JP2015052386A - 復元性スライドフロア - Google Patents

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金澤 光雄
Mitsuo Kanazawa
光雄 金澤
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【課題】 本発明は復元性スライドフロアに関し、特にスライドプレート上に載置されている電気機器等の筺体や家具等が倒壊することがない復元性スライドフロアを提供する。【解決手段】 地震による振動や余震が断続的に起こり、振幅が大きくなったときでもフロアを構成するスライドプレート自体がベースプレート上でスライドする構造であるので、スライドプレート上に載置されている電気機器等の筺体や家具等が倒壊することがないように構成されており、狭い面積の床面にも工場や倉庫等の広い面積の床面にも応用することが可能な復元性スライドフロアに関する。【選択図】図1

Description

本発明は復元性スライドフロアに関し、特に地震による振動や余震が断続的に起こり、振幅が大きくなったときでもフロアを構成するスライドプレート自体がスライドする構造であるので、スライドプレート上に載置されている電気機器等の筺体や家具等が倒壊することがないように構成されており、狭い面積の床面にも工場や倉庫等の広い面積の床面にも応用することができる、復元性スライドフロアに関する。
従来、地震による振動や横揺れによる家具や筺体の倒壊を防止するために種々の床面免震装置が開発されているが、その殆どが建築物や床上の電子機器等の筺体に対して、免震効果を有する球体の転動方式や、受皿方式のものが多く存在している。
特開平2007−24123号公報 特許第3058364号公報
前記せる特開平2007−24123号公報は、免震用基盤上に球体を回転自在とする構造であり、また、前記せる特許第3058364号公報は、電子機器の筺体底部にボルトを螺合させて脚体とし、その先端を曲面とし、凹面状受皿で滑動させるものであった。
しかしながら、前記せる構造のものでは、振幅の滑動範囲が限られており大きな振幅時に対応することができなくなる問題があった。
本発明に係る復元性スライドフロアの課題は、特に地震による振動や余震が断続的に起こり、振幅が大きくなったときでもフロアを構成するスライドプレート自体がスライドする構造とし、、スライドプレート上に載置されている電気機器等の筺体や家具等が倒壊することがないように構成するものであり、狭い面積の床面にも工場や倉庫等の広い面積の床面にも応用することができる復元性スライドフロアを提供するものである。
コンクリート床の表面に接着剤又は両面粘着テープ又はアンカーによって鋼板製のベースプレートを固定し、該ベースプレート上にスライド自在のスライドプレートを載置し、該スライドプレート上の筺体を載置し、地震発生時に該スライドプレートがスライド移動し又はスライド位置から元の位置に復元可能に構成し、ベースプレート周縁部にノンスリッププレートを当接して、地震発生時の振幅幅内に敷設し、又はスロープ部材を設置し、地震発生時にスライドプレートがノンスリッププレート上又はスロープ部材上にスライドした位置から元の位置は復元可能に構成し、ノンスリッププレート上に移動したスライドプレートを元の位置に復元させる復元作用が、スライドプレートとベースプレート間に固定された伸縮材によって復元されるように構成し、スロープ部材上に移動したスライドプレートを元の位置に復元させる復元作用が、スロープ部材のスロープの作用によって復元されるように構成した復元性スライドフロアを提供する。
本発明の復元性スライドフロアは、以上説明したような構成であるので、地震による振動や余震が断続的に起こり、振幅が大きくなったときでもフロアを構成するスライドプレート自他がスライドする構造であるので、スライドプレート上に載置されている電気機器等の筺体や家具等が倒壊することがないように構成されている。
本発明復元性スライドフロアの部分斜視図である。 本発明復元性スライドフロアを隣接させた部分斜視図である。 図1の縦断面図である。 本発明復元性スライドフロアの他の実施例を示す部分斜視図である。 図4の縦断面図である。 エンボススロープ部材の縦断面図である。 車輪乗り上げ可能なスロープ部材の縦断面図である。
図1乃至図3に示す本発明の復元性スライドフロアは、工場や倉庫等の広い面積の床面に対して、施主が使用し易い任意の広さや区切りに設置することのできる部分斜視図であり、その構造はコンクリート床6の表面には接着剤又は両面粘着テープ又はアンカー(図示せず)によって鋼板製のベースプレート1が固定されている。
ベースプレート1上にスライド自在のスライドプレート2を載置し、該スライドプレート2上の筺体4を載置し、地震発生時に該スライドプレート2がスライド移動しても、該スライド位置から元の位置に復元可能に構成されている。
ベースプレート1の周縁部にノンスリッププレート3を当接されており、該ノンスリッププレート3は、地震発生時の振幅幅 l内に敷設されている。
地震発生時にスライドプレート2がノンスリッププレート3上にスライドする。
ノンスリッププレート3上に移動したスライドプレート2を元の位置に復元させる復元作用は、スライドプレート2とベースプレート1間に固定された伸縮材5によって復元される。
図4に示す本発明の復元性スライドフロアの第二の実施例では、工場や倉庫等の広い面積の床面よりも比較的狭い面積の床面に対して、施主が使用し易いように設置することのできる部分斜視図であり、その構造はコンクリート床6の表面には接着剤又は両面粘着テープ(図示せず)によって鋼板製のベースプレート1が固定されている。
図5乃至図7は、前記図4の縦断面図であり、個々の実施例を示している。
図1乃至図3の場合と同じように、ベースプレート1上にスライド自在のスライドプレート2を載置し、該スライドプレート2上の筺体4を載置し、地震発生時に該スライドプレート2がスライド移動しても、該スライド位置から元の位置に復元可能に構成されている。
図4乃至図5に示すように、ベースプレート1の周縁部には、スロープ部材7が当接されており、該スロープ部材7は、地震発生時の振幅幅 l内に敷設されている。
地震発生時にスライドプレート2がスロープ部材7上にスライドする。
スロープ部材7上に移動したスライドプレート2を元の位置に復元させる復元作用は、スロープ部材7のスロープ部72の作用で自然に復元されるように構成されている。
図6に示すように、ベースプレート1の周縁部には、エンボススロープ部材9が当接されており、該エンボススロープ部材9は、地震発生時の振幅幅 l内に敷設されている。
地震発生時にスライドプレート2がエンボススロープ部材9上にスライドする。
エンボススロープ部材9上に移動したスライドプレート2を元の位置に復元させる復元作用は、エンボススロープ部材9のエンボススロープ部92の作用で自然に復元されるように構成されている。
図7に示す断面図は、工場や倉庫等の建物の入り口等で移送用の車両等の車輪10がスムーズにスロープ部材7を通過できるように、スロープ部材7のスロープ部72を立ちり部71の両側に設けたものである。
本発明は以上説明したような構成であるので、地震による振動や余震が断続的に起こり、振幅が大きくなったときでもフロアを構成するスライドプレート自体がスライドする構造であるので、スライドプレート上に載置されている電気機器等の筺体や家具等が倒壊することがないように構成されており、狭い面積の床面にも工場や倉庫等の広い面積の床面にも応用することができ、本発明の構造を応用することで産業上の利用可能性が広い。
1 ベースプレート
2 スライドプレート
3 ノンスリッププレート
31 ノンスリッププレート当接部
4 筺体
5 伸縮材
6 コンクリート床
7 スロープ部材
71 立ち上り部
72 スロープ部
73 スロープ部材当接部
8 建物壁
9 エンボススロープ部材
91 立ち上り部
92 エンボススロープ部
93 エンボススロープ部材当接部
10 タイヤ

Claims (4)

  1. コンクリート床の表面に接着剤又は両面粘着テープ又はアンカーによって鋼板製のベースプレートを固定し、該ベースプレート上にスライド自在のスライドプレートを載置し、該スライドプレート上の筺体を載置し、地震発生時に該スライドプレートがスライド移動し又はスライド位置から元の位置に復元可能に構成したことを特緒とする復元性スライドフロア。
  2. ベースプレート周縁部にノンスリッププレートを当接して、地震発生時の振幅幅内に敷設し、又はスロープ部材を設置し、地震発生時にスライドプレートがノンスリッププレート上又はスロープ部材上にスライドした位置から元の位置は復元可能に構成したことを特徴とする請求項1記載の復元性スライドフロア。
  3. ノンスリッププレート上に移動したスライドプレートを元の位置に復元させる復元作用が、スライドプレートとベースプレート間に固定された伸縮材によって復元されるように構成したことを特徴とする請求項1記載の復元性スライドフロア。
  4. スロープ部材上に移動したスライドプレートを元の位置に復元させる復元作用が、スロープ部材のスロープの作用によって復元されるように構成したことを特徴とする請求項1記載の復元性スライドフロア。
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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