JP2015058108A - 調理装置、調理方法及びプログラム - Google Patents

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Tadashi Kito
頭 理 鬼
田 真 一 立
Shinichi Tatsuta
田 真 一 立
林 祐 子 小
Yuko Kobayashi
林 祐 子 小
月 理 絵 香
Rie Kozuki
月 理 絵 香
岡 敬 松
Kei Matsuoka
岡 敬 松
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Biswas Debasis
ビスワス デバシス
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Abstract

【課題】調理時間を短縮しつつ食味を向上する。
【解決手段】調理装置1は、被調理物を収納可能な容器12と、この容器12を加熱する加熱部HTと、この容器12内の圧力を調整する圧力制御部PCと、制御部CONと、を備える。この制御部CONは、この加熱部HTにこの被調理物を加熱させながら、この圧力制御部PCが上記容器12内を減圧する第1の処理と、この圧力制御部PCがこの第1の処理で減圧した後の圧力を上昇させる第2の処理とを繰り返すよう圧力制御部PCを制御する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、調理装置、調理方法及びプログラムに関する。
加減圧装置と加熱装置とを備え、容器内の圧力と加熱を制御する調理装置(例えば、炊飯器)が知られている。
特開2008−142228号公報 特開2011−183017号公報
しかしながら、従来の調理装置は、調理時間が比較的長く、加熱むらがあり食味が十分ではなかった。
そこで本発明の一態様は、上記問題に鑑みてなされたものであり、調理時間を短縮しつつ食味を向上することを可能とする調理装置、調理方法及びプログラムを提供することを課題とする。
本発明の実施形態の調理装置は、被調理物を収納可能な容器と、この容器を加熱する加熱部と、この容器内の圧力調整する圧力制御部と、制御部と、を備える。この制御部は、この加熱部にこの被調理物を加熱させながら、この圧力制御部が上記容器内を減圧する第1の処理とこの第1の処理で減圧した後の圧力を上昇させる第2の処理とを繰り返すよう圧力制御部を制御する。
第1の実施形態における調理装置1の構成を示す横断面図である。 第1の実施形態における制御部CONの構成を示す概略ブロック図である。 被調理物の温度と時間の関係を表すグラフ及び容器内の圧力と時間の関係を表すグラフの一例である。 水の蒸気圧と温度の関係を表すグラフである。 加熱工程における、容器12内の圧力と経過時間との関係を示すグラフの一例である。 加熱中の加減圧回数による金時豆の吸水率の変化の一例を示す棒グラフである。 図6Aの実験結果を得た際の温度と加熱時間の関係を示すグラフである。 加減圧回数1回の場合において、図6Aの実験結果を得た際の容器内の圧力と加熱時間との関係を示すグラフである。 加減圧回数2回の場合において、図6Aの実験結果を得た際の容器内の圧力と加熱時間との関係を示すグラフである。 加減圧回数3回の場合において、図6Aの実験結果を得た際の容器内の圧力と加熱時間との関係を示すグラフである。 加減圧回数4回の場合において、図6Aの実験結果を得た際の容器内の圧力と加熱時間との関係を示すグラフである。 加減圧回数5回の場合において、図6Aの実験結果を得た際の容器内の圧力と加熱時間との関係を示すグラフである。 1420Wで加熱させる場合における、被調理物の重量と高温工程の持続時間との関係の一例を示すグラフである。 1420Wで加熱させる場合における、被調理物の重量と被調理物の温度上昇率との関係の一例を示すグラフである。 第1の実施形態における調理装置1の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図9のステップS101の処理の詳細の一例を示すフローチャートである。 図9のステップS102の処理の詳細の一例を示すフローチャートである。 図11のステップS302の処理の詳細の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態における調理装置1の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図13のステップS502の処理の詳細の一例を示すフローチャートである。 図14のステップS602の処理の詳細の一例を示すフローチャートである。 図15のステップS703の処理の詳細の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態における調理装置1の構成を示す横断面図である。
調理装置1は、筐体11、筐体11に取り出し可能に収納された容器12、筐体11に接続され開閉自在で閉まったときに容器12の上面を覆い容器12を密閉する蓋13を備える。
調理装置1は、更に、筐体11に格納され容器12の底面及び側面を取り囲むように設けられた加熱部HT、一部が蓋13に格納され他の一部が筐体11に格納された圧力制御部PC、容器12の外側面に接触する温度検知部TS、及び筐体11に格納された制御部CONを備える。また、調理装置1は不図示の量取得部AAを備える。
容器12は、被調理物を収納可能である。ここで被調理物は一例として、固体と液体からなる。蓋13が閉じられた状態の時、容器12内は密封される。
加熱部HTは、容器12を加熱する。
圧力制御部PCは、容器12内の圧力を調整する。
ここで、圧力制御部PCは、蓋13に格納され一端が蓋13の外蓋を貫通し他端が蓋13の内蓋を貫通する流路を備える空気流入切替部AS、蓋13に格納され一端が蓋13の内蓋を貫通する第1経路PW1を備える。
更に、圧力制御部PCは、第1経路PW1の他端、第2経路の一端、第3経路の一端に接続された気液分離部VIS、及び蓋13に格納され一端が気液分離部VISに接続され他端が蓋13の内蓋を貫通する第2経路PW2を備える。
更に、圧力制御部PCは、蓋13に一部格納され他の一部が筐体11に格納され一端が気液分離部VISに接続された第3経路PW3、及び第3経路PW3の他端と接続された減圧部DPを備える。
空気流入切替部ASは、容器12の外部から容器12内へ空気が流入できる流入状態と流入できない非流入状態とを切り替える。例えば、空気流入切替部ASは、空気流入口を有し、空気流入口の開閉を行う。容器12内の圧力を大気圧より減圧された圧力から上げる場合、制御部CONは、空気流入切替部ASを流入状態に切り替える。その結果、容器12内の圧力が開放され容器12内の圧力は上昇する。この例の場合、容器12内の圧力は大気圧よりも高くならない。圧力制御部PCは、空気流入切替部ASを備えることで、安価に容器12内の圧力を、大気圧より減圧された圧力から上げることができる。
なお、圧力制御部PCは、空気流入切替部ASの代わりに加圧部を備え、容器12内の圧力を大気圧よりも上げてもよい。
気液分離部VISは、第1経路PW1から流入した気体を液体と気体に分離し、分離後の液体を第2経路PW2を介して容器12内へ戻し、分離後の気体を第3経路PW3を介して減圧部DPへ導く。これにより、第1経路PW1から流入した気体に含まれる水を、容器に戻すことができるため、被調理物の味の濃さが保たれる。
減圧部DPは、容器12内を減圧する。具体的には例えば、減圧部DPは、ポンプにより容器12内の気体を吸引し、当該調理装置1の外へ排出する。
温度検知部TSは、容器12内の被調理物の温度を検知する。
量取得部AAは、被調理物の量に関する量情報を取得する。ここで、量情報は、例えば、重量、体積、見た目の相対量を示す情報(例えば、多い、普通、少ない)などである。本実施形態では一例として、量情報は、見た目の相対量を示す情報(例えば、多い、普通、少ない)である。ここで、量取得部AAは一例として、入力部IFを備える。
入力部IFは、ユーザインターフェースである。入力部IFは、ユーザによる被調理物の量に関する量情報の入力を受け付ける。入力部IFは、受け付けた量情報を制御部CONへ出力する。
制御部CONは、加熱部HTを制御する。また制御部CONは、圧力制御部PCを制御する。より詳細には、制御部CONは、圧力制御部PCが備える減圧部DP及び空気流入切替部ASを制御する。
図2は、本実施形態における制御部CONの構成を示す概略ブロック図である。図2に示すように、制御部CONは、記憶部101、記憶部101にバスを介して接続されたCPU(Central Processing Unit)103、及び記憶部101及びCPU103とバスを介して接続された入出力部102を備える。
記憶部101には、CPU103が実行するためのプログラムが記憶されている。
入出力部102は、入力と出力のインターフェースである。
CPU103は、入力部IFの出力と電気的に接続されており、入力部IFからの情報を受け付ける。CPU103は、記憶部101及び入出力部102を制御する。
CPU103は、入出力部102を介して加熱部HT、減圧部DP及び空気流入切替部ASを制御する。またCPU103は、入出力部102を介して温度検知部TSが検知した温度を示す温度信号を受信する。これにより、CPU103は、温度検知部TSが検知した容器内の被調理物の温度を取得することができる。
続いて、図3を用いて、本実施形態における調理工程の一例について説明する。図3は、被調理物の温度と時間の関係を表すグラフ及び容器内の圧力と時間の関係を表すグラフの一例である。調理工程は、一例として、順に加熱工程(第1工程)、高温工程(第2工程)、冷却工程(第3工程)、味浸み工程(第4工程)、及び保温工程(第5工程)に分かれている。加熱工程は、加熱開始から時間が経過するに連れて前記被調理物の温度が上昇する工程である。高温工程は、加熱工程後、被調理物の温度を所定温度に維持する工程である。冷却工程は、高温工程後、被調理物を冷却する工程である。味浸み工程は、冷却工程後、被調理物に味を浸みこませる工程である。保温工程は、味浸み工程後、被調理物の温度を所定温度よりも低い第2所定温度に維持する工程である。
同図において、被調理物の温度と時間の関係を示す折れ線W1、容器内の圧力と時間の関係を示す曲線W2、及び水の蒸気圧と時間の関係を示す蒸気圧曲線W3が示されている。蒸気圧曲線W3は、加熱工程において折れ線W1が示す被調理物の各温度における蒸気圧を示している。
全調理工程は、蓋13を閉じた状態で容器12内を密封状態にして行われる。
加熱工程は、加熱開始から時間が経過するに連れて被調理物の温度が上昇する工程である。それとともに、この加熱工程において、一例として容器12内の圧力がそのときの被調理物の温度と蒸気圧曲線W3で決まる蒸気圧付近まで減圧する工程と、その後大気圧まで上昇する工程とが被調理物の温度が所定の温度に到達するまで繰り返される。ここでは、一例として、四回繰り返されている。
これにより、加熱工程は、被調理物が加熱されつつ、被調理物に含まれる固体内の空隙が液体に置換される。この加熱工程におけるこの液体置換量が、加熱工程以降の調理工程での調理時間を左右する。特に、短時間で調理を行う場合は、加熱工程でいかに被調理物に含まれる固体内の空隙率を低くするかが重要である。
よって、この加熱工程では、容器12内の圧力が沸騰する直前の圧力まで減圧することが好ましい。これにより、被調理物に含まれる固体内の空隙が液体に置換される量を増やすことができるので被調理物に含まれる固体内の空隙率を低減することができる。図4は、水の蒸気圧と温度の関係を表すグラフである。図4に示すように、水の蒸気圧は温度によって変わるので、水の温度によって沸騰する気圧が変わる。例えば、水の温度が60℃の場合、図4に示す水の蒸気圧曲線より、0.19気圧で沸騰する。よって、被調理物の温度が60℃の場合、例えば0.2気圧まで減圧することが好ましい。なお、加熱工程で減圧して沸騰してもよい。
被調理物の温度が所定の温度に到達すると、調理工程は加熱工程から高温工程へ移行する。高温工程では、所定の継続時間、非調理物の温度が所定の温度に維持され、容器12内の圧力が大気圧のまま維持される。これにより、被調理物に火が通る。
所定温度に到達してから高温工程の継続時間が経過すると、調理工程は高温工程から冷却工程へ移行する。この冷却工程中、加熱が停止されることで被調理物の温度が時間の経過とともに低下する。また、冷却工程中、容器12内が減圧されることで容器12内の圧力も時間の経過とともに低下する。
被調理物の温度が第2所定温度に到達すると、調理工程は冷却工程から味浸み工程へ移行する。第2所定温度は一例として、味浸み温度帯(50〜60℃)に含まれる温度である。この味浸み工程では、被調理物の温度が第2所定温度に維持され、容器12内の圧力が大気圧に向かって上昇する工程と、大気圧から水が沸騰する付近の圧力まで減圧する工程とが一例として所定の回数(ここでは一例として3回)繰り返される。
これらの工程が所定の回数繰り返されると、調理工程は味浸み工程から保温工程へ移行する。
以下、調理工程に含まれる各工程における制御部CONの詳細な処理について説明する。
<加熱工程における処理>
まず、加熱工程における処理について説明する。
加熱工程において、制御部CONは、加熱部HTに被調理物を加熱させる。これにより、時間が経過するに連れて被調理物の温度が上がる。
それとともに、制御部CONは、圧力制御部PCが容器内を減圧する第1の処理とこの第1の処理で減圧した後の圧力を上昇させる第2の処理とを繰り返すよう圧力制御部PCを制御する。ここで、この第1の処理は、減圧部DPが減圧しかつ空気流入切替部ASが非流入状態であり、この第2の処理は、減圧部DPが減圧せずかつ空気流入切替部ASが流入状態である。
その際、制御部CONは例えば、入力部IFが受け付けた量情報に応じて、上記第1の処理と上記第2の処理との切り替えの複数のタイミングを決定する。そして、制御部CONは例えば、決定した複数のタイミングで圧力制御部PCを制御する。
図5を用いて、この切り替えの複数のタイミングについて説明する。図5は、加熱工程における、容器12内の圧力と経過時間との関係を示すグラフの一例である。切り替えタイミングt(1)、t(3)、t(5)、t(7)は、減圧部DPの減圧を停止し、かつ空気流入切替部ASを流入状態にする第2工程開始タイミングである。切り替えタイミングt(2)、t(4)、t(6)、t(8)は、減圧部DPの減圧を開始し、かつ空気流入切替部ASを非流入状態にする第1工程開始タイミングである。ここで、切り替えタイミングt(1)〜t(8)は一例として、調理開始からの経過時間で表される。
制御部CONは、これらの切り替えタイミングt(1)〜t(N)を決定する(Nは3以上の整数)。例えば、制御部CONは、被調理物の量が多いほど、切り替えタイミングt(1)〜t(N)を早める。これは、被調理物の量が多いほど、容器12内の空気が少なくなるので、減圧時間が短くなるからである。
具体的には例えば、記憶部101には、切り替えタイミングの候補の組が三組、記憶されている。iをインデックス、jを組を識別する番号とすると、これらの切り替えタイミングの候補は一例としてt(i)‐jで表される。一例として全てのインデックスiについて、t(i)‐1<t(i)‐2<t(i)‐3である。例えば、ユーザは被調理物の量として、「多い」、「普通」、「少ない」が選択可能である。
その前提で、入力部IFが受け付けた、ユーザによる被調理物の量に対する選択が「多い」の場合、記憶部101に記憶されている切り替えタイミングの候補の組のうち、各切り替えタイミングが最も早くなる切り替えタイミングの候補t(1)‐1〜t(N)‐1の組を取得する。そして、制御部CONは、取得した組に含まれる切り替えタイミングの候補それぞれを上記切り替えのタイミングに決定する。
一方、入力部IFが受け付けた、ユーザによる被調理物の量に対する選択が「普通」の場合、記憶部101に記憶されている切り替えタイミングの候補の組のうち、各切り替えタイミングが中間となる切り替えタイミングの候補t(1)‐2〜t(N)‐2の組を取得する。そして、制御部CONは、取得した組に含まれる切り替えタイミングの候補それぞれを上記切り替えのタイミングに決定する。
一方、入力部IFが受け付けた、ユーザによる被調理物の量に対する選択が「少ない」の場合、制御部CONは、記憶部101に記憶されている切り替えタイミングの候補の組のうち、各切り替えタイミングが最も遅い切り替えタイミングの候補t(1)‐3〜t(N)‐3の組を取得する。そして、制御部CONは、取得した組に含まれる切り替えタイミングの候補それぞれを上記切り替えのタイミングに決定する。
図6Aは、加熱中の加減圧回数による金時豆の吸水率の変化の一例を示す棒グラフである。ここで加減圧回数は、大気圧から減圧した後に大気圧まで戻す処理の回数である。吸水率は、(加熱後の金時豆の重量−加熱前の金時豆の重量)÷加熱前の金時豆の重量×100である。
図6Aの実験結果が得られた際の実験条件は、以下の通りである。被調理物は、所定量の水及びこの水に浸した金時豆40g程度である。加減圧回数1〜5回のそれぞれの場合で、水及びこの水に浸した金時豆40g程度を加熱しながら、容器内を加減圧した。図6Bは、図6Aの実験結果を得た際の温度と加熱時間の関係を示すグラフである。また、加減圧回数が変更されても、温度と加熱時間の関係が同じになるように設定した。図6C〜図6Gは、それぞれ加減圧回数1〜5回の場合において、図6Aの実験結果を得た際の容器内の圧力と加熱時間との関係を示すグラフである。
図6Aの例では、加減圧回数が2回の吸水率は、加減圧回数が1回の吸水率に比べて1.6倍になっている。このように、加減圧を2回以上繰り返すことにより、加減圧回数が1回のときよりも吸水率が大きくなる。吸水率が大きくなるということは、被調理物に含まれる固体内の空隙が液体により置換される割合が増加していることを意味する。よって、被調理物の吸水率を向上させるために、加減圧を少なくとも2回以上繰り返すことが好ましい。
また、図6Aの例では、加減圧回数が3回の吸水率は、加減圧回数が2回の吸水率に比べて1.17倍になっている。また、図6Aの例では、加減圧回数が3回以上では、加減圧回数が多くなっても吸水率はほとんど変わらない。よって、被調理物の吸水率を向上させる観点から、加減圧を3回以上繰り返すことが、より好ましい。
なお、加減圧回数が3回以上では、加減圧回数が多くなっても吸水率はほとんど変わらないことから、加減圧回数を3回としてもよい。これにより、被調理物の吸水率を向上させつつ、消費電力をなるべく抑えることができる。また、加減圧回数が4回と5回では、吸水率が同じになるので、加減圧回数を4回としてもよい。これにより、被調理物の吸水率を最大にしつつ、消費電力をなるべく抑えることができる。
図6Aから、加熱工程において、容器12内の圧力容器内を減圧する第1の処理とこの第1の処理で減圧した後の圧力を上昇させる第2の処理とを繰り返すことによって、被調理物に含まれる固体の空隙が液体に置換される割合を増加させることができる。これにより、被調理物の熱伝導率が上がり、高温工程中の火の通りが早くなり、調理時間が短縮される。更に、被調理物の固体に熱が均一に伝わりやすくなるので、この固体の加熱むらが低減し、食味が向上する。
<高温工程における処理>
続いて、高温工程における処理について説明する。
温度検知部TSが所定温度を検知した時点で、制御部CONは、減圧部DPの動作を停止させ、空気流入切替部ASを流入状態にさせ、その状態を維持する。これにより、制御部CONは、容器12内の圧力を大気圧にする。
また、制御部CONは、量取得部AAが取得した量情報に基づいて、加熱工程後に続く高温工程の継続時間を決定する。そして、制御部CONは、加熱工程を経て温度検知部TSが所定温度を検知した場合、この決定した継続時間の間、高温工程の制御を実行する。より詳細には、制御部CONは例えば、加熱工程を経て温度検知部TSが所定温度を検知した場合、この決定した継続時間の間、被調理物の温度を上記所定温度に維持するよう加熱部HTを制御する。これにより、人が被調理物の火の通り具合を確認しながら高温工程を継続するかどうか決める手間をなくすことができる。
<冷却工程における処理>
続いて、冷却工程における処理について説明する。
所定温度に到達してから高温工程の継続時間が経過したとき、制御部CONは、加熱部HTの動作を停止させ、減圧部DPの動作を開始させる。この冷却工程において、制御部CONは減圧部DPを作動させて容器12内を減圧することによって被調理物の液体を沸騰させる。この沸騰により水分が蒸発し、その際の蒸発潜熱によって被調理物から熱が奪われ、その熱を含む気体が減圧部DPによって調理装置1の外に排出される。その結果、被調理物の温度が素早く低下する。
このように、冷却工程において、制御部CONは、温度検知部TSが検知した温度に基づいて、加熱部HTによる加熱を停止させたまま、第2所定温度になるまで圧力制御部PCの減圧部DPに容器12内の気体を容器12外へ排出させる。
<味浸み工程における処理>
続いて、味浸み工程における処理を説明する。
冷却工程後に続く味浸み工程において、温度検知部TSが第2所定温度を検知した場合、制御部CONは例えば、第2所定温度を維持するよう加熱部HTを制御する。
更に、冷却工程を経て温度検知部TSが第2所定温度を検知した場合、制御部CONは、容器内の圧力を、第1の圧力(例えば、大気圧)に上げ、かつその後に当該第1の圧力よりも低い第2の圧力(例えば、第2所定温度における水の沸点付近の圧力)に下げることを所定の回数、繰り返すよう圧力制御部PCの減圧部DP及び空気流入切替部ASを制御する。これにより、被調理物に含まれる固体に味が浸みやすくなり、調理時間が短縮される。
その際、例えば、制御部CONは、被調理物の量が多いほど、第1の圧力に上げる第3工程開始タイミング及び第2の圧力に下げる第4工程開始タイミングが早まるように、複数の第3工程開始タイミング及び複数の第4工程開始タイミングを決定する。これは、被調理物の量が多いほど、容器12内の空気が少ないので、減圧時間が短くなるからである。
そして、制御部CONは、例えば、決定した第3工程開始タイミングで容器内の圧力を第1の圧力(例えば、大気圧)に上げ、決定した第4工程開始タイミングで第2の圧力に下げる。
<保温工程における処理>
最後に、保温工程における処理を説明する。
味浸み工程後の保温工程において、制御部CONは容器12内を大気圧より低い所定圧力に維持するよう減圧部DPを制御する。これにより、容器12内の雑菌の増殖及び被調理物の腐敗を抑制することができる。それとともに、制御部CONは、第2所定温度を維持するよう加熱部HTを制御する。
図9は、第1の実施形態における調理装置1の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
(ステップS101)まず、制御部CONは、加熱工程における、第1工程と第2工程との切り替えの複数のタイミングを決定し、ステップS102へ進む。
(ステップS102)次に、制御部CONは、加熱工程における制御を実行する。
(ステップS103)ステップS103と並行して、制御部CONは、所定温度に到達したか否か判定する。所定温度に到達した場合(YES)、制御部CONはステップS104及びステップS105へ進む。一方、所定温度に到達していない場合(NO)、制御部CONはそのまま待機する。
(ステップS104)ステップS103で所定温度に到達した場合、制御部CONは、上述した高温工程における制御を実行する。
(ステップS105)ステップS103で所定温度に到達した場合、ステップS104と並行して、制御部CONは、高温工程の継続時間が経過したか否か判定する。高温工程の継続時間が経過した場合(YES)、制御部CONはステップS106及びステップS107へ進む。一方、高温工程の継続時間が経過していない場合(NO)、制御部CONはそのまま待機する。
(ステップS106)ステップS105で高温工程の継続時間が経過した場合、制御部CONは、上述した冷却工程における制御を実行する。
(ステップS107)ステップS105で高温工程の継続時間が経過した場合、ステップS107並行して、制御部CONは、第2所定温度に到達したか否か判定する。第2所定温度に到達した場合(YES)、制御部CONはステップS108及びステップS109へ進む。一方、第2所定温度に到達していない場合(NO)、制御部CONはそのまま待機する。
(ステップS108)ステップS107で第2所定温度に到達した場合、制御部CONは、上述した味浸み工程における制御を実行する。
(ステップS109)ステップS107で第2所定温度に到達した場合、ステップS108と並行して、制御部CONは、容器12内の圧力の上げ下げを所定の回数、繰り返したか否か判定する。容器12内の圧力の上げ下げを所定の回数、繰り返した場合(YES)、制御部CONはステップS110へ進む。一方、容器12内の圧力の上げ下げを所定の回数、繰り返していない場合(NO)、制御部CONはそのまま待機する。
(ステップS110)ステップS109で容器12内の圧力の上げ下げを所定の回数、繰り返した場合、制御部CONは、上述した保温工程における制御を実行する。
図10は、図9のステップS101の処理の詳細の一例を示すフローチャートである。
(ステップS201)まず、入力部IFは、ユーザによる調理物の量の選択を受け付ける。
(ステップS202)次に、制御部CONは、ステップS201で入力部IFが受け付けた、調理物の量に対する選択が「多い」であるか否か判定する。調理物の量に対する選択が「多い」である場合(YES)、制御部CONはステップS203へ進む。一方、調理物の量に対する選択が「多い」でない場合(NO)、制御部CONはステップS204へ進む。
(ステップS203)ステップS202で調理物の量に対する選択が「多い」であると判定された場合、制御部CONは、記憶部101に記憶された切り替えタイミングの候補の組のうち、各切り替えタイミングが三つの候補のうち最も早くなる切り替えタイミングの候補の組を取得する。そして、制御部CONは、取得した組に含まれる切り替えタイミングの候補それぞれを切り替えタイミングに設定する。
(ステップS204)ステップS202で調理物の量に対する選択が「多い」でないと判定された場合、制御部CONは、ステップS201で入力部IFが受け付けた、調理物の量に対する選択が「普通」であるか否か判定する。調理物の量に対する選択が「普通」である場合(YES)、制御部CONはステップS205へ進む。一方、調理物の量に対する選択が「普通」でない場合(NO)、制御部CONはステップS206へ進む。
(ステップS205)ステップS204で調理物の量に対する選択が「普通」であると判定された場合、制御部CONは、記憶部101に記憶された切り替えタイミングの候補の組のうち、各切り替えタイミングが三つの候補の中間となる切り替えタイミングの候補の組を取得する。そして、制御部CONは、取得した組に含まれる切り替えタイミングの候補それぞれを切り替えタイミングに設定する。
(ステップS206)ステップS204で調理物の量に対する選択が「普通」でないと判定された場合、制御部CONは、記憶部101に記憶された切り替えタイミングの候補の組のうち、各切り替えタイミングが三つの候補のうち最も遅くなる切り替えタイミングの候補の組を取得する。そして、制御部CONは、取得した組に含まれる切り替えタイミングの候補それぞれを切り替えタイミングに設定する。
図11は、図9のステップS102の処理の詳細の一例を示すフローチャートである。
(ステップS301)まず、制御部CONは、加熱部HTが一定の電流を流すよう制御する。制御部CONはこの処理を継続する。
(ステップS302)ステップS301と並行して、制御部CONは、容器12内の圧力を制御する。この処理の詳細は、図12で詳述する。
図12は、図11のステップS302の処理の詳細の一例を示すフローチャートである。
(ステップS401)まず、制御部CONは、インデックスiを1に初期化する。
(ステップS402)次に、制御部CONは、減圧部DPに減圧を開始させる。
(ステップS403)次に、制御部CONは、調理開始からの経過時間である調理経過時間がi番目の切り替えタイミングt(i)に到達したか否か判定する。調理経過時間がi番目の切り替えタイミングt(i)に到達した場合(YES)、制御部CONはステップS404へ進む。一方、調理経過時間がi番目の切り替えタイミングt(i)に到達していない場合(NO)、制御部CONはそのまま待機する。
(ステップS404)ステップS403で調理経過時間がi番目の切り替えタイミングt(i)に到達したと判定された場合(YES)、制御部CONは、減圧を停止し、空気流入切替部ASの空気流入口を開放する。
(ステップS405)次に、制御部CONは、調理開始からの経過時間である調理経過時間がi+1番目の切り替えタイミングt(i+1)に到達したか否か判定する。調理経過時間がi+1番目の切り替えタイミングt(i+1)に到達した場合(YES)、制御部CONはステップS406へ進む。一方、調理経過時間がi+1番目の切り替えタイミングt(i+1)に到達した場合(YES)、制御部CONはそのまま待機する。
(ステップS406)ステップS405で調理経過時間がi+1番目の切り替えタイミングt(i+1)に到達したと判定された場合、制御部CONは、空気流入切替部ASの空気流入口を閉じ、減圧を開始する。
(ステップS407)次に、制御部CONは、インデックスiを2増やし、ステップS403へ戻る。
このように、制御部CONは、ステップS403〜S407の処理を繰り返す。
<第1の実施形態の効果>
第1の実施形態における調理装置1は、被調理物を収納可能な容器12と、この容器12を加熱する加熱部HTと、この容器12内の圧力を変更する圧力制御部PCと、加熱工程においてこの加熱部HTに被調理物を加熱させながら、圧力制御部PCが容器内を減圧する第1の処理とこの第1の処理で減圧した後の圧力を上昇させる第2の処理とを繰り返すよう圧力制御部PCを制御する制御部CONと、を備える。
これにより、被調理物に含まれる固体内の空隙が液体に置換される量が増加する。その結果、被調理物の熱伝導率が上がり、高温工程中の火の通りが早くなり、調理時間が短縮される。更に、被調理物の固体に熱が均一に伝わりやすくなるので、この固体の加熱むらが低減し、食味が向上する。
このように第1の実施形態における調理装置1は、短時間で被調理物に含まれる固体内の空隙を液体に置換することができるので、根菜を初めとする煮豆や巻物などの調理に適し、また、加熱むらがないと食味が良くなる魚肉に適している。さらに、炊飯にも同様の効果を奏し、調理装置1は炊飯器であってもよい。
また、冷却工程において、制御部CONは、温度検知部TSが検知した温度に基づいて、加熱部HTに加熱させないまま、第2所定温度になるまで圧力制御部PCに容器12内の気体を容器12外へ排出させる。これにより、容器12内が減圧し沸騰することにより水分が蒸発し、その際の蒸発潜熱によって被調理物から熱が奪われ、その熱を含む気体が減圧部DPによって排出される。その結果、被調理物の冷却速度が上がり、調理時間が短縮される。
冷却工程を経て、温度検知部TSが第2所定温度を検知した場合、制御部CONは、容器内の圧力を、第1の圧力に上げ、かつその後にこの第1の圧力よりも低い第2の圧力に下げることを繰り返すよう圧力制御部PCを制御する。これより、被調理物に含まれる固体に味の浸みこみが早くなり、調理時間が短縮される。
<切り替えタイミング決定の変形例>
なお、量取得部AAは、被調理物の重量を計測する重量計測部を備えてもよい。ここで、重量計測部は、容器12の外面の底部に接するように配置されて、容器12の重量を計測してもよい。その場合、制御部CONは、加熱工程において、重量計測部が計測した重量に基づいて、複数の切り替えのタイミングを決定してもよい。
<高温工程の継続時間決定処理の変形例1>
制御部CONは、重量計測部が計測した重量に基づいて、高温工程の継続時間を決定してもよい。
図7は、1420Wで加熱させる場合における、被調理物の重量と高温工程の持続時間との関係の一例を示すグラフである。図7に示すように、被調理物の重量と高温工程の持続時間とは、線形の関係にある。
よって、記憶部101には例えば、被調理物の重量と高温工程の持続時間との対応関係が記憶されている。ここで対応関係は、テーブルでも数式であってもよい。そして、制御部CONのCPU103は例えば、重量計測部が計測した重量を記憶部101の対応関係に適用して、この重量に対応する高温工程の持続時間を取得してもよい。
具体的な一例として、記憶部101には、被調理物の重量と高温工程の持続時間の組が複数格納されたテーブルが記憶されていてもよい。その場合、制御部CONのCPU103は例えば、重量計測部が計測した重量に対応する高温工程の持続時間を記憶部101のこのテーブルから読み出してもよい。これにより、人が被調理物の火の通り具合を確認しながら高温工程を継続するかどうか決める手間をなくすことができる。
<高温工程の継続時間決定処理の変形例2>
制御部CONは、加熱部HTが容器12の加熱を開始した時から所定時間経過後に温度検知部TSが検知した温度に基づいて、単位時間あたりの被調理物の上昇温度である温度上昇率を算出し、この算出した温度上昇率に基づいて、高温工程の継続時間を決定してもよい。そして、制御部CONは、加熱工程を経て温度検知部TSが所定温度を検知した場合、この決定した継続時間の間、高温工程の制御を実行してもよい。
具体的には、加熱部HTが容器12の加熱を開始する直前の温度を例えば、25℃と仮定する。そして、加熱部HTが容器12の加熱を開始した時から所定時間td[s]経過後に温度検知部TSが検知した温度をT1[℃]とすると、温度上昇率は(T1−25)/tdで表される。なお、より正確に温度上昇率を算出する場合には、制御部CONは、二つの異なる時刻に温度検知部TSが検知した温度と、この二つの時刻の時刻差とに基づいて、温度上昇率を算出してもよい。
図8は、1420Wで加熱させる場合における、被調理物の重量と被調理物の温度上昇率との関係の一例を示すグラフである。図8に示すように、被調理物の温度上昇率が大きくなるに連れて重量が小さくなっている。よって、被調理物の温度上昇率と被調理物の重量とが1対1に対応しており、被調理物の温度上昇率が分かれば被調理物の重量が分かる。また図7で既述したように被調理物の重量と高温工程の持続時間とが1対1に対応している。このことから、被調理物の温度上昇率と高温工程の持続時間とは1対1に対応する。
よって、記憶部101には例えば、被調理物の温度上昇率と高温工程の持続時間との対応関係が記憶されている。ここで対応関係は、テーブルでも数式であってもよい。この場合、制御部CONのCPU103は例えば、算出した被調理物の温度上昇率を記憶部101のこの対応関係に適用して、この被調理物の温度上昇率に対応する高温工程の持続時間を取得してもよい。
具体的な一例として、記憶部101には、被調理物の温度上昇率と高温工程の持続時間の組が複数格納されたテーブルが記憶されていてもよい。その場合、制御部CONのCPU103は例えば、算出した被調理物の温度上昇率に対応する高温工程の持続時間を記憶部101のこのテーブルから読み出してもよい。これにより、人が被調理物の火の通り具合を確認しながら高温工程を継続するかどうか決める手間をなくすことができる。
<硬さ測定部を更に備える変形例>
なお、調理装置1は、被調理物の硬さを測定する硬さ測定部を更に備えてもよい。その場合、制御部CONは、硬さ測定部が測定した硬さに基づいて、高温工程から冷却工程へ制御を切り替えてもよい。より詳細には、制御部CONは、硬さ測定部が測定した硬さに基づいて、加熱部HTと圧力制御部PCに対する制御を高温工程時の制御から冷却工程時の制御へ切り替えてもよい。
例えば、制御部CONは、硬さ測定部が測定した硬さが所定の硬さより柔らかい場合、被調理物に火が通ったので、冷却工程時の制御へ切り替えてもよい。これにより、人が被調理物の火の通り具合を確認しながら高温工程を継続するかどうか決める手間をなくすことができる。
ここで硬さ測定部の処理の一例について説明する。硬さ測定部は例えば、特開2012−154819号公報に記載のように、被測定対象物に圧縮ガスを噴射して僅かに凹ませて、レーザ光を照射する。そして、硬さ測定部は例えば、圧縮ガスの衝突による被測定対象物の凹み量である押圧変位量をレーザ光照射により測定し、押圧変位量と硬さ規定情報とを用いて硬さを特定する。
<入力部の変形例>
なお、入力部IFは、加熱工程、高温工程、冷却工程、味浸み工程、保温工程それぞれ毎に、被調理物の温度と容器12内の圧力の少なくとも一方の入力を受け付けてもよい。具体的には例えば、入力部IFは、加熱工程について、その温度になったら加熱工程における制御を終了する加熱目標温度の入力を受け付けてもよい。更に、入力部IFは例えば、加熱工程について、第1の処理でその圧力になったら減圧を停止する減圧目標圧力の入力を受け付けてもよい。
また、入力部IFは例えば、高温工程で維持する温度の入力を受け付けてもよい。また、入力部IFは例えば、冷却工程について、その温度になったら冷却工程における制御を終了する冷却目標温度の入力を受け付けてもよい。
また、入力部IFは例えば、味浸み工程で維持する温度の入力を受け付けてもよい。また、入力部IFは例えば、味浸み工程について、上述した第1の圧力と第2の圧力の入力を受け付けてもよい。また、入力部IFは例えば、保温工程で維持する温度の入力を受け付けてもよい。また、入力部IFは例えば、保温工程で維持する圧力を受け付けてもよい。
その場合、制御部CONは、入力部IFが受け付けた温度と圧力に基づいて、加熱部HTと圧力制御部PCの減圧部DPと空気流入切替部ASを制御してもよい。これにより、制御部CONは、レシピ通りの調理工程を実行することができる。
(第2の実施形態)
続いて、第2の実施形態について説明する。第1の実施形態において、制御部CONは、量取得部AAが受け付けた量情報に応じて、加熱工程における第1の処理と第2の処理との切り替えの複数のタイミングを決定した。それに対し、第2の実施形態において、制御部CONは、加熱工程において温度検知部TSが検知した温度に応じて、複数の第1の処理と第2の処理との切り替えのタイミングを決定する。
制御部CONは、一例として、加熱工程における少なくとも二つの時刻において温度検知部TSが検知した温度に基づいて、単位時間あたりの被調理物の上昇温度である温度上昇率を算出する。
具体的には例えば、制御部CONは、加熱部HTが容器12の加熱を開始した時に温度検知部TSが検知した第1温度と、加熱部HTが容器の加熱を開始した時から所定時間経過後に温度検知部TSが検知した第2温度とを取得する。制御部CONは、例えば、第2温度から第1温度を減算し、減算して得た値を所定時間で割った値を温度上昇率として算出する。
そして、制御部CONは例えば、この算出した温度上昇率に基づいて、上記切り替えの複数のタイミングを決定する。例えば、記憶部101には、温度上昇率と切り替えタイミング候補の組とが関連付けられて記憶されている。制御部CONは、算出した温度上昇率に対応する切り替えタイミング候補の組を読み出し、この読み出した組に含まれる切り替えタイミング候補それぞれを、切り替えタイミングに決定する。
図13は、第2の実施形態における調理装置1の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図13のフローチャートは、図9のフローチャートからステップS101の処理が削除されたものになっている。
(ステップS502)次に、制御部CONは、加熱工程における制御を実行する。
ステップS503〜ステップS510の処理は、図9のステップS103〜ステップS110の処理と同じであるので、その説明を省略する。
図14は、図13のステップS502の処理の詳細の一例を示すフローチャートである。
図11と比べて、ステップS602の圧力制御が図11のステップS302の圧力制御と異なっている。
図15は、図14のステップS602の処理の詳細の一例を示すフローチャートである。
図12と比べて、ステップS703の処理が新たに追加されている。なお、ステップS701〜ステップS702の処理は、図12のステップS401〜ステップS402の処理と同一であるので、その説明を省略する。
(ステップS703)次に、制御部CONは、加熱工程における第1の処理と第2の処理との切り替えの複数のタイミングを決定する。
ステップS704〜ステップS708の処理は、図12のステップS403〜ステップS407の処理と同一であるので、その説明を省略する。
図16は、図15のステップS703の処理の詳細の一例を示すフローチャートである。
(ステップS801)まず、制御部CONは、加熱開始時に温度検知部TSが検知した第1温度を取得する。
(ステップS802)次に、制御部CONは、加熱開始から所定時間経過後に温度検知部TSが検知した第2温度を取得する。
(ステップS803)次に、制御部CONは、第2温度から第1温度を減算し、減算して得た値を所定時間で割った値を温度上昇率として算出する。
(ステップS804)次に、制御部CONは、算出した温度上昇率に基づいて、加熱工程における第1工程と第2工程の切り替えの複数のタイミングを決定する。
以上、第2の実施形態において、温度検知部TSは容器12内の被調理物の温度を検知する。そして、制御部CONは、加熱工程において温度検知部TSが検知した温度に応じて、第1の処理と第2の処理との切り替えの複数のタイミングを決定し、決定した複数のタイミングで圧力制御部PCを制御する。
容器12内の圧力を大気圧に向かって上げる過程で被調理物に含まれる固体内の空隙が液体に置換される。制御部CONは、被調理物が沸騰する直前の圧力まで、容器12内の圧力を下げてから大気圧に向かって圧力を上げることにより、被調理物に含まれる固体内に液体がより浸透する。このため、被調理物に含まれる固体内の空隙が液体に置換される量が増える。その結果、被調理物の熱伝導率が上がり、高温工程中の火の通りが早くなり、調理時間が短縮される。更に、被調理物の固体に熱が均一に伝わりやすくなるので、この固体の加熱むらが低減でき、食味が向上する。
なお、制御部CONは、加熱部HTが容器の加熱を開始した時から所定時間経過後に温度検知部TSが検知した温度である経過後温度に少なくとも基づいて、単位時間あたりの被調理物の上昇温度である温度上昇率を算出してもよい。制御部CONは、この算出した温度上昇率に基づいて、上記切り替えの複数のタイミングを決定してもよい。
具体的には、例えば、制御部CONは、例えば、加熱部HTが容器の加熱を開始した時の被調理物の温度を25℃と仮定し、(経過後温度−25)/所定時間を、温度上昇率として算出してもよい。
なお、各実施形態における制御装置は、容器12内の圧力を検出する圧力検出部(例えば、圧力センサー)を備えていてもよい。これにより、制御部CONは、温度検知部TSが検知した温度と圧力検出部が検出した圧力に応じて、圧力制御部PCを制御してもよい。具体的には例えば、制御部CONは、圧力検出部が検出した圧力が、温度検知部TSが検知した温度に対応する水蒸気圧または水蒸気圧に応じた圧力(例えば、水蒸気圧に所定の圧力を加算した圧力)に到達するまで容器12内を減圧し、到達した場合、容器12内の圧力を上昇させてもよい。
また、各実施形態の制御装置の各処理を実行するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、当該記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、制御装置に係る上述した種々の処理を行ってもよい。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
以上、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1 調理装置
11 筐体
12 容器
13 蓋
HT 加熱部
PC 圧力制御部
CON 制御部
IF 入力部
AS 空気流入切替部
VIS 気液分離部
PW1 第1経路
PW2 第2経路
PW3 第3経路
DP 減圧部
TS 温度検知部
AA 量取得部
101 記憶部
102 入出力部
103 CPU

Claims (18)

  1. 被調理物を収納可能な容器と、
    前記容器を加熱する加熱部と、
    前記容器内の圧力を調整する圧力制御部と、
    前記加熱部に前記被調理物を加熱させながら、前記圧力制御部が前記容器内を減圧する第1の処理と前記第1の処理で減圧した後の圧力を上昇させる第2の処理とを繰り返すよう前記圧力制御部を制御する制御部と、
    を備える調理装置。
  2. 前記圧力制御部は、
    前記容器内を減圧する減圧部と、
    前記容器の外部から前記容器内へ空気が流入できる流入状態と流入できない非流入状態とを切り替える空気流入切替部と、を備え、
    前記第1の処理は、前記減圧部が減圧しかつ前記空気流入切替部が前記非流入状態であり、
    前記第2の処理は、前記減圧部が減圧せずかつ前記空気流入切替部が前記流入状態である
    請求項1に記載の調理装置。
  3. 前記制御部による制御は、加熱開始から時間が経過するに連れて前記被調理物の温度が上昇する第1工程において実行される
    請求項1または2に記載の調理装置。
  4. 前記容器内の前記被調理物の温度を検知する温度検知部を更に備え、
    前記制御部は、前記温度検知部が検知した温度に応じて、前記第1の処理と前記第2の処理との切り替えの複数のタイミングを決定し、決定した複数のタイミングで前記圧力制御部を制御する
    請求項1から3のいずれか一項に記載の調理装置。
  5. 前記制御部は、少なくとも二つの時刻において前記温度検知部が検知した温度に基づいて、単位時間あたりの前記被調理物の上昇温度である温度上昇率を算出し、該算出した温度上昇率に基づいて、前記切り替えの複数のタイミングを決定する
    請求項4に記載の調理装置。
  6. 前記制御部は、前記加熱部が前記容器の加熱を開始した時から所定時間経過後に前記温度検知部が検知した温度である経過後温度に少なくとも基づいて、単位時間あたりの前記被調理物の上昇温度である温度上昇率を算出し、該算出した温度上昇率に基づいて、前記切り替えの複数のタイミングを決定する
    請求項4に記載の調理装置。
  7. 前記被調理物の量に関する量情報を取得する量取得部を更に備え、
    前記制御部は、前記量取得部が受け付けた前記量情報に応じて、前記第1の処理と前記第2の処理との切り替えの複数のタイミングを決定する
    請求項1から3のいずれか一項に記載の調理装置。
  8. 前記量取得部は、ユーザによる前記被調理物の量に関する量情報の入力を受け付ける入力部を備え、
    前記制御部は、前記入力部が受け付けた前記量情報に応じて、前記切り替えの複数のタイミングを決定する
    請求項7に記載の調理装置。
  9. 前記量取得部は、前記被調理物の重量を計測する重量計測部を備え、
    前記制御部は、前記重量計測部が計測した重量に基づいて、複数の前記切り替えのタイミングを決定する
    請求項7に記載の調理装置。
  10. 前記容器内の前記被調理物の温度を検知する温度検知部を更に備え、
    加熱開始から時間が経過するに連れて前記被調理物の温度が上昇する第1工程及び前記第1工程後、前記被調理物の温度を維持する第2工程後に続く第3工程において、前記制御部は、前記温度検知部が検知した温度に基づいて、前記加熱部による加熱を停止させたまま、第2所定温度になるまで前記圧力制御部に前記容器内の気体を前記容器外へ排出させる
    請求項1から9のいずれか一項に記載の調理装置。
  11. 前記被調理物の硬さを測定する硬さ測定部を更に備え、
    前記制御部は、前記硬さ測定部が測定した硬さに基づいて、前記第2工程から前記第3工程へ制御を切り替える
    請求項10に記載の調理装置。
  12. 前記第3工程後に続く第4工程において、前記温度検知部が前記第2所定温度を検知した場合、前記制御部は、前記容器内の圧力を、第1の圧力に上げ、かつその後に該第1の圧力よりも低い第2の圧力に下げることを繰り返すよう前記圧力制御部を制御する
    請求項10または11に記載の調理装置。
  13. 前記被調理物の量に関する量情報を取得する量取得部と、
    前記容器内の前記被調理物の温度を検知する温度検知部と、
    を更に備え、
    前記制御部は、前記量取得部が取得した量情報に基づいて、前記第2工程の継続時間を決定し、
    前記制御部は、前記第1工程を経て前記温度検知部が所定温度を検知した場合、前記決定した継続時間の間、前記第2工程の制御を実行する
    請求項10から12のいずれか一項に記載の調理装置。
  14. 前記容器内の前記被調理物の温度を検知する温度検知部を更に備え、
    前記制御部は、前記加熱部が前記容器の加熱を開始した時から所定時間経過後に前記温度検知部が検知した温度に基づいて、単位時間あたりの被調理物の上昇温度である温度上昇率を算出し、該算出した温度上昇率に基づいて、前記第2工程の継続時間を決定し、
    前記制御部は、前記第1工程を経て前記温度検知部が所定温度を検知した場合、前記決定した継続時間の間、前記第2工程の制御を実行する
    請求項10から12のいずれか一項に記載の調理装置。
  15. 前記第4工程後前記被調理物の温度を維持する第5工程において、前記制御部は前記容器内を大気圧より低い圧力に維持するよう前記圧力制御部を制御する
    請求項12に記載の調理装置。
  16. 前記圧力制御部は、
    前記容器内の気体を液体と気体に分離し、分離後の液体を前記容器内に戻し、分離後の気体を前記減圧部へ導く気液分離部を更に備える
    請求項2に記載の調理装置。
  17. 被調理物を収納可能な容器と、前記容器を加熱する加熱部と、前記容器内の圧力を変更する圧力制御部と、を備える調理装置が実行する調理方法であって、
    制御部が、前記加熱部に前記被調理物を加熱させながら、前記圧力制御部が前記容器内を減圧する第1の処理と前記第1の処理で減圧した後の圧力を上昇させる第2の処理とを繰り返すよう前記圧力制御部を制御するステップを有する調理方法。
  18. 被調理物を収納可能な容器と、前記容器を加熱する加熱部と、前記容器内の圧力を変更する圧力制御部と、を備える調理装置に、
    前記加熱部に前記被調理物を加熱させながら、前記圧力制御部が前記容器内を減圧する第1の処理と前記第1の処理で減圧した後の圧力を上昇させる第2の処理とを繰り返すよう前記圧力制御部を制御する被調理物制御ステップを実行させるためのプログラム。
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