JP2015056033A - 操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】適当な開始タイミングで情報呈示動作を行うことを可能した操作装置を提供する。
【解決手段】操作装置は、操作部をプッシュ操作可能なプッシュ操作機構と、プッシュ操作機構を介して駆動部により操作部を駆動することで操作感覚を呈示する触覚呈示手段と、操作部の動きを検出する検出部と、起動パルス信号P01及び起動パルス信号よりも小さい所定パルス数の事前振動パルス信号P02に基づいて生成される駆動制御信号、並びに駆動制御信号の出力後に出力するメイン振動パルス信号とにより駆動部を駆動する駆動制御部とを備える。駆動制御部は、駆動制御信号を出力している一定時間の間、検出部の検出信号を無効にするマスク時間t01を設け、マスク時間の経過後に検出部の検出信号に基づいてメイン振動パルス信号P03の出力に切り替える。
【選択図】図5

Description

本発明は、操作装置に係り、特に、操作者に触覚刺激操作感触を呈示する機能を有する操作装置に関する。
操作者に情報を伝達する従来の情報呈示装置の一例としては、例えば操作者の指の傾きを利用して方向を呈示する方向呈示装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
上記特許文献1記載の従来の方向呈示装置は、独立して上下動可能な複数の可動パネルの上面に指載置板を配置しており、その指載置板をカーナビゲーション装置が表示する画面上の進路方向に対応して傾斜させるように構成されている。この可動パネルを駆動するための可動部は、可動パネルの下方に突出して形成された棒状部材の先端部が駆動モータの回転軸に固定されたカムの外周面に摺動自在に常時当接した状態となっており、駆動モータの正逆回転駆動によりカムを正逆回転させることで可動パネルを上下動可能としている。
特開2010−204741号公報
上記特許文献1記載の従来の方向呈示装置は、可動パネルの棒状部材と駆動モータのカムとを常時当接させた状態から方向呈示動作を開始する構成となっている。そのため、可動パネルをプッシュ操作する場合は、モータのコギングトルクが可動パネルによるプッシュ操作の抵抗力となり、可動パネルの操作感を低下させるという問題点があった。
そこで、可動パネルの方向呈示動作を必要としないときは、可動パネルの棒状部材に当接する位置から棒状部材に当接しない位置に駆動モータのカムを退避させることで、モータのコギングトルクの影響を回避する構成の採用が考えられる。しかしながら、駆動モータのカムが可動パネルの棒状部材に当接していない限りは、駆動モータの回転角度を検出するセンサを備えたとしても、可動パネルの動きは検出されないため、駆動モータの回転駆動に基づいて方向呈示動作の開始タイミングを制御することは困難となる。
一方、センサにより検出された駆動モータの回転角度ではなく、センサにより検出された可動パネルの動きに基づいて方向呈示動作の開始タイミングを制御する駆動は、駆動モータのカムが棒状部材に当接しない位置から棒状部材に当接する位置までの間で、カムの当接による動作以外の動作により可動パネルが動いてしまうと、方向呈示動作の制御の開始タイミングを誤判定してしまうという問題点があった。
従って、本発明の目的は、適当な開始タイミングで情報呈示動作を行うことを可能した操作装置を提供することにある。
[1]本発明は、操作部をプッシュ操作可能なプッシュ操作機構と、前記プッシュ操作機構を介して駆動部により前記操作部を駆動することで操作感覚を呈示する触覚呈示手段と、前記操作部の動きを検出する検出部と、起動パルス信号及び前記起動パルス信号よりも小さい所定パルス数の事前振動パルス信号に基づいて生成される駆動制御信号、並びに前記駆動制御信号の出力後に出力するメイン振動パルス信号により前記駆動部を駆動する駆動制御部と、を備えており、前記駆動制御部は、前記駆動制御信号を出力している一定時間の間、前記検出部の検出信号を無効にするマスク時間を設け、前記マスク時間の経過後に前記検出部の検出信号に基づいて前記メイン振動パルス信号の出力に切り替えることを特徴とする操作装置にある。
[2]上記[1]記載の発明にあって、前記マスク時間は、前記起動パルス信号の出力開始から出力停止までの時間を第1のマスク時間に設定され、前記起動パルス信号の出力開始から前記事前振動パルス信号の出力開始までの時間を第2のマスク時間に設定され、前記第2のマスク時間は、記憶されている過去n回分のマスク時間履歴情報の平均値を算出することで更新されることを特徴とする。
[3]上記[2]記載の発明にあって、前記マスク時間は、前記第1のマスク時間時点の前記検出部の検出値をHfbとし、前記第2のマスク時間時点の前記検出部の検出値をHfbとし、前記第2のマスク時間の経過後の前記検出部の検出値をHfbSTとしたとき、(Hfb−Hfb)>HfbSTに変化するまでの時間を前記第2のマスク時間として設定されることを特徴とする。
[4]上記[2]又は[3]記載の発明にあって、前記駆動制御部は、前記第2のマスク時間時点の前記検出部の検出値Hfbが前記第2のマスク時間の経過後の前記検出部の検出値HfbSTよりも多い場合は、前記メイン振動パルス信号を出力し、前記第2のマスク時間時点の前記検出部の検出値Hfbが前記第2のマスク時間の経過後の前記検出部の検出値HfbSTよりも少ない場合には、前記メイン振動パルス信号を出力しないように制御することを特徴とする。
[5]上記[2]〜[4]のいずれかに記載の発明にあって、前記マスク時間は、前記第2のマスク時間の前記平均値から補正値を差し引いた値を更新した時間として設定されることを特徴とする。
本発明によれば、適当な開始タイミングで情報呈示動作を行うことが可能となり、操作者が操作部の操作に違和感を覚えることはない。
本発明の第1の実施の形態に係る典型的な触覚呈示装置を備えた操作装置を概略的に示す分解斜視図である。 (a)〜(c)は、振動フィードバック時における触覚呈示装置の動作を説明するための図である。 (a)〜(c)は、触覚呈示装置の構成部品の動作を示す図2に対応した図である。 触覚呈示装置の駆動制御部を中心とした電気系のブロック図である。 駆動制御部の動作例を示す図である。 駆動制御部の処理例を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る触覚呈示装置における駆動制御部の動作例を示す図である。 第2の実施の形態に係る触覚呈示装置における駆動制御部の処理例を示すフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて具体的に説明する。
[第1の実施の形態]
(操作装置の全体構成)
図1において、全体を示す符号1は、この第1の実施の形態における典型的な触覚呈示装置を備えた操作装置の構成部品を概略的に例示している。この操作装置1は、特に限定されるものではないが、例えば空調装置、オーディオ装置やナビゲーション装置等の車載機器の作動を制御するための操作信号を出力する車両用のタッチパネルに好適に用いられる。
図示例による操作装置1は、例えば車室内の図示しないセンターコンソールなどの運転席周辺部に配置されており、同じく図示を省略したディスプレイに配線を介して接続される。
この操作装置1は、操作者の手指でタッチパネルをタッチ操作すると、例えばタッチパネルの表面上の位置がタッチセンサにより検出され、この位置に対応した位置検出信号がディスプレイ上の項目ボタンを選択決定する遠隔操作式の入力装置として構成される。
この操作装置1は、図1に示すように、プッシュ操作可能なタッチパネル装置20と、タッチパネル装置20が操作入力を受け付けた際に、操作者の手指に対して振動刺激操作感(ハプティック感)を呈示する触覚呈示装置40とを備えている。
下方に向けて開口したケース状に形成された樹脂製のボディ2には、図1に示すように、タッチパネル装置20及び触覚呈示装置40のそれぞれの構成部品が組み込まれる。ボディ2の下方開口を覆う樹脂製のカバー体3を図示しないビスにより締付固定することで、タッチパネル装置20と触覚呈示装置40とを一体化した操作装置1が構成される。
このボディ2の一側部には、図1に示すように、第1〜第3の3個の操作ノブ5,5,5が一列に設けられる。隣り合う操作ノブ5の間には、絶縁体である樹脂製のセパレータ4,4が介在されるようになっている。このボディ2の他側部には、第4の操作ノブ6が設けられる。この第1〜第4の操作ノブ5,6のそれぞれは、プッシャ5a,6aを介して制御基板7に搭載されたプッシュスイッチ5b,6bをオンオフ操作可能に配置される。このプッシュスイッチ5b,6bからの操作情報を電子機器へ出力することで電子機器が遠隔操作される。
(タッチパネル装置の構成)
このタッチパネル装置20は、図1に示すように、平面矩形状のベース21と枠状のフレーム22との間に矩形状のタッチセンサ基板23とシート状のタッチパネル24とを図示しない両面テープを介して接合した状態で組み付けられる。このベース21及びフレーム22は、樹脂材料により形成されている。タッチパネル装置20の外周部分には、矩形枠状のシールド部材25が覆うように配置される。このシールド部材25は、制御基板7の接地回路に電気的に接続される。
このベース21の上面に凹状に形成された凹部の底面には、図1に示すように、クリック部材26を介してタッチセンサ基板23が弾性的に保持される。このクリック部材26は、弾性変形によりタッチパネル24に対して変位可能な筒状のラバー材からなり、タッチパネル24側の内径がベース21側の内径よりも大きく形成されている。
このフレーム22は、図1に示すように、上面を開口した枠部22aからなる。その枠部22aは、額縁状の枠板体と、枠板体の内周縁部から収容部側に向けて延びる筒状の壁部とを有している。
このタッチセンサ基板23とタッチパネル24とは、図1に示すように、導電材である導電性テープ27を介して接続される。
このタッチセンサ基板23は、図1に示すように、例えば静電容量を検出する静電容量タッチセンサであり、フレキシブルフラットケーブル28を介して制御基板7に搭載されたコネクタ8に接続される。
一方のタッチパネル24は、図1に示すように、シール性を有する両面テープ29を介してフレーム22の枠板体の裏面に接合され、フレーム22の枠部22aの開口に操作面を露出させた状態で操作可能に配置される。操作部であるタッチパネル24からの操作情報を電子機器へ出力することで電子機器が遠隔操作される。
このベース21には更に、図1に示すように、ボディ2に形成された貫通孔に係合する複数の弾性係合片21a,…,21aと、ボディ2に形成された案内孔に沿って案内移動する一対の案内片21b,21bと、タッチパネル24の往復運動に連動する連結部材である連結片21cとのそれぞれがプッシュ操作機構30側に向けて延在されている。
(プッシュ操作機構の構成)
このプッシュ操作機構30は、図1に示すように、ボディ2に回転可能に固定される支持軸31と、支持軸31の一端とは一体になって回転するリンク部材32とを備える。支持軸31の他端には、リンク部材32の位置を検出する検出部である板状のエンコーダ33と、プッシュ操作のオンオフを検出するエンタースイッチ34とが取り付けられている。
このエンコーダ33は、図1に示すように、プッシュ操作機構30側に取り付けられたエンコーダスリット板33Aと、制御基板7側に取り付けられたフォトインタラプタ33Bとから構成されたロータリエンコーダである。エンコーダスリット板33Aは、タッチパネル装置20のベース21の上下移動に伴い回転するので、ベース21に固定されている操作部としてのタッチパネル24の動きを高分解能で検出する。
このエンタースイッチ34は、図1に示すように、プッシュ操作機構30側に取り付けられたエンタースイッチ板34Aと、制御基板7側に取り付けられたフォトインタラプタ34Bから構成されている。エンタースイッチ板34Aは、支持軸31に取り付けられているので、ベース21に固定されているタッチパネル24のエンター動作を検出する。エンタースイッチ34の検出信号は、図4に示すように、制御部110へ入力される。
このプッシュ操作機構30は更に、図1に示すように、プッシュ操作時におけるタッチパネル24の傾き動作を抑制するスタビライザ35を備える。このスタビライザ35の両端は、支持軸31とは交差して、タッチパネル装置20の一対の案内片21bのそれぞれに取り付けられることで、支持軸31の軸回りの傾き動作を抑制するようになっている。
このリンク部材32には、図1に示すように、トーションバネ36が取り付けられる。このトーションバネ36は、リンク部材32を一方向に向けて常に付勢するように構成される。支持軸31及びトーションバネ36は、金属材料からなり、リンク部材32は、樹脂材料により形成されている。
このリンク部材32は、図2(a)〜図3(a)に示すように、支持軸挿入用孔32bを有するドーナツ状の基部32aと、基部32aの外周面両側に突出して形成された一対のアーム部32c,32cとを有する。この基部32aの偏心位置には、連結ピン32dが突出している。
このリンク部材32の連結ピン32dは、図2(a)〜図3(a)に示すように、タッチパネル装置20のベース21の連結片21cに形成されたピン係止孔21d内を往復動(往復微動)可能に連結される。この連結ピン32dと連結片21cとの連結により、リンク部材32は、タッチパネル装置20のプッシュ操作に連動してプッシュ操作機構30の支持軸31を回転中心として正逆回転する。この連結片21cのピン係止孔21dとは反対側の部位は、触覚呈示装置40とは干渉しないように切欠して形成されている。
(触覚呈示装置の構成)
この第1の実施の形態における基本構成は、操作部であるタッチパネル24にメイン振動を付与することで、操作者の手指に操作感覚を呈示する触覚呈示手段を備えた触覚呈示装置40にある。従って、上記のように構成された操作装置1は、この第1の実施の形態に係る一構成例を示しており、その構成部品の形状や構造などは、図示例に限定されるものではない。
この触覚呈示装置40は、プッシュ操作機構30を介して操作者の手指に触覚刺激操作感触を呈示する触覚呈示手段を備える。この触覚呈示手段は、図1に示すように、プッシュ操作機構30のリンク部材32と駆動伝達機構41とにより主に構成される。この駆動伝達機構41は、駆動部とカム機構とを備える。
この駆動部である正逆回転可能なモータ42は、図1に示すように、ハウジング44に保持されており、このハウジング44が図示しないビスを介してボディ2に締付固定される。このモータ42は、制御基板7に電気的に接続されるコードを有するターミナル45と、モータ42に帯電した静電気を制御基板7の接地回路に逃がすグランドクリップ46とを介して電気的に接続される。
一方のカム機構は、図1に示すように、モータ42の出力軸に固定された回転カム部材であるカムプレート43を備えている。
プッシュ操作機構30と触覚呈示装置40とが常に連結したままの状態にあるときは、プッシュ操作機構30のリンク部材32と触覚呈示装置40のカムプレート43とがプッシュ操作機構30のプッシュ操作の抵抗力となり、操作感を損なうことになるので好ましくない。
図示例にあっては、リンク部材32とカムプレート43との連結を解除する構成が設けられている。このカムプレート43は、図2(a)〜図3(c)に示すように、リンク部材32に駆動を伝達する伝達位置とリンク部材32に駆動を伝達しない非伝達位置とに回転可能に構成されている。ハプティック感の発生を必要としないときは、触覚呈示装置40をプッシュ操作機構30から退避する位置に停止させている。
このカムプレート43は、図2(a)〜図3(c)に示すように、モータ42の往復回転運動をタッチパネル装置20の往復微動運動に変換する運動変換部材である。カムプレート43の外面には、第1カム面43a及び第2カム面43bがモータ42の出力軸を対称に形成されている。図示例では、第1カム面43a及び第2カム面43bのそれぞれは、インボリュート曲線形状に形成されている。
この第2カム面43bは、図2(a)〜図3(c)に示すように、リンク部材32のカムプレート対向側のアーム部32cからなるカムフォロア面32eに当接しつつ所定の角度をもって回転するように構成されている。
(駆動制御部の構成)
図4を参照すると、同図には、触覚呈示装置40を駆動制御する駆動制御部100の一構成例が例示されている。この駆動制御部100は、制御部110及び駆動回路120により構成されている。
この制御部110は、例えば記憶されたプログラムに従って、取得したデータに演算及び処理等を行うCPU(Central Processing Unit)、半導体メモリであるRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)等の各種の構成要素を有するマイクロコンピュータにより構成されており、電圧及びパルス幅を変化させることで生成した駆動制御信号Vcを出力するアナログ信号出力部を有する。
この駆動制御部100により通電制御されるモータ42は、図4に示すように、制御部110から出力される駆動制御信号Vcに基づいて駆動回路120から供給されるモータ駆動電流Idにより回転駆動される。この駆動制御信号Vcは、起動パルス信号P01と、起動パルス信号P01よりも小さい所定のパルス数を有する事前振動パルス信号P02とに基づいて生成される。
この駆動制御部100は、図4に示すように、駆動制御信号Vcによりモータ42を間欠駆動させる。この駆動制御信号Vcによる駆動は、カムプレート43の第1カム面43aがリンク部材32のカムフォロア面32eに当接するまでの間の第1カム面43aとカムフォロア面32eとの間隙(ガタ)を詰めるガタ詰め動作のための信号に基づいて行われる。
この制御部110には、図4に示すように、タッチパネル24からの座標情報、プッシュスイッチ5からのプッシュ情報、及びエンコーダ33並びにエンタースイッチ34からの角度情報が入力される。これらの情報と、記憶された情報とに基づいて駆動回路120を介してモータ42を通電制御することで、図3(a)の状態から図3(b)の状態に至る事前振動制御において、駆動制御信号Vcによりガタ詰め動作が行われる。
このガタ詰め動作後に、図3(c)に示すように、カムプレート43の第1カム面43aがリンク部材32のカムフォロア面32eに当接した状態で、移動量Lをもってタッチパネル24を上方向へ押し上げるメイン振動制御が行われる。
(駆動制御部の動作)
ここで、図5を参照すると、同図には、駆動制御部100の動作例が例示されている。同図において、駆動制御信号Vcは、起動パルス信号P01と、起動パルス信号P01よりも小さい所定パルス数の事前振動パルス信号P02とからなるパルス列として生成される。駆動制御信号Vcは、起動パルス信号P01及び事前振動パルス信号P02によるガタ詰め動作後にメイン振動パルス信号P03として出力される。
この起動パルス信号P01は、図5に示すように、モータ42を起動させるためのパルス信号であり、静止摩擦力から動摩擦力が支配する状態に移行するために、メイン振動パルス信号P03の電圧値V03よりも比較的大きな電圧値V01の設定がなされる。起動パルス信号P01としては、モータ42を駆動する正方向の電圧値V01に続いて負方向の電圧値V04を出力することで、過剰な駆動を補正することが可能となっている。
一方の事前振動パルス信号P02は、図5に示すように、起動パルス信号P01の電圧値V01よりも小さい電圧値V02に設定された所定のパルス数を有するパルス列である。この所定のパルス数としては、所定の起動パルス信号P01と事前振動パルス信号P02とを発生する一定時間の経過時までにガタ詰め動作が終了するように、固体のばらつき、動作温度範囲や経年変化等を考慮してパルス数を設定することが好適である。
この事前振動パルス信号P02としては、電圧値又はパルス幅が漸次増加するパルス列として設定することができる。この設定により、ガタ詰め動作を確実に行うことができる。
このメイン振動パルス信号P03は、図5に示すように、タッチパネル24にメイン振動を付与するためのパルス信号である。タッチパネル24を上下方向に連動させるリンク部材32の動きを検出するエンコーダ33の回転量に応じて、駆動回路120に送られる駆動制御信号の電圧値V03又はパルス幅が可変に制御される。
リンク部材32の動きを検出するエンコーダ33は、図5に示すように、位相のずれたA相とB相の2つのパルス信号を制御部110に出力する。この2相の位相差(進み・遅れ)をアップパルスに変換して出力されるので、タッチパネル24の上方向移動と下方向移動とでは出力タイミングが互いに逆となり、リンク部材32の回転方向及び回転位置が判断できるようになっている。
ところで、事前振動制御からメイン振動制御への切り替わり動作は、モータ42の回転角度を検出するセンサを備えることなく、リンク部材32の動きを検出するエンコーダ33から出力される検出信号に基づいて制御部110が駆動回路120に駆動制御信号を送ることで制御される。そのため、リンク部材32とカムプレート43とが当接した状態以外の他の状態でリンク部材32が動いた場合でも、リンク部材32とカムプレート43とが当接しつつ所定の角度をもって回転している状態とみなされる。
その結果、制御部110の誤判定により、事前振動制御からメイン振動制御へ切り替わり、メイン振動制御による振動がリンク部材32を介してタッチパネル24に付与されることとなり、操作者がタッチパネル24の操作に違和感を覚えるので好ましくない。
そこで、この第1の実施の形態において主要な基本構成は、制御部110の誤判定を防止するために、制御部110が、起動パルス信号P01と事前振動パルス信号P02とを出力する事前振動制御領域内における一定時間の間、エンコーダ33から出力される検出信号の検出を無視するマスク時間t01を設けるマスク時間設定部を有していることにある。制御部110は、マスク時間t01経過後にエンコーダ33の検出信号に基づいてメイン振動パルス信号P03の出力に切り替える。
このマスク時間設定部は、図5に示すように、起動パルス信号P01の出力開始から出力停止までの時間に所定のマスク時間t01を設定し、設定されたマスク時間t01が経過するまでの間、リンク部材32の動きを検出するエンコーダ33から出力される検出信号の検出値を無視する。ここで、検出信号の検出値は、エンコーダ33から出力されるエンコーダパルス数(以下、「エンコーダ値」という。)である。
このエンコーダ値の検出を無視する時間は、リンク部材32の動きの検出、即ちタッチパネル24の動きの検出を無効にする事前振動制御領域内に設定される。従って、事前振動制御領域内において、リンク部材32とカムプレート43とが当接するメイン振動制御の状態以外の他の状態でタッチパネル24が動いた場合があっても、制御部110により誤判定されないので、事前振動制御からメイン振動制御へ切り替えられる誤動作が防止される。
(駆動制御信号による触覚呈示の処理)
次に、上記のように構成された駆動制御部100について、その処理を説明する。
図6において、いま、操作感覚を呈示する動作がスタートする。操作感覚の呈示動作がスタートすると、駆動制御部100の制御部110は、起動パルス信号P01と事前振動パルス信号P02とからなるパルス列として生成された駆動制御信号Vcを駆動回路120へ出力する(ステップS1)。
制御部110が駆動制御信号Vcを駆動回路120へ出力すると同時に、制御部110は、エンコーダ33から出力されるエンコーダ値を無効にするマスク時間t01を越えたか否かを監視する(ステップS2)。ステップS2の処理において、制御部110により、マスク時間t01を越えていないと判断された場合は、ステップS2の処理を繰り返す。もし、マスク時間t01を越えたと判断されたならば、次のステップS3へ進む。
ステップS3の処理において、制御部110は、マスク時間t01経過後のエンコーダ値の変化を検出することで、マスク時間t01経過後にリンク部材32が動いたか否か、即ちタッチパネル24が動いたか否かを判断する(ステップS4)。
ステップS4の処理において、制御部110により、タッチパネル24が動いていないと判断された場合は、事前振動制御によるガタ詰め動作状態であると判断し、ステップS4の処理を繰り返す。もし、タッチパネル24が動いたと判断されたならば、メイン振動制御を行うための次のステップS5へ移行する。
ステップS5の処理において、制御部110は、事前振動パルス信号P02の出力を停止する。これにより、ステップS1からステップS5に至る事前振動制御によるガタ詰め動作が終了する。続いて、ステップS6へ移行する。
ステップS6の処理において、制御部110は、駆動回路120に駆動制御信号としてメイン振動パルス信号P03を出力し、タッチパネル24を上方向へ押し上げるメイン振動制御により操作感覚の呈示を行う。以上の動作により、ステップS1からステップS6に至る一連のモータ駆動による操作感覚の呈示が終了する。
(第1の実施の形態の効果)
上記のように構成された操作装置1を採用することで、上記効果に加えて以下の効果が得られる。
(1)振動制御開始から一定時間内のリンク部材32の動き、即ちタッチパネル24の動きを無視することで、制御部110によるメイン振動制御前の誤判定を防止することができる。
(2)メイン振動制御前の誤判定を防止することができるため、情報呈示動作を安定化させることが可能となる。
(3)事前振動制御時においてメイン振動制御への切り替わりを防止することができるので、操作者がタッチパネル24の操作に違和感を覚える振動を低減させることが可能となる。
(4)起動パルス信号P01と、起動パルス信号P01よりも小さい所定パルス数の事前振動パルス信号P02とからなる駆動制御信号Vcとして生成されることから、ガタ詰め動作による衝突音や不要な振動等を抑制することができるようになり、振動呈示動作時又は振動呈示動作前に衝突音や不要な振動等を発生することが低減可能となる。
(5)触覚フィードバックが必要なときは必要な方向のみにハプティック感を発生することを可能とした構成が効果的に得られる。
(6)モータ42のコギングトルクを軽減することが可能となり、コギングトルクに伴う衝撃音や振動などが少ない駆動を実現することが可能となる。
[第2の実施の形態]
図7及び図8を参照すると、これらの図には、第2の実施の形態に係る触覚呈示装置40における制御部110の動作及び処理の一例がそれぞれ例示されている。
この第2の実施の形態にあっては、リンク部材32の動きを検出するエンコーダ33から出力されるエンコーダ値を無効にするマスク時間t01を更新する構成を除いて、他の構成は上記第1の実施の形態と同様の構成を備えている。従って、上記第1の実施の形態で用いた部材符号と同じ部材符号を用いることで、その部材に関する詳細な説明は省略する。
(駆動制御部の動作)
この第1のマスク時間t02をマスクの固定時間とした場合は、その固定時間が短すぎると、マスク時間を設定しない事前振動制御領域においてメイン振動制御の開始タイミングが誤判定されたときに、操作者がタッチパネル24の操作に違和感を覚えるので好ましくない。これとは逆に、その固定時間が長すぎると、事前振動制御からメイン振動制御への切り替え動作が遅くなり、操作者がタッチパネル24の操作に違和感を覚えるので好ましくない。
この第2の実施の形態において主要な基本構成は、駆動制御部100の制御部110がマスク時間設定部に設定されているマスク時間t01を更新するマスク時間更新手段を有している点にある。これにより、事前振動からメイン振動への切り替え動作が安定した精度のよい制御が行われる。
このマスク時間t01は、図7に示すように、起動パルス信号P01の出力開始から出力停止までの時間を第1のマスク時間t02に設定されるとともに、起動パルス信号P01の出力開始から事前振動パルス信号P02の出力開始までの時間を第2のマスク時間t03に設定されている。
このマスク時間更新手段は、図7に示すように、第1のマスク時間t02をマスク時間t01の最小値(最小時間)として一定時間に固定し、この第1のマスク時間t02経過後の第2のマスク時間t03を履歴情報として記憶しており、その履歴情報の過去n回分の平均値を算出することで、マスク時間t01を更新制御する。
このマスク時間更新手段は、第1のマスク時間t02時点のエンコーダ値をHfbとし、第2のマスク時間t03時点のエンコーダ値をHfbとし、第2のマスク時間t03経過後のエンコーダ値をHfbSTとしたとき、エンコーダ値が(Hfb−Hfb)>HfbSTに変化するまでの時間を第2のマスク時間t03として設定している。
このマスク時間t01としては、第2のマスク時間t03の過去n回分の平均値から時間Xミリ秒を差し引いた値を更新した時間として設定されることが好適である。ここで、Xミリ秒は、リンク部材32とカムプレート43とが当接した時点からリンク部材32が動く時点までの時間差(タイムラグ)等の補正値である。
図示例では、第1のマスク時間t02と当該第1のマスク時間t02よりも長い第2のマスク時間t03とを越えた時間にマスク時間t01を設定しているが、例えばマスク時間t01の最小時間を第1のマスク時間t02に設定すれば(マスク時間t01=第1のマスク時間t02)、第2のマスク時間t03の過去n回分の平均値がマスク時間t01となる(第2のマスク時間t03の過去n回分の平均値=マスク時間t01)。
第2のマスク時間t03時点のエンコーダ値Hfbが第2のマスク時間t03経過後のエンコーダ値HfbSTよりも多い場合は、事前振動制御からメイン振動制御へ移行する。一方、第2のマスク時間t03時点のエンコーダ値Hfbが第2のマスク時間t03経過後のエンコーダ値HfbSTよりも少ない場合は、事前振動制御からメイン振動制御へ移行しない。但し、マスク時間t01時点において、エンコーダ値が(Hfb−Hfb)>HfbSTに変化した場合は、事前振動制御からメイン振動制御へ即座に移行する。
上記のように構成されたマスク時間更新手段により、第2のマスク時間t03を過去n回分の平均値を用いて更新後の新たなマスク時間t01を算出することで、マスク時間t01を適切に変更することが可能となる。
(駆動制御信号による触覚呈示の処理)
次に、上記のように構成された駆動制御部100について、その処理を説明する。
図8において、いま、操作感覚を呈示する動作がスタートする。操作感覚の呈示動作がスタートすると、駆動制御部100の制御部110は、起動パルス信号P01と事前振動パルス信号P02とからなるパルス列として生成された駆動制御信号Vcを駆動回路120へ出力する(ステップS11)。
制御部110が駆動制御信号Vcを駆動回路120へ出力すると同時に、制御部110は、エンコーダ33から出力されるエンコーダ値を無効にするマスク時間t01を越えたか否かを監視する(ステップS12)。ステップS12の処理において、制御部110により、マスク時間t01を越えていないと判断された場合は、ステップS12の処理を繰り返す。もし、マスク時間t01を越えたと判断されたならば、次のステップS13へ進む。
ステップS13の処理において、制御部110は、マスク時間t01経過後のエンコーダ値の変化を検出し、リンク部材32が動いたか否か、即ちタッチパネル24が動いたか否かを判断する(ステップS14)。
ステップS14の処理において、第2のマスク時間t03のエンコーダ値Hfbが第2のマスク時間t03経過後のエンコーダ値HfbSTよりも少なく、タッチパネル24が動いていないと判断された場合は、事前振動制御によるガタ詰め動作状態であると判断し、事前振動制御からメイン振動制御へ移行しないで、ステップS14の処理を繰り返す。
もし、第2のマスク時間t03のエンコーダ値Hfbが第2のマスク時間t03経過後のエンコーダ値HfbSTよりも多く、タッチパネル24が動いたと判断されたならば、次のステップS15へ移行する。
ステップS15の処理において、制御部110は、第2のマスク時間t02経過後の事前振動パルス信号P02の出力を停止する。これにより、ステップS11からステップS15に至る事前振動制御によるガタ詰め動作が終了する。ガタ詰め動作終了後、次のステップS16へ移行する。
ステップS16の処理において、制御部110は、駆動回路120に駆動制御信号としてメイン振動パルス信号P03を出力し、タッチパネル24を上方向へ押し上げるメイン振動制御により操作感覚の呈示を行う。これにより、ステップS11からステップS16に至る一連のモータ駆動による操作感覚の呈示が終了し、次のステップS17へ移る。
ステップS17の処理において、第2のマスク時間t03を履歴情報として記憶するとともに、過去N回分の第2のマスク時間t03の平均値を算出する。次のステップS18,S19の処理により、第2のマスク時間t03の更新処理を行い、算出した平均の第2のマスク時間t03を履歴情報として制御部110の記憶部に保存する。
以上の処理により、ステップS11からステップS19に至る一連のモータ駆動による操作感覚の呈示が全て終了する。
(第2の実施の形態の効果)
この第2の実施の形態にあっても、上記第1の実施の形態と同様の効果が得られることに加えて、次の効果が得られる。
(1)振動呈示ごとに第2のマスク時間t03を更新することで、個体差及び動作環境の変化などの影響を受けずに操作の違和感発生の頻度を低減することが可能となる。
(2)第2のマスク時間t03の過去n回分の平均値を更新値とし、その更新値を新たなマスク時間t01として用いるため、リンク部材32の回転位置誤差を低減することができる。
[変形例]
本発明における操作装置1においては、次に示すような変形例も可能である。
(1)上記触覚呈示手段は、車載機器に限らず、例えばゲーム機、パーソナルコンピュータや携帯電話機などの各種の端末装置に適用することができることは勿論である。
(2)タッチパネルを備えていない各種のスイッチ装置であっても、操作者の手指に触覚刺激操作感触を呈示することは可能であり、上記触覚呈示手段は、例えばマウス装置、キーボードや操作ノブなどにも適用することができる。
(3)上記触覚呈示手段は、例えば使用目的などに応じて配置個数、配置位置や配置形態などを適宜に選択すればよく、本発明の初期の目的を達成することができる。
以上の説明からも明らかなように、本発明に係る代表的な実施の形態、変形例及び図示例を例示したが、上記実施の形態、変形例及び図示例は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。従って、上記実施の形態、変形例及び図示例の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
1…操作装置、2…ボディ、3…カバー体、4…セパレータ、5,6…操作ノブ、5a,6a…プッシャ、5b,6b…プッシュスイッチ、7…制御基板、8…コネクタ、20…タッチパネル装置、21…ベース、21a…弾性係合片、21b…案内片、21c…連結片、21d…ピン係止孔、22…フレーム、22a…枠部、23…タッチセンサ基板、24…タッチパネル、25…シールド部材、26…クリック部材、27…導電性テープ、28…フレキシブルフラットケーブル、29…両面テープ、30…プッシュ操作機構、31…支持軸、32…リンク部材、32a…基部、32b…支持軸挿入用孔、32c…アーム部、32d…連結ピン、32e…カムフォロア面、33…エンコーダ、33A…エンコーダスリット板、33B…フォトインタラプタ、34…エンタースイッチ、34A…エンタースイッチ板、34B…フォトインタラプタ、35…スタビライザ、36…トーションバネ、40…触覚呈示装置、41…駆動伝達機構、42…モータ、43…カムプレート、43a…第1カム面、43b…第2カム面、44…ハウジング、45…ターミナル、46…グランドクリップ、100…駆動制御部、110…制御部、120…駆動回路、Id…モータ駆動電流、L…移動量、P01…起動パルス信号、P02…事前振動パルス信号、P03…メイン振動パルス信号、t01〜t03…マスク時間、Vc…駆動制御信号、V01〜V04…電圧値

Claims (5)

  1. 操作部をプッシュ操作可能なプッシュ操作機構と、
    前記プッシュ操作機構を介して駆動部により前記操作部を駆動することで操作感覚を呈示する触覚呈示手段と、
    前記操作部の動きを検出する検出部と、
    起動パルス信号及び前記起動パルス信号よりも小さい所定パルス数の事前振動パルス信号に基づいて生成される駆動制御信号、並びに前記駆動制御信号の出力後に出力するメイン振動パルス信号により前記駆動部を駆動する駆動制御部と、
    を備えており、
    前記駆動制御部は、前記駆動制御信号を出力している一定時間の間、前記検出部の検出信号を無効にするマスク時間を設け、前記マスク時間の経過後に前記検出部の検出信号に基づいて前記メイン振動パルス信号の出力に切り替えることを特徴とする操作装置。
  2. 前記マスク時間は、前記起動パルス信号の出力開始から出力停止までの時間を第1のマスク時間に設定され、前記起動パルス信号の出力開始から前記事前振動パルス信号の出力開始までの時間を第2のマスク時間に設定され、
    前記第2のマスク時間は、記憶されている過去n回分のマスク時間履歴情報の平均値を算出することで更新されることを特徴とする請求項1記載の操作装置。
  3. 前記マスク時間は、前記第1のマスク時間時点の前記検出部の検出値をHfbとし、前記第2のマスク時間時点の前記検出部の検出値をHfbとし、前記第2のマスク時間の経過後の前記検出部の検出値をHfbSTとしたとき、(Hfb−Hfb)>HfbSTに変化するまでの時間を前記第2のマスク時間として設定されることを特徴とする請求項2記載の操作装置。
  4. 前記駆動制御部は、前記第2のマスク時間時点の前記検出部の検出値Hfbが前記第2のマスク時間の経過後の前記検出部の検出値HfbSTよりも多い場合は、前記メイン振動パルス信号を出力し、前記第2のマスク時間時点の前記検出部の検出値Hfbが前記第2のマスク時間の経過後の前記検出部の検出値HfbSTよりも少ない場合には、前記メイン振動パルス信号を出力しないように制御することを特徴とする請求項2又は3記載の操作装置。
  5. 前記マスク時間は、前記第2のマスク時間の前記平均値から補正値を差し引いた値を更新した時間として設定されることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の操作装置。
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