JP2015055227A - 排ガスセンサの取付構造 - Google Patents

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紀之 内海
敏浩 臼井
Toshihiro Usui
敏浩 臼井
▲高▼橋 嘉則
嘉則 ▲高▼橋
Yoshinori Takahashi
一幸 長谷川
Kazuyuki Hasegawa
一幸 長谷川
敏雄 慶徳
Toshio Yoshinori
敏雄 慶徳
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Kenji Yanabu
健二 柳父
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Abstract

【課題】排ガス浄化装置より下流側に取り付けられる排ガスセンサにおいて、排気通路内の排ガスを十分に混合し、排ガス成分を均一化して排ガスセンサの検知精度を向上するとともに、センサの故障を抑制することのできる排ガスセンサの取付構造を提供すること。【解決手段】内燃機関の排気通路(2)に配設され、排ガスを浄化処理する排ガス浄化部(16、18、20、22)と、前記排ガス浄化部より下流側の排気通路(2b)に設けられ、排ガス成分を検出する排ガスセンサ(30)と、前記排ガスセンサと排ガス浄化部との間に配設され、排ガスの流れを攪拌する排ガス攪拌部(32)と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、排ガス成分を検出する排ガスセンサの取付構造に関し、詳しくは排ガス浄化装置下流に配置される排ガスセンサの取付構造に関する。
近年、排ガス規制の厳格化に伴い、より精度の高い排ガス浄化を行うため、排ガス浄化装置を通過した後の排ガス成分も検知する必要がある。
例えば、特許文献1には、排ガス浄化装置の下流にNOxセンサを設け、当該NOxセンサを用いて、実際の燃料噴射量と指示された燃料噴射量との偏差を補正する構成が開示されている。
特開2013−108408号公報
特許文献1のように排ガス浄化装置より下流側にNOxセンサを設ける場合、排ガス浄化装置が有する触媒の触媒成分の担持状態のバラツキや、排気管形状により排ガス流が偏る等して、排ガス浄化装置より下流側の排気通路内の排ガス分布は必ずしも均一ではなく、NOxセンサの取付位置によってNOxの検知精度が異なり、NOxの誤検知等を招くおそれがある。
また、排ガスの温度にも偏りが生じたり、排ガスの流速が速く熱の持ち去りが大きい部分がある。センサに急激な温度変化が生じるとセラミックス等により構成されるセンサの計測部にヒートクラックが生じて故障を招くおそれがある。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、排ガス浄化装置より下流側に取り付けられる排ガスセンサにおいて、排気通路内の排ガスを十分に混合し、排ガス成分を均一化して排ガスセンサの検知精度を向上するとともに、センサの故障を抑制することのできる排ガスセンサの取付構造を提供することにある。
上記した目的を達成するために、本発明に係る排ガスセンサの取付構造では、内燃機関の排気通路に配設され、排ガスを浄化処理する排ガス浄化部と、前記排ガス浄化部より下流側の排気通路に設けられ、排ガス成分を検出する排ガスセンサと、前記排ガスセンサと排ガス浄化部との間に配設され、排ガスの流れを攪拌する排ガス攪拌部と、を備えたことを特徴としている。
上記手段を用いる本発明によれば、排ガス浄化部より下流側に排ガスセンサが設けられ、当該排ガス浄化部と排ガスセンサとの間に排ガスの流れを攪拌する排ガス攪拌部を配設することで、当該排ガス攪拌部により攪拌された排ガスが排ガスセンサを通過することとなる。
これにより、排ガス浄化装置より下流側に取り付けられる排ガスセンサにおいて、排気通路内の排ガスを十分に混合し、排ガス成分及び排ガス温度の均一化することで、排ガスセンサの検知精度を向上することができるとともに、排ガスセンサの故障を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る排ガスセンサの取付構造を示す概略構成図である。 フィンの拡大斜視図である。 フィンの変形例における正面図(a)及び当該フィンの配設状態における断面図(b)である。
以下、本発明を具体化した排ガスセンサの取付構造の一実施形態を説明する。図1は本発明の排ガスセンサの取付構造を示す概略構成図であり、以下同図に基づき説明する。
図1に示す排ガス浄化装置1は、図示しないディーゼルエンジン(内燃機関)の排気通路を形成する排気管2に介装されている。なお、エンジンの構成は従来技術と同様であり、詳しい説明は省略する。
排ガス浄化装置1は、上流側排気管2aと接続された上流側ケーシング10と下流側排気管2bと接続された下流側ケーシング12とを有し、当該上流側ケーシング10と下流側ケーシング12とがミキシング管14により接続されている。
上流側ケーシング10内には上流側より前段酸化触媒16及びDPF18(ディーゼルパティキュレートフィルタ)が収容され、下流側ケーシング12内には上流側よりSCR触媒20(アンモニア選択還元型NOx触媒)及び後段酸化触媒22が収容されている。
ミキシング管14内には尿素水噴射用の噴射ノズル24が配設されている。噴射ノズル24の先端はミキシング管14内の中心に位置し、噴射ノズル24の基端はミキシング管14の外周に設置された電磁弁24aに接続されている。電磁弁24aには図示しない尿素タンクから所定圧の尿素水が供給されており、電磁弁24aの開閉に応じて噴射ノズル24の先端から尿素水が放射状に噴射される。
このように、排ガス浄化装置1は上流側ケーシング10及び下流側ケーシング12の内部に、排ガスを浄化処理するための各触媒16、20、22及びDPF18からなる排ガス浄化部を有している。
下流側排気管2bには、NOxセンサ30(排ガスセンサ)が設けられている。NOxセンサ30は、下流側排気管2b内に臨むセラミックスの計測部を有しており、当該計測部を通過する排ガスのNOx濃度を検出するものである。本実施形態では、下流側排気管2bが排ガス浄化装置1との接続部分付近で湾曲しており、当該湾曲した凸側の外周面にNOxセンサ30が取り付けられている。NOxセンサ30は車両が搭載する図示しないECUと電気的に接続されており、検出したNOx濃度の情報はECUに伝達される。
また、排ガス浄化装置1の下流側ケーシング12の下流部分は通路断面積が縮小するようにテーパ状をなしており、当該下流側ケーシング12の後端と接続されている下流側排気管2bの入口部分にはフィン32(排ガス攪拌手段)が設けられている。
ここで図2にはフィンの拡大図が示されており、同図に示すようにフィン32は下流側排気管2bの内周面と当接する外周筒32aと、当該外周筒32aより内周側にて同心円状に形成された内周筒32bと、内周筒32bの外周面から放射状に延びて外周筒32aの内周面と接続されている複数のブレード32cとから構成されている。各ブレード32cは、当該フィン32を通過する排ガスが旋回流を形成するよう湾曲した翼型形状をなしている。
このように、フィン32は排ガス浄化装置1の最下流にある後段酸化触媒22よりも下流側であってNOxセンサ30よりも上流側、即ち後段酸化触媒22とNOxセンサ30との間に位置して設けられている。なお、排ガス浄化装置1及び排気管2には、当該NOxセンサ30以外にも、各種センサ類が取り付けられているが、図示及び説明は省略する。
以下、このように構成された排ガスセンサの取付構造における作用、効果について説明する。
エンジンの運転中において、エンジンから排出された排ガスは、図示しない排気マニホールド及び上流側排気管2aを経て上流側ケーシング10内に導入され、前段酸化触媒16を経てDPF18を流通する際に、含有しているPM(パティキュレートマター)が捕集される。
その後、排ガスはミキシング管14内で噴射ノズル24から尿素水が噴射され、尿素水は排気熱及び排ガス中の水蒸気により加水分解されてアンモニア(NH3)を生成する。
そして、生成されたアンモニアによりSCR触媒20上で排ガス中のNOxが無害なN2に還元されてNOxの浄化が行われる一方、このときの余剰アンモニアが後段酸化触媒22によりNOに酸化されて処理される。
DPF18に捕集されたPMは種々の要因により焼却除去され、これによりDPF18が再生される。例えばエンジンの排ガス温度が比較的高い運転状態では、前段酸化触媒16上の酸化作用により排ガス中のNOからNO2が生成され、そのNO2がDPF18上で酸化反応することによりPMは連続的に焼却される(連続再生)。
以上のようにして排ガス浄化部を通過することでNOxやPMなどの種々の有害成分が取り除かれた排ガスは、下流側排気管2bに導入される。下流側排気管2bに導入された排ガスは、入口部分に配設されフィン32を通過することで旋回流となって攪拌されながら下流側へと流れていく。
そして、フィン32の下流側にあるNOxセンサ30には、攪拌されて排ガス成分が十分混合された排ガスが流通する。排ガス浄化装置1の各触媒16、20、22やDPF18の製造上のバラツキに起因する排ガス成分の偏りや、下流側排気管2bの形状による排ガス成分の偏りが解消することとなる。このように、ほぼ均一化された状態の排ガスにおけるNOx成分を検出することとで、NOxセンサ30は浄化後の排ガス中におけるNOxの平均的な濃度を検出することができ、誤検知等を抑制することができる。
また、フィン32により排ガスを攪拌することで排気通路内における排ガス温度の偏りも解消することができる。特に本実施形態のようにNOxセンサ30を、下流側排気管2bの湾曲部に設けることで、直線形状部分よりも排ガスの流速が遅く、温度変化をより小さくすることができる。このように排ガスを十分に混合し、温度変化の少ない位置にて排ガス成分を検出することで、NOxセンサ30の計測部におけるヒートクラック等の故障も抑制することができる。
これらのことから本実施形態に係る排ガスセンサの取付構造によれば、排気通路内の排ガスを十分に混合し排ガス成分を均一化することで排ガスセンサの検知精度を向上することができるとともに、排ガスセンサの故障を抑制することができる。
以上で本発明に係る排ガスセンサの取付構造の実施形態についての説明を終えるが、実施形態は上記実施形態に限られるものではない。
上記実施形態におけるフィン32は図2に示すような形状のものとしたが、排ガスを攪拌するフィンの形状はこれに限られるものではない。
例えば、図3には、フィンの変形例における正面図(a)及び当該フィンの配設状態における断面図(b)が示されており、同図に基づきフィンの変形例について説明する。
変形例におけるフィン40は、上記実施形態と同様に下流側排気管2bの入口部分に配設されている。図3(a)(b)に示すように、フィン40は、一対の縦板40a及び一対の横板40bの下流端から排ガス流れ方向に対して傾斜したブレード40cが複数設けられている。このような形状のフィン40であっても、排ガスを攪拌することができ、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、上記実施形態では、フィン32を下流側排気管2bの入口部分に設けているが、フィンの位置は排ガス浄化部と排ガスセンサとの間であればよく、これに限られるものではない。例えば、排ガス浄化装置の下流側ケーシング内の後段触媒の下流側のテーパ状に縮小している部分や、下流側排気管2bの入口より下流側に設けてもよい。
また、上記実施形態では、排ガス浄化装置1より下流側に取り付けられる排ガスセンサとして、NOxセンサを用いているが、排ガスセンサはこれに限られるものではない。例えば酸素(O2)成分を検出するO2センサや、アンモニア(NH3)を検出するNH3センサ等、他の排ガス成分を検出する排ガスセンサであってもよい。
また、上記実施形態では、内燃機関をディーゼルエンジンとしたが、例えばガソリンエンジン等の他の内燃機関であってもよい。
1 排ガス浄化装置
2 排気管
10 上流側ケーシング
12 下流側ケーシング
14 ミキシング管
16 前段酸化触媒(排ガス浄化部)
18 DPF(排ガス浄化部)
20 SCR触媒(排ガス浄化部)
22 後段酸化触媒(排ガス浄化部)
24 噴射ノズル
30 NOxセンサ(排ガスセンサ)
32、40 フィン(排ガス攪拌部)

Claims (1)

  1. 内燃機関の排気通路に配設され、排ガスを浄化処理する排ガス浄化部と、
    前記排ガス浄化部より下流側の排気通路に設けられ、排ガス成分を検出する排ガスセンサと、
    前記排ガスセンサと排ガス浄化部との間に配設され、排ガスの流れを攪拌する排ガス攪拌部と、
    を備えたことを特徴とする排ガスセンサの取付構造。
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WO2016088588A1 (ja) * 2014-12-04 2016-06-09 フタバ産業株式会社 排気浄化装置
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