JP2015050724A - 高機能電話機 - Google Patents

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Abstract

【課題】迷惑電話対策のため、自動的に迷惑電話かどうかを判定し、判定された後は、その迷惑電話をかけてきた電話番号からの着信を拒否する。【解決手段】電話会話の内容を、発呼者、着呼者の各々の会話時間の不自然さ、会話内容から通常電話や迷惑電話で交換される言葉を音声認識し、迷惑電話かどうか判定する。判定が不明の時は、より高度な音声認識機能をもつセンタへ会話内容を送信し、判定を依頼する。【選択図】 図2

Description

本発明は、迷惑電話対策と新しいファクス機能を有す高機能電話機に関すものである。
振り込め詐欺や悪徳的セールスのために一般家庭に容赦なくかかってくる迷惑電話を受けないようにするための技術は、特許文献1にみるように迷惑電話を拒否する拒否ボタンを設け、その情報を管理サーバーに送信し、管理サーバではデータベース化して迷惑電話番号を管理する方法や、特許文献2にあるように多くの迷惑電話は、発呼側では自動音声アナウンスで一方的に話を始めるという特性に着目し、それが検知された時は、着呼を許可しないよう接続制御する技術が開示されているが、迷惑電話は自動音声アナウンスとは限らず、根本的な対策にはならない。
また、近年の電話機にはファックス機能が付加されているものが多く、それがため、電話機にスキャナやプリンタが付加され、電話機が、そのぶん、大型化されている。
特開2012−109842 特開2010−124509
本発明の目的は、電話機に迷惑電話拒否のための操作ボタンを必要とせず、どのような会話形態でも迷惑電話と判定できるようにする高機能電話機を提供することにある。またファックス機能付き電話機のスキャナ、プリンタ機能(読み取り、印字機能)を、一般家庭で普及しているパソコンとともに所有するスキャナ付プリンタを使用することで、電話機の小型化が図れるようにすることである。
本発明においては、以下のようにすることで発明の目的を達成している。
1.着信した電話の内容はすべて自動的に録音するとともに、電話の内容を最初から最後まで、会話の流れや会話パターンを観察するとともに、迷惑電話にありがちな特有な言葉を認識し、迷惑電話と判定し、判定が不明なときは、会話内容を、コールセンタに自動送信し、コールセンタで、さらなる精査を行い、迷惑電話かどうかを判定する。迷惑電話と判定された時は,その電話機に、迷惑電話の番号からの電話は、以後着信しないように設定する。
2.電話機にWiFi無線機能を具備し、スキャナからWiFiでファックス送信原稿を読み込み、電話機のファックス通信機能を用いてファックス送信するとともに、電話機でファックス受信した内容はWiFi無線機能を用いてプリンタに転送し印字する。
このように本発明によれば、迷惑電話対策のために特別の操作を必要とすることなく、電話機が自動的に迷惑電話を受けなくなるようにできる。また、電話機を小型化、軽量化、省電力化ができる。
本発明の全体構成図である。 本発明の電話機の構成図である。 データメモリの内的論理構造を示す図である。 コールセンタの構成図である。 (a)、(b)は電話機とコールセンタとの間の通信信号の形式を示す図である。 (a)、(b)は電話会話の異なるパターン例を示す図である。 (a)、(b)は電話機のソフトウエア更新時のコールセンタと電話機間の通信信号の異なる信号形式を示す図である。
図1は、家庭内に、電話機1-1、パソコン1-2、プリンタ/スキャナ1-3が置かれ、それらが、WiFi無線で接続されるとともに、電話機1-1は、公衆電話網や公衆無線通信網などの公衆ネットワーク1-4を介して、コールセンタ1−5に接続されている模様を示す。コールセンタ1−5は、家庭内のパソコン1−2からインタネット網1−6を介してインタネット接続も可能である。コールセンタの運用形態としては、電話機メーカのコールセンタ(お客様相談窓口)や、消費者庁の苦情受付窓口あるいは警察庁の相談窓口があろうが、ここではその形態は問わず、コールセンタと書く。
図2は電話機の内部構成を示す。
NCU2−1は加入電話線等の公衆ネットワークとの接続を制御するネットワークコントロール回路、モデム2−2は、ファックス送受信や、電話の自動発呼のダイアル信号の生成、発信者番号通知信号(ナンバデスプレイ)受信のためのものである。通信制御部2−3は、ファックスの通信プロトコル制御、迷惑電話と思われる音声信号を、迷惑電話を発呼した電話番号とともにコールセンタ1−5へ送信したり、コールセンタ1−5から迷惑電話番号として送られてくる情報等の受信制御を行う。
送受話器2−5は一般にハンドセットとも呼ばれる電話会話のためのマイク、スピーカを有したもので、電話会話の内容は、会話内容解析部2−7で、会話内容のパターンを、後述する方法で解析し、迷惑電話かどうかが判断される。データメモリ2−4は電話会話の内容をすべて録音しておくメモリ、画像変換部2−8は、ファックス信号とスキャナプリンタ信号の形式を変換するもの、WiFi回路2−11はパソコン1−2やプリンタ/スキャナ1−3との情報転送をWiFI無線を介して行う回路である。電話帳管理部2−10は、会話内容解析部2−7で、この会話は迷惑電話と判定された時、その電話の発呼者の電話番号を管理する。また、コールセンタ1−5から、この電話番号は迷惑電話として報告される電話番号も合わせて管理する。電話帳管理部2−10は、迷惑電話と判定した電話番号の履歴(判断不明と判断したことも含む)を管理するもので、迷惑電話と断定された番号については、電話帳2−9にある電話帳リストの中からこの電話番号は着信拒否に設定する等の更新に利用される。電話帳管理部2−10にある履歴データは必要に応じて、プリンタ/スキャナ1−3に転送して印字する事もできる。発着呼制御部2−6は、着呼があった時、公衆ネットワーク1−4から伝送される発信者電話番号を識別し、電話帳2−9と比較し、着信拒否番号である時は、着呼を拒否したり、会話内容解析回路2−7で、この電話は迷惑電話と判断に迷うとき、コールセンタ1−5へ自動発呼し、通信制御部2−3で生成された、迷惑電話先の電話番号会話内容を送信する。
図3はデータメモリの論理的なメモリ構造を簡略化して示すもので、すべての会話をいったんは録音する会話履歴部と留守番電話録音部、ファックスデータ部よりなる。留守番電話部は、ここでは説明しないが、多くの留守番電話で録音される留守伝言、その消去は留守番電話を聞いた人の操作で行われる。
次に電話に着信があった時の一連の流れについて説明する。
着信があると通常のように電話機が鳴動し、送受話器2−5をとって会話する。
この時、会話内容はデータメモリ2−4で自動的に録音される。会話内容解析回路2−7では会話パタンを解析していて、会話終了後、迷惑電話でないと判定されれば、電話は何もなかったように終了し、録音された会話内容は、すぐ自動消去される。なお、すぐ消去したくなく、しばらく保存しておきたいときは、図示しないが電話機1−1の初期設定で、操作表示部2−13から、3日間保存とかの保存期間を設定しておけばよい。
会話内容解析部2−7で、会話終了後、この会話は、迷惑電話と判定された時は、その時の発呼先の電話番号は、迷惑電話番号として、電話帳管理部2−10で管理され、電話帳2−9を更新することで、その電話番号からの着信は以後拒否される。会話内容解析部2−7での解析結果が迷惑電話かどうか判断できない時は、会話内容が録音されているデータメモリ2−4から会話内容を再度聴きながら会話内容を再度解析する。この場合リアルタイムで解析する必要がないので、判りにくい個所は何度でも解析にチャレンジすることができる。それでも判定が不明な時は、発呼先の電話番号と日時情報と録音されている会話内容を、予め設定したコールセンタ1−5の電話番号に自動発呼する。この時発着呼制御部2−6が、コールセンタ1−5に発呼制御を行う。コールセンタ1−5に送信する信号の形式は、図5(a)に示すように、制御信号部、電話番号部、日時情報部、シリアル番号、会話内容部とよりなる。シリアル番号の送信は、迷惑電話かどうかの判定には不要であるが、後述するソフトウエアダウンロードのために必要な情報である。コールセンタへの送信が終了した時点で、その会話内容は保存の必要はないが、念のため1日くらいは保存していた方がよかろう。保存期間としてデフォルトを24時間として、自動消去される。さらに長い時間保存したいなら、前記した初期設定で保存期間を設定すればよい。
コールセンタ1−5では、受信した会話内容を精査し、迷惑電話と断定できる時は、そのことを、電話機に自動的に発呼して知らせる。その信号は、図5(b)の信号形式であり、会話内容は含まれる必要はない。
会話内容解析部2−7の動作について説明する。
一般的な電話会話は図6(a)に示すように,電話を受けると、着呼者は、a(XXでございます)で始まり、発呼者はb(私YYです)でお互いを確認したのち、c(お久しぶりですね。お元気でしたか?)の挨拶の後、
d(ところで ZZの件ですが、御都合の良い日は如何でしょうか?)の質問に、e(VV以外なら大丈夫です)、f(じゃあ何月何日の何時に伺います)、g(了解しました。お待ちしてます)、h(お忙しいところ恐れ入ります、当日はよろしくお願いします)、j(じゃあ、さようなら)というパターンで会話が進み、会話の最初と最後に挨拶を取交わしながら、会話内容としては、d、eのキャッチボールがあり、途中で特に着呼者から(ありがとうございます)の言葉が、入る場合が多い。
ところが、迷惑電話のパターンでは、図6(b)に示すように、着呼者がaで応答した後、即、一方的な長い説明k(XXですが、TTについて案内させていただきます。この商品は、画期的なもので・・・・と続く、この間着呼者が何かを言おう、m(その件なら結構です)としても、それは無視されさらに一方的な説明pが続く。ひととおりの長い説明の後、着呼者が質問qすると、さらに長い説明rがあり、嫌になって、s(電話を切ります。失礼だ)と一言言って電話が切られる。着呼者の感情次第では、一言もなく電話を切ることも多い。この会話においては通常の最初と最後の挨拶会話がなく、会話内容も発呼者方の長い会話が続く。このようなパターンで会話が終わると迷惑電話と推定される。
会話内容解析部2−7では、最初と最後の挨拶会話、会話中の、お互いのキャッチボールがあるかないかの会話シーケンス、発呼側の会話時間、着呼側の会話時間を測定しながら、会話途中での着呼者の「ありがとう」という言葉、さらに、会話終了時に交わされる言葉、「さようなら」や「よろしくお願いします」、「じゃあ、また」等の言葉を音声認識しながら監視していて、迷惑電話かどうかを判断する。会話パターンとして、会話のキャッチボールがあり、会話中の着呼者の「ありがとう」という言葉の回数、会話末尾に、「さようなら」「よろしく」、「じゃあまた」という言葉が認識された時は、迷惑電話ではないと判定される。会話パターンとして、発呼者側の会話時間が、着呼者に比べ4分の3以上等異常に長く、会話末尾の挨拶パターンがないときは迷惑電話と判定される。
また、振り込め詐欺的な電話は発呼者の会話の中に、「BB万円が今直ぐ必要」、「GG銀行に振り込んでください」「お金を受け取りに伺います」とかの言葉があり、着呼者の言葉としては「そうですか?」、「わかりました」「そうします」、「何時までですか?」の言葉が発せられるはずで、その種の言葉が認識出来たら迷惑電話と判定する。迷惑電話と判定された時は、操作表示部2−13(詳細は図示しないが、LCD、スクロールキー、決定キー等の操作ボタン、スピーカからなる)に、「この電話は迷惑電話と判定しました。OKですか」という表示がLCDに現れ、着呼側操作者が一定時間(たとえば60秒)以内に「NO」と操作しない限り、迷惑電話番号として電話帳2−9に登録され、以後の着信は拒否される。迷惑電話でも前記した振り込め詐欺と判断された時は、操作表示部2−13にその旨を表示するとともに、音声で、「振り込め詐欺です。気を付けてください」とアナウンスされ、着呼者の注意を喚起する。迷惑電話かどうかの判断が不明な時は、前記した方法で再度解析し、それでも不明な時は、コールセンタ1−5に連絡し、判断を仰ぐ。コールセンタへ連絡する方法としては前記した電話網を利用して行う方法のほかにインタネット経由で行う方法がある。図2のIP回路2−12は図5の信号形式をインタネットプロトコル信号として生成・復元する回路で、その出力・入力は、WiFi回路2−11から家庭内のパソコン1−2に送られる。パソコン1−2は、電話機1−1からの信号をコールセンタ1−5のメールアドレスに自動送信する。またコールセンタ1−5からの着信メール(送信した情報が迷惑電話かどうかの判定結果)を受け、電話機1−1にWiFi回路2−11を介して連絡する。コールセンタ1−5への連絡手段として、家庭内にインタネット環境があれば、電話による自動発呼でコールセンタに連絡するよりは、電話代負担という点ではインタネット網利用の方がよかろう。インタネット環境がないときは電話網を選択する。
コールセンタ1−5は第4図に示すように、通信回路4−3で、公衆ネットワーク1−4、あるいはインタネット網1−6からの信号を受け、会話部分の信号は、まず音声認識部4−1で解析が行われる。コールセンタの音声認識部4−1は電話機に実装されている音声認識機能(前記した電話会話末尾の典型的な会話パタン等を認識)より高度な認識機能をもつ。たとえば、着呼者が途中で発する会話、「嫌ですね」、「迷惑ですよ」、「同じ電話をもうしないでください」、「お断りします」等多くの言葉の認識が可能である。音声認識部4−1で、このような多種の言葉認識を行っても、この会話は迷惑電話だと判断が困難な時は、人による解析部4−2で、会話内容を人が直接聴き、迷惑電話かどうかを判断する。判定結果送信部4−4は、迷惑電話と判定された時は、図5bの信号形式で、迷惑電話の発呼先電話番号とともに、その番号は迷惑電話である事を伝える。コールセンタ1−5で処理される迷惑電話判定の作業のすべては履歴管理部4−5に記録管理される。
なお、電話機単独、またはコールセンタでの迷惑電話の判断で、この電話番号は迷惑電話と判定され、以後の着信は拒否するように自動設定されるが、人によっては、迷惑電話でないと思ったり、迷惑電話でも、着信はOKしたいと思う時もある。そのため、操作表示部2−13で、電話帳2−9を操作し、選択された電話番号に対し迷惑電話としての設定を解除することができる。
以上の説明において、コールセンタ1−5の音声認識機能は、電話機が所有する音声認識機能により、キーワード(言葉辞書)をより多く所有するなど高度な機能を実装しているが、コールセンタと同様に高度な音声認識機能を電話機に搭載することも可能であり、それは電話機の計算能力(コンピュータパワーやメモリ容量)次第である。コールセンタへの電話料金が気になる人は、高度な音声認識機能を電話機に搭載することが望ましく、インタネット接続時など電話料金を気にされないなら、軽度の音声認識機能を搭載するか、あるいは、電話機には迷惑電話の判定機能を搭載せず、すべての電話会話を会話終了後、コールセンタに送り、迷惑電話かどうかの判定をコールセンタに任せる方法も採れよう。この場合図2の、会話内容解析部2−7は不要となる。また、パソコン1−2に、コールセンタと同等の高度な迷惑電話認識のためのソフトウエアを搭載すれば、パソコンでコールセンタの音声認識部と同等の認識能力を持つことも可能である。
なお、着呼者自身が、会話をしながら、自己の独断で、その場で、操作表示部2−13で迷惑電話と設定してもよい。また、コールセンタ1−5の音声認識部4−1は、振り込め詐欺等迷惑電話の発呼者からの言葉が時代とともに変化することにも対応できるようにしている。たとえば、「お母さん。俺、助けて」であった時代から「鞄を電車に置き忘れたが、中には会社の金が入っていた」、最近では、「警察が見張っているので、犯人逮捕のために、お金を渡してください」などの例があるが、随時、音声認識部4−1の言語辞書は更新されている。音声認識部4−1で判断できなかった会話を人が判断するため、音声認識機能の性能の弱点も人が随時知ることができ、認識できなかった言葉(弱点)を知ることで、音声認識部の能力改善、つまり言語辞書の更新を随時行うことができ、コールセンタ1−5の迷惑電話判定機能は最高品質のものとなっていく。コールセンタ1−5の音声認識部4−1には、言葉が入力されるだけで言語辞書が拡大されるようにしているので、人による解析部4−2の解析結果から、人は、認識できなかった新しい言葉を入力するだけで最高品質のものが作られていく。
この更新されていく音声認識機能は、必要なら、電話機1−1へソフトウエアとしてダウンロードすることも可能である。もちろん、パソコンのソフトウエア更新のように、電話機1−1のメモリ容量や処理能力については予め調査は必要である。この調査は電話機1−1のシリアル番号を基本情報として活用すればよい。電話機1−1は迷惑電話かどうかをコールセンタ1−5へ判定依頼する時シリアル番号を送信しているので、コールセンタ1−5は電話機1−1の最新の電話番号と対応したシリアル番号リストを履歴管理部4−5で所有管理している。この場合のコールセンタ1−5と、電話機1−1間の信号形式を図7に示す。図7(a)は、コールセンタ1−5から更新されたソフトウエアを送信する信号、図7(b)は、ソフトウエアの受信結果がOKかNGかを返答する信号である。NGが返答されて来たら、再度送信する。再度送信してもNGが返答されるときは、電話により電話機所有者と会話することで、更新を続行するかどうかを判断する。
次に、ファクシミリの送受信について説明する。
送信の場合は、原稿を、プリンタ/スキャナ1−3にセットし、プリンタ/スキャナ1−3にあるスキャンボタン(図示せず)を押すと、スキャンされた信号は、プリンタ/スキャナ1−3に内蔵のWiFi回路(図示せず)から、電話機1−1のWiFi回路2−11へ送られる。この信号形式は一般にはJPEGなどのパソコンで使われる信号形式であり、ファックス送信のための信号形式(MH信号等)と異なるため、画像変換部2−8で、ファクシミリの信号形式に変換され、その信号はいったんデータメモリ2−4のFAXデータ部に蓄積される。電話機1−1のダイアル操作(図示せず)で、送信先の電話番号を入力すると、データメモリ2−4のファックス信号が通信制御部2−3で、ファクシミリプロトコルにしたがって、送信される。ファクシミリプロトコルやMHなどの信号形式は、国際規格であるITU勧告で周知であるため、ここでは説明を省略する。
ファックス受信の場合は、受信信号はデータメモリ2−4のFAXデータ部に蓄積され、画像変換部2−8でプリンタの信号形式に変換され、WiFi回路2−11から、プリンタ/スキャナ1−3へ送信され印字される。ファクシミリの信号形式は、ITU勧告では、MH、MRとかの各種の形式が定められているが、ここでは、デフォルトであるMH信号のみに限定しておけば、画像変換部2−8の負担は軽くなる。図3のメモリ構成で示すFAXデータは、読取データはFAX送信終了後、受信データは印字終了後に自動消去される。
本発明の迷惑電話対策の付随的な効果として、前記したように、コールセンタ1−5では音声認識部4−2で判断できなかったときは、人が判断していて、判断できなかった言葉を言語辞書に追加している。このことによって、音声認識部の機能向上が、実際にある電話会話の生のデータを利用して行われているため、本発明は、最高の品質で、実用性の高い音声認識機能の開発に貢献できる。
家庭用電話機は、ファックス機能、留守番電話機能を搭載したものが定番となっているが、本発明による新しい電話機商品は、新世代の電話機として新たなブームを作れるものであり、電話機市場が活性化する。また、振り込め詐欺、好ましくないセースル勧誘を拒否することができ、犯罪防止のみならず電話機利用者の不快感を消滅することができる。
1−1 電話機
1−2 パソコン
1−3 スキャナ/プリンタ
1−4 公衆ネットワーク
1−5 コールセンタ
1−6 インタネット網
2−1 NCU
2−2 モデム
2−3 通信制御部
2−4 データメモリ
2−5 送受話器
2−6 発着呼制御部
2−7 会話内容解析部
2−8 画像変換部
2−9 電話帳
2−10 電話帳管理部
2−11 WiFi回路
2−12 IP回路
2−13 操作表示部
4−1 音声認識部
4−2 人による解析部
4−3 通信回路
4−4 判定結果送信部
4−5 履歴管理部

Claims (3)

  1. 電話会話の会話内容を、会話終了後、発呼者の会話時間、着呼者の会話時 間を計測するとともに、会話中の特有な言葉を認識し、前記計測結果と言葉認識結果に基づいて迷惑電話かどうかを判定し、判定された電話の発呼者による以後の着信を自動的に拒否することを特徴とした高機能電話機。
  2. 請求項1において、判定が不明な時は、コールセンタに発呼者の電話番号とともに会話内容を送信し、コールセンタでは、電話会話全体の中から迷惑電話にありがちな多数の言葉例と比較し音声認識しながら、迷惑電話かどうかを判定し、判定結果を電話機に伝え、迷惑電話の発呼者による以後の着信を自動的に拒否できるよう電話機を設定することを特徴とした高機能電話機。
  3. WiFi通信機能、ファクシミリ画像への変換回路、ファクシミリ通信制御機能を具備し、ファクシミリ印字と原稿読取に、WiFI接続されたプリンタスキャナを利用し、ファクシミリ通信を可能とした高機能電話機。
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