JP2015060722A - Led照明灯 - Google Patents

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正倫 岩城
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Abstract

【課題】 電源部の小型化が可能なLED照明灯を提供すること。【解決手段】 複数のLEDチップを有するLED発光部と、上記LED発光部に電力を供給する電源部3と、上記LED発光部および電源部3を支持する支持部材と、上記LED発光部、電源部3および上記支持部材を収容し、かつ上記LED発光部からの光を透過する、軸方向を有する筒状の透光カバーと、を備えるLED照明灯であって、電源部3は、定電流制御を行う定電流制御回路36を有しており、定電流制御回路36は、1つのみのコンバータとしてのMOSFET35bを有している。【選択図】 図5

Description

本発明は、LED照明灯に関する。
蛍光灯の代替製品として、LEDチップを光源として用いたLED照明灯が提案されている。特許文献1には、いわゆる直管形蛍光灯の代替製品となるLED照明灯が開示されている。このLED照明灯においては、細長い円筒形の透光カバー内に、複数のLEDチップが収容されている。このLED照明灯が直管形蛍光灯の代替製品として使われる態様として、直管形の蛍光灯を装着することが意図された照明器具に装着される態様がある。
従前の直管形蛍光灯は、たとえば商用の100V交流電力によって点灯する。一方、LEDチップは、直流電力によって点灯する。このため、上記LED照明灯は、交流電力を直流電力に変換(以下、AC/DC変換)する電源部を備える必要がある。AC/DC変換には、複数の電子部品が用いられる。また、LEDチップを適切に点灯させるには、AC/DC変換機能に加えて、定電流制御を行うことが好ましい。
しかしながら、AC/DC変換および定電流制御を行うことにより、多数のLEDチップを点灯させようとすると、上記複数の電子部品における電力損失が増大し、効率が低下してしまう。LED照明灯は、省エネルギー化を目的として直管形蛍光灯の代わりに採用される場合が多い。このため、LED照明灯には、さらなる効率向上が求められ、上記電源部としてもいまだ改善の余地があった。
特開2013−16419号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、電源部の効率向上が可能なLED照明灯を提供することをその課題とする。
本発明によって提供されるLED照明灯は、複数のLEDチップを有するLED発光部と、上記LED発光部に電力を供給する電源部と、上記LED発光部および上記電源部を支持する支持部材と、上記LED発光部、上記電源部および上記支持部材を収容し、かつ上記LED発光部からの光を透過する、軸方向を有する筒状の透光カバーと、を備えるLED照明灯であって、上記電源部は、定電流制御を行う定電流制御回路を有しており、上記定電流制御回路は、1つのみのコンバータを有していることを特徴としている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記コンバータは、MOSFETである。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記電源部は、複数の電子部品と、これらの電子部品が搭載された搭載面およびこの搭載面とは反対側を向く裏面を有する電源基板とを具備しており、上記複数の電子部品は、上記コンバータを内蔵するコンバータICを含んでいる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記コンバータICは、上記搭載面から上記電源基板の厚さ方向に起立した姿勢で搭載されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記コンバータICは、上記電源基板の厚さ方向に対して直角である方向を厚さ方向とする偏平形状である。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記電源部は、上記コンバータICに取り付けられた放熱板を有している。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記放熱板の厚さ方向は、上記コンバータICの厚さ方向と一致している。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記放熱板は、上記電源基板に支持されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記コンバータICは、上記放熱板に正対する金属露出面を有している。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記コンバータと上記放熱板とは、クリップ部材によって固定されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記電源基板は、上記透光カバーの軸方向を長手方向とする長矩形状であり、上記コンバータICおよび上記放熱板の厚さ方向は、上記電源基板の幅方向と一致している。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記電源基板は、複数の貫通孔を有しており、上記コンバータICは、上記貫通孔を通して上記電源基板の上記裏面側に至る複数の端子を有している。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記電源部は、上記放熱板に接合されているとともに、上記貫通孔を通して上記電源基板の上記裏面側に至る支持ロッドを有する固定部材を有している。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記支持ロッドは、上記電源基板の上記裏面に対してはんだによって接合されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記LED発光部と上記電源部とは、上記軸方向と直角である方向において、上記支持部材を挟んで互いに反対側に位置している。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記電源部は、上記電源基板の上記搭載面が上記支持部材に正対する姿勢とされている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記電源基板の上記裏面には、白色のレジスト層が設けられている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記支持部材は、支持面および裏面を有する底板部と、この底板部の両端に繋がり、かつ上記裏面が向く方向に起立した一対の側板部とを有している。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記LED発光部は、上記支持部材の上記底板部の上記支持面に支持されており、上記電源部は、上記支持部材の上記底板部と上記一対の側板部とに囲まれた空間に配置されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記支持部材の上記底板部の上記裏面と上記電源部との間には、絶縁シートが介在している。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記絶縁シートは、上記底板部の上記裏面に接合されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記透光カバーは、上記LED発光部からの光を拡散させつつ透過させる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記LED発光部は、上記複数のLEDチップを支持する細長状のLED基板を備えており、上記複数のLEDチップは、上記LED基板の長手方向に沿って配列されている。
本発明によれば、上記特定電子部品の一部が上記電源基板の上記空隙部に収容されていることにより、上記電源部の小型化を図ることができる。これにより、上記LED発光部を配置するための空間をより大きく確保することができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明の第一実施形態に基づくLED照明灯を示す一部切断正面図である。 図1のLED照明灯を示す要部平面図である。 図2のIII−III線に沿う断面図である。 図1のLED照明灯のLED照明灯を示す断面図である。 図1のLED照明灯のLEDモジュールを示す断面図である。 図1のLED照明灯の電源部を示す平面図である。 図1のLED照明灯の電源部を示す側面図である。 図1のLED照明灯の電源部のコンバータICを示す要部平面図である。 図1のLED照明灯の電源部のコンバータICを示す要部正面図である。 図1のLED照明灯の電源部のコンバータICを示す要部背面図である。 図9のXI−XI線に沿う要部断面図である。 図9のXII−XII線に沿う要部断面図である。 図1のLED照明灯の電源部を示す回路図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図4は、本発明の第一実施形態に基づくLED照明灯を示している。本実施形態のLED照明灯A1は、支持部材1、LED発光部2、電源部3、透光カバー4および口金5を備えている。LED照明灯A1は、直管形蛍光灯の代替品として用いられるものであり、たとえば天井Wに設置された直管形蛍光灯用の給電部6に装着される。図1は、LED照明灯A1の正面図であり、理解の便宜上、透光カバー4の一部を切断している。図2は、LED照明灯A1の平面図であり、理解の便宜上、透光カバー4の片側半分を省略している。図3は、図2のIII−III線に沿うyz平面における断面図である。図4は、図2のIII−III線に沿うyz平面と平行であって、電源部3を横切るyz平面における断面図である。なお、z方向は、透光カバー4の軸方向であり、x方向は、透光カバー4の長手方向である。
支持部材1は、LED発光部2を支持するためのものであり、本実施形態においては、さらに電源部3を支持している。支持部材1は、たとえばアルミからなり、LED発光部2から発せられた熱を逃がす機能を果たす。支持部材1は、x方向を長手方向とする細長状であり、底板部11および一対の側板部12を有している。なお、支持部材1は、たとえばアルミを対象材とした押出成形によって形成可能であり、この場合、断面形状は一定である。本実施形態においては、支持部材1のy方向寸法は、20〜28mm程度、z方向寸法は、5〜10mm程度である。
底板部11は、x方向を長手方向としy方向を幅方向とする略長矩形状であり、支持面11aおよび裏面11bを有している。支持面11aと裏面11bとは、底板部11の厚さ方向において互いに反対側を向いている。支持面11aは、LED発光部2を支持する面である。裏面11bは、電源部3と正対する面であり、本実施形態においては、絶縁シート13が貼り付けられている。絶縁シート13は、たとえばポリイミド樹脂などの絶縁材料からなる。一対の側板部12は、底板部11のy方向両端に繋がっており、z方向に起立している。本実施形態においては、底板部11と一対の側板部12との境界部分は、なだらかに屈曲している。各側板部12には、リブ12aが形成されている。リブ12aは、側板部12のz方向中央付近にあり、y方向外方に突出している。
LED発光部2は、LED基板21および複数のLEDモジュール22を具備している。LED基板21は、複数のLEDモジュール22が搭載されるものである。LED基板21は、たとえばセラミックまたはガラスエポキシ樹脂などの絶縁材料からなる基材および配線パターン(図示略)からなる。LED基板21は、x方向を長手方向としy方向を幅方向とする略長矩形状である。本実施形態においては、LED基板21が支持部材1の底板部11の支持面11aにたとえば接着テープ(図示略)によって接合されている。
複数のLEDモジュール22は、LED基板21にx方向に沿って一列に搭載されている。図5に示すように、LEDモジュール22は、LEDチップ22a、リード22b、ケース22cおよび封止樹脂22dを有する。LEDチップ22aは、たとえば青色光を発する。リード22bは、LEDチップ22aを支持しており、またLEDチップ22aへの導通経路を形成している。リード22bは、たとえばCuからなる。ケース22cは、リード22bの少なくとも一部を覆い、かつLEDチップ22aを囲む枠状に形成されており、たとえば白色のエポキシ樹脂からなる。封止樹脂22dは、LEDチップ22aを覆っており、ケース22cによって囲まれた領域に充填されている。封止樹脂22dは、たとえば透明なエポキシ樹脂に蛍光材料が混入された材質からなる。この蛍光材料は、LEDチップ22aからの青色光によって励起されることにより、黄色光を発する。あるいは、LEDチップ22aからの青色光によって励起されることにより、赤色光を発する蛍光材料と緑色光を発する蛍光材料とを用いてもよい。このような構成により、LEDモジュール22からは、たとえば昼光色などの白色、あるいは電球色などが発せられる。
本実施形態においては、複数のLEDチップ22aは、1組が互いに直列に接続された32個ずつのLEDチップ22aからなる3組によって構成されており、これらの3組が互いに並列に接続されている。
電源部3は、電源基板31および複数の電子部品35からなる。電源部3は、たとえば商用の100V交流電力を、LED発光部2を点灯させるのに適した定電流直流電力に変換する、AC/DC変換機能および定電流制御機能を果たす。図6は、電源部3を示す平面図であり、図7は、側面図である。図8は、コンバータIC35aを示す要部平面図であり、図9は要部正面図、図10は要部背面図である。図11は、図9のXI−XI線に沿うyz平面における要部断面図であり、図12は、図9のXII−XII線に沿うyz平面における要部断面図である。図13は、電源部3を示す回路図である。
電源基板31は、たとえばガラスエポキシ樹脂からなる基材を有しており、搭載面31aおよび裏面31bを有している。搭載面31aおよび裏面31bは、厚さ方向において互いに反対側を向いている。また、搭載面31aおよび裏面31bには、配線パターン(図示略)が形成されている。この配線パターンは、複数の電子部品35のための導通経路を構成する。本実施形態においては、電源基板31は、x方向寸法が252mm程度、y方向寸法が16mm程度である。
図6に示すように、電源基板31は、一対ずつの入力端子37および出力端子38を有している。一対の入力端子37は、外部からの電力供給を受ける部分であり、本実施形態においては、90〜264Vの交流電力を受ける。一対の出力端子38は、LED発光部2への電力を出力する部分であり、本実施形態においては、40〜54V、250〜300mA、好ましくは285mA程度の直流電力を出力する。このため、上述したLEDチップ22aの各組には、95mAずつが供給される。
複数の電子部品35は、電源部3のAC/DC変換機能や定電流制御を実現する電気回路を構成するものである。複数の電子部品35は、電源基板31の搭載面31aに実装されており、上記配線パターンを介して互いに適宜導通している。図13に示すように、本実施形態においては、複数の電子部品35は、たとえば、整流回路、昇圧回路、平滑回路、定電流回路36および降圧回路を構成している。
上記整流回路は、入力端子37から入力された交流電力を整流することにより直流電力へと変換する回路である。この整流回路は、たとえば複数のダイオードブリッジが内蔵された整流素子として構成された電子部品35によって構成される。上記昇圧回路は、上記整流回路によって得られた直流電力を昇圧する回路である。この昇圧回路、たとえばコイル素子として構成された電子部品35を含んで構成される。上記平滑回路は、上記整流回路および上記昇圧回路によって得られた直流電力に含まれるリップルと称される脈動成分を除去する回路である。この平滑回路は、たとえばコンデンサとして構成された電子部品35を含んで構成される。
定電流回路36は、上記平滑回路によって平滑化された直流電力をLED発光部2の複数のLEDチップ22aの点灯に適した定電流として出力する回路である。定電流回路36は、複数の電子部品35に含まれるコンバータIC35aを主な機能素子として構成されている。
コンバータIC35aは、1つのみのMOSFET35bをコンバータとして有している。図8〜図12に示すように、コンバータIC35aは、全体として偏平な形状であり、本実施形態においては電源基板31の幅方向であるy方向が厚さ方向と一致する姿勢で起立している。コンバータIC35aは、MOSFET35b、複数の端子35c、アイランド35dおよび封止樹脂35fを有している。また、図13に示すように、コンバータIC35aは、制御部(図中、CONTOROLの符号が付された箇所)を有している。
アイランド35dは、たとえばいわゆるリードの一部によって構成されており、たとえばCuなどの金属からなる。MOSFET35bは、半導体素子によって構成されており、本実施形態においてはアイランド35dに接合されている。複数の端子35cは、上記リードの一部であり、コンバータIC35aを電源基板31に搭載するためのものである。本実施形態においては、z方向に沿った直線状の端子35cと、途中部分が折り曲げられたクランク状の端子35cとが備えられている。複数の端子35cは、電源基板31に形成された複数の貫通孔を通して、裏面31b側に突出している。複数の端子35cのうち裏面31b側に突出した部分は、はんだ35gによって裏面31bに形成された上記配線パターンに導通接続されている。封止樹脂35fは、MOSFET35bの全体と、アイランド35dの一部とを覆っており、たとえば黒色のエポキシ樹脂からなる。アイランド35dは、金属露出面35eを有している。金属露出面35eは、アイランド35dのうち封止樹脂35fから露出した面であり、本実施形態においては、y方向を向く平面である。また、金属露出面35eは、封止樹脂35fの表面と面一であるか、若干突出することが好ましい。
さらに、電源部3は、放熱板32、クリップ部材33および2つの固定部材34を備えている。放熱板32は、コンバータIC35aから発した熱を外部に放散するためのものであり、たとえばアルミなどの金属からなる板状部材である。本実施形態においては、放熱板32は、x方向を長手方向、z方向を幅方向、y方向を厚さ方向とする長矩形状であり、コンバータIC35aと平行な姿勢で、電源基板31に対して起立している。コンバータIC35aの構成要素のうち、主な発熱要素はMOSFET35bである。そして、放熱板32には、アイランド35dの金属露出面35eが正対しており、本実施形態においては、放熱板32と金属露出面35eが接している。なお、放熱板32と金属露出面35eとは、単に接している構成でもよいし、熱伝導を向上させるための接合材を介して接合されていてもよい。
クリップ部材33は、コンバータIC35aと放熱板32とを互いに固定するためのものである。クリップ部材33は、たとえば金属板を折り曲げ加工することによって形成されており、コンバータIC35aと放熱板32とを挟持する弾性力を発揮する。図11に示すように、本実施形態においては、クリップ部材33は、ねじまたはリベットなどによって放熱板32に取り付けられている。
2つの固定部材34は、放熱板32を電源基板31に固定するためのものである。本実施形態においては、2つの固定部材34は、放熱板32のx方向両端付近に設けられている。各固定部材34は、たとえば金属製であり、支持ロッド34aを有している。図12に示すように、各固定部材34は、ねじまたはリベットなどによって放熱板32に固定されている。支持ロッド34aは、z方向に延びる棒状部分であり、電源基板31の貫通孔を通して、裏面31b側に突出している。支持ロッド34aのうち裏面31b側に突出した部分は、はんだ34bによって裏面31bに固定されている。なお、支持ロッド34aは、上記配線パターンの適所にはんだ34bを介して接合されることが好ましい。この配線パターンの適所は、電気的に複数の電子部品35とは絶縁された箇所、あるいは放熱板32と導通することが許可される箇所、が望ましい。
上記降圧回路は、定電流回路36からの直流電力をLED発光部2の複数のLEDチップ22aの点灯に適した電圧に降圧する回路である。この降圧回路は、トランスとして構成された電子部品35を含んで構成される。
また、上記降圧回路と一対の出力端子38との間には、複数の電子部品35の一つであるコンデンサ35hが配置されている。このコンデンサ35hは、一対の出力端子38に対して並列に接続されており、出力される直流電力の脈動(いわゆるリップル)を低減するために設けられている。
図3および図4に示すように、本実施形態においては、電源部3は、底板部11と一対の側板部12とに囲まれた空間に配置されている。また、電源部3は、電源基板31の搭載面31aが支持部材1の底板部11の裏面11bと正対する姿勢とされている。このため、複数の電子部品35は、z方向において支持部材1の底板部11と電源基板31とに挟まれており、y方向において一対の側板部12に囲まれた格好となっている。また、図4に示すように、コンバータIC35aは、底板部11および電源基板31に挟まれ、かつこれらと直角に起立した姿勢で搭載されている格好となっている。
図9〜図12に示すように、電源基板31の搭載面31aおよび裏面31bには、レジスト層39が設けられている。レジスト層39は、たとえば白色であり、上記配線パターンのうち複数の電子部品35と接合されるべき部位や一対ずつの入力端子37および出力端子38などを露出させる一方、それ以外の領域を広く覆っている。
透光カバー4は、x方向に長く延びる略円筒形状であり、たとえば、塩化水銀などの拡散材を添加された透明なポリカーボネート樹脂により形成されている。透光カバー4は、LED発光部2からの光を拡散しつつ透過する。図3および図4に示すように、透光カバー4には、2つのリブ41が形成されている。各リブ41は、x方向に長く延びており、y方向内方に突出している。リブ41に支持部材1のリブ12aが係合することにより、透光カバー4に対して支持部材1がずれたり回転したりすることが阻止されている。
口金5は、透光カバ−4の両端に取り付けられている。口金5は、給電部6に対してLED照明灯A1を取り付けるとともに、電源部3へと交流電力を導く経路となる。
次に、LED照明灯A1の作用について説明する。
本実施形態によれば、電源部3の定電流回路36によって、定電流制御された直流電力をLED発光部2へと出力することができる。定電流回路36は、1つのみのコンバータとしてのMOSFET35bを有するコンバータIC35aを含んでいる。コンバータは、定電流制御などを実現するために好ましい機能を発揮するが、電力損失が不可避的に発生してしまう。電源部3においては、定電流制御のためのコンバータとしてのMOSFET35bを備えるものの、これ以外のコンバータは備えない。このため、たとえば別のコンバータを含む力率改善回路(PFC)を備える構成の場合と比べて、電力損失を低減させることができる。したがって、電源部3の電力効率を向上させることができる。
特にLED照明灯A1のLED発光部2は、各々が直列に接続された32個のLEDチップ22aからなる3組が互いに並列に接続された構成とされている。このように、直列数が並列数の10倍を超えるほどに顕著に大であることにより、電源部3からLED発光部2に供給する直流電力は、たとえば各組あたり95mA程度、全体で250〜300mA、好ましくは285mA程度と、比較的低電流である。一方、LED発光部2に供給される直流電力の電圧は、40〜54V程度と、比較的高電圧である。電源部3からの出力電力を定電流かつ高電圧とすることにより、電源部3は、力率改善回路を備えないにも関わらず、力率が0.99と非常に高力率を達成している。そして、電源部3の電力効率は、90%以上であり、上記好ましい条件においては92%を超えるものとなる。このような高力率化および高効率化により、LED照明灯A1の発光効率は、120lm/Wを超えるものとなっている。
また、コンデンサ35hが一対の出力端子38に対して並列に接続されていることによって、出力される直流電力の脈動(いわゆるリップル)を低減することができる。
図8〜図12に示すように、コンバータIC35aが電源基板31に対して起立した姿勢であることにより、コンバータIC35aから発生した熱が、たとえばコンバータIC35aと電源基板31との間にこもってしまうことを防止することができる。扁平形状であるコンバータIC35aは、起立した状態で、その側面に沿って熱気が移動しやすい。したがって、コンバータIC35aからの熱の放散をより促進することができる。
コンバータIC35aに取り付けられた放熱板32を備えることにより、コンバータIC35aからの熱をより効率よく逃がすことができる。アルミからなる放熱板32は、熱を逃がすのに適している。放熱板32の厚さ方向がコンバータIC35aの厚さ方向と一致していることにより、各々が扁平形状である放熱板32とコンバータIC35aとが寄り添った位置関係となる。これにより、両者間の伝熱を促進することができる。
放熱板32が電源基板31に支持されていることにより、放熱板32の重量がコンバータIC35aに負荷されてしまうことを防止可能であり、コンバータIC35aが倒れてしまうことなどを回避することができる。また、放熱板32の熱を電源基板31へと逃がすことができる。コンバータIC35aが金属露出面35eを有することにより、MOSFET35bからの熱を金属露出面35eから外部に放散することができる。特に、金属露出面35eが放熱板32に接していることは、放熱に好ましい。クリップ部材33は、放熱板32とコンバータIC35aとを容易かつ確実に固定するのに適している。
放熱板32が固定部材34によって電源基板31に取り付けられていることにより、放熱板32を電源基板31に適切に固定することができる。支持ロッド34aが電源基板31の裏面31bにはんだ34bを介して固定されていることにより、固定部材34を電源基板31に対してより確実に固定するとともに、電源基板31のより広い領域に放熱板32からの熱を伝えることができる。
電源基板31の搭載面31aが支持部材1の底板部11の裏面11bに正対する姿勢とされていることにより、複数の電子部品35は、電源基板31と支持部材1の底板部11とに挟まれている。このため、LED照明灯A1の外部から複数の電子部品35が視認しにくい構成となっている。これにより、複数の電子部品35が外部から視認され、LED照明灯A1の見栄えが劣ってしまうことを防止することができる。また、電源基板31の裏面31bに白色のレジスト層39が設けられていることにより、LED照明灯A1の外観をより白く際だたせることができる。
支持部材1の底板部11の裏面11bとLED発光部2との間に、絶縁シート13が介在していることにより、支持部材1とLED発光部2とが不当に導通してしまうことを防止することができる。
本発明に係るLED照明灯は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係るLED照明灯の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
A1 LED照明灯
1 支持部材
11 底板部
11a 支持面
11b 裏面
12 側板部
12a リブ
13 絶縁シート
2 LED発光部
21 LED基板
22 LEDモジュール
22a LEDチップ
22b リード
22c ケース
22d 封止樹脂
3 電源部
31 電源基板
31a 搭載面
31b 裏面
32 放熱板
33 クリップ部材
34 固定部材
34a 支持ロッド
34b はんだ
35 電子部品
36 定電流回路
35a コンバータIC
35b MOSFET
35c 端子
35d アイランド
35e 金属露出面
35f 封止樹脂
35g はんだ
35h コンデンサ
37 入力端子
38 出力端子
39 レジスト層
4 透光カバー
41 リブ
5 口金
6 給電部

Claims (23)

  1. 複数のLEDチップを有するLED発光部と、
    上記LED発光部に電力を供給する電源部と、
    上記LED発光部および上記電源部を支持する支持部材と、
    上記LED発光部、上記電源部および上記支持部材を収容し、かつ上記LED発光部からの光を透過する、軸方向を有する筒状の透光カバーと、を備えるLED照明灯であって、
    上記電源部は、定電流制御を行う定電流制御回路を有しており、
    上記定電流制御回路は、1つのみのコンバータを有していることを特徴とする、LED照明灯。
  2. 上記コンバータは、MOSFETである、請求項1に記載のLED照明灯。
  3. 上記電源部は、複数の電子部品と、これらの電子部品が搭載された搭載面およびこの搭載面とは反対側を向く裏面を有する電源基板とを具備しており、
    上記複数の電子部品は、上記コンバータを内蔵するコンバータICを含んでいる、請求項1または2に記載のLED照明灯。
  4. 上記コンバータICは、上記搭載面から上記電源基板の厚さ方向に起立した姿勢で搭載されている、請求項3に記載のLED照明灯。
  5. 上記コンバータICは、上記電源基板の厚さ方向に対して直角である方向を厚さ方向とする偏平形状である、請求項4に記載のLED照明灯。
  6. 上記電源部は、上記コンバータICに取り付けられた放熱板を有している、請求項5に記載のLED照明灯。
  7. 上記放熱板の厚さ方向は、上記コンバータICの厚さ方向と一致している、請求項6に記載のLED照明灯。
  8. 上記放熱板は、上記電源基板に支持されている、請求項7に記載のLED照明灯。
  9. 上記コンバータICは、上記放熱板に正対する金属露出面を有している、請求項8に記載のLED照明灯。
  10. 上記コンバータと上記放熱板とは、クリップ部材によって固定されている、請求項8または9に記載のLED照明灯。
  11. 上記電源基板は、上記透光カバーの軸方向を長手方向とする長矩形状であり、
    上記コンバータICおよび上記放熱板の厚さ方向は、上記電源基板の幅方向と一致している、請求項8ないし10のいずれかに記載のLED照明灯。
  12. 上記電源基板は、複数の貫通孔を有しており、
    上記コンバータICは、上記貫通孔を通して上記電源基板の上記裏面側に至る複数の端子を有している、請求項11に記載のLED照明灯。
  13. 上記電源部は、上記放熱板に接合されているとともに、上記貫通孔を通して上記電源基板の上記裏面側に至る支持ロッドを有する固定部材を有している、請求項12に記載のLED照明灯。
  14. 上記支持ロッドは、上記電源基板の上記裏面に対してはんだによって接合されている、請求項13に記載のLED照明灯。
  15. 上記LED発光部と上記電源部とは、上記軸方向と直角である方向において、上記支持部材を挟んで互いに反対側に位置している、請求項6ないし14のいずれかに記載のLED照明灯。
  16. 上記電源部は、上記電源基板の上記搭載面が上記支持部材に正対する姿勢とされている、請求項15に記載のLED照明灯。
  17. 上記電源基板の上記裏面には、白色のレジスト層が設けられている、請求項16に記載のLED照明灯。
  18. 上記支持部材は、支持面および裏面を有する底板部と、この底板部の両端に繋がり、かつ上記裏面が向く方向に起立した一対の側板部とを有している、請求項15ないし17のいずれかに記載のLED照明灯。
  19. 上記LED発光部は、上記支持部材の上記底板部の上記支持面に支持されており、
    上記電源部は、上記支持部材の上記底板部と上記一対の側板部とに囲まれた空間に配置されている、請求項18に記載のLED照明灯。
  20. 上記支持部材の上記底板部の上記裏面と上記電源部との間には、絶縁シートが介在している、請求項19に記載のLED照明灯。
  21. 上記絶縁シートは、上記底板部の上記裏面に接合されている、請求項20に記載のLED照明灯。
  22. 上記透光カバーは、上記LED発光部からの光を拡散させつつ透過させる、請求項1ないし21のいずれかに記載のLED照明灯。
  23. 上記LED発光部は、上記複数のLEDチップを支持する細長状のLED基板を備えており、
    上記複数のLEDチップは、上記LED基板の長手方向に沿って配列されている、請求項1ないし22のいずれかに記載のLED照明灯。
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