JP2015054986A - 窒化アルミニウム膜の成膜方法、弾性波デバイスの製造方法、及び窒化アルミニウム膜の製造装置 - Google Patents

窒化アルミニウム膜の成膜方法、弾性波デバイスの製造方法、及び窒化アルミニウム膜の製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】アルミニウム及び窒素の他に少なくとも2つの元素を含む窒化アルミニウム膜を、組成を安定させて成膜すること。
【解決手段】本発明は、窒素ガスを含む雰囲気下で、アルミニウムの他に少なくとも2つの元素を含むターゲット22を用いてスパッタリングを行う窒化アルミニウム膜の成膜方法である。本発明によれば、アルミニウム及び窒素の他に少なくとも2つの元素を含む窒化アルミニウム膜を、1つのターゲットによって成膜することができるため、組成を安定させて成膜することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、窒化アルミニウム膜の成膜方法、弾性波デバイスの製造方法、及び窒化アルミニウム膜の製造装置に関する。
アルミニウム及び窒素以外の他の元素がドープされた窒化アルミニウム膜を成膜する方法として、窒素ガスを含む雰囲気下で、アルミニウムターゲットとドープする他の元素のターゲットとを同時にスパッタリングする二元同時スパッタリング法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−10926号公報
アルミニウム及び窒素以外の他の元素が2種類以上ドープされた窒化アルミニウム膜を成膜する場合、従来の方法では、アルミニウムターゲットと、更に2つ以上のターゲットと、を同時にスパッタリングすることになる。スパッタリングを長時間行うと、ターゲットが削られて形状が変化するが、形状変化具合は各々のターゲットで異なるため、各々のターゲット毎にスパッタリングでの成膜速度が変化してしまう。このため、成膜される窒化アルミニウム膜の組成が変化しないように、各々のターゲットに印加する電圧等を制御しなければならないが、3種類以上のターゲットを用いることから、このような制御は難しい。よって、窒化アルミニウム膜の組成が不安定なものとなってしまう。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、アルミニウム及び窒素の他に少なくとも2つの元素を含む窒化アルミニウム膜を、組成を安定させて成膜することが可能な窒化アルミニウム膜の成膜方法、弾性波デバイスの製造方法、及び窒化アルミニウム膜の製造装置を提供することを目的とする。
本発明は、窒素ガスを含む雰囲気下で、アルミニウムの他に少なくとも2つの元素を含むターゲットを用いてスパッタリングを行うことを特徴とする窒化アルミニウム膜の成膜方法である。本発明によれば、アルミニウム及び窒素の他に少なくとも2つの元素を含む窒化アルミニウム膜を、組成を安定させて成膜することができる。
上記構成において、前記ターゲットは、前記少なくとも2つの元素として2価元素と4価元素とを含む構成とすることができる。
上記構成において、前記ターゲットは、前記2価元素としてマグネシウム及び亜鉛の少なくとも一方を含み、前記4価元素としてチタン、ジルコニウム、及びハフニウムの少なくとも1つを含む構成とすることができる。
上記構成として、前記窒化アルミニウム膜は、元素がドープされていない窒化アルミニウム膜よりも、圧電定数d33の値が大きい構成とすることができる。
上記構成として、前記窒化アルミニウム膜は、前記少なくとも2つの元素がアルミニウムサイトに置換されている構成とすることができる。
上記構成において、前記窒化アルミニウム膜は、c軸配向性を有する結晶構造を有する構成とすることができる。
本発明は、上記のいずれかに記載の窒化アルミニウム膜の成膜方法を有することを特徴とする弾性波デバイスの製造方法である。
上記構成において、前記弾性波デバイスは、弾性表面波デバイス、バルク弾性波デバイス、又はラム波デバイスである構成とすることができる。
上記構成において、前記弾性波デバイスは、フィルタまたは分波器である構成とすることができる。
本発明は、アルミニウムの他に少なくとも2つの元素を含むターゲットを備え、窒素ガスを含む雰囲気下で前記ターゲットをスパッタリングすることを特徴とする窒化アルミニウム膜の製造装置である。本発明によれば、アルミニウム及び窒素の他に少なくとも2つの元素を含む窒化アルミニウム膜を、組成を安定させて成膜することができる。
本発明によれば、アルミニウム及び窒素の他に少なくとも2つの元素を含む窒化アルミニウム膜を、組成を安定させて成膜することができる。
図1は、実施例1に係る窒化アルミニウム膜を示す断面図である。 図2は、実施例1に係る窒化アルミニウム膜の製造に用いる製造装置を示す断面図である。 図3は、第1ドープAlN膜のX線回折結果である。 図4は、第2ドープAlN膜のX線回折結果である。 図5(a)は、実施例2に係る弾性波デバイスを示す上面図、図5(b)及び図5(c)は、図5(a)のA−A間及びB−B間の断面図である。 図6(a)から図6(h)は、実施例2に係る弾性波デバイスの製造方法を示す断面図である。 図7(a)は、変形例1に係るFBARを示す断面図、図7(b)は、変形例2に係るFBARを示す断面図、図7(c)は、SMRを示す断面図である。 図8(a)は、弾性表面波デバイスを示す上面図、図8(b)は、図8(a)のA−A間の断面図である。 図9は、ラム波デバイスを示す断面図である。 図10は、ラダー型フィルタを示す回路図である。 図11は、分波器を示すブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明する。
図1は、実施例1に係る窒化アルミニウム膜を示す断面図である。図1のように、基板10の主面上に、アルミニウム(Al)及び窒素(N)の他に少なくとも2つの元素を含む窒化アルミニウム膜12が形成されている。なお、以下において、Al及びN以外の他の元素を含む窒化アルミニウム膜12を、ドープAlN膜12と称すこととする。基板10は、ドープAlN膜12を作製することが可能な基板であれば材質は限定されず、例えばシリコン(Si)、サファイア、炭化ケイ素(SiC)、ダイヤモンド、ニオブ酸タンタル、ニオブ酸リチウム、及びガラス等の基板を用いることができる。実施例1では、基板10として、(100)面を主面とするSi基板を用いた場合について説明する。
ドープAlN膜12は、Al及びNの他に少なくとも2つの元素を含むが、実施例1では、2価元素と4価元素を含む場合について説明する。具体的には、2価元素としてマグネシウム(Mg)を含み、4価元素としてハフニウム(Hf)を含む場合、及び、2価元素としてMgを含み、4価元素としてジルコニウム(Zr)を含む場合、の2通りの場合について説明する。
図2は、実施例1に係る窒化アルミニウム膜の製造に用いる製造装置を示す断面図である。図2のように、製造装置は、反応性スパッタリング法における一般的な装置である。製造装置は、ドープAlN膜12の成膜が行われるチャンバー20内において、基板10とターゲット22とが配置されている。基板10とターゲット22とは対向するように配置されている。ターゲット22には、Alの他に少なくとも2つの元素を含むターゲットを用いる。実施例1では、Alの他に2価元素(Mg)と4価元素(Hf又はZr)を含むターゲットを用いている。ターゲット22は、チャンバー20の外部に配置された直流又は高周波電源に接続されており、電圧を調整することが可能となっている。また、チャンバー20は、ガス供給部24と真空ポンプ接続部26を有する。ドープAlN膜12の成膜は、チャンバー20内を真空ポンプ接続部26から真空ポンプによって排気した後、ガス供給部24から窒素を含むガス(例えば窒素と希ガスの混合ガス等)を導入して行われる。
なお、ターゲット22下に磁石29を配置させてもよい。磁石29を配置することで、ターゲット22上のプラズマ密度を向上させることができ、成膜速度を向上させることができる。また、ターゲット22を2つ備え、2つのターゲット22の間を交互に電圧を印加するデュアルターゲットスパッタ装置を用いてもよい。デュアルターゲットスパッタ装置を用いることで、ターゲット22の表面に生成される絶縁部のチャージアップを抑制し、ターゲット22の表面のクリーニングを行うことができ、成膜を安定させることができる。
次に、発明者が行った実験について説明する。発明者は、図2の製造装置を用いて、基板10の主面上に、MgとHfを含むドープAlN膜12及びMgとZrを含むドープAlN膜12を成膜した。以下、MgとHfを含むドープAlN膜12を第1ドープAlN膜と称し、MgとZrを含むドープAlN膜12を第2ドープAlN膜と称すこととする。
第1ドープAlN膜の成膜は、Al、Mg、及びHfの合計含有量を1とした場合に、Alの含有量を0.8原子%、MgとHfの含有量をそれぞれ0.1原子%としたMg0.1Hf0.1Al0.8ターゲットをターゲット22に用いて、以下の方法によって行った。基板10をチャンバー20内に配置した後、チャンバー20内を真空ポンプ接続部26から真空ポンプによって1×10−4Pa程度まで排気する。その後、ガス供給部24から窒素とアルゴンの混合ガスを導入する。ここで、窒素とアルゴンの流量比である窒素流量/アルゴン流量が0.5となるように各々のガス流量を調整した。混合ガスを供給した後、ターゲット22に接続されている電源28で5kWの電力を印加してプラズマを生成し、混合ガスをターゲット22に衝突させ、ターゲット22からAlとMgとHfを同時に叩き出して、混合ガス中の窒素と反応させることで、基板10上に第1ドープAlN膜を成膜した。なお、反応性スパッタリングの際のターゲットをスパッタリングする圧力は0.4Paであった。
第2ドープAlN膜の成膜は、Al、Mg、及びZrの合計含有量を1とした場合に、Alの含有量を0.8原子%、MgとZrの含有量をそれぞれ0.1原子%としたMg0.1Zr0.1Al0.8ターゲットをターゲット22に用いた点を除いて、第1ドープAlN膜と同じ方法・条件によって成膜した。
なお、第1ドープAlN膜の成膜に用いたMg0.1Hf0.1Al0.8ターゲットは、Al、Mg、及びHfを原料として、真空溶解法又は真空焼結法によって作製することができる。同様に、第2ドープAlN膜の成膜に用いたMg0.1Zr0.1Al0.8ターゲットは、Al、Mg、Hfを原料として、真空溶解法又は真空焼結法によって作製することができる。
発明者は、第1ドープAlN膜及び第2ドープAlN膜に対してX線回折測定を行った。X線回折測定は、X線源としてCuKα線を使用した全自動X線回折装置によって行った。図3は、第1ドープAlN膜のX線回折結果である。図4は、第2ドープAlN膜のX線回折結果である。図3及び図4の横軸は回折角2θであり、縦軸は任意座標の回折強度である。図3及び図4のように、第1ドープAlN膜及び第2ドープAlN膜共に、回折角2θが36°付近で回折強度のピークが観測されている。この回折ピークは、c軸配向した窒化アルミニウム膜に起因する回折ピークである。なお、回折角2θが33°付近に回折ピークが小さく観測されているが、これは、基板10に用いたSiに起因する回折ピークであるため、ここでは特段考慮しない。また、その他の回折ピークは観測されていない。この結果から、第1ドープAlN膜においては、MgとHfは、単体で存在するのではなく、AlNの結晶構造の中に入っていることが言える。同様に、第2ドープAlN膜においては、MgとZrは、単体で存在するのではなく、AlNの結晶構造の中に入っていることが言える。また、第1ドープAlN膜及び第2ドープAlN膜は、c軸配向性を有する結晶構造を有していることが分かる。
次に、発明者は、第1ドープAlN膜及び第2ドープAlN膜に対して組成分析を行った。組成分析は、電子線マイクロアナライザ(EPMA:Electron Probe MicroAnalyser)を用いて行った。表1は、組成分析の結果である。なお、表1においては、各原子の原子数の合計を100とした場合での、各原子の原子比(原子%)を示している。
Figure 2015054986
表1のように、組成分析の結果から、第1ドープAlN膜においては、AlN膜中にMgとHfが含有され、第2ドープAlN膜においては、AlN膜中にMgとZrが含有されていることが確認できる。
以上の結果から、Alの他に少なくとも2つの元素を含むターゲットを用いて窒化アルミニウム膜を成膜する場合、少なくとも2つの元素は窒化アルミニウム膜の結晶構造に入り込むことが分かる。即ち、成膜された窒化アルミニウム膜は、少なくとも2つの元素がアルミニウムサイトに置換されていることが分かる。
次に、発明者は、第1ドープAlN膜及び第2ドープAlN膜に対して圧電定数d33の測定を行った。圧電定数d33は、ピエゾメータを用いて、荷重0.25N、周波数110Hzの条件で測定した。第1ドープAlN膜の圧電定数d33は9.7pC/Nで、第2ドープAlN膜の圧電定数d33は10.2pC/Nであった。このように、第1ドープAlN膜及び第2ドープAlN膜は、Al及びN以外の他の元素がドープされていない窒化アルミニウム膜(ノンドープAlN膜、圧電定数d33:7.0pC/N程度)よりも大きな圧電定数d33が得られることが確認された。
この結果から、窒素ガスを含む雰囲気下で、Alの他に2価元素と4価元素を含むターゲットを用いてスパッタリングを行い窒化アルミニウム膜を成膜することで、Al及びN以外の他の元素がドープされていない窒化アルミニウム膜よりも大きな圧電定数d33を有する窒化アルミニウム膜が得られることが分かる。このように、ターゲットに含まれるAl以外の元素は、2価元素と4価元素以外の場合でもよいが、大きな圧電定数d33を得るという観点からは、2価元素と4価元素の場合が好ましい。実施例1では、2価元素としてMgを含む場合を例に示したが、その他の場合でもよく、例えばMg及び亜鉛(Zn)のうちの少なくとも一方を含む場合でもよい。また、4価元素としてZr又はHfを含む場合を例に示したが、その他の場合でもよく、例えばチタン(Ti)、Zr、及びHfのうちの少なくとも1つを含む場合でもよい。
実施例1によれば、窒素ガスを含む雰囲気下で、Alの他に少なくとも2つの元素を含むターゲット22を用いてスパッタリングを行うことで、窒化アルミニウム膜12を成膜する。これにより、Al及びNの他に少なくとも2つの元素を含む窒化アルミニウム膜を、1つのターゲットによって成膜することができるため、3つ以上のターゲットを用いて成膜する場合に比べて、組成を安定させて成膜することができる。また、3つのターゲットを用いて成膜する場合は、3つのターゲットを装着できる特殊なスパッタ装置が必要となるが、実施例1によれば、1つのターゲットを装着できればよいため、一般的な反応性スパッタリング装置を用いることができる。
図5(a)は、実施例2に係る弾性波デバイスを示す上面図、図5(b)及び図5(c)は、図5(a)のA−A間及びB−B間の断面図である。なお、実施例2では、弾性波デバイスとして、圧電薄膜共振子デバイスの1つであるFBAR(Film Bulk Acoustic Resonator)の場合を例に説明する。図5(a)から図5(c)のように、FBAR30は、基板32、下部電極34、圧電膜36、及び上部電極38を有する。
基板32は、例えばSi基板、ガラス基板、ガリウム砒素(GaAs)基板、セラミック基板等を用いることができる。基板32上に、下部電極34が設けられている。下部電極34は、例えばAl、銅(Cu)、クロム(Cr)、モリブデン(Mo)、タングステン(W)、タンタル(Ta)、白金(Pt)、ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、及びイリジウム(Ir)のうちの少なくとも1つを含む金属膜を用いることができる。下部電極34は、単層構造でもよいし、積層構造でもよい。
基板32及び下部電極34上に、圧電膜36が設けられている。圧電膜36は、2価元素(例えばMg、Zn)と4価元素(例えばTi、Zr、Hf)を含む窒化アルミニウム膜であり、c軸配向性を有する結晶構造をしている。圧電膜36上に、下部電極34と対向する領域を有して上部電極38が設けられている。下部電極34と上部電極38とが圧電膜36を挟んで対向する領域が共振部40となる。上部電極38も、下部電極34として列挙したAl、Cu、Cr、Mo、W、Ta、Pt、Ru、Rh、及びIrのうちの少なくとも1つを含む金属膜を用いることができる。上部電極38も、単層構造でもよく、また積層構造でもよい。
共振部40において、基板32と下部電極34との間にドーム形状の膨らみを有する空隙42が設けられている。ドーム形状の膨らみとは、空隙42の高さが、空隙42の周辺部よりも中心部ほど高くなるような形状の膨らみを言う。下部電極34の下側には、空隙42を形成する際にエッチャントが導入することで形成される導入路44が設けられている。導入路44の先端付近は圧電膜36等で覆われてなく、導入路44の先端は孔部46となっている。孔部46は、空隙42を形成する際のエッチャントを導入する導入口である。圧電膜36には、下部電極34との電気的な接続を可能とするための開口48が設けられている。
下部電極34と上部電極38との間に電気信号が印加されると、圧電膜36内部に逆圧電効果によって励振される弾性波又は圧電効果に起因する歪みによって生じる弾性波が発生する。弾性波は、下部電極34と上部電極38がそれぞれ空気に接している面で全反射されるため、厚み方向に主変位を持つ厚み振動波となる。
次に、実施例2に係る弾性波デバイスの製造方法について説明する。図6(a)から図6(h)は、実施例2に係る弾性波デバイスの製造方法を示す断面図である。図6(a)から図6(d)は、図5(a)のA−A間に相当する断面であり、図6(e)から図6(h)は、図5(a)のB−B間に相当する断面である。
図6(a)及び図6(e)のように、基板32上に、例えばスパッタ法又は蒸着法を用いて、犠牲層49を形成する。犠牲層49は、例えば酸化マグネシウムからなり、少なくとも空隙42が形成されるべき領域に形成される。次いで、例えばArガス雰囲気下でスパッタリングを行い、基板32及び犠牲層49上に金属膜を成膜する。かかる金属膜は、Al、Cu、Cr、Mo、W、Ta、Pt、Ru、Rh、及びIrのうちの少なくとも1つから選択される。その後、例えば露光技術及びエッチング技術を用いて、金属膜を所望の形状にして下部電極34を形成する。このとき、下部電極34の一部は犠牲層49を覆う形状とする。
図6(b)及び図6(f)のように、基板32及び下部電極34上に、Al及びNの他に2価元素と4価元素を含む窒化アルミニウム膜からなる圧電膜36を成膜する。圧電膜36の成膜は、実施例1で説明した方法を用いる。即ち、窒素ガスを含む雰囲気下で、Alの他に2価元素(例えばMg、Zn)と4価元素(例えばTi、Zr、Hf)を含むターゲットを用いてスパッタリングを行うことで成膜する。
図6(c)及び図6(g)のように、例えばArガス雰囲気下でスパッタリングを行い、圧電膜36上に金属膜を成膜する。かかる金属膜も、前述のように、Al、Cu、Cr、Mo、W、Ta、Pt、Ru、Rh、及びIrのうちの少なくとも1つから選択される。その後、例えば露光技術及びエッチング技術を用いて、金属膜を所望の形状にして上部電極38を形成する。また、圧電膜36も所望の形状にする。さらに、下部電極34と犠牲層49を選択的にエッチングして孔部46を形成する。
図6(d)及び図6(h)のように、エッチャントを孔部46から導入して犠牲層49を除去する。ここで、下部電極34、圧電膜36、及び上部電極38からなる積層膜の応力は、スパッタリング条件の調整により圧縮応力となるようにされている。このため、犠牲層49のエッチングが完了した時点で、積層膜は膨れ上がり、基板32と下部電極34との間に、ドーム形状をした膨らみの空隙42が形成される。また、空隙42と孔部46とを連結する導入路44も形成される。このような製造工程を含んで、実施例2のFBAR30が形成される。
実施例2によれば、実施例1で説明した窒化アルミニウム膜の成膜方法を用いて、窒化アルミニウム膜からなる圧電膜36を形成している。即ち、窒素ガスを含む雰囲気下で、Alの他に少なくとも2つの元素を含むターゲット20を用いてスパッタリングを行うことで、窒化アルミニウム膜からなる圧電膜36を形成している。これにより、圧電膜36を、組成を安定させて成膜することができる。
また、実施例1で説明したように、窒素ガスを含む雰囲気下で、Alの他に2価元素と4価元素を含むターゲットを用いてスパッタリングを行い、2価元素と4価元素を含む窒化アルミニウム膜を成膜することで、大きな圧電定数d33を有する窒化アルミニウム膜を得ることができる。実施例2では、このような窒化アルミニウム膜を圧電膜36に用いているため、特性の良好な(例えば電気機械結合係数の大きな)FBAR30を得ることができる。
実施例2では、空隙42が基板32と下部電極34との間のドーム形状の膨らみから形成される場合を例に示したが、図7(a)及び図7(b)に示す形態を用いることもできる。図7(a)は、変形例1に係るFBARを示す断面図、図7(b)は、変形例2に係るFBARを示す断面図である。図7(a)のように、変形例1に係るFBARにあっては、空隙42aが、共振部40における下部電極34下の基板32の一部を除去して設けられている。変形例2に係るFBARにあっては、図7(b)のように、空隙42bが、共振部40における下部電極34下の基板32を貫通して設けられている。
また、弾性波デバイスは、FBARタイプの圧電薄膜共振子デバイスに限らず、SMR(Solid Mounted Resonator)タイプの圧電薄膜共振子デバイスでもよいし、その他のバルク弾性波デバイスの場合でもよい。図7(c)は、SMRを示す断面図である。図7(c)のように、SMRにあっては、下部電極34下に、音響インピーダンスの高い膜52と低い膜54とをλ/4(λは弾性波の波長)の膜厚で交互に積層した音響反射膜50が設けられている。
さらに、弾性波デバイスは、弾性表面波デバイス又はラム波デバイスの場合でもよい。図8(a)は、弾性表面波デバイスを示す上面図、図8(b)は、図8(a)のA−A間の断面図である。図8(a)及び図8(b)のように、弾性表面波デバイス60は、例えばSi基板、ガラス基板、セラミック基板、及びサファイア基板等からなる支持基板62上に、圧電膜64が形成されている。圧電膜64は、実施例1で説明した窒化アルミニウム膜の成膜方法を用いて形成された窒化アルミニウム膜である。圧電膜64上に、例えばAl又はCu等の金属膜66が形成されている。金属膜66により、反射器R0、IDT(Interdigital Transducer)IDT0、入力端子Tin、及び出力端子Toutが形成されている。IDT0は、2つの櫛型電極68を備える。2つの櫛型電極68にはそれぞれ入力端子Tin及び出力端子Toutが接続されている。入力端子Tin及び出力端子Toutは、外部接続端子を構成している。IDT0により励振された弾性波は、圧電膜64の表面を伝搬し、反射器R0により反射される。
図9は、ラム波デバイスを示す断面図である。図9のように、ラム波デバイス70にあっては、第1支持基板72上に第2支持基板74が設けられている。第2支持基板74は、第1支持基板72の上面に、例えば表面活性化接合又は樹脂接合等により接合されている。第1支持基板72及び第2支持基板74には、例えばSi基板、ガラス基板、セラミック基板、サファイア基板等を用いることができる。第2支持基板74上に、圧電膜76が形成されている。圧電膜76は、実施例1で説明した窒化アルミニウム膜の成膜方法を用いて形成された窒化アルミニウム膜である。第2支持基板74には、厚さ方向に貫通する孔部が設けられており、孔部は第1支持基板72と圧電膜76との間の空隙78として機能する。圧電膜76上であって、空隙78の上方に位置する領域に、電極79が形成されている。電極79はIDTであり、かかるIDTの両側には反射器(図示せず)が設けられている。電極79で励振された弾性波は、圧電膜76の上下面で反射を繰り返しながら、圧電膜76を横方向に伝搬する。
弾性波デバイスは、上述した共振器の場合に限らず、フィルタ又は分波器の場合であってもよい。図10は、ラダー型フィルタを示す回路図である。図10のように、ラダー型フィルタ80は、1又は複数の直列共振器S1〜S3、及び、1又は複数の並列共振器P1〜P2を備える。直列共振器S1〜S3は、入出力端子T1とT2の間に直列に接続されている。並列共振器P1〜P2は、入出力端子T1とT2の間に並列に接続されている。直列共振器S1〜S3及び並列共振器P1〜P2を、上述した共振器とすることができる。なお、フィルタは、ラダー型フィルタの場合に限らず、例えばダブルモード型フィルタ等、他のフィルタの場合であってもよい。
図11は、分波器を示すブロック図である。図11のように、分波器100は、送信端子90とアンテナ端子94との間に送信フィルタ96が接続されている。受信端子92と共通のアンテナ端子94との間に受信フィルタ98が接続されている。送信フィルタ96と受信フィルタ98とは、通過帯域が異なっている。送信フィルタ96は、送信端子90から入力された信号のうち送信帯域の信号を送信信号としてアンテナ端子94に通過させ、他の帯域の信号を抑圧する。受信フィルタ98は、アンテナ端子94から入力された信号のうち受信帯域の信号を受信信号として受信端子92に通過させ、他の帯域の信号を抑圧する。送信フィルタ96及び受信フィルタ98を、上述したラダー型フィルタ80等とすることができる。
実施例2では、弾性波デバイスの場合を例に示したが、アクチュエーターデバイス又は物理センサデバイスの製造方法に、実施例1で説明した窒化アルミニウム膜の成膜方法を用いてもよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 基板
12 窒化アルミニウム膜
20 チャンバ
22 ターゲット
24 ガス供給部
30 FBAR
32 基板
34 下部電極
36 圧電膜
38 上部電極
40 共振部
42〜42b 空隙
50 音響反射膜
60 弾性表面波デバイス
62 支持基板
64 圧電膜
66 金属膜
70 ラム波デバイス
72 第1支持基板
74 第2支持基板
76 圧電膜
78 空隙
79 電極
80 ラダー型フィルタ
100 分波器

Claims (10)

  1. 窒素ガスを含む雰囲気下で、アルミニウムの他に少なくとも2つの元素を含むターゲットを用いてスパッタリングを行うことを特徴とする窒化アルミニウム膜の成膜方法。
  2. 前記ターゲットは、前記少なくとも2つの元素として2価元素と4価元素とを含むことを特徴とする請求項1記載の窒化アルミニウム膜の成膜方法。
  3. 前記ターゲットは、前記2価元素としてマグネシウム及び亜鉛の少なくとも一方を含み、前記4価元素としてチタン、ジルコニウム、及びハフニウムの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項2記載の窒化アルミニウム膜の成膜方法。
  4. 前記窒化アルミニウム膜は、元素がドープされていない窒化アルミニウム膜よりも、圧電定数d33の値が大きいことを特徴とする請求項2または3記載の窒化アルミニウム膜の成膜方法。
  5. 前記窒化アルミニウム膜は、前記少なくとも2つの元素がアルミニウムサイトに置換されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の窒化アルミニウム膜の成膜方法。
  6. 前記窒化アルミニウム膜は、c軸配向性を有する結晶構造を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載の窒化アルミニウム膜の成膜方法。
  7. 請求項1から6のいずれか一項記載の窒化アルミニウム膜の成膜方法を有することを特徴とする弾性波デバイスの製造方法。
  8. 前記弾性波デバイスは、弾性表面波デバイス、バルク弾性波デバイス、又はラム波デバイスであることを特徴とする請求項7記載の弾性波デバイスの製造方法。
  9. 前記弾性波デバイスは、フィルタまたは分波器であることを特徴とする請求項7または8記載の弾性波デバイスの製造方法。
  10. アルミニウムの他に少なくとも2つの元素を含むターゲットを備え、窒素ガスを含む雰囲気下で前記ターゲットをスパッタリングすることを特徴とする窒化アルミニウム膜の製造装置。
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