JP2015052390A - ユニット構造体、及びガス栓 - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的簡易な構成を維持しながらも、ガス流出端からのガス流出の禁止と許容を適切に切り替えることができるユニット構造体、及びガス栓を提供する。
【解決手段】筒状筐体K1の内部に、ガス流出部K1dを閉止又は開放する弁体Gと、ガス流出部K1dを閉止する閉じ位置と開放する開き位置との間の弁体Gの移動に対応して、ガス流入部K1bを閉止する閉止状態と開放する開放状態とを切り替える切替部材K4とを備え、筒状筐体K1は、基端側端部に、弁体G及び切替部材K4を内部に挿入自在な開口部K1aを有すると共に、開口部K1aを閉止する閉止部材K2を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガスが流通するガス流出端に接続可能であると共に、当該ガス流出端からのガスの流出の禁止と許容を切り替え可能なユニット構造体、及びガス栓に関する。
従来、ガス栓としては、ガス流通路の内部に、当該ガス流通路を開放する開き位置と閉止する閉じ位置との間で移動するスライド弁を備え、ガス流通路からのガスの流出を許容する状態と停止する状態とを切り替えるものが知られている(特許文献1を参照)。
当該ガス栓において、ガス流通路からのガスの流出を停止する状態は、ガス流通路の内周面とスライド弁の外周面との間のシールにより実現される。
尚、ガス栓の他の構成としては、当該特許文献1の図6に示すように、ガス接続具100の装着・非装着によりガス栓を開閉するのではなく、ガス栓に設けられた操作部Bへの押圧操作によりガス栓が開閉する、所謂、プッシュプッシュ式のガス栓がある。
特開2012−207780号公報
上記特許文献1に開示の技術では、ガス流通路の内周面とスライド弁の外周面との間のシールのみで、ガス流通路からのガスの流出が停止されているため、例えば、スライド弁が開き位置から閉じ位置の側へ移行しているときに、ガス流通路の内周面とスライド弁の外周面との間に異物を噛み込んだ場合、ガス流通路からガスが漏洩する虞があった。
このため、ガス流通路の閉止をより確実に実行可能なガス栓が望まれていた。
更には、従来から存在するガス栓からの交換容易性等の観点から、ガス流通路を内部に有するガス管のガス流出端に取り付け可能で、且つ、上述した機能を備えたユニット構造体が望まれていた。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、閉止状態のガス流通路からのガスの流出を、より確実に防止できるユニット構造体、及びガス栓を提供する点にある。
上記目的を達成するためのユニット構造体は、
ガスが流通するガス流通路のガス流出端に接続可能であると共に、当該ガス流出端からのガスの流出の禁止と許容を切り替え可能なユニット構造体であって、その特徴構成は、
基端側部位を前記ガス流通路の内部に配設する状態で前記ガス流出端に気密に接続され、前記基端側部位に前記ガス流通路からガス流入可能なガス流入部を有すると共に、前記ガス流通路の外部に位置する先端側部位から外部へのガス流出可能なガス流出部を有する筒状筐体を備え、
前記筒状筐体の内部に、前記ガス流出部を閉止又は開放する弁体と、前記ガス流出部を閉止する閉じ位置と開放する開き位置との間の前記弁体の移動に対応して、前記ガス流入部を閉止する閉止状態と開放する開放状態とを切り替える切替部材とを備え、
前記筒状筐体は、基端側端部に、前記弁体及び前記切替部材を内部に挿入自在な開口部
を有すると共に、前記開口部を閉止する閉止部材を備える点にある。
本発明のユニット構造体は、ガスが流通するガス流通路のガス流出端に機密に接続可能であると共にガス流入部とガス流出部とを備える筒状筐体を備えており、当該筒状筐体の内部に、そのガス流出部を閉止する閉じ位置と開放する開き位置との間で移動する弁体と、当該弁体の移動に伴って、そのガス流入部の閉止状態と開放状態とを切り替える切替部材とを備えているから、弁体によるガス流出部の閉止と開放に加えて、切替部材により、ガス流入部を閉止状態と開放状態に切り替えることができる。
これにより、弁体に加えて、切替部材によっても、ガス流出の禁止を担保することができ、ガスの漏洩をより確実に防止することができる。
さらに、筒状筐体は、その基端側端部に、弁体及び切替部材を内部に挿入自在な開口部を備えるから、弁体及び切替部材を当該開口部から筒状筐体の内部へ容易に挿入することができ、挿入した後は、当該開口部を閉止部材により閉止することで、当該開口部を介するガスの流入・流出を防止できる。
結果、比較的簡易な構成を維持しながらも、ガス流出端からのガス流出の禁止と許容を適切に切り替えることができるユニット構造体を実現できる。
本発明のユニット構造体の更なる特徴構成は、
前記筒状筐体は、その筒軸心が前記ガス流通路の流路軸心に沿って備えられると共に、前記弁体が、前記閉じ位置と前記開き位置との間の移動方向が前記筒軸心に沿った方向として備えられ、
前記ガス流入部は、前記筒状筐体の前記筒軸心回りの筒周部位に設けられ、
前記切替部材は、前記筒状筐体の筒内周部位に沿って摺動可能であると共に、前記閉じ位置と前記開き位置との間での前記弁体の移動に対応して、前記ガス流入部を閉止する閉止状態と開放する開放状態とを切り替える点にある。
上記特徴構成によれば、筒状筐体の筒軸心をガス流通路の流路軸心に沿わせ、弁体の閉じ位置と開き位置との間の移動方向を筒軸心に沿わせ、切替部材を筒状筐体の筒内周部位に沿って摺動移動自在に構成することで、弁体の筒軸心に沿う方向での移動に合わせて、切替部材を筒外周部に沿って摺動移動させ、筒周部位に設けられるガス流入部の開放と閉止を行うことができる。
これにより、比較的簡易な構成により、弁体の閉じ位置と開き位置との移動に、切替部材によるガス流入部の閉止状態と開放状態との切り替えを対応させることができる。
本発明のユニット構造体の更なる特徴構成は、
前記閉止部材は、前記弁体の前記開き位置側から前記閉じ位置側への方向へ前記切替部材を付勢する付勢手段の一端が当接する当接部位を備える点にある。
上記特徴構成によれば、弁体の開き位置側から閉じ位置側への方向へ、切替部材を付勢する付勢手段の一端が当接する当接部位を、閉止部材に備えるから、開口部から、弁体及び切替部材を順に挿入した後に、当該付勢手段も挿入し、その後、閉止部材を開口部に装着し、当接部位に付勢手段の一端を当接させるという比較的簡易な組み立て操作で、切替部材の付勢を実現できる。
本発明のユニット構造体の更なる特徴構成は、
前記閉止部材は、前記筒状筐体の内側に、前記ガス流出部からのガスの過流出を防止する過流出防止弁を有する過流出防止ユニット、又は前記ガス流通路でのガス圧を検知する検圧プラグを、螺合接続する螺合部位を有する点にある。
上記特徴構成によれば、閉止部材の螺合部位に、過流出防止ユニット又は検圧プラグを螺合接続できるから、当該閉止部材を筒状筐体の開口部に装着することで、過流出防止ユニット又は検圧プラグを、筒状筐体の内部の適切な位置に位置させ、その機能を発揮させることができる。
結果、ガス流通路において、過流出防止ユニットや検圧プラグを位置決めする機構を、簡素化できる。
上記目的を達成するためのガス栓の特徴構成は、
前記筒状筐体の前記基端側部位を外囲する状態で、前記ガス流入部にガスを導入するガス導入路を有するガス管と前記ユニット構造体とを連結する筒状連結体が備えられ、
前記ユニット構造体と、前記ガス管と、前記筒状連結体とから成る点にある。
上記特徴構成によれば、ガス栓を、ガス管と、ユニット構造体と、ガス管にユニット構造体を連結する筒状連結体とから構成することができるから、従来から存在するガス管に対し、筒状連結体を用いてユニット構造体を連結して、ガス栓を実現できる。
本発明のガス栓の更なる特徴構成は、
前記筒状連結体が、複数の前記ユニット構造体のガス流入部の夫々に前記ガス管の前記ガス導入路を連通する状態で、複数の前記ユニット構造体と前記ガス管とを連結可能に構成されている点にある。
上記特徴構成の筒状連結体を用いることにより、従来から存在するガス管に対し、複数のユニット構造体を、当該ユニット構造体のガス流入部がガス管のガス導入路に連通する状態で連結することができる。これにより、例えば、1口のガス栓を、複数口のガス栓に容易に組み替えることができる。
第1実施形態に係るガス栓からガス接続具を取り外している状態を示す断面図 第1実施形態に係るガス栓にガス接続具を装着している状態を示す断面図 ガス流通路に設けられる各部材の斜視図 第2実施形態に係るガス栓からガス接続具を取り外している状態を示す断面図 第2実施形態に係るガス栓にガス接続具を装着している状態を示す断面図 第2実施形態に係るガス栓の動作を示す遷移図 別実施形態に係るガス栓からガス接続具を取り外している状態を示す断面図 別実施形態に係るガス栓にガス接続具を装着している状態を示す断面図 別実施形態に係るガス栓の断面図
本発明の実施形態に係るユニット構造体K、及びガス栓200は、図2に示すガス栓200の閉止状態において、ガスの流出をより確実に防止することができるものに関する。
ガス栓200は、図1、2に示すように、内部にガス導入路10を有するガス管11と、当該ガス導入路10からガスを受け入れるガス流通路13を内部に有する筒状連結体12と、ガス流通路13のガス流出端12aに気密に接続されるユニット構造体K等から構成されており、当該ガス栓200にガス接続具100を装着(図2の状態)することで、ガス流通路13を開放し、ガス流通路13でのガス流通によりガス接続具100に接続されたガス器具(図示せず)へのガス供給を行い、ガス栓200からガス接続具100を取り外す(図1の状態)ことで、ガス流通路13を閉止し、ガス流通路13でのガス流通を停止してガス器具へのガス供給を停止する、所謂ガスコンセントとして構成されている。
以下、まず、ガス栓200に対して装着及び取り外し自在なガス接続具100について説明する。当該ガス接続具100は、既に公知の構成であるので、詳細な説明は省略して簡単に説明する。
ガス接続具100は、第1コイルバネ101により前方側(図1、2で矢印Xの基端側)に付勢される突出部材102と、ロック用ボール103と、ロック用ボール103の位置を径方向の内側から規制するとともに、ガス流出部K1dに当接して押圧されて引退する内径部材104と、ガス栓200に装着される際にスライド弁Gを押圧する棒状の押圧部105とを備えている。
ガス接続具100をガス栓200に装着する場合、図1、2に示すように、ガス流出部K1dが内径部材104に当接して内径部材104を第2コイルバネ106の付勢力に抗して引退させる。内径部材104の引退によりロック用ボール103が径方向の内側に移動して、ユニット構造体Kの外径部位に形成された嵌込溝2aにロック用ボール103が嵌まり込み、突出部材102が第1コイルバネ101の付勢力により前方側(図1、2で矢印Xの基端側)に突出する。このように、ガス接続具100がガス栓200に外嵌装着される。ガス接続具100がガス栓200に装着される際、ガス接続具100の押圧部105にてスライド弁G(弁体の一例)が押圧される。この押圧部105によるスライド弁Gに対する押圧により、スライド弁Gが、ガス流通路13のガス流通方向に沿ってガス流通路13の上流側(図1、2で矢印Xの基端側)に移動して、閉じ位置(図1に示す位置)から開き位置(図2に示す位置)に移動することになり、ガス流通路13が開弁されてガス器具(図示せず)へのガス供給が行われる。
ガス接続具100をガス栓200から取り外す場合、突出部材102を第1コイルバネ101の付勢力に抗して押込操作(図1、2で矢印Xの先端側への押込操作)することで、嵌込溝2aへのロック用ボール103の嵌まり込みが解除されるので、ガス接続具100をガス栓200から取り外すことができる。そして、ガス接続具100をガス栓200から取り外すと、スライド弁Gに対する押圧部105による押圧が解除され、スライド弁Gが、第1付勢部材F1の付勢力により、ガス流通路13のガス流通方向に沿ってガス流通路13の下流側(図2で矢印Xの先端側)に移動し、スライド弁Gが、開き位置から閉じ位置へ復帰されてガス流通路13が閉弁される。
ユニット構造体Kは、図1、2、3に示すように、基端側部位をガス流通路13の内部に配設する状態でガス流出端12aに螺合部位K1cを介して気密に螺合接続され、基端側部位の筒軸心回りの筒周部位にガス流通路13からガス流入可能なガス流入部K1bを有すると共に、ガス流通路13の外部に位置する先端側部位から外部へのガス流出可能なガス流出部K1dを有する筒状筐体K1を備えている。当該筒状筐体K1は、その筒軸心(図1、2で直線P)がガス流通路13の流路軸心(図1、2で直線P)に沿って備えられる。
尚、図1、2において、基端側部位は、螺合部位K1cに対して、ガス流れ方向で上流側(図1、2で矢印Xの矢示逆側)の部位であり、先端側部位は、上流側(図1、2で矢印Xの矢示側)の部位である。
筒状筐体K1の内部には、その筒軸心に沿って、ガス流出部K1dを閉止する閉じ位置と開放する開き位置とで移動するスライド弁Gが備えられると共に、筒状筐体K1の筒内周部位に沿って摺動可能であり、スライド弁Gの閉じ位置と開き位置との間での移動に対応して、ガス流入部K1bを閉止する閉止状態と開放する開放状態とを切り替える切替部材K4とを備えている。
当該切替部材K4は、その先端側端部(図1、2で矢印Xの矢示側の端部)が、スライド弁Gの基端側端部(図1、2で矢印Xの矢示逆側の端部)に当接すると共に、後述する第3付勢部材F3により先端側(図1、2で矢印Xの矢示側)へ付勢されている。これにより、切替部材K4は、スライド弁Gの移動に対応して、移動可能となっている。
説明を追加すると、切替部材K4は、図1、2、3に示すように、その筒周部位に、切欠部K4aを備えており、スライド弁Gがガス流出部K1dを閉止する閉じ位置に位置する状態(図1に示す状態)では、切欠部K4aが、筒軸心に沿う方向(図1、2で矢印Xに沿う方向)で、筒状筐体K1の筒周部位のガス流入部K1bとズレて位置し、当該ガス流入部K1bからのガスの流入を阻止する。
一方、スライド弁Gがガス流出部K1dを開放する開き位置に位置する状態(図2に示す状態)では、切欠部K4aが、筒軸心に沿う方向で、筒状筐体K1の筒周部位のガス流
入部K1bに重畳して位置し、当該ガス流入部K1bからのガスの流入を許容する。
このようにして、スライド弁Gによるガス流出部K1dの閉止と開放に対応して、切替部材K4がガス流入部K1bを閉止及び開放させるから、特に、スライド弁Gがガス流出部K1dを閉止しているときには、切替部材K4もガス流入部K1bを閉止し、2重のシールが行われ、ガスの漏洩を強固に防止する。
尚、切替部材K4は、筒状筐体K1の内周部位に形成されるボール用凹欠部K1fに嵌り込む摺動用ボールK1eにより、軸心方向での摺動移動を補助されている。
ここで、スライド弁Gに関し説明を追加すると、スライド弁Gは、ガス流出部K1dを閉止する弁体部G1、筒状筐体K1の内周部位をシールするシール部材G4、スライド弁Gの基端側端部に位置し筒状筐体K1の内周部位に沿って摺動自在な摺動部G2が設けられている。
当該摺動部G2は、その一部が、切替部材K4の先端側端部(図1、2で矢印Xの矢示側の端部)に当接すると共に、スライド弁Gがガス流出部K1dを開放する開き位置に位置する状態(図2に示す状態)においては、筒状筐体K1とユニット筐体K3との間に嵌り込み、筒状筐体K1とユニット筐体K3との間の隙間K4b(図2に図示)から、ガスが下流側へ漏洩することを防止している。
筒状筐体K1は、その基端側端部に、開口部K2aを備えており、当該開口部K2aは、閉止部材K2が螺合されて閉止自在に構成されている。
当該開口部K2aは、閉止部材K2を取り外した状態において、筒状筐体K1の内部に、スライド弁G、切替部材K4、リング状部材K5を介して切替部材K4を下流側(図1、2で矢印Xの矢示側)に付勢する第3付勢部材F3等を、挿入可能な口径とされている。開口部K2aから、スライド弁G、第1付勢部材F1、切替部材K4、リング状部材K5、第3付勢部材F3を順に挿入した後、当該開口部K2aを、後述するユニット筐体K3を装着した閉止部材K2にて閉止して、ユニット構造体Kを組み立てる。これにより、ユニット構造体の組み立て操作性を向上させている。
閉止部材K2は、筒状筐体K1の内側に、ユニット筐体K3の雄螺子部K3aを螺合固定する螺合部位K2bを備えている。これにより、過流出防止弁H2等を装着自在なユニット筐体K3を、閉止部材K2に螺合させた状態で、筒状筐体K1に螺合固定できるから、例えば、過流出防止弁H2と筒状筐体K1の芯出しを容易にしている。更に、閉止部材K2は、リング状部材K5を介して、切替部材K4を付勢する第3付勢部材F3の一端が当接する当接部位K2cを備えている。
ユニット筐体K3は、筒軸心Pに沿う方向(図1、2で矢印Xの矢示方向)で、ガス流入部K1bと重畳する位置に、ガス通流部K3bを備えており、ガス流入部K1bから流入したガスは、当該通流部K3bからユニット筐体K3の内部に流入可能に構成されている。
<第2実施形態>
第2実施形態のガス栓200は、図4、5、6に示すように、ガス流通路13を通流するガス流量が一定以上となったときにガス流通を阻止する過流出防止機構H、及び作動状態にある過流出防止機構Hを非作動状態にリセットするリセット手段Rを備えている。
以下、上記第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付すと共に、その説明を割愛する。
ユニット筐体K3の内部には、図4、5、6に示すように、ガス流通を許容する非作動状態(図6(a)(b)に示す状態)とガス流通を阻止する作動状態(図6(c)に示す
状態)とが切替自在な過流出防止弁H2と、当該過流出防止弁H2をガス流通路13のガス流通方向に摺動自在に支持する支持部位H4とが備えられている。
支持部位H4は、その内部がガス流通路13のガス流通方向に貫通する円筒状に形成されている。支持部位H4の上流側部位は、過流出防止弁H2の軸部H2aに外嵌して、ガス流通路13のガス流通方向に移動自在に過流出防止弁H2を支持している。
過流出防止弁H2は、第2付勢部材F2により、下流側に位置する作動状態(図6(c)に示す状態)から上流側に位置する非作動状態(図6(a)(b)に示す状態)に復帰するように付勢されており、支持部位H4に当接することで、非作動状態に保持されている。そして、過流出防止弁H2は、ガス流量が一定以上の過流量となると、そのガス流量の流動圧によって非作動状態から作動状態に移行自在に備えられており、作動状態に移行した過流出防止弁H2は、スライド弁Gの上流側に設けられる嵌合開口部G3に嵌合してガス流通を阻止している。
作動状態にある過流出防止弁H2は、スライド弁Gの開き位置から閉じ位置への移動(図6(c)から(d)への移動)に伴って、嵌合開口部G3への過流出防止弁H2の嵌合が解除され、第2付勢部材F2により上流側に復帰付勢されることにより、上流側に位置する非作動状態(図6(d)の状態)へリセットされる。
即ち、当該実施形態にあっては、スライド弁Gの嵌合開口部G3、及び当該スライド弁Gを開き位置から閉じ位置へ付勢する第1付勢部材F1が、リセット手段Rとして働く。
上述したように、スライド弁Gは、弁体部G1と、摺動部G2に加え、当該摺動部G2の内径部位に形成されると共に過流出防止弁H2が嵌合する嵌合開口部G3を備えている。これにより、弁体部G1が開き位置(図4に示す位置)に位置する場合、ガス流通路13を通流するガスのすべては、嵌合開口部G3を通過することになる。この状態で、ガスの流量が一定以上の過流量になると、図6(c)に示すように、嵌合開口部G3に過流出防止弁H2が嵌合し、嵌合開口部G3から下流側へのガスの流出が阻止される。
以下、図6に基づいて、スライド弁G、過流出防止機構H、リセット手段Rの動作について説明する。
図6(a)は、ガス接続具100をガス栓200から取り外している状態であり、図6(b)は、ガス接続具100をガス栓200に装着した状態であり、図6(c)は、ガス接続具100をガス栓200に装着しているときに、過流出防止弁H2が非作動状態から作動状態へ移行した状態であり、図6(d)は、ガス接続具100をガス栓200から取り外したときにリセット操作が行われる状態である。
図6(a)に示すように、ガス接続具100をガス栓200から取り外している場合、スライド弁Gの弁体部G1が閉じ位置に位置しており、ガス流通路13が弁体部G1により閉止されている。また、切替部材K4が、その内周面により、筒状筐体K1のガス流入部K1bを閉止している。
即ち、図6(a)に示す状態では、ガス流通路13は、スライド弁Gのガス流出部K1dへの着座と、切替部材K4の内周面による筒状筐体K1の外側周面のシールとの双方により、確実に閉止されている。
このとき、過流出防止弁H2は、スライド弁Gの嵌合開口部G3から離間した非作動状態にある。
図6(b)に示すように、ガス接続具100をガス栓200に装着すると、ガス接続具100の押圧部105がスライド弁Gをガス流通路13の上流側に押圧して、スライド弁Gが閉じ位置から開き位置へ移動し、ガス流通路13を開弁させる。これに伴い、スライド弁Gの摺動部G2が、切替部材K4をガス流通路13の上流側へ押圧し、ガス流入部K1bが開放状態となる。
図6(c)に示すように、ガス流通路13に一定以上のガスが流通したときには、非作動状態にあった過流出防止弁H2が、スライド弁Gの嵌合開口部G3に嵌合して、当該嵌合開口部G3を閉止する作動状態となり、ガスの過流出が防止される。
図6(c)に示す状態において、ガス接続具100がガス栓200から取り外されると、図6(d)に示すように、押圧部105によるスライド弁Gの上流側への押圧が解除され、スライド弁Gが開き位置から閉じ位置へ移動する。
これに伴い、スライド弁Gの摺動部G2による切替部材K4の上流側への押圧が解除され、切替部材K4が筒状筐体K1のガス流入部K1bを閉止する閉じ位置に移動する。
また、スライド弁Gの嵌合開口部G3が下流側(図6(d)で矢印Xの先端側)へ移動することにより、嵌合開口部G3への過流出防止弁H2の嵌合が解除され、当該嵌合開口部G3が開放され、作動状態の過流出防止弁H2を非作動状態に移行させるリセット操作が実行される。
〔別実施形態〕
(1)ユニット構造体Kは、図7、8に示すように、その筒状筐体K1の筒軸心(図7、8で矢印Xに沿う軸心)とガス管11の軸心(図7、8で矢印Xに沿う軸心)とを互いに直交する状態で、ガス管11に気密に接続する。ユニット構造体Kは、そのガス流入部K1bをガス管11のガス導入路10に連通させる状態で、ガス管11に螺合接続されており、螺合部位K1cは、先に示した実施形態と同様に、そのねじ込み方向が、筒状筐体K1の筒軸心に沿った方向(ガス管の軸心に直交する方向)に設けられる。
尚、ユニット構造体Kの内部の構造については、第1実施形態と変わるところがない。
当該別実施形態では、過流出防止機構Hは、ガス管11のガス導入路10に備えられる。当該過流出防止機構Hのリセット操作を行うリセット部材Rは、ガス導入路10から筒状筐体K1のガス流入部K1bに亘って設けられる。
当該リセット部材Rは、図8に示すように、筒状筐体K1のガス流入部K1bに対向する位置に切替部材K4の切欠部K4aが位置する場合、当該ガス流入部K1bからガスが進入して、過流出防止弁H2から離間する。
一方、リセット部材Rは、図7に示すように、ガス流入部K1bに対向する位置に切替部材K4の切欠部K4aが位置せず、切替部材K4外周部位が位置する場合、切替部材K4の外周部位によりガス流入部K1bから押し出され、過流出防止弁H2の側の位置に位置する。このとき、過流出防止弁H2が作動状態にあると、当該過流出防止弁H2が非作動状態へリセットされる。
(2)上記実施形態では、閉止部材K4は、ユニット筐体K3と別体に設けられ、螺合部位K2bにて螺合するように構成した。しかしながら、部品点数を減らし構成を簡略化すると共に、筒状筐体K1とユニット筐体K3の芯ズレを防止する意味からは、これらを一体に構成しても構わない。
(3)上記実施形態では、ユニット構造体Kは、筒状連結体12にてガス管11に連結され、ガス栓200を成す例を示したが、別に、筒状連結体12を介さず、ユニット構造体Kを直接ガス管11に連結する構成を採用しても構わない。この場合、ガス管11のガス導入路10のガス導入端が、ガス流出端となり、ガス管11のガス導入路10は、ガス流通路13に含まれる概念となる。
(4)更に、図9に示すように、筒状連結体12は、ユニット構造体Kの基端側部位をその内部に配設する共に筒状筐体Kの外周部に設けられる螺合部位K1cに気密に螺合接続する外囲螺合部位12bを複数(図9では2つ)備える構成を採用しても構わない。即ち、当該別実施形態にあっては、筒状連結体12は、複数のユニット構造体Kのガス流入部K1bの夫々にガス管11のガス導入路10を連通する状態で、複数(図9では2つ)のユニット構造体Kとガス管11とを連結可能に構成されている。これにより、ガス栓200は、複数のユニット構造体Kと、ガス管11と、それらを連結する筒状連結体12とから成る、所謂、複数口のガス栓として機能する。
尚、当該別実施形態にあっては、各ユニット構造体Kの夫々は、第2実施形態に示すユニット構造体Kと同様に、その内部に過流出防止機構H、及び作動状態にある過流出防止機構Hを非作動状態にリセットするリセット手段Rを備えている。
(5)また、本願のガス栓200は、従来技術で示した特許文献1の図6に示しているように、プッシュプッシュ式のガス栓200にも適用可能である。
(6)上記第2実施形態では、ユニット筐体K3には、過流出防止機構Hを設ける例を示したが、別に過流出防止機構H以外を設ける構成を採用しても構わない。
例えば、ガス流通路13のガス圧を測定する検圧プラグ等を設ける構成を採用しても構わない。
(7)筒状連結体12とガス管11との連結に関し、筒状連結体12とガス管11との連結形態は、筒状連結体12の側に雄螺子部を形成し、ガス管11の側に雌螺子部を形成する構成例を示したが、別に、筒状連結体12の側に雌螺子部を形成し、ガス管11の側に雄螺子部を形成する構成例を採用しても構わない。
尚、上記実施形態(別実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
本発明のユニット構造体、及びガス栓は、比較的簡易な構成を維持しながらも、ガス流出端からのガス流出の禁止と許容を適切に切り替えることができるユニット構造体、及びガス栓として、有効に利用可能である。
10 :ガス導入路
11 :ガス管
12 :筒状連結体
12a :ガス流出端
13 :ガス流通路
200 :ガス栓
F3 :第3付勢部材
G :スライド弁
H :過流出防止機構
K :ユニット構造体
K1 :筒状筐体
K1b :ガス流入部
K1d :ガス流出部
K2 :閉止部材
K2a :開口部
K2b :螺合部位
K2c :当接部位
K3a :雄螺子部
K3b :ガス通流部
K4 :切替部材
P :筒軸心
R :リセット手段
X :矢印

Claims (6)

  1. ガスが流通するガス流通路のガス流出端に接続可能であると共に、当該ガス流出端からのガスの流出の禁止と許容を切り替え可能なユニット構造体であって、
    基端側部位を前記ガス流通路の内部に配設する状態で前記ガス流出端に気密に接続され、前記基端側部位に前記ガス流通路からガス流入可能なガス流入部を有すると共に、前記ガス流通路の外部に位置する先端側部位から外部へのガス流出可能なガス流出部を有する筒状筐体を備え、
    前記筒状筐体の内部に、前記ガス流出部を閉止又は開放する弁体と、前記ガス流出部を閉止する閉じ位置と開放する開き位置との間の前記弁体の移動に対応して、前記ガス流入部を閉止する閉止状態と開放する開放状態とを切り替える切替部材とを備え、
    前記筒状筐体は、基端側端部に、前記弁体及び前記切替部材を内部に挿入自在な開口部を有すると共に、前記開口部を閉止する閉止部材を備えるユニット構造体。
  2. 前記筒状筐体は、その筒軸心が前記ガス流通路の流路軸心に沿って備えられると共に、前記弁体が、前記閉じ位置と前記開き位置との間の移動方向が前記筒軸心に沿った方向として備えられ、
    前記ガス流入部は、前記筒状筐体の前記筒軸心回りの筒周部位に設けられ、
    前記切替部材は、前記筒状筐体の筒内周部位に沿って摺動可能であると共に、前記閉じ位置と前記開き位置との間での前記弁体の移動に対応して、前記ガス流入部を閉止する閉止状態と開放する開放状態とを切り替える請求項1に記載のユニット構造体。
  3. 前記閉止部材は、前記弁体の前記開き位置側から前記閉じ位置側への方向へ前記切替部材を付勢する付勢手段の一端が当接する当接部位を備える請求項2に記載のユニット構造体。
  4. 前記閉止部材は、前記筒状筐体の内側に、前記ガス流出部からのガスの過流出を防止する過流出防止弁を有する過流出防止ユニット、又は前記ガス流通路でのガス圧を検知する検圧プラグを、螺合接続する螺合部位を有する請求項1〜3の何れか一項に記載のユニット構造体。
  5. 前記筒状筐体の前記基端側部位を外囲する状態で、前記ガス流入部にガスを導入するガス導入路を有するガス管と前記ユニット構造体とを連結する筒状連結体が備えられ、
    請求項1〜4の何れか一項に記載の前記ユニット構造体と、前記ガス管と、前記筒状連結体とから成るガス栓。
  6. 前記筒状連結体が、複数の前記ユニット構造体のガス流入部の夫々に前記ガス管の前記ガス導入路を連通する状態で、複数の前記ユニット構造体と前記ガス管とを連結可能に構成されている請求項5に記載のガス栓。
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