JP2015058985A - フォークリフト - Google Patents
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Abstract
【課題】煩雑な設定作業を行うことなく、かつ、ラック等に画像認識処理用のマークを付与することなく、フォークを所望の高さで自動的に停止させることが可能なフォークリフトを提供する。【解決手段】フォークリフト1は、フォーク32と、フォーク32を昇降させる昇降装置20と、昇降装置20を制御する制御部71とを備えている。フォークリフト1は、桟に係る情報を記憶する記憶部73と、ラックを被写体として撮影する撮影部33と、記憶部73に記憶されている桟に係る情報に基づいて、撮影部33で撮影されたラックの画像データから桟を検出する桟検出部72と、フォーク32の上昇を開始させるために操作される操作部60とを備え、操作部60が操作されたとき、制御部71は、フォーク32の上昇を開始させ、さらに、桟検出部72で検出された桟の位置に基づいて、桟に対応する所定の位置にフォーク32が停止するように昇降装置20を制御する。【選択図】図3
Description
本発明は、昇降可能なフォークを備えるフォークリフトに関するものである。
フォークリフトは、フォークを所望の位置まで昇降させるための手動荷役用の操作部を一般的に備えるが、手動荷役用の操作部とともに、フォークを所定の位置まで自動的に昇降させるための自動昇降用の操作部を備えるフォークリフトが知られている。オペレータは、自動昇降用の操作部を操作することによって、フォークの昇降中において手動荷役用の操作部を操作することなく、フォークを所定の高さに容易に移動させることができる。しかし、フォークを所望の高さで自動的に停止させるためには、フォークを停止させる高さを予め設定しておく必要がある。この設定を行うために少なくとも1回は手動荷役用の操作部を操作することによってフォークを停止目標位置まで移動させ、その停止目標位置をフォークリフトに記憶させる作業が必要なため、フォークを所望の高さで停止させるための設定作業が煩雑であるという問題があった。
特許文献1には、フォークを自動的に位置合わせするフォークリフトが記載されている。このフォークリフトは、ラックに付与されたマークの画像認識処理を行うことにより、フォークを所望の目標位置に位置合わせするために必要なフォークの移動量を算出して、所望の位置に対してフォークを自動で位置合わせする。しかし、画像認識処理用のマークをラックに予め付与しておく必要があるという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、煩雑な設定作業を行うことなく、かつ、ラックに画像認識処理用のマークを付与することなく、フォークを所望の高さで自動的に停止させることが可能なフォークリフトを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載のフォークリフトは、2段以上の桟を有するラックに対して上下方向に昇降可能なフォークと、前記フォークを昇降させる昇降装置と、前記フォークの昇降を制御するために前記昇降装置を制御する制御部とを備えるフォークリフトであって、前記桟に係る情報を記憶する記憶部と、前記ラックの少なくとも一部を被写体として撮影する撮影部と、前記記憶部に記憶されている前記桟に係る情報に基づいて、前記撮影部で撮影された前記ラックの画像データから前記桟を検出する桟検出部と、前記フォークの上昇または下降の少なくとも一方を開始させるためにオペレータによって操作される操作部とを備え、前記操作部が操作されたとき、前記制御部は、前記昇降装置を制御することにより前記フォークの上昇または下降を開始させ、さらに、前記桟検出部で検出された前記桟の位置に基づいて、前記桟に対応する所定の位置に前記フォークが停止するように前記昇降装置を制御することを特徴とする。
請求項2に記載のフォークリフトは、請求項1に記載のフォークリフトにおいて、前記記憶部は、前記桟に係る情報として、前記桟の色に係る情報を記憶し、前記桟検出部は、前記記憶部に記憶されている前記桟の色に係る情報に基づいて、前記撮影部で撮影された前記被写体のうち、所定の色の被写体を前記桟として検出することを特徴とする。
請求項3に記載のフォークリフトは、請求項1または2に記載のフォークリフトにおいて、前記桟検出部は、前記撮影部で撮影された前記被写体のうち、前記上下方向において所定範囲の寸法を有する被写体を1段の前記桟として検出することを特徴とする。
請求項4に記載のフォークリフトは、請求項1〜3のいずれか一項に記載のフォークリフトにおいて、前記桟検出部は、前記撮影部で撮影された前記被写体のうち、前記上下方向に垂直な水平方向において所定範囲の寸法を有する被写体を1段の前記桟として検出することを特徴とする。
請求項5に記載のフォークリフトは、請求項1〜4のいずれか一項に記載のフォークリフトにおいて、前記制御部は、前記フォークの上昇または下降を開始させた後、前記桟検出部で前記桟が検出されずに前記フォークが所定量だけ上昇または下降した場合に、前記フォークが前記所定量を超えて上昇または下降しないように前記昇降装置を制御することを特徴とする。
本発明によれば、煩雑な設定作業を行うことなく、かつ、ラック等に画像認識処理用のマークを付与することなく、フォークを所望の高さで自動的に停止させることが可能なフォークリフトを提供することができる。
図面を参照しながら、本発明の一実施形態を説明する。なお、図中の矢印Xで示す前後方向Xと、図中の矢印Yで示す左右方向Yと、図中の矢印Zで示す上下方向Zとは、互いに直交する方向である。
図1に示すように、荷役車両であるフォークリフト1は、車体10、昇降装置20、および荷役装置30等を備える。荷役装置30はフォーク32を含む。フォークリフト1が走行することにより、車体10とともに昇降装置20および荷役装置30が移動する。また、フォークリフト1は、昇降装置20を用いて荷役装置30を上下方向Zにおいて移動させることにより、フォーク32を昇降(すなわち上昇および下降)させる。
車体10は、バッテリ(図示略)を駆動源として走行する。車体10には、オペレータ(図示略)が搭乗する搭乗部11、前方に向けて張り出したストラドルレッグ12、搭乗部11の上方に配置されるヘッドガード13、およびオペレータにより操作される操作部40,50,60等が設けられている。
昇降装置20は、マスト21、リフトブラケット22、リフトシリンダ(図示略)、および油圧システム(図示略)等により構成される。上下方向Zに延びるマスト21は、車体10の前方に設けられている。伸縮マストであるマスト21は、車体10に支持されたアウターマスト21Aと、アウターマスト21Aに対して上下方向Zにおいて移動可能に設けられたインナーマスト21Bとを備える。リフトブラケット22は、マスト21に沿って移動可能に設けられている。リフトブラケット22は荷役装置30を支持する。リフトシリンダは、油圧シリンダにより構成される。リフトシリンダが伸縮することにより、マスト21が上下方向Zにおいて伸縮するとともに、インナーマスト21Bに対してリフトブラケット22が上下方向Zにおいて移動する。油圧システムは、リフトシリンダにおける油圧を制御することにより、リフトシリンダの伸縮を制御する。昇降装置20は、油圧システムでリフトシリンダを伸縮させることにより、リフトブラケット22に設けられた荷役装置30を上下方向Zにおいて移動させる。すなわち、昇降装置20は、フォーク32を昇降させる。
荷役装置30は、バックレスト31、フォーク32、および撮影部33等により構成される。バックレスト31は、リフトブラケット22に接続されている。フォーク32は、バックレスト31に対して固定されている。フォーク32は、前後方向Xに延びる部分であるブレード部を有しており、撮影部33は、このブレード部の側面に設けられたデジタルカメラにより構成される。撮影部33は、フォーク32の先端の方向に位置する被写体を撮影する。
走行用の操作部40は、ステアリングホイール(図示略)と、アクセルレバー41と、デッドマンブレーキペダル(図示略)とにより構成される。オペレータが操作部40を操作することにより、フォークリフト1は所望の方向に走行する。
また、リーチ式のフォークリフト1は、昇降装置20とともに荷役装置30を前後方向Xに移動させるリーチ装置(図示略)を備えている。リーチ装置は、荷役装置30を水平方向である前後方向Xに移動させることにより、フォーク32を水平方向に移動させる。
図2を参照して、撮影部33の撮影範囲について説明する。
フォーク32の側面に設けられた撮影部33は、フォーク32の前方の光景をカラー撮影する。撮影部33は、画角の大きい広角レンズを有するカラーカメラにより構成されており、撮影部33によって撮影される光景の範囲は、撮影部33が画角の小さいレンズを有するカメラにより構成される場合に比べて、左右方向Yおよび上下方向Z(図1参照)において広い。フォークリフト1を用いた荷役の作業時においてフォークリフト1の前方にラック9(図5参照)が位置する場合には、ラック9の少なくとも一部が撮影部33によって被写体として撮影される。
フォーク32の側面に設けられた撮影部33は、フォーク32の前方の光景をカラー撮影する。撮影部33は、画角の大きい広角レンズを有するカラーカメラにより構成されており、撮影部33によって撮影される光景の範囲は、撮影部33が画角の小さいレンズを有するカメラにより構成される場合に比べて、左右方向Yおよび上下方向Z(図1参照)において広い。フォークリフト1を用いた荷役の作業時においてフォークリフト1の前方にラック9(図5参照)が位置する場合には、ラック9の少なくとも一部が撮影部33によって被写体として撮影される。
図3を参照して、荷役装置30を制御するためにフォークリフト1が備える構成について説明する。
フォークリフト1は、手動荷役用の操作部50、自動昇降用の操作部60、制御部71、桟検出部72、記憶部73、および揚高検出部74を備えている。
フォークリフト1は、手動荷役用の操作部50、自動昇降用の操作部60、制御部71、桟検出部72、記憶部73、および揚高検出部74を備えている。
手動荷役用の操作部50は、リフト用操作部51およびリーチ用操作部52を備える。操作部50は、フォーク32の昇降および水平移動を制御するためにオペレータによって操作される。各操作部51,52は、例えば、前後方向X(図1参照)に傾けることが可能な操作レバーにより構成される。リフト用操作部51がオペレータに操作されることにより、フォーク32を昇降させるための信号が制御部71に入力される。リーチ用操作部52がオペレータに操作されることにより、フォーク32を水平移動させるための信号が制御部71に入力される。
自動昇降用の操作部60は、停止段数選択部61、開始指示入力部62、および停止指示入力部63を備える。操作部60は、フォーク32の上昇または下降の少なくとも一方を開始させるためにオペレータによって操作される。停止段数選択部61は、例えば、複数の自動復帰型の押しボタンスイッチ(図4参照)により構成される。停止段数選択部61がオペレータに操作されることにより、フォーク32を停止させる高さに対応する段数を設定するための信号が制御部71に入力される。各入力部62,63は、例えば、自動復帰型の押しボタンスイッチ(図4参照)により構成される。開始指示入力部62が操作されることにより、自動昇降動作を開始するための信号が制御部71に入力される。停止指示入力部63が操作されることにより、自動昇降動作を停止するための信号が制御部71に入力される。
制御部71は、操作部50から入力される信号に基づいて、フォーク32の昇降を制御するために昇降装置20を制御し、フォーク32の水平移動を制御するためにリーチ装置を制御する。また、制御部71は、操作部60から入力される信号と、桟検出部72から入力される信号と、揚高検出部74から入力される信号とに基づいて、後述する自動昇降制御処理を実行する。
桟検出部72は、画像認識を行う集積回路により構成される。桟検出部72は、記憶部73に予め記憶されている情報に基づいて、撮影部33で撮影されたラック9(図5参照)の画像データから、ラック9を構成する桟92(図5参照)を検出する。具体的には、桟検出部72は、撮影部33で撮影された被写体のうち、水平方向に延びるパターンを有する所定の色の被写体であって、かつ、上下方向Zにおいて所定範囲の寸法を有する被写体であって、かつ、上下方向Zに垂直な水平方向において所定範囲の寸法を有する被写体を、1段の桟92として検出する。桟検出部72は、桟92の検出結果を示す信号を制御部71に出力する。
記憶部73は、桟92(図5参照)に係る情報を記憶するメモリにより構成される。記憶部73には、桟92に係る情報として、桟92の形状に係る情報と、桟92の色に係る情報と、桟92の寸法に係る情報とを記憶している。例えば、記憶部73には、水平方向に延びるパターンが桟92の形状に係る情報として記憶され、青色が桟92の色に係る情報として記憶されている。また、例えば、記憶部73には、5cm以上10cm以下の寸法が上下方向Zにおける桟92の寸法(いわゆるビーム幅)に係る情報として記憶され、1m以上の寸法が水平方向における桟92の寸法に係る情報として記憶されている。また、記憶部73は、制御部71が自動昇降制御処理を実行するための情報を記憶する。
揚高検出部74は、例えば、昇降装置20の作動態様を検出するセンサにより構成される。揚高検出部74は、上下方向Zにおけるフォーク32の位置、すなわちフォーク32の高さを検出する。揚高検出部74は、フォーク32の高さの検出結果を示す信号を制御部71に出力する。
図5を参照して、撮影部33によって撮影される被写体であるラック9の一例について説明する。
ラック9は、鉛直方向に延びる柱91と、水平方向に延びる桟92とを備えるパレットラックである。桟92は、2つの柱91を接続するビームであって、パレット(図示略)が置かれる棚を構成する。桟92は、上下方向Zにおいて所定間隔をあけて複数段設けられている。2段以上の桟92を有するラック9に対してフォーク32が昇降することにより、フォークリフト1を用いて複数の棚において荷役を行うことができる。
ラック9は、鉛直方向に延びる柱91と、水平方向に延びる桟92とを備えるパレットラックである。桟92は、2つの柱91を接続するビームであって、パレット(図示略)が置かれる棚を構成する。桟92は、上下方向Zにおいて所定間隔をあけて複数段設けられている。2段以上の桟92を有するラック9に対してフォーク32が昇降することにより、フォークリフト1を用いて複数の棚において荷役を行うことができる。
図6を参照して、制御部71が実行する自動昇降制御処理について説明する。
図6に示す自動昇降制御処理の開始は、フォーク32の前方にラック9が位置し、かつ、フォーク32が昇降可能な範囲において最低の高さに位置するとともに、フォーク32を停止させる高さに対応する段数を設定するための信号が制御部71に入力されていることを前提とする。
図6に示す自動昇降制御処理の開始は、フォーク32の前方にラック9が位置し、かつ、フォーク32が昇降可能な範囲において最低の高さに位置するとともに、フォーク32を停止させる高さに対応する段数を設定するための信号が制御部71に入力されていることを前提とする。
自動荷役制御処理は、自動昇降動作を開始するための信号が制御部71に入力されたことに基づいて開始される。なお、自動昇降動作を停止するための信号が任意のタイミングにおいて制御部71に入力された場合には、自動昇降制御処理は終了する。
まず、自動昇降動作を開始するための信号が制御部71に入力されると、制御部71は、撮影部33を起動して、フォーク32の前方に位置するラック9を撮影部33により撮影可能な状態とする(ステップS1)。
次いで、制御部71は、昇降装置20の油圧システムを制御することにより、フォーク32の上昇を開始させる(ステップS2)。制御部71は、フォーク32の上昇を開始させた後、フォーク32の上昇中において桟検出部72で桟92を検出したか否かを判断する(ステップS3)。
桟92を検出したとステップS3において判断された場合、制御部71は、桟検出部72で検出した桟92が、停止目標の桟92であるか否かを判断する(ステップS4)。具体的には、例えば、停止段数選択部61を用いて設定された段数が「3」であれば、下から3段目の桟92を停止目標の桟92として、制御部71は、桟検出部72で検出した桟92が、下から3段目の桟92であるか否かを判断する。検出された桟92の段数は、桟検出部72が検出した桟92の数をカウントすることにより判定することができる。桟検出部72で検出した桟92が停止目標の桟92であるとステップS4で判断されなかった場合、制御部71は、ステップS3以降の処理を繰り返す。すなわち、例えば、停止段数選択部61を用いて設定された段数が「3」であって、桟検出部72で検出した桟92が下から1段目または2段目の桟92であれば、ステップS3以降の処理が繰り返される。
一方、桟92を検出したとステップS3において判断されなかった場合、制御部71は、ステップS2においてフォーク32の上昇を開始してから、フォーク32が所定量上昇したか否かを判断する(ステップS5)。フォーク32の上昇量は、揚高検出部74から出力される信号に基づいて判定することができる。フォーク32の上昇を開始してからフォーク32が所定量上昇したとステップS5で判断されなかった場合、制御部71は、ステップS3以降の処理を繰り返す。すなわち、例えば、桟92が検出されない状態においてフォーク32の上昇量が2m未満であれば、ステップS3以降の処理が繰り返される。
桟検出部72で検出した桟92が停止目標の桟92であるとステップS4で判断された場合、制御部71は、昇降装置20を制御することにより、フォーク32の上昇を停止目標の桟92に対応する位置で停止させる(ステップS6)。すなわち、例えば、停止段数選択部61を用いて設定された段数が「3」であれば、制御部71は、桟検出部72で検出された下から3段目の桟92の位置に基づいて、下から3段目の桟92に対応する所定の位置にフォーク32が停止するように昇降装置20を制御する。フォーク32を停止させる位置は、停止目標の桟92に対して水平な位置であっても、荷置き作業を容易とするために停止目標の桟92よりも若干上方の位置であってもよい。フォーク32を停止させるタイミングは、撮影部33で撮影される画像に含まれる停止目標の桟92の位置に基づいて決定することができる。
また、フォーク32の上昇を開始してからフォーク32が所定量上昇したとステップS5で判断された場合、制御部71は、昇降装置20を制御することにより、フォーク32の上昇を直ちに停止させる(ステップS7)。すなわち、例えば、桟92が検出されない状態においてフォーク32の上昇量が2m以上であれば、制御部71は直ちにフォーク32の上昇を停止させる。
上記構成の作用について説明する。
操作部60の停止段数選択部61が操作されて、かつ、操作部60の開始指示入力部62が操作されたとき、制御部71は、昇降装置20を制御することによりフォーク32と撮影部33を含む荷役装置30の上昇を開始させる。そして、桟検出部72は、フォーク32の上昇中において、撮影部33で撮影されたラック9の画像データに基づいて、停止目標の桟92を検出する。桟検出部72で停止目標の桟92が検出された場合、制御部71は、検出された桟92の位置に基づいて、桟92に対応する所定の位置にフォーク32が停止するように昇降装置20を制御する。一方、制御部71は、フォーク32の上昇を開始させた後、桟検出部72で停止目標の桟92が検出されずにフォーク32が所定量だけ上昇した場合には、フォーク32が所定量を超えて上昇しないように昇降装置20を制御する。
操作部60の停止段数選択部61が操作されて、かつ、操作部60の開始指示入力部62が操作されたとき、制御部71は、昇降装置20を制御することによりフォーク32と撮影部33を含む荷役装置30の上昇を開始させる。そして、桟検出部72は、フォーク32の上昇中において、撮影部33で撮影されたラック9の画像データに基づいて、停止目標の桟92を検出する。桟検出部72で停止目標の桟92が検出された場合、制御部71は、検出された桟92の位置に基づいて、桟92に対応する所定の位置にフォーク32が停止するように昇降装置20を制御する。一方、制御部71は、フォーク32の上昇を開始させた後、桟検出部72で停止目標の桟92が検出されずにフォーク32が所定量だけ上昇した場合には、フォーク32が所定量を超えて上昇しないように昇降装置20を制御する。
本実施形態のフォークリフト1においては以下の効果が得られる。
(1)フォークリフト1は、桟92に係る情報を記憶する記憶部73と、ラック9の少なくとも一部を撮影する撮影部33と、記憶部73に記憶されている桟92に係る情報に基づいて、撮影部33で撮影されたラック9の画像データから桟92を検出する桟検出部72と、フォーク32の上昇を開始させるためにオペレータによって操作される操作部60とを備える。そして、操作部60が操作されたとき、制御部71は、昇降装置20を制御することによりフォーク32の上昇を開始させ、さらに、桟検出部72で検出された桟92の位置に基づいて、桟92に対応する所定の位置にフォーク32が停止するように昇降装置20を制御する。このため、桟92に係る情報を記憶部73に記憶させておけば、フォーク32の停止位置は桟検出部72によって検出される桟92の位置によって定められる。したがって、桟92に係る情報を記憶部73に記憶させる簡単な設定作業によりフォーク32の停止位置を定めることができ、フォーク32を停止位置まで移動させる煩雑な設定作業を行う必要がなく、また、画像認識処理用のマークをラック9に予め付与しておく必要もない。
(1)フォークリフト1は、桟92に係る情報を記憶する記憶部73と、ラック9の少なくとも一部を撮影する撮影部33と、記憶部73に記憶されている桟92に係る情報に基づいて、撮影部33で撮影されたラック9の画像データから桟92を検出する桟検出部72と、フォーク32の上昇を開始させるためにオペレータによって操作される操作部60とを備える。そして、操作部60が操作されたとき、制御部71は、昇降装置20を制御することによりフォーク32の上昇を開始させ、さらに、桟検出部72で検出された桟92の位置に基づいて、桟92に対応する所定の位置にフォーク32が停止するように昇降装置20を制御する。このため、桟92に係る情報を記憶部73に記憶させておけば、フォーク32の停止位置は桟検出部72によって検出される桟92の位置によって定められる。したがって、桟92に係る情報を記憶部73に記憶させる簡単な設定作業によりフォーク32の停止位置を定めることができ、フォーク32を停止位置まで移動させる煩雑な設定作業を行う必要がなく、また、画像認識処理用のマークをラック9に予め付与しておく必要もない。
(2)記憶部73は、桟92に係る情報として、桟92の色に係る情報を記憶し、桟検出部72は、記憶部73に記憶されている桟92の色に係る情報に基づいて、撮影部33で撮影された被写体のうち、所定の色の被写体を桟92として桟を検出する。このため、例えば、桟92の形状に係る情報と桟92の色に係る情報とに基づいて桟92を検出することによって、桟92の形状に係る情報のみに基づいて桟92を検出する場合に比べて、桟検出部72による桟92の検出精度を高めることができる。
(3)桟検出部72は、撮影部33で撮影された被写体のうち、上下方向Zにおいて所定範囲の寸法を有する被写体を1段の桟92として検出する。このため、桟92として検出すべき被写体の上下方向Zの寸法を設定しておくことにより、桟92と似た形状を有しながらも桟92ではない構造物が被写体として撮影された場合であっても、上下方向Zにおいて所定範囲の寸法を有しない被写体を桟92として検出しないようにすることができる。したがって、桟92の検出精度を高めることができる。また、桟92の色に係る情報に基づいて画像データから桟92が検出される構成と組み合わせられるため、桟92の検出精度をより高めることができる。
(4)桟検出部72は、撮影部33で撮影された被写体のうち、水平方向において所定範囲の寸法を有する被写体を1段の桟92として検出する。このため、桟92として検出すべき被写体の水平方向の寸法を設定しておくことにより、桟92と似た形状を有しながらも桟92ではない構造物が被写体として撮影された場合であっても、水平方向において所定範囲の寸法を有しない被写体は桟92として検出しないようにすることができる。したがって、桟92の検出精度を高めることができる。また、桟92の色に係る情報に基づいて画像データから桟92が検出される構成と組み合わせられるため、桟92の検出精度をより高めることができる。さらに、上下方向Zにおいて所定範囲の寸法を有する被写体が1段の桟92として検出される構成と組み合わせられるため、桟92の検出精度をより一層高めることができる。
(5)制御部71は、フォーク32の上昇を開始させた後、桟検出部72で桟92が検出されずにフォーク32が所定量だけ上昇した場合に、フォーク32が所定量を超えて上昇しないように昇降装置20を制御する。このため、桟検出部72で桟92が検出されない場合に、フォーク32が過剰に上昇することを防止することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、上記実施形態の構成を適宜変更することもできる。例えば、上記構成を以下のように変更して実施することもでき、以下の変更を組み合わせて実施することもできる。
・桟92を検出することができるのであれば、桟92の色に係る情報に基づかずに桟92の形状に係る情報に基づいて、画像データから桟92を検出してもよい。また、桟92の寸法に係る情報に基づかずに桟92の色に係る情報に基づいて、画像データから桟92を検出してもよい。
・上記実施形態においては、上昇中のフォーク32を停止目標の桟92に対応する位置に停止させる構成であるが、下降中のフォーク32を停止目標の桟92に対応する位置に停止させる構成であってもよい。例えば、下から3段目の桟92に対応する位置にフォーク32が配置されている状態において、操作部60が操作されたとき、制御部71が、フォーク32の下降を開始させ、停止目標の桟92を下から1段目の桟92として、下から1段目の桟92に対応する位置にフォーク32が停止するように昇降装置20を制御してもよい。したがって、操作部60は、フォーク32の上昇または下降の少なくとも一方を開始させるためにオペレータによって操作される構成であればよい。また、制御部71は、フォーク32の下降を開始させた後、桟検出部72で桟92が検出されずにフォーク32が所定量だけ下降した場合に、フォーク32が所定量を超えて下降しないように昇降装置20を制御してもよい。
・上記実施形態においては、撮影部33はフォーク32の側面に設けられているが、フォーク32以外の部材に撮影部33を設けてもよい。また、ラック9の全体が撮影されるように撮影部33を配置してもよい。また、ラック9を撮影することができるのであれば、撮影部33の構成を適宜変更してもよい。
・リーチ式フォークリフト以外の他のフォークリフト(例えば、カウンタバランス式のフォークリフトまたはラテラルスタッキングトラック)に本発明を適用してもよい。
1 フォークリフト
9 ラック
20 昇降装置
30 荷役装置
32 フォーク
33 撮影部
60 自動昇降用の操作部
61 停止段数選択部
62 開始指示入力部
63 停止指示入力部
71 制御部
72 桟検出部
73 記憶部
74 揚高検出部
92 桟
X 前後方向
Y 左右方向
Z 上下方向
9 ラック
20 昇降装置
30 荷役装置
32 フォーク
33 撮影部
60 自動昇降用の操作部
61 停止段数選択部
62 開始指示入力部
63 停止指示入力部
71 制御部
72 桟検出部
73 記憶部
74 揚高検出部
92 桟
X 前後方向
Y 左右方向
Z 上下方向
上記課題を解決するため、請求項1に記載のフォークリフトは、2段以上の桟を有するラックに対して上下方向に昇降可能なフォークと、前記フォークを昇降させる昇降装置と、前記フォークの昇降を制御するために前記昇降装置を制御する制御部とを備えるフォークリフトであって、前記桟に係る情報を記憶する記憶部と、前記ラックの少なくとも一部を被写体として撮影する撮影部と、前記記憶部に記憶されている前記桟に係る情報に基づいて、前記撮影部で撮影された前記ラックの画像データから前記桟を検出する桟検出部と、前記フォークを停止させる段数を設定するための停止段数選択部とを備え、前記制御部は、前記昇降装置を制御することにより前記フォークの上昇または下降を開始させ、さらに、前記桟検出部で検出された前記桟のカウント数と前記停止段数選択部を用いて設定された段数とに基づいて、前記桟検出部で検出された前記桟であって、かつ、前記停止段数選択部で設定された段数に対応する前記桟を停止目標の桟として、この停止目標の桟に対応する位置に前記フォークが停止するように前記昇降装置を制御することを特徴とする。
Claims (5)
- 2段以上の桟を有するラックに対して上下方向に昇降可能なフォークと、前記フォークを昇降させる昇降装置と、前記フォークの昇降を制御するために前記昇降装置を制御する制御部とを備えるフォークリフトであって、
前記桟に係る情報を記憶する記憶部と、
前記ラックの少なくとも一部を被写体として撮影する撮影部と、
前記記憶部に記憶されている前記桟に係る情報に基づいて、前記撮影部で撮影された前記ラックの画像データから前記桟を検出する桟検出部と、
前記フォークの上昇または下降の少なくとも一方を開始させるためにオペレータによって操作される操作部とを備え、
前記操作部が操作されたとき、前記制御部は、前記昇降装置を制御することにより前記フォークの上昇または下降を開始させ、さらに、前記桟検出部で検出された前記桟の位置に基づいて、前記桟に対応する所定の位置に前記フォークが停止するように前記昇降装置を制御する
ことを特徴とするフォークリフト。 - 前記記憶部は、前記桟に係る情報として、前記桟の色に係る情報を記憶し、
前記桟検出部は、前記記憶部に記憶されている前記桟の色に係る情報に基づいて、前記撮影部で撮影された前記被写体のうち、所定の色の被写体を前記桟として検出する
ことを特徴とする請求項1に記載のフォークリフト。 - 前記桟検出部は、前記撮影部で撮影された前記被写体のうち、前記上下方向において所定範囲の寸法を有する被写体を1段の前記桟として検出する
ことを特徴とする請求項1または2に記載のフォークリフト。 - 前記桟検出部は、前記撮影部で撮影された前記被写体のうち、前記上下方向に垂直な水平方向において所定範囲の寸法を有する被写体を1段の前記桟として検出する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のフォークリフト。 - 前記制御部は、前記フォークの上昇または下降を開始させた後、前記桟検出部で前記桟が検出されずに前記フォークが所定量だけ上昇または下降した場合に、前記フォークが前記所定量を超えて上昇または下降しないように前記昇降装置を制御する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のフォークリフト。
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