JP2015050259A - 半導体素子搭載用基板およびそれを備えた半導体装置 - Google Patents

半導体素子搭載用基板およびそれを備えた半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 放熱性を向上させるとともに絶縁基体にクラック等が発生するのを抑制することができる半導体搭載用基板を提供する。【解決手段】 一方の主面に半導体素子6の搭載部2aを有する絶縁基体2と、絶縁基体2内に埋め込まれて表面が絶縁基体2の一方の主面に露出しており、搭載部2aに重なるとともに互いに対向するように設けられた、半導体素子6の電極6aに接続される板状体の一対の接続電極3と、接続電極3に接続される外部接続端子5とを備えており、一対の接続電極3は、絶縁基体2内で側面3aが互いに対向しており、側面3a間の間隔が、一方の主面側よりも他方の主面側の方が大きくなるように設けられている。【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、発光ダイオード等の半導体素子を搭載するための半導体素子搭載用基板およびそれを備えた半導体装置等に関するものである。
従来、発光ダイオード等の半導体素子を搭載するための半導体素子搭載用基板は、例えば、半導体素子の搭載部を有する絶縁基体と、絶縁基体の上面の中央部に設けられており、半導体素子の電極に電気的に接続される一対の接続電極と、一対の接続電極に電気的に接続されており、搭載部から下面に導出された一対の配線導体等から構成されている。このような半導体素子搭載用基板としては、例えば、特許文献1に開示されたものがある。
特開2012−59921号公報
しかしながら、上記構成とした場合には、半導体素子搭載用基板の放熱性を向上させるために、絶縁基体の上面に設けられた金属材料からなる接続電極の厚みを厚くすると、半導体素子搭載用基板の放熱性は向上するが、接続電極の熱膨張が大きくなるので、絶縁基体または接続電極上に搭載された半導体素子が熱衝撃等で破壊されやすくなるという問題点があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、半導体素子に電気的に接続される一対の接続電極を絶縁基体内に埋め込むことによって、放熱性を向上させるとともに絶縁基体にクラック等が発生するのを抑制することができる半導体素子搭載用基板およびそれを備えた半導体装置を提供することにある。
本発明の一態様に係る半導体素子搭載用基板は、一方の主面に半導体素子の搭載部を有する絶縁基体と、前記絶縁基体内に埋め込まれて表面が前記絶縁基体の前記一方の主面に露出しており、平面視で前記搭載部に重なるとともに互いに対向するように設けられた、前記半導体素子の電極に電気的に接続される板状体の一対の接続電極と、該接続電極に電気的に接続される外部接続端子とを備えており、前記一対の接続電極は、前記絶縁基体内で側面が互いに対向しており、該側面間の間隔が、前記一方の主面側よりも前記他方の主面側の方が大きくなるように設けられていることを特徴とするものである。
また、本発明の一態様に係る半導体装置は、本発明に係る半導体素子搭載用基板と、該半導体素子搭載用基板に搭載された半導体素子とを備えていることを特徴とするものである。
本発明の半導体素子搭載用基板によれば、半導体素子に電気的に接続される一対の接続電極を絶縁基体内に埋め込むことによって、放熱性を向上させるとともに絶縁基体にクラック等が発生するのを抑制することができる。
(a)は、本発明の実施形態に係る半導体装置の平面図、(b)は、(a)に示す半導体装置のA−Aにおける断面図、(c)は、(b)に示す半導体装置において符号Bで示された接続電極が対向している領域の拡大図である。 (a)は、本発の他の実施形態の半導体装置の断面図、(b)は(a)に示す半導体装置において符号Cで示された接続電極が対向している領域の拡大図である。 (a)および(b)は、本発明の他の実施形態の半導体装置の接続電極が対向している領域の拡大図である。 (a)および(b)は、本発明の実施形態に係る半導体装置の接続電極の配置状態を説明するための平面図である。
以下、本発明の実施形態に係る半導体素子用搭載基板およびそれを備えた半導体装置について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明で用いられる図は模式的なものであり、図面上の寸法比率等は現実のものとは必ずしも一致していない。また、半導体装置は、説明の便宜上、直交座標系XYZを定義するとともに、Z方向の正側を上方として、上面(表面)もしくは下面の語を用いるものとする。
また、実施形態等の説明において、既に説明した構成と同一若しくは類似する構成については、同一の符号を付して説明を省略することがある。
本発明の実施の形態に係る半導体素子搭載用基板1および半導体装置10について、図1および図4を参照しながら以下に説明する。なお、半導体装置10は、半導体素子搭載用基板1の絶縁基体2の搭載部2aに半導体素子6が搭載されたものである。また、半導体素子は、例えば、発光素子であり、発光ダイオードまたは半導体レーザー等である。
実施の形態1に係る半導体素子搭載用基板1は、図1に示すような構成を備えている。半導体素子搭載用基板1は、一方の主面2bに半導体素子6の搭載部2aを有する絶縁基体2と、絶縁基体2内に埋め込まれて表面が絶縁基体2の一方の主面2bに露出しており、平面視で搭載部2aに重なるとともに互いに対向するように設けられた、半導体素子6の電極6aに電気的に接続される板状体の一対の接続電極3と、接続電極3に電気的に接続される外部接続端子5とを備えており、一対の接続電極3は、搭載部2aの下側に位置する絶縁基体2内で側面3aが互いに対向しており、側面3a間の間隔が、一方の主面2b側よりも他方の主面2c側の方が大きくなるように設けられている。
また、図1では、内部配線4が絶縁基体2の内部に設けられており、一対の接続電極3にそれぞれ電気的に接続されている。そして、外部接続端子5は、絶縁基体2の他方の主面2c側に設けられており、内部配線4に電気的に接続されている。
絶縁基体2は、図1(a)に示すように、板状体であり、平面視において矩形状の形状を有しており、一方の主面2b(表面)側の中央部に半導体素子6を搭載するための搭載部2aを有している。半導体素子6の搭載部2aは、絶縁基体2の一方の主面2b(上面)の中央部を含んでいる。また、絶縁基体2の形状は、特に、矩形状には限らず、円形状等であってもよい。なお、搭載部2aは、大きさが半導体素子6を平面視で見た場合の半導体素子6大きさと同じである。したがって、図1(a)に示すように、搭載部2aおよび半導体素子6の大きさは同じになる。また、絶縁基体2の大きさは、一辺の長さが、例えば、2(mm)〜4(mm)であり、また、厚みが、例えば、0.3(mm)〜0.5(mm)である。
また、絶縁基体2は、半導体素子6を搭載部2aに搭載して半導体装置を作製するためのものであり、絶縁材料からなる。絶縁基体2は、例えば、ガラスセラミック焼結体、酸
化アルミニウム質焼結体、ムライト質焼結体または窒化アルミニウム質焼結体等のセラミック材料である。例えば、高出力(大電流)の半導体素子6を絶縁基体2に搭載する場合には、絶縁基体2は、低熱膨張性および高放熱性を有する絶縁材料を用いることが好ましい。
絶縁基体2は、図1に示すように、一対の接続電極3が一方の主面2b側に埋め込まれており、この一対の接続電極3は絶縁基体2内で互いに対向するように設けられている。一対の接続電極3は、平面視で四角形状を有しており、図1(a)に示すように、短手方向の長さXが、例えば、0.8(mm)〜1.9(mm)であり、また、長手方向の長さYが、例えば、1.8(mm)〜3.8(mm)である。
一対の接続電極3は、図1(a)に示すように、長手方向(Y方向)に沿って互いに対向するように間隔L1でもって離間して設けられている。このように、一対の接続電極3は、間隔L1を介して互いに対向するように設けられており、間隔L1は、例えば、50(μm)〜100(μm)である。なお、間隔L1は、図1に示すように、平面視での絶縁基体2の一方の主面2bにおける一対の接続電極3間の間隔を示している。
接続電極3は、図1(a)では、平面視での形状が四角形状であるが、これに限らず、例えば、円形状または楕円形状であってもよい。また、接続電極3は、半導体素子6の電極6aに対向して設けられており、バンプ7を介して半導体素子6の電極6aに電気的に接合される。バンプ7は、例えば、AuまたはAuSn等からなり、リフローはんだ工法や超音波フリップチップ工法等を用いて半導体素子6と接続電極3とに接続される。なお、接続電極3は、半導体素子6の形状または寸法に応じて、あるいは放熱性を考慮して適宜、形状および寸法が設定される。
また、一対の接続電極3は、四角形状からなる板状体の形状を有しており、絶縁基体2内に埋め込まれており、表面が絶縁基体2の一方の主面2bから露出するように設けられている。このように、一対の接続電極3は、表面が絶縁基体2の表面と略同一の水平面となるように一方の主面から露出するように絶縁基体2内に設けられている。また、一対の接続電極3は、平面視で一部が搭載部2aに重なるように設けられており、その重なり領域でバンプ7を介して半導体素子6の電極6aにそれぞれ電気的に接続される。
このように、一対の接続電極3は絶縁基体2内に埋め込まれており、絶縁基体2は厚みが接続電極3の分だけ薄くなり、熱抵抗を低減することができるので、半導体素子搭載用基板1は、放熱性を向上させることができる。
接続電極3は、銅、銀またはアルミニウム等の金属材料からなる。また、接続電極3が銅または銅を主成分とする金属材料からなる場合には、主成分が銅であり、接続電極3は、銅の電気抵抗が低いので、電気抵抗を低く抑えることができる。また、接続電極3は、半導体素子6との接合のために、表面に、例えば、ニッケル層および金層からなる表面層が設けられる。
また、一対の接続電極3は、平面視において大きさが半導体素子6の搭載部2aの大きさよりも大きくなるように設けられている。すなわち、接続電極3は、平面視において面積が搭載部2aと接続電極3との重なり領域の面積よりも大きくなるように設けられている。平面視において、搭載部2aと接続電極3との重なり領域の面積と接続電極3の面積との面積比は、半導体素子搭載用基板1の放熱性を向上させるために、搭載部2aと接続電極3との重なり領域の面積を1とした場合に、例えば、1:2〜9にすることが好ましい。
半導体素子6は、図1(a)に示すように、搭載部2aが絶縁基体2の中央部に設けられることによって、一対の接続電極3の中央部に搭載されることになり、これによって、半導体素子搭載用基板1は、半導体素子6で生じた熱が一対の接続電極3の両方から絶縁基体2を経由して外部に効率よく放熱されるので、放熱性を向上させることができる。例えば、接続電極3が銅等の金属材料からなり、絶縁基体2が酸化アルミニウム等からなる場合には、接続電極3は絶縁基体2に対して熱抵抗が小さいので、半導体素子6で生じた熱は、接続電極3のXY面に拡がった後に、絶縁基体2に伝わり絶縁基体2の下面2c側から放熱されることになる。
また、接続電極3の厚みは、例えば、0.05(mm)〜0.2(mm)にすることが好ましい。これによって、半導体搭載用基板1は、接続電極3が絶縁基体2の他方の主面2c(下面)側に近づくことになり、半導体素子6で生じた熱を絶縁基体2の他方の主面2c(下面)側から効果的に放熱させることができるので、放熱性が向上する。
絶縁基体2の熱抵抗と接続電極3の熱抵抗との差が大きいほど、接続電極3は、放熱性に対して厚みの効果が大きくなり、厚みを厚くすると放熱性が向上するので、例えば、絶縁基体2の熱抵抗と接続電極3の熱抵抗との熱抵抗の差が大きい場合には、接続電極3の厚みを厚くすることによって、半導体素子搭載用基板1は、放熱性を向上させることができる。
また、絶縁基体2は、図1(b)に示すように、内部配線4と外部接続端子5とがそれぞれ設けられている。内部配線4は、絶縁基体2の内部に設けられるものであり、一対の接続電極3に電気的にそれぞれ接続されている。また、外部接続端子5は、絶縁基体2の他方の主面2c(下面)側に設けられるものであり、内部配線4に電気的に接続されている。また、内部配線4は、絶縁基体2を貫通して設けられるものであり、絶縁基体2の上下面側に位置する接続電極3と外部接続電極5とを電気的に接続するための導電路である。
内部配線4は、例えば、平面視で直径が、例えば、30(μm)〜200(μm)の円形状であり、絶縁基板2の内部に円柱状に設けられている。内部配線4は、例えば、銅、銀、タングステンまたはモリブデン等の金属材料からなり、特に、内部配線4が銅または銀である場合には、銅または銀の電気抵抗が低いので、内部配線4における電気抵抗を低く抑えることができる。
外部接続端子5は、例えば、銅、銀またはモリブデン等の金属材料からなり、銅または銅を主成分とする金属材料からなる場合には、主成分が銅であり、銅の電気抵抗が低いので、外部接続端子5の電気抵抗を低く抑えることができる。なお、外部接続端子5は、絶縁基体2の他方の主面2c上に設けられているが、これに限らず、例えば、絶縁基体2内に埋め込まれるように設けられていてもよい。
また、半導体素子搭載用基板1は、絶縁基体2の他方の主面2c(下面)側に半導体素子6に駆動電流または電気信号等を与えるための外部回路基板(図示せず)が設けられ、外部接続端子5はこの外部回路基板に電気的に接続される。
また、半導体素子搭載用基板1は、外部接続端子5を絶縁基体2の側面に設けて、この外部接続端子5と接続電極3とが電気的に接続されている構成であってもよい。また、絶縁基体2の側面に凹部を設けて、この凹部内に外部接続端子5を設けて、この外部接続端子5が接続電極3に電気的に接続されていてもよい。
半導体素子用搭載基板1では、図1(b)および図1(c)に示すように、一対の接続
電極3が、絶縁基体2内で側面3aが互いに離間して対向するように設けられている。そして、一対の接続電極3の側面3a間の間隔は、図1に示すように、絶縁基体2の一方の主面2b側よりも他方の主面2c側の方が大きくなるように設けられており、図1においては、一対の接続電極3の側面3a間の間隔は、一方の主面2b側が間隔L1であり、一方の主面2b側から他方の主面2c側に向かって漸次直線的に拡がるように設けられている。
すなわち、一対の接続電極3は、側面3a間の間隔が一方の主面2bよりも他方の主面2cの方が大きくなるような形状になっており、図1に示すように、接続電極3の短手方向の長さXが絶縁基体2の厚み方向で他方の主面2cに向かって漸次小さくなるように、側面3aが一方の主面2bに対して傾くように設けられている。したがって、図1(b)において、Y方向から接続電極3を見た場合には、断面視において接続電極3は、逆台形状の形状を有している。また、接続電極3が平面視で円形状または楕円形状の場合には、接続電極3は断面視において逆円錐台形状または逆楕円錐台形状である。
また、半導体素子搭載用基板1では、図1(c)に示すように、一対の接続電極3は、側面3aが互いに対向している領域が半導体素子6の電極6a間の下方の領域に位置するように設けられている。このように、一対の接続電極3は、対向領域が半導体素子6の電極6a間の下方の領域に位置するように設けられることによって、半導体素子搭載用基板1は、半導体素子6で熱が生じた場合には、一対の接続電極3の対向領域を中心にして両側に対称的に、すなわち、均等に絶縁基体2を介して放熱が行われやすくなり、半導体素子6の熱によって生じる応力を低減することができる。
したがって、半導体素子搭載用基板1は、半導体素子6に加わる応力が低減されるとともに、一対の接続電極3の変形の度合が同じになりやすく、すなわち、一対の接続電極3は変形量が同じになりやすくなる。このように、半導体装置10は、接続電極3の変形の度合いが同じになりやすいので、一対の接続電極3から半導体素子6に対して、均等の応力がかかり局所的な応力がかかりにくくなり、半導体素子6の破損、あるいは、接続電極3とバンプ7または電極6aとの接続不良等が抑制される。
このように、側面3aの間隔は、図1(c)に示すように、一方の主面側では、例えば、間隔L1が、50(μm)〜100(μm)であり、他方の主面側では、例えば、間隔L2が、100(μm)〜200(μm)である。そして、接続電極3は、上面と下面との間において側面3a間の間隔が間隔L1〜間隔L2の間になるように設けられている。また、図1(c)に示すように、側面3aは、角度αが大きくなると、側面3aの面積が大きくなり、側面3aにかかる応力を低減することができる。側面3aの角度αは、例えば、120(°)〜150(°)である。また、側面3aの角度αは、一対の接続電極3において互いに同じ角度で設けられていても、互いに異なる角度で設けられていてもよい。
半導体素子搭載用基板において、かりに絶縁基体内で一対の接続電極の側面間の間隔が厚み方向で同じに間隔になるように設けられている場合には、接続電極は下側の角部がほぼ直角の形状になるので、接続電極の熱膨張によって角部の領域で絶縁基体内にクラック等が発生しやくなる。これは、接続電極の下側の角部の領域では、横方向(X方向またはY方向)および縦方向(Z方向)からの応力が加わりやすく、そのために応力が高くなりやすく、絶縁基体内にクラック等が発生しやすくなることによる。
しかしながら、実施の形態に係る半導体素子搭載用基板1では、一対の接続電極3は、絶縁基体2内に埋め込まれており、絶縁基体2内で側面3aが互いに対向して設けられている。そして、半導体素子搭載用基板1は、この一対の接続電極の側面3a間の間隔が、
一方の主面側よりも他方の主面側の方が大きくなるように設けられており、接続電極3の熱膨張が絶縁基体2よって抑制されるので、接続電極3の下側の絶縁基体2の領域においてクラック等の発生が抑制されるとともに、接続電極3が絶縁基体2に埋め込まれているので放熱性をより向上させることができる。
すなわち、一対の接続電極3は、下側の側面3a間の間隔が大きくなるように絶縁基体2内に設けられているので、半導体素子搭載用基板1は、一対の接続電極3の下側の側面3aの領域において、対向する接続電極3の間に位置する絶縁基体2の占める割合が大きくなることで接続電極3の熱膨張を効果的に抑制することができる。
したがって、半導体搭載用基板1は、クラック等の発生しやすい領域での接続電極3の熱膨張が抑制されるので、絶縁基体2内にクラック等が発生しにくくなるとともに、放熱性を向上させることができる。
例えば、一対の接続電極3が微細化パターンとして絶縁基体2に設けられる場合には、一対の接続電極3の側面3a間の間隔が狭くなり、一対の接続電極3の側面3a間に位置する絶縁基体2が薄くなるため、絶縁基体2の占める割合が小さくなり、絶縁基体2と接続電極3との熱膨張差によってクラック等が生じるやすくなる。
しかしながら、このように、一対の接続電極3の側面3a間の間隔が狭くなっても、側面3a間の間隔を一方の主面側よりも他方の主面側の方が大きくなるように設けることによって、接続電極3の熱膨張が絶縁基体2よって抑制されるので、接続電極3の下側の領域におけるクラック等の発生が抑制されるとともに、接続電極3が絶縁基体2に埋め込まれているので放熱性を向上させることができる。
また、図1(b)では、一対の接続電極3は、内側に位置する側面3aだけでなく、外側に位置する側面3bも一方の主面2bに対して傾くように設けることができる。このように、一対の接続電極3は、外側の側面3bを一方の主面2bに対して傾くように設けることで、側面3bの面積が大きくなり、側面3bにかかる応力が抑制されるので、側面3bと絶縁基体2の側面との距離を短くすることができる。これによって、一対の接続電極3は、面積を広くすることができるので、絶縁基体2の放熱性をさらに向上させることができる。
また、接続電極3は、短手方向の長さXと同様に長手方向の長さYが絶縁基体2の厚み方向で他方の主面2cに向かって漸次小さくなるように側面が一方の主面2bに対して傾くように設けられていてもよい。
また、半導体素子搭載用基板1は、図2に示すように、側面3a間の間隔が一方の主面2b側から他方の主面2c側に向かって漸次拡がるように、側面3Aが曲面を有するような形状であってもよい。このような構成にすることによって、接続電極3は、側面3Aの下側が曲面を有しているので、側面3aの下側の領域に応力が集中しにくい構造、すなわち、下側の領域で応力が分散されやすい構造にすることができる。
したがって、接続電極3Aは、側面3aが曲面形状を有しており、接続電極3の熱膨張によって発生する応力がさらに集中しにくくなるので、半導体素子搭載用基板1は、絶縁基体2内でのクラック等の発生をさらに抑制することができる。また、接続電極3は、側面3aの下側の領域で応力が集中しないようにするために、側面3aの曲面部分の曲率半径Rを、例えば、0.025(mm)〜0.1(mm)にすることが好ましい。
また、半導体素子搭載用基板1は、接続電極3Bが、図3(a)に示すように、側面3
aに凹凸部を有するような形状であってもよい。
半導体素子搭載用基板1では、接続電極3が絶縁基体2内に埋め込まれているので、絶族電極3は、横方向(X方向またはY方向)の熱膨張が抑制されるが、縦方向(Z方向)の熱膨張が生じやすくなる。
しかしながら、接続電極3Bは、側面3aに凹凸部を有しているので、この凹凸部によって接続電極3が拘束されることになり、半導体素子搭載用基板1は、接続電極3の縦方向(Z方向)の熱膨張が抑制される。
このように、接続電極3の縦方向の熱膨張が抑制されることによって、接続電極3と半導体素子6との接合部は、熱膨張による上下方向(Z方向)の変動が抑制されるので、半導体素子搭載用基板1は、半導体素子6にかかる応力を低減することができる。これによって、半導体装置10は、半導体素子6の破壊等が抑制される。
また、半導体素子搭載用基板1では、接続電極3Cは、図3(b)に示すように、側面3a間の間隔が絶縁基体2の一方の主面側よりも他方の主面側の方が大きくなるように設けられるとともに、側面3aの中央部の側面3a間の間隔が一方主面側よりも小さくなるように設けられていてもよい。
したがって、図3(b)に示すように、一対の接続電極3Cは、中央部の側面3a間の間隔X1が、X1<L1<L2の関係になるように絶縁基体2内に対向するように設けられている。このように、一対の接続電極3Cは、中央部の側面3a間の間隔X1が狭くなるように設けられているので、この一対の接続電極3の中央部の領域で接続電極3の縦方向の熱膨張を抑制することができる。
このように、接続電極3Cは、縦方向(Z方向)の熱膨張が中央部の側面3a間の間隔X1の領域で抑制されているので、間隔L1を小さくすることができる。また、接続電極3Cは、間隔L1を小さくすることによって、微細配線化が可能となり、さらに、接続電極3Cの面積を拡げることができるので、放熱性を向上させることができる。
また、半導体素子搭載用基板1では、図4(a)に示すように、接続電極3は、四隅の領域Rにおいて熱膨張による応力が大きくなりやすい。これは、接続電極3は、平面視で長方形状を有しており、特に、対角方向が中心からの距離が遠くなるので、熱膨張による伸び量が大きくなることによる。なお、領域Rは、図4(a)および図4(b)において、一点鎖線で囲まれた領域である。
半導体素子搭載用基板10Aでは、図4(b)に示すように、一対の接続電極3Dは、平面視において接続電極3Dの長手方向(Y方向)の両端部の一部がそれぞれ絶縁基体2の縁部まで延在されており、この延在部が絶縁基体2の側面から露出している。すなわち、接続電極3Dの長手方向(Y方向)の両端部の一部は、接続電極3Dの短手方向(X方向)に延在しており、絶縁基体2の側面から露出している。
このように、領域Rの横方向の接続電極3Dの一部が絶縁基体2の縁部まで延在するように設けられており、接続電極3Dは、この延在部が絶縁基体2の側面から露出しているので、領域Rの横方向の応力を開放することで領域Rの応力を低減することができる。したがって、半導体素子搭載用基板10Aは、領域Rにおけるクラック等の発生をさらに抑制することができる。
また、接続電極3、3A、3Bおよび3Cにおいても、接続電極3の長手方向(Y方向
)の両端部の一部がそれぞれ絶縁基体2の縁部まで延在していてもよい。すなわち、接続電極Dと同様な構成は、接続電極3、3A、3Bおよび3Cにおいても適用可能である。
ここで、半導体素子搭載用基板1の製造方法についての一例を説明する。
絶縁基体2は、主成分が酸化アルミニウム(Al)である酸化アルミニウム質焼結体からなる場合には、Alの粉末に焼結助材としてシリカ(SiO),マグネシア(MgO)またはカルシア(CaO)等の粉末を添加し、さらに適当なバインダー、溶剤および可塑剤を添加し、次に、これらの混合物を混錬してスラリー状となす。その後、従来周知のドクターブレード法またはカレンダーロール法等の成形方法を用いてのセラミックグリーンシートを得る。その後、セラミックグリーンシートを切断加工や打ち抜き加工により適当な形状とするとともにこれを複数枚積層し、最後にこの積層されたセラミックグリーンシートを還元雰囲気中において約1300(℃)〜1600(℃)の温度で焼成することによって製作される。
例えば、絶縁基体2の内部に内部配線4を形成する場合には、セラミックグリーンシート(以下、第1のセラミックグリーンシートという)に、内部配線4用の貫通孔を形成して、貫通孔に内部配線4用の金属ペーストを充填する。また、絶縁基体2の下面に外部接続端子5を形成する場合には、スクリーン印刷法等の厚膜法を用いて、内部配線4用の金属ペーストが充填された第1のセラミックグリーンシートの下面に外部接続端子5用の金属ペーストを所定のパターンとなるように塗布する。
また、絶縁基体2に接続電極3を形成する場合には、セラミックグリーンシート(以下、第2のセラミックグリーンシートという)に打ち抜き金型等を用いた孔加工方法により枠部を有する枠状体を形成する。なお、接続電極3は、枠状体の枠部の内部(開口部)に形成されることによって絶縁基体2内に埋め込まれることになる。
そして、第1のセラミックグリーンシートと第2のセラミックグリーンシートとを積層して積層体を形成した後、接続電極3の側面3aまたは側面3bが所定の形状となるように、第1のセラミックグリーンシートの枠部に金型等を用いて押し当てて成形加工を行ない、その後積層体を焼成する。そして、積層体の開口部に電解めっき用の下地層となるチタン等の金属材料を蒸着して、このチタン層等上に銅めっき処理を行なって、接続電極3となる銅を絶縁基体2内に埋め込むように設ける。このようにして、接続電極3は絶縁基体2内に設けられることになる。また、半導体素子6との接合のため、接続電極3の銅に、ニッケルめっき、金めっき等を順次行なって表面層を形成する。
本発明は、上述した実施の形態に特に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変更および改良が可能である。
1 半導体素子搭載用基板
2 絶縁基体
2a 搭載部
3 接続電極
3a、3b 側面
4 内部配線
5 外部接続端子
6 半導体素子
6a 電極
7 バンプ
10、10A 半導体装置

Claims (5)

  1. 一方の主面に半導体素子の搭載部を有する絶縁基体と、
    前記絶縁基体内に埋め込まれて表面が前記絶縁基体の前記一方の主面に露出しており、平面視で前記搭載部に重なるとともに互いに対向するように設けられた、前記半導体素子の電極に電気的に接続される板状体の一対の接続電極と、
    該接続電極に電気的に接続される外部接続端子とを備えており、
    前記一対の接続電極は、前記絶縁基体内で側面が互いに対向しており、該側面間の間隔が、前記一方の主面側よりも前記他方の主面側の方が大きくなるように設けられていることを特徴とする半導体素子搭載用基板。
  2. 前記側面間の間隔が、前記一方の主面側から前記他方の主面側に向かって漸次拡がっていることを特徴とする請求項1に記載の半導体素子搭載用基板。
  3. 前記側面は曲面を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体素子搭載用基板。
  4. 前記側面は凹凸部を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の半導体素子搭載用基板。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の半導体素子搭載用基板と、
    該半導体素子搭載用基板に搭載された半導体素子とを備えていることを特徴とする半導体装置。


























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