JP2015051694A - カウルトップカバー - Google Patents

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Abstract

【課題】車体に対する着脱が容易なカウルトップカバーを提供する。【解決手段】カバー本体部30の長手方向の一端部から長手方向に沿って設けたカバー取付部33を係合受部29に挿入して係合することでカウルトップカバー16を車体に容易に取り付けできる。カバー本体部30の長手方向の一端部に設けた剛性弱部84を、カバー取付部33を係合受部29への反挿入方向に離反させるように変形させることで、カバー取付部33をカバー本体部30の長手方向の一端部の位置で係合受部29から容易に取り外すことができる。係合受部29から取り外したカバー取付部33を起点として長手方向に沿ってカバー取付部33を係合受部29から連続して取り外すことができ、カウルトップカバー16を車体から容易に取り外すことができる。【選択図】図1

Description

本発明は、車幅方向を長手方向としてウインドシールドの縁部に配置されるカバー本体部を備えたカウルトップカバーに関する。
従来、自動車のフロントガラスの前端部とボンネットフードの後側部との間のいわゆるカウル部に配置され、このカウル部を覆って外観を向上するカウルトップカバーが用いられている。このようなカウルトップカバーは、カウル部を覆う板状のカバー本体部を備え、このカバー本体部の後端部に形成されたカバー取付部がフロントガラスの前端部を上下から挟み込むように取り付けられているとともに、カバー本体部の前側下部に形成された車体取付部材としてのパネル載せ面部が車体パネルに固定して支持され、車体に取り付けられている。さらに、カバー本体部の前側上部には、上方へと立ち上げられた縦壁部の前端部に、ボンネットフードに対向し弾性的に変形可能なシール部材が取り付けられる相手部材対向部としてのフードシール面部が設けられ、このシール部材が閉じた状態のボンネットフードの後端下面に密着し、エンジンルームからの熱気や臭気を遮断するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
近年、フロントガラスの前端部に係合受部を設け、カウルトップカバーのカバー取付部を爪形状として係合受部に差し込んでカウルトップカバーをフロントガラスと並列に配置する構成が知られている。この構成では、カウルトップカバーのカバー取付部がフロントガラス面に重ならないようにできるため、カウルトップカバーをフロントガラス面との段差を低減、または無段差とすることができ、見栄えが良好で(フラッシュサーフェスの意匠効果)、空力的な効果を得ることができるとともに、ワイパーの拭き取り範囲をカウルトップカバーから設定できる(不使用時にフード下にワイパーを配置可能で、収納位置から最大突出位置まで一定角度で回動可能な、いわゆるフルコンシールドワイパーとすることができる)などの利点がある(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−223434号公報 (第3−6頁、図1−2) 特表2011−520694号公報 (第8−10頁、図1)
カバー取付部を係合受部に差し込んで固定する構成の場合、カウルトップカバーを前後に移動させるだけではフロントガラスに対して着脱できない。特に、カウルトップカバーを取り外す際には、フロントガラスの前端部に連続して嵌合するカバー取付部を、長手方向の端末部からカウルトップカバーを変形させながら取り外す必要がある。
しかしながら、現状のカウルトップカバーは、歩行者保護性能を向上させるためにボンネットフードと車体パネルとの隙間を広くする傾向にあり、このような隙間を埋めるために長手方向である車幅方向に沿ってボンネットフード側に突出する突出部や端末部に位置する横壁などが設けられているので、剛性が比較的高く、長手方向の端末部を、カウルトップカバーを変形させて取り外すための起点とすることが容易でない。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、車体に対する着脱が容易なカウルトップカバーを提供することを目的とする。
請求項1記載のカウルトップカバーは、車幅方向を長手方向としてウインドシールドの縁部に配置されるカバー本体部を備えたカウルトップカバーであって、前記カバー本体部は、長手方向の一端部から長手方向に沿って配置され前記ウインドシールドの縁部に配置された係合受部にこのウインドシールド面と交差する方向に挿入されて係合される係合部と、長手方向の一端部に設けられ、前記係合部を前記係合受部への反挿入方向に離反させるように変形容易な剛性弱部とを備えたものである。
請求項2記載のカウルトップカバーは、請求項1記載のカウルトップカバーにおいて、カバー本体部は、少なくとも長手方向の一端部にて係合部の近傍に設けられ上方に突出する突出部を備えて複数の分割部材に分割され、一の前記分割部材は、少なくとも前記突出部を長手方向の一端部で切り欠いて形成された開口部を有し、前記係合部と前記突出部の残りの部分の少なくとも一部とを構成し、他の前記分割部材は、前記開口部に取り付けられることで少なくとも前記突出部の一部を構成するものである。
請求項3記載のカウルトップカバーは、請求項2記載のカウルトップカバーにおいて、他の分割部材は、一の分割部材の開口部に対して着脱可能であるものである。
請求項4記載のカウルトップカバーは、請求項2または3記載のカウルトップカバーにおいて、他の分割部材は、一の分割部材よりも軟質の部材により形成されているものである。
請求項1記載のカウルトップカバーによれば、カバー本体部の長手方向の一端部から長手方向に沿って設けた係合部を、ウインドシールドの縁部に配置された係合受部にこのウインドシールド面と交差する方向に挿入係合することで、カウルトップカバーを車体に対して容易に取り付けできる。また、カバー本体部の長手方向の一端部に設けた剛性弱部により係合部を係合受部への反挿入方向に離反させるように変形容易とすることで、この変形によって係合部をカバー本体部の長手方向の一端部で係合受部から容易に取り外すことができる。そこで、このカバー本体部の長手方向の一端部で取り外された係合部を起点として、この係合部をカバー本体部の長手方向に沿って係合受部から連続的に取り外すことができ、カウルトップカバーを車体から容易に取り外すことができる。
請求項2記載のカウルトップカバーによれば、請求項1記載のカウルトップカバーの効果に加え、カバー本体部を分割する複数の分割部材のうち、一の分割部材に、突出部を長手方向の一端部で切り欠いた開口部を設けたので、この開口部に取り付けられる他の分割部材を変形容易なものとしたり、開口部に対して取り外したりすることで一の分割部材の開口部の近傍の位置を変形容易な剛性弱部とすることができるため、この剛性弱部によって、一の分割部材の係合部を係合受部への反挿入方向に離反させるように変形容易とすることができ、係合部を係合受部に対してより容易に取り外しできて、カウルトップカバーを車体からより容易に取り外しできる。
請求項3記載のカウルトップカバーによれば、請求項2記載のカウルトップカバーの効果に加え、他の分割部材を一の分割部材の開口部に対して着脱可能としたので、他の分割部材を開口部から取り外すことで一の分割部材の開口部の近傍の位置を変形容易な剛性弱部とすることができるため、この剛性弱部によって、一の分割部材の係合部を係合受部への反挿入方向に離反させるように変形容易とすることができ、係合部を係合受部に対してより容易に取り外しできて、カウルトップカバーを車体からより容易に取り外しできる。
請求項4記載のカウルトップカバーによれば、請求項2または3記載のカウルトップカバーの効果に加え、他の分割部材を一の分割部材よりも軟質の部材により形成したので、開口部近傍の位置に剛性弱部を容易に構成できる。
本発明のカウルトップカバーの第1の実施の形態の一部を示し、(a)はその斜視図、(b)は(a)のI−I相当位置を拡大した断面図である。 同上カウルトップカバーの一部の分割部材同士を取り付けた状態を示す斜視図である。 同上カウルトップカバーの本体部材を示す斜視図である。 同上カウルトップカバーの取付状態での断面図である。 同上カウルトップカバーを取り付けた車体を示す斜視図である。 本発明のカウルトップカバーの第2の実施の形態を示し、(a)はカウルトップカバーの一部を示す斜視図、(b)は補助部材を本体部材に取り付けた状態の一部を示す断面図である。 本発明のカウルトップカバーの第3の実施の形態を模式的に示す説明図であり、(a)はカウルトップカバーを取り付けた状態を示し、(b)はカウルトップカバーを取り外す状態を示す。
以下、本発明のカウルトップカバーの第1の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1ないし図5において、10は車両である自動車の車体で、この車体10には、エンジンルーム11を覆う相手部材としてのフード12と、車室13の前側に位置するウインドシールドとしてのフロントガラス14との間のカウル部15を覆い、カウルトップカバー16が車体10に取り付けられている。なお、以下、前後、上下、及び両側などの方向については、車体10の直進方向を基準として説明し、矢印F方向が前方、矢印U方向が上方、矢印W方向が両側方向である車幅方向である。
そして、このカウル部15は、エアボックスなどとも呼ばれるもので、例えば鉄板にて形成された図示しないカウルトップパネルと、例えば鉄板にて形成され車体を構成する車体部材としての車体パネル22とにより、上側を開口した樋状に形成されている。そして、カウルトップパネルの上側部には、ホットメルトなどの液密に密着するゴム質の接着剤などの図示しないシール材により、フロントガラス14がカウルトップパネルに固定されている。また、車体パネル22は、エクステンションパネルなどとも呼ばれるもので、後側部がカウルトップパネルに固着された図示しない底板部となり、この底板部の前側部が前側上方に立ち上げられた前板部25と、この前板部25の上端部が前側に略水平に延設された車体側支持部としての支持板部26とが設けられている。そして、このカウル部15には、車室13内に外気を導入する図示しない空調装置の空気取入部が接続されているとともに、このカウル部15の一側である右側には、図示しないワイパーのワイパーアームを駆動するモータなどが配置されている。
また、フード12は、車体10の前部に位置してエンジンルーム11を開閉可能に覆うボンネットフードであり、外側すなわち閉じた状態で上側に位置するフードアウタ部と、このフードアウタ部の内側すなわち閉じた状態で下側に若干の間隔を介して位置するフードインナ部とが、一体あるいは別体に形成されている。
さらに、フロントガラス14のカウルトップカバー16の後端部と対向する前縁部全体には、例えば合成樹脂などにより形成された係合部材28が一体的に取り付けられており、この係合部材28には、カウルトップカバー16を取り付け保持するための係合受部29が形成されている。この係合受部29は、上側に向けて開口した凹溝となっており、フロントガラス14の前縁部全体に亘って連続して車幅方向に長手状に配置されている。また、この係合受部29の上下縁部には、爪状の係合突起29a,29bがそれぞれ突設されている。
そして、カウルトップカバー16は、カウルカバーなどとも呼ばれ、カウル部15すなわち車体パネル22の上側を覆って外観を向上するように、カウル部15に沿って車体10の両側方向すなわち車幅方向を長手方向とする長尺な略板状に形成されている。また、このカウルトップカバー16の平面形状は、中央部分が前側に突出するように緩やかに湾曲している。
このカウルトップカバー16は、車幅方向を長手方向としてフロントガラス14の前縁部に連なって配置される板状のカバー本体部30を備えている。そして、このカバー本体部30の断面形状は、基本的には、主体部31を備えるとともに、この主体部31の先端部である前端部に支持板部26によって支持されるパネル載せ面部である車体取付部32が連続して設けられ、主体部31の基端部である後端部にフロントガラス14の前縁部の係合受部29に挿入係合される係合部としてのカバー取付部33が連続して設けられて、フロントガラス14の前縁部と支持板部26との間のカウル部15を覆って支持板部26とこの支持板部26の上方に対向するフード12との間すなわちエンジンルーム11とカウル部15との間を区画するようになっている。そして、このカウルトップカバー16のカバー本体部30は、互いに別体の複数の分割部材に分割され、本実施の形態では一の分割部材としての本体部材35及び他の分割部材としての補助部材36とに分割されている。
そして、主体部31は、フロントガラス14側に向かって形成される形状であり、連結壁とも呼び得る一般面であり、エンジンルーム11やフード12の形状及びワイパーの配置などに応じて適宜の形状を採るものであるが、本実施の形態では、基本的には、車幅方向を長手方向とし、フロントガラス14と略平行に傾斜して長手方向に連続する平板状の平板部41と、この平板部41から上方、すなわちフード12に向けて突出して長手方向に沿って連続する突出部としての山状部42とを一体に備えている。
平板部41には、カウル部15に外気を導入可能な格子状などのエアインテークとも呼ばれる格子状の空気取入口45やワイパーの軸が貫通する複数、例えば2つの円形状の孔部である一方及び他方のワイパーピボット穴部46,47が形成されている。
一方のワイパーピボット穴部46は、主体部31の長手方向の一端部にて平板部41に開口されている。また、他方のワイパーピボット穴部47は、主体部31の長手方向の中央部よりも一端部寄りの位置にて平板部41に開口されている。
山状部42は、カウルトップカバー16(カバー本体部30)の長手方向に沿って連続して長手状に延びる突出部本体51と、この突出部本体51の両端部に連続して後方へと屈曲した(一方及び他方の)横壁部52,52とを一体に備えている。そして、この山状部42は、カウルトップカバー16を補強する機能を有している。
突出部本体51は、平板部41の前端部から前方上側へと傾斜状に立ち上げられた後部縦壁部55と、この後部縦壁部55の上端部から前方へと延びる上壁部56と、この上壁部56の前端部から前方下側へと傾斜状に立ち下げられた前部縦壁部57とを一体に備えている。
後部縦壁部55は、例えば雪などのエンジンルーム11への侵入を阻止するもので、平板部41の前端部に対して略直交する方向に上方へと突出する平板状に形成されている。
上壁部56は、後部縦壁部55の上端部に対して略直交する方向に前方へと突出する後部上壁部61と、この後部上壁部61の前端部に対して鈍角状に前方へと屈曲する前部上壁部としての相手部材対向部(フード対向部)であるフードシール面部62とを一体に備えている。
後部上壁部61は、カウルトップカバー16を車体10に取り付けた状態で前方下側に向けて徐々に傾斜する平板状に形成されている。なお、この後部上壁部61は、各ワイパーピボット穴部46,47の前方の位置を除く位置に形成されており、これらワイパーピボット穴部46,47の前方の位置から、カウルトップカバー16(カバー本体部30)の長手方向の他端部に向けて徐々に前後方向に広がるように形成されている。
フードシール面部62は、シール取付部あるいはフードシール取付部などとも呼び得るもので、フード12の後部下面に対向し、後部上壁部61の前端部から前側に向かって水平状に突設された平板状に形成されている。そして、このフードシール面部62の上部には、上側から接着あるいは嵌合などして、弾性変形可能なシール部材としてのフードシール64が配置されている。そして、このフードシール64は、例えばゴム製あるいは熱可塑性エラストマー製の筒状をなし、閉じた状態のフード12に液密に密着し、エンジンルーム11からの熱気や臭気を遮蔽するようになっている。
前部縦壁部57は、上壁部56の前端部であるフードシール面部62の先端部に対して略直交する方向に下方へと突出する平板状に形成され、下端部が車体取付部32と連続している。
横壁部52,52は、カウルトップカバー16(カバー本体部30)の長手方向の両端部の位置に前後方向に沿って形成されて平板部41に対して上方に突出している。そして、これら横壁部52,52は、突出部本体51の後部縦壁部55の長手方向の両端部に連続する側部縦壁部66,66と、これら側部縦壁部66,66の後端部に連続する後壁部67,67と、これら側部縦壁部66,66と後壁部67,67との上端部に連続する側部上壁部68,68とを一体に備えている。
各側部縦壁部66は、後部縦壁部55及び平板部41に対して略直交する方向である前後方向に沿って後方へと延びる平板状に形成されている。そして、一方の側部縦壁部66と後部縦壁部55とが互いに連続する角部近傍の位置にて平板部41に、一方のワイパーピボット穴部46が開口されている。
各後壁部67は、側部縦壁部66及び平板部41に対して略直交する方向であるカウルトップカバー16(カバー本体部30)の長手方向に沿って延びる平板状に形成され、カウルトップカバー16(カバー本体部30)の長手方向の両端部まで延びている。また、各後壁部67は、カバー取付部33に対して前方に離間された位置に配置されている。
各側部上壁部68は、各側部縦壁部66の上端部から各後壁部67の上端部に亘って連続して前方に延びる平板状に形成されている。すなわち、各側部上壁部68は、上方から見てL字状に屈曲している。そして、これら側部上壁部68は、上壁部56の長手方向の両端部に連続している。
車体取付部32は、固定部とも呼び得るもので、前方に向けて延び支持板部26上に載置して支持される略水平な板状をなし、所定の位置に形成された複数の取付孔などの図示しない取付部が、支持板部26の図示しない取付受部に挿入されるリベットなどの取付具を用いて、車体パネル22の支持板部26に固定されている。また、必要に応じて、車体取付部32と支持板部26との間には、シール材が配置され、エンジンルーム11からの音振、熱気及び臭気などを遮蔽するようになっている。
カバー取付部33は、ガラス合わせ部、ウインドシールド当接部、あるいはウインドシールド取付部などとも呼ばれる突起部であり、平板部41の背面部(下面部)に下方に向けて突出するとともに、先端部33aが平板状の基端部33bに対して前後方向に膨出している。そして、このカバー取付部33は、フロントガラス14の前縁部の係合受部29にあてがって、カウルトップカバー16をフロントガラス面と交差する所定方向である下方に押し込むことにより、先端部33aが係合突起29a,29b間に係合されてフロントガラス14の前縁部に沿って取り付けられるようになっている。この状態で、フロントガラス14、係合部材28及び主体部31の平板部41が略面一となっている。
そして、本体部材35は、カウルトップカバー16のカバー本体部30の大半部分を構成する大型の部材であり、例えば、ポリプロピレン(PP)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体(ABS)、ポリアミド系合成樹脂などの硬質の熱可塑性樹脂を金型を用いて射出成形し、一体形成の長尺な樹脂成型品として形成されている。この本体部材35は、車体取付部32及びカバー取付部33の全体をそれぞれ構成しているとともに、長手方向の一端部、すなわち一方のワイパーピボット穴部46の近傍にて山状部42に切り欠き形成された開口部71を除き主体部31の大半部分を構成する主カバー本体部72を備えている。
開口部71は、本体部材35と補助部材36とを分割する分割ラインとなっており、本体部材35の長手方向の一端部の位置で、山状部42の突出部本体51の一部及び一方の横壁部52の一部に亘って前後方向に長手状に切り欠き形成されている。より詳細には、この開口部71は、突出部本体51の後部縦壁部55の上部及び上壁部56と、一方の横壁部52の側部縦壁部66及び後壁部67のそれぞれの上部に亘って開口されており、カウルトップカバー16(カバー本体部30)の長手方向の一端部に連通している。したがって、この開口部71の縁部をなす本体部材35の長手方向の一端部は、上方から見て一方のワイパーピボット穴部46の前縁部及び側縁部に亘る位置に沿って略L字状となっている。
主カバー本体部72は、主体部31が開口部71により切り欠かれて構成されている。すなわち、この主カバー本体部72は、平板部41、山状部42の突出部本体51の後部縦壁部55の一部を構成する主後部縦壁部75、上壁部56の一部を構成する主上壁部76、前部縦壁部57、一方の横壁部52の側部縦壁部66の一部を構成する主側部縦壁部77、後壁部67の一部を構成する主後壁部78、車体取付部32及びカバー取付部33を備えている。そして、この主カバー本体部72には、開口部71に臨んで、補助部材36を取り付け固定するための取付部79が形成されているとともに、補助部材36を係止するための係止部80が突設されている。
主後部縦壁部75は、後部縦壁部55の長手方向の一端部が平板部41に対して離間された上部の位置で開口部71により切り欠かれて構成されている。
主上壁部76は、上壁部56の長手方向の一端部が開口部71により切り欠かれて構成されており、後部上壁部61と、フードシール面部62の一部を構成する主フードシール面部82とを一体に備えている。
主フードシール面部82は、フードシール面部62の長手方向の一端部が開口部71により切り欠かれて構成されている。
主側部縦壁部77は、側部縦壁部66が平板部41に対して離間された上部の位置で開口部71により切り欠かれて構成されている。
主後壁部78は、後壁部67が平板部41に対して離間された上部の位置で開口部71により切り欠かれて形成されている。
この結果、本体部材35のうち、開口部71の後方の領域、すなわち一方のワイパーピボット穴部46を含む平板部41の長手方向の一端部、この平板部41の下面部に位置するカバー取付部33の長手方向の一端部、主後部縦壁部75及び主側部縦壁部77などの部分が、山状部42が存在せず周囲の部分と比較して相対的に剛性が小さい、すなわち厚み方向と交差する上下方向に変形容易な剛性弱部84となっている。
取付部79は、主後部縦壁部75、主上壁部76及び前部縦壁部57のそれぞれの長手方向の一端部の位置に、図示しないリベットなどの固定部材を介して補助部材36を固定する取付穴88が開口されて構成されている。
係止部80は、主後部縦壁部75、主側部縦壁部77及び主後壁部78の開口部71の下縁部の位置から上方に向けて突設された複数の舌片状の係止突出部91を備えている。これら係止突出部91は、補助部材36に下方から挿入されることで補助部材36を本体部材35に対して係止及び位置決めするものである。
一方、補助部材36は、カウルトップカバー16のカバー本体部30の本体部材35以外の残りの一部分を構成する小型の部材(本体部材35よりも相当小さい部材)であり、主体部31のうち主カバー本体部72を除く部分を構成する副カバー本体部94、この副カバー本体部94の下部に突出する突出板部としての重ね板部95、及び、副カバー本体部94の側部に突出する固定板部としての取付板部96を一体に備え、開口部71を閉塞して本体部材35とともにカウルトップカバー16(カバー本体部30)全体を構成するようになっている。なお、本実施の形態においては、補助部材36は、本体部材35と同様に、例えば、ポリプロピレン(PP)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体(ABS)、ポリアミド系合成樹脂などの硬質の熱可塑性樹脂を金型を用いて射出成形し、一体形成の長尺な樹脂成型品として形成されている。
副カバー本体部94は、主体部31から主カバー本体部72を除いた部分、換言すれば、主体部31のうち、一方のワイパーピボット穴部46よりも長手方向の一端側の部分をなすものであり、補助部材36が開口部71に取り付けられた状態で主カバー本体部72と連続することで主体部31を構成する。すなわち、この副カバー本体部94は、山状部42の突出部本体51の後部縦壁部55の上側の一部を構成する副後部縦壁部98、上壁部56のフードシール面部62の一部を構成する副フードシール面部99、一方の横壁部52の側部縦壁部66の上側の一部を構成する副側部縦壁部100、及び、後壁部67の上側の一部を構成する副後壁部101、及び一方の側部上壁部68を備え、全体として上方から見てL字状となっている。そして、副後部縦壁部98と副フードシール面部99とにより、山状部42の突出部本体51の長手方向の一端部の上側部分が構成され、副側部縦壁部100と副後壁部101とにより、山状部42の一方の横壁部52の上側部分が構成される。
副後部縦壁部98は、後部縦壁部55から主後部縦壁部75を除いた部分であり、補助部材36が開口部71に取り付けられた状態で主後部縦壁部75と連続することで、後部縦壁部55を構成するものである。すなわち、この副後部縦壁部98は、上下方向に沿って平板状に形成されている。
副フードシール面部99は、上壁部56から主上壁部76を除いた部分であり、補助部材36が開口部71に取り付けられた状態で主上壁部76と連続することで、上壁部56を構成するものである。すなわち、この副フードシール面部99は、副後部縦壁部98の上端部から前方に向けて水平状に突出する平板状に形成されており、一方の側部上壁部68と連続している。
副側部縦壁部100は、側部縦壁部66から主側部縦壁部77を除いた部分であり、補助部材36が開口部71に取り付けられた状態で主側部縦壁部77と連続することで、側部縦壁部66を構成するものである。すなわち、この副側部縦壁部100は、副後部縦壁部98の一端部に連続して、上下方向及び前後方向に沿って平板状に形成されており、上端部が一方の側部上壁部68と連続している。
副後壁部101は、後壁部67から主後壁部78を除いた部分であり、補助部材36が開口部71に取り付けられた状態で主後壁部78と連続することで、後壁部67を構成するものである。すなわち、この副後壁部101は、副側部縦壁部100の後端部に対してカウルトップカバー16(カバー本体部30)の長手方向に連続する平板状に形成され、上端部が一方の側部上壁部68と連続している。
重ね板部95は、副カバー本体部94の副後部縦壁部98及び副側部縦壁部100の下端部に亘って湾曲した板状に形成され、これら副後部縦壁部98及び副側部縦壁部100に対して前方にオフセットされている。そして、この重ね板部95と副カバー本体部94の下端部との間には、本体部材35の係止突出部91がそれぞれ挿入係止される図示しない係止受部が凹設されている。
取付板部96は、略三角形状に形成されている。そして、この取付板部96には、本体部材35の各取付穴88に対応する取付穴部105がそれぞれ開口されている。
そして、カウルトップカバー16は、本体部材35の開口部71に補助部材36を取り付けてカバー本体部30が構成される。具体的に、補助部材36の係止受部を本体部材35の各係止突出部91に位置合わせし、補助部材36を本体部材35側へと押し込むことで、各係止突出部91を係止受部に挿入して補助部材36を本体部材35に係止して開口部71を閉塞する。この状態で、補助部材36の取付板部96に設けられた取付穴部105と本体部材35の取付部79の各取付穴88とが位置合わせされて連通するとともに、補助部材36の重ね板部95が、本体部材35の主後部縦壁部75、主側部縦壁部77及び主後壁部78の背面側に重ねられる。そして、各取付穴88から取付穴部105を介して固定部材を挿入して固定することで、本体部材35に対して補助部材36が固定される。この結果、主カバー本体部72の表面側である上面側と副カバー本体部94の表面側である上面側とが略面一となり、主後部縦壁部75と副後部縦壁部98とが連結されて後部縦壁部55が車幅方向に連続するとともに、主フードシール面部82の表面側である上面側と副フードシール面部99の表面側である上面側とが略面一となるようにこれら主フードシール面部82と副フードシール面部99とが連結されてフードシール面部62が車幅方向に連続する。すなわち、本体部材35と補助部材36とが互いに一体的に連結される。
このカウルトップカバー16を車体10に取り付ける際には、後端部のカバー取付部33の先端部33aをフロントガラス14の前縁部の係合部材28の係合受部29に上側から挿入して嵌着し、前端下部の車体取付部32を支持板部26上に載置し取付具を用いて固定する。そして、フード12を閉じた状態で、フードシール面部62に支持されたフードシール64が変形してフード12に密着し、エンジンルーム11からの熱気や臭気を遮蔽し、主体部31の空気取入口から車室13内に取り入れないようになる。なお、図4においては、フードシール64は変形していない自然状態の形状を示しているが、フード12を閉じた状態では、フードシール64は上下方向に潰れるように変形した状態となっている。
一方、カウルトップカバー16を車体10から取り外す際には、まず、補助部材36を本体部材35から取り外す。すなわち、補助部材36の各取付穴部105と本体部材35の各取付穴88とに亘って挿入された固定部材を取り外し、補助部材36を本体部材35に対して上方へと引き抜く。この結果、開口部71が開口し、本体部材35の開口部71の後方の剛性弱部84が上下方向に容易に変形するようになる。
そして、作業者は、この剛性弱部84を掴んで本体部材35の長手方向の一端部を塑性変形させるように上方へと屈曲させることで(図1の想像線及び図2)、カバー取付部33の長手方向の一端部が係合受部29から抜き取られる。この後、この抜き取られた部分を基点として本体部材35を長手方向の他端部へと順次上方に屈曲させることで、カバー取付部33が長手方向の他端部に向けて係合受部29から連続的にファスナ状に抜き取られ、カウルトップカバー16(本体部材35)が車体10から取り外される。
このように、本実施の形態によれば、カバー本体部30の長手方向の一端部から長手方向に沿って設けたカバー取付部33を、フロントガラス14の前縁部に配置された係合受部29にこのフロントガラス面と交差する下方向に挿入係合することで、カウルトップカバー16を車体10に対して容易に取り付けできる。また、カバー本体部30の長手方向の一端部に設けた剛性弱部84によりカバー取付部33を係合受部29への反挿入方向である上方に離反させるように変形容易とすることで、この変形によってカバー取付部33をカバー本体部30の長手方向の一端部で係合受部29から容易に取り外すことができる。そこで、カバー取付部33のうち、カバー本体部30の長手方向の一端部で取り外された部分を起点として、カバー本体部30を長手方向の他端部へと徐々に上方に引き上げるように変形させることで、カバー取付部33をカバー本体部30の長手方向に沿って係合受部29から連続的に取り外すことができ、カウルトップカバー16を車体10から容易に取り外すことができる。
この結果、カウルトップカバー16を車体10に対して容易に着脱できる。
また、カバー本体部30を分割する本体部材35に、山状部42を長手方向の一端部で切り欠いた開口部71を設けたので、この開口部71に取り付けられる補助部材36を開口部71に対して取り外すことで本体部材35の開口部71の近傍の位置を変形容易な剛性弱部84とすることができるため、この剛性弱部84によって、本体部材35のカバー取付部33を係合受部29への反挿入方向である上方に離反させるように変形容易とすることができ、カバー取付部33を係合受部29に対してより容易に取り外しできて、カウルトップカバー16を車体10からより容易に取り外しできる。
特に、厚さ方向である上方に突出する山状部42はカバー本体部30の剛性を向上させるので、この山状部42をカバー本体部30の長手方向の一端部で切り欠いて開口部71を形成することで、カバー本体部30の長手方向の一端部の位置から補強用の山状部42をなくすことができる。したがって、開口部71から補助部材36を取り外すことで剛性弱部84を容易に構成できる。
さらに、開口部71の側方に隣接して一方のワイパーピボット穴部46を配置しているので、剛性弱部84の剛性がより低下してより変形しやすくなり、この剛性弱部84の位置で、本体部材35のカバー取付部33を係合受部29への反挿入方向である上方に離反させるように変形容易とすることができ、カバー取付部33を係合受部29に対してより容易に取り外しできて、カウルトップカバー16を車体10からより容易に取り外しできる。
次に、第2の実施の形態を図6を参照して説明する。なお、上記第1の実施の形態と同様の構成及び作用については、同一符号を付してその説明を省略する。
この第2の実施の形態は、本体部材35の開口部71が主体部31の長手方向の端部に長手方向に沿って長穴状(スリット状)に切り欠き形成され、補助部材36がこの開口部71に対して着脱可能となっているものである。
すなわち、開口部71は、山状部42の横壁部52の後壁部67の下端部近傍、すなわち平板部41と連続する位置近傍に沿って、カバー本体部30の長手方向に沿って形成されている。
また、補助部材36は、開口部71に嵌合する長手状に形成され山状部42の横壁部52の後壁部67の下端部近傍を構成する副後壁部である補助部材本体107と、この補助部材本体107の長手方向の両側部に沿ってそれぞれ設けられた断面コ字状の保持受部108とを一体に備えている。そして、これら保持受部108が開口部71の前後の縁部に係止されることで補助部材36が開口部71を閉塞して本体部材35に取付固定される。
そして、この場合にも、開口部71から補助部材36を取り外すことにより、この開口部71の後部の平板部41の長手方向の一端部が細長い板状の剛性弱部84となるので、この剛性弱部84によって、本体部材35のカバー取付部33を係合受部29への反挿入方向である上方に離反させるように変形容易とすることができ、カバー取付部33を係合受部29に対してより容易に取り外しできて、カウルトップカバー16を車体10からより容易に取り外しできるなど、上記の第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
なお、上記の各実施の形態において、補助部材36は、本体部材35よりも軟質の、例えばゴムなどの可撓性を有し容易に塑性変形可能な合成樹脂などの部材により形成してもよい。この場合には、補助部材36を本体部材35の開口部71に取り付けたままでもカバー本体部30の長手方向の一端部の開口部71の後方を剛性弱部84とすることができ、この剛性弱部84によって、カバー取付部33を係合受部29の反挿入方向である上方に離反するようにカバー本体部30を塑性変形させることができるので、上記の各実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。すなわち、補助部材36により開口部71の近傍の位置に剛性弱部84を容易に構成できる。したがって、この場合には、補助部材36は開口部71に対して着脱可能でなくてもよく、本体部材35に係止突出部91などを設けずに省略して補助部材36を本体部材35に対して接着などにより固定してもよい。
また、カバー本体部30は、2つの分割部材により分割したが、開口部71を有してカバー取付部33と山状部42の残りの部分の少なくとも一部とを構成する分割部材と、開口部71に取り付けられることで少なくとも山状部42の一部を構成する分割部材とを少なくとも含めば、3つ以上の分割部材により分割してもよい。
さらに、上記の各実施の形態の本体部材35は、略車幅方向に亘ってカウル部15を覆う1枚の長尺で略板状としたが、これに限られず、例えば図7に示す第3の実施の形態のように、略車幅方向の長さの半分長とした左右2枚など複数の本体部材35a,35aに分割して形成してもよい。この場合には、例えば互いに隣接する本体部材35a,35aの突合わせ部分の少なくともいずれか一方、本実施の形態ではそれぞれ切り欠いた切欠部109,109を設けて、これら切欠部109,109が本体部材35a,35aを互いに突合わせたときに開口部71を形成するようにすることで、この開口部71に補助部材36を着脱自在に取り付けるようにしてもよい。
そして、カウルトップカバー16の取り外しの際には、補助部材36を開口部71から取り外し、取り外し容易となった例えば切欠部109を設けた本体部材35a(本実施の形態ではいずれの本体部材35aでもよい)を取り外すことで、カウル部15の約半分が開口することとなり、この開口した部分から他方の本体部材35aに手を掛けて持ち上げることで、他方の本体部材35aを取り外すことができる。すなわち、長尺のカウルトップカバー16を取り外す際に、その長手寸法の半分ずつ(長手寸法を複数分割した分ずつ)を取り外すことが可能となり、取り外しの作業性が良好になる。
また、上記の第3の実施の形態において、開口部71は、本体部材35a,35aの左右少なくともいずれかの端部(フェンダーパネル側)に設けてもよい。
さらに、上記の各実施の形態において、カウルトップカバー16は、車体10の前部以外の部分に設け、例えば、ウインドシールドとしてのリアガラスとリアのトランクフードとの間などに配置することもできる。
本発明は、例えば、自動車のフロントガラスとボンネットフードとの間に配置されるカウルトップカバーに適用できる。
14 ウインドシールドとしてのフロントガラス
16 カウルトップカバー
29 係合受部
30 カバー本体部
33 係合部としてのカバー取付部
35 一の分割部材としての本体部材
36 他の分割部材としての補助部材
42 突出部としての山状部
71 開口部
84 剛性弱部

Claims (4)

  1. 車幅方向を長手方向としてウインドシールドの縁部に配置されるカバー本体部を備えたカウルトップカバーであって、
    前記カバー本体部は、
    長手方向の一端部から長手方向に沿って配置され前記ウインドシールドの縁部に配置された係合受部にこのウインドシールド面と交差する方向に挿入されて係合される係合部と、
    長手方向の一端部に設けられ、前記係合部を前記係合受部への反挿入方向に離反させるように変形容易な剛性弱部とを備えた
    ことを特徴とするカウルトップカバー。
  2. カバー本体部は、少なくとも長手方向の一端部にて係合部の近傍に設けられ上方に突出する突出部を備えて複数の分割部材に分割され、
    一の前記分割部材は、少なくとも前記突出部を長手方向の一端部で切り欠いて形成された開口部を有し、前記係合部と前記突出部の残りの部分の少なくとも一部とを構成し、
    他の前記分割部材は、前記開口部に取り付けられることで少なくとも前記突出部の一部を構成する
    ことを特徴とする請求項1記載のカウルトップカバー。
  3. 他の分割部材は、一の分割部材の開口部に対して着脱可能である
    ことを特徴とする請求項2記載のカウルトップカバー。
  4. 他の分割部材は、一の分割部材よりも軟質の部材により形成されている
    ことを特徴とする請求項2または3記載のカウルトップカバー。
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