JP2015055820A - 携帯機器 - Google Patents

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JP2015055820A JP2013190243A JP2013190243A JP2015055820A JP 2015055820 A JP2015055820 A JP 2015055820A JP 2013190243 A JP2013190243 A JP 2013190243A JP 2013190243 A JP2013190243 A JP 2013190243A JP 2015055820 A JP2015055820 A JP 2015055820A
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Yasuo Toko
康夫 都甲
文香 中村
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Abstract

【課題】 高品位の携帯機器を提供する。【解決手段】 (i)電極を備える第1基板と、(ii)第1基板に対向配置され、電極を備える第2基板と、(iii)第1基板の電極と第2基板の電極の間に配置され、銀を含有するエレクトロデポジション材料を含む電解質層とを備え、第1、第2基板の電極に印加する電圧によって、透明状態と非透明状態を電気的に切り替えることができるエレクトロデポジション素子を有する携帯機器を提供する。【選択図】 図2

Description

本発明は、エレクトロデポジション素子を備える携帯機器に関する。
スマートフォンなど携帯端末の普及が著しい。スマートフォンは、たとえば液晶パネルや有機ELパネルで構成される大きな表示画面を備えるものが中心であり、その外観にこれといった特徴がない。ボディカラーにより多少特徴づけられるものの、カラーリングされるのは側面や裏面であり、その色もユーザーの嗜好にあったものではなかった。使用状況に応じ、たとえばレジャー時とフォーマルな場面とでボディカラーを変えたいという要求に対しては対応が困難であった。
鏡付きスマートフォンへの要求も強いが、たとえば表示画面上に鏡を配置すれば表示を視認できず、かといって他の場所に配置するのは困難である。ミラーアプリのダウンロード数が少なくないのはこのためである。
携帯電話、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラなど携帯機器の照明光、補助光、ストロボ光の光源として、高輝度タイプの擬似白色LEDが多く使われている。これはたとえば青色発光する発光素子を黄色発光する蛍光体層で覆って、白色光を出射する発光装置である。
擬似白色LEDを光源としたストロボ等においては、蛍光体色(黄色)がユーザーに好まれないという問題がある。また、蛍光体色と携帯機器のボディカラーとのマッチングが悪く、デザイン性が著しく損なわれる場合がある。ユーザーに視認される蛍光体色を抑えるために、光源部の外観面を小さくしたり、フィルタ等で覆って目立たなくする工夫がなされているが、LEDが本来有する性能(光量、配光等)が損なわれるというデメリットが生じる。
ストロボ発光部の窓部分から発光部材を見えなくし、カメラ全体のデザインのバランスを崩さず、美観を損ねることのないストロボ発光装置付きカメラの発明が開示されている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたカメラは、ネガ型の液晶表示装置をストロボ発光部の前面に配置する構成を備え、たとえば蛍光体色の視認を防止することができる。
しかしながらネガ型の液晶表示装置には偏光板が用いられるため、たとえば透光状態における光透過率が50%以下となり、ストロボ光のロスが大きい。また、遮光状態の液晶表示装置の色とカメラのボディカラーを一致させることは困難である。色付きの偏光板を使用しても、反射率が低いために暗く、彩度の低い色となることから、鮮やかなボディカラーと合わせることは難しい。また色付きの偏光板を用いると、ストロボ光が着色してしまい、カメラの撮像品位を著しく低下させる原因となる。
ストロボに限らず、レンズやセンサ(距離センサ、露出センサ等)部の色もカメラのボディカラーと調和させたいという要求がある。レンズ部には、通常、メカ式の簡易シャッタ(レンズカバー)が配置されるため、その要求を満たすことができるが、メカ式シャッタは故障が多く、また小型化、薄型化が困難である。
着色と非着色とを選択的に制御可能なパネルを備える撮影装置の発明が開示されている(たとえば、特許文献2参照)。この発明は、本願発明者らによってなされたもので、撮影装置本体の所定の機能が必要とされるとき、撮影装置本体と外部との間で光を透過させる必要がある部位に、パネルが配置される。パネルは、着色時の色を複数の色の中から選択できる素子、たとえばゲストホスト型液晶素子やエレクトロクロミック素子を用いて構成される。
エレクトロクロミック素子は、電圧の印加による電気化学的可逆反応(電解酸化還元反応)による物質の色変化現象を利用した非発光型素子である。
エレクトロクロミック材料(電圧が印加されると電気化学的な酸化または還元反応を起こし、それにより発色または消色等の変色を生じる材料)のうち、酸化または還元反応によって、材料の一部が、たとえば電極上に析出・堆積(エレクトロデポジション)、または、電極上から消失するものを、エレクトロデポジション材料と呼ぶ。また、エレクトロデポジション材料を用いた素子をエレクトロデポジション素子と呼ぶ。
銀を含有するエレクトロデポジション材料を含む電解質層を備え、たとえば高品質の鏡面状態を実現可能なエレクトロデポジション素子の発明が開示されている(たとえば、特許文献3参照)。特許文献2記載の発明においては、このエレクトロデポジション素子の使用は想定されていない。
特開2004−37730号公報 特開2009−162861号公報 特開2012−181389号公報
本発明の目的は、高品位の携帯機器を提供することである。
たとえば鏡としても使用可能なスマートフォン、表示面カラーやボディカラーを選択可能なスマートフォン、ボディカラーとの調和を乱すことなく、ストロボの蛍光体色を遮蔽する撮像装置、デザイン性の向上された撮像装置、ボディカラーを選択可能な撮像装置、デザイン性の向上された照明装置等を提供することである。
本発明の一観点によると、(i)電極を備える第1基板と、(ii)前記第1基板に対向配置され、電極を備える第2基板と、(iii)前記第1基板の電極と前記第2基板の電極の間に配置され、銀を含有するエレクトロデポジション材料を含む電解質層とを備え、前記第1、第2基板の電極に印加する電圧によって、透明状態と非透明状態を電気的に切り替えることができるエレクトロデポジション素子を有する携帯機器が提供される。
本発明によれば、高品位の携帯機器を提供することができる。
たとえば鏡としても使用可能なスマートフォン、表示面カラーやボディカラーを選択可能なスマートフォン、ボディカラーとの調和を乱すことなく、ストロボの蛍光体色を遮蔽する撮像装置、デザイン性の向上された撮像装置、ボディカラーを選択可能な撮像装置、デザイン性の向上された照明装置等を提供することができる。
図1A〜図1Cは、本願発明に使用可能なエレクトロデポジション素子の構成を示す概略的な断面図である。 図2Aは、第1実施例によるスマートフォンを示す概略的な断面図であり、図2B、図2Cは、それぞれエレクトロデポジション素子23の透過特性、反射特性を示すグラフである。 図3Aは、第2実施例によるスマートフォンを示す概略的な断面図であり、図3Bは、ステップ電圧の印加に対するエレクトロデポジション素子24の透過特性を示すグラフであり、図3Cは、装飾電極13bに−2.5Vの一定電圧を印加したときのエレクトロデポジション素子24の透過特性を示すグラフである。 図4Aは、第3実施例によるスマートフォンを示す概略的な斜視図であり、図4Bは、変形例によるスマートフォンを示す概略的な断面図である。 図5A、図5Bは、それぞれ第4実施例によるデジタルスチルカメラを示す概略的な平面図、断面図であり、図5Cは、エレクトロデポジション素子25の画素p1〜p3の位置を示す概略的な平面図である。 図6A及び図6Bは、第5実施例によるストロボを示す概略的な断面図である。
図1A〜図1Cは、本願発明に使用可能なエレクトロデポジション素子の構成を示す概略的な断面図である。
図1Aに示すエレクトロデポジション素子は、たとえば略平行に離間して対向配置された上側基板10a、下側基板10b、及び、両基板10a、10b間に配置された電解質層15を含んで構成される。
上側基板10a、下側基板10bは、それぞれ上側透明基板11a、下側透明基板11b、及び、各透明基板11a、11b上に形成された上側透明電極12a、下側透明電極12bを含む。透明電極12a、12bは、表面が平滑な電極である。
電解質層15は、上側基板10aと下側基板10bの間の、シール部14の内側領域に配置され、銀を含有するエレクトロデポジション材料(たとえばAgNO)を含む。
図1Aに示すエレクトロデポジション素子は、電極12a、12bに印加する直流電圧によって、透明状態と非透明状態を電気的に切り替えることができる。
一例として、下側透明電極12bをアースし、上側透明電極12aに−2.5Vの直流電圧を印加すると、電解質層15に含まれる銀イオンが、上側透明電極12a(負電圧側となる電極)近傍で金属の銀に変化し、電極12a上に析出・堆積して、銀薄膜(鏡面)が形成される。銀薄膜は鏡面として作用し、エレクトロデポジション素子に入射する光を正反射する。銀薄膜は、印加電圧の解除により時間の経過とともに、または反対極性の電圧の印加により、上側透明電極12a上から消失する。電圧無印加時、透明電極12a、12b上に銀が析出していないエレクトロデポジション素子に入射する光は、これを透過する。
すなわち図1Aに示すエレクトロデポジション素子は、直流電圧の印加−無印加により、ミラー状態(反射状態)と透明状態を可換的に実現するミラーデバイスとして用いることができる。
図1Bに示すエレクトロデポジション素子は、下側透明基板11b上に配置される電極が、下側透明装飾電極(粒子修飾電極)13bである点で、図1Aの素子と異なる。下側透明装飾電極13bは、たとえば透明導電材料、一例としてITOの粒子が電極表面に固定され、比較的大きな凹凸が形成された電極である。
図1Bに示すエレクトロデポジション素子も、たとえば電極12a、13b間に直流電圧を印加して駆動する。一例として、下側透明装飾電極13bをアースし、上側透明電極12aに−2.5Vの直流電圧を印加すると、エレクトロデポジション材料(たとえばAgNO)に含まれる銀が、電極12a上に析出・堆積して、銀薄膜(鏡面)が形成される。
このため図1Aに示す素子と同様に、直流電圧の印加−無印加により、ミラー状態と透明状態を可換的に実現するミラーデバイスとして用いることができる。
また、たとえば下側透明装飾電極13bをアースし、上側透明電極12aに+2.5Vの直流電圧を印加すると、電解質層15に含まれる銀が、下側透明装飾電極13b上に析出・堆積する。比較的大きな凹凸を表面に有する下側透明装飾電極13b上に析出した銀は入射光を乱反射し、エレクトロデポジション素子の下側透明装飾電極13b形成位置は黒く視認される(黒状態)。なお、下側透明装飾電極13b上に析出した銀は、印加電圧の解除により時間の経過とともに、または反対極性の電圧の印加により、電極13b上から消失し、黒状態が解除される。
更に、ステップ電圧を印加することで着色状態を実現することもできる。たとえば下側透明装飾電極13bをアースし、上側透明電極12aに−3.0Vの直流電圧(第1ステップ電圧)を100msec印加した後に、−1.5Vの直流電圧(第2ステップ電圧)を5sec印加すると、エレクトロデポジション素子の上側透明電極12a形成位置は赤色に着色する。
また、ステップ電圧の印加態様によって、異なる色に着色することができる。たとえば下側透明装飾電極13bをアースし、上側透明電極12aに−3.0Vの直流電圧(第1ステップ電圧)を100msec印加した後に、−1.5Vの直流電圧(第2ステップ電圧)を20sec印加すると、エレクトロデポジション素子の上側透明電極12a形成位置は青色に着色する。
赤色または青色の着色は、電解質層15に含まれる銀が上側透明電極12a上に析出することに起因して生じる。赤色もしくは青色は、電圧無印加状態を継続することで時間の経過とともに、または反対極性の電圧の印加により消色する。なお、第2ステップ電圧を断続的に印加することで、着色状態を維持することができる。
図1Bに示すエレクトロデポジション素子は、電極12a、13bに電圧を印加することで、透明状態と非透明状態を電気的に切り替えることができる。また電圧の印加態様によって、異なる非透明状態(ミラー状態、黒状態、着色状態)を実現することが可能である。
図1Cに示すエレクトロデポジション素子は、上側、下側透明基板11a、11b上に配置される電極が、ともに装飾電極(上側透明装飾電極13a、下側透明装飾電極13b)である点で、図1A、図1Bの素子と異なる。
図1Cに示すエレクトロデポジション素子は、比較的大きな凹凸が表面に形成された電極13a、13bを備えるため、電極13a、13bに印加する直流電圧によって、透明状態と非透明状態(黒状態)を電気的に切り替えることができる。
黒状態は、たとえば下側透明電極13bをアースし、上側透明電極13aに+2.5Vまたは−2.5Vの直流電圧を印加することで実現され、エレクトロデポジション素子の装飾電極13a、13b形成位置のいずれかが黒く視認される。黒状態は、印加電圧の解除により時間の経過とともに、または反対極性の電圧の印加により、消失する。
図1Cに示すエレクトロデポジション素子は、直流電圧の印加−無印加により、黒状態と透明状態を可換的に実現するバイスとして用いることができる。
図2Aは、第1実施例による携帯機器(スマートフォン)を示す概略的な断面図である。第1実施例によるスマートフォンは、液晶セル21、タッチパネル22、エレクトロデポジション素子23を、下方からこの順に備え、上方に表示面が規定される。エレクトロデポジション素子23は、たとえば図1Aに構成を示したエレクトロデポジション素子である。
エレクトロデポジション素子23は、たとえば以下のように作製した。
ガラスまたはフィルム基板である透明基板(上側透明基板11a、下側透明基板11b)を準備し、透明基板11a、11b上に、ITOなどで透明導電膜(上側透明電極12a、下側透明電極12b)を形成する。ITO膜は、スパッタ、蒸着などで成膜することができる。成膜は、表面が平滑なITO膜を得られる条件で行う。エレクトロデポジション素子23の透明電極12a、12bは、たとえばITOベタ電極とするが、パターニング電極とすることもできる。
上側透明基板11aと下側透明基板11bを、電極12a、12bが対向するように配置してセル化を行った。
たとえば20μm〜数百μm径、第1実施例においては500μm径のギャップコントロール剤を、基板11a、11bの一方上に、一例として1個〜3個/mmとなるように散布する。ギャップコントロール剤の径に応じ、たとえば表示に影響を与えにくい散布量とすることが望ましい。なお、実施例による携帯機器に使用されるエレクトロデポジション素子においては、多少ギャップムラがあっても表示等への影響は少ないため、ギャップコントロール剤の散布量の重要性は高くない。また第1実施例においては、ギャップコントロール剤を用いたギャップコントロールを行うが、リブなどの突起によってギャップコントロールを行うことも可能である。更に、小型セルの場合は、シール部分に所定厚さのフィルム状スペーサを配置してギャップを制御してもよい。
基板11a、11bの他方上に、メインシールパターンを形成した。第1実施例では、紫外線+熱硬化タイプのシール材を用いた。シール材として、光硬化タイプ、または熱硬化タイプを使用してもよい。なお、ギャップコントロール剤の散布とメインシールパターンの形成は同一基板側に行ってもよい。
次に、エレクトロデポジション材料を含む電解液を基板11a、11b間に封入した。
第1実施例では、ODF工法を用いた。基板11a、11bの一方上に、エレクトロデポジション材料を含む電解液を適量滴下する。滴下方法として、ディスペンサーやインクジェットを含む各種印刷方式が適用可能である。ここではディスペンサーを用いた。なお、前述のシール材は、用いる電解液に耐えるシール材料(腐食されないシール材)であることが好ましい。
真空中で、基板11a、11bの重ね合わせを行った。大気中、もしくは窒素雰囲気中で行ってもよい。
紫外線を、たとえば21J/cmのエネルギ密度でシール材に照射し、シール材を硬化して、シール部14を形成した。なお、紫外線がシール材のみに照射されるように、SUSマスクを使用した。
エレクトロデポジション材料を含む電解液は、エレクトロデポジション材料(AgNO等)、電解質(TBABr等)、メディエータ(CuCl等)、支持電解質(LiBr等)、溶媒(DMSO; dimethyl sulfoxide 等)、ゲル化用ポリマー(PVB; polyvinyl butyral 等)などにより構成される。第1実施例においては、電解質をTBABrとした。溶媒であるDMSO中に、エレクトロデポジション材料としてAgNOを50mM添加し、LiBrを250mM支持電解質として加え、メディエータとしてCuClを10mM添加した。そしてホストポリマーとしてPVBを10wt%加え、ゲル状(ゼリー状)の電解質層15とした。
エレクトロデポジション材料には、たとえば銀を含むAgNO、AgClO、AgBr等を使用することができる。
支持電解質は、エレクトロデポジション材料の酸化還元反応等を促進するものであれば限定されず、たとえばリチウム塩(LiCl、LiBr、LiI、LiBF、LiClO等)、カリウム塩(KCl、KBr、KI等)、ナトリウム塩(NaCl、NaBr、NaI等)を好適に用いることができる。支持電解質の濃度は、たとえば10mM以上1M以下であることが好ましいが、特に限定されるものではない。
溶媒は、エレクトロデポジション材料等を安定的に保持することができるものであれば限定されない。水や炭酸プロピレン等の極性溶媒、極性のない有機溶媒、更にはイオン性液体、イオン導電性高分子、高分子電解質等を使用することが可能である。具体的には、DMSOの他、炭酸プロピレン、N,N−ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、アセトニトリル、ポリビニル硫酸、ポリスチレンスルホン酸、ポリアクリル酸等を好適に用いることができる。
本願発明者らが、エレクトロデポジション素子23を観察したところ、初期状態ではほぼ透明であった。わずかに黄みを帯びても見えたが、これはメディエータであるCuClの色であると思われる。メディエータとして異なる材料を使用する、または、セル厚を薄くすることで無色透明の電解質層15とすることができる。
図2B、図2Cは、それぞれエレクトロデポジション素子23の透過特性、反射特性を示すグラフである。両グラフの横軸は、透過または反射する光の波長を単位「nm」で示し、縦軸は、透過率、反射率を単位「%」で示す。グラフには、透過率、反射率がエレクトロデポジション素子23への電圧印加時間によって変化する様子を示した。
図2Bに示すグラフから、エレクトロデポジション素子23の透過特性は、波長によらずほぼフラットであることがわかる。
図2Cに示すグラフから、数秒の電圧印加でエレクトロデポジション素子23をミラー状態にすることができることがわかる。図2Cによると、約4秒でハーフミラーのような状態となり、その後徐々にミラー状態となる。
エレクトロデポジション素子23を、スマートフォンのタッチパネル22上に配置し、第1実施例による携帯機器(スマートフォン)を作製した。
第1実施例によるスマートフォンにおいては、エレクトロデポジション素子23に直流電圧を印加することで、エレクトロデポジション素子23の透明状態とミラー状態を切り替えることができる。
たとえば、通常は電圧無印加とし、エレクトロデポジション素子23を透明状態で使用して、液晶セル21を用いて行われる表示を視認する。直流電圧を印加しエレクトロデポジション素子23をミラー状態とすれば、スマートフォンを鏡として使用することができる。図2B、図2Cのグラフからわかるように、エレクトロデポジション素子23をミラー状態としたスマートフォンは、液晶セル21を用いて行われる表示を、表示光の波長によらず遮蔽し、明るい鏡として利用可能である。
図3Aは、第2実施例による携帯機器(スマートフォン)を示す概略的な断面図である。第2実施例によるスマートフォンは、液晶セル21、エレクトロデポジション素子24、タッチパネル22を、下方からこの順に備え、上方に表示面が規定される。エレクトロデポジション素子24は、たとえば図1Bに構成を示したエレクトロデポジション素子である。
エレクトロデポジション素子24は、たとえば以下のように作製した。
ガラスまたはフィルム基板である透明基板(上側透明基板11a、下側透明基板11b)を準備し、透明基板11a、11b上に、ITOなどで透明導電膜を形成する。ITO膜は、スパッタ、蒸着などで成膜することができる。成膜は、表面が平滑なITO膜を得られる条件で行う。なお、ITO膜付きの透明基板11a、11bを準備してもよい。
上側透明基板11a上のITO膜は、たとえばITOベタ電極(上側透明電極12a)として使用する。パターニング電極とすることもできる。
下側透明基板11bのITO膜上には、たとえばITO粒子分散液(30wt%)を、500rpmで5秒間、1500rpmで15秒間スピンコートした後、250℃で60分間焼成し、下側透明装飾電極(粒子修飾電極)13bを形成する。装飾電極13bは、ITO粒子が電極表面に固定され、比較的大きな凹凸が形成された電極である。
なお、ITO粒子分散液に含まれるITO粒子の粒子径を、動的散乱光法(dynamic light scattering; DLS)を用いて測定したところ、100nm未満であった。装飾電極13b表面の凹凸の高低差は、100nm〜500nm程度、具体的には330nm程度となる。
上側透明基板11aと下側透明基板11bを、電極12a、13bが対向するように配置してセル化を行った。セル化に当たっては、ギャップコントロール剤を用いず、厚さ500μmのテフロンスペーサを使用した。テフロンスペーサはシール部14を構成する。
次に、エレクトロデポジション材料を含む電解液を基板11a、11b間に封入し、電解質層15を形成した。電解液の構成は、第1実施例と同一とした。
第2実施例でも、ODF工法を用いた。基板11a、11bの一方上に、エレクトロデポジション材料を含む電解液を適量滴下する。滴下方法として、ディスペンサーやインクジェットを含む各種印刷方式が適用可能である。ここではディスペンサーを用いた。
真空中で、基板11a、11bの重ね合わせを行った。大気中、もしくは窒素雰囲気中で行ってもよい。
なお電解液は、真空注入、毛細管注入等を用いて注入することも可能である。
図3Bは、ステップ電圧の印加に対するエレクトロデポジション素子24の透過特性を示すグラフである。グラフの横軸は、透過する光の波長を単位「nm」で示し、縦軸は、透過率を単位「%」で示す。グラフには、エレクトロデポジション素子24への第2ステップ電圧の印加時間によって、透過率が変化する様子を示した。なお、第1ステップ電圧の電圧値は−3.0V(100msec)、第2ステップ電圧の電圧値は−1.5Vとした。
本グラフによれば、図1Bを参照して説明したように、たとえば下側透明装飾電極13bをアースし、上側透明電極12aに−3.0Vの直流電圧(第1ステップ電圧)を100msec印加した後に、−1.5Vの直流電圧(第2ステップ電圧)を5sec間印加すると、エレクトロデポジション素子24の上側透明電極12a形成位置は赤色に着色することがわかる。また、たとえば下側透明装飾電極13bをアースし、上側透明電極12aに−3.0Vの直流電圧(第1ステップ電圧)を100msec印加した後に、−1.5Vの直流電圧(第2ステップ電圧)を20sec間印加すると、エレクトロデポジション素子24の上側透明電極12a形成位置は青色に着色することがわかる。
図3Cは、下側透明装飾電極13bに−2.5Vの一定電圧を印加したときのエレクトロデポジション素子24の透過特性を示すグラフである。グラフの横軸は、透過する光の波長を単位「nm」で示し、縦軸は、透過率を単位「%」で示す。グラフには、エレクトロデポジション素子24への直流電圧の印加時間によって、透過率が変化する様子を示した。
下側透明装飾電極13b側が負となるように直流電圧を印加することで、エレクトロデポジション素子24の黒状態を実現可能であることがわかる。
更に、エレクトロデポジション素子24の上側透明電極12aに−2.5Vの一定電圧を印加した場合は、図2B、図2Cに示した特性と同様の透過特性、反射特性が得られた。
これらより、エレクトロデポジション素子24は、電圧の印加態様によって、異なる非透明状態(ミラー状態、黒状態、着色状態)を実現することが可能な素子であることが確認された。
エレクトロデポジション素子24を、スマートフォンの液晶セル21とタッチパネル22の間に配置し、第2実施例による携帯機器(スマートフォン)を作製した。
第2実施例によるスマートフォンにおいては、エレクトロデポジション素子24に電圧を印加することで、エレクトロデポジション素子24の透明状態と非透明状態を切り替えることができる。
たとえば、通常は電圧無印加とし、エレクトロデポジション素子24を透明状態で使用して、液晶セル21を用いて行われる表示を視認する。上側透明電極12a側が負となるように一定電圧を印加し、エレクトロデポジション素子24をミラー状態とすれば、スマートフォンを鏡として使用することができる。
更にエレクトロデポジション素子24は、下側装飾電極13b側が負となるように一定電圧を印加すれば黒状態を実現し、上側透明電極12a側が負となるようにステップ電圧を印加すれば着色状態を実現する。着色(青色、赤色)は、第2ステップ電圧の印加時間によって制御可能である。このため、第2実施例によるスマートフォンにおいては、エレクトロデポジション素子24の色を変えることにより、たとえばユーザーの嗜好に合わせた特徴を与えることができる。また、使用状況や気分に応じた表示面カラーとすることが可能である。
図4Aは、第3実施例による携帯機器(スマートフォン)を示す概略的な斜視図である。たとえば第2実施例においては、エレクトロデポジション素子24(図1Bに構成を示した素子)をスマートフォンの表示面26に配置する例を示したが、第3実施例においては、エレクトロデポジション素子24を表示面26ではない位置、すなわちボディ部27に配置する。
第3実施例においては、スマートフォンの曲面部分もエレクトロデポジション素子24で覆われる。このため透明基板11a、11bには、たとえばフィルム基板を使用する。
第3実施例によるスマートフォンは、電圧の印加態様によって、使用状況や気分に応じたボディカラーを選択することができる。また、スマートフォンを鏡として使用可能である。
なお、エレクトロデポジション素子24にかえて、第1実施例で用いたエレクトロデポジション素子23(図1Aに構成を示した素子)を使用してもよい。鏡として使用できるほか、鏡面を利用したメタリックカラーと元のボディカラーを選択可能である。
また、表示面26とボディ部27の双方に、たとえばエレクトロデポジション素子24を配置することもできる。
図4Bに、変形例による携帯機器(スマートフォン)を示す。変形例においては、エレクトロデポジション素子24を、ボディ部27全面ではなく一部のみ、たとえばスマートフォンの背面のみに配置する。変形例によるスマートフォンは、ボディ部27の一部のみのカラーを選択することができる。また、スマートフォンを鏡として使用可能である。
図5A、図5Bは、それぞれ第4実施例による携帯機器(デジタルスチルカメラ)を示す概略的な平面図、断面図であり、図5Cは、エレクトロデポジション素子25の画素p1、p2、p3の位置を示す概略的な平面図である。第4実施例によるデジタルスチルカメラは、たとえばエレクトロデポジション素子25を備える点に特徴を有し、エレクトロデポジション素子25は、たとえば電極12a、13bのパターニングにおいて、第2実施例のエレクトロデポジション素子24と相違する。
図5A及び図5Bに示すように、第4実施例によるデジタルスチルカメラは、ストロボ31、たとえば測距用赤外センサであるセンサ32、及びレンズ(対物レンズ)33を含む。ストロボ31、センサ32、レンズ33は、その機能が必要とされるとき、外部との間で光を透過させる必要があるカメラの構成要素である。
図5Cに示すように、エレクトロデポジション素子25は、複数の画素p1〜p3を備える。画素p1〜p3は、エレクトロデポジション素子25を基板10a、10b法線方向から見たとき、電極12a、13bが重なる位置に規定される。画素p1〜p3ごとに、透明状態と非透明状態(ミラー状態、黒状態、着色状態)を独立に制御可能である。
画素p1、p2、p3は、それぞれストロボ31、センサ32、レンズ33と対応する位置(ストロボ31、センサ32、レンズ33と外部との間)、一例としてカメラの表面近傍に配置される。
カメラの電源がOFFの場合、エレクトロデポジション素子25には、たとえば画素p1〜p3部分がカメラの筺体の色(ボディカラー)と同じ色になるように電圧が印加される。電圧を印加しない他の部分は、透明状態である。このため、ストロボ31、センサ32、レンズ33が外部から視認されず、かつ、カメラ全体の色の調和が図られる。
カメラの電源がONされた場合、エレクトロデポジション素子25には、たとえば画素p1部分がカメラの筺体の色と同じ色になるように電圧を印加し、他の部分には電圧を印加しない。これによりセンサ32、レンズ33が外部から視認され、また、これらの機能を使用することができるようになる。一方、ストロボ31は外部から視認されず、かつ、ストロボ31対応位置とカメラ全体の色の調和が図られる。
ストロボ31を使用して撮影を行う場合、画素p1部分の印加電圧を解除する。エレクトロデポジション素子25は透明状態となり、フラッシュ撮影が可能となる。
第4実施例によるデジタルスチルカメラは、ユーザーに好まれないストロボ31の蛍光体色を、ボディカラーとの調和を乱すことなく遮蔽することができる。ストロボ光のロスが少なく、配向性能も損なわない。更に、ストロボ31、センサ32、レンズ33を、配設位置がわからない程度にまで遮蔽することができ、デザイン性を向上させることが可能である。なお、使用状況やユーザーの嗜好、気分に応じて、画素p1〜p3部分をボディカラーと異なる色にすることもできる。
エレクトロデポジション素子は偏光板を使用しないため、鮮やかなボディカラーと調和させることが可能である。またメカ式でないため、デジタルスチルカメラの小型化、薄型化を実現することができる。第4実施例によるデジタルスチルカメラは、振動やノイズの少ない、信頼性の高いカメラである。
エレクトロデポジション素子25は、ボディ全面に配置してもよい。ボディカラーを選択可能な撮像装置とすることができる。
また、エレクトロデポジション素子25の電極12a、13bは、ストロボ31、センサ32、レンズ33に対応した位置にパターニングされることになるが、それぞれの位置に延びる引き回し線も同時に形成される。そこで、たとえば電極12aの引き回し線部分と重ならないように電極13bを形成する。電極12aの引き回し線部分上に絶縁膜を形成すれば、電極12aの引き回し線部分と電極13bを重ねてもよい。電極12aの引き回し線部分上に絶縁膜を形成する場合は、更に、その絶縁膜上に他の電極を形成するなどして、パターニングされた形状とその周囲とを独立に制御してもよい。
図6A及び図6Bは、第5実施例による携帯機器(ストロボ)を示す概略的な断面図である。図6Aに示すように、第5実施例によるストロボは、白色LED41、及び、たとえば第2実施例に用いたエレクトロデポジション素子24を備える。白色LED41は、青色発光する発光素子を黄色発光する蛍光体層で覆う構成を有し、白色光を出射する。エレクトロデポジション素子24は、白色LED41の光出射面(白色LED41と外部との間)に配置される。
第5実施例によるストロボは、不使用時、たとえばストロボの筺体の色(ボディカラー)とエレクトロデポジション素子24の色が同一となるように、エレクトロデポジション素子24に電圧を印加する。このため、白色LED41の蛍光体色が外部から視認されず、かつ、ストロボの外観色の調和が図られる。
ストロボを使用するときは、印加電圧を解除する。エレクトロデポジション素子24を透明状態とし、図6Bに示すように、ストロボ光を出射可能とする。
第5実施例によるストロボは、白色LED41の性能を損なわず、デザイン性を向上したストロボである。
なお、たとえばストロボの筺体の色が黒である場合、図1Cに示した構成のエレクトロデポジション素子を使用してもよい。
以上、実施例等に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。
たとえば、実施例においてはゲル状の電解質層としたが、銀の錯体を含む液体状の電解液を用いてもよい。電解質層は、たとえばエレクトロデポジション材料を含有する電解質液や電解質膜を含んで構成される。
また、TFTなどのアクティブ素子を含むエレクトロデポジション素子を用いてもよい。
更に、第1実施例によるスマートフォンにおいては、液晶セル21、タッチパネル22、エレクトロデポジション素子23を、下方からこの順に配置したが、たとえば第2実施例(図3A参照)と同様に、液晶セル21、エレクトロデポジション素子23、タッチパネル22を、下方からこの順に配置し、上方に表示面を規定するスマートフォンとすることもできる。
また、第1及び第2実施例によるスマートフォンは、液晶セル21を用いる構成としたが、有機EL素子を使用してもよい。
更に、第4実施例としてデジタルスチルカメラをあげたが、カメラ搭載のスマートフォン、デジタルビデオカメラなど、他の撮像装置にも適用可能である。
また、第5実施例としてストロボをあげたが、広くカメラ用照明装置、照明装置一般に利用することができる。
更に、携帯機器のデザイン性向上は、エレクトロデポジション素子の電極のパターニング(画素形状の設計)によって実現してもよい。透明状態と非透明状態を切り替え可能な領域の形状を様々に設計することにより、多様な意匠表現を行うことができる。
なお、エレクトロデポジション素子上に反射防止膜を配置することも可能である。
その他、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者には自明であろう。
スマートフォン、タブレット、ノートパソコン、撮像装置(デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラなど)、カメラ用照明装置(ストロボなど)、照明装置一般、ゲーム機、時計、万歩計(登録商標)等、様々な携帯機器に好適に利用することができる。たとえば各携帯機器の筺体にエレクトロデポジション素子を取り付ける。エレクトロデポジション素子配設位置における光透過率、反射率、配色を制御し、商品価値を向上させることが可能である。
10a 上側基板
10b 下側基板
11a 上側透明基板
11b 下側透明基板
12a 上側透明電極
12b 下側透明電極
13a 上側透明装飾電極
13b 下側透明装飾電極
14 シール部
15 電解質層
21 液晶セル
22 タッチパネル
23、24、25 エレクトロデポジション素子
26 表示面
27 ボディ
31 ストロボ
32 センサ
33 レンズ
41 白色LED
p1〜p3 画素

Claims (5)

  1. (i)電極を備える第1基板と、(ii)前記第1基板に対向配置され、電極を備える第2基板と、(iii)前記第1基板の電極と前記第2基板の電極の間に配置され、銀を含有するエレクトロデポジション材料を含む電解質層とを備え、前記第1、第2基板の電極に印加する電圧によって、透明状態と非透明状態を電気的に切り替えることができるエレクトロデポジション素子
    を有する携帯機器。
  2. 前記携帯機器はスマートフォンであり、
    前記エレクトロデポジション素子が表示面に配置されている請求項1に記載の携帯機器。
  3. 前記携帯機器はスマートフォンであり、
    前記エレクトロデポジション素子が表示面ではない位置に配置されている請求項1に記載の携帯機器。
  4. 前記携帯機器は、機能が必要とされるときに、外部との間で光を透過させる必要がある複数の構成要素を含む撮像装置であり、
    前記エレクトロデポジション素子は、複数の画素を備え、該画素ごとに、透明状態と非透明状態を電気的に切り替えることができ、
    前記画素は、前記構成要素と外部との間に配置されている請求項1に記載の携帯機器。
  5. 前記携帯機器は、LEDを備える照明装置であり、
    前記エレクトロデポジション素子は、前記LEDと外部との間に配置される請求項1に記載の携帯機器。
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