JP2015049999A - 冷却装置及び電源装置 - Google Patents
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Abstract
Description
このような構成によれば、流路の圧力損失が大きいか否かが、回転速度指令値と電動ファンの回転速度を計測する回転速度センサからの回転速度との差に基づいて判断できるようになる。一般に電動ファンは、流路の圧力損失が大きくなると、送風量が減少するため仕事量が減って消費電力、すなわち電流が減る。つまり、流路の圧力損失が大きいとき、電動ファンは少ない電力で回転することができるため、過電流保護機能を有する電動ファンでは過電流保護機能が作動することとなる回転速度が高い値にシフトすることとなる。流路の圧力損失は、吸気フィルタが目詰まりなどしていると大きくなる傾向にあることから、その大きさが基準値より大きいことに基づいて冷却性能が低下していることを検出することが簡単にできる。
このような構成によれば、駆動用電力の電圧値は一定であることから保護回転速度が一定となる。つまり、計測する回転速度と保護回転速度との比較が容易になる。
図1に示すように、本実施形態の電源装置は、電気自動車もしくはハイブリッド自動車の動力源もしくは補助動力源となる電動モータに電力を供給する電源装置として用いられる。電源装置は、金属材料などにより形成された収容ケース10を備えている。収容ケース10は、その内部に、電力を充放電する電池スタックを構成する複数の電池モジュール11と、複数の電池モジュール11を空冷するための冷却装置を構成する電動ファン15と、電動ファン15による冷却能力を制御する冷却装置を構成する電子制御装置(ECU)20とを備えている。
回転速度センサ26は、モータ22の回転速度を計測する。回転速度センサ26は、例えば、ロータリーエンコーダやレゾルバなどである。なお、回転速度センサ26は、モータ22の回転速度を得ることができる公知の方法であれば、いずれの方法によって回転速度を計測してもよい。
図2では、グラフ30に気体の流路の圧力損失が基準値であるときの回転速度指令値Rcに対する電流Imが示され、グラフ31に気体の流路の圧力損失が基準値よりも大きいときの回転速度指令値Rcに対する電流Imが示されている。気体の流路の圧力損失が基準値であるとき電流制限機能が作動する回転速度(保護回転速度RL)である回転速度SL以下においては、電動ファン15は、回転速度指令値Rcが上昇することに伴って回転速度が上昇されるためモータ駆動部21から出力される電流Imも増加する。しかしながら、グラフ30に示す気体の流路の圧力損失が基準値であるときの回転速度指令値Rcに対する電流増加率に比べて、グラフ31に示す気体の流路の圧力損失が基準値より大きいときの回転速度指令値Rcに対する電流増加率の方が低い。このため、気体の流路の圧力損失が基準値より大きいとき、回転速度指令値Rcが回転速度SLになっても電流Imが電流制限値ILに到達しないため、電動ファン15の回転速度は回転速度指令値Rcの上昇に応じてさらに上昇することができる。つまり計測回転速度Raも上昇することとなる。一方、気体の流路の圧力損失が基準値であるとき、電流制限値ILに到達した後は電流制限機能が作動することで電流Imが持続されるため、モータ22の計測回転速度Raも回転速度SL、つまり保護回転速度RLに維持されることとなり、たとえ回転速度指令値Rcが上昇しても計測回転速度Raは上昇しない状態となる。
図3では、グラフ40に電流制限機能が作動したときの回転速度指令値Rcと計測回転速度Raとの関係を示し、グラフ41に電流制限機能が未作動のときの回転速度指令値Rcと計測回転速度Raとの関係を示している。つまり、電動ファン15は、気体の流路の圧力損失が基準値のとき、及び基準値より大きいときも、回転速度指令値Rcが測定される回転速度と同じ値となる保護回転速度RL以下の範囲では、回転速度指令値Rcの上昇に応じてモータ22の回転速度を増加させるため計測回転速度Raが増加する。しかしながら、気体の流路の圧力損失が基準値のとき、計測回転速度Raが保護回転速度RLになった時点で電流Imが電流制限値ILに到達するため電流Imの増加が制限され、グラフ40に示すように、回転速度指令値Rcが回転速度SL以上に上昇しても計測回転速度Raは保護回転速度RLに維持される。一方、グラフ41に示すように、気体の流路の圧力損失が基準値よりも大きいとき、計測回転速度Raが保護回転速度RLになった時点でも電流Imは電流制限値ILに未達であるため電流Imの増加は制限されず、その後、回転速度指令値Rcが回転速度SL以上に上昇することに対応して計測回転速度Raも保護回転速度RL以上に上昇する。
気体の流路の圧力損失が基準値である場合、モータ駆動部21が出力する電流Imは、回転速度指令値Rcが上昇することに伴って増加し、モータ22の計測回転速度Raも上昇する。そして、電流Imが電流制限値ILに到達した後、回転速度指令値Rcが上昇しても電流Imは電流制限値ILに維持されるためモータ22の計測回転速度Raは上昇しない。このときのモータ22の計測回転速度Raは回転速度SLに維持される。このように、モータ駆動部21が供給する電流Imは、回転速度指令値Rcが回転速度SL以下であれば回転速度指令値Rcの増減に応じて増減するものの、回転速度SLを越える範囲であれば回転速度指令値Rcの変化にかかわらず電流制限値ILに維持される。つまり計測回転速度Raが一定になる。
冷却能力の低下を検出する処理は、必要に応じて行うことができる。例えば、電源装置が起動されたときや、終了するときや、回転速度指令値Rcを回転速度SLよりも高い回転速度とするときや、電池の温度が高いときや、定期的などのタイミングで実行することができる。上記タイミングのうち、電源装置が起動されたときとしては、ECU20の起動時が挙げられ、トラブルの発生などを予防することができるようになる。また、ECU20の起動時に電動ファン15が高い回転速度で回転することで、流路、例えば電池周辺に滞留している空気が攪拌されるようになる。また、上記タイミングのうち、電源装置が終了するときとしては、ECU20の終了時が挙げられ、メンテナンスなどの対応が容易になる。また、ECU20の終了時に電動ファン15が高い回転速度で回転することで、終了時における電池の冷却を促進することができる。さらに、上記タイミングのうち、回転速度指令値Rcを回転速度SLよりも高い回転速度とするときであれば、電源装置の冷却能力の低下を電池使用時において容易に行うことができる。
(1)流路の圧力損失が大きいか否かが、回転速度指令値Rcと電動ファン15の回転速度を計測する回転速度センサ26からの計測回転速度Raとの差に基づいて判断できるようになる。一般に電動ファン15は、流路の圧力損失が大きくなると、送風量が減少するため仕事量が減って消費電力、すなわち電流Imが減る。つまり、流路の圧力損失が大きいとき、電動ファン15は少ない電力で回転することができるため、過電流保護機能を有する電動ファン15で過電流保護機能が作動することとなる回転速度が高い値にシフトすることとなる。流路の圧力損失は、吸気フィルタ17が目詰まりなどしていると大きくなる傾向にあることから、その大きさが基準値より大きいことに基づいて冷却性能が低下していることを検出することが簡単にできる。
(その他の実施形態)
なお上記実施形態は、以下の態様で実施することもできる。
Claims (4)
- 駆動用電力により駆動され過電流保護機能を有する電動ファンと、前記電動ファンへ回転速度指令値を与える制御装置と、前記電動ファンにより流通される気体が流れる流路とを備え、前記流路を流れる気体により電池を冷却させる冷却装置であって、
前記電動ファンの実際の回転速度を計測して前記制御装置へ出力する回転速度センサを備え、
前記制御装置は、前記流路の圧力損失が基準値を超えたとき前記電動ファンの過電流保護機能が作動する回転速度である保護回転速度を、前記駆動用電力の電圧値に応じて記憶する記憶部を備え、前記制御装置が前記保護回転速度よりも高い回転速度指令値を前記電動ファンに与えたとき、前記回転速度センサから出力される回転速度と前記保護回転速度との差に基づいて前記流路の圧力損失が基準値よりも大きいか否かを判断する
ことを特徴とする冷却装置。 - 前記駆動用電力は定電圧である
請求項1に記載の冷却装置。 - 前記制御装置は、前記回転速度センサから出力される回転速度と前記保護回転速度との差が判定用閾値よりも大きいことに基づいて前記流路の圧力損失が基準値よりも大きいと判断する
請求項1又は2に記載の冷却装置。 - 電池と該電池を冷却する冷却装置とを備える電源装置であって、
前記冷却装置として請求項1〜3のいずれか一項に記載の冷却装置を備える
ことを特徴とする電源装置。
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Family Applications (1)
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