JP2015060969A - 発光装置 - Google Patents

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民雄 安東
忠仁 古山
Tadahito Furuyama
忠仁 古山
俊輔 藤田
Shunsuke Fujita
俊輔 藤田
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【課題】外部に取り出される蛍光の発光強度が従来よりも高い発光装置を提供する。【解決手段】第1のピーク波長を有する励起光を第2のピーク波長を有する蛍光に波長変換して、前記励起光と前記蛍光を含む出射光を出射する波長変換部材、及び、前記波長変換部材に前記励起光を照射する光源、を備えてなる発光装置であって、前記出射光の発光スペクトルにおいて、前記第1のピーク波長における発光強度I1及び前記第2のピーク波長における発光強度I2が、0<I1/I2≰1の関係を満たすことを特徴とする発光装置。【選択図】図1

Description

本発明は、プロジェクター用として好適な発光装置に関するものである。
近年、プロジェクターを小型化するため、光源としてのLED(Light Emitting Diode)やLD(Laser Diode)と、波長変換部材とを備えた発光装置が提案されている。例えば、特許文献1には、複複数のセグメント領域を有し、少なくとも当該複数のセグメント領域に、励起光を受けて所定の波長帯域光を発する蛍光体層と、光を透過させる透過部と、がそれぞれ形成された発光板(波長変換部材)と、励起光を蛍光体層に照射する光源とを備えた発光装置が開示されている。
図6に従来の発光装置の模式的側面図を示す。発光装置11において、光源15から出射した励起光Lは波長変換部材12に照射される。励起光Lは、波長変換部材12における蛍光体層14により別の波長の蛍光Lに変換され、励起光Lの入射する面とは反対側の面から出射される。特許文献1には、例えば、光源15として青色の励起光を発するレーザー光源、蛍光体層14に用いられる蛍光体として青色の励起光を緑色の蛍光に変換する蛍光体が例示されている。
特開2011−100163号公報
プロジェクター用の発光装置においては、励起光の波長を別の波長を有する蛍光に効率良く変換して外部に取り出す必要がある。しかしながら、従来の発光装置においては、外部に取り出される蛍光の発光強度が不十分であり、プロジェクターの輝度を十分に高めることができないという問題がある。
以上に鑑み、本発明は、外部に取り出される蛍光の発光強度が従来よりも高い発光装置を提供することを課題とする。
従来のプロジェクター用の発光装置においては、励起光の蛍光への変換効率を最大化するため、励起光を蛍光に全変換する試みが行われてきた。しかしながら、本発明者等が鋭意検討した結果、励起光を蛍光に全変換する場合よりも、励起光を部分的に蛍光に波長変換し、励起光の一部は波長変換せずにそのまま波長変換部材を透過させたほうが、得られる蛍光の発光強度が高くなることを見出した。
すなわち、本発明の発光装置は、第1のピーク波長を有する励起光を第2のピーク波長を有する蛍光に波長変換して、前記励起光と前記蛍光を含む出射光を出射する波長変換部材、及び、前記波長変換部材に前記励起光を照射する光源、を備えてなる発光装置であって、前記出射光の発光スペクトルにおいて、前記第1のピーク波長における発光強度I及び前記第2のピーク波長における発光強度Iが、0<I/I≦1の関係を満たすことを特徴とする。
本発明の発光装置は、前記出射光の発光スペクトルにおいて、前記第1のピーク波長における発光強度I及び前記第2のピーク波長における発光強度Iが、0.001≦I/I≦0.8の関係を満たすことが好ましい。
本発明の発光装置は、前記第1のピーク波長が300〜500nmであることが好ましい。
本発明の発光装置は、前記波長変換部材が、ガラスマトリクス中に蛍光体粉末が分散してなることが好ましい。
本発明の発光装置は、プロジェクター用であることが好ましい。
本発明によれば、外部に取り出される蛍光の発光強度が従来よりも高い発光装置を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る発光装置の模式的側面図である。 本発明の一実施形態に係る発光装置から得られる出射光の発光スペクトルを示すグラフである。 実験例1において得られた発光スペクトルを示すグラフである。 実験例2において、波長変換部材への励起光照射のシミュレーションに用いた発光装置のモデル(側面図)を示す図である。 実験例2において得られた発光スペクトルを示すグラフである。 従来の発光装置の模式的側面図である。
以下、図面に基づいて本発明の発光装置を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る発光装置の模式的側面図である。図1に示す通り、発光装置1は波長変換部材2及び光源3を備えてなるものである。光源3から出射された第1のピーク波長を有する励起光Lが波長変換部材2の光入射面2aから入射する。波長変換部材2の内部で励起光Lが、第2のピーク波長を有する蛍光Lに部分的に変換され、光出射面2bから出射される。一方、波長変換部材2の内部で波長変換されなかった励起光Lは、そのまま透過して光出射面2bから出射される。すなわち、波長変換部材2の光出射面2bからは、蛍光Lと励起光Lの合成光が出射光Loutとして出射される。
出射光Loutの発光スペクトルは、図2に示すように、励起光L由来の第1のピーク、及び、蛍光L由来の第2のピークを有する。ここで、第1のピーク波長の発光強度I及び第2のピーク波長の発光強度Iは、0<I/I≦1の関係を満たす。I/Iが0の場合、蛍光Lの強度が低くなる傾向がある。一方、I/Iが大きすぎると、出射光Loutに含まれる励起光Lの強度が高くなるため、バンドパスフィルター等により励起光Lをフィルタリングする必要があり、発光装置の構造が複雑になる傾向がある。また、蛍光Lの強度も低くなる傾向がある。より高い発光強度の蛍光Lを得るためには、I/Iは0.001≦I/I≦0.8の範囲にあることが好ましく、0.001≦I/I≦0.5の範囲にあることがより好ましく、0.0012≦I/I≦0.3の範囲にあることがさらに好ましい。
/Iは、波長変換部材2に含まれる蛍光体の濃度、波長変換部材2の厚み(波長変換部材2が透光性基板上に蛍光体層が形成されてなるものである場合は、蛍光体層の厚み)、励起光の強度等を適宜選択することにより、上記範囲に調整される。例えば、励起光の強度及び波長変換部材2の厚みが一定である場合は、波長変換部材2に含まれる蛍光体の濃度を適宜変化させることにより、I/Iを所望の範囲に調整することができる。
以下、発光装置1における各構成部材について説明する。
(波長変換部材2)
波長変換部材2としては、例えばガラスや樹脂のマトリクス中に蛍光体粉末が分散してなる板状のものが挙げられる。特に、ガラスマトリクス中に蛍光体粉末が分散してなる構造であると、耐熱性に優れるため好ましい。また、透光性を有するガラスやセラミック等の基板上に蛍光体層を形成してなるものであってもよい。
蛍光体粉末は、励起光が入射した際に、蛍光を出射する。蛍光体粉末としては、例えば、酸化物蛍光体、窒化物蛍光体、酸窒化物蛍光体、塩化物蛍光体、酸塩化物蛍光体、硫化物蛍光体、酸硫化物蛍光体、ハロゲン化物蛍光体、カルコゲン化物蛍光体、アルミン酸塩蛍光体、ハロリン酸塩化物蛍光体、ガーネット系化合物蛍光体から選ばれた1種以上からなる無機蛍光体粉末が挙げられる。
波長300〜440nmの紫外〜近紫外の励起光を照射すると青色の蛍光を発する無機蛍光体の具体例としては、例えば、Sr(POCl:Eu2+、(Sr,Ba)MgAl1017:Eu2+等が挙げられる。
波長300〜440nmの紫外〜近紫外の励起光を照射すると緑色の蛍光(波長が500nm〜540nmの蛍光)を発する無機蛍光体の具体例としては、例えば、SrAl:Eu2+、SrGa:Eu2+、SrBaSiO:Eu2+、CdS:In、CaS:Ce3+、Y(Al,Gd)12:Ce2+、CaScSi12:Ce3+、SrSiOn:Eu2+、ZnS:Al3+,Cu、CaS:Sn2+、CaS:Sn2+,F、CaSO:Ce3+,Mn2+、LiAlO:Mn2+、BaMgAl1017:Eu2+,Mn2+、ZnS:Cu,Cl、CaWO:U、CaSiOl2:Eu2+、Sr0.2Ba0.7Cl1.1Al3.45:Ce3+,Mn2+、BaMgSi:Eu2+、BaSiO:Eu2+、BaLiSi:Eu2+、ZnO:S、ZnO:Zn、CaBa(POCl:Eu2+、BaAl:Eu2+等が挙げられる。
波長440〜480nmの青色の励起光を照射すると緑色の蛍光(波長が500nm〜540nmの蛍光)を発する無機蛍光体の具体例としては、例えば、SrAl:Eu2+、SrGa:Eu2+、SrBaSiO:Eu2+、Y(Al,Gd)12:Ce2+、CdS:In、CaS:Ce3+、CaScSi12:Ce3+、SrSiOn:Eu2+等が挙げられる。
波長300〜440nmの紫外〜近紫外の励起光を照射すると黄色の蛍光(波長が540nm〜595nmの蛍光)を発する無機蛍光体の具体例としては、例えば、ZnS:Eu2+、Ba(POCl:U、SrWO:U、CaGa:Eu2+、SrSO:Eu2+,Mn2+、ZnS:P、ZnS:P3−,Cl、ZnS:Mn2+等が挙げられる。
波長440〜480nmの青色の励起光を照射すると黄色の蛍光(波長が540nm〜595nmの蛍光)を発する無機蛍光体の具体例としては、例えば、Y(Al,Gd)12:Ce2+、Ba(POCl:U、CaGa:Eu2+、SrSiO:Eu2+が挙げられる。
波長300〜440nmの紫外〜近紫外の励起光を照射すると赤色の蛍光(波長が600nm〜700nmの蛍光)を発する無機蛍光体の具体例としては、例えば、GdGa12:Cr3+、CaGa:Mn2+、CaS:Yb2+,Cl、Na(Mg,Mn)LiSi10:Mn、ZnS:Sn2+、YAl12:Cr3+、SrB13:Sm2+、MgSrSi:Eu2+,Mn2+、α−SrO・3B:Sm2+、ZnS−CdS、ZnSe:Cu,Cl、ZnGa:Mn2+、ZnO:Bi3+、BaS:Au,K、ZnS:Pb2+、ZnS:Sn2+,Li+、ZnS:Pb,Cu、CaTiO:Pr3+、CaTiO:Eu3+、Y:Eu3+、(Y、Gd):Eu3+、CaS:Pb2+,Mn2+、YPO:Eu3+、CaMgSi:Eu2+,Mn2+、Y(P、V)O:Eu3+、YS:Eu3+、SrAl:Eu3+、CaYAlO:Eu3+、LaOS:Eu3+、LiW:Eu3+,Sm3+、(Sr,Ca,Ba,Mg)10(POCl2:Eu2+,Mn2+、BaMgSi:Eu2+,Mn2等が挙げられる。
波長440〜480nmの青色の励起光を照射すると赤色の蛍光(波長が600nm〜700nmの蛍光)を発する無機蛍光体の具体例としては、例えば、MgTiO:Mn4+、KSiF:Mn4+、CaAlSiN:Eu2+、CaSiN:Eu2+、(Ca,Sr)Si:Eu2+、ZnS:Mn2+,Te2+、SrS:Eu2+、CaS:Eu2+、Na1.230.42Eu0.12TiSi11、Na1.230.42Eu0.12TiSi13:Eu3+、CdS:In,Te、Eu等が挙げられる。
無機蛍光体の平均粒子径(D50)は、特に限定されない。無機蛍光体の平均粒子径(D50)は、例えば、1μm〜50μm程度であることが好ましく、5μm〜25μm程度であることがより好ましい。無機蛍光体の平均粒子径(D50)が大きすぎると、マトリクス中に均一に分散することが困難になり、発光色が不均一になる傾向がある。一方、無機蛍光体の平均粒子径(D50)が小さすぎても、凝集によりマトリクス中に均一に分散することが困難になる傾向がある。また、マトリクス(特にガラスマトリクス)と反応して発光強度が低下する傾向がある。
波長変換部材2における蛍光体粉末の含有量は、既述の通り、I/Iが所望の範囲となるように適宜選択される。なお、蛍光体粉末の含有量は、蛍光体粉末の種類や、波長変換部材2の厚み等により異なるため一概には言えないが、例えば、体積%で、好ましくは10〜80%、より好ましくは20〜75%(質量%で、好ましくは1〜90%、より好ましくは5〜70%)である。
波長変換部材2のマトリクスとして使用されるガラスとしては、例えば、硼珪酸塩系ガラスや、SnO−P系ガラス等のリン酸塩系ガラス等が挙げられる。
ガラスマトリクスの軟化点は、250℃〜1000℃であることが好ましく、300℃〜850℃であることがより好ましい。また、ガラスマトリクスの屈折率(nd)は、1.45〜2.00であることが好ましく、1.5〜1.85であることがより好ましい。
波長変換部材2の厚み(波長変換部材2が透光性基板上に蛍光体層が形成されてなるものである場合は、蛍光体層の厚み)も、I/Iが所望の範囲となるように適宜選択される。例えば、波長変換部材2の厚みは、1mm以下であることが好ましく、0.5mm以下であることがより好ましく、0.3mm以下であることがさらに好ましい。波長変換部材2の厚みの下限値は、通常、0.03mm程度である。
波長変換部材2は、例えば、ガラス粉末及び蛍光体粉末を含む混合物をシート状にプレス成形した後、焼成することにより作製することができる。また、得られた焼成体を透光性基板に接着することにより、透光性基板上に蛍光体層が形成されてなる構成としてもよい。
なお、透光性基板上に蛍光体層が形成されてなる波長変換部材は、ガラス粉末及び蛍光体粉末を含む混合物に対し、バインダーや溶剤等を添加してスラリーを作製し、当該スラリーを透光性基板上に均一に塗布した後、焼成することにより作製することもできる。塗布方法としては、スクリーン印刷法、ディスペンス法、スプレー塗布法等が挙げられる。あるいは、上記スラリーから一旦グリーンシートを作製した後、当該グリーンシートを透光性基板上に接着し、焼成することにより作製することも可能である。
(光源3)
光源3は第1のピーク波長を有する励起光を波長変換部材2に照射する。第1のピーク波長としては300〜500nmであることが好ましく、400〜500nmであることがより好ましく、440〜480nmであることがさらに好ましい。
光源3の具体例としては、LDやLEDが挙げられる。
光源3から発せられる励起光の出力は、既述の通り、I/Iが所望の範囲となるように適宜選択される。例えば、励起光の出力は1〜100Wであることが好ましく、1.5〜60Wであることがより好ましい。
(実験例1)
(1)波長変換部材の作製
O‐RO−B―SiO系ガラス粉末(ガラス組成(モル比):59SiO−17B−6Al−3KO−8NaO−7LiO、平均粒子径(D50)3.3μm)に対し、Y(Al,Gd)12:Ce2+蛍光体粉末(平均粒子径(D50)18μm)を表1に記載の各含有量になるように配合し、得られた混合粉末を、プレス金型を用いて直径10mm、厚み15mmの円柱状に予備成形した。得られた予備成形体を600℃で20分間焼成することにより焼結体を得た。焼結体に対し切削、研磨加工を施すことにより厚み0.2mmの波長変換部材を得た。
(2)発光スペクトルの測定
上記で得られた波長変換部材に青色LED(ピーク波長445nm、出力1.87W)を照射し、波長変換部材から発せられる光の強度を積分球内で測定した。得られた発光スペクトルを図3に示す。各試料について、第1及び第2のピーク波長における発光強度の測定結果を表1に示す。
表1から明らかなように、No.1〜3では、第1のピーク波長における発光強度I及び第2のピーク波長における発光強度Iの比I/Iが0.078〜0.63であったため、蛍光強度(I)が510〜543μW/nmと高かった。一方、No.4では、I/Iが0であったため、蛍光強度(I)が296μW/nmと低かった。
(実験例2)
下記の条件により、波長変換部材への励起光照射のシミュレーションを行った。シミュレーションはCYBERNET社のLightToolsを用いて行った。
シミュレーションに用いた発光装置のモデル(側面図)を図4に示す。各パラメータは以下のように設定した。
・波長変換部材
直径:5mm
厚み:0.2mm
ガラスマトリクス:RO‐RO−B―SiO系ガラス(屈折率nd 1.52)
蛍光体粉末:CaAlSiN:Eu2+(屈折率nd 2.3、比重 3.5、平均粒子径(D50)9μm)
蛍光体粉末濃度:10〜50体積%の範囲で適宜選択。
蛍光体粉末の励起スペクトル及び蛍光スペクトル:株式会社日立ハイテクノロジーズ製の分光蛍光光度計F−7000で測定した値を入力。
蛍光体粉末の吸収スペクトル:蛍光体粉末に対する励起光照射実験を行い、次式から得られた値を入力。
α(λex)=1−(Φsc(λex)/Φex(λex))
(α(λex):吸収スペクトル、Φsc(λex):出射側励起光強度、
Φex(λex):入射側励起光強度)
・光源
直径:1mm
発光面と波長変換部材との距離:80mm
励起光照射角度:100°
青色レーザーダイオード
ピーク波長:445nm
出力:1.87W
※「励起光照射角度」は、発光面から出射される光の広がり角度をいう。
・受光面
直径:3mm
波長変換部材との距離:1μm
上記シミュレーションを行った結果、得られた発光スペクトルを図5に示す。第1及び第2のピーク波長における発光強度の測定結果を表2に示す。
表2から明らかなように、No.6及び7では、第1のピーク波長における発光強度I及び第2のピーク波長における発光強度Iの比I/Iが0.013〜0.045であったため、蛍光強度(I)が0.02と高かった。一方、No.5では、I/Iが1.4と大きく、出射光に含まれる励起光の割合が高くなった。また、蛍光強度(I)が0.018と低かった。またNo.8では、I/Iが0であったため、蛍光強度(I)が0.018と低かった。
1 発光装置
2 波長変換部材
2a 光入射面
2b 光出射面
3 光源
11 発光装置
12 波長変換部材
13 透光性基板
14 蛍光体層
15 光源
励起光
発光

Claims (5)

  1. 第1のピーク波長を有する励起光を第2のピーク波長を有する蛍光に波長変換して、前記励起光と前記蛍光を含む出射光を出射する波長変換部材、及び、
    前記波長変換部材に前記励起光を照射する光源、
    を備えてなる発光装置であって、
    前記出射光の発光スペクトルにおいて、前記第1のピーク波長における発光強度I及び前記第2のピーク波長における発光強度Iが、0<I/I≦1の関係を満たすことを特徴とする発光装置。
  2. 前記出射光の発光スペクトルにおいて、前記第1のピーク波長における発光強度I及び前記第2のピーク波長における発光強度Iが、0.001≦I/I≦0.8の関係を満たすことを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記第1のピーク波長が300〜500nmであることを特徴とする請求項1または2に記載の発光装置。
  4. 前記波長変換部材が、ガラスマトリクス中に蛍光体粉末が分散してなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の発光装置。
  5. プロジェクター用であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の発光装置。
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