JP2015060989A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】パターン面積を削減すること。
【解決手段】半導体基板10内に形成され、チャネル領域14aと接触領域14bとを含むウエル14と、前記チャネル領域上に形成されたゲート絶縁膜20と、前記接触領域上に形成され開口24を有する絶縁膜20と、前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極28aと、前記開口を介し前記接触領域と接触するように形成された接触部28bと、を含むシリコンを主成分とする導電層28と、を具備する半導体装置。
【選択図】図10

Description

本発明は、半導体装置およびその製造方法に関し、例えばウエルとゲート電極とが接続される半導体装置およびその製造方法に関する。
低電圧駆動、低消費電力、かつ高速動作可能なMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)技術として、DTMOS(Dynamic Threshold Voltage MOS)が知られている(例えば、特許文献1および2)。DTMOSにおいて、ゲート電極とウエルとを電気的に接続するために高融点シリサイド膜を用いることが知られている(例えば、特許文献1および2)
特開2004−363358号公報 特開2005−26545号公報
しかしながら、ゲート電極とウエルとを電気的に接続するための領域を確保するため、パターン面積が大きくなってしまう。本半導体装置およびその製造方法は、パターン面積を削減することを目的とする。
半導体基板内に形成され、チャネル領域と接触領域とを含むウエルと、前記チャネル領域上に形成されたゲート絶縁膜と、前記接触領域上に形成され開口を有する絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、前記開口を介し前記接触領域と接触するように形成された接触部と、を含むシリコンを主成分とする導電層と、を具備することを特徴とする半導体装置を用いる。
半導体基板内にチャネル領域と接触領域とを含むウエルを形成する工程と、前記半導体基板上に絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜上にシリコンを主に含む第1導電層を形成する工程と、前記接触領域上の前記第1導電層と前記絶縁膜に開口を形成する工程と、前記開口を含むように、前記第1導電層上にシリコンを主成分とする第2導電層を形成する工程と、前記第1導電層と前記第2導電層とから、前記チャネル領域上にゲート電極を形成し、前記接触領域と前記開口を介し接触する接触部と、を形成する工程と、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法を用いる。
本半導体装置およびその製造方法によれば、パターン面積を削減することができる。
図1(a)は、比較例1に係る半導体装置の断面図、図1(b)は回路図である。 図2は、比較例1を用いたNAND回路のレイアウト図である。 図3は、比較例2の接触領域の断面図である。 図4(a)から図4(d)は、実施例1に係る半導体装置の製造方法を示す図(その1)である。 図5(a)から図5(d)は、実施例1に係る半導体装置の製造方法を示す図(その2)である。 図6(a)から図6(d)は、実施例1に係る半導体装置の製造方法を示す図(その3)である。 図7(a)から図7(d)は、実施例1に係る半導体装置の製造方法を示す図(その4)である。 図8(a)から図8(d)は、実施例1に係る半導体装置の製造方法を示す図(その5)である。 図9(a)から図9(d)は、実施例1に係る半導体装置の製造方法を示す図(その6)である。 図10(a)から図10(d)は、実施例1に係る半導体装置の製造方法を示す図(その7)である。 図11は、実施例1を用いたNAND回路のレイアウト図である。 図12(a)から図12(d)は、実施例2に係る半導体装置の製造方法を示す図(その1)である。 図13(a)から図13(d)は、実施例2に係る半導体装置の製造方法を示す図(その2)である。 図14(a)から図14(d)は、実施例2に係る半導体装置の製造方法を示す図(その3)である。 図15(a)から図15(d)は、実施例2に係る半導体装置の製造方法を示す図(その4)である。 図16(a)から図16(d)は、実施例2に係る半導体装置の製造方法を示す図(その5)である。 図17(a)から図17(d)は、実施例2に係る半導体装置の製造方法を示す図(その6)である。 図18(a)から図18(d)は、実施例2に係る半導体装置の製造方法を示す図(その7)である。 図19は、実施例2を用いたNAND回路のレイアウト図である。
図1(a)は、比較例1に係る半導体装置の断面図、図1(b)は回路図である。図1(a)に示すように、比較例1に係るMOSFETにおいて、半導体基板10内に深いウエル12および浅いウエル14が形成されている。ウエル14を囲うようにSTI(Shallow Trench Isolation)16が形成されている。ウエル14内にはチャネル領域14aと接触領域14bが形成されている。接触領域14b内には高濃度拡散領域33が形成されている。チャネル領域14aと接触領域14bとの間にはPTI(Partial Trench Isolation)18が形成されている。PTI18は、ウエル14の上部に形成されているため、ウエル14の下において、チャネル領域14aと接触領域14bとが電気的に接続されている。
半導体基板10のウエル14上に絶縁膜20が形成されている。絶縁膜20上に導電層28が形成されている。導電層28は、ゲート電極28aおよび接触部28bを含む。導電層28の側面にサイドウォール30が形成されている。半導体基板10上に導電層28を覆うように層間絶縁膜36が形成されている。層間絶縁膜36を貫通するコンタクト38が形成されている。層間絶縁膜36上にコンタクト38に接続するように金属層40が形成されている。
コンタクト38aは、接触部28bと接触領域14bとを電気的に接続する。これにより、図1(b)に示すように、MOSFETのソースS、ゲートGおよびドレインDのうち、ゲートGがウエルと電気的に接続される。
図2は、比較例1を用いたNAND回路のレイアウト図である。ウエル14、STI16、PIT18、導電層28、コンタクト38および38a、並びに金属層40および40aを示している。領域80におけるMOSFETはPチャネルであり、領域82におけるMOSFETはNチャネルである。図1(a)は、図2のA−A断面に相当する。
図1(a)のように、接触部28bと接触領域14bとは、コンタクト38aを介し電気的に接続される。コンタクト38aを層間絶縁膜36から露出した状態にできないため、コンタクト38a上はダミーの金属層40aにより覆われる。このため、接触領域14b上に金属層40を配置できない。図2のように、接触領域14bを形成する領域50と、MOSFET等を電気的に配線する金属層40を形成する領域52と、が別の領域となる。よって、パターンサイズが大きくなってしまう。
図3は、比較例2の接触領域の断面図である。図3に示すように、半導体基板10内の接触領域14b上の絶縁膜20および接触部28bに開口24が形成されている。開口24内に高融点金属シリサイド膜35が形成されている。高融点金属シリサイド膜35は開口24を介し接触領域14b内の高濃度拡散領域33に接触している。比較例2のように、高融点金属シリサイド膜35を介しウエル14内の接触領域14bと導電層28内の接触部28bが電気的に接続される。
高融点金属シリサイド膜35の一般的な作製方法は以下である。導電層28および絶縁膜20の開口24内に、高融点金属膜を成膜する。高融点金属膜とウエル14および導電層28のシリコンとを熱処理により反応させる。これにより、高融点金属シリサイド膜35が形成される。
高融点金属膜の成膜方法としてはスパッタリング法が一般的である。スパッタリング法を用い高融点金属膜を形成すると開口24内のカバレッジが悪くなる。ウエル14と導電層28との間に絶縁膜20が形成されていると、開口24の底面端部88において、高融点金属シリサイド膜35が断線し易い、または高抵抗化しやすい。
これを解決するため、高融点金属膜を厚くする、または高融点金属膜をシリサイド化する熱処理の温度を高くする方法が考えられる。しかし、このような方法はソースおよびドレイン領域におけるジャンクションリークが大きくなり採用できない。これにより、開口24を大きくし、高融点金属膜のカバレッジをよくすることになる。よって、比較例2においてはパターン面積を削減できない。
以上のように、比較例1および2においては、パターン面積の削減が容易ではない。以下、パターン削減の可能な実施例について説明する。
図4(a)から図10(d)は、実施例1に係る半導体装置の製造方法を示す図である。図4(a)から図10(a)の図(a)は、実施例1に係る半導体装置の製造方法を示す平面図である。図4(b)から図10(b)の図(b)は、A−A断面図、図4(c)から図10(c)の図(c)はB−B断面図、図4(d)から図10(d)の図(d)はC−C断面図である。なお、実施例1においてはPチャネルMOSFETを例に説明するが、NチャネルFETにおいても同様であることは言うまでもない。
図4(a)から図4(d)に示すように、シリコン単結晶基板である半導体基板10内にSTI16とSTI16より浅いPTI18を形成する。STI16およびPTI18は、半導体基板10にトレンチを形成し、トレンチ内を酸化シリコン膜等の絶縁膜で埋め込むことにより形成する。STI16の深さD1は例えば320nmであり、PTI18の深さD2は例えば100nmである。
半導体基板10内にP型の深いウエル12を形成する。深いウエル12内にN型の浅いウエル14を形成する。ウエル12および14の形成は、イオン注入法およびアニール法により行なう。図4(a)のように、ウエル14は、STI16により囲まれている。図4(b)のように、STI16はウエル14より深い。このためウエル14は他のウエルから電気的に分離される。ウエル14は、チャネル領域14aと接触領域14bとを含む。チャネル領域14aと接触領域14bとの間にPTI18が形成されている。PTI18はウエル14より浅い。図4(a)のように、平面的にはチャネル領域14aと接触領域14bとは、PTI18により分離されている。しかし、図4(b)のように、PTI18はウエル14の上部にのみ部分的に形成されており、PTI18下でチャネル領域14aと接触領域14bとが電気的に接続されている。
図4(a)のように、チャネル領域14aを含むウエルの大きさL1×L2は、例えば500nm×190nmである。接触領域14bを含むウエルの大きさL3は、例えば160nmである。PTI18の大きさL4は、例えば160nmである。なお、STI16およびPTI18の形成工程と、ウエル14および16の形成工程と、を行う順番は逆でもよい。
図5(a)から図5(d)に示すように、半導体基板10のウエル14上に絶縁膜20を形成する。絶縁膜20は、例えば熱酸化法により形成され、酸化シリコンを主成分とする。絶縁膜20、STI16およびPTI18上に導電層22を形成する。導電層22は、多結晶シリコンまたはアモルファスシリコンを主に含む。導電層22は、例えばCVD(Chemical Vapor Deposition)法等の気相成長法を用い形成する。導電層22の膜厚T1は、例えば50nmである。
図6(a)から図6(d)に示すように、導電層22および絶縁膜20に開口24を形成する。開口24は、接触領域14bの上面の一部を露出させる。開口24の大きさL5は、例えば70nmである。
図7(a)から図7(d)に示すように、導電層22上に導電層26を形成する。導電層26は、多結晶シリコンまたはアモルファスシリコンを主に含む。導電層26は、例えばCVD法等の気相成長法を用い形成する。導電層26の膜厚T2は、例えば55nmである。導電層26は、気相成長法を用い形成されるため、開口24内にカバレッジよく形成される。導電層22と導電層26とから導電層28が形成される。導電層28の膜厚は、例えば105nmである。
図8(a)から図8(d)に示すように、導電層28の所望領域をエッチングすることにより、所望のパターンの導電層28を形成する。導電層28は、ゲート電極28a、接触部28bおよびパッド電極28cを含む。ゲート電極28aは、絶縁膜20を介しチャネル領域14a上に形成される。接触部28bは開口24を介し接触領域14bと接触されている。パッド電極28cは、配線とのコンタクトが形成される領域である。ゲート電極28aの長さL6は、例えば60nmである。
図9(a)から図9(d)に示すように、導電層28内のゲート電極28aおよびパッド電極28cがP型(ウエル14と異なる導電型)となるように例えばB(ボロン)またはAl(アルミニウム)をイオン注入する。導電層28内の接触部28bがN型(ウエル14と同じ導電型)となるようにAs(砒素)または燐(P)をイオン注入する。導電層28の側面にサイドウォール30を形成する。サイドウォール30は、例えば酸化シリコンまたは窒化シリコンを主に含む。サイドウォール30をマスクにウエル14内にN型のソースまたはドレイン領域32を形成する。接触領域14b内にN型の高濃度拡散層を形成してもよい。
図10(a)から図10(d)に示すように、導電層28上、およびソースまたはドレイン領域32上にシリサイド層34を形成する。シリサイド層34は、例えば膜厚が5nmのコバルトシリサイド(CoSi)である。シリサイド層34は、導電層28上、およびソースまたはドレイン領域32上にコバルト(Co)等の金属膜を形成し、熱処理することにより形成できる。半導体基板10上に導電層28を覆うように層間絶縁膜36を形成する。層間絶縁膜36は、例えば酸化シリコンを主に含む。層間絶縁膜36を貫通するコンタクト38を形成する。層間絶縁膜36上に金属層40を形成する。コンタクト38は、例えばタングステン(W)、AlまたはCuを主成分とする。金属層40は、例えばAlまたはCuを主成分とする。コンタクト38は、ソースまたはドレイン領域32と金属層40とを電気的に接続させる。コンタクト38は、導電層28と金属層40とを電気的に接続させる。金属層40は、配線として機能する。さらに、上層の配線、層間絶縁膜およびパッシベーション膜を形成する。
図11は、実施例1を用いたNAND回路のレイアウト図である。図10(b)および図11に示すように、領域54において、接触領域14b上に、接触領域14bとは接続されていない金属層40を形成できる。このため、比較例1の図2に比べ回路面積を削減できる。
実施例1によれば、図4(a)から図4(d)のように、半導体基板10内にウエル14を形成する。図5(a)から図5(d)のように、半導体基板10上に絶縁膜20を形成する。絶縁膜20上にシリコンを主に含む導電層22(第1導電層)を形成する。図6(a)から図6(d)のように、ウエル14内のチャネル領域14a以外の領域14b上の第1導電層22と絶縁膜20に開口24を形成する。図7(a)から図7(d)のように、開口24を含むように、導電層22上にシリコンを主成分とする導電層26(第2導電層)を形成する。図8(a)から図8(d)のように、導電層22と導電層26とから、チャネル領域14a上にゲート電極28aと、開口24を介しウエル14と接触する接触部28bと、を形成する。これにより、パターン面積を削減できる。
また、導電層26が多結晶シリコンまたはアモルファスシリコンを主成分とするため、導電層26を形成する際に、カバレッジをよくできる。よって、比較例2のように、導電層26の断線または高抵抗化を抑制できる。これにより、開口24を微細化することができ、パターン面積を削減できる。さらに、絶縁膜20に開口24を形成する際は、開口24以外の絶縁膜20が導電層22にカバーされている。このため、絶縁膜20が損傷を受けることを抑制できる。
図12(a)から図18(d)は、実施例2に係る半導体装置の製造方法を示す図である。図12(a)から図18(a)の図(a)は、実施例2に係る半導体装置の製造方法を示す平面図である。図12(b)から図18(b)の図(b)は、A−A断面図、図12(c)から図18(c)の図(c)はB−B断面図、図12(d)から図18(d)の図(d)はC−C断面図である。
図12(a)から図12(d)に示すように、シリコン単結晶基板である半導体基板10内にSTI16と浅いPTI18を形成する。STI16およびPTI18の深さD1およびD2は例えば320nmおよび100nmである。半導体基板10内にP型の深いウエル12およびN型の浅いウエル14を形成する。
図12(a)のように、チャネル領域14aを含むウエルの大きさL1×L2は、例えば500nm×190nmである。PTI18の大きさL4×L7は、例えば200nm×160nmである。その他の詳細は、実施例1の図4(a)から図4(d)と同じであり説明を省略する。
図13(a)から図13(d)に示すように、半導体基板10のウエル14上に絶縁膜20を形成する。絶縁膜20、STI16およびPTI18上に導電層22を形成する。導電層22は、多結晶シリコンまたはアモルファスシリコンを主に含む。導電層22の膜厚T1は、例えば50nmである。その他の詳細は、実施例1の図5(a)から図5(d)と同じであり説明を省略する。
図14(a)から図14(d)に示すように、導電層22およびPTI18に開口24を形成する。開口24は、チャネル領域14a以外のウエル14の領域を露出させる。開口24の大きさL5は、例えば70nmである。その他の詳細は、実施例1の図6(a)から図6(d)と同じであり説明を省略する。
図15(a)から図15(d)に示すように、導電層22上に導電層26を形成する。導電層22およびPTI18の開口24内は導電層26により埋め込まれる。導電層26は、多結晶シリコンまたはアモルファスシリコンを主に含む。導電層26の膜厚T2は、例えば55nmである。導電層22と導電層26とから導電層28が形成される。導電層28の膜厚は、例えば105nmである。その他の詳細は、実施例1の図7(a)から図7(d)と同じであり説明を省略する。
図16(a)から図16(d)に示すように、導電層28の所望領域をエッチングすることにより、所望のパターンの導電層28を形成する。導電層28は、ゲート電極28a、接触部28bおよびパッド電極28cを含む。ゲート電極28aは、絶縁膜20を介しチャネル領域14a上に形成される。接触部28bは開口24を介しウエル14と接触している。パッド電極28cは、配線とのコンタクトが形成される領域である。ゲート電極28aの長さL6は例えば60nmである。その他の詳細は、実施例1の図8(a)から図8(d)と同じであり説明を省略する。
図17(a)から図17(d)に示すように、導電層28内のゲート電極28aおよびパッド電極28cがP型となるようにイオン注入する。導電層28内の接触部28bがN型となるようにイオン注入する。導電層28の側面にサイドウォール30を形成する。サイドウォール30をマスクにウエル14内にN型のソースまたはドレイン領域32を形成する。その他の詳細は、実施例1の図9(a)から図9(d)と同じであり説明を省略する。
図18(a)から図18(d)に示すように、導電層28上、およびソースまたはドレイン領域32上にシリサイド層34を形成する。半導体基板10上に導電層28を覆うように層間絶縁膜36を形成する。層間絶縁膜36を貫通するコンタクト38を形成する。層間絶縁膜36上に金属層40を形成する。さらに、上層の配線、層間絶縁膜およびパッシベーション膜を形成する。その他の詳細は、実施例1の図10(a)から図10(d)と同じであり説明を省略する。
図19は、実施例2を用いたNAND回路のレイアウト図である。図18(a)および図19に示すように、領域56において、導電層28の接触部とパッド電極とを並べて配置することにより、実施例1の図11よりさらにパターン面積の削減が可能となる。
実施例1のように、開口24が形成される絶縁膜は、ゲート絶縁膜20を含んでもよい。これにより、開口24を容易に形成できる。実施例2のように、開口24が形成される絶縁膜は、ウエル14の上部に形成されたトレンチアイソレーションであるPIT18を含んでもよい。これにより、パターン面積を削減できる。
以上、発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
なお、以上の説明に関して更に以下の付記を開示する。
(付記1)半導体基板内に形成され、チャネル領域と接触領域とを含むウエルと、前記チャネル領域上に形成されたゲート絶縁膜と、前記接触領域上に形成され開口を有する絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、前記開口を介し前記接触領域と接触するように形成された接触部と、を含むシリコンを主成分とする導電層と、を具備することを特徴とする半導体装置。
(付記2)前記絶縁膜は、前記ゲート絶縁膜を含むことを特徴とする付記1記載の半導体装置。
(付記3)前記絶縁膜は前記ウエルの上部に形成されたトレンチアイソレーションを含むことを特徴とする付記1記載の半導体装置。
(付記4)前記チャネル領域と前記接触領域との間の前記ウエルの上部に形成されたトレンチアイソレーションを具備することを特徴とする付記1から3のいずれか一項記載の半導体装置。
(付記5)前記ゲート電極は、前記ウエルと異なる導電型を有し、前記接触部は前記ウエルと同じ導電型を有することを特徴とする付記1から4のいずれか一項記載の半導体装置。
(付記6)半導体基板内にチャネル領域と接触領域とを含むウエルを形成する工程と、前記半導体基板上に絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜上にシリコンを主に含む第1導電層を形成する工程と、前記接触領域上の前記第1導電層と前記絶縁膜に開口を形成する工程と、前記開口を含むように、前記第1導電層上にシリコンを主成分とする第2導電層を形成する工程と、前記第1導電層と前記第2導電層とから、前記チャネル領域上にゲート電極を形成し、前記接触領域と前記開口を介し接触する接触部と、を形成する工程と、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記7)前記絶縁膜は、ゲート絶縁膜を含むことを特徴とする付記6記載の半導体装置の製造方法。
(付記8)前記絶縁膜は前記ウエルの上部に形成されたトレンチアイソレーションを含むことを特徴とする付記6記載の半導体装置の製造方法。
10 半導体基板
12、14 ウエル
14a チャネル領域
14b 接触領域
16 STI
18 PTI
20 ゲート絶縁膜
22、26、28 導電層
28a ゲート電極
28b 接触部
28c パッド電極
30 サイドウォール
32 ソースまたはドレイン領域
34 シリサイド層
36 層間絶縁膜
38 コンタクト
40 金属層

Claims (6)

  1. 半導体基板内に形成され、チャネル領域と接触領域とを含むウエルと、
    前記チャネル領域上に形成されたゲート絶縁膜と、
    前記接触領域上に形成され開口を有する絶縁膜と、
    前記ゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極と、前記開口を介し前記接触領域と接触するように形成された接触部と、を含むシリコンを主成分とする導電層と、
    を具備することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記絶縁膜は、前記ゲート絶縁膜を含むことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記絶縁膜は前記ウエルの上部に形成されたトレンチアイソレーションを含むことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 前記チャネル領域と前記接触領域との間の前記ウエルの上部に形成されたトレンチアイソレーションを具備することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の半導体装置。
  5. 前記ゲート電極は、前記ウエルと異なる導電型を有し、前記接触部は前記ウエルと同じ導電型を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の半導体装置。
  6. 半導体基板内にチャネル領域と接触領域とを含むウエルを形成する工程と、
    前記半導体基板上に絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜上にシリコンを主に含む第1導電層を形成する工程と、
    前記接触領域上の前記第1導電層と前記絶縁膜に開口を形成する工程と、
    前記開口を含むように、前記第1導電層上にシリコンを主成分とする第2導電層を形成する工程と、
    前記第1導電層と前記第2導電層とから、前記チャネル領域上にゲート電極を形成し、前記接触領域と前記開口を介し接触する接触部と、を形成する工程と、
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。

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