JP2015051826A - 組立式の容器、及び該容器で構成される組立式のゴミ箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】強度が高く、材料の無駄が生じにくい組立式の容器を提供する。【解決手段】紙製容器10は、六つの側板部2によって平面視正六角形の胴体部9が構成され、天板要素部折曲線51で天板要素部61が折り曲げられることで、開口70を中央に有する天板部60が構成され、かつ、該天板要素部61間には折り込みしろ部101が形成されており、組立て状態において該折り込みしろ部101は、中央で二つ折りされて各折り込みしろ部101の両端縁同士が突き合わされた状態となる。【選択図】図3

Description

本発明は、組立てることで使用可能となる容器、及びそれによって構成される組立式のゴミ箱に関する。
従来から、平面視多角形状の容器において、扁平に折り畳み可能なものが各種提案されている。
例えば特許文献1には、筒状の枠体及び底枠から成る平面略多角形の箱体において、底枠を箱体の平面略多角形状で構成し、該底枠の略多角形状の対角線又は一角を二等分する線で二つ折りにして筒状の枠体と底板を扁平に折りたたみ及び組立て自在とした組立て箱が開示されている。
また特許文献2には、互いに折り目を介して連続した複数の側板のいずれかと底板のいずれか一辺とを連結片をもって連結し、隣り合う側板を折り目より互いに折り曲げることにより周壁の内側に突出する底板支持片を備え、底板及び連結片を側板側に折り畳み、全体形状を平板状となすことのできる組立式箱が開示されている。
特許文献3には、連続した複数面の側板のうち少なくとも1枚の側板を挟んで連続した2枚1組の側板の切断端縁に互いに係着される立体化用係着片を突設し、残りの側板のいずれかの側板の切断端縁と同側の切断端縁に複数の辺を有する略正多角形の底板を連続して形成した組立式ダストボックスが開示されている。
特許文献4には、角部を介して互いに面方向に沿って折り畳み可能な側面板部と、側面板部に折り畳み可能に接合された接合辺部と側面板部に接合されない状態で当接する非接合辺部により形成されると共に、折り曲げ可能な直線状の折曲線部を有した底面板部とを有する折り畳み可能な箱が開示されている。
特許文献5には、軸心を挟んで相対向して配置される一対の折れ線部が形成されている略円筒状に形成された胴体部と、胴体部の一方を閉口するために着脱可能に配置された底板部と、底板部と対向して配置されるとともに胴体部の他方を閉口するために着脱可能に配置された蓋部とを有するパッケージが開示されている。
特許文献6にも、容器本体と、底板と、蓋板とが夫々分離可能な組立式包装用容器が開示されている。
特許文献7には、六角形状を有し、その六角形の相対向する2つの頂点を結ぶ線に沿って各辺を折り畳むことのできる底面を有する包装用箱が開示されている。
特開2003−26151号公報 特開2005−313903号公報 実用新案登録第3024205号公報 実用新案登録第3181457号公報 特開2002−211535号公報 実用新案登録第3090556号公報 実用新案登録第3110523号公報
しかしながら、上記特許文献1〜特許文献4で開示されている構成は、上側が開放されており、容器の上端部において面方向の補強が十分でないため、水平剛性が不足し、組立て状態において上端部の形状が歪みやすいという問題があった。
一方、上記特許文献5,特許文献6に開示されている構成は、蓋部又は蓋板を有しているため、蓋を閉めた組立て状態では、上端部の強度はある程度確保される。しかし、全体として胴体部(胴部)、底板部(底板)、及び蓋部(蓋板)の3つのパーツに分離しているため、容器を折り畳み状態で保管する際に、各パーツを個別に管理する必要があり、煩雑で保管が面倒な点が問題となる。また、組立てる際に、各パーツをそれぞれ適切な位置で作業者が固定しておく必要があり、作業に手間がかかるという問題もある。
上記特許文献7に開示された構成も、蓋体を有しているため容器上端部の強度はある程度確保されるが、蓋体が平面視形状と同一の六角形状であるため、シート(ブランク)作成時にあたり、胴体部に対して蓋体が過剰に突出する展開図面となってしまう。したがって、その突出した分だけシートを効率良く最小面積で確保することが難しく、シート材料に無駄が生じやすいという問題があった。
そこで本発明は、胴体部の端に開口を有する上端部の水平剛性がフタがなくても十分に確保されることで歪みが好適に抑制され、材料取りのシート形状に無駄が生じにくい組立式の容器を提供することを目的とする。また、本発明は、開口を有する上端部の水平剛性が十分に確保される組立式のゴミ箱を提供することを目的とする。
本発明は、一枚のシートの左右両端縁が接着された上で構成された筒状の胴体部を有し、該胴体部の上部に形成された天板部の中央には開口が設けられている組立式の容器であって、前記胴体部は、側板部からなり、該側板部の下部には底板部折曲線を介して底板部が形成され、側板部の上部には天板要素部折曲線を介して天板要素部が複数形成され、隣り合う該天板要素部間には、折り込みしろ折曲線を介して折り込みしろ部が形成され、前記胴体部が使用状態とされる際に、側板部は筒状の胴体部を構成し、前記底板部は底板部折曲線で折り曲げられて該胴体部の下部を閉塞し、各天板要素部は天板要素部折曲線で前記胴体部の軸線側へ折り曲げられ、かつ各天板要素部間に介在する折り込みしろ部は折り込みしろ折曲線で山折り又は谷折りされると共に該折り込みしろ部の中央が二つ折りされて各折り込みしろ部の両端縁同士が突き合わされ、前記天板要素部は前記天板部を構成し、各天板要素部の先端縁によって囲まれた空間領域は前記天板部における前記開口を構成していることを特徴とする組立式の容器である。
上記の通り本発明は、一枚のシートで、胴体部、天板部、及び底板部が構成されているため、組み立てに必要な部材の管理が容易であり、例えば部材の一部が紛失してしまうようなことがない。また、容器として組立式構造であるため、例えば運搬時や保管時に嵩張ることがない。なお、胴体部の上部には、該胴体部を構成する側板部に連続して天板要素部が各々形成され、組立てた状態において該複数の天板要素部によって環状に天板部が形成されるため、胴体部の上端部における水平剛性が十分に確保されることになり、容器上端部の歪みが好適に抑制される。さらに詳述すると、前記折り込みしろ部にあっては、組立て状態で二つ折りされて互いに鉛直平面内で面接触しうる状態となるため、前記胴体部の上端部に歪みを与えるような外力が作用したとしても、該折り込みしろ部が該外力を面で受け止めて該上端部の歪みを抑制することができる。また、このように天板部は、複数の天板要素部によって構成されるため、シートの展開状態において過剰な突出部が一か所に形成されてしまうことがなくなり、材料取り時に材料の無駄が生じることを抑制できる。
例えば上記本発明は、一枚のシートの左右両端縁が接着された上で折り曲げ加工された平面視多角形状で筒状の胴体部を有し、該胴体部の上部に形成された天板部の中央には開口が設けられている組立式の容器であって、前記胴体部は、側板部折曲線を介して並べて形成された複数の側板部を有し、該側板部の下部には底板部折曲線を介して底板部が形成され、各側板部の上部には天板要素部折曲線を介して天板要素部が各々形成され、隣り合う該天板要素部間には、折り込みしろ折曲線を介して折り込みしろ部が形成され、前記胴体部が折り畳まれた状態から使用状態とされる際に、各側板部は側板部折曲線で折り曲げられて平面視多角形状で筒状の胴体部を構成し、前記底板部は底板部折曲線で折り曲げられて該胴体部の下部を閉塞し、各天板要素部は天板要素部折曲線で前記胴体部の軸線側へ折り曲げられ、かつ各天板要素部間に介在する折り込みしろ部は折り込みしろ折曲線で山折り又は谷折りされると共に該折り込みしろ部の中央が二つ折りされて各折り込みしろ部の両端縁同士が突き合わされ、前記天板要素部は前記天板部を構成し、各天板要素部の先端縁によって囲まれた空間領域は前記天板部における前記開口を構成していることを特徴とする組立式の容器が提案可能である。
また、前記折り込みしろ部が前記折り込みしろ折曲線で山折りされ、該折り込みしろ部が下向きに二つ折りされることが望ましい。
上記構成とすることにより、二つ折りされた折り込みしろ部が容器の内方へ折り込まれることになるため、天板部上面に突出部分が形成されることを回避でき、外観に優れた容器とすることができる。
さらに、前記折り込みしろ部と前記側板部との間には貫通孔が設けられていることが望ましい。
前記折り込みしろ部が形成される箇所は、組み立てられた状態において、側板部と、側板部に連成した天板要素部とが集中する部分となる。さらに、該折り込みしろ部が前記胴体部の内側に折り込まれた場合、該折り込みしろ部もかかる位置に臨む状態となる。したがって、各部材が密集する当該部分に貫通孔が設けられることで、各部位の干渉が回避できることになり、このような部材同士の干渉による歪みが当該部分に発生することを防止できる。
また、前記天板要素部の各先端縁が、該天板要素部の基端側に凸の円弧状をなし、前記折り込みしろ部の中央が二つ折りされて各折り込みしろ部の両端縁同士が突き合わされた状態で、前記天板部の開口が略円形となる構成が提案される。
上記構成とすることにより、平面視円形状の開口を形成することが可能となり、外観が良好となる利点がある。
さらに本発明は、上記の組立式の容器で構成されていることを特徴とする組立式のゴミ箱である。
かかる構成は、天板部の開口をゴミの投入口とすることができると共に、該天板部によって容器内の中身をある程度隠すことができ、ゴミ箱として特に有効に活用することができる。
本発明の組立式の容器は、開口を有する上端部の水平剛性が十分に確保されることで歪みが好適に抑制され、シート形状に無駄が生じにくいという優れた効果がある。また、組立式であることから、容器を破棄する際はコンパクトに畳んで嵩張らないようにして処分することも可能である。
また、本発明の組立式のゴミ箱は、天板部によって中身をある程度隠すことができ、例えば折り畳んだ状態で贈答品や景品などのノベルティとして用いることが可能である。
容器材料としての紙シートの展開図である。 (a)は折り畳まれた状態の紙製容器を示す斜視図であり、(b)は組立て過程の紙製容器を示す斜視図である。 組立て状態の紙製容器を示す斜視図である。 貫通孔周辺を示す拡大斜視図である。
以下、本発明を具体化した実施例を詳細に説明する。なお、本発明は、下記に示す実施例に限定されることはなく、適宜設計変更が可能である。また、本実施例において、紙製容器の外側から見て山状(凸状)に折る場合を「山折り」、谷状(凹状)に折る場合を「谷折り」とする。
本実施例にかかる紙製容器10は、例えば一枚の薄型段ボールからなる紙シート1によって構成される。
図1に示すように、紙シート1は、側板部折曲線11を介して左右方向に連続して並べられた縦長矩形状の側板部2を六つ備えている。また、該紙シート1において、左右方向の一端(図1において左端)に位置する側板部2における外側の側板部折曲線11には接着しろ8が設けられており、該接着しろ8を介して該側板部2の一端(図1において左端)縁と、反対側に位置する側板部2の他端(図1において右端)縁とが接着される。かかる構成により、一枚の紙シート1が筒状とされ、六つの側板部2により紙製容器10の胴体部9が構成される。
また、各側板部2の下部にはそれぞれ底板要素部折曲線21を介して底板要素部31が設けられている。さらに、そのうち所定の底板要素部31には、各底板要素部折曲線21に対して所要角度で突出した接続片43がそれぞれ形成されている。該接続片43は、筒状の胴体部9において、それぞれに隣接する底板要素部31に接着される。そして、図2等に示されるように、前記胴体部9において、まず、単体で形成される底板要素部31が、底板要素部折曲線21で折り曲げられて胴体部9内に折り込まれ、次いで、接続片43と接合された底板要素部31が天板要素部折曲線21で折り曲げられて該胴体部9内に折り込まれる。なお、前記底板要素部折曲線21により、本発明にかかる底板部折曲線が構成される。また、前記複数の底板要素部31により、本発明にかかる底板部39が構成される。
次に、本発明の要部について説明する。
図1に示すように、紙シート1において、各側板部2の上部には、それぞれ天板要素部折曲線51を介して略台形状の天板要素部61がそれぞれ設けられている。 また、各天板要素部61の先端縁71は、各天板要素部61の基端側に凸の円弧形状とされている。
さらに、隣り合う天板要素部61間には、左右一対の折り込みしろ折曲線81,82を介して略逆三角形状の折り込みしろ部101が形成されている。すなわち、各側板部2の上部に、天板要素部61と折り込みしろ部101とが左右方向に沿って交互に配置され、全体として帯状に連続形成されている。なお、紙シート1において両端に位置する折り込みしろ部101は、両側の折り込みしろ部101同士が接着されて構成される。
また、各折り込みしろ部101は、左右対称形状をなし、該折り込みしろ部101の中央に定められた縦方向の対称軸が谷折れ線111とされている。この谷折れ線111は、前記側板部折曲線11と同一軸線上に配置されている。
また、各側板部2における上側の左右一対の角部と、天板要素部61における下側の左右一対の角部となる位置、すなわち側板部折曲線11と天板要素部折曲線51との交点部分には、貫通孔122がそれぞれ設けられている。
そして、前記紙シート1からなる紙製容器10は、図2aに示すような折り畳み状態から、図2bに示すような組立過程を経て、図3に示すような組立状態とされて使用可能となる。
さらに詳述すると、図2aに示すように、前記紙製容器10における扁平状に折り畳まれた状態にあっては、天板要素部61及び折り込みしろ部101は、折り込まれることなく胴体部9に対して外側に突き出されており、一方、底板要素部31は、胴体部9に対して内側に折り込まれている。
前記紙製容器10を組立て状態とするには、図2bに示すように、まず前記側板部2を側板部折曲線11で折り曲げて、胴体部9の軸線と直交する断面形状が正六角形(すなわち平面視正六角形)となるように胴体部9を構築する。このとき、該紙製容器10内側に折れ曲げられていた前記底板要素部31は、側板部2に対して立ち上げられるようにして起こされて、該胴体部9の下部を閉塞する底板部39を構築する。
一方、図3に示すように、前記天板要素部61は、側板部2に対して天板要素部折曲線51を基準として胴体部9の内側へ折り曲げられ、環状の天板部60を構築する。これと共に、前記折り込みしろ部101は、天板要素部61に対して折り込みしろ折曲線81,82を基準にして山折りされ、かつ、該折り込みしろ部101の中央に形成された前記谷折れ線111を基準にして下向きに二つ折りされる。そして、各折り込みしろ部101は、両端の折り込みしろ折曲線81,82同士(すなわち、折り込みしろ部101の両端縁同士)が突き合わされた状態とされる。このとき、各天板要素部61は、胴体部9の軸心に向かってわずかに下方傾斜させてもよい。
このように前記天板部60が構成されると、各天板要素部61の先端縁71が連続することとなり、該天板部60の中央には、該先端縁によって囲まれた円形の空間領域としての開口70が形成されることとなる。
前記天板部60が形成されることにより、該紙製容器10における上端部の水平剛性が向上し、該紙製容器10が歪みにくくなる。さらに、該天板部60にあっては、前記折り込みしろ部101が補強リブの役目を果たすこととなり、より一層強度が向上している。なお、該折り込みしろ部101は、胴体部9の内側方向(下向き)に折れ込まれるため、外観上、余計な突出部分が形成されず、美観の優れた紙製容器10とすることができる。
なお、図4に示されるように、前記貫通孔122は、前記折り込みしろ部101と前記側板部2との間であって、天板部60の外周縁上の頂点を含む角部に設けられることとなり、前記側板部2と前記天板要素部61と、下向きに折り込まれた前記折り込みしろ部101とが互いに干渉してしまうことを防止している。
上記した紙シート1は、薄型ダンボールに限定されることはなく、その他の紙材料が選択されても勿論よい。また、表面に印刷層や光沢層等が積層されていても構わない。さらに、紙シートでなく、樹脂製シートが採用されてもよい。
また、本実施例の胴体部9は平面視正六角形状であるが、胴体部9を扁平に折り畳むことができる構成であれば、適宜変更可能である。例えば、胴体部9は、平面視多角形状が好ましく、例えば四以上の偶数角形状とすることができる。さらに、胴体部9が見かけ上、断面円形である構成も本発明に含まれるものであり、すなわち角数が極めて多い平面視多角形状からなる構成も当然本発明に含まれる。
天板部60の中央に配された開口70は、円形状のみに限定されない。例えば、紙製容器10における胴体部9形状に沿った多角形状であってもよいし、凹凸を組み合わせたり、その他意匠を凝らしたりした形状であってもよい。
図3に示す紙製容器10の構成は、折り込みしろ部101が、天板部60に対して下向きに折り込まれた構成であるが、これに限定されず、紙製容器10の組み立て状態において、前記折り込みしろ部101が、天板部60に対して上向きに折り曲げられていても勿論よい。
さらに、各折り込みしろ部101に、接着剤を塗布したり粘着テープ(両面テープ)等によって接着層を設けたりして該折り込みしろ部101の当接面を接着し、紙製容器10の水平剛性をさらに向上させるようにしてもよい。例えば、使用者が組立ての際に、所要位置にあらかじめ貼り付けられている両面粘着テープの一方の剥離シートを自ら剥がして該折り込みしろ部101の当接面を接着するようにしてもよい。また、その他の部位に適宜接着部が設けられても勿論よい。また、二つに折られた折り込みしろ部101を、例えばクリップ等で代表されるような掴んで留め置く器具を用いて該折り込みしろ部101が過剰に離開しないようにする構成としてもよい。また、これまでに述べた折曲線は、ミシン目で構成されていることが好適であるが、これに限定されるものではない。
前記貫通孔122の形状や寸法は、適宜変更可能である。また、紙製容器10の組み立て状態において側板部2、天板要素部61、及び折り込みしろ部101が角部において互いに干渉しないのであれば、省略した構成としてもよい。また、側板部2にゴミ袋引っ掛け用の突片部を単数又は複数設けておき、市販のゴミ袋の手持ち部分を前記突片部に引っ掛けて該紙製容器10内にゴミ袋を吊るした状態で装着できるようにしてもよい。かかる構成とすることにより、紙製容器10内に配したゴミ袋内にゴミを投入することができる。
なお、上記した紙製容器10は、折り畳み状態にして贈答品や景品としてユーザーに配布され、各ユーザーが自宅等で自ら組み立ててゴミ箱等の容器として使用することができる。かかる構成のゴミ箱は、折り畳み状態では嵩張ることなく保管でき、組み立てられた状態では強度が格段に向上して使いやすいものとなる。
1 紙シート(シート)
2 側板部
9 胴体部
10 紙製容器(容器)
11 側板部折曲線
21 底板要素部折曲線(底板部折曲線)
39 底板部
51 天板要素部折曲線
60 天板部
61 天板要素部
70 開口
71 先端縁
81,82 折り込みしろ折曲線
101 折り込みしろ部
111 谷折れ線
122 貫通孔

Claims (5)

  1. 一枚のシートの左右両端縁が接着された上で構成された筒状の胴体部を有し、該胴体部の上部に形成された天板部の中央には開口が設けられている組立式の容器であって、
    前記胴体部は、側板部からなり、
    該側板部の下部には底板部折曲線を介して底板部が形成され、側板部の上部には天板要素部折曲線を介して天板要素部が複数形成され、隣り合う該天板要素部間には、折り込みしろ折曲線を介して折り込みしろ部が形成され、
    前記胴体部が使用状態とされる際に、
    側板部は筒状の胴体部を構成し、
    前記底板部は底板部折曲線で折り曲げられて該胴体部の下部を閉塞し、
    各天板要素部は天板要素部折曲線で前記胴体部の軸線側へ折り曲げられ、かつ各天板要素部間に介在する折り込みしろ部は折り込みしろ折曲線で山折り又は谷折りされると共に該折り込みしろ部の中央が二つ折りされて各折り込みしろ部の両端縁同士が突き合わされ、前記天板要素部は前記天板部を構成し、各天板要素部の先端縁によって囲まれた空間領域は前記天板部における前記開口を構成している
    ことを特徴とする組立式の容器。
  2. 前記折り込みしろ部が前記折り込みしろ折曲線で山折りされ、該折り込みしろ部が下向きに二つ折りされる
    請求項1に記載の組立式の容器。
  3. 前記折り込みしろ部と前記側板部との間には貫通孔が設けられている
    請求項1又は請求項2に記載の組立式の容器。
  4. 前記天板要素部の各先端縁が、該天板要素部の基端側に凸の円弧状をなし、前記折り込みしろ部の中央が二つ折りされて各折り込みしろ部の両端縁同士が突き合わされた状態で、前記天板部の開口が略円形となる
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の組立式の容器。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の組立式の容器で構成されていることを特徴とする組立式のゴミ箱。
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