JP5576541B2 - 継手部材 - Google Patents
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Description
前記カバー部は、前記スリーブ部の少なくとも一部を径方向外側から覆う被覆部を備え、
前記発音当接部は、前記スリーブ部の外周面に設けられたスリーブ側発音当接部と、前記被覆部の内周面に設けられたカバー側発音当接部とにより形成され、
前記スリーブ部に関して、前記離脱状態から前記受入れ状態への状態変更が、軸方向に於ける継手先端側のみへの移動を伴って起こされる点にある。
更には、上記第一の特徴構成によれば、カバー部は、スリーブ部の少なくとも一部を径方向外側から覆う被覆部を備え、発音当接部は、スリーブ部の外周面に設けられたスリーブ側発音当接部と、被覆部の内周面に設けられたカバー側発音当接部とにより形成されているから、発音当接部をカバー部に覆われた部分に形成することができる。
よって、カバー部に発音当接部を保護させることができ、発音当接部が損傷を受けるのを抑制することができる。また、カバー部は、操作者が継手部材を保持するのに使用される部位であるため、ある程度の大きさの部材で構成するのが好ましいが、この構成によれば、カバー部がスリーブ部の少なくとも一部を径方向外側から覆うように構成されるため、カバー部の大きさを小さく制限することなく発音当接部を設けることができる。
更には、スリーブ部に関して、離脱状態から受入れ状態への状態変更が、軸方向に於ける継手先端側のみへの移動で起こせる。
前記カバー部は、前記スリーブ部の少なくとも一部を径方向外側から覆う被覆部を備え、
前記発音当接部は、前記スリーブ部の外周面に設けられたスリーブ側発音当接部と、前記被覆部の内周面に設けられたカバー側発音当接部とにより形成され、
前記スリーブ部に関し、前記離脱状態から前記受入れ状態への状態変更が、軸方向に於ける継手先端側のみへの移動を伴って起こされる点にある。
よって、カバー部に発音当接部を保護させることができ、発音当接部が損傷を受けるのを抑制することができる。また、カバー部は、操作者が継手部材を保持するのに使用される部位であるため、ある程度の大きさの部材で構成するのが好ましいが、この構成によれば、カバー部がスリーブ部の少なくとも一部を径方向外側から覆うように構成されるため、カバー部の大きさを小さく制限することなく発音当接部を設けることができる。
更には、スリーブ部に関して、離脱状態から受入れ状態への状態変更が、軸方向に於ける継手先端側のみへの移動で起こせる。
ここでは、本発明を、ガス供給源からのガス(例えば、都市ガス等)が供給されるプラグに着脱自在に接続される継手部材に適用した場合を例として説明する。図1に示すように、本実施形態に係る継手部材1は、プラグ50に接続された際の接続音の発生部位である発音当接部4が、カバー部40の内周面に設けられたカバー側発音当接部43と、スリーブ部30の外周面に設けられたスリーブ側発音当接部33とにより、スリーブ部30とカバー部40との間に形成されていることに特徴を有している。以下、本実施形態に係る継手部材1について、「継手部材の構成」、「接続音の発生機構」の順に説明する。
本実施形態に係る継手部材1は、内部に軸方向に延びるガス流路が形成されており、図1に示すように、本体部20と、作動部80と、カバー部40と、スリーブ部30と、コネクタ3と、を備えている。本体部20、作動部80、カバー部40、及びスリーブ部30は何れも略円筒状の部材であり、同軸状に配置されている。なお、本体部20、作動部80、カバー部40、及びスリーブ部30の構成については、後に詳細に説明する。コネクタ3は本体部20に連結されており、ガス消費機器等のガス供給先側に一端が接続されたホース2の他端を接続するための部位である。ホース2は、例えば、ゴムホース等の可撓性の材料で形成されたものが用いられる。
本体部20は、図1に示すように、プラグ50の接続部51を継手先端側から軸方向に受入れる略円筒状の部材である。この本体部20の内部に形成される空間は、プラグ50の接続部51を収容するための空間であるとともに、接続状態において、プラグ50から供給されるガスを流通させる流路として機能する。図3に示すように、本体部20の筒状部の内径は、接続部51の第1環状部55及び第2環状部56の外径より僅かに大きく形成されており、接続部51の本体部20内への進入を許容するように構成されている。そして、プラグ50から供給されたガスは、軸方向に沿って継手基端側に流れ、コネクタ3を介してホース2に供給される。
作動部80は、図1に示すように、本体部20の内周部位で、当該本体部20に対して軸方向に移動自在に構成されているとともに、本体部20に対して継手先端側に付勢されている略円筒状の部材である。図1に示すように、作動部80は、第1コイルバネ81により本体部20に対して継手先端側に付勢されているとともに、接続部51の先端に当接する略円環状の第2シール部材65を継手先端側の端部に備えている。この作動部80の第1コイルバネ81の付勢力による継手先端側への突出は、後述するように、本体部20に設けられた突状部27により阻止される。そして、第2シール部材65は、図2(c)及び図3に示すように、接続状態において接続部51のプラグ先端側端部に当接し、接続部51と作動部80との間の空間について、第2シール部材65の配設位置より径方向内側の空間と、当該位置より径方向外側の空間との連通を気密的にシールする。第2シール部材65は、例えばゴム材等から構成される。本実施形態では、図1に示すように、第2シール部材65は、周方向に直交する断面における形状が略U字状のゴム部材(ゴム製リング、ゴム製パッキン等)とされている。
カバー部40は、図1に示すように、本体部20の径方向外側に固定される略円筒状の部材である。カバー部40は、継手部材1をプラグ50に接続する際に、継手部材1を保持するのに使用されるものであるが、本発明では、このカバー部40を利用して接続音を発生させる発音当接部4を構成している。本実施形態では、カバー部40は本体部20の基端側において固定されており、本体部20と一体化されている。
スリーブ部30は、本体部20の外周部位で軸方向に移動自在な略円筒状の部材であり、本実施形態では、傾斜面32と、引退部34と、を備えている。スリーブ部30は、継手部材1に備えられた第2コイルバネ35により、本体部20の継手基端側から継手先端側に付勢されている。
次に、発音当接部4による接続音の発生機構について説明する。上記のように、本実施形態では、発音当接部4は、スリーブ側発音当接部33と、カバー側発音当接部43とにより形成されている。そして、本体部20が接続部51を受入れる接続操作時、より正確には、当該接続操作の完了時に、スリーブ側発音当接部33とカバー側発音当接部43との当接に伴い接続音が発生するように構成されている。以下、この接続音の発生機構について、図2(a)〜図2(c)に基づいて説明する。
(1)上記の実施形態では、スリーブ側発音当接部33とカバー側発音当接部43とが当接した状態で、傾斜面32がスリーブ突出阻止部21より継手基端側に位置し、当該スリーブ突出阻止部21に当接しないように構成されている場合を例として説明した。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されるものではない。従って、例えば、スリーブ側発音当接部33とカバー側発音当接部43とが当接した状態で、傾斜面32がスリーブ突出阻止部21に当接するように構成することも、本発明の好適な実施形態の一つである。この場合、接続音は、発音当接部4だけでなく、傾斜面32とスリーブ突出阻止部21との当接部位においても発生することになる。また、スリーブ突出阻止部21を、法線方向が軸方向に交差する傾斜面ではなく、法線方向が軸方向に平行な面により構成しても好適である。
4:発音当接部
20:本体部
21:スリーブ突出阻止部
22:プラグロック機構
24:ロック用ボール
25:貫通孔
30:スリーブ部
33:スリーブ側発音当接部
34:引退部
35:第2コイルバネ(付勢機構)
40:カバー部
41:突状部
42:被覆部
43:カバー側発音当接部
50:プラグ
51:接続部
66:第3シール部材(シール部材)
67:第4シール部材(シール部材)
Claims (5)
- プラグの接続部を継手先端側から軸方向に受入れる略円筒状の本体部と、前記本体部の径方向外側に固定される略円筒状のカバー部と、前記本体部の外周部位で軸方向に移動自在な略円筒状のスリーブ部と、を備え、
前記本体部が前記プラグを受入れた受入れ状態において、前記プラグに対する前記本体部の軸方向移動を規制し、前記プラグが前記本体部から離脱した離脱状態において、前記本体部に対する前記スリーブ部の継手先端側への移動を規制するプラグロック機構を備え、
前記本体部の継手基端側から前記スリーブ部を継手先端側に付勢する付勢機構を備え、
前記プラグロック機構により前記プラグと前記本体部との軸方向における相対移動が阻止される接続状態において前記スリーブ部が継手先端側に突出し、前記プラグと前記本体部との軸方向における相対移動が許容され、前記プラグロック機構により前記本体部に対する前記スリーブ部の継手先端側への移動が規制される非接続状態において、前記スリーブ部が継手基端側に引退するように構成され、
前記本体部は、前記スリーブ部の継手先端側への移動を阻止可能なスリーブ突出阻止部を備え、
前記スリーブ部の内周面と前記本体部の外周面との間に形成される空間に、前記スリーブ突出阻止部に連通する空間と外部空間との連通をシールするシール部材を備え、
前記本体部が前記プラグを受入れる接続操作時に、前記スリーブ部の継手先端側への移動に伴って当接して発音する発音当接部を、前記スリーブ部と前記カバー部との間に設け、
前記カバー部は、前記スリーブ部の少なくとも一部を径方向外側から覆う被覆部を備え、
前記発音当接部は、前記スリーブ部の外周面に設けられたスリーブ側発音当接部と、前記被覆部の内周面に設けられたカバー側発音当接部とにより形成され、
前記スリーブ部に関し、前記離脱状態から前記受入れ状態への状態変更が、軸方向に於ける継手先端側のみへの移動を伴って起こされる継手部材。 - プラグの接続部を継手先端側から軸方向に受入れる略円筒状の本体部と、前記本体部の径方向外側に固定される略円筒状のカバー部と、前記本体部の外周部位で軸方向に移動自在な略円筒状のスリーブ部と、を備え、
前記本体部が前記プラグを受入れた受入れ状態において、前記プラグに対する前記本体部の軸方向移動を規制し、前記プラグが前記本体部から離脱した離脱状態において、前記本体部に対する前記スリーブ部の継手先端側への移動を規制するプラグロック機構を備え、
前記本体部の継手基端側から前記スリーブ部を継手先端側に付勢する付勢機構を備え、
前記プラグロック機構により前記プラグと前記本体部との軸方向における相対移動が阻止される接続状態において前記スリーブ部が継手先端側に突出し、前記プラグと前記本体部との軸方向における相対移動が許容され、前記プラグロック機構により前記本体部に対する前記スリーブ部の継手先端側への移動が規制される非接続状態において、前記スリーブ部が継手基端側に引退するように構成され、
前記スリーブ部の内周面と前記本体部の外周面との間に形成される空間に、前記プラグロック機構に連通する空間と外部空間との連通をシールするシール部材を備え、
前記本体部が前記プラグを受入れる接続操作時に、前記スリーブ部の継手先端側への移動に伴って当接して発音する発音当接部を、前記スリーブ部と前記カバー部との間に設け、
前記カバー部は、前記スリーブ部の少なくとも一部を径方向外側から覆う被覆部を備え、
前記発音当接部は、前記スリーブ部の外周面に設けられたスリーブ側発音当接部と、前記被覆部の内周面に設けられたカバー側発音当接部とにより形成され、
前記スリーブ部に関し、前記離脱状態から前記受入れ状態への状態変更が、軸方向に於ける継手先端側のみへの移動を伴って起こされる継手部材。 - 前記カバー側発音当接部は、前記被覆部の内周面から径方向内側に突出して形成された突状部により形成され、
前記スリーブ部は、当該スリーブ部に対する前記突状部の相対移動範囲に対応した軸方向における一部の領域において、当該スリーブ部の外周面から径方向内側に引退して形成された引退部を備え、
前記スリーブ側発音当接部は、前記引退部の継手基端側の端部により形成されている請求項1又は2に記載の継手部材。 - 前記シール部材は、前記スリーブ突出阻止部に対して継手先端側及び継手基端側の双方にそれぞれ配設されている請求項1記載の継手部材。
- 前記プラグロック機構は、前記本体部における周方向の所定位置に形成された当該本体部の外周面と内周面とを連通する貫通孔と、前記貫通孔に径方向移動自在に装着されるロック用ボールとを備え、
前記ロック用ボールは、前記離脱状態では、前記本体部の外周面に対して径方向外側に突出した状態で前記本体部に対する前記スリーブ部の継手先端側への移動を規制し、前記受入れ状態では、前記本体部の内周面に対して径方向内側に突出した状態で前記プラグに対する前記本体部の軸方向移動を規制する請求項1から4の何れか一項記載の継手部材。
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