JP2015055445A - 超音波式ミスト発生装置、及びミスト発生方法 - Google Patents
超音波式ミスト発生装置、及びミスト発生方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】供給水容器10、供給水容器10の下部に儲けられ波長λの超音波を発生させる超音波素子20、供給水容器10の上部に設けられた蓋板30、供給水容器10内の供給水を蓋板30上の一端部に滴下させる滴下部40、滴下された供給水を一端部から他端部に誘導する供給水誘導機構部50、及び溢れた供給水を排出する余水排出機構部60を備え、供給水容器10の下部から蓋板30の中央部までの距離は、(2n−1)・λ/4、(nは、1以上の整数)に設定されており、蓋板30上に滴下される供給水の量は、超音波素子20から印加された超音波によりミスト化できる供給水の量に相当するミスト発生能力よりも多い量に設定されている。
【選択図】図1
Description
図1は、この発明の実施の形態1によるミスト発生装置を示す断面図である。また、図2は、図1のミスト発生装置を示す正面図である。図1及び図2を用いて超音波式ミスト発生装置1(以下の説明では、単に「ミスト発生装置1」と称す)について説明する。ミスト発生装置1は、供給水が内部に満たされている供給水容器10と、供給水容器10の下部に設けられた超音波素子20と、供給水容器10の上部に設けられた蓋板30と、蓋板30上に供給水を滴下する滴下部40と、蓋板30上の供給水を一方方向に誘導する供給水誘導機構部50と、蓋板30上から溢れた供給水を排出する余水排出機構部60とを有している。
先の実施の形態1では、滴下部40が、供給水容器10の側面から上方に延ばされたパイプ部41と、パイプ部41の先端が蓋板30に向かって略U字状に曲げられた滴下口42とで構成されている例について説明した。これに対して、本実施の形態2では、滴下部40が、供給水容器10の壁板10bと蓋板30とで構成された堰状になっている例について説明する。
先の実施の形態1では、供給水容器10の壁板10bに直接蓋板30が取り付けられているが、本実施の形態3では、供給水容器10の壁板10bと蓋板30との間に除震構造が設けられている例について説明する。
先の実施の形態1では、供給水を冷却する構造を備えていないが、本実施の形態4では、冷却構造90を備えた構造について説明する。
先の実施の形態1では、供給水誘導機構部50が、筐体を傾けることで供給水を下方に向かって流し、かつ、蓋板30側面部から供給水がこぼれないように蓋板30の両端部に誘導板52を設けた構成になっている。これに対して、本実施の形態5では、送風機構により供給水を余水排出機構部60へ誘導する例について説明する。
Claims (10)
- 内部に供給水を流入させる給水口を有している供給水容器、
上記供給水容器の下部に設けられ、波長λの超音波を発生させる超音波素子、
上記供給水容器の上部に設けられ、上記供給水を介して上記超音波素子と対向する位置に配置されている蓋板、
上記供給水容器に設けられ、上記給水口から上記供給水を上記供給水容器内に流入させることで、上記供給水容器に蓄えることのできる量を超過した供給水を上記蓋板上の一端部に滴下させる滴下部、
上記滴下部から上記一端部に滴下された上記供給水を、上記蓋板上で上記一端部と対向する他端部に向かって一方方向に誘導する供給水誘導機構部、及び
上記蓋板の上記他端部よりも下方に配置され、上記供給水誘導機構部に誘導され上記蓋板の上記他端部から溢れた上記供給水を回収して排出する余水排出機構部
を備え、
上記超音波素子が設けられた上記供給水容器の下部から上記蓋板の中央部までの距離は、(2n−1)・λ/4、(nは、1以上の整数)に設定されており、
上記蓋板上に上記滴下部から滴下される供給水の量は、上記超音波素子から印加された上記超音波によりミスト化できる供給水の量に相当するミスト発生能力よりも多い量に設定されており、
上記蓋板上でミスト化されずに残った供給水は、上記供給水誘導機構部に誘導されて上記余水排出機構部により回収されて排出される
超音波式ミスト発生装置。 - 上記供給水誘導機構部は、上記供給水容器と上記超音波素子と上記蓋板とを一体とした筐体に対して、上記蓋板上の上記一端部から上記他端部に向かって上記供給水を一方方向に誘導できるように角度を設ける傾斜用支持台と、上記蓋板上の上記一端部に滴下された上記供給水が上記他端部以外から溢れることを防止するように上記筐体側面部に設けられた誘導板とを有している請求項1に記載の超音波式ミスト発生装置。
- 上記供給水誘導機構部は、上記蓋板上の上記一端部から上記他端部に向かって上記蓋板上を沿うように風を送る送風機構と、上記蓋板上の上記一端部に滴下された上記供給水が上記他端部以外から溢れることを防止するように上記筐体側面部に設けられた誘導板とを有している請求項1に記載の超音波式ミスト発生装置。
- ミスト発生時、上記供給水容器内には、上記給水口から常に供給水が流れ込み、上記滴下部から上記蓋板上の上記一端部に供給水が滴下されている請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の超音波式ミスト発生装置。
- 上記蓋板の厚さは、λ/2よりも薄く設定されている請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の超音波式ミスト発生装置。
- 上記蓋板の側面と上記供給水容器との間には、除震構造が設けられている請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の超音波式ミスト発生装置。
- 上記供給水容器内に設けられ、供給水温度を測定する温度センサと、上記給水口に設けられ、上記温度センサにより測定された上記供給水温度が、設定温度よりも上昇している場合には、上記供給水の冷却を行う冷却機とを有する冷却構造
をさらに備えた請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の超音波式ミスト発生装置。 - 上記滴下部は、上記供給水容器に設けられ上記蓋板よりも上方に延びるパイプ部と、上記パイプ部の先端部が上記蓋板の上記一端部に向かって曲げられている滴下口とを有している請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の超音波式ミスト発生装置。
- 上記滴下部は、上記蓋板の上記一端部と上記供給水容器とで形成された堰状になっている請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の超音波式ミスト発生装置。
- 内部に供給水を流入させる給水口を有している供給水容器、
上記供給水容器の下部に設けられ、波長λの超音波を発生させる超音波素子、
上記供給水容器の上部に設けられ、上記供給水を介して上記超音波素子と対向する位置に配置されている蓋板、
上記供給水容器に設けられ、上記給水口から上記供給水を上記供給水容器内に流入させることで、上記供給水容器に蓄えることのできる量を超過した供給水を上記蓋板上の一端部に滴下させる滴下部、
上記滴下部から上記一端部に滴下された上記供給水を、上記蓋板上で上記一端部と対向する他端部に向かって一方方向に誘導する供給水誘導機構部、及び
上記蓋板の上記他端部よりも下方に配置され、上記供給水誘導機構部に誘導され上記蓋板の上記他端部から溢れた上記供給水を回収して排出する余水排出機構部
を備え、
上記超音波素子が設けられた上記供給水容器の下部から上記蓋板の中央部までの距離は、(2n−1)・λ/4、(nは、1以上の整数)に設定されている超音波式ミスト発生装置を用いたミスト発生方法において、
上記給水口から上記供給水容器内を経由して上記滴下部から滴下させる供給水の量を、超音波によりミスト化できる供給水の量に相当するミスト発生能力よりも多い量として供給制御を行う供給量制御ステップ
を有しているミスト発生方法。
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2013
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