JP2015056951A - ブレーキ付モータ - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本発明の第1の実施の形態に係るブレーキ付モータ10Aについて、図面に基づいて説明する。なお、以下の説明においては、X方向とは、モータ軸50の延伸方向を指し、X1側とは軸受B1が位置する側(図1の右側)を指し、X2側とは軸受B2が位置する側(図1の左側)を指す。
図1は、ブレーキ付モータ10Aの全体構成を示す側断面図である。なお、以下で説明するブレーキ付モータ10Aは、かご型誘導電動機である。図1に示すように、ブレーキ付モータ10Aは、ケース20を備え、そのケース20によって内部空間を封止する状態で覆っているが、ケース20の一端側(X1側)には軸孔21が設けられていて、その軸孔21からは、後述するモータ軸50の一端側が突出している。
続いて、モータ用ロータ40の詳細について説明する。図2は、モータ用ロータ40の構成を示す平面図である。図3は、モータ用ロータ40の構成を示す側断面図である。なお、図2および図3では、一部のみにカシメ部46が形成されている状態を示している。図4は、ロータ部41の構成を示す平面図である。図5は、ロータ部41の構成を示す側断面図である。
次に、ブレーキ付モータ10Aの動作について説明する。コイル31への通電を遮断している状態では、コイル31は励磁されず、そのためモータ用ロータ40は回転を停止している。このとき、ブレーキバネ66は、ドラムユニット61を他端側(X2側)へ向かって付勢し、その付勢力によってシュー係合部64bは、ブレーキシュー65を押圧し、両者の間に大きな摩擦力が作用する。それにより、モータ用ロータ40の停止状態を維持する。
以上のような構成のブレーキ付モータ10Aによると、ロータ部41の端面側に位置するエンドリング43からは、複数のボス部44が突出して設けられている。そして、それぞれのボス部44に磁性ピース45が、互いに隙間部47を有する状態で取り付けられている。したがって、磁性ピース45は、所定角度毎に細かく分割されることになり、それぞれの磁性ピース45で発生する鉄損(渦電流損失)を小さくすることが可能となる。その結果、磁束の流れが良好となり、磁性ピース45が係合部63bを吸引する力が強くなり、ブレーキの制動解除を短時間で行うことが可能となる。
以下、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態のブレーキ付モータ10Bは、上述した第1の実施の形態におけるブレーキ付モータ10Aと基本的な構成は同様となっている。したがって、以下の説明では、第1の実施の形態から相違する点について、主として説明する。
図8は、第2の実施の形態に係るブレーキ付モータ10Bの全体構成を示す側断面図である。図9は、モータ用ロータ40Bの構成を示す平面図である。なお、図9では、一部のみにカシメ部46が形成されている状態を示している。図10は、モータ用ロータ40Bの構成を示す側断面図であり、図9のA−A線に沿って切断した状態を示す図である。図11は、ロータ部41Bの構成を示す平面図である。図12は、ロータ部41Bの構成を示す側断面図であり、図11のB−B線に沿って切断した状態を示す図である。
以上のような構成のブレーキ付モータ10Bによると、仕切り部48は、隣接する磁性ピース45Bの間の隙間部47に位置する状態となる。そのため、磁性ピース45Bを配置する位置を規定することが可能となり、磁性ピース45Bが傾いた配置となるのを防止可能となる。それにより、磁性ピース45Bの傾きを防止するための特別な作業が不要となり、工数を削減することが可能となる。また、ボス部44を挿入孔45aに挿入し、仕切り部48の間に磁性ピース45Bを位置させるだけでも、エンドリング43への磁性ピース45Bの取付精度を向上させることが可能となる。
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明はこれ以外にも種々変形可能となっている。以下、それについて述べる。
Claims (5)
- 制動力を生じさせるブレーキユニットを備えるブレーキ付モータであって、
モータ軸と、
前記モータ軸に取り付けられるモータ用ロータと、
前記モータ用ロータの外周側に対向配置されるステータと、
磁性材料から構成され、前記ステータで生じる磁界によって前記モータ用ロータとの間に磁力による吸引力を生じさせ、その吸引力によって前記ブレーキユニットにおける制動力を解除させる吸引部材と、
を備え、
前記モータ用ロータは、
回転力を生じさせるロータ部と、
前記ロータ部の端面側から突出する突出部と、
磁性材料から構成される複数の磁性部材であって、外周側において前記ステータに対向配置され、前記モータ軸の軸線方向において前記吸引部材と対向配置され、前記突出部が挿入される挿入孔を有すると共に、互いに接触しない状態で配置され、前記突出部の塑性変形によって前記ロータ部に取り付けられている磁性部材と、
を具備することを特徴とするブレーキ付モータ。 - 請求項1記載のブレーキ付モータであって、
前記挿入孔の断面積は、前記ロータ部とは反対側の前記磁性部材の端面側の方が、前記ロータ部側よりも、広く設けられている、
ことを特徴とするブレーキ付モータ。 - 請求項1または2記載のブレーキ付モータであって、
前記磁性部材は、カシメ加工によって前記ロータ部に取り付けられている、
ことを特徴とするブレーキ付モータ。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載のブレーキ付モータであって、
前記ブレーキ付モータは、かご型誘導モータであり、
前記ロータ部の端部側には、前記突出部が突出するエンドリングが設けられていて、前記エンドリングは、非磁性材料であって前記磁性部材よりも電流を良好に導通させる材質から形成されている、
ことを特徴とするブレーキ付モータ。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載のブレーキ付モータであって、
前記挿入孔および前記突出部は、その中心から外周側までの距離が周方向の部位によって異なる形状に形成されていて、
それら前記挿入孔および前記突出部の間の嵌め合いによって前記磁性部材の前記ロータ部に対する回転が阻止される、
ことを特徴とするブレーキ付モータ。
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2013
- 2013-09-11 JP JP2013188478A patent/JP6164998B2/ja active Active
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