施形態のメモリセルの電流−電圧特性のシミュレーション結果である。 第1の実施形態の不揮発性半導体装置の整流機能の説明図である。 第1の実施形態のメモリセルの整流比と実誘電体膜の膜厚との関係のシミュレーション結果である。 第2の実施形態の不揮発性記憶装置のメモリセルの模式断面図である。 第2の実施形態の不揮発性半導体装置の整流機能の説明図である。 第2の実施形態のメモリセルの電流−電圧特性のシミュレーション結果である。 第2の実施形態のメモリセルの整流比と実誘電体膜の膜厚との関係のシミュレーション結果である。 第3の実施形態の不揮発性記憶装置のメモリセルの模式断面図である。 第3の実施形態のメモリセルの整流比と実誘電体膜の膜厚との関係のシミュレーション結果である。
本明細書中、「強誘電体」とは、外部から電場を印加せずとも自発的な分極(自発分極)があり、外部から電場を印加すると分極が反転する物質を意味する。また、本明細書中、「常誘電体」とは電場を印加すると分極が生じ、電場を除去すると分極が消滅する物質を意味する。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
本実施形態の不揮発性記憶装置は、第1の導電層と、第2の導電層と、第1の導電層と第2の導電層との間に設けられる強誘電体膜と、第1の導電層または第2の導電層のいずれか一方と強誘電体膜の間に設けられ、強誘電体膜よりも誘電率が高く、膜厚が1.5nm以上10nm以下の常誘電体膜と、を備える。
図1は、本実施形態の不揮発性記憶装置のメモリセルの模式断面図である。図2は、本実施形態の不揮発性記憶装置のメモリセルアレイの概念図である。図1は、図2のメモリセルアレイ中の、例えば点線の円で示される一個のメモリセルの断面を示す。
本実施形態の不揮発性記憶装置のメモリセルアレイは、例えば、半導体基板10上に絶縁層を介して、複数の第1の電極配線22と、第1の電極配線22と交差する複数の第2の電極配線24とを備える。第2の電極配線24は、第1の電極配線22の上層に設けられる。
第1の電極配線22はワード線であり、第2の電極配線24はビット線である。第1の電極配線22および第2の電極配線24は、例えば、金属配線である。
第1の電極配線22と、第2の電極配線24が交差する領域に、複数のメモリセルが設けられる。本実施形態の不揮発性記憶装置は、いわゆる、クロスポイント構造を備える。
第1の電極配線22は、それぞれ、第1の制御回路26に接続される。また、第2の電極配線24は、それぞれ、第2の制御回路28に接続される。
第1の制御回路26および第2の制御回路28は、例えば、所望のメモリセルを選択し、そのメモリセルへのデータの書き込み、メモリセルのデータの読み出し、メモリセルのデータの消去等を行う機能を備える。第1の制御回路26および第2の制御回路28は、例えば、半導体デバイスを用いた電子回路で構成される。
メモリセルは、図1に示すように、下部電極(第1の導電層)12aと、上部電極(第2の導電層)14aで挟まれる2端子のFTJである。メモリセルは、下部電極12aと、上部電極14aの間の強誘電体膜16aを備える。また、強誘電体膜16aと上部電極14aとの間に、常誘電体膜18aを備える。
下部電極12aは、酸化ランタンストロンチウムマンガン(LSMO)である。LSMOは、La1−xSrMnO(0<x<1)の組成を備える。上部電極14aは、窒化チタン(TiN)である。
なお、第1の電極配線22と下部電極12a、または、第2の電極配線24と上部電極14aは、共通化してもかまわない。すなわち、第1の電極配線22自体を下部電極12a、または、第2の電極配線24自体を上部電極14aとしてもかまわない。
強誘電体膜16aは、チタン酸バリウム(BTO)である。BTOの誘電率は90である。また、強誘電体膜16aの膜厚は、1.0nm以上10nm以下であることが望ましい。強誘電体膜16aの膜厚は、2.0nm以上であることがより望ましい。
常誘電体膜18aは、チタン酸ストロンチウム(STO)である。STOの誘電率は、200である。常誘電体膜18aの誘電率は、強誘電体膜16aの誘電率よりも高い。また、常誘電体膜18aのバンドギャップは、強誘電体膜16aのバンドギャップよりも狭い。常誘電体膜18aの膜厚は、1.5nm以上10nm以下である。常誘電体膜18aの膜厚は、2.0nm以上であることがより望ましい。
また、強誘電体膜16aの膜厚と常誘電体膜18aの膜厚の和が10nm以下であることが望ましい。
以下、本実施形態の不揮発性記憶装置の作用および効果について説明する。
図3は、本実施形態の不揮発性半導体装置の抵抗変化機能の説明図である。図3(a)は低抵抗状態(オン状態)のメモリセルのバンド構造、図3(b)は高抵抗状態(オフ状態)のメモリセルのバンド構造を示す。
図3(a)、図3(b)は、下部電極12a、上部電極14aのフェルミ準位、強誘電体膜16a、常誘電体膜18aの伝導体下端を実線の太線で示している。また、電流の流れを黒矢印、強誘電体膜16aの分極方向を白矢印で示す。
強誘電体膜16aが、図3(a)に示す方向に分極している場合、BTO/STOのバンド構造は下に凸になり、電子がトンネルするための障壁は低くなる。したがって、この状態で下部電極12aと上部電極14a間に電圧を印加すると、メモリセルに流れる電流量は相対的に大きくなる。よって、メモリセルは低抵抗状態(オン状態)となる。
これに対し、強誘電体膜16aが、図3(b)に示す方向に分極している場合、BTO/STOのバンド構造は上に凸になり、電子がトンネルするための障壁は高くなる。したがって、この状態で下部電極12aと上部電極14a間に電圧を印加すると、メモリセルに流れる電流量は相対的に小さくなる。よって、メモリセルは高抵抗状態(オフ状態)となる。
このように、メモリセルは、強誘電体膜16aであるBTOの分極方向により、抵抗が変化する。例えば、高抵抗状態を“0”、低抵抗状態を“1”と定義すれば、不揮発性のメモリセルが実現できる。
図4は、本実施形態のメモリセルの電流−電圧特性(I−V特性)のシミュレーション結果である。横軸が電極間に印加する電圧、縦軸が電極間を流れる電流値である。
BTOの膜厚は2.5nm、STOの膜厚を2.0nmとして計算している。高抵抗状態(オフ状態)の分極を形成する場合の電圧印加方向を正の電圧としている。低抵抗状態(オン状態)の分極を形成する場合の電圧印加方向を負の電圧としている。低抵抗状態(オン状態)および高抵抗状態(オフ状態)の双方の場合を計算している。
図4に示すように、本実施形態のメモリセルでは、I−V特性が正負の電圧方向で非対称となる。すなわち、オン状態で電極間に正の電圧を印加した場合と、負の電圧を印加した場合とで、例えば、図中の両矢印で示す分だけ電流値が異なっている。よって、本実施形態のメモリセルはオン状態で整流機能を備えている。
図5は、本実施形態の不揮発性半導体装置の整流機能の説明図である。図5(a)は、電極間に電圧を印加しない場合のメモリセルのバンド構造、図5(b)は電極間に正の電圧を印加した場合のメモリセルのバンド構造、図5(c)は電極間に負の電圧を印加した場合のメモリセルのバンド構造を示す。
図5(a)、図5(b)、図5(c)は、下部電極12a、上部電極14aのフェルミ準位、強誘電体膜16a、常誘電体膜18aの伝導体下端を実線の太線で示している。また、電流の流れを黒矢印、強誘電体膜16aの分極方向を白矢印で示す。
常誘電体膜18aであるSTOの誘電率は、強誘電体膜16aであるBTOの誘電率よりも高い。いいかえれば、強誘電体膜16aの誘電率は、常誘電体膜18aの誘電率よりも低い。マクスウェルの第一方程式によれば、誘電率と電界の積が強誘電体膜16a、常誘電体膜18aで一定という関係が成り立つから、上部電極14aと下部電極12aとの間に印加される電圧は、誘電率の低い強誘電体膜16aに高い割合で印加されることになる。このため、電圧の印加による常誘電体膜18aのバンド構造の変化は、強誘電体膜16aのバンド構造の変化に比べ小さくなる。
このため、図5(b)に示すように、上部電極14aに正の電圧を印加した場合、電子がトンネルするための障壁は相対的に低くなる。したがって、相対的に大きな電流が上部電極14aから下部電極12aに流れる。一方、図5(c)に示すように、下部電極12aに正の電圧を印加した場合、常誘電体膜18aのバンド構造の変化が小さいため、電子がトンネルするための障壁は相対的に高くなる。したがって、相対的に小さな電流が下部電極12aから上部電極14aに流れる。
本実施形態の不揮発性記憶装置のように、二端子の抵抗変化素子で構成されるメモリセルをクロスポイント構造に配置した場合、迷走電流と呼ばれる電流ノイズを抑制することが重要である。そのためには、抵抗変化素子に加えて整流機能を備える整流素子を、抵抗変化素子に直列に設けることになる。
本実施形態のFTJを用いたメモリセルは、抵抗変化機能に加えて整流機能も備える。したがって、クロスポイント構造のメモリセルアレイを採用する場合でも、抵抗変化素子に加えて整流素子を設ける必要がない。したがって、メモリセルの微細化が可能となる。また、メモリセルの製造が容易となる。
なお、本実施形態では、上述のように、上部電極14aと下部電極12aとの間に印加される電圧は、高い割合で強誘電体膜16aに印加される。このため、強誘電体膜16aの分極反転が容易となる。
図6は、本実施形態のメモリセルの整流比と実誘電体膜の膜厚との関係のシミュレーション結果である。横軸が実誘電体膜の膜厚、縦軸が整流比である。整流比は、±0.3Vで読み出した順方向電流値と逆方向電流値との比である。なお、順方向電流とは、高抵抗状態の分極を形成する場合の電圧印加方向での電流値、逆方向電流とは、低抵抗状態の分極を形成する場合の電圧印加方向での電流値である。BTOの膜厚は2.5nmで固定し、STOの膜厚を0.5nm刻みで変化させシミュレーションを行っている。
図6から明らかなように、常誘電体膜18aの膜厚が1.5nmより薄い場合は整流性が顕著ではないが、1.5nm以上で顕著な整流性が発現しはじめる。これは、常誘電体膜18aの膜厚が一定以上なければ、電子の障壁として十分機能しないためと考えられる。
したがって、常誘電体膜18aの膜厚は、1.5nm以上とする。常誘電体膜18aの膜厚は、2.0nm以上、さらには2.5nm以上であることが整流性を大きくする観点から望ましい。また、常誘電体膜18aの膜厚は、10nm以下であることが望ましい。上記範囲を上回ると、トンネル電流が流れず、データを読み出す際に十分な電流値が得られないおそれがある。
なお、上述のように、強誘電体膜16aの膜厚は、1.0nm以上10nm以下であることが望ましい。強誘電体膜16aの膜厚は、2.0nm以上であることがより望ましい。上記範囲を下回ると、安定かつ均一な強誘電性が発現されないおそれがある。また、上記範囲を上回ると、トンネル電流が流れず、データを読み出す際に十分な電流値が得られないおそれがある。
また、上述のように、強誘電体膜16aの膜厚と常誘電体膜18aの膜厚の和が10nm以下であることが望ましい。この範囲を上回ると、トンネル電流が流れず、データを読み出す際に十分な電流値が得られないおそれがある。
以上、本実施形態によれば、抵抗変化機能と整流機能を有するFTJを備えた不揮発性記憶装置が実現できる。したがって、メモリセルの微細化が容易な不揮発性記憶装置が実現できる。
(第2の実施形態)
本実施形態の不揮発性記憶装置は、第1の導電層、強誘電体膜、および、常誘電体膜の材料が異なる以外は、第1の実施形態と、同様である。したがって、第1の実施形態と重複する内容については記述を省略する。
図7は、本実施形態の不揮発性記憶装置のメモリセルの模式断面図である。
メモリセルは、図7に示すように、下部電極(第1の導電層)12bと、上部電極(第2の導電層)14bで挟まれる2端子のFTJである。メモリセルは、下部電極12bと、上部電極14bの間の強誘電体膜16bを備える。また、強誘電体膜16bと上部電極14bとの間に、常誘電体膜18bを備える。
下部電極12b、および、上部電極14bは窒化チタン(TiN)である。
強誘電体膜16bは、Si(シリコン)を含有する酸化ハフニウム(HfSiO)である。Si(シリコン)を含有する酸化ハフニウムの誘電率は11である。なお、酸化ハフニウムは、Si以外に、Zr(ジルコン)、Al(アルミニウム)、Y(イットリウム)、Sr(ストロンチウム)、Gd(ガドリニウム)の群から選ばれる少なくとも一つの元素を含有してもかまわない。上記元素を含有することで、強誘電性が発現しやすくなる。
常誘電体膜18bは、酸化ランタンアルミニウム(LAO)である。LAOの誘電率は、30である。常誘電体膜18bの誘電率は、強誘電体膜16bの誘電率よりも高い。また、常誘電体膜18bのバンドギャップは、強誘電体膜16bのバンドギャップよりも狭い。
以下、本実施形態の不揮発性記憶装置の作用および効果について説明する。
図8は、本実施形態の不揮発性半導体装置の整流機能の説明図である。図8(a)は、電極間に電圧を印加しない場合のメモリセルのバンド構造、図8(b)は電極間に正の電圧を印加した場合のメモリセルのバンド構造、図8(c)は電極間に負の電圧を印加した場合のメモリセルのバンド構造を示す。
図8(a)、図8(b)、図8(c)は、下部電極12b、上部電極14bのフェルミ準位、強誘電体膜16b、常誘電体膜18bの伝導体下端を実線の太線で示している。また、電流の流れを黒矢印、強誘電体膜16bの分極方向を白矢印で示す。
常誘電体膜18bであるLAOの誘電率は、強誘電体膜16bであるHfSiOの誘電率よりも高い。いいかえれば、強誘電体膜16bの誘電率は、常誘電体膜18bの誘電率よりも低い。したがって、第1の実施形態同様、上部電極14bと下部電極12bとの間に印加される電圧は、誘電率の低い強誘電体膜16bに高い割合で印加されることになる。このため、電圧の印加による常誘電体膜18bのバンド構造の変化は、強誘電体膜16bのバンド構造の変化に比べ小さくなる。
このため、図8(b)に示すように、上部電極14bに正の電圧を印加した場合、電子がトンネルするための障壁は相対的に低くなる。したがって、相対的に大きな電流が上部電極14bから下部電極12bに流れる。一方、図8(c)に示すように、下部電極12bに正の電圧を印加した場合、常誘電体膜18bのバンド構造の変化が小さいため、電子がトンネルするための障壁は相対的に高くなる。したがって、相対的に小さな電流が下部電極12bから上部電極14bに流れる。
図9は、本実施形態のメモリセルの電流−電圧特性(I−V特性)のシミュレーション結果である。横軸が電極間に印加する電圧、縦軸が電極間を流れる電流値である。
酸化ハフニウムの膜厚は3.0nm、LAOの膜厚を3.0nmとして計算している。高抵抗状態の分極を形成する場合の電圧印加方向を正の電圧としている。低抵抗状態の分極を形成する場合の電圧印加方向を負の電圧としている。低抵抗状態(オン状態)および高抵抗状態(オフ状態)の双方の場合を計算している。
図9に示すように、本実施形態のメモリセルでは、I−V特性が正負の電圧方向で非対称となる。よって、本実施形態のメモリセルはオン状態で整流機能を備えている。
図10は、本実施形態のメモリセルの整流比と実誘電体膜の膜厚との関係のシミュレーション結果である。横軸が実誘電体膜の膜厚、縦軸が整流比である。整流比は、±0.3Vで読み出した順方向電流値と逆方向電流値との比である。酸化ハフニウムの膜厚は3.0nmで固定し、LAOの膜厚を0.5nm刻みで変化させシミュレーションを行っている。
図10から明らかなように、常誘電体膜18bの膜厚が1.5nmより薄い場合は整流性が顕著ではないが、1.5nm以上で顕著な整流性が発現しはじめる。したがって、常誘電体膜18bの膜厚は、1.5nm以上とする。常誘電体膜18bの膜厚は、2.0nm以上、さらには2.5nm以上であることが整流性を大きくする観点から望ましい。
また、常誘電体膜18bの膜厚は、10nm以下であることが望ましい。上記範囲を上回ると、トンネル電流が流れず、データを読み出す際に十分な電流値が得られないおそれがある。
なお、強誘電体膜16bの膜厚は、酸化ハフニウムが強誘電性を発現するための最小膜厚、すなわち1ユニットセルに相当する0.5nm以上である。また、1.0nm以上10nm以下であることが望ましい。強誘電体膜16bの膜厚は、2.0nm以上であることがより望ましい。上記範囲を下回ると、安定かつ均一な強誘電性が発現されないおそれがある。また、上記範囲を上回ると、トンネル電流が流れず、データを読み出す際に十分な電流値が得られないおそれがある。
また、強誘電体膜16bの膜厚と常誘電体膜18bの膜厚の和が10nm以下であることが望ましい。この範囲を上回ると、トンネル電流が流れず、データを読み出す際に十分な電流値が得られないおそれがある。10nmより厚くなると、膜中の欠陥を介した伝導が主となるため、十分なメモリ特性が得られないおそれがある。
以上、本実施形態によれば、抵抗変化機能と整流機能を有するFTJを備えた不揮発性記憶装置が実現できる。したがって、メモリセルの微細化が容易な不揮発性記憶装置が実現できる。
さらに、第1の実施形態よりも高い整流性が得られる。また、酸化ハフニウムやLAOは、半導体製造プロセスの前工程での使用実績のある材料であり、半導体デバイスを用いた電子回路で構成される第1の制御回路26や第2の制御回路28とのプロセス整合性が高い。よって、メモリセルの微細化された不揮発性記憶装置の製造が一層容易になるという利点がある。
(第3の実施形態)
本実施形態の不揮発性記憶装置は、強誘電体膜と常誘電体膜の材料、および、それらの積層順が異なること以外は、第2の実施形態と、同様である。したがって、第2の実施形態と重複する内容については記述を省略する。
図11は、本実施形態の不揮発性記憶装置のメモリセルの模式断面図である。
メモリセルは、図11に示すように、下部電極(第1の導電層)12cと、上部電極(第2の導電層)14cで挟まれる2端子のFTJである。メモリセルは、下部電極12cと、上部電極14cの間の強誘電体膜16cを備える。また、強誘電体膜16cと下部電極12cとの間に、常誘電体膜18cを備える。
下部電極12c、および、上部電極14cは窒化チタン(TiN)である。
強誘電体膜16cは、Si(シリコン)を含有する酸化ハフニウム(ハフニア)である。Si(シリコン)を含有する酸化ハフニウムの誘電率は11である。なお、酸化ハフニウムは、Si以外に、Zr(ジルコン)、Al(アルミニウム)、Y(イットリウム)、Sr(ストロンチウム)、Gd(ガドリニウム)の群から選ばれる少なくとも一つの元素を含有してもかまわない。上記元素を含有することで、強誘電性が発現しやすくなる。
常誘電体膜18cは、酸化タンタルである。酸化タンタルの誘電率は22である。常誘電体膜18aの誘電率は、強誘電体膜16cの誘電率よりも高い。また、常誘電体膜18cのバンドギャップは、強誘電体膜16cのバンドギャップよりも狭い。
以下、本実施形態の不揮発性記憶装置の作用および効果について説明する。
本実施形態のメモリセルでは、I−V特性が正負の電圧方向で非対称となる。よって、本実施形態のメモリセルはオン状態で整流機能を備えている。
図12は、本実施形態のメモリセルの整流比と実誘電体膜の膜厚との関係のシミュレーション結果である。横軸が実誘電体膜の膜厚、縦軸が整流比である。整流比は、±0.3Vで読み出した順方向電流値と逆方向電流値との比である。酸化ハフニウムの膜厚は3.0nmで固定し、酸化タンタルの膜厚を0.5nm刻みで変化させシミュレーションを行っている。
図12から明らかなように、常誘電体膜18cの膜厚が1.5nmより薄い場合は整流性が顕著ではないが、1.5nm以上で顕著な整流性が発現しはじめる。したがって、常誘電体膜18cの膜厚は、1.5nm以上とする。常誘電体膜18cの膜厚は、2.0nm以上、さらには2.5nm以上であることが整流性を大きくする観点から望ましい。
以上、本実施形態によれば、抵抗変化機能と整流機能を有するFTJを備えた不揮発性記憶装置が実現できる。したがって、メモリセルの微細化が容易な不揮発性記憶装置が実現できる。
また、酸化ハフニウムや酸化タンタルは、半導体製造プロセスの前工程での使用実績のある材料であり、半導体デバイスを用いた電子回路で構成される第1の制御回路26や第2の制御回路28とのプロセス整合性が高い。よって、メモリセルの微細化された不揮発性記憶装置の製造が一層容易になるという利点がある。
強誘電体膜や常誘電体膜の膜厚は、例えば、透過型電子顕微鏡(TEM)により、複数個所の膜厚を測定し、その平均値を算出することで同定できる。また、強誘電体膜や常誘電体膜の材料は、例えば、ナノビーム回折(NBD)により同定することが可能である。
以上、実施形態では、常誘電体膜として、チタン酸ストロンチウム、酸化ランタンアルミニウム、酸化タンタルの場合を例に説明したが、強誘電体膜よりも誘電率の高いその他の材料、例えば、酸化チタン等を適用することも可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。例えば、一実施形態の構成要素を他の実施形態の構成要素と置き換えまたは変更してもよい。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
12a〜c 下部電極(第1の導電層)
14a〜c 上部電極(第2の導電層)
16a〜c 強誘電体膜
18a〜c 常誘電体膜
22 第1の電極配線
24 第2の電極配線

Claims (15)

  1. 第1の導電層と、
    第2の導電層と、
    前記第1の導電層と前記第2の導電層との間に設けられる強誘電体膜と、
    前記第1の導電層または前記第2の導電層のいずれか一方と前記強誘電体膜の間に設けられ、前記強誘電体膜よりも誘電率が高く、膜厚が1.5nm以上10nm以下の常誘電体膜と、
    を備える不揮発性記憶装置。
  2. 前記強誘電体膜の膜厚が1.0nm以上10nm以下であることを特徴とする請求項1記載の不揮発性記憶装置。
  3. 前記強誘電体膜が酸化ハフニウムであることを特徴とする請求項1または請求項2記載の不揮発性記憶装置。
  4. 前記酸化ハフニウムが、Zr、Al、Y、Sr、Si、Gdの群から選ばれる少なくとも一つの元素を含有することを特徴とする請求項3記載の不揮発性記憶装置。
  5. 前記常誘電体膜が、酸化ランタンアルミニウム、酸化タンタル、または、酸化チタンを含むことを特徴とする請求項1ないし請求項4いずれか一項記載の不揮発性記憶装置。
  6. 前記強誘電体膜の膜厚と前記常誘電体膜の膜厚の和が10nm以下であることを特徴とする請求項1ないし請求項5いずれか一項記載の不揮発性記憶装置。
  7. 前記第1の導電層および前記第2の導電層が窒化チタンであることを特徴とする請求項3記載の不揮発性記憶装置。
  8. 前記常誘電体膜の膜厚が2.0nm以上であることを特徴とする請求項1ないし請求項7いずれか一項記載の不揮発性記憶装置。
  9. 複数の第1の電極配線と、
    前記第1の電極配線と交差する複数の第2の電極配線と、
    前記第1の電極配線と、前記第2の電極配線が交差する領域に設けられる複数のメモリセルを備え、
    それぞれの前記メモリセルが、前記第1の電極配線と前記第2の電極配線との間に設けられる強誘電体膜と、前記第1の電極配線または前記第2の電極配線のいずれか一方と前記強誘電体膜の間に設けられ、前記強誘電体膜よりも誘電率が高く、膜厚が1.5nm以上10nm以下の常誘電体膜を有することを特徴とする不揮発性記憶装置。
  10. 前記強誘電体膜の膜厚が1.0nm以上10nm以下であることを特徴とする請求項9記載の不揮発性記憶装置。
  11. 前記強誘電体膜が酸化ハフニウムであることを特徴とする請求項9または請求項10記載の不揮発性記憶装置。
  12. 前記酸化ハフニウムが、Zr、Al、Y、Sr、Si、Gdの群から選ばれる少なくとも一つの元素を含有することを特徴とする請求項11記載の不揮発性記憶装置。
  13. 前記常誘電体膜が、酸化ランタンアルミニウム、酸化タンタル、または、酸化チタンを含むことを特徴とする請求項9ないし請求項12いずれか一項記載の不揮発性記憶装置。
  14. 前記強誘電体膜の膜厚と前記常誘電体膜の膜厚の和が10nm以下であることを特徴とする請求項9ないし請求項13いずれか一項記載の不揮発性記憶装置。
  15. 前記常誘電体膜の膜厚が2.0nm以上であることを特徴とする請求項9ないし請求項14いずれか一項記載の不揮発性記憶装置。
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