JP2015052243A - 軌道用タンピング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】軌道の分岐部で効率よく確実なタンピング作業を行うことがでる軌道用タンピング装置を提供する。【解決手段】軌道用タンピング装置10は、軌道上を移動可能な台車20と、台車20に設けられ、タンピング作業を行うタンピングツール36a,36bを有するタンピング作業部と、タンピング作業部を、軌道に交わる方向に移動させる移動手段22とを含む。【選択図】図1

Description

この発明は軌道用タンピング装置に関し、特に、軌道の分岐部に使用される軌道用タンピング装置に関する。
従来の軌道用タンピング装置が、例えば、特開2010−261192号公報(特許文献1)に記載されている。特許文献1によれば、軌道用タンピング装置は、鉄道レールの枕木下のバラスト道床を突き固めるために用いられる。従来の軌道用タンピング装置は、効率よく確実なタンピング作業を行うことができ、且つレール上に対する装置の設置および撤去を素早く行うことができる。
特開2010−261192号公報(要約等)
従来の軌道用タンピング装置は上記のように構成されていた。効率よく確実なタンピング作業を行うことができ、且つレール上に対する装置の設置および撤去を素早く行うことのできるという利点はあったが、一定間隔に固定された一般の軌道部分のみを対象としているため、軌道の分岐部でのタンピングができないという問題があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、軌道の分岐部で効率よく確実なタンピング作業を行うことがでる軌道用タンピング装置を提供することを目的とする。
この発明に係る軌道用タンピング装置は、軌道上を移動可能な台車と、台車に設けられ、タンピング作業を行うタンピングツールを有するタンピング作業部と、タンピング作業部を、軌道に交わる方向に移動させる移動手段と、を含む。
好ましくは、台車は、軌道の延在する方向に相互に間隔を開けてそれぞれの開口部が対向するように配置された一対のC型鋼を含み、C形鋼の開口部には、開口部に沿って移動する移動部材が設けられ、移動手段は、移動部材を含む。
さらに好ましくは、タンピング作業部は油圧ユニットによって駆動され、台車は油圧ユニットおよびタンピング作業部を載置する。
この発明によれば、軌道上を移動可能な台車にタンピング作業を行うタンピング作業部を設け、タンピング作業部を、軌道に交わる方向に移動させるようにした。
その結果、軌道の分岐部で効率よく確実なタンピング作業を行うことができる軌道用タンピング装置を提供できる。
この発明の一実施の形態に係る軌道用タンピング装置の側面図である。 軌道用タンピング装置の正面図である。 軌道用タンピング装置の平面図である。
以下、この発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、この発明の一実施の形態に係る軌道用タンピング装置10の側面図であり、図2は図1において、矢印II−IIで示す部分の矢視図(正面図)であり、図3は図1おいて、矢印III−IIIで示す部分の矢視図(平面図)である。なお、それぞれの図において、相互間の矢視をI-I(図1)、II-II(図2)、III−III(図3)で示す。
図1〜3を参照して、軌道用タンピング装置10は、一対のレール(軌道)11a,11b上を走行可能に設けられた台車20と、台車20上に設けられた作業ユニット30とを含む。
台車20は、上方向から見ると矩形状であり、レール11a,11bに直交する一対の第1台枠部材21a、21bと、レールに平行な方向に延在する一対の第2台枠部材21c、21dとを含む。第1台枠部材21a、21bはC型鋼(チャネル鋼(溝型鋼)でもよい)で構成され、それぞれの開口部が対向するように配置されている。ここで、第2台枠部材21c、21d間の間隔は、レール11a,11b間よりも広い方が好ましい。
第1台枠部材21a,21bには、それぞれ、レール11a,11b上を走行するための一対の車輪51a、51b、52a,52bが設けられている。第2台枠部材21c,21dは第1台枠部材21a,21bの両端部において、その下部を接続する鋼材で構成されてもよい。
それぞれのC型鋼の開口内には、レールに沿って、その両端部に一対の車輪22a、22bを有する長手部材22が設けられ、これらの一対の長手部材22はその両端部で第1接続部材23a,23bによって接続されている。第1接続部材23a,23bの上にタンピング作業を行う作業ユニット(タンピング作業部)30が設けられる。ここで、両端部に一対の車輪22a、22bを有する長手部材22は移動部材を構成し、第1台枠部材21a,21bに設けられた一対の、車輪22a、22bを有する長手部材22は移動手段を構成する。
なお、長手部材22を含む移動部材が第1台枠部材21a,21bの端部から脱落しないように、両端部にはストッパを設けるのが好ましい。ストッパは、第1台枠部材21a,21bを構成するC形鋼の対向するフランジに貫通孔を設け、この貫通孔を貫通するピンを設け、このピンを貫通孔に挿入するようにするのが好ましい。
第1接続部材23a,23bの中央部には、その垂直上方向に延在するように相互に間隔をあけて設けられた一対の支持部材24a、24bが設けられ、一対の支持部材24a,24bはその上端で上部接続部材25で接続されている。また、一対の支持部材24a,24bには、それに沿って上下方向に昇降可能な昇降部材26が設けられている。
昇降部材26は上部に平面を有しその平面上に油圧ユニット32と、油圧ユニット32を駆動するためのエンジン31とが設けられる。昇降部材26と上部接続部材25とは、昇降用の油圧シリンダ27で接続されている。この昇降部材26の高さ方向の位置は調整可能である。
昇降部材26のレールに沿った一方側の端部には、タンピング作業を行うためのタンピングツールを駆動するための操作部28が設けられている。操作部28は、昇降部材26の高さ方向の位置や、後に説明するタンピングツール36a,36bの作動速度等を操作する。
エンジン31の出力部と油圧ユニット32の入力部にはそれぞれプーリ31a,32aが設けられ、それぞれのプーリ31a,32aはベルト33で接続されている。
また、昇降部材26の下方には、ダンパ40a,40bを介して振動部35が設けられる。振動部35は上部に平面を有し、その平面上にタンピング作業を行うタンピングツール36a、36bを作動させるためのタンピング用油圧シリンダ37a,37bが設けられている。タンピング用油圧シリンダ37a,37bは、振動部35に設けられた、レールに直交する方向に延在する軸38にそれぞれの一端を接続されている。それぞれの他方端は、下方向に延在する一対の接続部材39a,39bに接続され、一対の接続部材39a,39bのそれぞれの下方向の端部に一対の棒状のタンピングツール36a,36bが設けられている。
なお、エンジン31の出力部のプーリ31aと、振動部35に設けられたプーリ35aとはベルト34で接続され、それによって、振動部35は振動する。
また、タンピングツール36a,36bの基本的な作動状態は特許文献1も記載されたものと同様であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
次に、この実施の形態に係る軌道用タンピング装置10の動作について説明する。
台車20に取付けられている4つの車輪51a,51b,52a,52bは、絶縁樹脂製、あるいは絶縁樹脂で被覆されており、これによって、タンピング作業を行う任意の分岐部に軌道用タンピング装置10が移動される。その位置で、一対の車輪52a、52bを有する長手部材22を、レール11a,11bに交わる方向の任意の位置に移動させる。その位置で、操作部28を操作してタンピングツール36a,36bを作動させてタンピング作業を行う。
これらの移動は人力によってでもよいし、モータ等の駆動装置を用いて行ってもよい。
また、ここでは、軌道用タンピング装置自身の重量が重いため、特に作業位置における軌道用タンピング装置10の固定を行っていない。しかしながら、必要であれば、軌道用タンピング装置10に所定の位置で固定するような、車輪にストッパを設けてもよい。
なお、上記実施の形態においては、台車の上には、軌道用タンピング装置を1台設ける場合について説明したがこれに限らず、2台以上設けてもよい。
このとき、第1台枠部材21a,21bの端部に設けたストッパを上記したような貫通孔とピンとから構成しておけば、軌道用タンピング装置の追加や除去を容易に行うことができる。
また、ストッパを外すことにより、作業ユニット30を保持する移動手段を第1および第2台枠部材21a〜21dから容易に外すことが可能であるため、この構成に係る軌道用タンピング装置は、必要なときは、人力で起動上から撤去が可能である。
さらに、この逆の手順によって、軌道上に軌道用タンピング装置を設置できる。
なお、上記実施の形態においては、作業ユニット30を保持する移動手段を第1および第2台枠部材21a〜21dから外す方法としてストッパを外すことにより行ったが、これに限らず、作業ユニットを移動手段にボルトを含むねじ機構によって着脱自在に取付け、このボルトを外して作業ユニットと移動手段とを個別に台車から外すようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、移動部材として、C形鋼と、その内部に収容された、両端部に一対の車輪を有する長手部材を例示したが、これに限らず、移動部材が落下することなく、レールに交わる方向に移動が可能な構成であれば、任意の構成を採用してもよい。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明によれば、軌道の分岐部で効率よく確実なタンピング作業を行うことができるため、軌道用タンピング装置として有利に利用される。
10 軌道用タンピング装置、11a,11b レール、20 台車、21a,21b第1台枠部材、21c,21d 第2台枠部材、22 長手部材、23a,23b 第1接続部材、24a,24b 支持部材、25 上部接続部材、26 昇降部材、27 昇降用油圧シリンダ、30 作業ユニット、31 エンジン、32 油圧ユニット、35 振動部、36a,36b タンピングツール、37a,37b タンピング用油圧シリンダ、38 軸、39a,39b 接続部材。

Claims (3)

  1. 軌道上を移動可能な台車と、
    前記台車に設けられ、タンピング作業を行うタンピングツールを有するタンピング作業部と、
    前記タンピング作業部を、軌道に交わる方向に移動させる移動手段とを含む、軌道用タンピング装置。
  2. 前記台車は、前記軌道の延在する方向に相互に間隔を開けてそれぞれの開口部が対向するように配置された一対のC型鋼を含み、
    前記C形鋼の開口部には、前記開口部に沿って移動する移動部材が設けられ、
    前記移動手段は、前記移動部材を含む、請求項1に記載の軌道用タンピング装置。
  3. 前記タンピング作業部は油圧ユニットによって駆動され、
    前記台車は前記油圧ユニットおよび前記タンピング作業部を載置する、請求項1または2に記載の軌道用タンピング装置。
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