JP2015052557A - 磁気式位置検出装置 - Google Patents

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直希 磯部
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Abstract

【課題】部品点数が少なく2つの検出対象の位置を検出することができる磁気式検出装置を提供する。【解決手段】磁気式位置検出装置は、回転軸Oを中心に回転して2つの異なる位置の間を変位する第1の磁石11と、回転軸Oを中心に回転して4つの異なる位置の間を変位する第2の磁石21と、第1の磁石11と第2の磁石21との間に設けられ、4つの磁気抵抗素子を有する第1のブリッジ回路6と、第1のブリッジ回路6とは異なる角度とされた第2のブリッジ回路7とを有し、第1及び第2のブリッジ回路6,7それぞれの中点の電圧に応じた信号を出力するセンサチップ5と、を備える。センサチップ5において、第1の磁石11が2つの異なる位置にあるとき第1の磁石11が形成する磁界の向き、及び第2の磁石21が少なくとも4つの異なる位置にあるとき第2の磁石21が形成する磁界の向きが全て異なるようにする。【選択図】図2

Description

本発明は、磁気式位置検出装置に関する。
従来、特許文献1に示される磁気式位置検出装置がある。この磁気式位置検出装置は、車両の前後方向に操作されるセレクトレバーに取り付けられるマグネットと、セレクトレバーに対して独立して設けられ、磁界の向きに応じた電圧を出力する磁気センサと、を備えている。
この磁気式位置検出装置では、セレクトレバーが操作されると、マグネットが移動するので、当該マグネットと磁気センサとの相対位置が変化する。すなわち、磁気センサにおける磁界の向きが変化するので、当該磁気センサが出力する電圧が変化する。従って、磁気センサが出力する電圧に基づいて、セレクトレバーの位置を検出することができる。
特開2009−236743号公報
特許文献1のような磁気式位置検出装置では、検出対象が2つある場合、それぞれの検出対象に対してマグネット及び磁気センサを備える必要がある。
ところで、2つの検出対象が近接している場合、それぞれの検出対象に対して設けられるマグネットが、互いに他方の検出対象に対して設けられる磁気センサにおける磁界の向きに影響を及ぼすおそれがある。そこで、このような場合には、それぞれの検出対象に対して設けられるマグネットと互いに他方の検出対象に対して設けられる磁気センサとの間に磁気的な影響を遮断する遮蔽板を挿入することが考えられている。このように構成すれば、それぞれの検出対象に対して設けられるマグネットが、他方の検出対象に対して設けられる磁気センサにおける磁界の向きに影響を及ぼさない。
しかしながら、遮蔽板を設けると磁気式検出装置の部品点数が増加するため、当該装置の組付工数の増加が懸念されている。
本発明は、こうした実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、部品点数が少なく2つの検出対象の位置を検出することができる磁気式検出装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、磁気式位置検出装置は、自身を貫く第1の回転軸を中心に回転して2つの異なる位置の間を変位する第1の磁石と、前記第1の回転軸の延びる方向にずれて配置され、自身を貫く第2の回転軸を中心に回転して少なくとも3つの異なる位置の間を変位する第2の磁石と、前記第1の磁石と前記第2の磁石との間に設けられ、4つの磁気抵抗素子を有する第1のブリッジ回路と、前記第1のブリッジ回路とは異なる角度とされた第2のブリッジ回路とを有し、前記第1及び第2のブリッジ回路それぞれの中点電圧に応じた信号を出力する磁気センサと、を備え、前記磁気センサにおいて、前記第1の磁石が前記2つの異なる位置にあるとき当該第1の磁石が形成する磁界の向き、及び前記第2の磁石が少なくとも3つの異なる位置にあるとき前記第2の磁石が形成する磁界の向きが全て異なることを要旨とする。
この構成によれば、第1の磁石の位置と第2の磁石の位置とがどの組み合わせであっても、磁気センサにおける合成磁界の向きが全て異なる。このため、磁気センサが出力する第1及び第2のブリッジ回路における中点電圧に応じた信号から、第1及び第2の磁石がそれぞれどの位置に位置するかを判定することができる。これにより、従来のように遮蔽板等が必要ないので、磁気式位置検出装置を構成する部品点数を抑制することができる。
上記構成において、前記第1の回転軸と前記第2の回転軸とが同軸であって、前記磁気センサは、前記第1の回転軸上に設けられることが好ましい。
この構成によれば、磁気センサは、磁気センサと第1の磁石との間の距離、及び磁気センサと第2の磁石との間の距離が変化しない状態で第1及び第2の磁石に挟まれているので、外乱磁場の影響を受けにくい。従って、磁気センサが出力する信号から、第1及び第2の磁石がそれぞれどの位置に位置するかをより正確に判定することができる。
上記構成において、前記第1及び第2の磁石の少なくとも一方がプラスチック磁石であって、前記プラスチック磁石の外周部は、前記磁気センサの外周を覆うように対向する磁石に向かって湾曲することが好ましい。
この構成によれば、第1の磁石と第2の磁石との間の距離が小さくなるので、これらの間に設けられる磁気センサが外乱磁場の影響を受けにくい。
本発明の磁気式検出装置によれば、2つの検出対象の位置を検出することができる。しかも、構成する部品点数が少ない。
レバー装置の平面図。 第1の磁石、第2の磁石、及びセンサチップの位置関係を示す斜視図。 第1の磁石が第1の位置及び第2の位置にそれぞれ位置するとき、及び第2の磁石が第3の位置〜第6の位置にそれぞれ位置するときに、センサチップにおいて形成する磁界の向きを示す対応図。 センサチップに設けられる第1及び第2のブリッジ回路を示す回路図。 第1の磁石の位置、第2の磁石の位置、合成磁界の向き、第1の磁気抵抗素子の出力電圧、及び第2の磁気抵抗素子の出力電圧を対応付けた対応図。 第1及び第2のブリッジ回路の各中点における電圧波形。 第1及び第2のブリッジ回路の各中点間における電圧の正負示す図。 磁石の変形例を示す斜視図。
以下、磁気式検出装置をレバー装置に具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
<レバー装置>
図1に示すように、レバー装置1は、ケース2の下面に回転可能に軸支される第1のレバー10と、ケース2の上面に回転可能に軸支される第2のレバー20と、ケース2の内部に収容される基板3と、を備えている。基板3は、外部の演算処理部4に電気的に接続されている。
第1及び第2のレバー10,20は、ともに回転軸Oを中心に回転する。図1において6時の位置を0°とするとともに、時計方向を正方向とする場合、第1のレバー10は図1に実線で示す0°の位置と図1に2点鎖線で示す180°との間を90°の位置を含むように回転変位する。また、第2のレバー20は図1に2点鎖線で示す22.5°の位置と図1に実線で示す157.5°の位置との間を90°の位置を含むように45°刻みで回転変位する。
第1のレバー10のケース2側の面には、図2に示す第1の磁石11が、第2のレバー20のケース2側の面には図2に示す第2の磁石21が、それぞれ設けられている。また、基板3の第1のレバー10側の面には図2に示すセンサチップ5が設けられている。
図2に示すように、第1の磁石11、第2の磁石21、及びセンサチップ5は、すべて回転軸O上に位置する。すなわち、センサチップ5は、回転軸Oの軸方向において、第1の磁石11と第2の磁石21との間に挟まれている。また、センサチップ5と第1の磁石11との間の距離、及びセンサチップ5と第2の磁石21との間の距離は、等しく設定されている。
第1の磁石11は、回転方向に一対のN極とS極とが着磁されている。この第1の磁石11は、第1のレバー10が0°に位置する状態の第1の位置と、第1のレバー10が180°に位置する状態の第2の位置との間で変位する。図3に示すように、第1の位置における第1の磁石11はセンサチップ5における磁界の向きが0°となる磁界を、第2の位置における第1の磁石11は、センサチップ5における磁界の向きが180°となる磁界を、それぞれ形成する。
第2の磁石21は、第1の磁石11と同様に回転方向に一対のN極とS極とが着磁されている。第2の磁石21は、第1の磁石11と等しい強さの磁界を形成する。第2の磁石21は、第2のレバー20が22.5°に位置する状態の第3の位置と、第2のレバー20が67.5°に位置する状態の第4の位置と、第2のレバー20が112.5°に位置する状態の第5の位置と、第2のレバー20が157.5°に位置する状態の第6の位置と、の間で変位する。図3に示すように、第3の位置における第2の磁石21はセンサチップ5における磁界の向きが22.5°となる磁界を、第4の位置における第2の磁石21はセンサチップ5における磁界の向きが67.5°となる磁界を、それぞれ形成する。また、第5の位置における第2の磁石21はセンサチップ5における磁界の向きが112.5°となる磁界を、第6の位置における第2の磁石21はセンサチップ5における磁界の向きが157.5°となる磁界を、それぞれ形成する。
図2及び図4に示すように、センサチップ5は、4つの磁気抵抗素子を有する第1及び第2のブリッジ回路6,7を備えている。第2のブリッジ回路7は、第1のブリッジ回路6を回転軸Oと同方向に延びる中心軸に対して45°だけ回転させたものである。また、第1及び第2のブリッジ回路6,7は、回転軸Oに対して直交する方向に並設されている。センサチップ5は、第1及び第2のブリッジ回路6,7のそれぞれの中点6A,6B,7A,7Bにおける電圧を生成する。なお、センサチップ5が磁気センサに相当する。
基板3は、センサチップ5において生成される電圧、すなわち、第1及び第2の磁気抵抗素子6,7が生成する電圧を演算処理部4に送る。
図1に示すように、演算処理部4は、メモリ4aを備えている。メモリ4aには、図5に示すように、第1及び第2の磁石11,21の位置と各中点6A,6B,7A,7B間における電圧の大小関係とが対応づけられた対応情報8が記憶されている。詳述すると、対応情報8では、中点6Aと中点6Bとの間、中点7Aと中点7Bとの間、中点6Aと中点7Aとの間、中点6Bと中点7Bとの間、中点6Aと中点7Bとの間、及び中点6Bと中点7Aとの間のそれぞれにおいて、前者の電圧から後者の電圧を引いた値の正負が、第1及び第2の磁石11,21の位置と対応付けられている。なお、図5では、先の前者の電圧から後者の電圧を引いた値が正の場合には「1」、負の場合には「0」として表示している。演算処理部4は、チップセンサ5において生成される電圧を対応情報8に照らし合わせることにより第1及び第2の磁石11,21の位置を判断する。
<レバー装置の作用>
第1及び第2のブリッジ回路6,7は、回転軸Oに対して直交する方向に並設されている。また、第2のブリッジ回路7は、第1のブリッジ回路6を回転軸Oと同方向に延びる中心軸に対して45°だけ回転させたものである。従って、図6に示すように、各中点6A,6B,7A,7Bにおける電圧の波形は45°分だけずれる。このため、図6に示すように、各中点6A,6B,7A,7Bのうちいずれか2つの中点における電圧の波形は、22.5°毎に大小関係が入れ替わる。すなわち、図7に示すように、中点6Aと中点6Bとの間、中点7Aと中点7Bとの間、中点6Aと中点7Aとの間、中点6Bと中点7Bとの間、中点6Aと中点7Bとの間、及び中点6Bと中点7Aとの間のうちいずれか2つにおいて、前者の電圧から後者の電圧を引いた値の正負は、22.5°毎に入れ替わる。従って、第1及び第2のブリッジ回路6,7のそれぞれの中点6A,6B,7A,7Bにおける電圧から、第1及び第2の磁石11,21におけるそれぞれの位置を判断することができる。例えば、中点6Aと中点6Bとの間、中点7Aと中点7Bとの間、中点6Aと中点7Aとの間、中点6Bと中点7Bとの間、中点6Aと中点7Bとの間、及び中点6Bと中点7Aとの間のそれぞれにおいて、前者の電圧から後者の電圧を引いた値の正負が「0」「1」「0」「1」「0」「1」である場合には、第1の磁石11は第1の位置に、第2の磁石21は第3の位置に、それぞれ位置することを判断することができる。
なお、中点6Aと中点6Bとの間、中点7Aと中点7Bとの間、中点6Aと中点7Aとの間、中点6Bと中点7Bとの間、中点6Aと中点7Bとの間、及び中点6Bと中点7Aとの間のそれぞれにおいて、前者の電圧から後者の電圧を引いた値の正負の組み合わせは8通りあるので、8通りの第1及び第2の磁石11,21の位置関係を判断することができる。
また、第1及び第2の磁石11,21は、回転軸O上において回転軸O回りを回転するので、センサチップ5と第1の磁石11との間の距離、及びセンサチップ5と第2の間の距離が変化しない。このため、外乱磁場の影響を受けにくい。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られる。
(1)回転軸O上に設けられ同回転軸O回りを回転する第1の磁石11と第2の磁石21との間に、4つの磁気抵抗素子を有する第1及び第2のブリッジ回路6,7を備えるセンサチップ5を設けた。そして、第2のブリッジ回路7は、第1のブリッジ回路6を回転軸Oと同方向に延びる中心軸に対して45°だけ回転させたものとした。また、第1及び第2のブリッジ回路6,7は、回転軸Oに対して直交する方向に並設させた。これにより、各中点6A,6B,7A,7Bにおける電圧の波形は45°分だけずれる。従って、中点6Aと中点6Bとの間、中点7Aと中点7Bとの間、中点6Aと中点7Aとの間、中点6Bと中点7Bとの間、中点6Aと中点7Bとの間、及び中点6Bと中点7Aとの間のうちいずれか2つにおいて、前者の電圧から後者の電圧を引いた値の正負は、22.5°毎に入れ替わる。このため、第1及び第2のブリッジ回路6,7のそれぞれの中点6A,6B,7A,7Bにおける電圧から、第1及び第2の磁石11,21におけるそれぞれの位置を判断することができる。このように、従来、2つの磁石の位置をそれぞれ検出するために必要と考えられていた遮蔽板が必要ないので、レバー装置1を構成する部品点数を抑制することができる。
(2)また、中点6Aと中点6Bとの間、中点7Aと中点7Bとの間、中点6Aと中点7Aとの間、中点6Bと中点7Bとの間、中点6Aと中点7Bとの間、及び中点6Bと中点7Aとの間のそれぞれにおいて、前者の電圧から後者の電圧を引いた値の正負の組み合わせは8通りあるので、8通りの第1及び第2の磁石11,21の位置関係を判断することができる。
(3)また、第1及び第2の磁石11,21は、回転軸O上において回転軸O回りを回転するので、センサチップ5と第1の磁石11との間の距離、及びセンサチップ5と第2の間の距離が変化しない。このため、外乱磁場の影響を受けにくい。従って、第1及び第2の磁気抵抗素子6,7が出力する電圧から、第1及び第2の磁石11,21がそれぞれどの位置に位置するかをより正確に判定することができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態において、第2の磁石21は、第3〜第6の位置、すなわち異なる4つの位置に変位可能とされたが、3つの位置に変更される構成であってもよい。この場合、中点6Aと中点6Bとの間、中点7Aと中点7Bとの間、中点6Aと中点7Aとの間、中点6Bと中点7Bとの間、中点6Aと中点7Bとの間、及び中点6Bと中点7Aとの間のうち、3つの前者の電圧から後者の電圧を引いた値の正負の組み合わせが分かれば、第1及び第2の磁石11,21がとりうる全ての位置を判断することができる。
また、第2の磁石21が異なる5つ以上の位置に変更される構成である場合には、センサチップ5に第1及び第2のブリッジ回路6,7の両方と異なる角度のブリッジ回路を設け、正負を判断できる中点の数を増やす。このように構成すれば、さらに多くの第1及び第2の磁石11,21がとりうる全ての位置を判断することができる。
・上記実施形態では、中点6Aと中点6Bとの間、中点7Aと中点7Bとの間、中点6Aと中点7Aとの間、中点6Bと中点7Bとの間、中点6Aと中点7Bとの間、及び中点6Bと中点7Aとの間の差分から、第1及び第2の磁石11,21がとりうる位置を判断したが、各中点6A,6B,7A,7Bのそれぞれの電圧値から第1及び第2の磁石11,21がとりうる位置を判断してもよい。
・上記実施形態において、第1及び第2の磁石11,21は、回転方向に一対のN極とS極とを有していたが、回転方向にN極とS極とが交互に複数個連続するいわゆる多極磁石であってもよい。多極磁石であれば、回転角度が小さくても、センサチップに形成する磁界の向きを大きく変化させることができる。
・上記実施形態において、第1及び第2の磁石11,21に代えて、プラスチック磁石51,61を採用してもよい。この場合、図8に示すように、プラスチック磁石51,61をお椀型に成形し、プラスチック磁石51,61の外周部がセンサチップ5の周囲を覆うようにする。このように構成すれば、プラスチック磁石51,61との間の距離が近くなるので、これらの間に設けられるセンサチップ5が外乱磁場の影響を受けにくくなる。ひいては、より正確にプラスチック磁石51,61の位置を判定することができる。なお、この効果は、プラスチック磁石51,61の外周部が近接すればするほど大きくなる。
・上記実施形態において、第1及び第2の磁石11,21は、直接回転操作される第1及び第2のレバー10,20にそれぞれ設けられたが、直接操作されるレバーに連動して回転するものにも設けられてもよい。
・上記実施形態において、第1及び第2の磁気抵抗素子6,7は、45°ずれていたが、45°に限らず出力する電圧波形が異なるように角度をずらして配置されていればよい。
・上記実施形態において、センサチップ5は、センサチップ5と第1の磁石11との間の距離と、センサチップ5と第2の磁石21との間の距離とが等しくなるように設けられたが等しくなくてもよい。第1及び第2の磁石11,21のどちらか一方が変位したとき、センサチップ5における合成磁界の向きが変化する位置であればよい。
・上記実施形態において、第1の磁石11、第2の磁石21、及びセンサチップ5は同軸上とされたが、同軸とされてなくてもよい。
・上記実施形態のレバー装置1の適用先としては、例えば、車両の前照灯の明るさを変更する回転操作部付きの方向指示レバー等がある。
1…レバー装置、2…ケース、3…基板、4…演算処理部、4a…メモリ、5…センサチップ、6,7…ブリッジ回路、8…対応情報、10,20…レバー、11,21…磁石、51,61…プラスチック磁石。

Claims (3)

  1. 自身を貫く第1の回転軸を中心に回転して2つの異なる位置の間を変位する第1の磁石と、
    前記第1の回転軸の延びる方向にずれて配置され、自身を貫く第2の回転軸を中心に回転して少なくとも3つの異なる位置の間を変位する第2の磁石と、
    前記第1の磁石と前記第2の磁石との間に設けられ、4つの磁気抵抗素子を有する第1のブリッジ回路と、前記第1のブリッジ回路とは異なる角度とされた第2のブリッジ回路とを有し、前記第1及び第2のブリッジ回路それぞれの中点の電圧に応じた信号を出力する磁気センサと、を備え、
    前記磁気センサにおいて、前記第1の磁石が前記2つの異なる位置にあるとき当該第1の磁石が形成する磁界の向き、及び前記第2の磁石が少なくとも3つの異なる位置にあるとき前記第2の磁石が形成する磁界の向きが全て異なる磁気式位置検出装置。
  2. 請求項1に記載の磁気式位置検出装置において、
    前記第1の回転軸と前記第2の回転軸とが同軸であって、
    前記磁気センサは、前記第1の回転軸上に設けられる磁気式位置検出装置。
  3. 請求項1又は2に記載の磁気式位置検出装置において、
    前記第1及び第2の磁石の少なくとも一方がプラスチック磁石であって、
    前記プラスチック磁石の外周部は、前記磁気センサの外周を覆うように対向する磁石に向かって湾曲する磁気式位置検出装置。
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